[0939] 膨張する宇宙(後篇)

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0939    2001/09/25.Tue発行
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 <そのまま。音沙汰無し!>

■デジクリトーク
 膨張する宇宙(後篇)
 モモヨ(リザード)

■デジクリトーク SIPSのゆくえ 連載第2回
 SIPSを100倍苦しくする方法
 -小規模SIPSと法整備-
 uz

■公募案内
 イギリスの有名なクリエーティブ集団TOMATOとワークショップで
 コラボレーションしてくれる方を一名募集!
 
■イベント案内
 tomatoワークショップ&tomatoセミナー

■イベント案内
 WavyAwards 2001 Tokyo 作品上映・投票会(第一次審査)

■イベント案内
 第一回関西ベンチャー学会経営戦略研究部会シンポジウム
 ~ベンチャー強者(つはもの)の語る戦略論~



■デジクリトーク
膨張する宇宙(後篇)

モモヨ(リザード)
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前回、お約束したように、今回は、前々回分原稿の後篇をお送りする。

●Break On Through To The Otherside!

60年代後半、この歌でティーンに対して意識の変容をもとめたのは、ドアーズ
のジム・モリスンだった。アメリカインディアンのシャーマンが、部族の者に
過去の歴史を幻視によって理解させるように、ジムはコンサートホールからコ
ンサートホールへと旅し、彼の祈祷儀式をアメリカの至るところで行った。

ヒットチャートの常連でありながら、ドアーズは、他のグループとどこか違っ
ていた。異彩を放っていたのである。

当時、中学生だった私の部屋のあちこちに、ジムの写真がぺたぺたと貼られて
いた。壁にはストレンジデイズのアルバムカバーが飾ってあったのを覚えてい
る。ビートルズやストーンズ、アニマルズ、キンクスなどがお気に入りだった
が、こうした個性的なバンド群にあってもドアーズは別格だった。英語が直接
的影響力を持てない私のような、極東の中学生すらドアーズに酔いしれていた
のだから、当時の英米のティーンがいかに熱中したか想像に難くない。

バンド名に表明されているごとく、ドアーズこそ、知覚の拡大と意識の拡張に
対して大きく貢献したバンドだった。バンド名の由来はウィリアム・ブレーク
の詩句にあるとされていることは有名なエピソードだ。しかし、媒介として、
両者間にオルダス・ハクスリーの評論『知覚の扉』が位置していることは、あ
まり知られていない。

ウィリアム・ブレークは幻視者、挿絵画家、銅版画家、そして詩人、多彩な才
能で知られているクリエーターである。彼をトータルに眺めた場合、幻視者と
いうべきか。

「知覚の扉もし、開かれれば、ものみな無限の実相をあらわす」

これは純粋に文学的なビジョン(現覚)を歌ったものだった。人間の感覚が高ま
れば世界は実相をあらわす、そんなメッセージが込められている。

私は常識的に、幻視者と書いた。しかし、この詩人のビジョンについては、古
く現覚という訳語があてられる。その語法で言えば、幻視者ではなく、現視者
と言わねばならない。彼のビジョンに現覚という訳語をあてるのは、彼にとっ
て、幻視とはこの世のリアリティー=実相を見ることにほかならない、からで
ある。

ブレークの論ずるところでは、知覚を高めるために、人は、宗教的修行やその
結果獲得する高揚を必要とする。これに対して、ハクスリーの著書は、薬化学
的な知覚ブースト効果について述べたものだ。

ハクスリーの場合、世間一般に「薬物摂取による幻覚」と呼ばれている経験に
ついて考察しているのである。この書物の中で著者は「我々の知覚が実は限定
的なものである」と主張する。

例えば、私達は、一定範囲の波長をもった光線のみを色彩として認識している
わけだが、実際には、その範囲外に紫外線や赤外線が存在する。音の場合もし
かり。可聴周波数帯域の外にも音はある。私達は、一定のバンド幅をもったフ
ィルターによって世界を認識している。

著者ハクスリーは、我々のバンド幅を薬化学的に人為的に変更することによっ
て世界の実態に迫れるのではないか、という仮説を述べ、ケミカルな『幻覚』
が実際に≪一定の条件下≫で『現覚』となりうる、と論じている。ウィリアム
・ブレークの詩的イメージに、ドラッグによる意識の拡張を関連付けたのは、
実に、ハクスリーのこの著作である。

≪一定の条件≫を得るには、リーダー/導師の存在が必要不可欠である。

先達のガイドが環境を整えてくれる。それを学ぶわけだ。この60年代末におい
て、ビートルズ等のアーティストがインド哲学への傾倒を表明したこともあい
まって、実際にトリップを部族的習俗にとりいれた、インディアンやオセアニ
アに伝わる宗教的通過儀礼が注目された。

ハクスリーも、全てのドラッグによる経験が意識拡張につながるものとはして
いない。導師の存在こそが鍵になるのである。ただし、ハクスリーにおいては、
それを合理的な規範の中にもとめようとした。

ここから、ユング心理学への距離は遠くない。ユングは、個体を越えた超自我
という存在を想定して彼独自の心理学を構成するのだが、この超自我にも似た、
仏教で言う「大いなる自我」への旅をハクスリーは求めた。或る意味で、異端
的推論のごった煮といえる。

しかし、ドラッグにより、彼我の境を越えた人種の、そして人類そのものの叡
智、記憶を探索することができる、そう夢想したものはハクスリーただ一人で
はない。60年代末の米西海岸においては、むしろ、ごく平凡な若者達の間では、
こうしたニューサイエンスじみた混沌が、新種の宗教のようになっていたので
ある。

『アルタードステーツ』という映画がある。植物アルカロイド摂取によって遥
かな宇宙的記憶を獲得せんと自分の身を賭して人体実験した博士が、実験の果
てにビジョンそのものによって肉体を喪失する、といった筋書きだ。

ラストは、愛する女性の抱擁によってかろうじて現世に戻ってくる。この安易
なハッピーエンドは癪に障るが、それはさておき、この映画が60年代後半を舞
台としていることをまず指摘したい。エンターティメントという観点からビジ
ュアルサービスが多大に盛り込まれていたとはいえ、この映画の大筋は実話で
ある、ということも指摘しておきたい。

この映画のように、ビジュアル的な事実ではないにしろ幻想や幻覚が現実を侵
食するということは、ままある。多くは心理的事件で終わるために、外界には
顕われない。しかし、実際に、この映画で描かれたような悲劇を、当時、多く
の人々が経験しているのだ。これは知っておくべきことだろう。

いみじくも、ハクスリーが看破したごとく、私たちの感覚は限定的存在である。
ハクスリーが夢想したのは、その拡張だった。

言うまでもないことだが、限定的であるがゆえに私たちの世界や感情が成立す
る。色彩論の場合がわかりやすいだろう。減算にしろ、加算にしろ、私たちの
感覚が限定的要素でなりたっているからこそ成立するのである。

そのうえ、現代においては、そのような感受者の感覚云々を語るまでもなく、
物理的な素粒子の世界では観察者の意識自体が現象に影響を与えることが知ら
れている。そして、その素粒子論がひとつの限界を設けてしまったのが、現代
物理学なのである。いうなれば、60年代の意識拡張の限界点発見は、当代にお
ける科学の極点を予見していたのかもしれない。

こうした話題をこのコラムの中で語るのは無理がありすぎるかもしれない。そ
こで、ある説話を紹介して今回は終わりにしたい。

……昔々、修行者が妙薬を手に入れた。これを呑めば聴覚が発達し、遠くの、
針が床に落ちた音もハッキリと聞き取れるようになるという。さっそくその薬
を試したところ、確かにはるか彼方の里人の寝息もハッキリ聞き取れるように
なった。しかし、それだけではなかった。

常人には静かな夜も彼には轟音とどろく騒々しいそれに変じたのである。結果、
術者は、不眠症に悩まされ、頭を領する騒音から逃れようと、自ら命を儚くす
る、というもの。

最も卑近な悲劇の一例である。

モモヨ(リザード) 管原保雄 momoyo@babylonic.com
責任編集 バビロニクス/音楽の未来を考える
http://www.babylonic.com/

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■デジクリトーク SIPSのゆくえ 連載第2回
SIPSを100倍苦しくする方法
-小規模SIPSと法整備-

uz
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インターネット関連の訴訟は、どんな小さなニュースでも有名になってしまう
くらい日本ではまだまだレアケース。しかしそこは人が集うネット、一歩間違
えば恐ろしい争いが待っていると心してかかるべきだ。いや、そんな問題を引
き起こすようなサービスはいっそのこと、使わない方がよいのか?

企業のコミュニティサイトで、チャットや掲示板をたてる。その企業がコミュ
ニティづくりのきっかけとなるという、単なるカスタマー向けの情報開示から
一歩差がつくサービスだ。Webの特性とブランド戦略を両立する手段として、
一般化してきている手法だろう。

当たり前だが、この場合誰がどう見ても、企業が主導で行っていることがわか
る。そこが利益を追求せず思想の縛りもないネット上のコミュニティと明かに
違う。資本主義の競争社会で、誰とも対立しない組織などありえない。だから、
中傷の書き込みは必ずやってくる。

今でこそ、人の私利私欲恨み言を一手に吸収する掲示板サービスがあるが(現
在の日本の企業Web界にとって、アレはものすごく重要な役割を果たしている
と思う)、どうしてもその社名を見つけると、いたずらしてしまう大人という
のはいるものだ。そして、いざ事が起きて窮地に立たされるのが、そのWebサ
イトを構築したSIPS(Strategic Internet Professional Service)のメンバ
ーだ。



企業のWebサイトは、運営しているのは顧客企業であるが、更新や構築作業、
時には問い合わせメールへの対応も、SIPSが行う場合がある。顧客企業へのク
レームは顧客企業が処理するべき問題だが、ネット上の権利や法律問題になる
と、とたんに責任はSIPSへ押し寄せてくる。

しかし、よくよく考えれば、媒体がネットというだけで、情報を開示、告知す
る際の権利問題は、他の媒体でも同様ではないか? とお考えでしょう。そう
です、他の媒体でも同様。すなわち、同様に、なにも考えないでやってきたの
です。

免責事項はおろか、プライバシーポリシーなんて、なぜ子会社でも関連会社で
もないSIPSが顧客企業のために考えなくてはならないのか? しかし、そんな
ことより飯のタネを求めて日々あくせくする中小企業に、どんな言い訳も通用
しない。「必要かどうか、そのアドバイスをするのもSIPSの役割だろ」

確かにそうだ。あたっている。そこでSIPSは、ページデザインやサーバーメン
テナンスの作業を後回しにして、ネット上に起こりうる法律問題について洗い
はじめる。不馴れな契約書というものに着手してみる(印刷物やデザインにお
いては契約書どころか発注書さえないのが普通、という現実は、ソフトウェア
ベンダーから来た私の血の気を引かせた。制作物って立派なソフトウェアなの
に)。

外国のケース本やらソフトウェア開発の契約書などを参考にしながら、会社の
英知を結集させてようやく書面が完成。免責事項、プライバシーポリシー、そ
して掲示板や会員サービス申し込み、通信販売法と首っぴきで研究した「本サ
イトでの商品購入についてのご注意」なども、社内で研究会をくり返し、揉み
に揉まれてやっと完成。勇んで顧客企業に置いてきたその書類たちがいま、ど
うなっているか?

そのまま。
音沙汰無し!

問題が起これば、そこさえ切除すればいい、という考えから、顧客は抜け出す
気がないらしい。ブランドは浸透させるのは大変だが、多少の問題などすぐに
忘れられる。ましてや日本経済に打撃を与えるべくもない中小企業なら、悪い
所は切って捨てる、それだけ。どれだけの労力を注ぎ込んだと承知しているの
だろう。呆れてモノも言えない。



それでも、注ぎ込まないわけには行かないのだ。弁理士さん曰く、ビジネスモ
デル特許なども日本の場合、利益より防御のための申請なのだそうな。だけど
吹けば飛ぶような企業だって、社運を賭けて訴えてこないとは言い切れない。
こちらのSIPSは、吹けば必ず飛ぶ。ただし訴訟相手にではない、顧客に吹いて
飛ばされる。

小規模SIPSが法律の整備のために注ぎ込む予算は痛い。しかも顧客は「免責事
項」「プライバシーポリシー」のためのページ制作代が惜しいので削れと言っ
てくる。引き下がってよいのか?! 葛藤の末、目の前の50万が欲しいがため
に、だまって削除するしかないという現実。

しかしほんとうは、まずい。SIPSとしての信用にかかわる。企業としてのモラ
ルにも反する。コストを押さえるために部品を一個、抜くくらい、ヤバいこと
だと心得るべきなのだ。長生きをしたければ、法規の整備は絶対に削ってはい
けないと思う。

バブリーなベンチャーと割り切るならば、ナニも考えなくてよい。ただそんな
商売なら、法人化すべきではないだろう。いつか襲ってくると、黒い影に怯え
ながらちまちまごまかしコンテンツを切り売りするより、安心材料として法整
備を行うべきだ。

それは現状では「やる必要もないことを」と、Web制作を10倍は苦しくするだ
ろう。ただやらなければ、100分の1の確率だとしても100倍苦しくなるかも知
れない。

【uz】ur7y-skkb@asahi-net.or.jp
某コンピューターパッケージベンダー勤務を経て、現在はWeb系ライター、Web
サイト構築業務に携わる。
「映画を研究する人々のためのサイト Urban Cinema Squad」もよろしく。
http://www.u-c-s.org/

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■公募案内
イギリスの有名なクリエーティブ集団TOMATOとワークショップで
コラボレーションしてくれる方を一名募集!
http://www.asahi.com./aaa/
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<主催者情報>

朝日広告賞50周年関連のイベントで、TOMATOがワークショップを開催します。
TOMATOは今年のキャノンクリエーターズコンテストの特別審査員もしている若
いクリエーター達です。ワークショップはスケッチ、絵画、映像制作、写真、
サウンドデザイン等から創造プロセスを進めて、TOMATOのメンバー5人とディ
スカッションをしながら課題を制作し、最終的にプレゼンテーション、クリエ
ーティブ・マネージメントの仕方までを包括するものです。

条件は、
・TOMATOとのコラボレーションワークショップに意義を感じてくれる方。
・APPLE ファイナルカットプロのオペレーションができる方で、
 ある程度人に教えることができる方。
・10月15日(月)~10月18日(木)のAM9:00~PM9:00、
 10月19日(金)午前中のみ、の全てに参加できる方。
 場所:中央区築地5-3-2 朝日新聞東京本社・浜離宮ホール

また、自分はできなくてもできる人を知っているという方はご紹介いただけ
たら幸いです。可能な方は9月26日(水)までに下記アドレスにメール下さい。
Hisahide_Sugii@adv.asahi-np.co.jp
「開催までにファイナルカットプロをおぼえるのでやらせて!!」というのも
あり、です。

ワークショップの詳細は以下をご覧下さい。
http://www.asahi.com./aaa/

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■イベント案内
tomatoワークショップ&tomatoセミナー
http://www.asahi.com/ad/clients/tomato/index.html
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<主催者情報>

朝日新聞社は朝日広告賞50回を記念し、トマトの協力を得てユニークなワーク
ショップとセミナーを開催します。5日間のイベントは、クリエーティブの可
能性を広げることを目的としています。自分の創造性や可能性を探求し、それ
にチャレンジしたい人ならば、だれでも大歓迎です。トマトのメンバー、そし
て他の参加者とともに作業し、学びあう絶好のチャンスです。

tomatoワークショップ
日時 10月15日(月)~18日(木)9:00~21:00
会場 朝日新聞東京本社・浜離宮朝日小ホール (東京都中央区築地5-3-2)
定員 70名(先着)
参加費 50000円(tomatoセミナー費をふくむ、税込み)

tomatoセミナー
日時 10月19日(金)14:00~18:00
会場 朝日新聞東京本社・浜離宮朝日小ホール (東京都中央区築地5-3-2)
定員 270名
参加費 20000円(tomatoセミナーのみ、税込み)

詳細は上記サイトを参照
東京-ロンドン往復航空券プレゼントアンケートもあり

TOMATO:英国ロンドンを拠点に活躍する国際的なクリエーティブグループ。19
91年に結成し、活動内容はグラフィック、映像、Webデザイン、音楽、空間デ
ザイン、都市デザインなど多岐にわたる。メンバーの2人がテクノダンスミュ
ージックの人気グループ「アンダーワールド」の中心的存在。「アンダーワー
ルド」のDVDは「日本ゴールドディスク大賞」ビデオ・オブ・ザ・イヤー洋楽部
門第一位獲得。

tomatoのサイト
http://www.tomato.co.uk/

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■イベント案内
WavyAwards 2001 Tokyo 作品上映・投票会(第一次審査)
http://www.dstorm.co.jp/wavy2001/
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WavyAwardsは、LightWave 3DをはじめとするNewTek社製品で制作された多くの
優れた作品no発表の場として、また、個々のテクニックを競い合い、表現の幅
を広げる場として、1996年から開催されているコンテストである。

WavyAwards 2001 Tokyo作品上映・投票会が開かれる。今回の審査方法は、日
本国内での一般投票およびワールドワイドのWeb投票を第一次審査とし、第一
次審査を通過した全てのノミネート作品の中から、日米の著名プロダクション
などの審査員による第二次審査で各賞を決定する。また、下記四会場では、
LightWave3D Ver.7.0、VideoToaster Ver.2.0など、ディ・ストームによる新
製品発表セミナーも実施する。

名古屋会場
日時 9月27日(木)28日(金)12時~16時半
会場 コンパックコンピュータ株式会社中部支店セミナールーム
名古屋市中村区名駅1-1-4 JRセントラルタワーズ46F Tel.052-586-7999

大阪会場
日時 10月2日(火)1回目12時~ 2回目16時半~
会場 ジャングル・インディペンデントシアター
大阪市浪速区日本橋5-12-4 Tel.06-6635-1777

福岡会場
日時 10月5日(金)6日(土)12時~16時半
会場 福岡ファッションビル1F6号ホール
福岡市博多区博多駅前2-10-19 Tel.092-431-7531

東京会場
日時 10月19日(金)20日(土)18時半~20時半
会場 品川インターシティーホール
   東京都港区港南2-15-4 Tel.03-3474-0461

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■イベント案内
第一回関西ベンチャー学会経営戦略研究部会シンポジウム
~ベンチャー強者(つはもの)の語る戦略論~
http://www.iwp.co.jp/senryaku/1006.html
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内容 萩原雅之講演「経営戦略に活かすインターネット利用者行動データ」、
阪本啓一講演「ナニワ商人の逆襲(Naniwan Akindo strikes back!)」、パネ
ルディスカッション コーディネーター:角田隆太郎 出演者:萩原雅之、阪
本啓一、塩沢由典、定藤繁樹 など

日時 10月6日(土)15:30~19:00(15:00開場)19:10~21:00懇親会
場所 デジタルハリウッド大阪校B1F セミナールーム
   大阪市北区西天満6-5-17デジタルエイトビル TEL. 06-6316-8633
   http://www.dhw.co.jp/school/location/osaka/location_osaka.html

定員 100名(事前申込制先着順)
シンポジウム参加費用 一般2000円 学生1000円(要・学生証)
懇親会参加費用 一般4000円 学生3000円(要・学生証)
主催 関西ベンチャー学会経営戦略研究部会シンポジウム開催事務局
後援 関西ベンチャー学会<http://www.kansai-venture.org/>
協力 デジタルハリウッド大阪校<http://www.dhw.co.jp/>
申し込み http://www.iwp.co.jp/senryaku/1006.html

問い合わせ 関西ベンチャー学会経営戦略研究部会シンポジウム開催事務局
http://www.iwp.co.jp/senryaku/1006.html>
メールでの問い合わせ:咲本まで

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■編集後記(9/25)
・金曜日にWORLD PC EXPOに行った。展示会場ではカメラメーカーのハイエン
ドデジカメだけを見て回った。いやはや、きれいなお姉さんたちがいっぱい。
壮観でありました。オリンパスなんか、巨大水槽の中で水着のお姉さんが泳ぎ
回っていた。こんなに派手で華やかな展示を見るのは久しぶり。いつもは来な
いWORLD PC EXPOだが、こんかいの目的はイベントホールで展示された、ディ
ジタル・イメージの作品展を見て、会場で人に会う約束があったからだ。わが
南浦和は交通の便が最高によく、幕張へも直行電車がある。もちろんディズニ
ーランドも葛西臨海公園も乗り換えなしで行ける。遠い遠いと思っていたが幕
張メッセまで60分である。来年のマックワールドはビッグサイトになったが、
じつはこっちの方が時間がかかりそうだ。いずれにしろ、さいきん外出するの
が億劫である。できればメールですましたい。よくない傾向だなあ。(柴田)

・ドアーズである。どきどきしながらモモヨさんのコラムを読む。書きたいこ
とはいっぱいあるけど、周囲から照れつっこみが入りそうなのでやめようっと。
/締め切りでばたばたしている。日常から離れ仕事に没頭したいため、なんと
なくiTune生活。Radio ParadiseやCDを聞いている。テロ事件のあと、ラジオ
で千と千尋の物語の主題歌「いつも何度でも」を聞いた。知らずに泣いていた。
映画はまだ見ていないし、以前はいい歌だなぁぐらいしか思っていなかった。
ラストの部分ではなく、「ただ青い空の青さを知る」や他の部分、素朴なメロ
ディに反応していた。私はいつもends、endsとうるさい(笑)。もう少し評価
されてもいいんじゃないかと思って書いちゃうのだ。他にも好きな人たちはい
るんだけど、endsは私には特別で、聞いていると「いつも何度でも」を聞くの
と同じような感覚を得る。些末なことにイライラしていても、広さを感じて、
なんか高度が上がって、視野が広がって、ニュートラルになる。優しさみたい
なものを取り戻せる感じ。がんばろうと思えたり。人によってそれはお芝居だ
ったり、絵画だったりするんだろうけれど。/表現ってやっぱり凄いと思う。
人の心臓を絞り上げる。反応できる豊かな心を持ちたい。  (hammer.mule)
http://www.radioparadise.com/  Radio Paradise。Real Playerでも聴ける
http://www.sentochihiro.com/song.html  いつも何度でも、歌詞

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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 

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 担当:濱村和恵
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