[0089] こうしてフリーで仕事をするようになった

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【日刊・デジタルクリエイターズ】 No.0089 1998/07/25発行
http://www.towers-inc.com/mag/daily/
情報提供・投稿はこちらまで mailto:magazine@towers-inc.com
登録・変更 http://www.towers-inc.com/mag/daily/regist.html
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●コラム「こうしてフリーで仕事をするようになった」/ 成 光雄
●コラム「金は天下の回り物、いつかはおいらもリッチマン」/ 桑島幸男

●本日のニュース
 ◎主要サイト情報
  Apple/ Microsoft/ Netscape/ SGI/ Macromedia/ Strata/ NewTek
●イベント・情報
 ◎デジタルコンテンツグランプリ東北'98



●コラム「こうしてフリーで仕事をするようになった」/ 成 光雄

僕の場合、デジタルクリエイターというにはもう一つ踏み込みが足らないよう
な気がするが、それでもデジタルでやっている恩恵は十分感じている。

僕自身が絵を作ったり、デザインすることにコンピュータを使うようになって
まだ3年とちょっとくらい。実感としてはもっと昔から使い続けてきた気がする。
結構たくさんの機器やソフトウェアを持っているが、結局は使ってないものも
多い。徐々に整理していかねば。

僕がフリーになった経緯は平凡というか、わりと典型的だと思う。今からちょ
うど7年前、デザイン系専門学校を卒業後、6年間ほど勤めたデザイン事務所を
退社した。

当時のチーフデザイナーと、何人かの主力デザイナーがほとんど同時期に退社
するという出来事があって、事務所自体が新たな編成期を迎えることになった。
そうした社内的混乱期に便乗したかたちになったが、自分にとってはちょうど
良い機会だった。サラリーマンデザイナーの激務に消耗してきたし、個人的に
先が見えない状況に行き詰まりを感じていたからだ。デザイン事務所での仕事
はハードだったが、おかげで仕事に対する自信は持てるようにはなっていた。

仕事のあては無かったけれど、今後はフリーでやっていこうと決意した。不安
もあったが、脱サラリーマンの喜びのほうが大きかった気がする。美術館とか
に平日ぷらぷらと行けるし、24時間を自分で管理できるのがフリーの魅力だ。

事情はそれぞれだろうけど、制作プロダクションや代理店などを一定期間経て
独立するというのは一番よくあるパターンだろう。フリーは何の保証も一切な
いが、狩りをやって暮らしてる思えばどうってことない。良い狩り場を見つけ
れば少しは安定する時もある。対して会社勤務は共同農業ということになるの
かな? どのみち、本当の意味で保証なんてある訳がないしあまり心配しない
ことにした。

MacintoshやDTPがぼちぼち普及し始めるのはその後で、初めてIllustratorをさ
わらしてもらった時は写植を発注して切り張りしたり、みぞ引きや烏口(苦手
だった)を駆使しなくてもいいんだなぁとずいぶん感激した。とても欲しかっ
たが、でもまだ僕には高嶺の花で、所有する事は無理だった。

当時はデザイナー兼イラストレーターとして何でもやっていたが、専門が曖昧
になると良くないかなと思いはじめ、イラストレーターとしての仕事に少しづ
つフォーカスするように努めた。その方が面白そうだったし、自信もあった。
そしてデザイナーの知人たちとうまく連携して仕事ができると思ったからだ。

しばらくして、何とかMacintoshを購入してからはIllustratorやPhotoshopそし
てShadeなどを使うようになり、インターネットの普及も手伝ってSOHO的な仕事
環境に至っている。何がうれしいかって、絵を描くのにパステルの粉をまき散
らしたり、面白みのないマスキング作業、エアブラシの吹き付けなど僕にとっ
てイヤな作業をしなくて済むからとても気分が良い。

作った物がすべてデータで保持、整理できるだけでも有り難い。3Dによる作画
も面白いし、楽しくさえできるのなら表現力は何とかなるだろうと思ってる。

【プロフィール】
成 光雄(せい みつお)
■1965年東京都生まれ。1986年日本デザイナー学院名古屋校卒業。デザイン事
務所で6年間勤務したのち、フリーのイラストレーターとなる。徐々にCGによる
イラストレーションへ移行し、オリジナル作品も制作し始める。各種媒体のイ
ラストレーション制作が主な仕事。ディジタル・イメージ会員。
■7月24日発売「WinGraphic」Vol.6の「W Museum」に掲載予定。
mailto:msei@kk.iij4u.or.jp
http://www.kk.iij4u.or.jp/~msei/

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●コラム「金は天下の回り物、いつかはおいらもリッチマン」/ 桑島幸男

~若きデジタルクリエイターにおくる~ <貧乏自慢編>

米不足の年の時、TVでタイ米はまずいと言うニュースを良くやっていた。ご飯
を食べているとき母に「お母さん、タイ米ってどんな味なのかな?」と聞いた
ら即座に「今、食べているヤツだよ!」と言う答えが返って来た。そうなのだ。
我が家は貧乏なのだ。どうりで、米の袋に”海賊のマーク”が付いていると
思った。なんの疑問も、もたなかった自分が悪い。

はじめて食べた牛肉は、ボンカレーだった。その次に食べた牛肉はマクドナル
ドだ。小さい頃から、「うちは貧乏だから」の言葉で全てかたずけられた。父
は下駄屋をやっていたが、学校から帰って来たときにお客のいた事がない店
だった。たぶん、昼間も、お客などいないだろう。わが店にお客という文字は
ないのだ。そんな、店も4、5年に一度、改装され。夜中、ダンプが飛び込ん
でくるからだ。なんでも運転手には我が家が道路に見えるらしい(ただし、
死者、重傷者は1人も無し。最高、死んだひいばあちゃんの枕元5cmまで!。
貧乏は強いのだ)。

予備校も新聞配達住み込みで行っていたのだが、最初、一番心配だったのが、
食事だった。貧乏人のくせに納豆、漬け物が嫌いなのだ。新聞配達の住み込み
の食事は納豆と漬け物だけと噂を聞いていたからだ。怖々そのことを聞いてみ
ると「やはり、ふつうの家より落ちる」との答え、がっくり肩を落として帰っ
たのだが、いざ、住み込みで働いてみると、これがいい!俄然、我が家の食事
よりリッチなのだ。まつたけやらステーキやらチーズケーキなど、その時期は
じめてたべた食べ物の多いこと、新聞屋の奥さんありがとう。ふつうの家は
いったいどんなリッチな飯を食べているのか!

予備校時代、先生に貧乏人はデザイナーになれない、と言われた。理由は「今
まで育ってきた色&センスが悪いから」と言っていた。たしかにデッサンなど
にくらべ、平面構成などはいつも点数が悪かった。ポスターカラーをケチって
使う為に塗りむらが出来るのだ。最後の方などは、まるで水彩絵具、本番用に
とっておくためだ(しかし、これには貧乏以外の理由あり、悪友4人で素っ裸
にボディーペインティングをしてしまったせいだ。けつの穴まで塗りたくって
しまった)。おかげで、デザインではどこも入れてもらえなかった(本当の理
由は頭が悪いせい)。

すれすれ、多摩美の彫刻に入ったが、そこでもクラス1貧乏だった。その時やっ
たバイトは20個くらいだろうか。短期長期色々やらせてもらった。ウエイター
から、ぬいぐるみショウ、はては人体実験(フライデーに”今大学生があぶな
いバイト”の題で載っていた場所だった。薬をのんで血をとられるやつだ)、
イベントのパフォーマンス(素裸に黒ビニールのゴミ袋を全身にはってのたう
ちまわる)などなど、ふつうのやつから、あぶないやつまで、今ではいい思い
出だ。学費があるから、いくら働いても貧乏だった、昼はかけうどんばかり、
よく体をこわさなかったもんだ。若さってすばらしい。

大学の卒業制作もお金をかけなかった(かけられなかった)。総額1万円、大学
には校倉作りの藁葺きの古い建物がある。それを支える太い木があるのだが、
それを一本貰って作らせてもらった。あと、古い木の電柱を引っこ抜いてそれ
も卒制に使わせてもらった(う~ん、ばれたらやばいかも、みなさん、内緒に
してください)。

そんな、環境で育ったおいら、今もお金は無いが、コンピュータで絵を描いて
いるなんて、当時からするとかなりのお大臣だ(我が家では金持ちのことをこ
う言う)。考えてみれば、絵具代はいらないし、塗りむらは出ないので自分に
は最高の道具なのかもしれないが。金は天下の回り物、いつかはおいらもリッ
チマン。早く、お金の心配をしないでハード&ソフトを買いたい!!

PS:最後に知り合いで面白い貧乏な家族の話しをひとつ。中学の時の同級生だ
が、彼の家は、駐車場に家を建てていた。つまり、駐車場一台分の土地を借り
て6畳のプレハブを建てるのだ。そしてお金ができると、そこからまた一台分借
りてプレハブを建てつなげる。そんなこんなで中学の時は、彼の家は5台分を列
車のように縦につないだ家になっていた。彼の部屋は一番最後の所だったので、
色々な部屋をずーっと真っ直ぐ進んで行く。最後の最後は外に風呂が建てられ
ている。2~3年前に久しぶりに彼の家の近くに行ったので見てみると、すでに
もう伸ばせないくらい部屋がつながっていた。幅4m長さ30mの家はついに2階
へと延びていたのだ。21世紀に向かって彼の家は上へ上へ伸びていくのだろう。

E-mail mailto:kuwajima@pop01.odn.ne.jp
HomePage http://www.bitmap.co.jp/kuwajima/

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■本日のニュース

●主要サイト情報

◆Apple
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アップルと島村楽器、iMacの販売で提携を発表。新たなコンシューマユーザの
開拓へ
http://news.apple.co.jp/applenews/980723shimamura.html

アップル、デジタルミュージックの総合展示会「MIDI WORLD '98」に出展
http://news.apple.co.jp/applenews/980723midi_world.html

QuickTime機能説明マニュアルの日本語訳(HTML形式)のダウンロード開始
http://ftp-info.apple.co.jp/reference/qt_manual.html

QuickTime VR Authoring Studioの主な機能を紹介するページが公開
http://qtvr.apple.co.jp/qtvr_authoring_studio/index.html

Master of Media に6月に行われた「Apple Creators Portfolio」のレポート
を掲載
http://solution.apple.co.jp/media/index.html

◆Microsoft
~~~~~~~~~~~
MicrosoftのSteve Ballmer社長、顧客にかける支出を大幅に増大すると発表。
顧客に焦点を置いたMicrosoftの伝統確立に向けたビジョンを概説。
http://www.microsoft.com/presspass/press/1998/Jul98/balmerpr.htm

◆Netscape
~~~~~~~~~~
NetscapeとNeoLogic Systems、技術ライセンス協定を拡大。NeoLogicの
NeoAccessに基づいたデータベースエンジンライブラリを提供予定。Netscape
ユーザーとディベロッパーに高性能なメール管理を可能に。
http://home.netscape.com/newsref/pr/newsrelease651.html

◆Silicon Graphics
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
SGI、6月末締めの第4四半期決算を報告。売上げ7億7400万ドルで前四半期より
9%増大。純損失は2億2000万ドル。
http://www.sgi.com/newsroom/press_releases/1998/july/q4_results.html

◆Macromedia
~~~~~~~~~~~~
Flash Generatorベータ3、無償ダウンロード中
http://www.macromedia.com/software/generator/

Flash 3 Leading Edgeギャラリー更新
http://www.macromedia.com/jp/software/flash/leadingedge/

◆Strata
~~~~~~~~
Windows 98とまもなくリリースされるWindows NT5.0に対応したStudioProの最
新アップデート版をSIGGRAPHにて発表
http://www.strata3d.com/html/page1.html

STRATA VISION3d、まもなくver.5.5にバージョンアップ。QuickTime3.0に完全
対応し、これによりQuickDraw3Dの最新バージョンにも対応。スペシャルエクス
テンションも搭載し、機能満載のオールインワン3Dソリューションのソフトウ
エア。
http://www.strata3d.co.jp/

◆NewTek
~~~~~~~~
アニメーション、ビデオペイント/合成用のプロフェッショナルツール
「Aura」用のSpecialFXツールセットを発表
http://www.newtek.com/

嶋田美香

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■イベント・情報
 今見られるイベント・アート・セミナースケジュール
http://www.towers-inc.com/mag/daily/event.html
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●デジタルコンテンツグランプリ’98東北
http://www.navis.co.jp/todas/digital/

今後のマルチメディアコンテンツ産業をリードするような人材・クリエーター
の発掘と新市場の創出によるコンテンツ産業の育成並びに、東北地域からの情
報発信を目的として、「デジタルコンテンツグランプリ東北’98」を開催する
こととなりました。

本グランプリは、「東北地域の風土・文化」をテーマとして、企業・団体・個
人を問わず広く一般・学生からCG、Webホームページ、CD-ROMに代表されるパッ
ケージ作品などのデジタル作品を公募するものです。

実行委員会は、東北データベースソサエティ等の東北規模で活動している団体、
鶴岡市、仙台ソフトウェアセンター等の第3セクター、一部コンピュータメー
カー、ソフト会社で構成し事務局は東北データベースソサエティが担当します。
また、作品を公募・発表するだけでなく、入賞者、入賞作品についてはPRを積
極的に行ない、観光を始めとする自治体・学校教育分野などでの活用を図れる
よう、側面的な支援(コーディネート)活動に努めていきます。

【公募の概要】
・公募期間 平成10年7月1日から平成10年9月30日まで
・応募形態 CG・アニメーション、Webホームページ、パッケージ等のデジタル
 作品
・テーマ 「東北の風土・文化」 (例:奥の細道、祭り)
・審査委員長 河原 敏文 氏  
        [(株)ポリゴン・ピクチュアズ CGプロデューサー]
・審査委員  モンキーパンチ 氏  [ルパン三世で知られる漫画家]
西村 宜起 氏  
        [東北芸術工科大学 デザイン工学部情報デザイン学科 助教授 ]
(株)電通、アドビシステムズ(株)、マクロメディア(株)の企
       業関係者  計5名
・賞     グランプリ(1点/賞金:100万円)
       優秀賞(2点/賞金各50万円)
入賞(3点/賞金10万円)その他特別賞、奨励賞を用意
・審査発表 11月10日(火)に山形県鶴岡市の鶴岡中央公民館で予定
      (当日は審査発表の他、審査委員による講演会、作品プレゼン
       テーション、展示会、ワークショップ及びクリエーターと参加
       者の交流会等で構成するイベントを開催いたします。)
本グランプリの詳細内容については応募要項をご参照下さい。

(東北通商産業局 産業部 機械情報産業課 山内課長のコメント)
「東北地域の各種団体・企業、自治体が一丸となって、このようなデジタル作
品に関するコンテストやイベントを開催することは非常に有意義である。プロ・
アマを問わず、“東北の風土・文化”をテーマに全国から多数のデジタル作品
が応募されることを期待する。今後とも本グランプリが毎年継続して開催され、
又、審査発表会は東北各都市を巡回していただくなどして、マルチメディア産
業の育成・振興に寄与されることを期待したい。」

■主催
「デジタルコンテンツグランプリ東北'98」実行委員会
実行委員長  野口 正一(会津大学学長)
《構成団体》
東北インテリジェントコスモス構想推進協議会
東北地域情報サービス産業懇談会
東北データベースソサエティ(社)東北ニュービジネス協議会
東北ベンチャーランド協議会
東北マルチメディア・アプリケーション技術開発推進協議会、鶴岡市、
(財)仙台応用情報学研究振興財団、(財)東北産業活性化センター、
(財)八戸地域高度技術振興センター、 (株)岩手ソフトウェアセンター、
(株)仙台ソフトウェアセンター、(株)ソフトアカデミーあおもり、
(株)テクノプラザみやぎ、東北日本電気ソフトウェア(株)、日本電気(株)、
富士通(株)、(株)富士通東北システムエンジニアリング
■協賛
(株)アイシーエス、秋田活版印刷(株)、アップルコンピュータ(株)、
アドビシステムズ(株)、カメイ(株)、(有)キューズ、さくらんぼテレビジョン、
(株)荘内銀行、荘内日報社、テレビユー山形、東北コンピュータ・サービス(株)
東北電力(株) 鶴岡営業所、凸版印刷(株)、(株)パスコ、(株)日立製作所、
(株)藤崎、マクロメディア(株)、三菱電機(株)、
(協)みやぎマルチメディアマジック、山形新聞社・山形放送、山形テレビ
■協力
会津大学マルチメディアセンター、いわてマルチメディアセンター、
NTT東北支社
■後援
東北通商産業局、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、
(財)新映像産業推進センター、(財)マルチメディアコンテンツ振興協会、
地域デジタルコンテンツ産業支援協議会、庄内インターネット活用研究会、
TOPIC(東北学術研究インターネットコミュニティ)、日刊工業新聞社、
河北新報社


【応募要項】

■テーマ
「東北の風土・文化」(例、奥の細道、祭りなど)

■募集作品
CG・アニメーション、Webホームページ、パッケージ作品などのデジタル作品

■応募方法と形態
・CG・アニメーション
 コンピューターにより制作された動画像(アニメーション、シミュレー
 ション、およびバーチャルリアリティへの応用)または、静止画とします。

・Webホームページ
 Java/JavaScript、ActiveXを使用しても結構です。審査はNetscape
 Communicater4.0x、Internet Explore4.0xで行ないます。作品の容量は特に
 制限を設けません。CGIを使用した作品など、サーバの環境等により動作し
 ない可能性のある作品の応募については、別途、実行委員会事務局までお問
 い合わせください。

・パッケージ
 提出するメディアに氏名、作品名、再生に適したマシン名、OS名、バージ
 ョン名を記入してください。特殊なハードウェア、プラグインソフトなどが
 必要な場合は応募用紙に明記してください。*その他の作品については、実
 行委員会事務局にお問い合わせください。

提出については以下のメディアおよびパソコン動作可能なファイル形式で、郵
送又は持参してください。
・3.5 inch FD
・CD-ROM、CD-RW、CD-R
・3.5 inch MO(230M、540M、640M)
・PD
・ZIP
・ビデオ(NTSC形式)、VHS、8mm 3分以内
・デジタルビデオ 3分以内
・プリントアウトした作品

■応募期間
平成10年7月1日~平成10年9月30日

■賞体系
グランプリ 100万円 1本
優秀賞 50万円 2本
入賞 10万円 3本
(その他特別賞、奨励賞を用意)

■審査委員(敬称略 順不同)
-審査委員長-
・河原 敏文 (株)ポリゴン・ピクチュアズ CGプロデューサー
-審査委員-
・モンキー・パンチ 漫画家
・西村 宜起 東北芸術工科大学 デザイン工学部情報デザイン学科 助教授
・柏原 裕一郎 (株)電通 マルチチャネル・ビジネスセンターサイバーアドバ
        タイジング部主務
・アドビシステムズ(株)
・マクロメディア(株)
(*審査に当たっては上記審査委員のほか、実行委員会の推薦する外部有識
者、専門家による審査委員会を組織し、厳正に審査します。)

■審査発表、作品の公開
11月中旬山形県鶴岡市の公共施設でイベントを実施。作品の公開と審査委員に
よる講演会、マルチメディアシステム展示、ワークショップを開催予定。受賞
者に通知するほか、入賞作品は実行委員会のホームページ上で発表します。又、
応募作品は、主催者が選定の結果の公表、広報、PRのため、及び主催者もしく
は主催者の認める地方公共団体、公益法人、その他の団体等が営利を目的とせ
ずマルチメディアに関する広報、PRのため、展示、上映放送、印刷、複製する
場合があります。

■著作権及び応募にあたっての注意事項
・他のコンテストにおいて入賞した作品は審査の対象から除きます。
・1人又は1団体で複数の作品を応募することも可能です。
・審査のために提出された作品は原則として返却いたしません。
・作品自体や作品に使用する画像や音楽等の素材については、応募者が創作し
 著作権を有しているか、著作権者からの使用許諾を受けたものに限ります。
 万一、第三者から、権利侵害、損害賠償などの主張がなされた場合は、主催
 者は一切の責任を負いません。
・作品の著作権は移動せず、作者に帰属するものとします。但し、実行委員会、
 その他実行委員会の認める団体については、作品の使用又は一部の転用・流
 用を可能なものとします。あらかじめご承諾下さい。
・作品の応募に関する一切の費用は応募参加者の負担とします。
・作品ならびに応募書類等の輸送中の事故(不慮の損傷、紛失)については主
 催者は責任を負いません。必要であれば保険をかけるなど適切な処置を応募
 参加者の方でおとり下さい。
・ 作品の制作にあたり、機材等が必要な場合は事務局までご連絡下さい。
 (マルチメディアセンター、デジタルファクトリー等の施設をご紹介します。
 但し、使用する場合は有料になります。)

■問合せ・応募先
「デジタルコンテンツグランプリ東北'98」実行委員会事務局
東北データベースソサエティ
〒983-0852仙台市宮城野区榴岡5-12-55(NAViS内)
TEL 022-298-3709 FAX 022-298-3701

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     <http://www.towers-inc.com/>
     大阪市中央区高麗橋1-5-6 東洋ビル3F
     TEL:06-231-1011 FAX:06-231-0838

編集長  森川眞行 
     柴田忠男 
     神田敏晶 

情報提供・投稿はこちらまで 
              担当:濱村和恵
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