[0546] アナログのたのしみ 書道<出逢い>

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0546   2000/03/03.Fri発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 15486部
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 <ときどき楽しく墨をすっています>

■デジクリトーク
 アナログのたのしみ 書道<出逢い>
 伊藤範蔵 

■デジクリトーク
 二丁拳銃、もしくは二またな生活
 須貝 弦

■デジクリトーク 「眠ル繭」制作楽屋落ちシリーズ 
 ああ・・日々是悶々-2
 平野崇之 h-tak@pc.highway.ne.jp

■連載「ip2000」プロジェクト奮闘記 0032(3/3)
 渡りに船、私に船!
 川井拓也
 


■デジクリトーク
アナログのたのしみ 書道<出逢い>

伊藤範蔵 visio@nn.iij4u.or.jp
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40歳を過ぎてから書道を始めて、もうすぐ2 年になる。まさに四十の手習って
いうところ。もちろん独学ではない。師匠は実の妹だ。彼女の書のキャリアは
実に30年以上で、青露という雅号をもつ師範である。付け焼き刃では真似がで
きないすごい技を持つ達人がせっかく身近なところにいながら、教えてもらい
たいという気になるまでにはかなり時間がかかってしまった。

実はおふくろの方が2、3 年先行していた。もう七十に手が届くかどうかのこ
ろに、自分の娘である青露先生に弟子入りしたのだ。おふくろはすこぶる元気
で、とても70代には見えず、そのありあまる活動意欲を書道に向けたらしい。
書を楽しみながら、娘とのコミュニケーションを図るというかしこい選択はお
ふくろらしいと思ったものだ。でもそのころ私自身、書道をやりたいなんて、
まだこれっぽっちも思っていなかった。さて何が私をその気にさせたのかな?

きっかけは初めて中国大陸、北京に行ったこと。2 年ほど前にのべ2 ヶ月ほど
仕事するチャンスに恵まれた。中国の自動車学校の教科書を現地のグラフィッ
クデザイナーといっしょに作る仕事だ。パソコンでつくるということなので、
こちらも一応PowerBook を1 カ月レンタルしたものを持ち込んだ。

中華人民共和国のパソコンデザイン事情など全く知らないし、失礼ながらこれ
まで知りたいと思ったこともなかった。たぶん古いシステムで苦労してるんだ
ろうなと正直考えていた。行ってみたらこの予想は見事はずれた。逆に教えら
れたことの方が多かったのだ。たとえば印刷の世界に限って言えば、中国では
WINDOWSによるハイエンドDTP(データからの高精細出力)が主流だ。当然フォ
ントはTrueTypeだから安い。日本では最近WINDOWS DTP の可能性がいろいろ論
じられているが、あちらではとっくの昔に技術的なことはクリアしている。

そして自力でベースとなるソフトを開発し、発展させてきた歴史を知ってさら
にショックを受けた。デジタルデザインといえば、欧米の情報にたよりっぱな
しで何の疑問も抱かず、すぐお隣の国のことも知らなかった視野の狭さを痛感
した。

おそるべし、大陸文化。中国4000年の伝統は、最新のデジタル技術の世界でも
活かされていたのだ。中華料理ぐらいしか連想できなかった貧相なイメージと
は、この際おさらばしなければと思った。

そもそも日本のグラフィックデザイン(ビジュアルコミュニケーション)の基
本は文字(漢字)と紙。このどちらもが中国で大昔生み出された事をつい忘れ
がちだ。源流であり、先祖。そう思うと4000年の歴史に敬意の気持ちが沸いて
くると同時に、先人たちの苦労の跡をのぞいてみたいという気持ちになった。

そう、文字へのこだわり。これは他の誰にも任せられない、グラフィックデザ
イナーの仕事のおいしい部分であるはず。最近は道具が飛躍的に進化したこと
もあって、気の効いたビジュアル(2Dや3Dの静止画など)をつくれる人がずい
ぶん増えた。でもここに文字的要素(文章、タイトル、ロゴタイプなど)が入
ってくると、とたんにバランスが崩れる場合が少なくない。いっきにシロウト
臭くなってしまう。

つまり、文字的要素への観察力や造形力が弱いのだ。グラフィックデザインを
DTP ということばでくくってしまって、ソフト修得がメインになりがちな現状
では、文字へのこだわりなどは、二の次三の次にならざるをえない実情が残念
だ。そこで各社のデジタルフォントの比較、デジタルフォントとアナログ書体
(写植)の比較観察などを次の手として考えるかもしれない。いままでの私だ
ったら、たぶんここまでしか考えられなかっただろう。でも、ここは一気に文
字の上流、源流までさかのぼってみる手があるゾと気づかせてくれたのが、中
国との生の出会いだった。

明朝体だのゴシック体だの、仕事柄、書体にはいろいろお世話になってきたが、
フォント、写植、活字以前をたどれば、これは書の世界に通じることはすぐわ
かる。そう中国なのだ! そう考えると、昔NHK 教育番組で見た書聖、王羲之
(おうぎし)や顔真卿(がんしんけい)の話がかすかによみがえってきた。

さらに、そもそも日本独自のひらがなやカタカナはどんな背景でできあがって
きたのか? 「弘法も筆のあやまり」で、だれもが知ってる空海はだれに習っ
てそんなに書がうまくなったのか、ほんまに上手なの? すぐれた書とはいっ
たい何? などなど疑問がどんどん沸いてきた。そんなワケも知りたいし、な
により自分で書いてみたいという気持ちが高まってきた。

私の人生、第二の書道への目覚めだ。実は小学生の時、書道塾に3 年ほど通っ
たことはある。きっかけは、なかよしの友達が行っていたからだ。先生の手本
がすべてで、お題の意味なんか知ろうともしないし、古代中国に現代でもだれ
もが崇める書道のご先祖がいらっしゃったなどとは知るわけもない。でも今回
はちょっと違う。単に字が上手になりたいだけだったら、こんな気分にはなら
なかっただろう。さいわい師範が身近にいることだし、実の親兄弟であ~だ、
こ~だと気軽に習えるのもうれしい限りだ。

複製、修正、加工なんでもありのデジタルデザイン。かたやモノクロ2 値の一
発勝負、アナログの極致、書道。一見正反対のこれらの世界に相通ずるものを、
自分なりに感じられたらなんて思いながら、ときどき楽しく墨をすっています。

【いとう・のりぞう】名古屋市生まれ、京都市在住。千葉大学工学部工業意匠
学科卒。グラフィックデザイナー。京都精華大学美術学部非常勤講師。デジタ
ルハリウッド大阪校講師。ディジタル・イメージ会員

▼伊藤範蔵さんの作品を掲載しました
http://www.dgcr.com/kiji/ito/

▼伊藤さんはたいへんに勉強家。大阪でおこなわれた著作権のセミナーで偶然
お会いし、京都ではCTP のセミナーで偶然。あ、そーゆーわたしも勉強家??

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■デジクリトーク
二丁拳銃、もしくは二またな生活

須貝 弦
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気がつけば、Mac を常に2 台以上保有している時期が多い。すべてのMac を同
時に使うということは少ないが、以前から、「自宅用」と「外出用」とか「イ
ンターネット用」と「作業用」といったようにマシンを分けていた。

最初はPerforma 5210とPowerBook 520 を使い分けていたのに始まり、その後
PowerBook が190 になったりしながら、現在は自宅用にPower Mac 8100/80AV、
外出用にPowerBook 5300csを使っている。また、実は予備マシンとしてLC 630
もあり、Performa 5210は貸し出し中で、いちおう私の所有物となっている。

プロバイダーやメールアカウントも、気がつくと使い分けている。最初に使っ
ていたのはリムネットで、当時すでに有名だったベッコアメと比べて「高いけ
ど、よく繋がる」という評判が気になって契約したのがキッカケだ。もう4 年
ほど前の話になるが、実際に仕事で使っていてメールデータが不着になるよう
なことはなかった。

もうひとつ入っているのが、IIJ4U だ。「一定額以上は請求しない」というや
り方が最初は新鮮だったのだが、どこも同じようなことをより安くやっている
現状では、料金面でのメリットは少ない。しかし、メジャー系ならではの安心
感はリムネットと同様だ。現在、仕事用のメールアカウントはIIU4U のものを
使っている。他には、例に漏れずジオシティーズのアカウントを持っている。
最初はDMやポスペに使っていたけど、今はなんか存在自体がうっとうしく感じ
られ、眠っている。

話は変わって、以前私は「2 丁拳銃」などと呼ばれていた。アステルとNTT ド
コモ(当時はNTT パーソナル)という2 社のPHS を持っていたからだ。アステ
ルは会社の関係で持たされたのがキッカケで、その会社を辞めて端末を返却し
たあと、改めて自分用のものを契約した。ドコモのほうは、リムネットと組ん
だ32K データ通信のモニターキャンペーンに申し込んで、データ通信向けの端
末をタダでもらったのがキッカケである。しかし、アステルの方は名刺に番号
が入っていて相当バラまいてあったので、解約する気になれなかったのである。

そして今、私はDDI ポケットの新世代PHS「H"(エッジ)」の購入を検討して
いる。これは、DDI ポケットが行っている64K 通信を使ったモバイル環境に興
味があったから。ドコモも64K データ通信を行っているが、DDI のほうが「切
れにくい」システムを使っているのだ。

もし本当にDDI ポケットを契約すれば、アステル/ドコモ/DDI ポケットと、
国内のPHS キャリア3 グループをすべて制覇したことになる。さすがにアステ
ルのほうは、もうかけてくる人もいなくなったから、母親に持たせて緊急連絡
用とする。しかし、ドコモのほうは手放さずにしばらく持っておくことにしよ
うと思う。というのも、番号を変えるのが面倒だということもあるが、ドコモ
とDDI ポケットとで、今後どちらがPHS の覇権を握ることになるのか見極めた
いからだ。ひょっとしたら、ドコモも切れにくい方式の64K 通信を、より広い
エリアで行うかもしれないという期待もあある。

そんなわけで、ふたたび2 丁拳銃というか、二またな生活になるのだろうか?

【すがい・げん】gsugai@hh.iij4u.or.jp
H"はこの原稿を書いた翌日には買う予定の25才。「四捨五入すると30だね!」
と言われて、ちょっと落ち込んでいる今日この頃。iBookを購入する予定。Web
マガジン「マッカー」でさんざん(ひとりで勝手に)盛り上がっているが、何
も買わないまま数週間が経ってしまった。

Webマガジン「マッカー」
http://www.dgcr.com/mac/

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■デジクリトーク 「眠ル繭」制作楽屋落ちシリーズ 
ああ・・日々是悶々-2

平野崇之 h-tak@pc.highway.ne.jp
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イヤァ私、文章下手なんですよ。ホントに。だからこれ書くのも、時間かかっ
て悶々としちゃうんですよね。などと所さんに言い訳しつつ、でも他の二人も
ちゃんと書いてるし、偉いですね。この仕事の私以外のスタッフは、本当に才
能があってうらやましいし、尊敬しちゃいます。

で、前回からの続きですが、結局この仕事を受けることにしました。でも私は
その時このゲームの内容が正直ちゃんと分かっていなかったのです。後になっ
て理解して呆然とするのですが、40体程度のキャラクターの2/3位は4種類のバ
リエーションがあるのでした。この前私が担当したキャラクター数を数えたら
、結局全部で150 種類以上ありました・・・・まあ私のいい加減な性格がいけ
ないのですが、仕事の内容はよく確認しましょうね、みなさん!!

この「眠ル繭」というゲームなのですが、とてもおもしろい! もっとも、ま
だそんなに長い時間テストプレイしたわけではないんですが(笑)

確かに少ししかしていないんですが、しっかりした戦闘システムという部分は
感じられるし、もちろん出てくるキャラクターやアイテムの、アイデアやデザ
インは間違いなく今までのゲームに比べて高いレベルにあると言い切れます。
ゲーム内容の方も、所さんと副監督の新城さんのテンポよいアイデア出しを聞
いてると、きっとおもしろいに違いないと思うのです。

よく思うのですが、優れた作品は(ゲームに限らず)どんな大作であろうとも、
その骨格を作った人に才能があるかどうかで決まるのではないでしょうか? 
大人数でこねくり回した物にろくな物はないなと思うのです。そういう意味で
は二人の才能を持つクリエーターがコラボレーションで作り出した、レベルの
高い趣味丸出しのゲームと言えるんじゃないですかねぇ(笑)

「眠ル繭」写真展 3/5~3/31 無休24時間 渋谷WcLockギャラリー
http://www2.gol.com/users/dnest/

「眠ル繭」サイト
http://www.porcu-pine.com/mayu/

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■連載「ip2000」プロジェクト奮闘記 0032(3/3)
渡りに船、私に船!

川井拓也
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「ip2000」とは5 月に出航して世界を一周するピースボートという船を移動デ
バイスとして使い、そこに映像、WEB、出版、デザイン、音楽を作るデジタル
ツールを満載し「BSデジタル放送」「CSデジタル放送」「WEB」「雑誌」「CD」
などのソフトウェアコンテンツを制作していこうという壮大なプロジェクトで
す。ソフトウェア業界の「WILL」プロジェクトと解釈していただくとより理解
しやすいかもしれませんね。 

ファーストクライアントのVaioNet では15分の12本シリーズ番組で企画が進行
中! CGARTS協会の主催する「プレゼンテーション競演会」の「DAP」に出場!
15組中ベスト3 のプレゼンテーターに贈られる「奨励賞」を受賞! VaioNetで
の番組制作も決定し、いよいよ巨大プロジェクトへの変貌か?

●2日(水曜)
プレゼン3 連発。午前中某代理店とのweb 打合せ後、プレゼンを少しして資料
を渡す。その後そろそろ会社との関係を決めて行くために、取締役のひとりに
慎重にプレゼン。すると「おもしろい! それが終ったあとにきちんとポータ
ルサイトができていたり、会社のネット戦略を前提として提案すれば決済が下
りる可能性はある。いきなり社長にプレゼンしてみろ。中間はすっとばさない
と潰されるぞ」と取締役らしからぬ大胆な助言に感激。プレゼン資料の修正を
はじめる。

夕方、リクルート社のイサイズ担当者を友人に紹介してもらいプレゼン。興味
を示してくれた。夜は渋谷で音楽系のイベントなどをはじめている翻訳会社の
取締役にプレゼン。これも友人の紹介。つっこんだアイデアをいつくか出して
いただきとても有意義なものだった。

そしてメールで飛びこんできた今日の渋谷でのイベント。前からVJ系の番組や
イベントで御世話になっていたまんだらけD9スタジオの猪川さんからのメール
だ。同時にFUSEなどのオーガナイザーをやっている出来さんからも同じ案内が。
夜は予定をいれていたが急遽調整。22時に合流することにした。
そのイベントとは・・・。

SYSTEM2000 開催のお知らせ

2000年のTOKIO/JPN から、21世紀にむけて始動する、新しいクリエイティブの
可能性を探るための100 %現場仕様ミーティング。様々のジャンルのクリエイ
ターと、その周辺の友達や、それらをサポートしていこうとするSHOPや企業が
集い、様々な作品、SYSTEM、商品発表、情報交換、新しい人の繋がりを、誘発
する柔らかい組織を作りだそうという試み。ぜひ賛同して参加してほしいと思
っています。

第1 回は、ミーティングスタイルと新しい人の繋がりがテーマ。1 つの思いを
点ではなく線へと繋ぎやがて大きな場となることを検証していきます。様々な
現場でのクリエーターや企業の「声」が聞くことができます。聞きたければ参
加して、発言してほしと思っています。当日繋がれたネットワークは、今後様
々な形で、参加された方に還元していきます。
 場所:渋谷Q-FRONT 6F CAFE UBUSNA 03-5459-4502
 Time:2000.3.3(Fri) 21:00~29:00
 Fee:¥3,000-
持ち物:アドカード、フライヤー、カタログ、フリーペーパー、ビデオ等
web:http://vjtokio.com/2000/

素敵なメンバーが多く集まるので、ぜひ作品やポートフォリオ、企画書、PR、
フライヤー等、おもしろいもの、自慢などを、御持参ください。ひょっとして
その場で実現も可能です。参加費用は、参加者多数のため会場となるQ-FRONT
6Fを貸し切りにしました。パーティー形式のため、2DRINKと軽いFOODがついて
3000円となります。今回参加者には、初回特典、SYSTEM2000.BOOKを、後日プ
レゼントします。(プロフィールBOOKみたいなものに、なる予定)できるかぎ
り参加者は、事前に連絡してください。機材が必要なかたも相談のります。

新しい参加者が増えました。また当日も多くの参加者が予想されます。

SMOKE(イベント)/NUKE(ブランド)/ASYURA(ブランド)/FoTUS-shinjuku
(ブランド)/Connected(ブランド)/SHOP33(Shop)/GlobalChillage(Shop) /
DigitalMondo shop Mandaray(Shop) /SHIFT(Web)GASBOOK)/FRANKEN VJWorkshop
(Web)/MashStudio(PC)/Imagica(企業)/Roland(企業)/SHARP(企業)
/X-SYS(企業)/AG-SYSTEMS(インテリア)/デジタルスケープ(イベント)
/Furi.Furi(デザイン)/Stylement(デザイン)/YAMAZEN(印刷)/SHIBUYA TV
(TV)/フォーリンTV株式会社(webTV) /effects(雑誌)/MacFan(雑誌)
/HotDogPress(雑誌)/Zavtoon(雑誌)/Agosto(雑誌)/クラブキング(雑誌)
/OFFICE MIKI(企画)/

ENO/ZACK/SHIBA/モロハシヒロシ/HARASHIMA/X-RAY/TERROPROJECT/DEVICE GIALS
/XENOVOLT/VJ:TOKIO/BootRay/YONEZAWA/nob*deb/D-Style/Mook1/FuriFuri,Co/
DELTA GRAPHICS/未曾有/2001部/SAMURAI/kojo/タシロユウカ/loveseed/ハリネ
ズミ /小川晋作/ハイポタイズ/(順不同)   

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■編集後記(3/3)
・新潮文庫20世紀の100 册なんてフェAがある。1 年毎の代表作を1 点ずつ選
び、毎月10册ずつ10年分刊行というしくみ。こういうの好きなのね。すでに持
っている本でも、新装となると欲しくなる。で、品揃えはよくない駅前のK 屋
に行く。年号の数字の目立つカバーだ。なんじゃ、これ。ダブルカバーじゃん。
全然新装じゃなくて、従来版のカバーにさらにカバーをかけただけのしろもの。
その年になにがあったかのリスト付き。なのはどうでもいいが、けっこうなこ
とは、全册カバーに無類の見巧者・関川夏央のエッセイ付き。結局、小林秀雄
と壷井栄を買う。でも、いつ読むんだろう。通勤がなくなって読書時間が減っ
たというのに。そのうえ、今日、オンデマンドパブリッシングの村上龍「共生
虫」まで注文してしまった。送料とも3500円。高いが意義あり。(柴田)
共生虫ウェブサイト http://www.kyoseichu.com/

・新しい周辺機器を購入しようと思って[価格コム]を覗く。以前購入しており、
店頭でも親切な対応だった[ナニワ電機]を贔屓にしているのだが、どうしたナ
ニワ、勉強不足か?、という高値なので浮気をしようと試みる。隣県のお店が
安い。在庫確認は早い方がいいとばかり電話した。価格変動なし。おし。その
まま注文。金額については、「合計金額でいいですか。」へ?ま、いいけど。
「…になります。」えっ?なんでそんなに高いの? 不審に思って詳細を聞け
ば、 2コ口で送料2900円だとか。総額比較すると他店より高くなってしまう。
なんかムッときてキャンセルし、念のためにナニワを覗くと、なんと送料サー
ビス。おまけに私の注文商品には2000円相当の消耗品もつく。総額はおまけを
除いても他店より1000円以上安い。これでケーブル買お。送料はチェックです
な、というお話。回し者ではないのでトラブル対応不可よ。 (hammer.mule)
http://www.kakaku.com/
http://www.alles.or.jp/~naniwa/

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■ 日刊デジクリは投げ銭システム推進準備委員会の趣旨に賛同します ■
http://www.shohyo.co.jp/nagesen/ <投げ銭システムをすべてのhomepageに>
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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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