[0793] スタンド・アローン

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0793    2001/02/02.Fri発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 17402部
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 <あんな男になりてぇな>

■デジクリトーク
 スタンド・アローン
 十河 進

■イベント案内
 電子本展示即売会
 『電子本・エキスパンドブック横丁 in プロジェット』

■イベント案内
 文化庁メディア芸術祭企画展
 『CHARAMIX.com(キャラミックス ドットコム)』開催概要

■公募情報
 D's Garage21 美少女CGコンテスト グランプリ決まる



■デジクリトーク
スタンド・アローン

十河 進
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●探偵も刑務所も経験した小説家

その男は痩身で背が高かった。若い頃の探偵商売の名残りか、鋭い目で人を射
た。短く刈り込んだ白い髪は海兵隊の古参軍曹のようにも見えた。若い頃には
妻子を抱え結核に苦しんだが、その頃から悪癖になった酒を飲み続けることは
終生直らなかった。

男は「ブラックマスク」というパルプマガジンを舞台に、ハードな男たちが主
人公の犯罪小説を書いた。主人公は私立探偵だったり、ギャンブラーだったり、
犯罪者だったりしたが、どの主人公も弱音を吐かず己の内面を見せず、自分が
やるべきことをやり遂げるクールな男たちであることに変わりはなかった。

晩年、信念を貫いて権力に屈しなかった彼は、半年に及ぶ刑務所生活を甘受し
た。だが、その拘留は彼の健康を奪い、自作が世界中で読まれているにもかか
わらず経済的には恵まれず、ひとり静かに死んでいった。彼が作家として鍛え
た若い愛人は、別れた後も彼のことを死ぬまで気にかけていた。

彼は、自分のことを書けば、それがそのままハードボイルド小説になるといっ
たタイプの作家だった。ピンカートン社の探偵として働いた体験が反映してい
るといった意味でもそうだったが、彼は自らハードボイルドのスピリッツとス
タイルを実践したような男だった。

彼は潔く、覚悟の男だった。成功を収めた後も以前と変わらずシニカルで、自
分が有名であることを鼻にかけず、金に執着しなかった。酒を飲み、時には辛
辣な言葉を吐いたが、相手はすべて鼻持ちならない金持ち連中だった。

大恐慌の時代をつぶさに目撃した彼は貧しい者に肩入れし、そのことが後年、
彼を「赤」呼ばわりする連中につけ込まれることになったが、「仲間の名を言
えば酌量の余地がある」と卑劣な裏切りを唆す権力者たちの愚劣さを嘲笑うか
のように沈黙を守って獄についた。

彼の死から13年たった年、同じように私立探偵から小説家になったジョー・ゴ
アズは彼を主人公にして、彼の名をタイトルに冠したミステリを発表した。そ
れは彼への尊敬の念が書かせたオマージュとしての作品だった。

数年後、ゴアズの小説を映画化しようと計画したフランシス・フォード・コッ
ポラはドイツの鬼才ヴィム・ヴェンダースをハリウッドに招き、監督を依頼し
た。不幸なことに、その映画制作ではトラブルが続き、ヴェンダースとしては
「思い出したくない仕事」になってしまった。

もちろん、その映画のタイトルは「ハメット/HAMMETT」(1982/97分)とい
う。ダシール・ハメットが探偵役で活躍する映画であるが、主役のフレデリッ
ク・フォレストがひたすらハメットに似せようとしている努力が痛々しい失敗
作だった。

●鉄の女リリアン・ヘルマンが愛した男

ダシール・ハメット役でアカデミー助演男優賞を受賞したのは、ジェイソン・
ロバーツである。作品はフレッド・ジンネマン監督「ジュリア/JULIA」(19
77/117分)だった。

「ジュリア」は、ハメットの良き伴侶だったリリアン・ヘルマンの物語だ。リ
リアン・ヘルマンの役はジェーン・フォンダ。リリアンの親友のジュリアを名
優ヴァネッサ・レッドグレーヴが演じてアカデミー助演女優賞を獲得した。

リリアン・ヘルマンはハメットと暮らすようになって作家として鍛えられ、名
作と呼ばれる戯曲と自伝と小説を残した。だから、この映画の中でリリアンは
「ダァーッシュ」と甘えた呼び方で全面的に彼に信頼を寄せている。

ジェイソン・ロバーツのハメットといる時のジェーン・フォンダのリリアンは、
本当にかわいい。フェミニストの闘士ジェーン・フォンダが実に女らしく見え
る。ドナルド・サザーランドと共演した「コールガール/KLUTE」(1971/105
分)以来のことだと僕は思った。

「ジュリア」はリリアンの子供の頃からの親友ジュリアとの友情物語だ。ジュ
リアは反ナチの運動に加わり、劇作家として成功したリリアンのもとへ反ナチ
の運動資金を届けてくれと依頼してくる。リリアンは危険を覚悟でベルリンに
向かう。

そのサスペンスあふれるシーンの間に、ダシール・ハメットとの生活の回想や
ジュリアとの子供時代の回想が挿入される構成になっていた。女同士の友情に
感動し、同時にハメットを本当に愛していたのだとわかる映画だった。

実際のリリアンは、相当、個性の強い女性である。僕は彼女の自伝「未完の女」
や赤狩り時代の回想録「眠れない時代」などを読んだが、ジェーン・フォンダ
的信念の女性だという印象だった。

ハメットの伝記作家は、リリアンを作家として成功させたのはハメットだと断
言する。また、リリアンについてはあまり良く書いてはいない。ハメットの死
後、ハメットの遺族から彼の版権を奪った行為が印象を悪くしているのかもし
れない。また、ある評論家は彼女の自伝を「嘘ばかりで、自分を美化したもの」
と断言する。

しかし、生前のハメットは、リリアンが彼の伝記を書くとしたら「ダシール・
ハメットという友人が時々出てくるだけの、リリアン自らを語る自伝になって
しまうだろう」と笑っていたという。事実は、その通りになった。

いかにもハメットらしいエピソードだと思う。彼は名声にも金銭にも無頓着な
自己顕示欲がまったくない男だった。その意味では、リリアンとはまったく逆
の性格である。彼は、死後の評価など気にもしなかっただろう。だが、この言
葉はリリアンの個性を理解し包み込んでいたハメットの大きさを感じさせる。

ちなみにリリアンの代表作は1934年に発表したデビュー作「子供の時間」で、
これはプロードウェイで連続691回上演の記録を作った。さらにオードリー・
ヘップバーンとシャーリー・マクレーン主演で「噂の二人/THE CHILDREN'S
HOUR」(1961/109分)として、ウィリアム・ワイラー監督によって映画化さ
れた。

リリアンは1984年6月30日に79歳で死んだ。ハメットは1961年1月10日、ニュー
ヨークの病院で67歳で死んだ。ハメットの死後、23年間、リリアンは何を思っ
て生きていたのだろう。ハメットの版権は彼女を晩年まで潤したという。

●名無しの主人公が活躍するハードボイルド

僕は「男を磨く」という言葉が好きだ。やくざみたいだが、様々なことから学
び、経験し、自分を向上させることである。その時には、あんな男になりてぇ
な、という目標が必要だ。僕にとって、ハメットという存在は、そのひとつの
目標なのである。

ハメットの「血の収穫」を読んだのは13歳の時だ。レイモンド・チャンドラー
やロス・マクドナルドではなく、僕はハメットからハードボイルド小説に入っ
たわけである。この意味はかなり大きいと思う。

ハメットの小説はアンドレ・ジイドやヘミングウェイが絶賛した。彼の小説は、
登場人物の言動を記述しているだけだ。内面描写はない。ハードボイルドが昔、
非情小説と言われたのはハメットの小説からの発想に違いない。それは登場人
物が非情なのではなく、記述のスタイルが非情なのである。

登場人物たちが何を思い、考え、何をしようとしているのかは、そこに書かれ
ている言動から想像するしかない。チャンドラーがフィリップ・マーロウとい
う一人称の個性を創造し、その記述にマーロウの韜晦や皮肉を紛れ込ませるの
とは対照的である。

また、ロス・マクドナルドが創造したリュウ・アーチャーという一人称の個性
が、そのインテリジェンスあふれる性格で時に哲学的考察をするのとも、また
対照的である。

「血の収穫」の語り手コンチネンタル・オプ(コンチネンタル社の調査員)は、
名前さえ与えられていない。彼は自分のやるべきことを、弱音を吐かず、時に
非情にさえ思えるやり方で、プロフェッショナルの誇りを持ち、やり遂げるだ
けである。

「マルタの鷹/THE MALTESE FALCON」(1941/101分)はハンフリー・ボガー
ト主演で映画化されたが、ここでボガートによって演じられたサム・スペイド
は悪徳探偵といってもよいほどのダーティな主人公である。

マイルズ・アーチャーとふたりで探偵事務所を開設しているスペイドは、アー
チャーの妻と不倫関係にあるが、そのことをまったく後ろめたく思っていない
かのようだ。さらに、美人の依頼人に鼻の下を伸ばし、その仕事を引き受けた
アーチャーが殺されると「俺はあいつが嫌いだった」と言い放つ。

彼は美人の依頼人に次第に惹かれていき、黄金のマルタの鷹の像を狙って蠢く
悪党たちとも手を結びかねない言動をする。だが、最後の最後で彼は真犯人を
警察に手渡す。

サム・スペイドは悪党だと思われているが、彼には自分のルールとモラルがあ
り、探偵としてのプロフェッショナルの誇りがある。自分のモラルが許容する
犯罪は見逃すし、自分のルールに従って時には悪党とも取引をする。だが、そ
れは彼にとっては自分がやるべき仕事の一環なのである。

誰にも頼らない人間である。自分のルールとモラルを確立し、言い訳はしない。
弱音は吐かない。誰かに理解してほしいなどとは決して思わない。人が非難し
ようが動じない。自分の信念を貫いているからだ。

彼は、スタンド・アローンなのだ。

●赤狩りに屈しなかった信念の作家

ダシール・ハメットは1951年7月9日、かつて共産党員だった疑いによって「赤
狩り」に引っかかり召喚状を受け取った。すでに57歳になっていた。彼はリリ
アン・ヘルマンにこう語ったという。

──俺は民主主義については俺なりにきちんとした考えを持っている。民主主
義とは何かについて、おまわりや裁判官どものお説教を聞くつもりなどないよ

連邦地裁でそう言ったかどうかは不明だが、ハメットはそのまま刑務所に入る
ことになった。彼は一言も弱音を吐かず、浴室と便所の掃除に黙々と従った。
1951年12月9日、彼は出獄する。

その時には健康を害していた。それなのに、出獄した彼は街を歩いている時に
知り合いの密造酒屋に会い、その男が一文無しだと知ると有り金を与え、自分
は食事もとれなくなった。

1953年3月26日、ハメットは赤狩りの中心人物ジョセフ・マッカーシーの委員
会に再び召還される。その時も彼は自らの信念を貫き通す。彼はマッカーシー
たちに向かってこう答えている。

──社会的諸問題について、何らかの立場をとらずに何かを書くことは不可能
です。

彼はピンカートン探偵社の調査員(オペレイティブ)だった時に、炭坑町の労
働争議のために会社側に雇われている。その時、彼は会社側から労働組合の指
導者の暗殺を持ちかけられた。おそらく、その体験が資本家への不信を生んだ
のではないか。

彼はその経験を元に「血の収穫」を書く。その原型になった短編「町の名はコ
ークスクルー」は、小林信彦の指摘によれば黒澤明の「用心棒」(1961/110
分)になり、「用心棒」は「荒野の用心棒」(1964/97分)や「ラストマン・
スタンディング」(1996/101分)になった。

ハメットが「血の収穫」で創造した、ひとりの男が対立するふたつの集団を互
いに闘わせ壊滅させてしまうというストーリーパターンは、今や不滅のモデル
になっている。

僕がハメットの生き方に惹かれるのは、彼が信念の男だったからだ。もちろん
彼にも様々な欠点はあった。家族を捨てた。アルコール中毒に近い酒飲みだっ
た。リリアン・ヘルマンが嫉妬に狂うほど女にだらしがなかった。だが、彼が
創造した多くの男たちが魅力的であるのと同じように、彼の生き方も僕には輝
いて見える。

スタンド・アローン……。

【そごう・すすむ】sogo@mbf.nifty.com
雑誌編集者。文中の書物以外に「ハリウッドとマッカーシズム」(陸井三郎著
/現代教養文庫・社会思想社発行)を参考にしました。

昔書いた文章が「投げ銭フリーマーケット」に出ています。デジクリに書いた
文章も数編入っています。
http://www.nagesen.gr.jp/hiroba/

ダシール・ハメット 邦訳リスト
http://www1.neweb.ne.jp/wa/phil/dh1.html

ダシール・ハメット メーリングリスト
http://www.cigarsmokers.com/hammett/hammett.html

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■イベント案内
電子本展示即売会
『電子本・エキスパンドブック横丁 in プロジェット』
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<主催者情報>

期間 1月29日(月)~3月3日(土)
場所 プロジェット(PROGETTO) 営業時間11:00~21:00(日曜・祝祭日休)
   東京都渋谷区円山町5-5 橋本ビル1F TEL:03-5459-3901
   会場地図 http://www.progetto.co.jp/info/index.html
企画・主催 サイバー・ブック・センター
協力 PROGETTO、株式会社ボイジャー、ポシブルブック倶楽部

電子出版を推進するボイジャーの電子出版ツールを使用した電子本展示即売会
『電子本・エキスパンドブック横丁 in プロジェット』が、1月29日より、デ
ザイン・ヴィジュアル関係の書籍、雑誌を中心とした書店プロジェットで開催
されます。企画・主催は、電子本書店サイバー・ブック・センター(代表/古
野信治)です。

●インディペンデント・パブリッシャーズ作品、100点を越える電子本を販売

「インディペンデント」とは、「個人」から一歩踏み出し、電子出版が知のイ
ンフラとして定着する時代の幕を切って落とそうとする決意の現れ。そして、
「パブリッシャーズ」とは、「自分たちの手で、本を読者に届ける」という決
意の現れである。

昨年4月、『電子本・エキスパンドブック横丁』に参加した版元の作品が東京
国際ブックフェアの会場において華々しくデビュー。これまでの個人出版、自
費出版にあったしがらみや慣習、依存関係にとらわれることなく、これらの枠
を飛び越えて成功を掌中におさめようと行動を起こしたのだ。

その彼らの作品を一足お先に、『電子本・エキスパンドブック横丁』で手に取
ることができる。この機会にぜひ、PROGETTO(プロジェット)へお越しくださ
い。そして今年もふたたび、その"インディペンデント・パブリッシャー"がブ
ックフェアの会場に集結。こちらにもお越しください。

「東京国際ブックフェア2001」
会場 東京ビックサイト(新潮社・株式会社ボイジャーブース内)
期間 4月19日(木)~22日(日)

●サイバー・ブック・センターは、インターネットでの電子本の委託販売を19
95年7月より行ってきました。代表/古野信治は、会社勤務の一方、サイバー・
ブック・センターの活動に力を注いできました。現在『エキスパンドブック横
丁』の運営から、電子本作家の販売支援を積極的に行っています。また自ら版
元として出版活動も行っており、他の電子本作家との交流も広く行っています。

『エキスパンドブック横丁』は、1994年から続いている電子本の展示即売会で、
毎回100を越える電子本タイトルが集まり、販売も好調です。4月に行なわれる
「東京国際ブックフェア2001」では新潮社・株式会社ボイジャー共同ブース内
でこれらの作品の販売イベント『インディペンデント・パブリッシャーズ』を
行う予定です。電子本のユーザーグループであるポシブルブック倶楽部と共同
で主催します。

●開催主旨(サイバー・ブック・センター代表 古野信治)

自己を表現したいと思う気持ちは誰にでもあると思います。私自身にもそれは
あります。10年ほど前、私は関西でインディーズバンドと自主制作映画の情報
を扱うフリーペーパーを作っていました。しかし当時の個人レベルでの情報の
やり取りは一部の情報誌を通した限られたもので、作品の発表となるととても
難しいものがありました。資金も乏しく発行部数に制限を受け、また限られた
場所での配布ということで苦労の連続でした。

結局、活動は長く続かず終わってしまったのですが、その失意のときにボイジ
ャーの「エキスパンドブック」に出会ったのです。このデジタルなツールを使
えば今までの苦労は解決できるだろう、ネットワーを通じて自作をたくさんの
人に見てもらえるだろうと思いました。今ではパソコン、インターネットとい
ったツールと環境を利用すれば、誰でも簡単に自己を表現することができます。
貴方も今から始めてみませんか。

●PROGETTO(プロジェット)とは?

PROGETTOとは、イタリア語で"デザイン全般"を指す言葉です。渋谷道玄坂上に
99年オープンした PROGETTOは、その名の通り、グラフィックからインテリア、
建築まで、デザイン・ヴィジュアル関係の書籍、雑誌を中心に、アーティスト
グッズ、CD、VIDEO、CD-ROMなど、デザインに関わる人に役立つ物全般を集め
た、CREATORS' BOOK SHOPです。

"PROGETTO"ホームページ 
http://www.progetto.co.jp/

サイバー・ブック・センター(CyberBook Center)
e-mail:GDH01154@nifty.com

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■イベント案内
文化庁メディア芸術祭企画展
『CHARAMIX.com(キャラミックス ドットコム)』開催概要
http://www.charamix.com/
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<主催者情報>
 
会場 ザ・ガーデンホール、東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス)
会期 3月13日(火)・3月14日(水)10:00-18:00
入場料 1,000円
主催 CG-ARTS協会(財団法人画像情報教育振興協会)
プロデューサー 伊東順二

キャラクターをテーマに、アート、テクノロジー、エンターテインメントの
3つの要素を複合させた形でイベントを展開

●Virtual Talent Audition 2001
[ザ・ガーデンホール 3/13(火)・3/14(水)]
バーチャルタレント(CGキャラクター)を一般公募するオーディション。メジ
ャーデビューを賭けた最終選考を一般公開。最新立体映像システムを用いてCG
キャラクターを等身大で舞台上に登場させ、仮想と現実を融合させた空間創出。

●ART@CHARAMIX.com
[ザ・ガーデンホール 3/13(火)・3/14(水)]
キャラクターをモチーフに使っている現代美術の最前線アーティスト達の作品
を紹介。Kaoruco、川上和歌子など

●3D@CHARAMIX.com 
[東京都写真美術館B1映像展示室 3/6(火)~3/29(木)]
大型レンチキュラーやインスタレーション作品等、アーティストの3D表現を紹
介。河口洋一郎、木村卓、さとうりさ、檜山巽、村井啓乘、モンキー・パンチ
T.ヴァリツキー、小田英之など
主催:東京都写真美術館

●PROMO@CHARAMIX.com
[ザ・ガーデンホール+東京都写真美術館ホール 3/13(火)・3/14(水)]
制作プロダクションによるデジタルキャラクター映像のプロモーション。秘蔵
作品や最新作品などを一挙公開。

●TEC@CHARAMIX.com
[ザ・ガーデンホール 3/13(火)・3/14(水)]
最新の3DCG技術をはじめ、仮想と現実を融合させるMR(Mixed Reality)技術な
ど、キャラクターに関する最先端テクノロジーを紹介。

●Lupin the 3rd Tribute Mix
[ザ・ガーデンホール 3/13(火)・3/14(水)]
“ルパン三世”をテーマにした映像と音のコラボレーション。モンキー・パン
チのオリジナル原画を元に、CGアーティスト原田大三郎がデジタルエフェクト
を加えたリミックスを作成し上映。

●LIVE@CHARAMIX.com
[WOMB 3/16(金)19:00~ 3,000円]
渋谷の人気クラブ“WOMB”にて、原田大三郎(VJ)とケンイシイ(DJ)による
映像と音のコラボレーションライブ。 http://www.womb.co.jp/

※上記は現在計画中の内容です。状況によっては変更もありますが予めご了承
ください。最新の情報は、企画展webサイトにて随時紹介していきます。
http://www.charamix.com/

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■公募情報
D's Garage21 美少女CGコンテスト グランプリ決まる
http://music1.tv-asahi.co.jp/dsgarage21/bishojo/
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グランプリ 賞金300万円+東京めたりっく通信CM出演+東京めたりっく通信
      1年間無料
      K.T(上條咲)
      http://www.linkclub.or.jp/~k-higu/saki.html
準グランプリ 賞金10万円
      柳島HiD(平崎ハルナ)
      http://www.pcs.ne.jp/~hid2600v/
      吉川潤(Nano)
      http://kyoto.cool.ne.jp/00/index.html

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■編集後記(02/02)
・まさおくんというまるで高級そうではない犬が、各地のペット自慢を訪問す
るトカいう番組を夕食のときによく見るが、この程度ならうちのハニー号の方
が優れている、トばか親は言い合う。階段高速駆け下り駆け上がりに加えて、
猫のように高いところに飛び上がって寝る特技(?)があるが、さいきん歌を
うたう芸も開発した。押すと声の出るぬいぐるみペットがあるが、その音に合
わせてウオオンウオオンと切なく歌う(?)。半分はいやがっていると思うの
だが。尻尾を振っているのをみると半分は気分がいいのかも。ついさっき、宅
急便で愛犬用レインコートとやらが着いた。う~む、どうみても1000円はしな
い出来なのに6000円超だという。まったくばか親だよう。     (柴田)

・島田氏の疑問。365歩のマーチ。「1日1歩、3日で3歩、3歩進んで2歩下がる」
これって5日で1歩進めるってこと? 下がる時は一気に2歩下がるの? 3日目
に2歩下がったら元の位置に戻るよね。じゃあ4日目は2歩下がる日? 4日目、
5日目で一歩づつ下がるの? と彼女は幼い頃から思っていたそうな。/壊れ
ものシリーズ。うちのモニタに白い線が横に走ります。表示画面が微妙に拡大
縮小します。いつもではなく、忘れた頃に始まって、ほっとくと直ります。今
までそんな現象はありませんでした。近くに携帯電話はありません。モニタの
寿命ってどのくらいなんでしょうか。           (hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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許可なく転載することを禁じます。
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