[0402] ライターになろう!

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0402   1999/08/27.Fri発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 13858部
情報提供・投稿・広告の御相談はこちらまで mailto:info@dgcr.com
登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.html
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    ■今世紀最大のCG美少女本! バーチャルビューティ特別編■
    216ページフルカラー 特製ポストカード20枚付 定価3,200円
 シリーズ4巻の中から、特に読者から人気の高かった作家をピックアップ
        類似企画に圧倒的に差をつけたアゴストの自信作
            ■http://www.agosto.com
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 <思いとどまるなら今のうち、やるならとことんやれ>

●デジクリSPECIALコラム
 ライターになろう!
 須貝 弦

●セミナー案内
 JPC 9月定例セミナー「文字コードの世界」

●セミナー案内
 PDFワークフローとオープンプリプレス
 9月8日に大阪、9日に名古屋で開催

●展覧会案内
 檜山巽 エンサイクロペディアロボタニカ
 この夏3つの展覧会を開催

●新刊案内&プレゼント
 バーチャルビューティ 特別編



■デジクリSPECIALコラム
ライターになろう!

須貝 弦
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先週の「マッカー創刊宣言」について、多くの方からメールをいただいた。な
かにはさっそく「原稿を書かせてほしい」という人も何人か現れて、うれしい
限り。神田さんからは「思いとどまるなら今のうち、やるならとことんやれ」
というメールをいただいた。やれるところまでやってみようと思う。というか、
やってやるぜ!

原稿を書きたいという人がけっこう多いので、読者投稿を積極的に受け付けよ
うと思う。いくつかこちらでテーマを決めておいて、テーマに沿って書いても
らってもいいし、まったくオリジナルなテーマでも構わない。プロの人が書い
てくれるとすっごくウレシイけど、アマチュアの方でもぜんぜんかまわない。
Macが好きで文章を書くことに興味があれば、ぜひチャレンジしてみてほしい。
採用されれば、もちろん「1マッカー」を進呈する。

もしアマチュアの人の原稿で「この人はイケてるぞ!」という人がいたら、定
期的にお願いすることもあるかもしれない。また「この人は超イケてるぞ!」
という場合には、どこかの雑誌の編集者に紹介してあげてもいい。もちろん確
約はできないが、どうかそういう夢を持っていただきたいということなのだ。

実際、Mac 雑誌をはじめコンピュータ雑誌で原稿を書いているライターさんの
中で「専業ライター」って案外少ないような気がする。技術色が強い雑誌ほど
その傾向が強いと思う。だいたいは何か「コレ!」という得意分野があって、
たまたまどこかの編集者と知合いだったりして「こんど原稿書いてみない?」
とか誘われる――というパターンではないだろうか。自分自身、そうやって原
稿依頼をしたことがあるし。

ところで、「マッカー」のサーバーだが、濱村さんにお願いをしてデジクリの
サーバーの中に間借りさせていただくことになった。濱村さんとは「これで姉
妹媒体!」なんて言ってるんだけど、柴田さん怒らないでくださいね。いまは
まだディレクトリの中がカラッポだが、とりあえずのトップページくらいはこ
さえて「創刊準備号」としておこうと思う。 URLは、そこまで進んだ段階でお
知らせする。

いちおうパブリックな媒体を目指すのだし、創刊するにあたってメーカーの知
っている人とかに挨拶に行こうかなぁとも思ったが、それよりも今回メールを
くれたような人たちと密にコミュニケーションを取るほうが先決だ。でも名刺
は作らなきゃ。名刺に「編集長」って入れてもいいのかなぁ。自分で立ち上げ
るのに気兼ねする必要はないか。でも「編集人」くらいにしておこうかな。聞
いた話だが"editor"というと、アメリカなどではそれだけで「編集長」らしい。
フツーの編集部員は "editorial staff"(スペル不安!)とかなるようだ。本
当か?

編集長と言えば、私が以前働いていた雑誌の編集長が代わった。コンピュータ
関係の雑誌には珍しく、女性編集長の誕生である。がんばれよ~N村さん。負
けてはいられないので、私も「マッカー 編集長」と名刺に入れることにしよ
うか。

ちなみに「マッカー」とは差別用語だ。DOS/VユーザーがMacユーザーをバカに
するときに使う。用法としては「マッカーはMac OSを選び取った時点で人間で
はない」とかいう感じだ。その「マッカー」を、あえてタイトルに使う。語感
がいい、ただそれだ。いいじゃん、マッカーで。Mac 好きだもん。でもいちお
う言っておくと、東芝のDynatop 6000とリブレット 1050も欲しいんだよね。

さて、デジクリ上で「マッカー」の宣伝をするのも、この辺で自重しておくこ
とにしょう。なんてったって、まだできていないんだし……。

mailto:gsugai@hh.iij4u.or.jp
http://www.tt.rim.or.jp/~gsugai/

【すがい・げん】
ライターになりたいなら、マメにデジクリに投稿するのもいいかもしれない。
根気よく投稿し、運良く何度も採用されれば、ひょっとしてひょっとするとど
こかの編集者が声をかけてくれるかもしれない。デジクリからそういう人が出
たらいいと思わない?

・そのとーり! 投稿は大歓迎です。そのうち、「あのデジクリで書かれてい
たんですか! すご~い!」となる(ハズ)。(デジ栗)

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■セミナー案内
JPC 9月定例セミナー「文字コードの世界」
9月9日 アップルコンピュータにて
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<以下は主催者情報>

日時 9月9日(木)14:00~17:00 ※13:30より受付開始
会場 東京オペラシティタワー48階 アップルコンピュータ(株)本社セミナ
ールーム(京王新線・都営地下鉄新宿線「初台駅」前)
参加費 JPC会員¥5,000 JPC団体会員¥7,000 非会員¥10,000

「文字コードの世界」
講師:安岡孝一 京都大学大型計算機センター 助教授、符号化文字集合調査
研究委員会(WG2)委員

漢字をめぐる不毛な「感情論争」の時代はもう終わった。ほとんどの人にとっ
て読めない、使うことのない漢字についての論争よりも、丸数字などの記号で、
専用ワープロやMac、Windowsの相互にまだまだ互換性がない現実を考えたとき、
こんどの新JIS規格、第3第4水準の意義は非常に大きい。新JIS規格の実装部分
を担当した安岡孝一氏に、文字コードをめぐるあらゆる疑問を解明してもらう。
主な内容は、文字コードとは何か 、世界の文字コード、漢字コード、Unicode
とISO 10646、常用漢字と漢字コード、など。

※資料は、9月1日に東京電機大学出版局から発行される安岡孝一・安岡素子
著「文字コードの世界」。事前に以下から入手してよく読んでおくことをおす
すめする。また、当日会場でも入手できる。
定価(本体3600円+税180円)送料340円
東京電機大出版局からの購入方法は、以下を参照。
http://www.dendai.ac.jp/press/

申込み方法 JPCホームページから申し込みが可能。
http://www.jpc.gr.jp

メールでの申込みも受付け。
info@jpc.gr.jp

ファックスでの申込みも受付け
FAX No03-5275-2933 JPC事務局定例セミナー申込係

メール/ファックスでのお申し込みの場合、会社名/部署名/名前/電話番号
/FAX番号/メールアドレスを必ずご記入ください。

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■セミナー案内
PDFワークフローとオープンプリプレス
9月8日に大阪、9日に名古屋で開催
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日本アグフア・ゲバルトはアドビシステムズの協力で、9月8日に大阪ビジネ
スパーク、翌9月9日は名古屋第二富士ホテルにおいて「PDF ワークフローと
オープンプリプレス」セミナーを開催する。

このセミナーでは、Adobe Acrobat 4.0日本語版の各種機能の紹介、およびPDF
を用いた業界初のプリプレスワークフロー「Agfa Apogee システム」の機能と
利点について、詳細に解説される。セミナーへの参加は無料だが、定員制で参
加申し込みが必要となる。先着順で受け付ける。

日時:大阪9月8日(水)13:30~15:45
   名古屋9月9日(木)13:30~15:45
大阪会場:大阪ビジネスパーク クリスタルタワー20階A会議室  
名古屋会場: 名古屋市東区東桜2丁目 第二富士ホテル 錦の間  
プログラム:
1)Acrobat 4.0の新機能及びプリプレスへの応用
アドビ システムズ マーケティング本部 田村実路
2)PDFワークフローAgfa Apogee
日本アグフア・ゲバルト グラフィック システム事業部 山崎稔

http://www.agfa.co.jp/gs/event/event_cal.html

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■展覧会案内
檜山巽 エンサイクロペディアロボタニカ
この夏3つの展覧会を開催 本日原宿でパーティ
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アーティスト檜山巽さんが、この夏3つの展覧会を開催。キヤノンワンダーミ
ュージアム・デジタルアートギャラリー(幕張)では6月末から開催中である。
WORLD PC EXPO に行ったら、ちょっと足をのばしてキヤノンまで見にいきまし
ょう。

EXHIBITION 1st.
ENCYCLOPEDIA ROBOTANICA 1999
日時:6月28日(月)~ 9月24日(金)
会場:幕張キヤノンワンダーミュージアム・デジタルアートギャラリー
千葉市美浜区中瀬1-7-2 キヤノン販売幕張本社ビル TEL: 043-211-9541

EXHIBITION 2nd.
日時:8月27日(金)~ 9月1日(水)12:00~20:00 最終日18:00まで。
会場:原宿Rocket
東京都渋谷区神宮前4-12-1 青山同潤会アパート5-101 tel: 03-3470-6604

EXHIBITION 3rd.
日時:8月21日(土)~9月10日(金) 12:00~19:00
会場:吉祥寺shop 33
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-8 欅ビル3F tel: 0422-48-7926

なお、開催記念として、本日パーティーを行なう。 
・8月27日(金) 18:00-20:00 於:原宿Rocket                                    
「エンサイクロペデイア・ロボタニカ・1999」の作品の一部
http://www.dgcr.com/hiyama/

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■新刊案内&プレゼント
バーチャルビューティ 特別編(アゴスト刊)
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「バーチャルビューティ・コレクション」は1998年12月に、エメラルド、トパ
ーズ、1999年にはクリスタル、サファイアと4冊を刊行してきた。参加アーテ
ィストは34名にものぼる。この「特別編」は、この4冊でとくに読者の支持が
高かった18名のアーティストによる新作と、エッセイ「わたしの美少女はどこ
に行くか?」、および個性的なメーキング記事によって構成した。

参加作家(とそのキャラクター)は、石ノ神満月(瑠奈)エトウコウジ(aya)
小島和繁(アンジェラ)コバヤシダイスケ(チハル)こんこん(伊達薫)坂本
顕一(モデルA )笹原和也(ミハル)しまざき霊人(須藤れい)清十郎(有栖
川麗子)ソネハチ(Y子ほか)D-sys(兎馬かなみ)ねことむ(璃火紫きせら)
羽田宗春(葉月奈々)樋口誠(プロトタイプAi )まつおゆきえ(Ready Maid
FM)YAMAG(RYOKO )山本直樹(カフカ)るろうに(モルティモア・エルセノ
ヴァ)の18人。

判型は23.5×29.7と大きくなったのでギャラリーの迫力は増した。総ページ数
は216 ページ。付録にポストカードがついた。1ページに4枚、計20枚のカー
ドは読者が自分でカットする方式だが、ポストカードだけでも1枚100~150円
が相場、となると2000~3000円のオマケとなる。本体価格が3200円なのだから、
なんというお買い得なしかけ。

アゴストが火をつけた3DCG美少女だが、最近はコンピュータ関連の各誌がCG美
少女の特集を組んでおり、まさにブームの様相だ。ブームというのはいずれ鎮
まる運命にある。しかし、美少女CGはブームではない。美少女(&美女)を表
現することは、ものを作る人にとって、永遠不滅のテーマである。

清十郎さんは「とりあえず、わたしにとって美少女というのは、生理的にも自
然に探求心を喚起させるものであり、興味が尽きないし、同時に作家としての
制作意欲を枯れさせない素材でもある」と言い、樋口誠さんは「それでも、手
間暇かけて取り組むのは『おもしろい』からだ。モノを作り出せる喜び、3DCG
は絵を描くというよりも『モノを創造する喜び』にあふれている。私の作る3D
美少女は、私の女性に対する美意識の具現化なのかもしれない」と言う。

コバヤシダイスケさんは「『美少女CGを作る』という言葉に、妖しい印象をも
たれるとちょっと困るわけです。『仮想世界へ現実逃避』しているのではなく、
『仮想世界へ自家製アイドルをプロデュースしている』といった方が正しいで
す。芸能プロデューサーかステージママの気分ですね、実際」と言う。

というわけで、1999年の8の月現在、最高のCG美少女作品集となった「バーチ
ャルビューティ 特別編」を読者5名様にプレゼント(byアゴスト)

ご希望の方はinfo@dgcr.comまで下記フォーマットをsubject「VB 特別編」でお
送りください。subjectが違う場合抽選対象からはずれることがありますのでご
注意ください。

締切:9月2日(木)午後8時タイムスタンプ(日本時間)

【メールアドレス】
【氏名】
【職種・得意分野】
【郵便番号】
【住所】
【TEL】
【URL】
【好きなライター・クリエイター】
【コラムに登場して欲しいクリエイター】
【読みたいジャンル】例:DTP, 3DCG
【あったらいいなという企画内容】
【ひとこと】

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■編集後記(8/27)
・せっかくクロスバイクを買ったのに、あまり乗る機会がない。スタンドも荷
台もないので、そのへん買い物に行くにはまったく向いていない。この暑いの
にデイパックを背中に、というのはけっこうつらい。それに、まだピッカピカ
の新車なので(本当にかっこいい! 自転車って機能美のかたまりみたい)盗
難もこわい。少し寒いくらいが走り時だ。本格的秋よ、早く来い。(柴田)

・公園か山の上の木陰で、音楽なんて聴きながら、のんびり寝ころんで時間を
過ごしたい。時間を忘れて本を読みたい。いつでも頭の片隅に仕事のことが残
っているなんてしんどいねぇ。(hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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