[0940] 「わだばタルコフスキーになる」

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0940    2001/09/26.Wed発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 19553部
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 <ういろうの影響もあるようだ>

■デジクリトーク
 「わだばタルコフスキーになる」
 永吉克之
 
■デジクリトーク
 イソップのグランプリレポート
 中井勝郎

■展覧会案内
 弓田純大個展 2001 「Deep Water」

■展覧会案内
 加藤俊明個展「記憶のかけら」

■セミナー案内 JPC年9月定例セミナー
 いま、DTPが置かれている現状と展望
 -高品質なOpenTypeフォントと組版の未来にむけて-



■デジクリトーク
「わだばタルコフスキーになる」

永吉克之
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三つ子の魂が百までであることは、周知の事実である。これは、一度の出産で
生まれた三人の子供の魂は百個あって、ひとりにつき33回生まれ変わることが
できるが一つ余って処理に困るので、三つ子は産むな、という戒めではない。

そのころ私は、三つ子ではなく、もう20代なかばであった。一人暮らしをして
いてテレビもなかったので、よく映画を観たが、何かのきっかけで、旧ソ連の
映画監督アンドレイ・タルコフスキーの『鏡』という作品を観た。

彼独自の時間の表現のため、ストーリーがどうなっているのか、さっぱり分か
らず、渾沌とした気分で観終わったが、圧倒的な映像美と経験したことのない
独特の雰囲気が忘れられず、その後もリバイバルや新作、あわせて8本観た。
彼は、非常な寡作であるうえに54歳で亡くなったため、それが全作である。

そして、新作がないことと、彼の作品は劇場でしか観ないんだ、というこだわ
りがあって、10年ほど作品を観なかったが、あるときテレビの深夜映画劇場で
『ストーカー』が放映され、私はその誘惑に負けて、ビデオ録画してしまった
のである。そして、戒を破って、劇場でなくビデオで観てしまった。

やはりビデオでは重厚さが失せてしまうが、驚いたのは、自分の作品が、どれ
ほどタルコフスキーの影響を受けていたのかを、その時はじめて知ったことだ。
読者の中にはタルコフスキー作品を観たことのない人も多いと思うので、どの
シーンがどうでと、いちいち例を挙げては説明しないが、その後『惑星ソラリ
ス』『鏡』『ノスタルジー』などを見直したときも、悉くに私の表現のベース
にあるものを見い出してしまった。

この記事の冒頭で、三つ子の魂百までといったのは、若い頃に観て感銘を受け
た作品は、それを忘れた後も、幼児体験のように、意識下の世界から作家の感
性に影響を与え続けるものなのではあるまいか、ということをいうためである。
したがって、感銘を受けたが、時間が経って忘れてしまったなんていう作品は、
誰にでもいっぱいあるだろうから、オリジナリティが大切なアーチストといっ
ても、誰からどんな影響を受けているのか分からないのである。

「お、いいアイデアが浮かんだぞ。これで今年のキリン・コンテンポラリーア
ワードはいただきだ。おれの脳はインスピレーションの泉だ」と思ったアイデ
アのヒントが、実は、子供の頃に、毎週読んでいた「少年サンデー」の『おそ
松くん』にあって、本人はそれを忘れていて、神の啓示のように思っていると
いうのは、ありえることだ。

実際、私も『テックス・エイブリー』という、子供の頃によく観ていた、アメ
リカのアニメを集めた映画を観た時もがく然とした。あの一連のアニメの荒唐
無稽さ、不条理さ、度を過ぎた誇張は、私が無意識的に真似をしようとしてい
たことなのだ。

                 ●

影響を与えるものは傑作名作とは限らない。学校の同級生の描いた漫画もある
だろうし、子供の頃に家の玄関に飾ってあった人形の絵、レコード(CD)のジ
ャケット、文庫本の表紙などもある。

私の場合、大阪が長いから、吉本新喜劇の影響も無視できない。子供の頃から
観ていたから、そのころ出ていた、岡八郎、花紀京、船場太郎らが、今の私の
作品を形成する重要な役割を果たしているかもしれない。また、道頓堀の巨大
なグリコの電飾看板や、食いだおれの人形の影響も意識下に根付いているかも
しれない。

待てよ、では、私は通天閣にも影響されているというのか? 通天閣が私の作
品の根幹を成しているというのか! 私は大阪人だが、あまり嬉しくない。

それだけではない。小学校の時、名古屋にも住んでいたので、名古屋城の金の
シャチホコが、わたしの美感を決定している可能性がある。名古屋の人には悪
いが、それはイヤだ。

そして、味覚や、嗅覚、聴覚の体験も、本人が忘れても、意識下の記憶となっ
て残り、作品に反映される。

私の作品は多分に、ういろうの影響もあるようだ。これは名古屋にいたためだ
が、あの、おもちゃのピアノの鍵盤を連想するカラフルな配色。そして、エロ
チックな肌触り。

私は作品にピアノを描くことがよくある。またエロチシズムをテーマにするこ
ともある。これらはすべて、ういろうが無意識的な動機になっていることは心
理学者も認めるにちがいない。
                 
                 ●

だいたいアーチストは、オリジナリティーにこだわるので「~の作品に似てま
すね」とか「~の影響が感じられますね」とかいわれるのは、あまり愉快に感
じないものだ。オリジナリティーといっても、「こんな作品、他では見たこと
がない」なんてのに、お目にかかれることは稀だが。

だが、中には、特定のアーチストを敬愛するあまり、そのアーチストに自己を
投影する人もいる。「わだばゴッホになる」の棟方志功のように。

実際には画風はかなり違うが、逆にここまで影響を誇示されると、気持ちがい
いではないか。

今回の記事で一貫して述べているように、人間は常に意識的、無意識的に何か
の影響を受けて、自分なりの価値観を創ったり、修正したり、強化したりして
いるわけで、影響を受けずにいることなどできないのである。

したがって、どんなアーチストも、結局誰かのエピゴーネンなのである。エピ
ゴーネン(EPIGONE)という言葉は、亜流、模倣者を意味し、肯定的には使わ
れないが、「おれの作品はモノマネだあ」というと、開き直った爽快感がある
ので、使わせていただく。

100%のオリジナリティーなんてない。アーチスト自身が、見てきた作品、人
生で経験した事柄、持って生まれた性向などがすべて、複雑に組み合わさって
作品となるのだ。だから、その組み合わせ次第で、傑作にも駄作にもなるので
ある。

みなさん、棟方志功先生を見習って叫ぼうではありませんか。

「わだばタルコフスキーになる」
「わだば太宰治になる」
「わだばミケランジェロになる」
「わだばバルトークになる」
「わだば榊莫山になる」
「わだばアレクサンドル・イサエヴィチ・ソルジェニーツィンになる」 
「わだば蘇我入鹿になる」
「わだば夜のストレンジャーになる」
「わだばウイルスになる」

もうええ。もうええ。

【永吉克之】CGアーチスト
私は恵まれている。45歳なのに妻子がいないおかげで子供の不登校やイジメ、
妻の不倫、嫁姑のいさかいに煩わされなくてすむ。また、車がないので、事故
の心配や、車検や駐車場の面倒もない。
別に避けているわけではないが、このふたつを持っていないだけで、どれだけ
トラブルに遭う可能性が少なくなることか。

E-MAIL / katz@mvc.biglobe.ne.jp
URL / http://www2u.biglobe.ne.jp/~work

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■デジクリトーク
イソップのグランプリレポート

中井勝郎
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<「ブルガリア国際ユーモアと風刺ビエンナーレ」でグランプリ受賞>

the GRAND PRIX the GOLDEN AESOP statuette to you. Congratulations!

4月18日 Eメールで第一報が入ってきました。かねて第15回「ブルガリア国際
ユーモアと風刺ビエンナーレ」に出品しておりました作品への朗報でした。
その後、正式の招待状が届きましたが、それからが困難の連続で、ブルガリア
の組織委員会と苦手の英語でのやりとりは大変でした。
  
ブルガリアと言えばヨーグルト、そして聖画像のイコンが有名です。中期ビザ
ンチン絵画の端正な古典的様式を示すイエス、聖母子など、厚い板に細密に描
かれたテンペラ画を前から見たいと思っており、世界最大のコレクションを誇
る、アレキサンダー・ネフスキー大寺院を訪れる機会にもなりました。5月16
日から5月22日授賞式に出席のため、ブルガリアへ参りました。

5月19日のセレモニーには国際展らしく近隣のベルギー、ギリシヤ、セルビア、
オーストリアなど各国大使、日本大使館からは一等書記官の横山氏が列席され、
各国の作家と共に、盛大なオープニングでした。

グランプリ受賞の謝辞として、戴いたイソップ像にちなみイソップ寓話の「ウ
サギとカメ」から、ウサギのごとく二十世紀は経済優先の開発を急ぎ過ぎて、
地球環境を破壊したりしてきた事、二十一世紀は、地球規模の視点に立ちスロ
ーダウンした、カメの時代を今日、人間は迎えているのではではないかと、ス
ピーチを致しました。

また、午後からはこのフェスティバルの二大行事であるカーニバルがあり、大
統領が見えたり、賑やかな祭り一色の一日でした。
 
展覧会はガブロヴォのthe House of Humour and Satire 美術館で開催され、
会期は5月19日から9月30日迄です。

搬入の容易さからgraphicsにデジタルプリントで応募、従って絵画や彫刻のス
ケールや迫力には、とてもおよばないこと考えておりましたので、今回の出品
作品「彷徨の足跡」でのグランプリ受賞は望外の喜びです。

作品についての評価ですが、審査員の方々から多くを伺えませんでしだが、審
査の早い段階でグランプリに決り、芸術性の追求を優先しながら、結果的に滲
みでるような風刺とかユーモアが感じられたことの由です。一方、カツーンは
その特質から、風刺とかユーモアを前面に押し出しいる作品が多く見受けられ
ました。

日本からの参加も多く、ディジタル・イメージ会員では石川浩二さんの作品な
どがありました。また、第13回展のカタログからは、遠藤亨、永井一正、UG.
サトー氏などのお名前が見られます。

美術館は三階建で、会場も広くカテゴリー別の展示、言葉の問題がありました
が、各国の作家達との交流も深めて來ました。

今回の旅の一番の心配ごとであったコミニュケーションの問題を、ボランティ
アでガブロヴォ在住の青年海外協力隊員(考古学)の田島夕美子さんに、全行
程をアテンドして頂き大変に助かりました。

そしてブルガリア各地から、他の隊員達も展覧会のオープニングに、多忙のな
か時間をさいて駆けつけて頂き、その活躍に触れ、日本の青年達の素晴らしさ
に感動致しました。

今回のグランプリの副賞である2003年のブルガリアでの個展に向かって、新た
にイソップのカメごとく芸術への挑戦に歩み続けたいと思います。
  
最後になりましたが、多くの皆様からお祝のメツセージを戴きましたこと、ネ
ット上をお借りして厚く御礼を申し上げます。

15回展データ→応募作品数1,147点/世界51カ国/入選数254点
参加費25ドル(額装、展示費用として)
次回16回展の応募要項配付は開催の前年の秋ごろ、応募締切は2003年3月1日

・カテゴリー paintings、graphics、sculpture、photographs、cartoons賞、
グランプリ、GASCARほか
・会場 ブルガリア/ガブロヴォ市 HOUSE OF HUMOUR AND SATIRE
・住所 68,Bryanska Str. POB 104 5300 Gabrovo BUGARIA
    Tel:+359 66 2-72-28
・E-mail:humorhouse@usa.net
http:// www.humorhouse.org/
・本年で15回の開催を数え、30年の歴史があり、館長の言葉によればHOUSE OF
HUMOUR AND SATIREには世界173各国の、5万点の収蔵作品があります。

中井勝郎美術館
http://www1.odn.ne.jp/nakai

グランプリ受賞作品はディジタル・イメージのサイトにある「彷徨の足跡」
http://www.digitalimage.org/cgi-bin/artpg.cgi?artnm=NAKAI

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■展覧会案内
弓田純大個展 2001「Deep Water」
http://www.ymoon.com/exhibition.html
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この度、キヤノンワンダーミュージアム幕張で個展を開催することになりまし
た。今回の展示は、これまでメインで制作してきた人物写真を素材とした作品
を中心に、デジカメで切り取った日常風景の壁面インスタレーション、デジタ
ルドローイング等、節操がないとも言える作品の数々を、300点近く展示する
予定です。初日は終日会場におりますので、是非とも遊びにいらしてください。
アートについてドンチャン(?)語り合いましょー。(弓田純大)

会場 キヤノンワンダーミュージアム Digital Art Gallery
   千葉市美浜区中瀬1-7-2 キヤノン販売株式会社 
   幕張本社ビル1F TEL.043-211-9549
会期 10月1日(月)~12月21日(金)10:00~17:00
   土曜・日曜・祝日休館 入場無料
協賛 成美製版株式会社▼

交通案内 JR京葉線「海浜幕張駅」北口より徒歩10分 JR総武線、京葉線「幕
     張本郷」駅南口京成バス1番乗り場より海浜幕張行、マリンスタジ
     アム行で富士通前下車

▼会場には、パソコン2台を用いた「インターネット芳名帳」を設置し、弓田
さんが来訪した人とコミュニケートする。来場の際は感想等、書き込もう。

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■展覧会案内
加藤俊明個展「記憶のかけら」
http://www.bekkoame.ne.jp/~t.katoh/
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加藤俊明による石と樹のみで構成された建築物を描いた作品展。ブロックを積
み重ねて空想にふけっていた幼い頃のレゴ遊びの感覚をCGを使って再構成、空
想上の建物や旅先で見かけた建造物を描く。

出力には越前などの手漉き和紙を用い、CGという機械的な技術と伝統的技法と
の融合や、和の舞台と洋のモチーフとの対比などを試みている。2000年秋~01
年夏に制作された未発表の新作を中心に、20点の作品を展示。作品やポストカ
ードの販売も行う。

会期 10月5日(金)~10日(水)11:00~19:00(初日20:00、最終日17:00)
会場 Gallery52 千代田区飯田橋3-2-12(ホテルエドモント正面玄関前)
   TEL/FAX:03-5226-9271
交通 JR中央線飯田橋駅東口より5分、同水道橋駅より10分
   地下鉄東西線A5出口より2分、
   地下鉄大江戸線、有楽町線、南北線、飯田橋駅A2出口より5分
作者URL   http://www.bekkoame.ne.jp/~t.katoh/
作者E-mail t.katoh@pisces.bekkoame.ne.jp
会場URL  http://village.infoweb.ne.jp/~g52/
会場E-mail garo52@mb.infoweb.ne.jp

▼会期中、加藤さんは会場につめているそうです。
 
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■セミナー案内 JPC年9月定例セミナー
いま、DTPが置かれている現状と展望
-高品質なOpenTypeフォントと組版の未来にむけて-
http://www.jpc.gr.jp/index2.html
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<主催者情報>

OpenTypeへの移行・QuarkXPress3.3、OCFフォントのサポート終了。DTPがおか
れている現状と高品質なOpenTypeフォントと組版の未来にむけて、関係するベ
ンダー・ユーザーの各立場から解説します。

日時 9月27日(木)13:30~17:00 ※13:00より受付開始
会場 コートメダリオン7階 第2ホール
東京都千代田区富士見2-10-28
JR飯田橋駅西口より徒歩1分

13:30~15:40 OpenTypeの現状と将来-メリットを生むための方法
OpenTypeへの移行はフォントベンダーとユーザーの双方にとって、機種依存文
字やコーディングの相違などによっておこる問題を解決するために必要なステ
ップです。CIDからOpenTypeへの移行の現状はどうなのか、日本語DTPの将来に
どれだけのメリットがあるのかを解説します。
 アドビシステムズ株式会社 山本太郎
 株式会社モリサワ 営業2部部長 中村信昭

16:00~17:00 停滞のつづくDTPの制作環境を考え直す(対談)
モリサワOCFフォントのサポートが終了し、QuarkXPress3.3も年内にサポート
が終了してしまう現状にもかかわらず、これらをべースにしたワークフローに
とどまり続けるユーザ-が多数みられるのはなぜか。その現状打開について対
談をおこないます。
 有限会社NORA 代表/システムディレクター 深沢英次
 凸版印刷TANC 紺野慎一

質疑応答(15min)

参加費 JPC会員5000円、JPC団体会員700円、非会員10000円
問い合わせは、JPC事務局 info@jpc.gr.jp TEL:03-3403-7780
お申込み方法 サイト参照

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■編集後記(9/26)
・南伸坊「仙人の壺」(新潮文庫)がとぼけていてイイ。中国の志怪や伝奇を
好む伸坊氏が、平凡社東洋文庫を中心にピックアップした不思議な昔話16編を
マンガ化し、のんびりしたエッセイをセットにした。絵はじつにうまい。スト
ーリーは、だからなんなの? そんなオチでいいのか? あんまりじゃない?
というものばかり。そんなわけで、エッセイで補足しているのもあるが、さら
に謎が深まるのもある。マンガもエッセイも、開いたところを気ままに読めば
よく、なんど読んでも味わいが深い。マックが処理中のほんのわずかな時間で
も楽しめる。腰巻きに「脱力トレーニング」とある。ウマイ。   (柴田)

・見えすぎたり聞こえすぎても、敏感になりすぎてもあかんのかなぁ……無関
心はいやだけど、それに左右されて動きとれないならあかんわな。/わだば…
…何になろうか、思い浮かばない。敬愛している人はいないのかな。あの人と
この人と、あの部分とこの部分をミックスして~、ああなんて欲張りな。コン
プレックスの一つに話術がうまくないというものがある。真面目な話ならでき
るけど、オチのつく話が苦手。そんなのどうでもと言うなかれ、大阪で育った
以上、この能力の評価比重はかなり大きい。聞く側もオチを待っている。落と
せないということは罪に価するため、ますます人前で話せなくなる。関西カル
チャーに吉本が絡み合っていることは否めない。私の作品にもそれが出ている
んだろうか。恐ろしい……。/何かになるより自分でいるほうが難しい。それ
より、自分って何なんだろう。あら最近哲学的だわ。    (hammer.mule)
・クラスで面白い子は必ず「(将来)吉本に行け」と言われるけど関西だけ?

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編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 

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