[0600] Napsterは音楽産業の救世主?

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0600   2000/05/15.Mon発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 16179部
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 <本日600号達成! 部数はいつのまにか16000超!>

■デジクリトーク
 Napsterは音楽産業の救世主?
 神田敏晶

■連載「ip2000」プロジェクト奮闘記 0072(5/15)
 遂に1週間前に突入!全スタッフ睡眠ゼロ週間と化す。
 ------(フェーズ1)世界1周出航(5/22)まで残り7日-------
 ------(フェーズ2)南十字星出航(8/31)まで残り107日----
 川井拓也

■展覧会案内
 まる・さんかく・しかく
 2○△□展 ─青葉益輝・浅葉克己・長友啓典

■コンクール情報
 アート・オン・ザ・ネット 2000展

■展覧会案内
 グラフィック・デザインのモダニズム
 ―20世紀・機械時代のグラフィック革命―

■コンクール情報
 キリンアワード2000 作品募集締め切り 6月30日

■イベント案内
 フロッケ2000



■デジクリトーク
Napsterは音楽産業の救世主?

神田敏晶
───────────────────────────────────
KNN神田です。

今年の1/17日の日刊デジクリ[#507] 今夜はビーム・イット!
http://macky.nifty.com/cgi-bin/bnadisp.cgi?M-ID=0202&FN=20000117121635
でMy MP3.comを紹介していましたが、さらに強力な音楽ネットワークプログラ
ムが急 速に普及しています。

それが、Napsterです。
http://www.napster.com/ Windows版
http://www.macster.com/ Macintosh版

Beem it! が、自分の持っているCDの情報を送ることによって、MP3.comのデー
タベース内の楽曲を楽しむことができるというシステムに対して、Napsterは、
インターネット上に結ばれているユーザー同士のMP3ファイルのフォルダを瞬
時に検索し、そこからダウンロードするというものです。

Beem it! は、CD保持者が音楽CDを購入、もしくはいつでも聞くことができる
権利を持っており、それらの人がインターネットを経由して音楽を楽しむのは、
なんら問題がないという論理で展開されています。

しかしNapsterの場合は、MP3ファイルにembedされたアーティスト名や曲名で
検索し、しかもPingでIPに確認をとった上、回線スピードを明記しながらダウ
ンロードできる仕組みになっています。音楽を聞くのではなく、MP3のファイ
ルだけのやり取りなのです。

つまり、世界中の個人および団体の保持するMP3のファイルそのものが、
Napsterというプログラムをダウンロードすることにより簡単に結ばれてしまう
のです。技術的にはチャットプログラムのICQばりのすぐれたものです。しかし、
そこで起きている問題が違法コピーなのです。

当然、違法コピーはMP3につきもので、MP3ファンの中には、いくつもの現れて
は消えてしまうMP3サイトを探すよりも、Napsterというアクセスできるサイト
を発見できるツールの登場に歓喜しています。現在、アメリカのロックバンド
"メタリカ"や全米レコード協会(RIAA)などが訴訟を起こしていますが、今後
の行く末が非常に注目されています。

しかし、本当は音楽産業が、Napsterを取り組むことによってのメリットも多
いように思います。

実際にNapsterを利用していて感じるのが、今までアルバムを買わなければ遭
遇することができなかったような曲目などが、一気に検索できてしまう利便性
です。しかも、その曲だけをダウンロードできる点です。それが数百円であれ
ば喜んで対価を支払いたいと思います。それだけでなく、歌詞カードやコード
譜、楽譜もあればMIDIにしたりカラオケにしたり、インタラクティブな楽しみ
方を提供できるはずでしょう。ひょっとするとCDをエンドユーザーに届けるよ
りもおいしいビジネスになるのかもしれません。

ジミー・ヘンドリックスのサージェントペパーズというようなマニアックな曲
も、Napsterでは検索できダウンロードも可能なのです。さすがに日本の楽曲
は少ないのですが、最近のチャートにあるような曲はローマ字で探せばほぼ完
璧に登場します。

音楽産業は、ネットならではのアルバム曲のバラ売りもプロモーション的には
おこなうことができるチャンスをぜひ活かすべきでしょう。プラスティックの
CD原盤の価値は、もはや生CDの登場で100円以下の価値というのは誰もが知っ
ています。残りは、ライナーノーツの価値? ジャケットの価値? かつての
海外レコードの輸入版と日本版の価値は、歌詞カードかライナーノーツの差で
した。

音楽産業全体がネットをチャンスととらまえながらも、頭痛のタネが著作権の
保護です。電子的な管理もすでに可能でいくつもの方式が登場していますが、
業界全体での意見がまとまらず、ますます後手、後手となっています。

しかし、早期に決めなければ、このNapsterの猛威はますます強靱に、さらに
Napsterの亜流のプログラムが数種も登場していますから、音楽産業全体が違
法コピーによって、土台から揺らぐ時代になりかねません。

それは音楽産業だけではとどまらないことでしょう。PDFファイルに関しても、
著者名と書籍タイトルで自由にダウンロードという事も可能となることでしょ
う。すると書籍も電子化して販売することでチャンスも生まれます。しかし、
根絶させようとすると、違法コピーの道へ逃げ込まれてしまうとう状況が生ま
れつつあります。書籍がPDFなり、電子化された情報があれば、検索したり、
リンクしたりと、さまざまな点で新たな知恵を人類は得ることになるはずなの
です。

パッケージ型の知識集約産業は、インターネットから業態の変革の啓示を受け
ているのかもしれません。Napsterは、西暦2000年度におけるインターネット
史に名を残す事象となりつつあります。また、それはデジタル市場解放への警
鐘なのかもしれません。問題は著作権よりも、それらに対応する業界団体の状
況判断のスピードのように思えてきました。

he smallest digital TV station in the world
KandaNewsNetwork http://www.knn.com
Toshi Kanda mailto:knn@rr.iij4u.or.jp

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■連載「ip2000」プロジェクト奮闘記 0072(5/15)
遂に1週間前に突入!全スタッフ睡眠ゼロ週間と化す。
------(フェーズ1)世界1周出航(5/22)まで残り7日-------
------(フェーズ2)南十字星出航(8/31)まで残り107日----

川井拓也
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【ip2000とは?】
15000t級の大型外洋客船に、ネットストリーミング放送局とデジタルポストプ
ロダクションを設置して、インマルサット64kbps衛星回線を通じて地球を回り
ながら各種のコンテンツを複数のメディアに向けて発信していく。2000年5月
から2001年明けまでの3回のクルーズを利用して、世界33カ国から発信する予
定。最初の90日クルーズで「実験と広報」を。秋の45日クルーズで「本格実施」
を。年末の90日クルーズで「発展・応用」を。現在出航遂に1週間前に迫り、
関係各位との最終調整に48時間体制の日々。

【企画・制作・運営】
太陽企画 Digital PLANET(TV-CFプロダクション内のデジタル系セクション)
http://www.taiyokikaku.com/

【いよいよ各媒体に露出スタート】
5月18日より「ポータルサイト正式オープン」
http://www.vaionet.com

5月22日より「地球一周ドリームキャッチャープレゼントサイト」VaioNet
オープン
http://www.vaionet.com/

同日より「地球一周連動プレゼントサイト」isizeオープン
http://www.isize.com/travel/

金曜の朝は会社の予算会議。いわゆる現金はいつ必要で、いつ支払い、いつ入
金するかの打合せ。まず複雑に入り組んだ協賛と協力と契約書をそれぞれ説明
しながら説明。ある程度を健介に任せて次の打合せに。某代理店との次世代TV
のプロジェクト。これは洋上からのプランニングサポートをするが、そのフォ
ローが必要なので別のチームのプロデューサーチームを紹介する。

打合せというのはおもしろいもので、誰が主役になるかは「目線」で決まる。
特に大人数で打合せるとそれが如実に分るものだ。今回はスムースに紹介して
いるチームに主導権を移行させることが目的であり、そのあたりを意識して打
合せを進める。日常からデジタル系のプランニングを比較的しているチームだ
ったので、想像以上にスムーズに話が進みホッとする。早速プロジェクトのメ
ーリングリストを作成する。秘守項目が多いプロジェクトなので、自社サーバ
ーのメーリングサービスとする。反面ip2000に関してはオープンなプロジェク
トなので、フリーメーリングリストなどを使用してこちらの負担を軽くする。

午後からは部会が開かれ、45日の留守をどうしていくかの話し合いがもたれた。
Digital PLANETという部署は3つのセクションからできている。プロデュース、
テクニカル、プレゼンテーション。その前者2チームのチーフが川井と健介な
のだ。この2名が抜けることで、日常業務がどうなっていくかが会社としては
重要なところ。東京事務局の運営体制も、マスコミが予想以上に取り上げてく
れることから慎重になる。

夕方にはピースボートの主要スタッフの集まる「懇親会」なるものが開かれ、
そこに合流。高田馬場の居酒屋で行われた。キーパーソンとなるメンバーとい
ろいろと話すことができた。コラムにはまったく書いていないが、ピースボー
トと「ip2000」との関係は紆余曲折があったのは事実だ。そのあたりは今後乗
船してから「なにをしてくれるのか?」というピースボートスタッフの疑問を
「制作プロセス」と「制作成果物」で解いていくことになる。メールと定例打
合せという限られた情報だけでは当然情報不足となる。

ピースボート内のip2000のエバンジェリスト的動きをしてくれている人がいる
のだが、その人は先遣隊といい先乗りして段取りをしていくことがメインであ
りip2000チームと一緒に船に乗る時間はほとんどないといってもいい。そこで
実際の運営のために、彼が船内のイベントを仕切る人を紹介してくれた。酒の
席の喧騒の中で「○○!ip2000頼むで~」「ばっちりですよ!」「おまえ、ほ
んとうにわかっとんのか? ip2000ってなにかって?」と大阪弁のつっこみを
入れると彼は笑いながらこう答えた。

「ip2000? ”未知との遭遇”でしょ?」

これは言いえていた。我々は、異物であることを意識している。NGOの活動に
「クリエイティブ」を付加して切り取っていき、コンシュマーデジタルツール
を限界まで駆使して、リアルタイムに近い時間で発信していくこと。それが互
いに何を生むか? それは正直いくら言葉で想像してもしかたがない。乗って
やらなければ分らないことなのだ。そして彼らはこんな話もしてくれた。

「ピースボートというのは、今まで年に数回のクルーズのためにそのたびに船
を借りてきた。しかし去年の10月から3年リースで同じ船を借りられることに
なり、クルーズを出し続けることになったんです。船は外洋客船だから一度出
航したら外国に行かないといけない規定があるんですよ。で、停泊しているの
も駐車場ならぬ駐船料がすごくかかるんです。だから1日も船を休ませられな
い。つまり今までは『クルーズを出す』ことの意味を追求して、それなりの答
えを出してきたけど、これからは『出し続ける意味』を追求しなければいけな
い。そこにip2000というものとうまく組んでいける予感がしたんです」と。

今回の出航には4つの「ミラクル」が重なり、実現にまでこぎつけたと思って
いる。まずはピースボートサイドの乗船枠の提供、そしてVaioNet(DME)の協賛、
そして太陽企画という会社の全面サポート体制、最後に急激な伸びで増えた各
種メディア媒体への露出だ。そして我々には5つめのミラクルは求められてい
る。それは船の上で起こるのだ。あと7日で海に出る。エリトリアの内戦の様
子をBBCで横目で見ながら「ドリームキャッチャー」の企画を進めるスタッフ。

我々はなにをこの旅から「キャッチ」できるだろうか? そしてこのプロジェ
クトを見守ってくれている人に何を運んでこれるだろうか? 土曜から月曜の
朝まで打合せと作業は続いている・・・。

■私の主観的コラムとは別に、毎日プロジェクトの進行を広報担当からプレス
ニュースとして発行しています。またプロジェクトの進行とポータルサイトの
アクセスなど、可能な限りのものを公開していく「オープンプロセス」を掲げ
て情報発信していきます。
http://www.freeml.com/GroupInfo.cgi?Group=ip2000project

■転送用企画書、データ、予定表、アンケートはこちらにご用意してあります。
http://www.egroups.co.jp/group/ip2000project

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■展覧会案内
まる・さんかく・しかく
2○△□展 ─青葉益輝・浅葉克己・長友啓典
http://www.recruit.co.jp/GG/2000/gg-0005.html
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<サイトの情報から>

「○△□(まる・さんかく・しかく)展」の第一回の開催は1985年でした。
“○△□”とは、○(まる)が長友啓典氏、△(さんかく)が浅葉克己氏、□
(しかく)が青葉益輝氏のことで、デザインの基本要素である“○△□(まる
・さんかく・しかく)”を、同じ歳で同じ桑沢デザイン研究所卒業生である三
氏にあてはめてつけられました。

早くからエディトリアルを中心に活躍、「GORO」、「写楽」などで、若者文化
をリードし続け、最近では伊集院静氏の著作の装幀などで自らイラストを描き
下ろしている長友氏、サントリー「夢街道」や西武「おいしい生活」など広告
を中心に活躍し、この10年は「東巴トンパ文字」に代表されるような文字の研
究成果をグラフィックに実験的に使用したポスターを作りはじめた浅葉氏、東
京都のゴミポスターや自主制作の平和ポスターで世界のコンペで多くの賞を獲
得した公共広告の青葉氏と、三者三様の仕事ぶりを見せ、時代を牽引してきた
○△□。

1985年の第1回展、1992年の第2回展に続き、三氏のデザイナーデビュー40周年
を記念し、5月8日(月)より第3回「○△□展」を開催いたします。

会期
Part.1 5月8日(月)~5月19日(金)
Part.2 5月22日(月)~6月2日(金)
11:00~19:00(水曜日は20:30まで)土・日・祝祭日休館 入場無料

会場(2会場同時開催) 
クリエイションギャラリーG8
東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F

ガーディアン・ガーデン
東京都中央区銀座7-3-5 リクルートG7ビル B1F

●Part.1 「タイムトンネルシリーズVol.11 ○△□ 1940-2000」
会期 5月8日(月)~5月19日(金)
展示内容 三氏のデザイナーデビューから現在に至るまでの40年間を、作品と
エピソードで振り返る。

●Part.2 「○△□の21世紀」
会期 5月22日(月)~6月2日(金)
5月22日(月)のトークショウ終了後20:30よりオープニングミニパーティー。
展示内容
ガーディアン・ガーデン「on Sale」
3人のADが生活グッズに挑戦:プレート、カップ、クッション、Tシャツ、バ
スタオル、トートバッグ、ブックカバー、腕時計、壁掛け時計、絵付け皿など
「○△□グッズ」を今回新たに企画・制作し、会場で販売。
クリエイションギャラリーG8「新作ポスター」
「○△□の21世紀」をテーマに新作ポスターを各10点合計30点制作・発表。

このほか、ミニイベント「青BAR」「浅BAR」「長友BAR」~クリエイターが集
まるBAR~、クリエイティブサロン「クリエイターによる○△□人物診断」な
どもあり。詳しくはサイトを参照。

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■コンクール情報
アート・オン・ザ・ネット 2000展
http://art.by.arena.ne.jp/
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MCMOGATK(町田市立国際版画美術館)が主催するインターネット上のアート・
フェスティヴァル、「アート・オン・ザ・ネット 2000」では、『パロディ』
という主題の下に参加アーティストを募集中である。

作品の応募、審査、そして公開は、これまでと同様、すべてインターネット上
で行われる。募集の締め切りは8月30日。受賞者の発表は、2000年秋を予定。

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■展覧会案内
グラフィック・デザインのモダニズム
―20世紀・機械時代のグラフィック革命―
http://www.dnp.co.jp/museum/kawa/kawa.html
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内容<サイトの情報から>

「機械時代」と呼ばれ、人々が来るべき機械文明の到来に大きな期待を抱いて
いた1910~30年代のグラフィック・デザインに焦点を当て、ポスターをはじめ、
雑誌や書籍、広告チラシなどの印刷作品、デザインの原画など209点を展示。
未来派、ダダ、構成主義、デ・ステイル、バウハウスなど、当時の主要な前衛
芸術運動における革新的なグラフィック表現の試みとその社会的な広がりを展
望します。

機械時代に生まれたグラフィック・デザインは、今日、私たちを取り巻く広告、
雑誌などのマスメディアで目にするグラフィック・デザインの基盤となってい
るものです。21世紀を目前にした今、本展は、今世紀のデザイン史を振り返り
その原点を確認するとともに、20世紀のモダニズム運動の重要な側面をご覧い
ただく好機となるでしょう。

会期 4月22日(土)~6月11日(日)月曜日休館 9時30分~17時
会場 川崎市市民ミュージアム 神奈川県川崎市中原区等々力1番2号 
   044-754-4500(代)
観覧料 一般900円、小中高大生400円

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■コンクール情報
キリンアワード2000 作品募集締め切り 6月30日
http://www.kirin.co.jp/events/event/kirinplaza/
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キリンビールが1990年から新鋭アーティストを発掘、育成する目的で開催して
きた公募展。名称も新たに2000年の公募中。

最優秀作品賞(1作品):賞状、副賞100万円 キリンプラザ大阪等における新
作発表とその作品制作に対する援助を行う。優秀賞(3作品):賞状、副賞30
万円。奨励賞(適宜):賞状、副賞10万円。

審査員 大島早紀子(演出・振付家)椹木野衣(美術評論家)立川直樹(プロ
デューサー)三澤憲司(彫刻家)

募集期間 2月1日~6月30日(必着)

応募要項 応募作品は応募者自身の作品であり、1998年2月以降に制作された
ものであること。1応募1作品に限る。作品は家庭用VHSビデオテープに、15分
以内で収録して応募する。作品により、写真、データ、カセットテープによる
応募も可。データでの応募はノンリニア作品に限る(リニア作品はビデオテー
プに編集をして応募)。演劇、映画、ドキュメンタリー、映像・ビデオアート、
ダンス等はやむをえない場合、15分の収録時間を超過しても可。

応募資格 制限はない。ただしグループでの応募は権利保有者の応募に限る。

出品料 1作品につき3,000円。

発表 8月に行う予定。また、受賞作品展をキリンビール新川本社とキリンプ
ラザ大阪で行なう。

アワード事務局:東京都渋谷区富ヶ谷1-2-1 NYビル1F Tel:03-5454-0728

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■イベント案内
フロッケ2000
http://www.digitalogue.co.jp/flokke2000/top.html
───────────────────────────────────
会場 デジタローグギャラリー(東京・原宿)
   東京都渋谷区神宮前3-27-7 TEL:03-3408-2494
日時 4月28日(金)~6月25日(日)11:00~20:00
   (平日13:00~14:00はお昼休み)

(サイトの案内から)フロッケファンの皆様、お待たせしました!「フロッケ
2000」の始まりです。今回の応募総数は342タイトル、118組のエントリーがあ
りました。フォント集やアイコン集、ポストカード、Tシャツなどなどフロッ
ケ展でしかみられないオリジナル作品がいっぱいです。今回応募のあった作品
は全て紹介してますのでギャラリーに来る前にチェックしてくるのもいいかも。
直接ギャラリーに来れない方でどーしても欲しいという方はメール、ファック
スまたはお電話でデジタローグギャラリーにお問い合わせください。

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■編集後記(5/15)
・ことえりのおマヌーぶりにはほとほと手を焼いていた。トンデモな変換はす
るくせに、簡単なはずの変換はできない。前のマシンは案外楽だったなあと思
ったら、一太郎5がバンドルされていたのでATOK8が使えたのだった(一太郎5
はすぐに捨てちゃったけど)。そこでラオックスに走ってATOK13を買ってきた。
おお、手書きにも対応(パッド持ってないけど)、カタカナ語英語辞書、ネッ
ト対応! とりあえず入力と変換で楽になった。もっと早くから使っていれば
よかった。次はApple Works6かな、安くて多機能だから買うか。(柴田)

・一緒にやっている島田氏の発想はおもしろい。私はこっそり語録を作ってい
たりする。屋号で悩んでいたら、軽く「ZIP546」とかってどう? とシャレで
言うのだが、音の響きが良く、気負いもなく、あまり見あたらないものなので
ええやん、って私は妙に気に入ってしまった。引っ越ししたらどうすんの、と
かいう問題点もあるのだが、はやりのドットコムも残っていることだし(笑)、
何らかの形で使いたいと思っている。 (hammer.mule)


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■ 日刊デジクリは投げ銭システム推進準備委員会の趣旨に賛同します ■
http://www.nagesen.gr.jp/  <投げ銭システムをすべてのhomepageに>
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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

情報提供・投稿・プレスリリース・記事・コラムはこちらまで
 担当:濱村和恵
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