[0215] 読者の皆様へ

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【日刊・デジタルクリエイターズ】 No.0215 1998/12/26発行
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     1998/04/13創刊
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●年末最終号「読者の皆様へ」
 ◎編集長:神田敏晶
 ◎編集長:柴田忠男
 ◎編集長:森川眞行
 ◎デスク:濱村和恵

●お年玉はポリゴン美少女だ!
 ◎アゴスト刊「バーチャルビューティ・完全美少女の作り方」エメラルド編
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■編集長:神田敏晶
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KandaNewsNetwork神田敏晶です。

「日刊・デジタルクリエイターズ」読者の皆様、そして経営メンバーの皆様、デジクリワーカーの皆様、さらにライター陣の皆様、たくさんの人々のワークスによって、このデジタルクリエイターズはささせられています。そして、森川、柴田、両編集長、物理的に時間と労力をかけていただいている濱村デスクお疲れ様でした。

いよいよ、1998年も残すところあとわずかとなりました。「日刊・デジタルクリエイターズ」が4月から動きはじめましたが、日刊のペースの早いこと! もう2~3年やっている感覚なんですが、まだ1年すらたっていないんですね。ボクにとっても月刊メディアから日刊電子メディアへの挑戦の1年でした。

夏以降、紙メディアであればすぐに廃刊に追いやられるような状況にもめげず、電子メディアはローコストを武器に、このようにしぶとく(^_^)生き続けています。濱村デスクとライター陣への過酷な労働(ごめんなさい)、数々のデジタル物々交換によるアナログ貨幣の移動を伴わない価値の等価交換(バーターともいう)を通じて、活動をおこなっています。

「日刊・デジタルクリエイターズ」は、今までの既存のメディアではなく、新しいクリエイターのためのメディアでありたいといつも考えています。読者の皆さんもおわかりだと思うのですが、ライター陣へはいつでも電子メールひとつでコミュニケーションがとれるメディアなのです。(お返事かけなかった方すいません(^^;)。ボクもイスラエルの件で、各宗教と人種に関して、たくさんの方から教えていただく機会を得られました。決してアンタッチャブルにすべきでもないとも思いました。

メールマガジンの編集冥利は、実はここなのです。印刷物や放送メディアでは得られらなかったコミュニケーション・スタイルがこの電子メディアでは存在します。まちがった事をいえば、その数秒後に苦情がくるのはテレビと一緒。テレビは訂正するとそこでおしまいですが、このメディアでは約1万人の人のハードディスクに、完全にログが残っています。神田君は昔、こう言っていたのに、最近ではこう言っていると過去の号が送られてきてもちっとも不思議ではありません(^^;)。

こういう意味では、21世紀はテレビや雑誌よりも、電子メディアの方がアドバンテージを持ってもおかしくはありません。記録は残りやすく、かつ活用しやすく、将来的にも引用される率も高いのです。しかも、そんなメディアでありながらも、原稿用紙やカメラに向かう緊張感(実際に原稿用紙に書いたのは学生時代だけでしたが…)はまったくなく、きわめて電話に近い感覚で文字をリラックスして書いています。

お子様からおばあちゃんにまでわかるようにとか、出しは20文字以内、本文は2,000文字までにまとめてという従来のメディアのワクを気にしないでいいということが、いい意味でリラックスさせていただいていると思います。

雑誌では、プレゼント欲しさのバイアスがかかったアンケートハガキやFAXで入稿後、一ヶ月後遅れて届いて、はじめてコンテンツの評価がわかります。また、売れたかどうかも返本されて廊下に山積みされてはじめて実感するのです。発行部数は配信直後、WWWではどこの会社の人が何時に見にきたかまでわかります。MacなのかWinなのか、UnixなのかMSIEなのかNNのどのバージョンかまで読者の事がデジクリではわかります。

テレビ視聴率調査のたった数百人のつけっぱなしのテレビサンプルと、インターネットの統計データは、近い将来どちらのデータを参考にした方がいいのかよくわかると思います。

読者から「はじめまして!」とメールを気軽にいただける環境。そのメールにも面白い情報があります。メディアとしては「裏トリ(その情報の信憑性を確認すること)」する必要があると教わりましたが、完璧な「裏トリ」は、所詮電子メールごときでは、不可能なのです。かといって「裏トリ」をかまける事もメディア業としては失格です。しかし、デジクリならば、いっしょに「裏トリ」しませんかというスタンスはありだと思いました。多少、毒が含まれているかもしれませんが、「毒入り注意」をうながした上で提供しようと思います。

読者はこの時点で読者でなくなり、デジクリの情報発信者の一人として参加ができるのです。その力量の見極めは、私たち編集者というお世話係の仕事なのです。
これは今まで実現できなかった双方向のメディアのスタイルなのではないでしょうか?

デジタルで仕事をする人、デジタルでクリエイトする人たち、そんな人への有益な情報をこれからも提供していきます。しかし、いつまでも無料では不可能です。

VISAやクレジットカードといわないまでも、昨日、自販機で買った缶コーヒー代が、私たちに渡れば、それだけで経営的には全く問題がなくなるのです。銀行振り込みや郵便振り込みなどややこしい事があるので有料化になったとしてもじゃまくさくて払えないですよね(^^;)。

近い将来、インターネットに接続された缶コーヒーの自販機から、ポケットのコインを放り込み、デジクリから指定された6桁の数字を自販機に打ち込むだけで、缶コーヒー付きのデジクリが購入できるかもしれません。デジクリコーヒー1本250円だったりして?

今度の通産省の三次補正予算で提出しようと思うのですが、缶コーヒーやタバコで少額課金の料金回収することができたら、日本のインターネットビジネスはもっとのびると思うんですけど…。
設備に1億円、実験予算に1億円。この予算を読者のみんなで割ると1人あたり1万円。
デジクリだけだとお金があまるので、他のメルマガやデジクリメンバーの作品も取り扱うことができれば…。商品券配るよりも、ネットでのこんなアイデアがあってもいいですよね(^_^)。NTTのテレカでも、インターネットの支払いを可能にすべきですよ。

やりたい事がいっぱいで、何もできなかった1998年、しかし、継続は力でもあります。新しい事をやるより継続の方が実は大変です。でも、僕たちはまた、きっと新しいことをやってしまうでしょう。クリエイターだから…。

来年は、約1万人の読者ではなく同志がいると思って、活動したいと思います。そのためにも企画とマーケティングをもっと強化しなくっちゃ! 1998年、懺悔します。しかし、もう1999年に向かってGO!GO!GO!

デジクリ企画マーケティング担当 神田敏晶

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■編集長:柴田忠男
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「日刊デジクリ」の「品質と品位」の担当(笑)柴田1/3編集長です。メールマガジンはこんなちゃっちいのでいいのか? と常々思っています。まだまだめちゃくちゃ不満足です。1999年にはもっと読みやすい、もっと美しい、もっと充実した内容のマガジンにしたいと決意しています。もっと過激な、もっとあたりさわりのある、もっと議論になりそうな、もっと問題になりそうなマガジンを目指します(と言っていいのかな?)。

デジクリ経営に手を挙げてくれた人、デジクリワーカーになると言ってくれた方、いままで放りっぱなしですいません。1999年はもっと積極的に関わっていただきます。1万人規模となりますと、もはや4人だけで運営できるマガジンではなくなっています。みなさんからもアイデアや情報、改善の提案などをガンガンお寄せいただきますよう。

SOHO者、デジタル部活者の柴田としての1999年は、ますます仕事以外の分野(=金にならない)を深めていきたいと思います。「いい年齢してあんなバカを」と言われるのが最高の褒め言葉です。それから「目指せ!印税生活」にもトライしてみたいものです。

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■編集長:森川眞行
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始めた動機は忘れてしまった。何か面白いことをやろうと思って、思い付いたらすぐに神田さんと柴田さんにメールをしていた。当時アシスタントをしてくれていた濱村さんは実際の現場で右往左往していた。随分迷惑をかけた。それは今でも同じ。

大学の頃からバンドをやったりイベントをやったり、ミニコミを発行したりしてきた。今から20年以上も前の話。そんなボクが影響を受けたのはロッキングオンという雑誌だった。ボクが始めて手にしたロッキングオンはミニコミから抜け出しつつある頃だった。スタッフのひとりである橘川幸夫さんにファンレターを書いた。大学生のボクに「メディア」という価値を教えてくれた人だ。生意気な大学生の書いた手紙だったと思うが、ちゃんと返事が来た。その後もボクはデザインという仕事の傍ら、相変わらずミニコミやカセットマガジンやインディーズレーベルをやっていた。何年かに1回は橘川さんに自分の作ったものを送り続けていた。

30歳になる直前、会社を作り本格的なミニコミ(?)作りをして、1册発行する毎に200万円の借金をしたので会社は潰れた。橘川さんは「メディアとは作っては壊し、また作りつづけるものだ」という手紙をくれた。

3年前にDTPからWebに仕事の中心を変えたのは、デザイナー・クリエイターとしての魅力はもちろんだが、一方で自分自身の中にある「メディア」へのこだわりがあった。だからWebを始めるや否や、ひたすら個人の情報発信をし続けた。今や1日5万ページビューになったG-TOOLだってその延長だ。
そう言えば、Webを開始して偶然に橘川幸夫さんと再開した。ある仕事でのアンケートに答えるというものだった。他人行儀なメール(笑)のあと、お互いを確認してびっくりした。やはりメディアに敏感な人はここに来ているのだ。と思うと嬉しかった。当時タワーズという会社でやっていたことは、Webサイトを通してデジタルクリエイターに有益な情報を発信することだった。
そうだ、思い出したぞ(笑)日刊デジクリは、タワーズの事業の延長として開始したのだ。

御存知のように、この夏にタワーズがコケた。それでもスタッフはメールマガジンを発行し続けてきた。今までスムースに動いてきたシステムが急にダウンしたものだから、本当に大変だった。Webサーバーもメールサーバーもジプシー状態になった。今までは薄謝でも支払えてきた原稿料もストップした。それでもライターの人たちは快く原稿の執筆を続けてくれた。本当に感謝している。

夏以降のデジクリは本当にゼロからの出発だった。問題はデジクリで収入が得られないこと。これだけのメールマガジンを毎日発行するには時間がかかる。スタッフには金がない。それどころか自分の仕事すら厳しい状況なのである(苦笑)それでも毎日発行し続けてきた。はっきり言って濱村さんひとりの努力のたまものだと思う。

おかげさまで、秋頃からデジクリにも広告が入るようになった。それでも大人4人が生活できるには程遠い。諸経費をさっ引けば、濱村さんひとりのギャラも支払えない。そんな状況なのだが、とりあえず泣き言を言っても始まらないので前を向く。来年から頑張るしかない。先日もオフラインで4人が集まり編集&経営会議が行われた。デジクリサポーターズの皆様には報告が遅れていて申し訳ないが、来年早々には色々な動きをしてきたいと思っている。

とにかく1年走ってきてここまで来た。読者数も約1万人になった。1万人の媒体って凄いよね。それもクリエイティブに興味のある人ばかりが1万人。濃いぞ!それも毎日発行しているんだぜ! 実は毎週一回原稿を書いていても、これが1万人に届くと言う実感がない。おそらく皆さんも1万部の媒体を読んでいるって意識はないでしょう。でもこれは現実。決してバーチャルじゃない。だったら毎回すちゃらかな原稿書くな…って怒られそうだが、それはまた別の話(笑)。

この先デジクリが5万人、10万人の媒体になったらどうしよう…と考える。大きな媒体になってもボクはずっと変わらないだろう。大きな媒体になったからといって八方美人になるくらいなら辞めちゃうだろうな。同様に大きな媒体になってもボクは読者の皆さんを信じている。これもきっと変わらないと思う。来年も真面目に、すちゃらかに、本音を書いていくつもりです。

来年もよろしく!

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■デスク:濱村和恵
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なんで作ってるんだろう。もうやめる。ネットすらしたくない。旅に出たい。自分の生活も大変になってくるのに、ボランティアなのにどうして文句ばかり言われないといけないの? 文句言うなら、代案出してよ。かわってよ。システムのトラブルなのに、どうして私が謝らないといけないの? ごめんなさい、すみません、お願いします。

いいもの作りたいのに、どうして力も知識もないの? どうして編集長は3人もいるの? 別々の場所にいるの? 今日の号はこれでいいの? どうして全員の連絡がとれないの? どうするのよ、今日の号は!! もし何かあったら責任とれないよ。一人で作っているなら、自分で責任とるけど。あー、睡眠時間削って作ってばかみたい。寝よう、寝よう。

どうせ出したって、文句のメールばかり来るんだから。意見ではない、文句。前向きな意見のメールは嬉しいし、こういう企画してください、というのは嬉しい。お返事書きたいと思いながら、のびのびになってしまって申し訳ない気持ちでいっぱい。掲載させて貰ったりもする。でも文句のメールが一番多い。いちいち落ち込んで、その日は何もやる気が起こらない。

たった2万円の広告すら入らないから収入ないの! 広告はクリック数だけが全てだなんて思っている人もいる。目に入る、いつのまにか覚える、そういうことが広告なのに。繰り返しが広告なのに。店に行って迷った時に、「あー、これ名前知ってる、良さそうだったな、これにしよう。」っていうのが広告なのに。クリックされないのは、コピーにだって問題あるのにな。ある企業の話だと、雑誌に広告をば~ん、と出して来た参加者より、デジクリのイベント情報を見た参加者の方が多くてびっくりしたって。

そりゃそうよ。クリエイターと言われる人達や目指したりする人達で、わざわざインターネットして情報収集しようなんて思うくらい前向きで、世の中に敏感で、向上心のある人達が読むんだよ。毎日届くメールを、開けてまで読んでくれる人達なんだよ。質が高いよ、質が! ダイレクトメールを刷って、送ったからって開封率はどのくらいなわけ? その手間を考えたら、2万円なんて安いものじゃないの。今現在、そしてこれから、業界をひっぱっていく人達が読んでいるのに、その価値がわかんないかなぁ。内容を読めば、読者層も自ずとわかってるってものじゃないのさ。まぁ、それに気づく企業が、これからの時代をひっぱるんだろうな。

一日にタバコ何箱も吸う人いるわよね、ジュース飲む人いるわよね。だけど一日に情報料を10円すら払いたくないって人が多いのが現状。つまり、払う意味がない、そう考える程度のものなのよね。そう思われないような内容にしないとね。有料になんかしたら、読者減るだろうな。でも有料にしたら、すごいもの作れる気がするけど。う~ん、やっちゃおうかな。ひと月5万円くらいの購読料のもの。エグゼクティブセミナーのようなもの。5万払ってもいいっていう気合いのある人に向けてのもの。そのほうが救われるかもなぁ~。

ライターさん達は、完全なボランティアなの。払えるものなら払いたいわよ。お金もらうからプロ、もらわないからプロじゃない、そんな器で書いてくれているんじゃないわよ。こっちだって、原稿料払わないで都合良く書いてもらうことが楽なわけないじゃないの。気持ちの借金だらけで、気持ちいいわけないじゃないの。ボランティアなのに、やめる時は皆申し訳なさそうで、違うねん、こっちが甘えているだけやねん、こっちが謝るべきやねん、って。

途中まで会社があったの。それまでは、少ないけど払っていたの。倒産騒ぎがあって、このメディアは、独立するしかなかったの。やめようと思ったわよ。でも、顔つきあわせて4人揃っての会議が実現しないんだもん、ずるずる作っちゃうわよ。そして応援してくれる人達がいたからやめたくなかった。原稿料が貰えないなら書きません、ってライターさん達が言ったら続いていないわよ。いくらデスクや編集長sがいようと。

走りながら建て直しするのは、しんどい。早く広告や収入の道作って、ガンガン書いてもらいたいよ。待っててね。一番低迷している時期に、ボランティアで書いてくれている人達がいるから続いているんだよ。みんな暇じゃないのに、ボランティアだからって手を抜いてないよ。デジクリに書く時間あったら、その時間で凄い収入を得ることできる人達ばかりだよ。

私だって、続けるためには、他から収入を得ないと無理だよ。他から収入を得るために働いたら、作っている時間なんてないよ。目の下クマつくって、なんでここまでして作ってるんだろう・・って思うよ。久々に友達と会ったら、やつれたね、っていわれたよ。何も言っていなかったのに。作りたいから作っている、そんな状況じゃないよ。皆でがんばるなら、私もがんばれるけど、どうして私が作ってるの? って思うじゃない。私だって、勉強したりする時間欲しいよ。いつ入るかわからない原稿を待って、待機している毎日なんて、しんどいよ。ユードラをダイヤルアップで繋いで、来てない、来てないって、待ち続けるんだよ。外出できないんだよ。スケジュールが立てられないんだよ。

以前の会社の事後処理を、ボランティアでやってるよ。自分の収入に繋がるような、前向きな処理じゃないよ。誰もする人いないから、仕方ないもん。でも、役員とかじゃないよ、私は。ただの元アルバイトだよ。

だったらやめれば、いいんだよ、デジクリを。足枷になるなら。
やめられないなら、この質のまま終わりたくないならガンガンやるしかない。泣いていても、文句いっても、仕方ないから。知恵しぼって、いい方向に持っていく為の努力するしかない。リスクを負わないで、何かをしようだなんて虫が良すぎるよ。リスクを負いたくない、責任を負いたくない、そんな人が何かをできるもんか。

殻に閉じこもって、人を陥れるようなことをして、自己満足に浸っていたらいいんだ。自分が成長しないでも人の足を引っ張っていれば、とりあえず生きていけるんだから。で、何かがあったら、しくしく泣いて、誰かのせいで自分はこうなっちゃったの~、といえばいい。逃げたらいい。泣いている間は、知恵なんて浮かんでこないよ。自分が泣いている時に、いろんな人が心から心配して助言してくれるんだよ。それってすっごいことだよ。聞く耳さえあれば、どれだけのことを受け入れることが出来るって思う? 世の中って、捨てたもんじゃないよね。ほんと、あなただけが不幸じゃない、ということに気づけよな。

誰かが、誰かのために動いてくれるからこそ、何かができるんだ。ライターさんが動いてくれるから、デジクリが発行出来るのと同じだ。自分一人の力だなんて無理だよ。迷惑かけたくなくても、誰かに迷惑かけてるんだから。もちろんだからといって、迷惑かけていい、っていってるんじゃないよ。利用する、なんてせこい考え持って、騙したり恨んだりする弱さなんていらない~!! 気持ち悪い~。プライド捨てたくない~。

子供の時から、いつも私は、直接得にならないような頼まれごとばかり引き受けてきたよ。見返りなんて計算する頭ないから、ばかだ、って言われながら。でも、いっぱいいいこともあった。周りに最終的に残るのは優しい人達ばかり。いつかは恩返しを、って思いながら生きてる。自分が幸せになったら、人に分けたい。分けられるくらいの人間になりたい。

言葉って本当に真意が伝わりにくい。今書いているものだって、自分にいい聞かせているものもあるけど、変な解釈されて怒られるんだろう。マイナス思考はいやだ!! ナルシシズムは嫌いだ。自分だけが不幸だなんて世界が狭い。皆それぞれ苦労はあるんだ。だからこそ面白いんだ。いっぱい泣いて、いっぱい苦しんで、乗り越えていけばいいんだ。


今年の愚痴は、今年のうちに。言わせていただきました。知らんわ~。独りよがりな意味不明なところもちらほらあるかと思われます。大好きな人も大好きなメールもいっぱいあるし私はいつも人の真心(って簡単に使いたい言葉じゃないけど)で救われて生きている凄くラッキーな人間だと思うけど、今日は愚痴デー。もちろん、これ書くぐらいなので、来年のデジクリ対策練っている最中です!

本当にみんな読んでくれてるの? これからのデジクリに期待してくれるの?
未来形を信じて待ってくれるの? 出す意義はあるの? 役に立ってる?

まだまだ進むぞ。成長するぞ。世界レベルのものへ。こんな文章読んでデジクリやめよう、って思わないくらい役に立つものを。しゃーないなぁ、つきあってやるか、って思ってもらえるようなものを。沢山の人の役に立てたらいいな。

ごめんなさい。そして、ありがとうございます。これからもよろしくです。

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■お年玉はポリゴン美少女だ!
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アゴスト刊「バーチャルビューティ・完全美少女の作り方」エメラルド編(笹原和也/藤原ヨウコウ/成光雄/柴田敏明/佐々木昌郎/岡本公功/ソネオカ太志)・トパーズ編(小島和繁/清十郎/山口圭一/弓田純大/中野博文/ぽてと/前田政博/羽田宗春)CD-ROM付各2800円+税_を3セットお年玉! 

希望者はサブジェクト「お年玉はポリゴン美少女だ!」で
zacke@ppp.bekkoame.or.jpまで。
住所・氏名・電話番号・メールアドレス・得意分野・好きなライター・コラムに登場して欲しいクリエイター・あったらいいな、という企画内容・デジクリの感想を書いてください。
締切は日本時間1月4日午後6時のタイムスタンプ。発表は1月5日第216号。

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発行   デジタルクリエイターズ
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編集長  森川眞行 < morikawa@siliconcafe.com >
     柴田忠男 < tdo@green.ocn.ne.jp >
     神田敏晶 < kanda@knn.com >

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