[0566] セーラームーンの技みたいやん!(サーバーの耳石 #3)

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0566   2000/03/28.Tue発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 00000部
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 <「禁欲的節約強制による資本形成」???>

■デジクリトーク
 セーラームーンの技みたいやん!(サーバーの耳石 #3)
 なゆみ かすい

■デジクリトーク
 利潤は是か非か
 魚住耕司

■デジクリトーク
 思いたってもう3年
 森谷信敏



■デジクリトーク
セーラームーンの技みたいやん!(サーバーの耳石 #3)

なゆみ かすい
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大きくて、まとまったウェブリソースを求めて、レンタルサーバーを何人かで
シェアして導入しようというのが、#1 の内容でした。また、運用団体の方針
を「運用団体と個々の活動は完全に解離する」ことを中心に据えて純粋な運用
団体とすることを決め、約束事もきちんと定めておかなければ……というのが
#2 の内容。なお、ここでいう団体とは、権利能力なき社団、いわゆる、任意
団体のことを指します。

さぁ、さぁ、ドメイン名(と団体名)を決めましょう。

レンタルサーバーの場合、接続プロバイダーの接続サービスとセットやおまけ
のウェブサービスとは異なりますので、一般にサーバーに割り当てるドメイン
名が必要となります。もちろん、レンタルサーバー会社によっては、その会社
のドメイン名のサブドメイン名を無償で提供してくれるところもありますし、
ドメイン名を割り当てずに、IPアドレスだけでの運用を許しているところもあ
ると思います。

この、ドメイン名の取得や維持にはレンタルサーバーの費用とは別途の負担が
必要となりますが、今回は割勘です。ひとりあたりの負担額を考えると比較的
小額で取得できることになりますので、思い切ってドメイン名を取得するのも
手だと思います。もちろん、団体のものとするわけですから、個人の好き勝手
なドメイン名を取ることはできませんけれど。

それで、ドメイン名なのですが、一般に TLD(Top Level Domainの略。例えば、
"www.example.com"の場合は"com"の部分に相当)を大別して、gTLD(Generic
Top Level Domainの略。COM、NET、ORG の他、EDU、GOV 等も含む)と ccTLD
(Country Code Top Level Domainの略。これは、ISO 3166 で定められた国名
の略称の付いたドメイン名。もちろん、JPドメインもこれです)の、ふたつに
分けられます。

どれにしましょうか。とりあえず、COM、NET、ORG、または、JP あたりが目下
の候補でしょうか。みなさん、ご存じのように、COM、NET、ORG は誰でも取得
することができます。しかしながら、JPドメインについては、いずれ個人でも
取得できるドメイン名も出てくるとは思いますが、現状では、個人での取得は
できません。冗長となりがちな上に特定の地域に依存してしまう地域型ドメイ
ンを取得したり、ネットワークサービスを開始するために、NEドメインを取得
するようなケースを除けば。でも、今回のように任意団体なら、GRドメインの
取得が可能です。

JPドメインというと、ちゃんとした企業や団体が取得するケース以外は、なん
だか敷居が高いように感じられるかもしれません。でも、その、GRドメインに
限っては、わりと気楽に取得できるようになっています。「複数の日本に在住
する個人または日本に登記のある法人によって構成され、定まった名称を持つ
団体」というのが登録資格ということになっていて、それ以外には大きな条件
はありません。

要するに、GRドメインなら、最低ふたり居ればドメイン名が取得できるという
ことになります。実際、親子や兄弟、あるいは、ご夫婦で取得されている方も、
たくさんいらっしゃることと思います。ちなみに、GRドメインが新設される前
は、任意団体の場合、ORドメインを取得することになっていたのですが、団体
の規約の提出が求められていました。

そんなこんなで、GRドメインにしようということで初期メンバーの意見が一致
しましたので「○○.GR.JP」の○○の部分を考えなければなりません。星座や
鉱物の名前等、いろいろと挙がりました。当時は、幸い、GRドメインが新設さ
れてから、そんなに経っていませんでしたので、わりあい安直なドメイン名も
空いていました。

しかし、いくら話し合っても埒が明きませんでした。そこで、それぞれ、思い
付いたものを列挙して投票という形をとることにしました。

あ……こんなことばかりしていたのではありませんよ。言い出しっぺの法則で、
規約やら総会のことやらも、並行(平行には、とてもできない!)して考えた
りしていましたし、契約するレンタルサーバー会社の検討も進めていました。

まず、一次投票です。総候補数35に対して複数投票で、10に絞りました。続い
て行った二次投票で、ようやく、ふたつにすることができました。そこから、
いくらか推しぎみだった方に決まりました。というより、あれは決めてしまっ
たというのが正しかったかもしれません。

「flux」です。理系方面では、分野ごとに様々な意味があります。流束だった
り、磁束だったり、融剤だったり……でも、もともとの意味は「流れ」という
意味です。そして、辞書を見ていると「流転」とか「絶え間ない変化」という
意味もあるようでした。4 文字と短くて覚えやすいですし、ぴったしです。

さて、団体名も決めければなりません。「flux」という言葉を用いるのは決ま
りとしても、そのままでいくのか、何等かの修飾語をつけるのか、どういった
表記にするのか等々、細かいことについて再度、投票を行いました。

そして、和名「ふらくす」、英名「flux または FLUX(大文字と小文字の混交
は認めない)」ということになりました。これで、並行して決めておいたレン
タルサーバー会社の申込書に記入ができます。

いえいえ、まだありました。その申込書では、レンタルサーバーと同時に、JP
ドメインの代行取得も受け付けていたのですが、取得したいドメイン名の欄に
第二候補と第三候補の欄もあったのです。第二候補や第三候補になる可能性は
少ないとは思いますが、あと、ふたつも考えなければなりません。

でも、団体名と相違するようなものを挙げるわけにはいきませんので、修飾語
のバリエーションで考えるしかありません。ともかく、いずれにせよ、かっこ
よくなくっちゃ……。

 * ふらくす
 * ぐるーぷ・ふらくす
   )
  (
 * ふらくす・ぎゃらくしー・えくすぷろーじょん
 * ふらくす・すたーらいと・れぼりゅーしょん

と、気がつけば、40候補。なにやら、「セーラームーンの技みたいやん!」と
言わずにはいられないような名称ばかり、みんなして挙げるようになってきた
ところで打ち止めとしました。また、当然、そういうのは没とあいなったこと
は言うまでもありません。合掌。

そして、そんな間にも、着々と(遅々とだったかも)規約の記述は進行中です。

しかしながら、このあたりで悪い病気が出てきました。本当に「flux」で良い
のか、ひとり迷いだしてしまったのです。とりあえず、第二候補と第三候補の
検討を進めましたが、まったく、ゆーじゅーふだんは困りものです。

そんな中で雑談混じりの冗談として……"ganbariyasan.gr.jp"なんていうのも
挙がりました。元ネタは、#433のキャッチになっていたのを見た日には、なん
だか震えて読み進められなかった「錨は巻き上げられ、炎の時代が始まる」な
んていう、とてつもないのがゴロゴロと出てくるアレです。あの、偉大な寓話。
運命の女神さまたちの物語です。五つの星の物語ではありません(これは個人
的な長年の持論)。あ、ご存じでない皆さま、ごめんなさい~。

というわけででもないですが、あっちに揺れ、こっちに揺れしながらも、なん
とか第二候補も、第三候補も決まりましたので、レンタルサーバーの申込書や
ドメイン申請に関する添付書類を作成して、それらを署名捺印回覧へ。

そう、ここまでは良かったのですが、このあたりから規約の作成なんか忘れて、
ロゴやマスコットキャラを考えてみたりしていました。でも、団体の役職には
誰が就くか決定済みでしたし、会費は振込みで納入することにして、レンタル
サーバーの料金は自動引落しとすることに決まっていました。

ここで、会費の納入にも、自動引落しにも、金融機関に口座を開設することが
必要となりますが、便宜性を考えて、金融機関は郵便局にということになって
いました。しかし、そこには誤算があったのです。任意団体の口座を開設する
場合、その規約の提出が必要とのことなのです。

あはは……急いで規約を仕上げて、設立総会を開かないと!

そんなこんなで、紆余曲折もありましたが、なんとか規約の叩き台も仕上がり
ました。言い出しっぺとはいえ、全部で4000字(もちろん、全角換算で)ほど
のものを作り込んだこともあってか、ほとんど疑問や異論は出ませんでした。

そして、設立総会の開催となります。今回は、実名でのオンライン・チャット
で代用することにしたのですが、各種承認を得て、なんというか……三文芝居
より面白くないくらい、すんなりと終わってしまいました。

その後は、手続きも順調に進んで、めでたく、運用も開始されることになりま
した。いくら、任意団体とはいっても、最初から団体設立のまっとうな手順を
踏んでおけば、慌てるようなこともなかったような気がします。こんな悪い例
の二の舞とならないよう、みなさん、気をつけましょ~。

というわけで、この回で「サーバーの耳石」は終了ですが、何か話題にできる
ようなことが出てくれば復活することもあるかもしれません……ほんとに?

【なゆみ かすい】mailto:kasui@flux.gr.jp
このシリーズでネタにしてきたサイト(http://www.flux.gr.jp) の表紙はロゴ
だけの殺風景なものでしたが、#1 の載った頃、こっそりと挿絵なんか付けて
みたりしました。でも、おおきくなって暇をもてあましているうちに、時々、
描くようになった漫画絵なキャラのデッサンは狂ってる上に、一部、情報量が
過密すぎるし、全然なってないんですけど。それから、あまり経たないうちに、
GIF から、JPEGに変更。この画像の場合、同系色にまとめてあるし、JPEGだと
圧縮率を最低に指定しても、GIF より、だいぶ小さくなるようで。というより、
今更ながら、再認識したのですが、オンライン向けの画像を描く時は、どうも
同系色に押さえる癖が付いているようで……良癖やら、悪癖やら。(^^;;

▼ふふふ、悪魔的な企画を思いつきました。なゆみかすいvs.鷺義勝ってゆー
の。たぶんいっぱん読者には理解できない言葉の戦争が………。

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■デジクリトーク
利潤は是か非か

魚住耕司
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ドックイヤーと云われるネットの世界で、一月前の話をするのは笑われるかも
しれませんが、今月初旬に掲載をされた、EASY岸本英司氏の「オタク=プロへ
の道」と十河進氏の「コマーシャリズムと志」はどちらも大変興味深く拝見さ
せて頂きました。

それで、迂遠な話ですが、「利潤は是か非か」ということに対する一つの考え
方を、備忘の為もふくめて書いてみようかな、と思いました。

今の社会、資本主義という社会は「利潤=儲け」を肯定しています。「儲ける
こと」は正しいことで、単純に「儲けてもよい」という消極的な承認以上の積
極的な肯定が、この社会システムの「前提」になっています。

私の知っている説に従えば、この肯定を支える論理は、「結果としての利潤の
肯定」という考え方です。以下、端折り端折りの引用でその考え方を紹介しま
す。へぇ、こんな考え方があったのか、と思っていただければ幸いです。

「隣人達が本当に必要としている或いは手に入れたく思っている財貨、それを
生産して市場に出す。しかも、あの掛け値を言ったり値切ったりして儲ける、
そういうやり方ではなくて、「1ペニーのものと1ペニーのものとの交換」、
つまり、正常価格で供給する、というやり方で、市場に出す。そして、適正な
利潤を手に入れる、これは食慾の罪どころではなくて、倫理的に善い行いでは
ないか。いや、端的に、神の聖意にかなう隣人愛の実践ではないか。」

「営みがほんとうに隣人たちが必要としているものを供給する、そうした隣人
愛の実践になっているかどうかは、市場に出した商品が売れ、利潤が得られて
のちにはじめて分かることになる。つまり、利潤の獲得いかんによって事後的
に判明するというわけですから、実際問題としては、結局儲かる仕事がよい仕
事で、儲けがあるということが隣人愛を実践したことの判定の基準になってく
る。もし、そうであるなら、人間はむしろそういう形での金儲けを行ない、利
潤の追求に努めねばならない。それはまさしく倫理的な義務だ。」

以上は、「社会科学における人間」という大塚久雄氏の著作の一部です。上の
ような考え方をした人々とは、所謂マニファクチャーと呼ばれる小企業主達で、
熱心なプロテスタント=キリスト教の新教徒達でした。彼らは、自分達の生活
というものをあげて信仰に奉げようとした指向の持ち主達で、それまでの暴利
を貪る所謂「商人」の生き方を酷く憎んでもいたそうです。彼らは、「富を目
的として追求することは邪悪の極致としながらも」「(天職である)職業労働
の結果として富を獲得することは神の恩恵」と考えたそうです。

さて、上のような考え方は、単に利潤が生まれること正当化したのみならず、
どうすればより利潤を得るかにも、集まったその利潤をどうすればよいか、に
も当然視点が向きます。

「有益な財貨を隣人たちにできるだけ廉価に、できるだけ豊富に供給するには
どうしたらよいか。さまざまな資財と労働をむだなく、しかも合理的に組み合
わせ、そこに人間労働の合理的な組織をつくりあげねばならない。」(大塚久
雄「社会科学入門」)

ということで、より隣人愛を実践するためには究極の「無駄のない経営」への
不断の努力をせねばならないし、「ひたすら勤労に励むだけでなく、できるだ
け無駄な浪費をおさえ、その貯蓄をさらに投資に振り向けよ」(「社会科学に
おける人間」)ということにもなるわけです。

難しくは、「禁欲的節約強制による資本形成」と呼ぶそうですが、例として、
医者から滋養のために牡蠣を食べるように進められた富豪が、それを贅沢とし
て、倫理的に危険だと思ってやろうとしなかった話があるそうです。

信仰の情熱から生まれた「利潤の追求は許されないが、結果としての利潤は神
の恩恵」という発想は、自分の仕事に集中する勤労の精神を生みだし、合理的
経営と浪費のない拡大再生産への意思を生み出し、その二つが結び合うことで、
単なる技術提供者としての職人ではない”企業家”という人間の生き方を作り
だし、正しい手段による行動なのかどうかの検証を社会として行う意思も生ん
だ、と言ってもよいのではないか、と思います。

まぁ、こういう説があることも、頭の隅において、お二人の意見を改めて読ま
せてもらうと案外面白いかもしれません。

デジクリも既に創刊されて結構な時が経ちました。読みっぱなしで消えていく
のも、もったいない文が随分溜まっているように思います。たまには過去ログ
の再読などもいかがでしょうか?

【うおずみ・こうじ】uozumi@mxj.mesh.ne.jp
門司港ポータル&LIVE Station
http://www.mojiko.com

追伸 今回もデジタルやクリエートとは絡まない話で、本当にごめんなさい。
上のような話にご興味がある方には、以下の2冊の本をお勧めします。
M.ウェバー「 プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 」
小室直樹「日本資本主義崩壊の論理」
     *多分、上の本の一番理解しやすい解説書でしょう*

▼北陸電算という会社では、メールマガジンのバックナンバーを書籍化すると
いう企画を進めており、デジクリも参加している。過去ログからコラムを選抜
して本としての体裁を整えつつある。が、本職(ってなんだろう?)の隙間を
縫って作業しているのでなかなか進まない。桜の咲くころにはと思っていたが
どうやら無理なようす。次の目標はGWごろかなあ。
・北陸電算のWeb書店「千年紀書店」
http://www.hexnet.co.jp

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■デジクリトーク
思いたってもう3年

森谷信敏
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早いもので、やるぞと思ってもう3年がたとうとしています。そしてもうすぐ
2回目の個展(7月6日より6日間 神戸・南京町ギャラリー蝶屋)が近づいてき
ました。

私がデザイナーになりたいと思ったのは中学生の頃、そして高校で美術系大学
にいきたいなあと思うようになり絵を習いはじめ、初めての受験の時、他の人
の石膏デッサンを見て、このままではいけないと思い親に無理をいって東京の
美術系予備校に通うようになりました。2年後の受験数カ月前に体をこわして、
神戸に帰り2年間入院。

その間デザイン・イラストに対する気持ちがますます大きくなり、退院後、大
阪のデザイン学校で学びデザインスタジオに就職。その時で25才。後2つの事
務所を変わって86年独立。89年有限会社アートボックスノブ設立。40才。その
間もイラストを描きたいと思いつつも、仕事の方に追われ近年まできてしまい
ました。

ほぼ3年前、友人にギャラリーが1年後の7月があいていることを知らされ、い
い機会だと思いすぐに予約して、その日から描き始めました。以前より個展を
やりたい、30才になったら、40才になったらと、ああもう50才になる、もうこ
の機会を逃したら自分はダメになると。

その予約した頃にPainterというソフトを知り、これで何か描きたいと思って
いたのでグッドタイミングだったかもしれません。それから1年は必死で描き
ました。描くといっても昼間はデザインの仕事があるので、帰宅後の夜の12時
から2時ぐらいが制作時間。何とか50点近く描いて30点を展示する事ができま
した。

描きたいものは昔から女の子(女性を含む)だったのでスーッと入っていけま
した。それともうひとつ、娘が2才でモデルの対象に近づいてきていたので、
私のやる気をますます奮いたたせてくれたのです。

最初の1年は無我夢中で油彩、水彩、パステル、鉛筆調等色々試して、最近は
ほぼ今のタッチに落ち着いてきましたが、まだまだ思っていることをカタチに
できず、悩みながら制作しています。早く自分の思っているようなものができ
るようになればと、それにはもっともっと描き続けることが必要だと思ってい
ます。

あと3カ月少しで2回目の個展、それまでに少しでも思うような作品に近づける
ことを願って制作を続けていきます。

【もりや・のぶとし】nov@warp.or.jp
〒650-0012 神戸市中央区北長狭通2-6-2 華蘭ビル403
有限会社アートボックスノブ Tel. 078-392-5007 Fax.078-392-7024

・森谷さんの作品はデジクリサイトで見られます
http://www.dgcr.com/kiji/moriya/index.html

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■編集後記(3/26)
・ああ、また左目の左側が充血してる。眼球を右に向けると目の左半分が真っ
赤だからかなり奇怪である。つねに目線を左にしていれば目立たないのだが、
それってかなり不便。昨日も外出して4件ほど打ち合わせしたが、どこにいっ
てもまずその弁解から。女所帯(笑)のMdN編集部に行った時は、とにかく顔
をまともにあげられず、話もそこそこ逃げ帰った。目の使い過ぎか? たしか
にA4に小さな文字でぎっしり組んだデータベースページを30ページも見ていれ
ばおかしくなるかも。目を休めればいいのに、それにも懲りず、寝ながら「マ
トリックス」を見ていたのだから、こりゃ簡単には直らないね。(柴田)

・昨日の椅子の件で、「デジ・プレ」の編集長の野々下さんから、おすすめの
椅子のサイトを教えてもらった。ありがと~♪ 向こうからの送料は$200との
返答をもらう。エアでの空港までの運賃だからもう少しかかる。保険もつけて
もらおうか。船便でふた月くらい待ってもいいな。それならもっと安くなるだ
ろうし。大きなものを個人輸入するのは初めて。ゲットすること自体よりも、
やりとりにわくわくする。面倒だけどなんか楽しいやん? そもそも、腰に良
い椅子を調べてたのって、柴田編集長のためだったのに、いつのまにか私がそ
の気になってるっす~。                 (hammer.mule)
http://www.digipre.com/
http://www.the-chairs.com/

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■ 日刊デジクリは投げ銭システム推進準備委員会の趣旨に賛同します ■
http://www.nagesen.gr.jp/  <投げ銭システムをすべてのhomepageに>
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発行   デジタルクリエイターズ
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編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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