[0322] めざせ事務所開設!

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【日刊・デジタルクリエイターズ】 No.0322 1999/05/14.Fri発行
http://www.dgcr.com/      1998/04/13創刊
情報提供・投稿はこちらまで mailto:zacke@bekkoame.ne.jp
登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.html
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前号の発行部数 12343部
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●めざせ事務所開設!
 金曜日担当:須貝 弦

●iMedio主催教育セミナー 
 Adobe Acrobat 4.0日本語版 関西初セミナー

●コンテスト情報
 エプソン カラーイメージング コンテストが作品募集を開始

●デジクリWEBサイト情報
 藤原ヨウコウ「夢幻空想綺界画帖」オープン



■めざせ事務所開設!
金曜日担当:須貝 弦
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以前、カフェだのサロンだのという話を書いたのを覚えているだろうか。実は、
あの原稿は今まで僕が書いたどの原稿よりも、レスポンスが多かった。「実は
私も同じこと考えています」「できたら教えてください」など、いくつもメッ
セージをいただいた。

もう一度おさらいをすると、デジタルクリエイターやその予備軍が制作の場所
をシェアできて、行くといつも知っている人がいるサロン的な機能も持った場
所を作る、ということだ。とりあえず、今は僕も含めて3人が集まって「目指
せ事務所(とりあえずそう呼んでいる)開設!」を合言葉に、月に何度か新宿
のロイヤルホストで会合をしている状況だ。

僕たちがクリエイターのための(というか自分たちの、というべきだな)サロ
ンを作ろうとする上でいちばんのネックになっているのは、言うまでもなく資
金だ。どこかに部屋を借りて数人でシェアするのは月々の出費も少ないし簡単
だが、その前に敷金や礼金、什器などのイニシャルコストをねん出しなければ
ならないわけだ。ようするに「貯金しろよ!」ってことなんだけど、今集まて
いる3人はギリギリの生活をしているから(トホホ)、各自の貯金が増えるの
を待っていたら、いつまでたっても実現しないだろう。

まず僕自身は、悩みに悩んだ末にアパートを引き払い実家に戻った。ちょうど、
年明けから力を入れて取り組んでいたプロジェクトがクライアントの都合でな
かなか実現せず、さんざん時間やお金を使って準備したにも関わらず入金に繋
がらないという事態に陥っており、また、とある出版社のリストラの煽りを受
けて、原稿料大幅ダウンという憂き目にもあっていたので、仕方のないことで
もあった。

ちょうどそこに、知り合いの会社から「月々2万円でホームページのメンテナ
ンスしてちょ」との依頼があったので、とりあえずはそれのギャラを積立する
ことになった。 6月からスタートして年内に12万円だから、これは貴重な財源
となるだろう。

もうひとりは、今の印刷会社をスグにでも辞めたいのだが「夏のボーナスまで
は頑張る」と、日々気合いを入れている。また、ずっと前に紹介したバイク関
係のweb 上でTシャツやポストカードを販売するという地道な戦略も、近々に
実行に移されるだろう。なんだかイタチョコシステムの気持ちがわかってきた
ような気がする今日この頃でもある。

そして、「使えるものは使う」をモットーに、あちこちから不要になったマシ
ンなども集めている。今のところ、LC 630、Centris 660AV、MICROLINE 801
PS(ただしドラム無し)などは、僕たちの貴重な資産なのだ。

しかし、まだまだ遠い道のりである。「会員をつのって出資してもらうってい
うのはどう?」という話も出たが、それもどうかと思う。もし実現しなかった
とき申しわけないし、なんか怪しい感じもしてしまう。私の趣味ではないのだ
(実現した後で会員をつのり、サポートしてもらうのはアリかもしれないが)。
自分たちで苦労してこそ意義があると考え今はとにかく節約に励む毎日なのだ。

会員募集はしていないが、仲間は募集はしている。「めざせ事務所開設!(た
だし相部屋)」の合言葉にビビッと来た奇特なヒトは、ぜひメールください。
mailto:gsugai@hh.iij4u.or.jp

【須貝 弦】すがい・げん 埼玉県白岡町というところに知り合いを訪ねた。
東武動物公園のある町だ。東京から電車で1時間、さらに車で10分。あたり一
面水田や畑のその場所で、彼はフリーの編集者をしている。モータリゼーショ
ンとインターネットがあればこそという感じ。自分が住む東京都町田市も、白
岡よりは都会だが似たような状況。

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■セミナー案内
iMedio主催教育セミナー 
Adobe Acrobat 4.0日本語版 関西初セミナー
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<以下は主催者情報>

大きな進歩を遂げた“Adobe Acrobat 4.0日本語版” 関西初セミナー!!
商品詳細URL:<http://www.adobe.co.jp/product/acrobat/index.html>
 
日時:1999年05月24日 午後2時~午後4時半
場所:ATC ITM棟4F BPCネットワークセンター イベントホール
内容:Acrobat 3.0J発売以降、フォーム機能の充実や2bite フォントの埋め込
み機能など多くの機能追加が切望されていましたが、それらの期待に応えるニ
ューバージョン“Adobe Acrobat 4.0日本語版”がついに発表されました。
このセミナーでは発表されたばかりのAdobe Acrobat 4.0 日本語版の新機能を
中心にその概要をアドビシステムズ社より説明していただく、関西初の緊急セ
ミナーです。
定員:100名(先着)
費用:無料
主催:ソフト産業プラザ iMedio(イメディオ)
協力:アドビシステム株式会社

お問い合わせは、semi-1@imedio.or.jp
セミナースケジュールは
http://www.imedio.or.jp/cgi-bin/seminar/SeminarProgram.pl

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■コンテスト情報
エプソン カラーイメージング コンテストが作品募集を開始
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5月10日、エプソン カラーイメージング コンテストの作品募集が開始された
(9月14日まで)。写真部門、グラフィック部門、それぞれ大賞は賞金200 万
円という大型コンテストだ。写真部門は、ストレートフォトを中心に写真表現
を自由に追求して制作された作品。組写真は5点以内。グラフィック部門は、
写真素材の使用を必須とし、その他、イラストレーション・テキスト等の様々
な素材を用いて、グラフィック表現を追求して制作された作品。

応募サイズは不問。使用する機材のメーカー、機種は不問。応募作品は未発表
のオリジナル作品に限る。応募は個人またはグループでも可。応募作品数は複
数でも可。但し、同作品の2つの部門への応募は不可。作品がプリンタ(メー
カーは不問)で出力されていること。上位入賞作品を紹介する展覧会を東京及
び全国各地で実施予定。応募料は無料で一攫千金のチャンス!

応募・問合せ先 〒107-0061 東京都港区北青山2丁目7番30号 10F(株)パッシ
ョン内「'99エプソン カラーイメージング コンテスト事務局」
TEL/03-5414-2155 受付時間/10:00 ~17:00(土・日・祝日除く)
http://www.epson-contest.com/

・コンテスト情報を募集、主催者以外からの情報も可。コンテストや展覧会の
情報を専門にあつかうデジクリワーカーを募集します。(柴田)

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■デジクリWEBサイト情報
藤原ヨウコウ「夢幻空想綺界画帖」オープン
http://www.alles.or.jp/~yowkow2/
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このたび、ついに「夢幻空想綺界画帖」というHPを開くことになりました。ハ
ードとソフトの度重なるアップグレードとつきあいながら仕事をしてきました
が、なぜかHPだけは避け続けていた私です。しかし、吉井宏さんをはじめとす
る先輩クリエーター、友人、さらにヨメの包囲網についに白旗をあげた次第。

HPを開くことをかたくなに拒んでいた理由の第一は、定期的な更新作業にあっ
たのですが(単に私が怠け者なだけ)、降伏した以上は月一回の(毎月3日)
更新を目標に、とりあえずしばらくがんばるつもりです。

内容はオンラインポートフォリオ。柴田編集長悪夢の「電脳畸人大博物図鑑」
肖像版、SFマガジン連載中の「萬古道具珍奇堂」フルカラーバージョン、その
他発表済み、未発表作品をアップしております。ぜひ一度ご高覧下さいますよ
う、お願いいたします。

また、いわくつきの「電脳畸人大博物図鑑」ですが一部作品については、「月
刊アイピーネット」さんの協力で直接本編にリンクをはらせていただいていま
す。こちらの方もぜひご覧下さいませ。なお、本編はPDF ファイルとなってお
りますのでこちらをご覧になりたい方は、Adobe Acrobat Readerが必要です。

【藤原ヨウコウ】
ミステリー、ホラー、SF、時代劇と、書籍装幀を中心に来る仕事は拒まず、逃
げる仕事に追いすがる自称”装幀挿絵画家”。柴田編集長の可愛いオンライン
マガジンを、二つもつぶした影の疫病神”電脳畸人大博物図鑑”が代表作。

・デジクリさんたちのWEB サイトを紹介しています。新規、リニューアルなど
本人からの情報を待っています。また、デジクリしょくんにお薦めのWEB サイ
ト情報を専門にあつかうデジクリワーカーを募集します。(柴田)

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Illustrator、プラグインなど、ラインナップを増やしました。
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■現在募集中
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■編集後記(5/14)
・12日にディジタル・イメージ東京展の反省会をおこなう。2会場同時開催は
見る方も運営する方も疲れるから、来年は再考。今年は入場者数があまり伸び
なかったのは完全大型連休であったから、だと思う。来年はとうとう10回目と
なりなにか大型企画をやらねば、ということで公募展も考え中。(柴田)
・野田MAPの「半神」を観てきた。悔しいけどやはり野田の作品はいい。深
津絵里の好演が光る。ただ全体的に台詞が聞き取りにくくて、言葉遊びの多い
野田作品を理解するには辛かった。今週遊びすぎ。公演日は変えられないんだ
も~ん。我慢したのもいっぱいあるんだも~ん。勉強、勉強?(ハマムラ)
http://www.nodamap.com/
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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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