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2012年1月24日

■気になるデザイン[72]「色」が決め手の二冊の本に魅せられて/津田淳子

東京はここ数日雪がちらついたりと、大寒を過ぎいよいよ寒さ本番。寒い季節も好きで、何度かこの時期、北海道の釧路湿原や屈斜路湖あたりに遊びにいって、明け方、露天風呂に入り、濡らしたタオルをブンブン振り回して「わーい、凍って棒みたいになったー!」と遊んだりもしております......。幼稚すぎてすみません。

今年も、毎週二冊、気になったブックデザインの書籍をご紹介していきたいと思います。

一冊目は『だから、僕らはこの働き方を選んだ』(馬場正尊、林厚見、吉里裕也著/ダイヤモンド社刊/1500円+税)装丁は尾原史和さん(SOUP DESIGN)、本文デザインは本庄浩剛さん(SOUP DESIGN)。
< http://www.diamond.co.jp/book/9784478015261.html >

書店でこの本を目にすると、微妙というと語弊があるが、ささやかな黄色のカバー、そしてそれとちょっと違う暖色系の黄色が、これまたささやかに再現された帯に、なんだか心惹かれて手に取ってしまう。

すると気づくのが、本の地や天部分、帯裏などから黄色い色が発光しているかのように見えること。慌ててカバーや帯を取ってみると、なるほど、これはカバー、帯の裏側に黄色が刷ってあり、それが紙が若干透けて表に色が見えているのだ。それも、カバー裏は蛍光イエロー、帯裏は暖色系の黄色を刷っているために、カバーと帯が少し違う色に見えていたのだ。

カバーを取った表紙も、そして見返しも蛍光イエローで刷られ、扉は帯と同じように、裏に暖色系の黄色が刷られている。

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■装飾山イバラ道[91]岩盤浴で読む地獄漫画/武田瑛夢

このところ寒いので岩盤浴が癒しの場だ。サウナならスポーツジムにあっても、岩盤浴となると日帰り温泉施設や岩盤浴専門のスパなどに行くことになる。私はサウナ&水風呂も大好きなオヤジ気質であるけれど、温度差の激しいのもせわしい感じに思うことがある。汗をシャワーで流して、拭いて、サウナマットを持ってと、やることも多いし。

その点、岩盤浴には水風呂の行程がないので、岩盤浴着という甚平みたいなウェアを着たまま移動して、マットを敷くだけでいい。最近は本の持ち込みOKのところもあるし、漫画喫茶並みに自由に読める漫画が置いてあるところもある。

正直、私は自分の本を温浴施設に持って行く気にはならない。なんやかんやで濡れるだろうし、あまり明るくもない施設内で読むには、普通の文字だけの本は向いていないように思う。やはり漫画が気楽なのだ。

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■おかだの光画部トーク[70]ついにゲット初ミラーレス一眼! SONY NEX-5N/おかだよういち

2週間前、今年一発目のデジクリで、今欲しいカメラとレンズについて記しました。そのカメラのほうが、この原稿を書いている今日届きました。レンズはまだ未入荷で、しばらく先になりそうです。

届いたばかりなので、箱から出して、電池充電して、ストラップ取り付けて、基本設定をしただけで、まだ一枚も写真を撮っていません。今回は購入に至るまでのことと、ファーストインプレッションについて書きます。

まずは購入動機から。この光画部トークでも何度も書いてますが、普段持ち歩くカメラがiPhone4だけになってしまいました。多くの場合、iPhoneで充分事足りてしまいます。

撮影してその場で加工、即公開・共有と、簡単なフローでできるカメラは他にありませんから、普段使いでiPhoneを上回るカメラになかなか出会えないのも無理はありません。

わたしだけでなく、きっと世界中の多くの人がそう感じているはずです。それはFlickrに日々アップされている写真で、一番多く使われているカメラがiPhoneというデータからもわかります。いつでもどこでもネットに繋がっているカメラならではの結果でしょう。
< http://www.flickr.com/cameras/ >

かと言って100%満足している訳ではなく、iPhoneでは物足りないシーンも時には遭遇します。例えば、セミナー会場のような暗い場所で後ろの席から登壇者を撮ろうとしたとき。iPhoneには光学ズームが付いていないので、デジタルズームでアップにすると画質が極端に落ちる。更に暗いのですごくノイズが目立ちます。

そのため、画像加工アプリでもっと荒く表現したりとか、無理やりな写真にして共有することがあります。そんな時は、望遠でそこそこ撮れるデジカメを持ってきてたらなぁと思います。

また、カメラ以外の用途でも常にiPhoneを使っていますから、電池の消耗も激しく、夜の懇親会の席ではもう殆どバッテリーが残っていない状態で、せっかくの楽しい写真が撮れないことも多いのです。

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[3190] 岩盤浴で読む地獄漫画のすすめ

《ボディの金額+1万円でレンズ2本付いてくる》

■気になるデザイン[72]
 「色」が決め手の二冊の本に魅せられて
 津田淳子

■装飾山イバラ道[91]
 岩盤浴で読む地獄漫画
 武田瑛夢

■おかだの光画部トーク[70]
 ついにゲット初ミラーレス一眼! SONY NEX-5N
 おかだよういち

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2012年1月23日

■明日もデザインで食べていこう![27]家電のインターフェイスを僕らWebデザイナーが作る未来/秋葉秀樹


●テレビ放送用のWeb標準規格言語

今日は、昨今Web技術が進歩しているなかで、僕たちデザイナーがどうやってこのような技術に理解を深めれば良いのか、について考えてみたいと思います。

PCブラウザから始まり、現在はスマートフォンや電子書籍がWebにつながる端末として一般的な世の中になりました。今年はテレビが来る、とみんな言ってます。要はWebにつながるテレビ。

実はあまり知られていないことですが、もう10年くらい前に「インターネットテレビ(あえてそう言います)」は発売されていますが、正直普及しているとはいいがたく、例え使っている人にとってはおそらくそのテレビはそのうち使いにくいもの、あるいは使えないものになっているかもしれません。

理由はいくつかありますが、大きな理由はいくらテレビ本体(ハード)が魅力的でも、放送用のデータをやりとりするフォーマットがWeb標準に存在しない当時は、独自のフォーマットに頼ることしか手段がない、といったところかと思われます。そうなると配信されるコンテンツも豊富になるとは思えません。

BML(社団法人電波産業会が策定した放送用のマークアップランゲージ「Broadcast Markup Language」の略)というものがあり、デジタル放送用に使われている言語ですが、世界に普及していません。

1999年に既に策定されているので、10年以上前の当時にはそういった標準規格があったようですが、世界とつながるWebだけに、日本独自とも言える規格ではせっかくのWebテレビもあまり魅力を感じられないといったところでしょう。

家電をWebにつなぐ、ということは、テレビに限らずこういった標準技術がしっかりしていないと、上で説明した通りまったく意味をなしませんし、ビジネスとして成功を収めるのも困難でしょう。

しかし、W3Cが徐々に家電用の標準規格策定に対する動きを見せています。これが策定され勧告されだすと、世界中のWebにつながるテレビは(というより家電メーカーは)一斉にそっちの標準規格を採用するといわれているので、世界中のコンテンツにアクセスしやすい環境が生まれるわけですね。

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■クリエイター手抜きプロジェクト[302]Adobe Illustrator CS3/CS4編 カラー見本を作成する(2)/古籏一浩

今回も前回と同じネタです。ただし、今回のスクリプトはIllustrator CS3/CS4で、なおかつCMYKカラーモード用になっています。Illustrator CS3/CS4とCS5では原点の位置が異なるため、そのまま実行すると用紙サイズからはみだしてしまうことがあります。ここらへんは、基準となる座標を調整することで対処しています。

実際のスクリプトは以下の通りです。使い方は同じですが、用意するタブ区切りデータは以下のようにCMYK、4つの値で構成されています。0〜100%範囲であれば整数値でも小数値でも構いません。

●タブ区切りデータ
0 50 100 0
0 90 70 0
0 0 100 0
0 70 20 0
70 10 0 0

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■ドラえもん占星術[02]ドラえもんの星座&特徴〜乙女座精神で「のび太を僕が何とかしなくちゃ!」/Ririco

こんにちは。占い師のRiricoです。

前回は占星術の基本的な説明をしましたが、今回から本題、「ドラえもんのキャラクターを占星術で見ていこう」を書いていきます。

まずは、このキャラクターがトップバッターでしょう!日本だけでなく、今や世界各国で愛されている

『ドラえもん』!

ドラえもんの誕生日は2112年9月3日生まれの乙女座。

ギリギリ乙女座の第2旬(9月3日〜9月13日)に入っており、この生まれの人は乙女座の支配星の水星に加えて土星の力を受けています。

水星の影響を受けている乙女座のドラえもんは、何をするにも非常に具体性があり、どんな問題が飛び込んできても、水星最大の特徴である、自分の中にある『知識』を使って解決できる(または解決しなければならないと思い、頑張る)手腕に富んでいます。

また、第2旬の土星の影響も受けているため、仕事は確実で(ドラえもんもたまにはミスをしますが、主にのび太の道具の使い方のミスの方が多い)周囲からのプレッシャーにも耐えるタイプです。

それと乙女座最大の特長は、完璧主義で「何とか人のために役立ちたい」と思うこと......これが、人のためでなく、自分のためだと何も出来なくなるから不思議です。

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[3189] 家電のインターフェイスをWebデザイナーが作る未来

《今年はテレビが来る》

■明日もデザインで食べていこう![27]
 家電のインターフェイスを僕らWebデザイナーが作る未来
 秋葉秀樹

■クリエイター手抜きプロジェクト[302]Adobe Illustrator CS3/CS4編
 カラー見本を作成する(2)
 古籏一浩

■ドラえもん占星術[02]
 ドラえもんの星座&特徴
 〜乙女座精神で「のび太を僕が何とかしなくちゃ!」
 Ririco

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2012年1月20日

■映画と夜と音楽と...[529]子役のけなげさが胸を打つ/十河 進

〈がめつい奴/くちづけ/娘・妻・母/女の座/乱れる/サザエさん/月光仮面 魔人(サタン)の爪/赤ひげ/警察日記/日本の黒い夏 冤罪/がんばれ!!タブチくん!!〉

●中山千夏さんの「蝶々にエノケン 私が出会った巨星たち」という本

先日、和田誠さんの「五・七・五交友録」を読み終え、今は中山千夏さんの「蝶々にエノケン 私が出会った巨星たち」という本を読んでいる。和田誠さんの「五・七・五交友録」には、当然、中山千夏さんも登場した。和田さんが自分の俳句とのかかわりの歴史を語り、俳句仲間のことを書いた本だ。中山千夏さんも和田さんの俳句の会のメンバーである。

以前に書いたことがあるけれど、僕は和田さんが俳句の会を開催している現場を覗き見たことがある。20年近く前のこと。六本木の料理屋だった。あれは、白鳥真太郎さんが博報堂写真部を辞めてフリーになり、初めての大がかりな写真展を六本木で開いたときだったと思う。そのオープニングパーティーの帰り、当時の上司に誘われて僕はその料理屋に入った。

隅のテーブルに上司と向かい合って腰掛け、まず一杯とビールグラスを空けた後、ふっと見渡すと奥の座敷に和田誠さんの顔が見えた。10人近くの人がいた。冨士眞奈美さんが目立った。中山千夏さんもいた。顔がわかったのはそれくらいの人だった。矢崎泰久さんもいたのかもしれない。「和田さんの俳句の会ですね」と、僕は上司に小声で言った。上司が座敷を振り返った。

かなり時間が経った頃、座敷からひとりの男性が席を立った。コートを着て、靴を履く。その男性を見て僕は瞬間的に立ち上がった。普段、そんなことはしないのだが、そのときは酔っていたこともあったのだろう。その男性は間違いなく渡辺武信さんであり、渡辺さんの顔が判別できる人間がそんなにいるとは思えないが、僕にはわかった。それほど渡辺さんの映画評論や詩や建築エッセイを読み込んでいたのだ。

「渡辺武信さんでいらっしゃいますね」と僕が声をかけると、渡辺さんは怪訝そうな顔をして「ええ」と答えた。「『日活アクションの華麗な世界』、キネ旬連載のときから愛読させていただいています。もちろん詩集も建築の本も...」と僕が言ったとき、奥の座敷から「何だ、何だ」という感じで全員がやってきた。渡辺さんが酔っぱらいにからまれていると思ったのだろう。

和田誠さんが先頭だった。その横で僕を睨んでいるのが中山千夏さんだった。「あっ、ハカセくんだ」とは思わなかった。僕は怯んでいた。一瞬、沈黙があった。渡辺さんが「僕の日活の本、読んでくれているって...」と説明をしてくれる。それでも和田さんと中山さんの目は警戒を解いていなかった。僕は名刺を出して和田さんに渡し、「先日はお世話になりました」と挨拶をした。

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■Otakuワールドへようこそ![145]未来が見える、パンツが見える/GrowHair

過去から現在までの流れを延長することで未来が予測できるのだとしたら、今から30年ぐらい経つと、女子高生はスカート穿かずにパンツ丸出しで歩いているに違いない。まあ、実際にはたぶんそうはならないわけで。

時代の空気の変化は、ある方向性の軸に沿って、なんらかの量(たとえばスカートの丈)が連続的に変わっていくというのではなく、短い期間に雪崩のように質的な転換が訪れるもののようである。難しく言えば、カタストロフィとか、パラダイムシフトとか。だから未来予測は難しい。現在までの流れの延長という方法論は、たいてい裏切られる。

長く生きてると、時代のこの質的変化を振り返って「変わったなぁ」としみじみと感慨に耽る楽しみにあずかれる。今の若者たちは、この時代の空気をあたりまえと思ってるかもしれないけど、割と最近までは全然違う空気が支配してたんだよなぁ、へへー、知らないだろ、やぁーい、みたいな。もっとも、同じことを親の世代もその親の世代も思ったに違いないわけだけど。そのあたりの世代は、私のまったく知らない第二次世界大戦というものを経験しているわけで。今の子供たちは『戦争を知らない子供たち』を知らない子供たち。

大阪万博の開かれた1970年は、「こんにちはー、こんにちはー」と祝祭ムードで明けた。「'70年という10年区切りでこれほどまで盛り上がってるんだから、2000年になったらきっともう大変な騒ぎになるよね」と人々は口々に言った。けど、2000年は静かに明けた。大方の予想の逆のことを言ってみると、案外当たるのかもしれない。

あるいは逆に、流れを滑稽なまでに極端なところまで延長してみるとか。星新一『テレビショー』(新潮文庫『ようこそ地球さん』に収録)が書かれたのは、今から約50年前、1961のことである。人類からなぜか急速に性欲が失われつつあり、このままでは滅亡かという危機に陥っている。これを危惧した政府は、決まった時間になったら児童を帰宅させ、政府提供の教育番組を見させることを義務づける。それは、ポルノ映像。けど、効果はなく、見た子供たちになんの変化の兆候もみられない、というもの。

私がこれを読んだのは'70年代、中学生のころだったと思うが、さすがにこれは無理があると思った。いかな社会を形成し、文明を築き、文化を培ってきた人類といえども、生物としての基本的な部分は他の動物とそんなに変わるものではなく、こういう部分は時代や環境によって変化したりしないのではないかな、と。今風の技術用語で言えば、OSやアプリケーションソフトウェアは差し替えたりバージョンアップできたりしても、ハードウェアの部分はそうそう変わったりしないだろう、と。

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[#3188] 子役のけなげさが胸を打つ

《平成ええじゃないか運動》

■映画と夜と音楽と...[529]
 子役のけなげさが胸を打つ
 十河 進

■Otakuワールドへようこそ![145]
 未来が見える、パンツが見える
 GrowHair

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2012年1月19日

■わが逃走[97]東京二十年前の巻/齋藤 浩

謹賀新年。

正月にサイタマの実家に帰ったら、着いた早々父から「今日は早く帰れ」と言われた。久々に息子が来ると母が疲れるからという理由だそうだが、そりゃ年相応にくたびれてきてはいるけど母はいたって元気であり、せっかく息子が帰ってきたのになんか他に言い方あるだろ? なんて思わなくもない。

まあそんなこんなで実家ライフはとっとと切り上げ、20時間後には事務所のある東京都世田谷区へ戻ってきたのでした。で、今日ご紹介するのは、そのときに発掘された昔のネガ(20〜30年前のもの)からスキャンした写真。大昔でもないけど、ちょっと前の東京の風景をご覧ください。

私がムサビの学生だった頃、「帝都物語」(荒俣宏)なる小説にハマりまして、その舞台となった帝都・東京の建築たちを記録しておきたい! と思い立ち、何度かカメラ片手にぶらついたことがあります。

ところが私が撮ると、それらの建築はことごとく解体されてしまうのです。それに気づいてからは、しばらく撮影を自粛していたのですが、結局その甲斐もなく、いわゆる名建築とされるものたちはただ四角いだけの味気ない建物に変貌してゆきました。

周りを見渡しても、社会状況も激変した21世紀の今に、敗戦直後に計画された道路拡張工事がスタートしたりと、やはり東京という土地は土建屋にやさしいスクラップ&ビルドの街であることは変わらないようです。

"保存ビジネス"でエラい人が私腹を肥やせる構造を作らない限り、この流れは止められないのでしょうか。文化のない街には経済も育たないと思うんだけどなあ。

おっと、新年早々考え込んじゃうのはいかんです。なつかしくも美しい、ちょっと前の東京をご紹介しましょう。

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■電網悠語:HTML5時代直前Web再考編[182]そうだ! 嬉しいんだ生きる喜び/三井英樹

ここ数週間、同じ歌が頭の中で響いている。アレンジは、マーチ風の時もあれば、オーケストラ風の時も、シャウトしたようなものまで様々。微妙にその時の気分を察して、心の中で楽器が選ばれるように思う。

   ♪そうだ! 嬉しいんだ生きる喜び
    たとえ胸の傷が痛んでも
    アンパンマンのマーチ/作詞:やなせたかし/作曲:三木たかし

息子達が小さい時によく一緒に見たアニメ。アンパンマン。以前から私の中では、ドラえもんより高評価(原作ではなくテレビ版の話だが)。某マルチメディアスクールで、講師を一瞬やった時には、教材的に使ったこともある。

ストーリーの組み立ても、キャラクターも、背景などの近景から遠景の使い方まで、限られた予算の中で大健闘している。何よりも安心して子供を任せられたのも大きい。幾つかの話は息子達よりも真剣に見ていたかもしれない。

それにしても、こんな形で再会するとは思わなかった。今回の出会いの発端は、毎日曜日に通う教会の牧師。作者やなせたかしがクリスチャンであることもあり、孫との共有財産でもあり、かなりのお気に入りで、何週かごとに歌い、これは讃美歌だと力説する。

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■境界線の歩き方[12]コスコレに行ってきた☆ダンマス3は家で見ていた/出渕亮一朗

「ダンマス3」ことニコニコ動画踊ってみたの祭典「Nico Nico D@nceMaster」の3回目が、2011年10月15日に六本木nicofarreにて行われた。これは絶対見たい! とチケット発売日に電話スタンバイ。が、発売開始時刻とともにかけた電話はつながらず...10分後、チケット完売のつぶやきがtwitterで流れ始めた。人気半端ないなと思いつつ、ダンマス3はニコニコ生放送を予約して見ることにした。

私はタイムシフトで見たのだが、リアルタイムで見ている人は映像を見ながら直接PCから打ち込んだコメントを会場に流すことができるのだ。nicofarreは正面左右の壁がすべてLEDの画面となっており、ここに映像を映すことができる。コメントは右⇒正面⇒左と壁を回って流れて行く。それをまた自宅のPCで見れるので、かなり参加している気分となる。

3回目のテーマは「実力で勝負じゃない、知名度で勝負じゃない、個性で勝負だ」ということで、「サラリーマン」「JK」「コスプレ」枠などいくつかのジャンルにエントリーして選考された人たちが出演している。出演順を自宅視聴者のアンケートで決めたりとか、かなりインタラクティブだ。

ある統計によると、ニコ動での踊ってみた人最多数のハッピーシンセサイザーの振り付け師、人気上昇中のめろちんや、笑顔でフリームーブのにゃんたろ、特別出演枠のDANCEROIDとか見どころはいっぱいあったが、クライマックスはラストの少し前に訪れた。

どこでもいそうなおじさんが、白い雨合羽みたいなものを着て一人で舞台に立った。曲はまさかのストロボナイツ。しかし動きはたどたどしく、まるで、雨の日の交通整理のお巡りさん。

だけど、あれ、なんか目から水が...、視聴者も同じように感じたのか、画面に、「あれ、なんか目から水か...」「感動...」といったコメントが流れ始めた。そして、「感動...」「感動...」「こんなに感動したストロボナイツは始めてみた」といったコメントで画面が埋め尽くされた。


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[3187] そうだ! 嬉しいんだ生きる喜び

《探してみてください。いや、探さないでください。》

■わが逃走[97]
 東京二十年前の巻
 齋藤 浩

■電網悠語:HTML5時代直前Web再考編[182]
 そうだ! 嬉しいんだ生きる喜び
 三井英樹

■境界線の歩き方[12]
 コスコレに行ってきた☆ダンマス3は家で見ていた
 出渕亮一朗

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