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2010年3月16日

■装飾山イバラ道[52]簡単で難しい名前/武田瑛夢

70代の母は昔の人ならではの言語感覚をしている。まずアルファベット3文字〜4文字の言葉を覚えるのが苦手だ。企業の名前のNTTやNECやKDDIというようなもの。KDDIは「ケーデーデーアイ」と発音し、メモを残すとしてもカタカナで書く。

そもそも新潟県人なので「イ」と「エ」の発音に区別がないのが、アルファベットの認識をさらに困難にさせているように思う。なのに私の名前はエイコなのが不思議だ(本名)。自分が区別できないエとイを選ぶなんて。今までずっとイエーコと呼ばれてきた気がする。

今年の春から古いマンションの部屋を、夫婦の倉庫兼仕事場にするので、インターネット環境を整えようと準備中だ。築年数のぶんだけマンション住民も高齢化しているようで、マンションの決め事を取り仕切る理事会も平均年齢がぐっと上がっている。

母も理事で毎回理事会に出席しているので、ネットのことを聞いてみたけれど、うちのマンションで接続可能な会社を調べるだけですごく時間がかかってしまった。

「インターネットはケーデーデーアイが50回線とエヌエイチケーが5回線だって」と言う。KDDIはいいとして、NHKはなんだろう。だんなさんと顔を見合せて「NTTではなくて?」と聞き返したけれど、絶対にエヌエイチケーだと頑なだった。やっぱりNTTだとわかるまであと数日を要した。

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■おかだの光画部トーク[31]Ev=Av+Tv/おかだよういち

絞りとシャッターの話を、数回にわたってしてきました。レンズから入ってくる光を「絞り」と「シャッター」ふたつの機構で調節して像を描く。絞りとシャッターは互いに鎖で繋がれた関係になっていて、バラバラに決めることはできません。

絞りを開けて光をたくさん取り込めば、シャッターを速くして光がセンサー(フィルム)に当たる時間を短くしないといけないですし、逆に絞りの穴を小さく絞り込んで光の量を少なくすれば、そのぶんシャッターを遅くして光を長い時間取り込まなくてはいけません。

もう一方のシャッターを中心に考えるとどうでしょう。速いシャッターだと一瞬しか光があたらないので、その分絞りを開けてたくさん光を取り込むことになります。逆にシャッターを長い時間開けておいた場合、その分絞りの穴を小さくして光を少なくする必要があります。

この「絞り(F値)」と「シャッター(シャッタースピード)」で光を調節して「露出」を決定することを、簡単な数字に置き換えて、露出量をわかりやすくしたものが今回のタイトルにある"Ev=Av+Tv"で表す「アペックスシステム」です。

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■イベント案内/早稲田大学知的財産拠点形成研究所シンポジウム「文と理 対峙から協働へ--文理融合型知的財産の活用方法を探る--」「文と理の狭間からの飛翔--デザインの本質と法的保

●文と理 対峙から協働へ--文理融合型知的財産の活用方法を探る--
日時:3月20日(土)13:00〜17:20
会場:早稲田大学早稲田キャンパス14号館201教室(新宿区西早稲田1-6-1)
参加費:無料、懇親会3,000円
申し込み:サイトより

青色発光ダイオードの発明者として著名な中村修二カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授に基調講演を頂くほか、「理」と「文」の研究者・実務家を代表する双方の方々に登壇して頂き、「文理融合型の知的財産活用方法」を探ろうとするものです。パネルディスカッションでは、実務の話題を議論するだけでなく、次世代を担う「人財」に向けた熱いメッセージも発信いたします。

◇日米で発明者・研究者として活動して
中村修二(カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授)
◇日米知財紛争事件を担当する弁護士の立場から
熊倉禎男(中村合同特許法律事務所弁護士)
◇産学協同による研究開発と実用化の事例
逢坂哲彌(早稲田大学理工学術院教授)
◇法学者の立場から
小泉直樹(慶應義塾大学大学院法務研究科教授)

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■イベント案内/関西芸術会議VOL.3「社会とアートのあり方」

関西を拠点に国内外で活躍する方々にお話いただく「関西芸術会議」。
今回は、哲学の思考を社会の現場につなげる「臨床哲学」に取り組んでいる大阪大学総長の鷲田清一氏と、関西出身で国内外において表現活動を行い世界的な評価を得ているやなぎみわ氏を招き、既存の枠組みを超えて私たちに疑問や驚きを与え、新たな世界観への視界を開けさせる「社会の中でのアート」の可能性についてお話いただきます。(サイトより)

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■セミナー案内/大阪大学CSCD公開講座「先端統合デザイン特論I」「メディア技法と表現リテラシー」「技術リスクコミュニケーション論」ほか

日時:2010年4月〜7月
参加費:9,200円(学期ごと)
申し込み:サイト参照。3/23必着
< http://cscd.osaka-u.ac.jp/activity/view/420 >

「先端統合デザイン特論I」
< http://cscd.osaka-u.ac.jp/education/2010/syllabus2010_17.pdf >
デザイナ、デザインディレクタに必要な、デザイン提案能力、デザインマネジメント能力を養うための基礎力として、デザイン基礎の講義、実践、演習を行う。数学、理学を背景に持つ工学と、人間中心アプローチを背景に持つデザイン論の統合としてのプロダクトデザイン方法論を論じる。
会場:大阪大学中之島センター(大阪市北区中之島4-3-53)
< http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php >

「メディア技法と表現リテラシー」
< http://cscd.osaka-u.ac.jp/education/2010/syllabus2010_21.pdf >
プレゼンテーションなどで求められる表現に関する基礎的な知識を身につけ、日頃の研究活動の成果発表の手助けとする。紙媒体から映像まで、幅広い範囲の「デザイン」の考え方を学び、その根底にある思想を吸収する。実際に身体を動かしながら、表現とは何かという根本問題を考察する。
会場:大阪大学豊中キャンパス(豊中市待兼山町1-16)、大阪大学吹田キャンパス(吹田市山田丘1-2)
< http://www.osaka-u.ac.jp/ja/access >

「技術リスクコミュニケーション論」
< http://cscd.osaka-u.ac.jp/education/2010/syllabus2010_04.pdf >
複雑な事象に直面したときに、リスク管理に係るより質の高い意思決定を行い、その意思決定の行使を阻害する組織的・社会的要因に対して適切な判断・行動をしリスク管理のための個人・組織・社会のコミュニケーションと協働を促進する仕組みの制度設計・運用ができるようになるための、"センス"を身に付けることが本講義の目標である。
会場:大阪大学中之島センター

■CLIP マイコミジャーナル/イベント・セミナー・展覧会情報

・デジハリ年間最大イベント、2009年度優秀作品発表会「DF2010」開催
< http://journal.mycom.co.jp/news/2010/03/15/040/index.html >

・デジハリ、2009年度の卒業制作展「DIGITAL HOLLYWOOD WORKS 2010」開催
< http://journal.mycom.co.jp/news/2010/03/15/036/index.html >

・フォトグラファー、アレックス・プレガーの写真展開催-RING CUBEにて
< http://journal.mycom.co.jp/news/2010/03/11/043/index.html >

・「ニッサン童話と絵本のグランプリ」大賞受賞作品発表
< http://journal.mycom.co.jp/news/2010/03/08/028/index.html >

・竹尾見本帖本店、スイス・タイポグラフィ後継者のポスターを展示
< http://journal.mycom.co.jp/news/2010/03/08/012/index.html >

・イラストレーター NA2MEと辺口芳典の作品を展示-PUBLIC/IMAGE.3Dにて
< http://journal.mycom.co.jp/news/2010/03/05/095/index.html >

・東京ミッドタウン・デザインハブ第21回企画展「日本のデザイン2010」開催
< http://journal.mycom.co.jp/news/2010/03/05/066/index.html >

・新人写真家の登竜門「写真新世紀」-作品受付を4月から開始
< http://journal.mycom.co.jp/news/2010/03/04/072/index.html >

・ケンイシイ×森本晃司トークセッション MUSIC×VISUAL〜90'sテクノの狂騒
< http://journal.mycom.co.jp/news/2010/03/04/048/index.html >

・67WS、Flashのモーションプログラミングにまつわるセミナーを開催
< http://journal.mycom.co.jp/news/2010/03/01/066/index.html >

・銀塩写真のプロジェクト「ゼラチンシルバーセッション」の写真展4月開催
< http://journal.mycom.co.jp/news/2010/02/24/063/index.html >

[2813] Ev=Av+Tv

《radiko.jp パソコンからラジオが聞ける》

■装飾山イバラ道[52]
 簡単で難しい名前
 武田瑛夢

■おかだの光画部トーク[31]
 Ev=Av+Tv
 おかだよういち

■イベント・セミナー案内
 早稲田大学知的財産拠点形成研究所シンポジウム
 関西芸術会議VOL.3「社会とアートのあり方」
 大阪大学CSCD公開講座

■CLIP マイコミジャーナル
 イベント・セミナー・展覧会情報

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2010年3月15日

■KNNエンパワーメントコラム 一緒に作るニュースの時代が始まる!ハジマル!/神田敏晶

KNN神田です

2010年4月1日(木)22:00から23:00まで、月から金、毎日Ustream.tvを活用したIT情報番組を開始!

2009年、世界中で「ツイッター」がブレイクする年となった。そして、2010年、もっとも熱く迎えられているのが「Ustream.tv」。実は、どちらも3年も前からある「枯れた技術」であった。

ツイッターは、より多くのユーザーが使うことによって「リアルタイムウェブ」という新しい体験を生み出し、ユーザーがジェネレートする力によって一層の進化を遂げてきた。ツイッター社の努力というよりも、APIを公開することによる新たな生態系がビジネスを構築してきた。そして、その進化するツイッターの力を最大限に活用したのがUstream.tv。

SocialStream機能を実装することによって、UstreamはTwitterやFacebookなどの外部メディアへ生放送を告知することができた。さらに、外部へのtweetstream は新たな視聴者をフォロワーを通じて獲得することが可能となった。それらのtweetによるstreamは、リアルタイムな身近な人のニュースとして、まったく新しいホットなメディアを生み出すプラットフォームとなりつつある。

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■クリエイター手抜きプロジェクト[234]Photoshop CS/CS2/CS3/CS4編 フォルダ内の画像を同サイズで配置する/古籏一浩

フォルダ内にある大量の写真のサムネールを一枚の画像で見たい、印刷したいと思うことがあります。SDカードなどに入っている画像一覧を、一枚のJPEG画像にしておけば便利なこともあります。

ということで、今回のスクリプトは、指定したサイズで現在表示されているドキュメントに画像を配置するものです。

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■子だくさんIT社長のFileMaker日記[06]FileMaker11登場&UstreamでFileMaker講座/茂田カツノリ

いやー、あいかわらずいろいろ動きの激しい日々を送っている茂田です。

先日はデジクリでも有名なヒマナイヌ川井さんのUstream企画「Radio La Bar」をみてたら(聴いてたら)、近所だったのでつい乱入させていただいた。また、フォーカルポイントコンピュータさんのTwitterフォロワー抽選会には、私の会社で開発中の抽選ソフトを利用していただいてるので、流れでそのUstream中継にも出演してたりして。

そして僕自身もUstream番組を配信し始めたので、以下でご紹介するのでぜひみてください。

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[2812] 一緒に作るニュースの時代が始まる!ハジマル!

《未来のメディアを作り上げる同志も募集なう!》

■KNNエンパワーメントコラム
 一緒に作るニュースの時代が始まる!ハジマル!
 神田敏晶

■クリエイター手抜きプロジェクト[234]Photoshop CS/CS2/CS3/CS4編
 フォルダ内の画像を同サイズで配置する
 古籏一浩

■子だくさんIT社長のFileMaker日記[06]
 FileMaker11登場&UstreamでFileMaker講座
 茂田カツノリ

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2010年3月12日

日刊デジクリ 誤発送のお詫び

読者のみなさまへ

いつもご愛読ありがとうございます。
デジタルクリエイターズです。

本日、操作ミスにより、
日刊デジタルクリエイターズとともに、
誤って姉妹誌をお送りしてしまいました。
お詫びいたします。

今後このようなことがないよう気をつけてまいります。
これからも日刊デジクリをよろしくお願いいたします。

編集部一同

■映画と夜と音楽と...[455]なんてったって...家族の絆/十河 進

〈センセイの鞄/雪に願うこと/転々/グーグーだって猫である/トウキョウソナタ〉

●アイドルだったキョンキョンは女優・小泉今日子になった

センセイの鞄 [DVD]川上弘美さんの「センセイの鞄」は、最近、谷口ジローさんが漫画化して話題になっている。その小説を初めて読んだのは、もうずいぶん前のことだ。読んでいるときにはヒロインの具体的なイメージは浮かばなかったけれど、その後WOWOWでドラマ化(2003年)されたときに小泉今日子が演じ、その記憶が僕の中で完全に定着した。あの小説を読み返したら、月子さんは小泉今日子の顔をして立ち上がってくるだろう。

「キョンキョン、うまくなったもんだなあ」というのが「センセイの鞄」を見たときの印象だった。昔で言えば「オールドミス」、最近の言い方だと「おひとり様」である、ひとりで自立して生きる女性が居酒屋で高校(だったと思う)のセンセイと再会し、淡い交流を重ねる中で次第に恋愛感情を募らせていく物語だ。

ところが、ある夜、突然、月子さんは「センセイに抱かれたい」と情熱的に思い立ち、センセイの家に押しかけ、積極的に迫る。相手役のセンセイが柄本明だということもあり、そのシーンはユーモラスに描かれていたが、キョンキョンにこんな役ができるようになったかと感慨深かった。

雪に願うこと プレミアム・エディション [DVD]「最近の小泉今日子はいいよ」と人に言い始めたのは、根岸吉太郎監督の「雪に願うこと」(2005年)を見た頃からだった。北海道のバンエイ競馬場の厩舎を舞台にした物語だ。東京で事業に失敗した弟(伊勢谷友介)は、厩舎長をつとめる兄(佐藤浩市)を頼って戻ってくる。

その厩舎の賄いのおばさんを小泉今日子が演じ、深い抒情感を漂わせた。こんな役を小泉今日子が...と驚いた。しかし、彼女が演じたからこそ、中年の賄い婦の背景に複雑な人生の重さのようなものを感じさせたのだ。佐藤浩市と小泉今日子は互いに好意を持っているのに、いろいろあった過去の重さが中年のふたりを簡単には結びつけない。

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■歌う田舎者[09]アタメ 私をしばって!/もみのこゆきと

わたくしこと、窓際事務員の所属する職場は全くもって変っている。連休が近付くと、あれをやれこれをやれと宿題なぞ出しやがり、遊ばせてなるものかと縛りつけるのだ。「わたしって、もしかして小学生だったっけ?」と鏡を見ると、お肌のたるみと小じわが「そんなわけねーだろ」とせせら笑う。

先日、出張の報告書には業務終了後の出来事まですべて詳細に書いて提出せよ!とのイミフな指令が下されたところであるが、「あいや待たれよ。これはまた笑止千万な所業」と異を唱えた同僚は粛清されかけた。ちなみに"イミフ"(意味不明)というのは最近覚えた単語なのであるが、ハマっ子の姪(小学生)が「えー、それってイミフ?!」と事あるごとに連呼していたので、小学生扱いのわたしもちょっと使ってみたかったのだ。

もとい、ブルーノート東京でジプシー・キングスの金癖が右であるか左であるか確認しようとしたことも、青森高校で匍匐前進していたことも(11/13掲載)、これから詳細に報告書に上げなければならないのだ。そりゃなんかおかしくねぇか? と言っても無駄な抵抗である。♪も〜っと〜もっと〜あ〜な〜たを〜も〜っと〜もっと〜知〜り〜たい〜(※1)というフレーズが、針飛びのするレコード盤のように繰り返されるばかりである。

ふっ.........アントニオ。あなたってほんとに縛るのが好きなのね。そんなにわたしのすべてを知りたいの? しかたのない人。

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■ところのほんとのところ[34]神様は[ところ]を散々翻弄する/所幸則 Tokoro Yukinori

ここ数年、[ところ]は作家としてピンチの連続だったと思うが、2008年になんとかそれを乗り切る手法を見つけた。時間軸を取り入れた新シリーズをスタートさせる事に成功した。そのあと、様々な人に作品を見せて少し自信をつけたけれど、世界的な評価を得るまではアートの世界じゃ通用しない。

そんな思いから、イタリアのZOOMの編集部にメールで新作を送りつつも、2008パリフォトで、EYEMAZING(オランダ発世界最高のフォトアートマガジン)の編集長に会い、その場で特集を依頼され、アニエスbのキュレターには早く個展をしたいわねと言われ、ZOOMの編集長からはイタリアで2009年の9月には個展しましょうよというメールももらった。だけど、その前後に起きたリーマンショックがアニエスbのみならず、世界を襲って、個展の話は頓挫した。

そして2009年の2月の末には、ミラーリングで完璧にしたはずのHDが4台入ったストレージボックスが読み取れなくなり、EYEMAZINGでの掲載すら危うくなった。その危機は回りの人達の献身的な努力で回避でき、EYEMAZINGの2009年6月号には無事載ったが、これまで6年間仲良くしていたZOOM社からは、ライバル誌で先に特集を決めた事が不快だったのだろうか、約束されていた特集も個展もなにも言ってこなくなった。

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