[0378] 「世界インターネット・ルームシェア計画」

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0378    1999/07/19.Mon.発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 13458部
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PCは、音の世界へ http://www.digion.com/product/ CD-ROMコンテンツ
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 <明日は海の日でお休み、そのため本日はけっこう重量級>

●デジクリAPECIALコラム
 世界インターネット・ルームシェア計画
 神田敏晶

●ニュース
 「知恵蔵」裁判がいよいよ結審へ
 前田年昭

●セミナー情報
 ODPデザインセミナー ヒットデザインはいかにして創られるか vol.16
 「Post Pet 2001」

●編集部からの生コメント
 DTPWORLD編集部 小木昌樹

●373号「1999年の印刷営業マン」記事について (投稿)
 DTPデータをMOで渡す立場から
 MIZUYAMA Akihiro

●373号「1999年の印刷営業マン」記事について (投稿)
 がんばれ!印刷会社 
 火の玉ボーイ

●オフ&交流会情報
 日刊デジクリ初オフ会「デジクリ、パワーパーティー」
 ~自己PRコーナーを設けます。皆に作品を見てもらおう!~



■デジクリAPECIALコラム
世界インターネット・ルームシェア計画

神田敏晶
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KNN神田@まもなくニューヨークです。

先週の【東京インターネット・ルームシェア計画】にたくさんの応募をいただ
き、ありがとうございました。お一人づつお返事しなければならないのですが、
最新情報をメールマガジンの形でお届けします。

東京の場所が決まり次第、お知らせいたしますね! しかし、女性の応募者も
多く、風呂回りを解決できる物件を探すという新たなミッションも抱いていま
す(^_^)。

前々回のシリコンバレーのベンチャー体験同様、女性の方が決断力があるのか
もしれません。子連れの方の応募もあり、別途のニーズもあるんだなあとアイ
デアの公開のメリットも感じています。あまり派手にやると、オウムの新しい
手口と思われかねませんが…(^_^)。

神田は8月末に日本に戻りますので、9月開始の予定で動いています。いい物
件が決まり次第、応募者にはお知らせいたします。また、ホテルのようにゲス
トルームの使用方法などの開始の時期は、この「デジクリ」でお知らせします。

その間、ニューヨーク&シリコンバレー&シアトルでも同様の企画で、ローミ
ングサービスできる場所や受け入れてもらえる場所を探したいと思います。東
京でも随時、物件情報を探しておりますので、ご協力のほどよろしくお願いい
たします。

しかし、マンションのオーナーさんたち、インターネット専用線ってまったく
理解がありませんね。そのうち、クーラーの有無よりも「インターネット専用
回線開通済み」かどうかがマンションの付加価値になるのに…。東急のCATVサ
ービスエリアで山の手線内というのもネライ目かもしれません。

今回のインターネットルームシェアの理想は、東京のインターネット・ルーム
シェアに参加していると、ニューヨークやシリコンバレーでも格安でその提携
先のルームシェアを利用できるようにしたいと思うのです。もし、自分のいな
い間、自分の部屋を人に貸すとほとんど無料で海外の部屋が使えるといいと思
いませんか?(いない間の荷物をどうするか?が問題ですが…)。

今回、ボクはニューヨークのステイはすべてメーリングリストやその友だち、
そしてデジクリ読者のお友達宅をまたまた転々とする予定です。ニューヨーク
でおもしろい人がいたら紹介してくださいね! ロサンゼルスとシアトルでも
ルームシェアできる人がいればご紹介ください。このルームシェア暮らしに慣
れてしまうと、寝るだけのホテルなんて、もうまっぴらごめん…。モーテル暮
らしよりも、より現地人になることができます。

時々、ルームシェアって同じ部屋に住むんでしょ? と聞かれますが、基本的
にルームシェアとは、部屋は別々でリビングルームやキッチン、バス&トイレ
をシェアすることをいいます。だから、自分の部屋にはいればプライバシーは
守れます。これに朝食がついたサービスであれば、B&B(ベッド・アンド・ブレ
ックファースト)と呼ばれるビジネスとなります。

格安チケットで世界を飛び回り、家の固定費は一律。食費は日本で暮らしてい
れば、世界のどこでも暮らせます(それだけ日本は高いんです…)。しかもク
ライアントには、インターネットで密に連絡をとっているので、外国で暮らし
ていることさえわからない。

世界一周チケットで各国を転々としながら、世界のインターネット・ルームシ
ェアを自宅とする。もう、国籍も住所も電話番号も不要です。名刺には万国共
通の電子メールアドレスと名前だけ…。

※注目のiBook がでるかも!?「KNN MACWORLD N.Yレポート」は、ヤノ電器株
式会社へ情報提供しております。
http://www.yano-el.co.jp/

※今年の「ウッドストック'99」に参加しますが、どんな取材を期待しますか?

【かんだ・としあき】
世界で一番小さなデジタル放送局KandaNewsNetworkを個人で営む。
http://www.knn.com/ mailto:kanda@knn.com
携帯電話は昨年やめてしまい、オフィスからうるさい電話もなくしてしまいま
した。隣の部屋で受けた留守番電話を1日1回チェックするだけ。メッセージ
には「お急ぎの方は、電子メールでお願いします」。これだけで、自分の時間
が3倍は生きてきます。
「会った時(Atom)には密に、デジタルでは最小限に…」をモットーとする。
人と違ったことを、すればするほど独自の視点と価値感が生まれると信じてい
る永遠27才のデジタル・ノマド(電子放牧民)。

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■ニュース
「知恵蔵」裁判がいよいよ結審へ
前田年昭 tmaeda@linelabo.com
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「フォーマット・デザインに著作権はないのか?」を問う『知恵蔵裁判』に関
心をよせていただいているデザイン・組版・編集・印刷などページネーション
と出版文化にかかわる友人のみなさん!

私の年長の友人鈴木一誌さんが朝日新聞社を訴えた知恵蔵裁判もいよいよ大詰
め、次の9月2日の裁判で結審となりました。当初は7月2日の裁判での結審
が予定されていたのですが、いろいろ問題が噴き出し、延びたのです。

その経過について私の友人の郡淳一郎さんが、双方の主張と問題点をわかりや
すく、また掘り下げてまとめてくれたテキストが「日経デジタルデザイン」99
summer号(日経BP社、8月20日付発行)にこのほど掲載されました。

ぜひみなさんにも読んでいただきたいと思ったので、日経BP社に転載許可をお
願いし、このほど許諾をいただきましたので、以下のウェブページに載せまし
た。内容をお読みいただいたうえで、何かのおりにでもご意見をおきかせくだ
さればうれしく思います。

私はこの裁判を機会に、日本のページネーションと出版文化にかかわる人びと
のあいだで率直に意見がかわされるようになれば、と願っています。ウェブペ
ージへの掲載もそういう考えからしたことです。

http://www.linelabo.com/chi99714.htm

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■セミナー情報
ODPデザインセミナー ヒットデザインはいかにして創られるか vol.16
「Post Pet 2001」
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<以下の行政サイト及び読者情報>
http://www.city.osaka.jp/gyosei/html/detail/200142941146.html

愛玩メールソフトとして爆発的な人気を博した 「Post Pet 2001」にスポット
を当て、開発プロジェクトについて、メディアアーティスト八谷和彦氏を講師
にお迎えし、講演するもの。

日時:7月23日(金) 午後3時~午後4時半
場所:ATC ITM棟 10F 大阪デザイン振興プラザ セミナールーム
http://www.osaka-design.co.jp/access/index.html
費用:一般1000円/学生500円
定員:100名
申込方法:FAXにて申込み
    記入事項→住所/氏名/職業/TEL/FAX
問い合わせ先:
大阪デザイン振興プラザ事務局
TEL06-6615-5510 FAX06-6615-5173
http://www.osaka-design.co.jp/

・トシロウさん。情報ありがとうございます!(デジ栗)

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■編集部からの生コメント
DTPWORLD編集部 小木昌樹
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デジクリ読者の皆さんこんにちは。DTPWORLD編集部の小木昌樹です。鬱陶しい
梅雨もそろそろ終盤にさしかかり、編集部のある東京・芝浦は、毎日毎日雨ば
かり。こんな時は食事に出かけるのおっくうになってしまいます。どこからか
DTP 業界もドシャ降りだぁ、なんて声も聞こえてきそうですが、今日はそんな
暗いムードを吹き飛ばす『DTPWORLD』7・8月号をご紹介させていただきます。

第1特集は「DTPデザイン向上委員会'99・プロが教えるデザイン&レイアウト
ステップアップ術」。

DTPになってデザイン&レイアウトの敷居はとても低くなりました。とはいえ、
初心者がいきなりレイアウトしても、スグにいいものは出来ません。そこでこ
の特集では、レイアウト、カラーリング、フォントの選び方といったポイント
を第一線で活躍するプロに分かりやすく解説していただきました。脱ビギナー
を目指すデザイナー、オペレーター必見の特集です。

第2特集は「DTPに効く! あなたのMacパワーアップ計画」。

世の中はG3時代になっているけれど、DTPの世界ではまだまだ604系マシンが現
役です。そこで、この特集では、G3 カードやハードディスクの増設、100base
Ethernetの導入など、少ない予算で効果的にパワーアップする方法を伝授しま
す。東京と大阪のパワーアップに強いショップガイドも必見。

ミニ特集は「Acrobat4.0とPDF1.3のスマート活用術」。

ついに登場した Acrobat4.0 の基本的な使い方と、出版・印刷の現場における
PDFファイルの賢い活用方法を提案しています。付録CD-ROM には日本語フォン
トを埋め込んだサンプルファイルを収録しましたので、実際にファイルを開い
てご確認下さい。

今回から「ハードウェア誌上対決」と「Photoshop サイバースタジオ」という
新連載が始まります。「ハードウェア誌上対決」は、注目のハードウェア3機
種をあらゆる角度から比較・検討して、DTP ユーザーのベスト・バイを見つけ
ようというもの。第1回はスキャナを取り上げました。「Photoshopサイバース
タジオ」は、広告などで使われているPhotoshop を使った驚異の合成テクニッ
クをご紹介します。第1回はあの広末涼子ちゃんも登場する「本物よりリアル
な合成テクニック」の巻。

その他、DTP&グラフィックに役立つ記事が満載の『DTPWORLD』7・8月号は全
国書店で好評発売中。表紙のワニくんが目印です。お見逃しなく!

http://www.wgn.co.jp/

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■373号「1999年の印刷営業マン」記事について (投稿)
DTPデータをMOで渡す立場から

MIZUYAMA Akihiro
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ディスクがメディアになってしまいますと、営業マンにできるのは、せいぜい
サービスビューローの受付で書かされるような出力依頼書を、顧客に記入して
もらうことくらいですよね。ディスクは、バイク便でいいでしょう(費用は印
刷会社持ち)。

依頼側からすると、後は、技術の人と、メールで逐一やりとりできれば、充分
です。だから、印刷会社のメール環境、および担当者のメール意識が高いこと
が、必要かくべからざるものになります。

営業マン不要という意味ではありません。営業マンは、顧客に対して、DTP の
注意事項やノウハウを提供し、指導するという役割をになうべきです。たぶん、
技術の人が、交代で営業、ではなく、接客(顧客への訪問)に出向けばいいの
ではないでしょうか。

ちょっと補足ですが、営業には、いかに入札を落とすかという問題と、顧客の
無理難題の防波堤という意味もあります。ちょっとジレンマですが...

http://www.amy.hi-ho.ne.jp/mizuy/

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■373号「1999年の印刷営業マン」記事について (投稿)
がんばれ!印刷会社 

火の玉ボーイ
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デジクリ[#373]で花摘ゆうきさんが、過激に印刷会社の営業マンを非難してい
ましたが、営業マンをそこまで責めるのはどうでしょうか。

私も印刷会社にいた人間ですし、今の会社でも毎日のように印刷会社と付き合
っていますから、花摘さんが告発されている内容は私なりにわかっているつも
りです。

確かにご指摘のような営業マンはたくさんいます。でも「こんなんで恥ずかし
くないのか!」と言われるのは、別に印刷会社の営業マンに限ったことではな
いでしょう。DTP に関わる編集者、デザイナー、代理店等々、各業界にも「恥
ずかしくないのか!」というレベルの知識しか持ち合わせない人達はたくさん
います。印刷会社の営業マンだけ責めるのは酷というものです。

とは言え、デジクリの読者であれば、印刷会社の営業マンに限らず、編集者も
デザイナーも、「恥ずかしくないのか!」と言われるような人達はいないこと
でしょう。ねっ、柴田編集長。

ではここで、印刷会社の営業マンだけではなく、編集者のどこがひどいのか、
デザイナーのどこが恥ずかしいと思わないのか、ということを告発してしまう
と、お互いを非難しあうだけの醜いメールマガジンになってしまいますから、
それはやめましょう。きっとそれはデジクリの本意ではないはずです。

そこでデジクリの読者には、どの業界であれ、そのような人達はいない、とい
うことを前提に、違う角度で印刷会社の問題点について意見を述べてみたいと
思います。

まず問題点を指摘する前に、印刷会社の特殊性について理解しておく必要があ
ります。その特殊性とは、

1.膨大な金額の設備投資をしていること
2.最末端の受注産業であること

1についてですが、読者のみなさんは印刷機や製版機って一体いくらぐらいす
るか知っています? 実は1台あたり何億とか何千万とか当たり前の世界なの
です。そのような高価な機械を、何台も設備投資して購入しているということ
です。

2については、印刷会社は自社製品を開発・製造しているのではなく、あくま
でクライアントから委託されて、製品の最終工程を担っているということです。

当たり前の事ですけど、この2点って、ものすごく特殊だと思いませんか? 
この2点だけ見ても、印刷会社の問題点(というより悩みかな)が伺えます。

つまりこうです。印刷会社は過剰な(?)設備投資を行なっているため、減価
償却するために、いっぱい、いっぱい仕事を受注しなければなりません。営業
マンは何社もクライアントを抱え手一杯。おまけに十万部印刷する本も千部し
か印刷しない本も、売上は違うけど手間は一緒。毎日毎日忙しい。工場も稼働
率を上げるため24時間体制で勤務。夜勤と昼勤が1週間単位で入れ替わり、生
活も不規則極まりない。こちらも毎日毎日忙しい。

また、クライアントが、キチンとした入稿物を、約束した期日通りに入稿して
くれて、校正も指定ミスによる赤字は無し、とくればいいのですが、現実はそ
うはいかない。おまけに納期も延ばせない。クライアントに対してクレームを
つけたくても、仕事は受注してしまっているし、しかもお客様だし、言えない。

工場はもっとシビアで、たとえどんなに遅れても、なんとしてでも期日までに
製品を作り上げなければならない。もし時間がなかったからという事を言い訳
にして、納期を遅らしてしまったり、品質の悪い物を仕上げてしまうと、クレ
ームが起きてしまうことは必至で、下手をすれば金銭的負担を負いかねない。

あー、やっぱり印刷会社って大変だ。これじゃ自己啓発もままならない。ちな
みにこれって、ほとんど私の体験談です(だから辞めたとも言えますが)。も
ちろんこれは私に限ったことではなく、私の周りも、また、付き合いのあった
同業他社の人達も同じようなことを言っていました。

結論から言ってこの問題は、印刷会社、または印刷業界だけではどうしようも
できません。印刷業界に関わる特に発注先(クライアント)の理解と協力が、
どうしても必要です。ツケは川下の印刷会社に、などという考えをあらため、
少しでも真のパートナーシップが交わせるようになればいいのですが…。ちょ
っと理想論過ぎますかね?

現実的な問題点として、もう一言。印刷会社は今こそもっとビジョンを持つべ
きです。委託産業の欠点は、どうしても下請け的な要素が強く、クライアント
に依存しがちです。それから脱皮するためにも、明確なビジョンは必要不可欠
です。

例えば、こんなのはどうでしょうか。「環境問題への取り組み」です。製版フ
ィルムというのは、当然可燃物ではなく、しかも特殊なゴミの分類に入る、と
聞きました。そこで、DTP やデジタル製版が普及してきた今こそ真剣に、フィ
ルムレスの製版・印刷を目指してみたらいかがでしょうか。

某大手印刷会社では、すでに前向きに取り組んでいるそうです。トヨタのエコ
ではないですが、印刷会社もクライアント規模ではなく、地球規模で考えてみ
たらどうでしょう。

フィルムレス実現のために、クライアントに対して、DTP 完全デジタルデータ
での入稿を義務づけてしまう。何年かを準備期間として、その後はもうアナロ
グでの入稿は基本的に受け付けませんよ、と。

なぜ受け付けられないのか。1冊の雑誌を作るのに、これだけフィルムを使用
します。赤字が入れば訂正するのに、さらにこれだけフィルムが必要です。だ
から、クライアントもデータ入稿することで、環境問題にご協力下さい。なん
て言う、印刷会社連合広告を新聞に掲載しちゃったりして。世論も巻き込んで、
社会問題に発展させちゃう(クライアントにとっては恐るべき話だ)。

こうなれば、印刷会社の営業マンのDTP に対する知識も否応なしに上がる。電
算写植が主流となり、印刷営業マンに活版知識が不必要になってしまった時代
があったように、アナログ写植・製版の知識が不必要になってしまったりして。

えっ、フィルムレスにするためにダイレクト刷版機やデータ転送システムの構
築が必要で、あらたな設備投資費用がかかるって?
うーん、そりゃまた問題だ!

【火の玉ボーイ】平成元年に某大手印刷会社入社。転職して現在広告代理店勤
務。冬はスノーボードにいそしむが、夏はやりたいことが見つけられず、悶々
としている33歳。最近の関心事は、濱村デスクはどんな人なのだろう、という
こと。一度是非お会いしてみたい。

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■オフ&交流会情報
日刊デジクリ初オフ会「デジクリ、パワーパーティー」
~自己PRコーナーを設けます。皆に作品を見てもらおう!~
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当日、「自己PRコーナー」を設けます。自分の作品を皆さんに見ていただき、
PRをするというものです。プロジェクターを用意していただいています。詳細
は参加希望者の方への返信メールにて。

iMedioさん主催の「iMedio WEB LIVE '99」終演後、同じ建物の48Fで行います。
http://www.imedio.or.jp/weblive99/ (iMedio WEB LIVE '99詳細ページ)
ぜひお会いしましょう!! いろんな方と交流してください。

日時:1999年7月30日金曜日 18:30~20:30
会場:WTCコスモホール
   大阪市住之江区南港北1丁目14番16号 WTCコスモタワー48F
交通:ニュートラムテクノポート線 トレードセンター前駅下車徒歩5分
会費:5,000円(税込)
協力:財団法人大阪市都市型産業振興センターソフト産業プラザiMedio

参加ご希望の方は、
info@dgcr.comまで以下のフォーマット、
subject「パワーパーティー」でご連絡くださいませ。

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【氏名】
【郵便番号】
【住所】
【TEL】
【メールアドレス】
【URL】
【ひとこと】
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■編集後記(7/19)
・大下英治著「Y2Kを狙え! 小説・日本凍結」を読んだ。新書で350ページを
超えるボリュームである。着想は面白い。世界的な陰謀グループが、Y2K 問題
に見せかけて日本の中枢をハッキングして、危機管理に甘い日本を大混乱に陥
れる。北朝鮮やオカルト教団が手を組んで……。でもストーリーの構造がいい
かげんで、主人公のひとりは【あらゆる可能性について頭を働かせた。そのう
ち、ふとひらめいた。「2000年問題が、原因じゃないですか!」】おいおい、
なにがふとひらめいただよ! さんざんY2K 問題に警鐘を鳴らしてきたニュー
スキャスターが、なぜ問題のタイミング(おおみそかから元旦にかけて)で不
倫のためにホテルにいるのだ! 案の定トラブル発生。東海第二発電所が大爆
発するが、「先ほど、東海第二原発の責任者は、Y2Kには十分に対応している、
と言い切りました。が、どうやら、それは嘘だったようです」と実況報道させ
ただけ。これで、メルトダウンした原発とその影響については最後まで出てこ
ないというおそまつ。とにかく、いろいろな資料にあった事柄を、登場人物に
延々としゃべらせてストーリーを進めるという乱暴な構成。トンデモ本の候補
にしたい読後感である。まともと思われる「Y2K 最新最終事情」をあらためて
読み返した。しかしなあ、日本の2000年っておおいに危ないぞ。(柴田)

・オフ会をみんなの力で成功させてください。(デジ栗)

・ハマムラはつまんない人間ですよぅ。文章は、現時点で自分が考えているこ
とを一方的に書けるので、わりあい自分の姿が出ます。でも人と会っている時
の自分は、特に自分から主張することもなくのんびりしています。グループで
の会話なんかだと、自分の会話よりも面白い会話を皆はするので、へぇ~、と
思って聞き入っています。私は引き出しが少ないんですよね。自分がこだわっ
ていること、相手の言うことが明らかに違うという場合に反応として意見が出
ます。いきなり言い出すのでびびられます。わはは。もちろん気のおけない友
人らには、聞かれてもいないつまんないことまでも、べらべら話しますけど。
自己PRする必要性をあまり感じていないし、人の話を聞いている方が面白いの
です。相手に興味があります。いろんな人がいて素敵です。これからの世の中
は自己PRが必要と言われるから、慣れなくてストレス。(hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 <mailto:tdo@green.ocn.ne.jp>
デスク     濱村和恵 <mailto:zacke@ppp.bekkoame.ne.jp>
アソシエーツ  神田敏晶 <mailto:kanda@knn.com>
        森川眞行 <mailto:morikawa@siliconcafe.com>

情報提供・投稿・プレスリリース・記事・コラムはこちらまで
<mailto:info@dgcr.com> 担当:濱村和恵
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