[0982] 100やって1知る

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0982    2001/11/27.Tue発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 19764部
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 <「厳しさ」と「難しさ」は別物なのです>

■デジクリトーク SIPSのゆくえ 連載第11回
 100やって1知る
 -モチベーションの保ち方-
 uz

■デジクリトーク
 「楽しさ」が伝わるWEBデザイン
 鷺 義勝

■デジクリトーク
 Side-A「メタセコイアで3D入門(3)」
 Side-B「Flashでも3Dしたい!」
 根本和昭

■イベント案内
 デジタルハリウッド神戸校 スペシャルイベント



■デジクリトーク SIPSのゆくえ 連載第11回
100やって1知る
-モチベーションの保ち方-

uz
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紙モノのデザインの人によく聞く話では、いつ完了とするかの見極めが難しい
もので、「デザインの神様が降りてこないかな」などとぼんやりタバコを吸っ
てみたりして時間がどんどん経ってしまうのはよくあるとか。

Webサイトの場合、事情はもう少し複雑ではあるが、結局、納期はなし崩しで
訪れる。すべてに対して、ゴールはない。または、都度変わる。プロジェクト
としてのゴールは確かに設定可能なのだ。ゴールがないのは、個々人に振り分
けたあとの各仕事に対して、である。

サイトまるごとを構築するSIPSでは、チームワークをはる場合、以下のような
役割が必要となる。例えば、すべての役割を分けた場合の、各役割の「こだわ
り」をここで見てみよう。


1)営業
ディレクションフィーと営業管理費を全体の何%取るべきか? 運用料金はペ
ージ単価がいいか、おまかせ月単価がいいか? このクライアントの常識、と
は、果たして!?

2)企画
差別化ったって、DB組んだり更新頻度を上げるにはリソース割いてくれなさそ
うだし。金銭問題でチープになるのは避けたい。だったら飛び道具的アイディ
アひとつだけに、集中するしかないか。どれにしよ。

3)ページデザイン
デザインでできる限り理由付けして、トップページからして違う、ってとこ見
せてやるぜ! ユーザビリティ、ブランディング、ナビゲーションスキーム。
インタラクティブに、誠実に、要件を外さずに。

4)コンテンツデザイン、エディター
Flashったら素材の収集が面倒。しかしやるしかないか。何だったら取材に行
ってDV回すぞ! リアル感、圧倒感、親切感。音声といっしょに、1日でエン
コード? なんとかしたる、したるぞ。

5)コーディング
このHTMLヘン。前のクリエイターったらダメじゃん。インデントし放題、マウ
スオーバーボタンも関数名とか全部デフォルト。あーキレイにしたい。CSSも
ほんとに軽くてしかも多用しすぎないように、書き直したいなあ。

6)システム構築
cgi? Webアプリ? Flash? えっ、ColdFusion? う、うそー・・・。ツ
ールはあるとはいえ、ほぼ開発業務だなこりゃ。しかもこの工数、この要件。
システム負荷? セキュリティ? 課題多すぎ。うがぁ、やったる!



つまりはすべて新しいことへのチャレンジ。できることは、雑誌やWebでわか
っている、しかし実績としてわかっていることなんて、ほんの一握りなのだ。

さらにカットオーバー後でさえ、状態は常に不安との戦いになる。同時ユーザ
ー数の想定は妥当か? 環境依存問題は? 掲示板やチャットでは、予測不能
ないざこざが起こらないとも限らない。自信満々のコンテンツは公開の瞬間、
特許抵触で訴えられるかもしれない。

こんな不安に打ち勝つための秘訣、それは、プロジェクトを組むことだ。これ
は個人でまるごと請合うのとは全く異なる体験だ。面倒な人同士の調整を経て、
得られるものは大きい。プロジェクトは必ず、精神的なよりどころとなるもの
なのだ。



大きいSIPSになると、上記に羅列した各役割の他に、企画の部分で「インフォ
メーションアーキテクト」だの「コンテンツストラテジスト」だの「アカウン
トプロデューサー」だのが登場して、業務を細分化していくようだ。それを考
えると、企画の構築部分で何人もの人が介在し、細部に渡ってほぐしていく作
業ができるのは、ユーザーにとっても親切だ。

しかし、早とちりはいけない。もちろん企画には最も時間をかけるべきなのだ
が、だからといってページ制作の時間が短縮するかといえば、そうでもなかっ
たりする。こだわりのある制作者ならば、役割が決まっていたって、与えられ
た分だけ時間をかけるかもしれない。

見た目にこだわる、JavaScriptの使い方で軽さこだわる、3WCの仕様にこだわ
る、その先のメンテナンスにこだわる、統一感にこだわる。単にHTMLコーディ
ングといったって、すべてを吸収するなんて不可能だから、どれが一番優先す
べきか、うんうん唸りながら深く考えていくことになってしまうのだ。

もっともこんな話も、企画がデザインポリシーに落ちていくときにセッション
されるべき話題だろう。だから、プロジェクトを回すときは、各分野の人々が
最初から入るのは鉄則といえると思う。

プロジェクトがスタートしたときにメンツが全員、顔を揃えられるならば、プ
ロジェクト全体のモチベーションも保ちやすいはずだ。ミッションを常に確認
しながら、全体を深いものに掘り下げていく連帯感は、単純に、ステキなもの
だから。また、横に誰かがいれば、永遠に掘り下げ可能な作業に対し、どこか
でストップをかけることができる。



元来、たとえプロジェクト体制であったとしても、実際に作り始めて求められ
るものは、孤独な専門技術の突き詰めと、自己チェック。質が求められていれ
ば、圧倒的に「黙々と作業する時間」が増えていく。

そこで、さっきのリストに、2役加えたい役割がある。
それは進捗管理役と、校正役だ。

進捗管理役は、プロジェクトをマネジメントする役割。役職的には上司でなく
ともよいと思う。たとえば作業手順を決め、スケジュール表に起こし、MTGを
主催して確認と伝達に努める。すばやくドキュメントを作成し、進行状況を把
握する。

確保できるならば、基本的に他の仕事は何も行なわなくてよい、進捗管理専門
の人が存在すべきだ。大きいプロジェクトでなくとも、各分野において最強の
サイトを構築しようと志すならば、すべての分野の接着剤となるこの役割は必
要なリソースである。

校正役は、名の通り、チェックをする人だ。自分以外のチェックを通していな
いものは信用してはならない、というのは印刷物の鉄則だが、その考えがWeb
にも適用されるようになれば、修正スパイラルも少しは少なくなるだろう。チ
ェックしてもらうことは制作者が未熟だからではない。精度を求めるプロダク
トに対して、必要不可欠だ。

校正の人は、どっぷりその仕事に浸かっている人ではなく、他のプロジェクト
の人を借りてきて一時的にチェックしてもらうというパターンがいいのでは。
何より大きな役割は、何からやってよいのか、どこまでやってよいのかわから
ないとき、外側から冷静な視線で組み立て直しを促されることは重要だ。

この2者の役割は、プロジェクト体制のよさを最大限に引き出す魅惑のツール
だ。もし人のリソースが足りないのならば、兼務でも、明確にこの役割を割り
当てた人を、プロジェクトに加えてみよう。各制作者の心に大きな余裕ができ
ると思う。



小さなプロジェクトではあった。企画、キャラクターデザイン、ページデザイ
ン、コンテンツ制作、進行管理。フロントで営業折衝と全体の管理者1人。企
画が大枠のままスタートしたこともあり、徐々に詰めていく過程でそれぞれの
立場からの意見が噴出し、喧喧諤諤のセッションが繰り返された。

早く進めさせろという発言さえありそうなくらい、忙しさの佳境になってまで
MTGは続いた。引っ張りに引っ張って、それでも足りない項目があり、誰かが
指摘してしまうと1時間、2時間と喧喧諤諤は続いた。やっと個々人の制作に入
った頃には納期はかなり迫っていた。

1ヶ月という短い期間のそのプロジェクトも終わりに近い時、徹夜の続く夜に、
ふと考えるのだ。100のチャレンジをしたい。結果として世に出るものはたっ
たの1つでも、最高の形をしたものしか、出したくはない。そしてそれを共に
突き詰める人々の目が、自分を成長させてくれるのではないか、と。

【uz】ur7y-skkb@asahi-net.or.jp
某コンピューターパッケージベンダー勤務を経て、現在はWeb系ライター、Web
サイト構築業務に携わる。
「映画を研究する人々のためのサイト Urban Cinema Squad」もよろしく。
http://www.u-c-s.org/

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■デジクリトーク
「楽しさ」が伝わるWEBデザイン

鷺 義勝
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WEBデザインは中々難しい仕事だと、日に日に身につまされて参りました。特に
重要なのはそのクライアントが社会にどのように向き合い、構造を受け入れてい
るのかという点だと考えておりますが、なかなかそこまでサイトから伝わってく
る様なデザインには「グラフィック」抜きにはお目に係れない昨今ですが、皆様
如何御感じになられておられますでしょうか。

中国の国連入り承認等も私達の業界に全く影響なしという事もないと思うのです
が、彼等の勉強っぷり+やる気っぷりに世界中の証券会社の経営コンサルタント
様等が水をやり、国策系の肥料でも与えでもしたら「希望のラフレシア」に理想
の実をたわわに付けて、ビジョンなき経営圏の心を再誘作するデファスタ的存在
に発育されてゆかれるのではないか。

例えば今後、同一のコミュニケーション・コンセプトを持ったWEBサイト企画を、
プロデューサーが特にサイト制作国と主アクセス層間の思想的マネジメントまで
鑑み、コーディネートの際の判断基準とすることも増加するといった「構築構造
の移相(≠変容)」である。

もっとこう「WEBサイトへようこそ!」的な次元から覚醒したような、言ってみ
れば「メディア領域の自発性促進構造剤」にまで進化しないものか等と様々な雑
文を飲み干しながらない知恵絞って考えておりますが、先日も難しく感じたのが
「楽しさと面白さの違いを視点や観点の違いだけでサイト上で表現してほしい」
というクライアントの要望で、何故そんな要求をされるのかは守秘義務上それ程
詳細に申し上げられないが、一行で申せば「マーケティングの結果」である。

最終的に採られた方策は「楽しさは一人称、面白さは三人称の視点と相似性の構
造にある」という双方の提案のもと、先方の広報担当の方と「堀の中の話題系サ
イト」扱いにならないように「設定した目的に適切な成果を定着させる」基準牽
引系サイトの構築を目指しました。

~であればあったら程良いといったアナログ的判断基準のみならず、例えば自給
自足によるサイトの展開が可能か否かといったものです。具体的に申しますと多
少乱暴な側面も御座居ますが、まず仮に先方のクライアントに制作部隊と呼ばれ
る部署が存在する場合。ここが社内にて如何にして機能しているかを調査する必
要に迫られる場合があります。それは概ね独特の組織編成による「磁場の発生」
により我々のスケジュールの軌道修正に反映されるケースによって往々に反映さ
れます。

担当者の経験値がむやみやたらとエスカレートしていき、やがては作業プロセス
そのものまでもが納品項目の一レイヤーとなってしまうため、先方のデザイナー
の皆様方ともコミュニケーションを密に計りどう演技すればオーディションにパ
スするかの情報を打ち合わせで横流ししてもらい、制作進行担当に「共に構造上
の致命的な欠陥を補完していこう!」的なソウルを共有して頂くことで共同戦線
を張り、双方の未来にとって「WEBサイト制作事業は文化的・経済的・生命的観
点において何て意義深いサービスなんだ」という千里眼めいた灯火を、せめて制
作業務進行中の間くらいは絶やさない様に、この組織の中にも辛うじては生き残
っているであろう革命の獅子達にも燃やして頂けるように働きかけます。

これまでの「やったらやりっ放し的受発注インフレ無制限一本勝負!」から脱却
し、キチンと皆が皆市民権を得やすく、社会からも一般的意見を求められる対象
となりうる様にとさすがにフロシキを広げ過ぎましたが、実際WEBサイト企画の仕
事と言えば「コンピュータに一日中向かっている仕事」もしくは「毎日終電で生
活リズムが不規則な職業」というエリアに括られて憚らない人々であることが多
いですが、いい意味でサザエさん的生活が送れる様になったらそれはそれで素敵
な事だと思いませんか? 「厳しさ」と「難しさ」は別物なのです。

【さぎ・よしかつ】dnest@gol.com
'69年 東京生まれ。'95年 (株)ディーネストデザインスタジオ設立。
エスタンプヌーメリック展(11/26~12/28)参加。www.aiden.128.ne.jp
文化庁メディア芸術祭・キヤノンデジタルクリエイターズコンテスト他入賞

▼11月5日、ZDNet:Macチャンネルがリニューアルし【MacWIRE-D】がスタート。
毎週火曜日は「デジクリWEBデザイン研究室」の担当で、鷺義勝研究員をはじめ
4人の研究員がWEBデザイン関係のコラムを書く。デジクリと同時掲載。
http://www.zdnet.co.jp/macwire-d/

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■デジクリトーク
Side-A「メタセコイアで3D入門(3)」
Side-B「Flashでも3Dしたい!」

根本和昭
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●Side-A「メタセコイアで3D入門(3)」

突然ですが、みなさん作業中にどんな音楽を聴いていますか? 僕はJ-Popイ
ンディーズモノが多いのですが、とにかく何か音が鳴ってないとダメなんです
よね。そのくせ、隣のデスクから聞こえてくるキーボードのタイプ音には敏感
に反応して気が散ったり…。

ということで、アンケート第2弾、「作業中、何聴いてますか?」
みなさんの作業中に聴いている音、教えてください!

※アンケートフォームと文章中の図は下記URLあります。
http://www.system-assist.com/nemoto/metaseq3-1.html

<3-0.前説 ~コレステロールを減らす?>
前回お話した通り、健康診断の結果が芳しくなかった訳ですが、その話を母に
したところ、「バナナが良いらしいから食べなさい」とのこと。そんなこんな
で、僕のデスクにはバナナが常備してあります(図0)。って本当にバナナで
コレステロール値が下がるんだろうか…。

<3-1.移動コマンド>

前回解説しました基本図形コマンドはマスターできましたでしょうか? 今回
は基本図形を移動したり、形を変形したりしてみましょう。今回解説するコマ
ンドは「移動コマンド」です。ショートカットはvキーになります。

<3-2.オブジェクトの移動>

まず、「基本図形」から立方体を生成してください(やり方が分らない方は前
回の記事をおさらいして下さいね)。そのまま画面左の「移動」ボタンを押し
ます(もしくはvキーを押す)(図1)。これで移動モードになりました。立方
体をドラッグしてみてください。自由に移動できると思います。

<3-3.点の移動>

次に点を移動してみましょう。点の上にマウスカーソルを合わせてドラッグ…。
これだとオブジェクトごと移動してしまいますね。何故でしょう? 実はこれ、
全ての点と辺が選択状態にあるからなのです。ということでまずは選択を解除
しましょう。作業画面内のオブジェクト以外の部分をクリックしてください。
点と辺の色が緑からピンクへと変わったと思います。これで選択が解除されま
した。

では、改めて点の移動に挑戦です。カーソルを点に合わせてドラッグ。できま
したか?(図2)

<3-4.辺、面の移動>

辺や面についても点と同じように移動する事ができます。今度は3×3の板でや
ってみましょう。一旦画面をクリアして基本図形からXZ=3の板を生成します。
(前回の図6と同じものです)

まずは辺から。適当な辺をドラッグしてみてください。辺とそれに繋がる2つ
の点を移動できると思います(図3)。

次に面。これは選択するのにコツがいりますが、面のど真ん中を掴んでみて下
さい。4つの辺が同時に選択されていれば正解です。そのままドラッグします。
(図4)

<3-5.応用>
一通りできたところで応用編。
Shiftキーを押しながら選択すれば複数の点や辺、面を同時に選択、移動でき
ます。ちなみに解除はCtrlキーを押しながらクリックです。(図5)

はい、今回はこれにて。

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●Side-B「Flashでも3Dしたい!」

以前、Shockwave3Dの作例を紹介したのですが、覚えてますでしょうか? そう、
平泳ぎのあれです。(デジクリバックナンバーNo.0933を参照してくださいま
せ)あれを見てしまうとどうしても3D="三次元"、"ポリゴン"というイメージ
になってしまいますが、そんなこともないのですよ。ということの例として3D
データをFlashにもって行きたいと思います。

まずは作例をご覧下さい(図6)。通常のレンダリング画像とFlash形式で出力
した結果です。すっかり二次元イラストになってしまいましたが、Flashなの
でこうせざるを得ませんね。

swfファイルの出力はSwift3Dというソフトがやってくれます。ちなみに3Dシー
ンの作成にはLightwaveを使用しているので、正確にはSwift3D LW Plug-inを
Lightwaveに組み込む形で実現しています。
Swift3Dの開発元:Electric Rain http://www.erain.com/

Lightwave側で設定したカメラの設定でswfファイルが作れるので、モデルが出
来上がってさえいれば、どのアングルからのFlash画像もボタン一つで作り出
せるわけです。素晴らしいですね。

と、言いたいところですが、色々問題もあります。
…、ここから先は次回以降ということで。
次回はアニメーションの作例や製作中の実験サイトの紹介をできればと思って
ます。お楽しみに。


【根本和昭】nemopo@din.or.jp
(有)システム・アシスト所属、悩めるCG屋さん。
プライベートサイト「TWO HEARTS」 http://www.din.or.jp/~nemopo/
(有)システム・アシスト http://www.system-assist.com/
(まだできたばかりの小さな会社ですが、Web、システム開発、デザインなど
など細々と、けれども着実にやっております)

…。バナナって美味しいね!

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■イベント案内
デジタルハリウッド神戸校 スペシャルイベント
http://www.dh-kobe.net/event/
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<主催者情報>

進化した映像表現を極めるコース「VFXクリエイター専攻」第二期生の中間制
作発表会を実施。架空の商品CMを課題に15秒間の映像作品を約一ヶ月間かけて
制作しました。

第一部:「VFXクリエイター専攻 2001年7月生 中間課題作品発表会」
第二部:「キャラクターアニメーションの真髄はパントマイムにあり!」

第二部には、株式会社ユナイテッド・ゲーム・アーティスツ(旧セガ・エンタ
ープライゼス http://www.u-ga.com/index0.html )のアニメーション・スー
パーバイザー荒木繁氏を特別講師として迎え、ゲーム制作において重要な、キ
ャラクターアニメーションについて徹底解明。パントマイムから学ぶキャラク
ターアニメーションの秘話を解説いただきます。

日時 12月2日(日)第一部:14:00~15:00 第二部:15:00~16:30
会場 デジタルハリウッド神戸校 神戸市中央区加納町4-3-5 御幸三宮ビル4F
   ( http://www.dh-kobe.net/location/
費用 無料 定員50名(要予約/先着順)
参加申込:お電話またはE-mail・当校サイト申込みフォームにて
   ※メールにてご予約される場合は、メールの標題を「デジクリSP」とし
   て、希望イベント名/氏名/住所/メールアドレス/電話番号を必ず明記。

問い合わせ先:デジタルハリウッド神戸校
   TEL.0120-645-810 E-mail:kobe@dhw.co.jp

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■編集後記(11/27)
・さいきん朝の仕事スタート時刻が遅くなった。朝が忙しい。まず、犬の散歩
がある。続いて、家の外周道路の清掃である。なぜなら、庭の木々の落ち葉が
道路に散り敷いているからだ。裏の家がいままで老人ひとりで住んでいたが子
息の家にひきとられて空き家になった。その家の分まで掃除する。それから、
玄関に掃除機をかけて犬の寝ていたあとをきれいにする。犬の毛がこんなに散
っているとはいままで知らなかった。そのあと居間の掃除。これはたいてい妻
がやる。朝食前に掃除を終えるという習慣がついたのは、娘に娘が生まれてか
らで、日中のかなりの時間、居間には赤ん坊がいる。きれいにしてからお迎え
という段取りだ。これも新型の掃除機を買って、ゴミが透明カプセルで見える
ようになってから、意外に居間は人や犬の毛が多いことに気が付いたのだ。と
いうわけで、のんびり新聞読んだらもう9時。今日も制作が遅れ気味。(柴田)

・以前、Web発注者側のための書籍があればいいのに、と書いた。出版社から
は何の反応もなかったが、発注者側のコンサル、ライター、制作者の方々から
はメールをもらっていた。ありがとうございます。調べたところ、日本実業出
版社から「会社のWebサイトはこう作る」という本が出ていた。まだ最初しか
読んでいないが、クライアントの担当者さんがこれを読んでくれたら、トラブ
ルはかなり回避できそうな感じ。そなの、サイトは作って終わりじゃないの。
プロモーションだって必要なの。専門の担当者が必要なくらい面倒な仕事なの。
/昨日はKCPR。ビットレートが低くて音質は悪いし、癖のあるプログラムが多
くてBGM向きではないが、いいっす。時差の関係で、濃いプログラムを昼間に
聴くことが可能なのも気に入っている一因だ。       (hammer.mule)
http://www.njg.co.jp/cgi-local/kensaku.cgi?isbn=ISBN4-534-03321-4  本
http://kcpr.calpoly.edu/  KCPR. dARK mARKET bROADCASTが好き
http://www.somafm.com/  SomaFM. GrooveSaladとDroneZoneが特にいい

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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 

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 担当:濱村和恵
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