[0431] 「マッカー」本日創刊!

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0431   1999/10/01.Fri発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 14106部
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 <自分のメディアが持ちたい>

●デジクリトーク
 「マッカー」本日創刊!
 須貝 弦

●デジクリトーク
 雷にご注意
 Rey.Hori

●イベント案内
 Digital Ware Osaka
 CG Osaka'99/Digital Studio 99/GIS EXPO 99

●イベント案内
 関西初 Photoshop5.5 と GoLive4.0 の緊急セミナー



■デジクリトーク
「マッカー」本日創刊!

須貝 弦
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デジクリの誌上で何度かお伝えしたWebマガジン「マッカー」だが、いよい
よ10月1日に創刊となった。URLは下記の通り。10月1日、つまり今日
だ。この原稿が配信されている頃には、すでにアップロードされていなくては
イケナイ! ま、間に合うのか?

http://www.dgcr.com/mac/

濱村さん、サーバーのディスクスペースを貸していただいてありがとうござい
ます。

この原稿を書いている28日現在、作業の進捗率は70%ぐらいだろうか。あ
と3日でなんとかなるところまでは来ている。ただ「もう少しコンテンツが多
ければよかったな」と思っている。デジクリでマッカーの話をすると「私も原
稿を書きたい!」という方がたくさん現れたのだが、実際に創刊号に間にあう
ように原稿を送ってくれたひとは、皆無に等しい。少しアテにしていたので残
念だった。

しかし幸いにも何人かの協力を得ることができ、創刊号の特集「ハイブリッド
・ユーザーの言い分」を作ることができた。元Mac雑誌の編集者でありなが
ら、今はWindowsのノートをメインに使う人のインタビューと、Mac
とWin、それにパームパイロットを使いわける「フツーの人」を紹介する。

創刊号としては地味なコンテンツであるという自覚があるが、そこはどうか読
者のみなさんに評価していただきたいと思う。個人的には、MacだWinだ
とつばぜり合いをしている人たちにこそ読んでほしいと思っているが。

その他にも読み切りコラムや連載などのコンテンツがある。これらの原稿の多
くは私が書いたものだが、今後は私以外の原稿の比率をどこまで高めていける
かが課題となる。「個人誌」のままでは限界があるからね。いまのところは、
Mac雑誌の元編集者などといった知り合いにいろいろとお願いをしている。
また、イタリア在住のあの人のコラムなんかも、創刊号には間に合わないがそ
のうちにスタートする予定である。

しかし、知り合いにばかり頼んでいるとネタも尽きてくるし、広がりが生まれ
ない。そこでもう一度言わせていただきたい。「あなたもマッカーでライター
やってみませんか?」と。「何か書きたい」ではなくて、「これを書きたい」
と思っている人からのコンタクトを、引き続き待っている。連載の企画も大歓
迎だ。

「マッカー」なんだからMacの話を書いてもらうのがいちばん自然なのだが、
Mac以外のことでも構わない。カメラが好きな人がデジカメや銀塩のことに
ついて書いてみたり、ロンドンに留学したことある人が、そのときの体験をテ
キストにまとめたり――というのがあってもいいと思う。書き手がMacを使
っていれば、それでいい。それと、デジタル作品の募集もしようと思う。

さて、以前もお伝えしたようにマッカーはシェアサイトとして運営される。マ
ッカーを読んで「面白い」と思い、今後も読みたいと思ったひとは、どうか登
録料として2、500円を我々に恵んでいただきたい。登録していただいた方
にはバックンンンバー・サイトへのアクセス権が与えられるほか、更新情報と
オリジナルコンテンツからなるメールマガジンを毎週お届けするので、ぜひみ
なさんの登録をお待ちしています(ここだけ敬語)。

更新サイクルに関しては、大規模な更新を毎月1日と15日に行う。大規模な
更新とは、早い話が特集が更新されるということだ。ただし、一部の細かい連
載モノに関しては、このサイクルにこだわらずに随時更新していこうと思う。

「自分のメディアが持ちたい」の一心で、こんなことを始めてしまった須貝弦、
24歳の秋。創刊前からすでにあちらこちらで笑い者にされているようだが、
そんなことは私は気にしませんよ~だ。これから先になによりも大切なことは
「続ける根性」。ね、神田さん!

【須貝 弦】すがい・げん
クドイようだが「すがい・げん」は本名だ。マッカーに対するお問い合わせや
投稿などは、下記メールアドレスまで。メールのタイトルを「マッカー投稿」
「マッカー問い合わせ」などとしてください。あと、私をバカにするはぜんぜ
ん構わないんだけど、メールは礼儀正しくお願いします>狭い業界の皆さま
mailto:gsugai@hh.iij4u.or.jp
http://www.dgcr.com/mac/

・そ、続ける根性ネ。 (デジタルクリエイターズ)

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■デジクリトーク
雷にご注意

Rey.Hori
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以前に比べて夢のような CPUパワーを手にすることができたとは言え、三次元
CGにはマシンに手出しできないレンダリングの時間がどうしても付いて回る。
壷の焼き上がりを待っているようなこの待ち時間、それ自体悪くはないのだが、
最も恐ろしいのは停電である。今回はその誘因である雷についての3カ月遅れ
(?)の話題である。

こう書くと、他人の不幸は蜜の味、レンダリング中の落雷・停電でエライ目に
会った話を期待されるかもしれないが、幸いなことにまだこの「最悪」の結果
に遭遇したことはない。 筆者がまだアマチュアCG作家だった頃、連続140時間
に及ぶレンダリングの途中で強烈な雷に見舞われたことがあった。当時は会社
勤めだったので、オフィスにいながら生きた心地がせず、帰宅後元気に(?) レ
ンダリングを続行しているマシンを見て胸をなで下ろしたものである。

ご存じの方が大半だと思うが、雷という奴、直撃の落雷でなくても電化製品に
は多大の被害を与えかねない。近隣への落雷であってもそれによって生じた強
烈なノイズが電源ラインから入ってくるからだ。ただ、上記の例のように意外
にマシン本体は雷による電源ライン経由のノイズには強いのかもしれない。問
題はそれ以外の周辺装置類、思わぬ所にあった。

去年の7月の末、たまたま自宅で作業中にかなり大きな雷が近づいてきた(こ
こ数年、関東圏で特に激しい雷雨が多くなったように思うのは気のせい?)。
この時、筆者はメインマシンでモデリング、サブマシンはレンダリングの最中。
「最悪」の結果を回避すべくファイルを途中保存し、マシンのコンセントを抜
いて雷が遠のくまで待機することにした。単にシャットダウンするだけでなく、
電源コンセントを抜いてしまうというのが何と言っても最良の対応なのである。

稲妻と雷鳴が同時に降ってくる状況がしばらく続いた後、ようやく静かになっ
たので、マシンを元に戻した。当然マシンは無事で、何事もなかったかのよう
に作業を再開できた、かに見えた。ところがこの時、モデムとエアコンの室外
機が既にお亡くなりになっていたのである。

筆者の電話回線には回線側から順に着信ライト(ヘッドフォンで音楽を聴いて
いても着信が目でわかるようにしてある(笑))、ナンバーディスプレイアダプ
タ、モデム、ファクス付き電話機、が接続されているのだが、このうちのモデ
ムだけが壊れた。しかもモデムのACアダプタには故障した形跡がない。……電
信電話方面関係諸兄諸氏からオシカリを戴くかもしれないが、コネクタを接続
したままだった電話線を経由したノイズが、器用なことにモデムだけをぶっ飛
ばしたとしか思えないのである。

慌てて電子メールでのやり取りを基本としているクライアントさんへ「さっき
の雷でしばらく不通になります」と泣きの電話を入れ、エアコンの修理を依頼
し、当面の仕事に段落をつけてから、筆者は近くの量販店へモデムを買いに。
……関係ないが、エアコンの修理にはそれから更に3日待たされることとなり、
郷ひろみ状態と化しつつマシンに向かう羽目になった。(余談だが、今年の7
月末にもこのエアコンの室外機は再び落雷で一周年記念の故障を起こし、また
も数日間の郷ひろみ状態をリフレインする始末。あーちーちー)

今後、高速通信回線が普及して、デジタルの周辺で仕事をしている人は否応な
くそれらに頼ることになるだろうけれど、こうした通信回線周りも含めた雷対
策にはくれぐれもご考慮を。対策といっても、ヤバそうな線をもれなく引っこ
抜いてしまえば良いはず。エアコンが壊れるぐらいならまだしも、落雷一発・
データ霧散・業務停止・再起困難・信用低下、という「最悪」の結果だけは回
避したいものである。

【れい・ほり】本名、堀内営(ほりうちまもる)。1963年大阪生まれ。85年鳥
取大学工学部生産機械工学科を卒業、同年、富士通株式会社に入社。大型ペー
ジプリンタの設計開発に従事の傍ら、個人としてNIFTY SERVE グラフィック・
フォーラム及びディジタル・イメージに参加、作品制作。97年8月より、フリ
ーランスとして三次元CGやHTMLコーディングを中心に制作活動中。

reyhori@yk.rim.or.jp
TAE03123@niftyserve.or.jp
http://www.yk.rim.or.jp/~reyhori/

・名前の表記を間違えることたびたび。よくRei.HORIと書いてしまう。そうい
う事態はなれっこになっているそうですが、改めてすいません。(柴田)

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■イベント案内
Digital Ware Osaka
CG Osaka'99/Digital Studio 99/GIS EXPO 99
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会期 10月6日(水)~8日(金)10時~17時(最終日16時)
会場 インテックス大阪
主催 日本能率協会

Digital Ware Osaka 1999 展示会
シミュレーション、CAE/CAD/CAM、工業デザイン、ゲームソフトなど、
画像処理・映像編集/制作などに利用・応用されている周辺機器、映像送出に
必要な放送機材など最先端のデジタルテクノロジー製品を展示・実演。また、
CG/デジタル映像等のコンテンツ制作技術に関する最新のハード・ソフトと
その利用例を紹介する。

DigitalWare Osaka 1999 シンポジウム
VR、デジタル放送、GIS、ITSなど最新のデジタルテクノロジーに関す
る技術動向、最新技術についての講演、討議やユーザー事例発表を行なう。

デジタル映像シアター
10月7日(木)13時~17時 NEXTSTAGE 多目的ホール(会場と隣接)
第1部 13時~14時  特別講演 Rob Kobrin
   ハリウッド映画制作最前線~デジタルメディアの未来~   
第2部 14時~17時
   エンターテイメントから産業用までデジタル映像CG映像を紹介

http://www.jma.or.jp/CONVENTION/cgdig99/index.html

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■イベント案内
関西初 Photoshop5.5 と GoLive4.0 の緊急セミナー
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日時 10月14日(木)13時30分~17時30分
会場 ソフト産業プラザ MADO プレゼンテーションルーム
    WTCビル 20階(大阪市住之江区南港北1-14-16)
定員 200名
費用 無料
内容 Photoshop5.5新機能、Photoshop5.5 Tips
Adobe web sollution(Photoshop5.5&GoLive4.0)
申込み 「Photoshop5.5セミナー参加希望」と記入の上社名・氏名・TEL・FAX・
     E-meilを下記のメールアドレスまで送る。申込み多数の場合は抽選。
     event@osk.too.co.jp
締切り 10月8日(金)
主催 ソフト産業プラザ イメディオ、株式会社Too
協力 アドビシステムズ株式会社

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■編集後記(10/1)
・ハニー号と散歩していて、かなりベテランな猫に遭遇。双方にらみ合うが動
物の人生経験が長い猫の方が優勢。接近してカッと脅かす。ハニー号は思わず
キャンと鳴いて飛び退く。すごすごと逃げ帰る道すがら、上目遣いでチラチラ
と窺い、テヘヘって苦笑い(しているように見えた)。しばらくはずいぶん愛
想がよかった。無理してるかんじなのが気の毒で、鳥肉のささみジャーキーを
やったが、これビールのつまみにいいんじゃないかと時々思う。そして、亭主
にペットフードを食べさせ続けた鬼妻もいたなあと必ず連想する。(柴田)

・洗眼用のアイボンを購入する。目の酷使から右目に濁りが出てきたからだ。
これで少しでも濁りがストップできればいいのだけれど。が、洗眼カップの形
が合わず、どんなに強く押しつけても横から漏れてしまう。慣れていないから
かしら…。(hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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