[1014] 努力は報われるか

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1014    2002/01/25.Fri発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20117部
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 <お天道様は見ていてくれる(と思う、たぶん)>

■デジクリトーク 110回
 努力は報われるか
 十河 進

■デジクリトーク 金曜ノラネコ便
 コンビニフーズに癒され、ダメになる私
 須貝 弦

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■デジクリトーク 110回
努力は報われるか

十河 進
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●懸命に努力しながら無念の涙を飲んだ多くの人々

NHKの「プロジェクトX」が評判になっている。困難や難題を克服しようと努力
する人間たちの姿は美しく感動的だ。中高年のサラリーマンたちが放映を見て
泣いているという話である。

僕は一度も見たことがなかったがあまりに評判なので、少し前のことだが、ホ
ンダの無鉛エンジン開発プロジェクトの回を見てみた。確かにちょっと胸に迫
る部分があった(少し涙目になったのも認めます)。

当たり前のことだけど、人々が努力し、様々な困難を乗り越え、最終的に成功
し世に認められたプロジェクトしかここでは取り上げられない。

しかし、世の中には失敗した、認められなかったプロジェクトの方が圧倒的に
多い。数少ない成功したプロジェクトの周囲は死屍累々なのだ。そこには、無
念の涙を飲んだ多くの人々の努力が虚しく横たわっている。

僕は別に「プロジェクトX」にケチを付けているわけではない。人々が課題に
向かって努力し、幾多のハードルを越え、困難にぶつかり諦めそうになっても
誰かの努力がそれを克服し、やがてひとつの到達点に至るその時、見ている僕
だって涙ぐみそうになった。

努力は報われるべきだと僕も思う。だが、努力したからといって、すべて報わ
れるわけではない。報われなかった努力は「努力の方向が間違っていた」と冷
徹に言い放たれるだけである。だから、人々の努力が必ず報われる「プロジェ
クトX」を見ながら、多くの人々は涙を流す。

その時、「プロジェクトX」を見ている多くの人間は、自分の仕事を振り返っ
て唇を噛む。あるいは天を仰ぐ。感激して、いつもより晩酌の量を増やすとい
うより、自らを振り返り無念の涙を堪えて苦い酒を飲むかもしれない。

よほどの成功を収めない限り、仕事の実績は人には認めてもらえない。評価は
他人が下すものである。自分で自分を評価しても何の意味もない。自己満足、
独りよがりでしかない。

人が下す評価は厳しいものだ。どんな言い訳も通じない。自分では最大限の努
力をしているつもりでも、周囲から「あいつは怠け者だ」と言われるのなら、
間違いなくあなたは怠け者なのだ。

誰もが文句を言えないほどの成功をすれば、あなたは評価されるだろう。しか
し、それもすぐに過去のことになる。あなたは、次の成功に向かって努力しな
ければならない。次の仕事が失敗すれば、あなたは「失敗した人間」の烙印を
押される。実績はいつまでも、あなたの評価を保ってはくれない。

そうかといって努力を怠れば、あなたの評価はもっと下がるだろう。自分では
ずいぶん組織に貢献してきたつもりでも、もしかしたらリストラの対象になっ
ているかもしれない。

そんな多くの「あなた」は「プロジェクトX」を見て、ほんの短い間、登場人
物たちに感情移入し、彼らの目標が成功した瞬間、彼らと共に歓喜の涙を流す。
世の中にリベンジした気分になる。「ざまーみろ、俺たちはやったんだ」とい
う得意の絶頂を共有する。

●自分を嫌いにならないための努力

努力は誰のためにするのだろうか。人に評価されたいためか。ノー。人の評価
は「結果」にしか過ぎない。

「プロジェクトX」が感動的なのは、登場する人物たちが「人に認められたい
から」とか「出世がしたいから」とか「会社に評価されたいから」などではな
く、仕事そのもの、つまり課せられた目標を達成することだけをめざして努力
し続けているからだと思う。

彼らはなぜ努力するのか。その仕事を仕上げる達成感を求めているのかもしれ
ない。自分の仕事に誇りを持って取り組むことで、自らの自尊心を充たしてい
るのかもしれない。自分がやるべきことをいい加減にやらないこと、自分がや
るべきことを最大限の努力でやり遂げようとすることで、自分の存在理由を確
認しているのかもしれない。それが生きる自信になる。

誰のための努力か? その問いには「自分のためなのだ」と僕は答えたい。自
分を嫌いにならないためである。

もちろん僕だって「まあ、いいや、時間もないんだし」と当初の目標から妥協
することもある。自分の能力以上のことはできないし時には怠惰になる。「明
日があるさ」と処理を延ばすこともある。

だが、自分の目標は自分が一番わかっている。もう少し努力すれば可能だった
ことを妥協すると、ここまでやればよかった、という後悔が己を襲う。誰に指
摘されなくても、その仕事がうまくいったとしても同じことだ。自分が現実に
妥協して目標を下げたことは自分がわかっている。

努力を怠らないことは、自尊心の問題だ。結果が悪くても「自分は間違いなく
努力したのだ、非難されたとしても全力を尽くしたのだ」という満足は得られ
る。人から批判されても、努力した結果なら自信をなくさずに聞いていられる。
努力を怠って結果が悪かったのなら、己を責めるしかない。

日々、努力すること。そのことが生きていく自信につながる。努力と実績に裏
打ちされた内面から湧き上がってくる本当の自信は、人を輝かせるはずである。
少なくとも見る目のある人には、その輝きは通じるだろう。見る目のある人が
いなくてもお天道様は見ていてくれる(と思う、たぶん)。

●努力する人間のただひとりの理解者

人は初対面では外見やその人にまつわる風聞に惑わされがちだが、初めて会っ
た青年の内面から湧き上がってくるような輝きを見抜いたのは、白石一郎の短
編「秘剣」のヒロイン信乃である。僕は時々「秘剣」(新潮文庫)が読みたく
なって数年に一度読み返すのだけど、その度に涙を流す。

文庫本で60ページ足らずの小説である。雑誌に発表されたのは昭和30年代だと
いうから、ずいぶん前の小説だ。白石一郎が直木賞を受賞するのは、それから
20年くらい後のことではなかっただろうか。

話は江戸時代の中期、紀州藩の正月から始まる。信乃の屋敷に父の部下たちが
年始にやってくる。信乃は来客たちに屠蘇の酌をして回るのだが、最後に座っ
ていた青年武士が片手で盃を差し出したのを見て、つい咎める視線を向けてし
まう。

だが、その時「非礼を咎める気持ちを信乃の心から、ふっと失わせるような澄
んだものを、この武士の印象は持っていた」のである。彼の左手には一本の指
もなかった。

その武士は藩内で軽んじられている、いや、侮蔑されている人物だった。彼は
紀州藩の指南役の田宮の家柄で、その父によって鍛えられたが、まったく剣の
才能はないと見限られ、「なまじ剣を遣えると思えば田宮の家に未練が残る」
という理由で父との立ち会いで左の指をすべて斬り落とされた人物だった。

父は姉に師範代を婿として迎え死んでいったが、肉親の情に溺れず「敢えて子
の指を斬った」所行は人々に讃えられる。しかし、息子の田宮弥太郎は「鈍根
のせいで不具者にされ、藩士の末席の小普請に落ち、その上まるで不肖の子の
見本のように、どこでも侮蔑の白い眼をあびる」ようになる。

彼は書役の勤めに励むが、そこでも陰湿ないじめに遭う。「片手があれば腹は
切れる」と陰口を叩かれ、ふぬけと罵られる。だが三年も経つ頃から弥太郎は
目に見えて変わってくる。

「表情の暗さが消え、目の鋭さが失われ、年齢に似ぬ落ち着いたあきらめの色
が、その表情に漂う」ようになり、同僚の侮蔑や上司の皮肉などにも「どこか
余裕のある笑顔で応ずる」ようになる。

信乃に縁談が持ち上がる。だが、信乃は父親に「嫁するなら田宮弥太郎にと心
を決めていた」と言い放つ。信乃は聡明な娘だと最初に描かれている。だから
こそ、一目で弥太郎の内面から湧き上がってくる輝きを見抜いたのだ。

彼女は父親に「あの男の過去の醜聞は知っておろう」と問い詰められ、「留守
に二、三度訪ね、道で会釈した」ことしかない男を、こう断言する。

――「その折のことは」と信乃はこたえた。「私にも判りませぬ。でも、いま
は……」ふと顔をあげ、「誰よりもご立派なお方と、私には思えます」

まず、ここで僕は泣いてしまう。この時点では、なぜ弥太郎が世間や同僚の侮
蔑に「余裕を持って耐えて」いられるのかは明らかにされていないが、そんな
中でただひとり信乃だけは弥太郎の理解者になるのである。ただ一度、彼の涼
やかな瞳を間近で見ただけの信乃だが、弥太郎の人間性を見抜いている。

娘の決意に負けた父親は、弥太郎に娘をもらってくれというのだが、彼は自分
のハンデを挙げ「それをすべて承知の上で、娘ごは私のもとへ嫁ぎたいと申さ
れ、また組頭は、それをお許し下さるとおっしゃるのでしょうか」と言い、返
事を保留する。

何度も読み返していると、この時の弥太郎の気持ちが手に取るようにわかる。
人は逆境にある時、人の情けが身に沁みるものだ。まして、自分に嫁したとし
たら、人々からの侮蔑を信乃も実家も受けるかもしれない。そこまで覚悟して
自分などに……、そう弥太郎は思ったに違いない。

●努力は人を成長させるか?

話は、ここから動き出す。士道小説、あるいは時代小説としてはここからが醍
醐味なのだろうが、爽やかな涙を流したい時、僕はこの小説のラストだけを読
む。僕は、信乃に初めて自分が耐えてきた何年もの間の努力を打ち明ける弥太
郎の最後の告白を読むたびに不覚にも目が潤む。

父親に指を斬り落とされ、軽輩の身に落ちながら人々の侮蔑を浴びて生き恥を
晒している時に彼は死のうと思うが、恥辱の中に死ぬに耐えぬ若さが、彼にひ
とつの努力を重ねさせる。彼は何年もの間、毎晩、ひとつの努力を重ねる。職
場の同輩、上司や、彼を蔑み白い眼で見る世間を見返すためである。

弥太郎は、信乃にある木片を見せる。「この木片は、私の一途の努力を最初に
かなえてくれたもの」と彼は言う。努力に努力を重ねて三年目、彼の努力は実
を結ぶ。そして、自分の努力が成果を挙げ、自分が成し遂げたその結果が彼に
自信を持たせるのである。

彼は「いつか見返してやりたいと思いつめた気持ちも、なぜか消えた。すべて
馬鹿らしいことに思えたのだ」と悟る。侮る奴には侮らせておけばいい、と彼
は思えるようになる。一途の努力が彼を侮蔑する人間に「どこか余裕のある笑
顔で」対応できるまでの人物に成長させたのだ。

彼は自分が達成した努力の結果を「生涯だれにも見せず、誇りもせず、自分一
人の心に秘めておくつもり」だった。死ぬまで汚名を被り、人々から侮蔑のま
なざしを浴び続ける生涯を送ってもよいのだとまで覚悟していた。そこまでの
覚悟は、彼が努力し続けた結果、得られたものだ。そのことが彼を輝かせる。

しかし、その輝きに唯ひとり感応した信乃の存在が「一生、人に誇るまいと決
めた」彼の心を「ふと変わらせ」てしまう。自分ひとりなら、どんな恥辱にも
耐えていけると思っていても、汚名と不自由な躯を背負って生きる男のところ
に嫁してくれるという自分を慕う女に、自分と同じ恥辱を味あわせることはで
きないと彼は決意する。

この小説の素晴らしいところは、弥太郎の人間性が見事に描かれていることだ
ろう。彼は恥辱にまみれ、人間としての誇りを父親に完全に奪われるのだが、
自らの努力で自尊心を取り戻し人間的な成長を遂げる。その上で、彼は自分を
愛してくれた女のために、初めて自分の努力の結果を公にする。

努力をする人間は美しい。その努力を誇らない人間はさらに美しい。そして、
愛する人のために努力をする人間は最も美しい。そう思いませんか?

【そごう・すすむ】sogo@mbf.nifty.com
出版社勤務。どういう訳かジンマシンが出た。三連休の二日目からで、翌日は
あまりのひどさに救急センターへ救ってもらいにいったが、注射一本ですまさ
れた。全身のかゆみに身悶えする。翌日、専門医に行ってようやく鎮静するが、
原因は食物、薬品、埃・塵、ダニなどの他に心因性もあると説明を受け、きっ
と心因性だと思う。しかし、一週間経ってもクスリを飲まないと再発する。慢
性になるとヤバイなあ。

投げ銭フリーマーケットに旧作掲載
http://www.nagesen.gr.jp/hiroba/

ネットギャラリー&オリジナルプリント販売
http://www.genkosha.com/gallery/photo/

撮影スタジオ検索・撮影関連サービス検索・フォトエージェンシー検索
http://www.genkosha.com/power/

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■デジクリトーク 金曜ノラネコ便
コンビニフーズに癒され、ダメになる私

須貝 弦
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寒い冬が続いている。ときどき出版社に出向いて夜遅くまで打ち合わせをして、
終わった後で建物を出ると、強い北風が吹き付けて皮膚の温度が一気に下がっ
てくるのがよくわかる。コートの隙間からも、冷たい空気が容赦なく入り込ん
できて、頭の中には今にも演歌のメロディーが流れてきそう。

「ああ、今日提案した企画はちゃんと通るかなぁ……」「来月の入金、全部で
いくらだったっけ……」そんなことを考えながら歩いていると、自分がこの世
の中においていかにちっぽけな存在かがよくわかってしまう。

ふと携帯電話を取り出して時間を見れば、もう22時半。これから家に帰ったら
23時半過ぎてるなぁ。都心から中途半端に遠いところに住んでいるので、この
時間から家に帰るのは本当に面倒な作業だ。それに、夕方にドトールのコーヒ
ーでサンドイッチを流し込んだっきり、何も食べていない。なんだかお腹も空
いてきたなぁ。

そんなとき、巷のサラリーマンを誘うのは飲み屋の行灯だが、私を誘うのはコ
ンビニから溢れてくる明るい光だ。とくに目的もなく店内に入り、買うわけで
はないのだが気になる雑誌を片っ端からチェックし、更に気になる情報を見つ
けたら飲み物の棚へ向かって、日頃の不摂生のせめてもの償いに、野菜ジュー
スの紙パックを手に取る。ちょっと元気がないなぁというときは、ドリンク剤
のコーナーにも目を向け「リポD」も手に取り、レジへと向かう。

が、レジに並んで順番を待っているあいだに、「日頃の不摂生のせめてもの償
い」が吹っ飛んでしまう。私の目は、レジの横にあるガラスの入れ物に鎮座し
ているアメリカンドッグや、から揚げに向けられているのだった。何を隠そう、
昨年のマイブームは、ローソンの「からあげクン・サクッと」だったほどの、
コンビニフーズ・ジャンキーである。そう、私は今ローソンにいる。

「いや、いいトシして"からあげクン"を歩き食いしてる場合じゃないだろう」
というまっとうな判断を頭の中で下したころ、レジの順番がやってきた。さき
ほど手にした野菜ジュースとリポDをレジに出した瞬間、私の口から信じられ
ない一言が発せられた。

「あと、"から揚あげクン"の"サクッと"ひとつ」

「ありがとうございました~またおこしくださいませ~っ」という声に押し出
されるようにコンビニを後にする私は、なんとも言い様のない罪悪感に包まれ
た。それでも、大通りではなくひとつ裏の路地を選んで「からあげクン・サク
ッと」をほおばると、いつもの味が口の中に広がるではないか。それを野菜ジ
ュースで流し込む。そうしているときは「ああ、とはいえ今日も一日お疲れさ
ん!」という気分になっている。

結局、コンビニフーズに癒されている自分。なんとも安いものだ。だけど、最
後にリポDを飲んでいるところで「?」とは思う。残された野菜ジュースの紙
パックを見て、再度「?」となる。

酒もタバコもほとんどやらないかわりにコンビニフーズで癒されるなら安いも
のだが、荒んでくると歯止めが効かなくなってくるのも事実だった。取材や打
ち合わせ、入稿が立続けにやってきて毎日朝から晩まで外に出っぱなしという
ときなどは、先ほどの情景を毎日のようにくり返してしまう。

「からあげクン・サクッと」に飽きたら、ちょと辛い「からあげクン・レッド」
にしてみる。それでも飽きたらローソンではなくセブンイレブンに入り、「か
らあげ棒」にしてみる。もしくは各コンビニが豊富に取り揃える、菓子パンや
惣菜パンの類いに切り替えてみる。ある程度気に入ったものが見つかってくる
と、今度はそれらでローテーションを組む。

そんな生活を2週間ほど続けて、なんとか仕事のピークを切り抜けたある日、
体重計に乗って失神しそうになった。具体的な数値を出すのはちょっと気がひ
けるくらい、増えている。昨年の夏にクロスバイク(自転車)を買って減量し
た分は、しっかりと取り返してしまった。いや、取り返しのつかないコトをし
たような気になった。

2001年のクリスマス、30万円をかけたロードレーサー(やっぱり自転車)は納
品された。今、かなり必死に漕いでいる。

●今週の画像
http://www.macforest.com/dgcr/002.html
あまりウマそうには見えないが、他意は無い……。

【すがい・げん】sugai@macforest.com
最近いろんな人と人生ってヤツについて語り合うことが多い。そういえば私も
そろそろ27になったりするワケで、その人生とやらについて、本当はもっとい
ろいろと考えなくてはいけない時期にきているのだろう。仕事くれ。

・macforest.com
http://www.macforest.com/

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■セミナー案内
JPC特別セミナー『OpenTypeの最新状況を解明!!』
http://www.jpc.gr.jp/
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日時 2月6日(水)13:30~15:30(予定)※13:00より受付開始
会場 サンシャイン文化会館7F会議室(710号)
   http://www.jagat.or.jp/page/_IMAGES/2002/Map.gif

参加費 無料

・InDesign2.0日本語版におけるOpenTypeの活用
アドビシステムズ株式会社 マーケティング部 百合智夫
・フォントベンダーのOpenTypeの対応状況
株式会社モリサワ
株式会社タイプバンク
他大手フォントベンダー各社に講演依頼中
・他講演依頼中

※上記内容は、一部変更になる場合もございます。
お問い合わせは、JPC事務局までお願いいたします。TEL.03-3403-7780

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■セミナー案内
Flashアクションスクリプト講座・入門編
http://www.dccwao.com/php/course/pro/procourse.php?fieldcode=1
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<主催者情報>

「おしえてFlash5 Action Script」の著者である柴田忠浩氏自らを講師に迎え
てお送りする特別プログラム「Flshアクションスクリプト講座・入門編」。多
くのフラッシュユーザーにとっての一つの壁であり、目標でもある「アクショ
ンスクリプト」の習得。「スクリプトはちょっと・・・」と躊躇している人や、
「使ってはいるけれど、基礎からしっかり習得したい」という方、導入・強化
のチャンス到来です。

●講師・柴田氏からのコメント
「おしえてFlash ActionScript」を読んで、実際にサンプルムービーを作成し
ていただければ、大体のことは分かると思います。しかし! そのような本を
書いた本人がなぜこうやって「ActionScript」の講座をやるのか? それは、
「応用」だとか「アイデア」だとか、本には書けない内容をお伝えしたいから
です。
「ActionScriptは大体わかったんだけど、思うようにムービーが作れない!」
という方が多いのではないでしょうか?この講座ではそれを解決していきます。
具体的には本書の流れをベースに、ActionScriptを使った効率の良い作り方や、
掲載されている内容の応用の仕方などを紹介していきます。
ガシガシのActionScript中心ではなく、Flashムービーの作り方の講座です。

日時 2月開講/全10回(毎週月・木曜/19:00~21:30)
会場 デジタルクリエイターカレッジWAO!大阪校
   http://www.dccwao.com/statics/school/map/08.html
費用 入学金/30,000円 受講料/120,000円 設備費/5,000円
   「おしえて!! FLASH5アクションスクリプト」購入者は入学金免除
   http://book.mycom.co.jp/books/bookshelf/2001/05/osifla_as/
問い合わせ デジタルクリエイターカレッジWAO!大阪校
      TEL.06-6377-5181
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■サイト案内
iMedioキーパーソンズ No.76 まつむらまきお氏
http://www.imedio.or.jp/key-p/key-p076.html
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<主催者情報>

某ハンバーガーチェーン店のキャラクター等、親しみ易いイラストが特徴のま
つむら氏。アニメーションの革命を肌で感じ、世の中にFLASHを広める活動も
行ってきたまつむらさんに、今後のアニメーションの行方やアニメーターの心
構えなどをお聞きした。詳細はホームページにて!

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■編集後記(1/25)
・先日、30分1000円のヘアカットに行った。しゃれた店で気後れがするが、思
い切ってガラスのドアを開け、受付に名前を書いてから周囲を見回したら女の
人ばっかりであった。もしかしたら招かれざる客か? カットしてさっぱりし
たオヤジが奥から現れるまで、生きた心地しなかった(ってホントよ)。さて
ようやく呼ばれて現場の椅子に。担当は若い男で、モノサシみたいので計りな
がらずいぶん丁寧にカットしていた。でも「キレイに揃えないでね、できるだ
けだらしなく見えるようにやって」というオーダーをしたせいか、オプション
料金で1400円だった。カットは30分もかからない。かつては床屋に行くという
のは気の重いイベントだったが(といっても年に4回くらいだけど)、これな
らお気楽。家に帰ってナチュラルカラームースってので髪を染めた。(柴田)

・ドラマ「漂流教室」が面白かった。梅図かずお氏の原作は、こわくて読めな
いのだが、ラブロマンステイストっていうのもいいんではないかと。あと、深
津絵里、堤真一、坂口憲二と来れば見てしまうがな、の広告業界ドラマ「恋ノ
チカラ」は、照れ笑いするようなエピソードなんて入っていたりする。クリエ
イターって、あなた…。いや、クリエイターと名の付くメルマガやってますが。
職場改善や自己啓発に悩むならプリティガール。意外とヒントが転がっており
まする。ご都合主義は大目に見よう!           (hammer.mule)
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