[1179] Santa8的・ファイルメーカーPro実践導入ガイド (3)

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1179    2002/10/17.Thu発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 21495部
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         <C-5050を買えという神のメッセージ?>

■Powerbook Publishing Project ~ (28)
 Santa8的・ファイルメーカーPro実践導入ガイド (3)
 8月サンタ

■笑わない魚
 EGOISM
 永吉克之

■新刊案内
 Web Designing 11月号 毎日コミュニケーションズ刊

■イベント案内
 Webクリエーターとの交流討論会~顧客ニーズをとらえたSOHOビジネス~
 VJイベント「PIX」VOL.2



■Powerbook Publishing Project ~ (28)
Santa8的・ファイルメーカーPro実践導入ガイド (3)

8月サンタ
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●困った! 最新版はかなりいいぞ

先々週登場したばかりの、ファイルメーカーPro6を、早速購入して触っている。
以前からのヘビーユーザには今ひとつ受けが悪いようで、「結局中身は、Ver3
の頃から何も変わっちゃいないですよ」というメールもいただいている。

しかし、データベースソフトとしての本質的な部分は確かにそうなのだが、と
りあえずデジカメユーザで、時々画像修正の仕事もしている私としては、今回、
「これはもしかして、メタメタに凄いんではないだろうか」と期待を持たせる
機能が追加されていることが、つい、さっき、数時間前、分ってしまったのだ。

というわけで、この連載は約18年の歴史を持つ(と読者の方から教えられまし
た)ファイルメーカーのデータベースソフトとしての基本部分と、発表された
ばかりのVer6の魅力を、前後お構いなしに交互にご紹介していきたい。という
のも、昨日タイミング良く、ファイルメーカーのサイトが全面更新され、Ver6
の体験版がダウンロード出来るようになったからだ。

・ファイルメーカーPro Ver6 オフィシャルサイト
ボリュウムたっぷりのガイダンス、体験版もDL出来る。
http://www.filemaker.co.jp/products/fmp6_home.html

告白すると、公私ともにパンク状態なのに毎日、俺はいったい何の業者なんだ
と疑問を抱かせるような、デジタルぶっつけ本番仕事ばかりが飛び込んで来て
おり、ファイルメーカーなんてもし、新機能が使える!ものだったら、即実戦
配備でお客のところに入れてしまいたい状況だったりする。これから数週間は、
現場で試しながら、その結果をお伝えすることになるかもしれない。額に汗し
つつ書いております。

●Ver6のファースト・インプレッション「楽しくなった!」

まず最初に困った所を挙げておくと、Mac OSへの対応が、OS 8.6以降になって
しまった(一つ前のVer5.5はOS 8.1以降対応)。うちのお客さんで、OSはまだ
8.1という所がある。7.5、7.6なんていうのもざらにある。これはDTP業界の特
殊事情によるものだが、古いOS・古いマシンの機能で必要十分、日々収益を生
み出しているとなれば、当分退役の気配もなかったりする。話し始めれば切り
がなく、特にデジクリの読者にはしみじみと頷いてくださる方々が多いと思う
のだが、「せめて8.1さえサポートしておいてくれれば… 」と悔しがる、当
分買い換えの予定のない白いG3マシンユーザが多いんですよ。

基本的にはファイルメーカーPro5、5.5、6は互換性のあるfp5というファイル
形式をサポートしているので、世代交代に完全に取り残されるということでは
ないけれど、(一つのファイルを、世代の異なったバージョンのファイルメー
カーで共有出来るので)動作速度を考えれば、基本的にはOS 9、iMac以降とい
うことになるのだろうか。Windows環境では、98以降、XPに完全対応となった。

その他、まだ触り初めてまもないが、印象はとにかく「楽しくなった」。見た
目は最近のOSの流行にあわせてリファインされ、特に「楽しくなった」と思わ
せるのは、最初に付属するテンプレート(すぐに使えるサンプル)の種類が20
種以上になり、しかも使い勝手の良さそうなものが揃ったということだ。

データベースにもどうしても「センス」というものがあり、参考にするものが
何もなくても、いきなり見た目美しく、使いやすいものを構築出来る人もいる
けれど、多くの人はそうではない。ファイルメーカーが潜在的に持つ、より多
くの可能性に、使って触って理解する機会が増えた分、これは大歓迎である。
そして、以前付属していたサンプルより、とにかく「使える」テンプレートが
増えた印象なのだ。

だから最近のPCやMacを使用していて、今から初めてファイルメーカーに触れ
るユーザにとって、今回のバージョンアップがもたらす悪いものは何もない。
このソフトが備える本来の奥の深さは変わらないし、買って、すぐに出来るこ
とのオプションが増えたわけで、満足度は上がったのではないだろうか。

●とりあえず、「MacOS Xユーザでデジカメ使いは買え!」

何をそんなに興奮しているかというと、ぜんぜん期待していなかった「デジカ
メからのデータ取り込み」が、かなり使えるものだったからなのだ。最近のデ
ジカメはEXIFという形式の撮影データを記録してくれる。要は詳細な撮影日時、
絞り、シャッタースピード、フィルム感度(換算)や露出補正の値を、撮影さ
れた画像一枚ごとに添付しておいてくれるのだ。各メーカーで互換性のある規
格なので、どのデジカメで撮影したか、という機種固有情報まで記録される。

MacOS Xでデジカメと直結してデータを取り込む際、画像だけでなくこのEXIF
データを「フィールドとして」取り込むことが出来る。どういうことかという
と、EXIFデータそのものは、今まで撮影者がメモを片手に苦闘していた撮影状
況にともなう情報を、自動で記録してくれるという、とても便利なものだが、
「どのように活用するか」のソリューションが未整備なため、そのメリットが
存分に生かされているとはいえなかった(カラーマネジメント関係でスゴイら
しいが、それはまた参考記事をリンクします… )。

ファイルメーカーPro6で、EXIFデータ付きの画像を取り込むとどうなるか、と
いえば、「画像本体」「サムネイル」「撮影日時」「撮影カメラ」「絞り値」
「シャッタースピード値」「ISO感度」「解像度」「露光補正」「被写体距離」
などの項目が整理・記録された、そのまんまのデータベースになるのだ。

読み込まれたデータは、他のファイルメーカーのデータと、全く変わりのない
扱いが出来るから、全データから絞り値の大きさでソートしたり、高解像度の
ものだけを一括検索したりと、自在な取り出しが可能だ。デジカメのデータを
そのままエクセルの表に展開したものと考えて欲しい。実際ファイルメーカー
を経由すれば、各数値はエクセル形式で書き出せる。

撮影情報が、そのまんまファイルメーカーのデータベース化出来るメリットは
計りしれない。例えばプロのフォトグラファーなら料金表と連動させ、デジカ
メで撮影終了と同時に、撮影解像度と枚数に応じてギャラを自動計算し、請求
書にして即プリントアウト、なんてシステムが簡単に組める。

カメラスクールなんて最高に面白い。各カメラごとに撮影者を決めておき、参
加者の名簿データベースを用意しておく。撮影会なんかで朝カメラを配布、夜
カメラを回収し、全撮影データを一気に取り込んで、良い写真をピックアップ
すれば、その画像を誰が何時にどんな状況で撮影したか、即時一目瞭然である。

数十分後には品評会の開始、「ここでは露出を半絞り開けるべきであった」な
んて数値を見ながらその場で指導したり、「誰々さんは今年何回目の参加で、
前回はこのような写真を撮っていましたね」なんて、その参加者の撮影技術の
変遷も、データを蓄積していれば可能である。撮影時刻で全員の写真をソート
して、「日の出時刻、晴れ間のベストタイムに、みんなはどんな写真を撮って
いたのか?」なんて企画もやり放題である。

●カメラのデータを自在に操れるぞ

今までデジカメのデータを整理ソフトなどに読み込み、ファイルの名前を付け
直したりして整理していた写真好きには、将来を考えるとファイルメーカーが
選択肢に浮上してきたのではないだろうか。いつも思っていたのだが、デジカ
メの画像にいちいち名前をふっていてはきりがない。写真には撮影された固有
の状況に応じて、異なった個別の情報があるのだから、検索する際は撮影日や
撮影地などの憶えやすい情報から、自在に参照可能なシステムが理想だった。

ファイルメーカーなら可能である。また、将来的にもWindows、Mac、どちらに
乗り換えてもデータを継承できる。汎用データベースソフトの利点である。

デジタルの利点は「データを使い回すこと」であるとずっと書いてきた。今回
のファイルメーカーPro6のデジカメへの対応は、今のデジカメが備えるデータ
をそっくり、無駄なく使うための、PCとデジカメをさらに融合させるための、
実にストレートな対応と言える。これはびっくりした。

おまけにまだまだ可能性はこんなものではない。ファイルメーカー側には共有
するためのいろんな機能があり、Web展開も可能であり、例えばDeveloper版を
使えば配布可能なミニ写真集が出来てしまったり、(これはこの記事内でやっ
てみます。実は私のロンドン愛好者のサイトを超高速サーバに移したので、重
量コンテンツ配布というのは試してみたいのだ)結局、OS Xが快適に動くMac
とEXIF対応デジカメを買わされてしまいそうな恐怖があるものの、またデジカ
メが楽しみになってきた。結局、全ては私にC-5050を買えという神のメッセー
ジなのかも知れない。(んなことあるか)

●というわけで…

次回はまたデータベースソフトとしての、ファイルメーカーの魅力に迫ってみ
たい。解説本の紹介もしていくので、よろしくお付き合いお願いします。

最後に、この記事は10月16日の夜、無理をお願いして(ごめんなさい)締め切
りオーバーしまくりで書いている。なんでそこまでして書きたかったのか?

…山根一眞さんより先に記事にしたかった! のだ(笑)

【8月サンタ】ロンドンとル・カレを愛する34歳 santa@londontown.to
・4日間家に帰れなくて、とうとう着替えもなくなり、裸足に草履で帰ってき
て、この原稿送って今から風呂入って寝ます。午前3時頃起きて仕事行きます
(泣)
・秋に聴きたい名曲。今週はフィラデルフィアの香り。フレディ・ジャクソン
の" Me and Mrs Johns "。いいなあ。映画「ブリジット・ジョーンズの日記」
でも流れていたのだが、何故かサントラには入っていなかった。なんで?

・ロンドン好きのファンサイト
http://www.londontown.to/

・デジクリサイトの「デジクリ・スターバックス友の会」
http://www.dgcr.com/

▼「MacWIRE Express」もよろしく。今回は「ギャラ」の話を書いてみました。
http://www.zdnet.co.jp/macwire/

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■笑わない魚
EGOISM

永吉克之
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エゴイズムが、人類を不幸にしている最大の原因のひとつであることは間違い
ない。これがなければ戦争も起きなかったろう。

エゴイズムの最小単位は個人である。それが拡張されて家族エゴ、地域エゴ、
国家エゴとなる。そして他の国家のエゴと利害が一致しないと、戦争になる。
「自分の国の利権が守られるなら、他国がどうなろうが知ったこっちゃねえ」
という考えが国家エゴである。

そこで同じ銀河系の他の惑星人と地球人との間で、冥王星の領有権をめぐって
戦争になったら、地球上の各国家が一丸となって戦い、「地球の利権が守られ
るなら、他の惑星がどうなろうが知ったこっちゃねえ」という惑星エゴが生ま
れる。

そして、アンドロメダ銀河人とわれわれ銀河系人との間で、こぐま座の領有権
をめぐって、どつきあいの喧嘩になると「他の銀河がどうなろうが知ったこっ
ちゃねえ」という銀河エゴが生まれる。

さらに、異次元人とわれわれの次元人との間で、あー、もうええ、もうええ。

                 ■

エゴイズムが科学技術を介して商業に結びつくと、便利だが厄介な副産物をも
った機械を生み出すことがある。

最近では携帯電話である。開発者たちは、こんなものが実用化されて、広く普
及したら、コンサートホールで、みんなが気持ちよくモーツァルトを聞いてい
る時に、いきなりゴジラのテーマを使った着メロが鳴って観衆や演奏者を憤慨
させたり、車の運転中に電話に夢中になって事故を起こしたり、学生が授業中、
メールのやり取りにうつつをぬかして勉強そっちのけになったり、といったよ
うなことくらい予想できたはずだ。

最近はあまりトラブルを起こしたという話を聞かないが、ウォークマン(は商
品名か。あの類いのものを総称して何ていうのだろ?)にしてもそうである。
どこにいても好きな音楽が聞けるのは画期的だが、授業中に聞こうなんてガキ
が出てくることや、難聴の原因になるかもしれないということを、日本屈指の
頭脳集団が予想できなかったはずはないのだ。

また、もう絶滅したようだが「たまごっち」も教師を苦しめた。その原因は、
それが小さくて授業中でもこそこそ遊べるからである。開発者はそれを見越し
て、学校に持っていけないように「たまごっち」を郵便ポストくらいの大きさ
にすべきだったのだ。

にもかかわらず企業が、さらに魅力的な機能を装備した機器を開発し、学生の
向学心を衰退させ、教師の悩みを増やしつづけているのは、業界でのシェアを
伸ばして生き残るためなのだろうが、一口にいうと「儲ける」ためだ。

しかし企業はこう反論するかもしれない。「機械に罪はない。それを使う人間
のモラルの問題だ」と。もちろんこれはレトリックで、本音は「儲けたいんや。
それに、これが技術の進歩につながるんなら、少しくらいの犠牲はしゃーない
やんけ。教師の悩み? そんなん知らんがな」ということであろう。

これは銃規制に反対する全米ライフル協会の主張する「銃に罪はない。罪を犯
すのは人間だ」というのと同じエゴイスティックな論理である。

かくしてわれわれは、好きな時に好きなところで電話やメールができて、音楽
が聞けて、ゲームができなければ我慢ができない、わがままな人類へと退化を
し続けるのだ。

ただ一方で、これらの企業が日本経済を支えていて、われわれも直接的間接的
に恩恵を受けているということも認めなくてはならない。

                 ■

私が大嫌いなCMのコピーは「当社はお客様を第一に」どうのこうのという、あ
の手のやつである。これを真に受ける消費者は少ないだろうが、偽善臭ふんぷ
んで、却って信頼性が感じられない。

どうせ、クサいコピーにするなら、

「当社の従業員は、お客様のためなら、いつでも死ぬ覚悟ができております。
 そして家族が路頭に迷い、妻や娘がソープランドで働かなければならなくな
 っても、お客さまの笑顔を励みに生きていくことが出来ます!」

くらいのことをいえば、こんな卑屈なCMはかつてなかったと話題になるかもし
れない。あるいは反対に本音丸出しで、

「私どもが最も愛するのは当社の利益です。そして、それを支えてくださって
 いるお客様は大切な金ヅル。どうか今後も当社の製品ばかりお買い上げくだ
 さい。そして売り上げが伸び、毎年ハワイに慰安旅行ができるようになるこ
 とを、社員一同、願ってやみません!」

といえば、正直な会社だということで、逆に株が上がるかもしれない。

                 ■

アルフレッド・ノーベルは、産業の発展のためにダイナマイトを発明したにも
かかわらず、それが戦争で破壊や殺傷の道具に使われていることに心を痛め、
その贖罪として、自分の莫大な財産を世の中のために貢献した人に与えようと
考え、それがノーベル賞になった。

現代の先端技術者たちもノーベルを見習うべきだ。携帯電話の開発者や販売者
は、出合い系サイトが犯罪の温床になっていることに心を痛めて、毎年、赤い
羽根共同募金に、ひとり最低千円は寄付すべきである。

<本日の芸術> 今回はド旧作です。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~work/kunst/stat/index.html

【ながよしかつゆき/アーティスト】katz@mvc.biglobe.ne.jp
私は格闘技全般が好きで、柔道、ボクシング、K-1 など、よくテレビで観る。
PRIDE も好きだが、倒れた相手に馬乗りになって、どつき回している場面は、
凄惨で、小さい子供には見せたくないというのが正直な気持ちだ。あんな場面
を見て「殺せー!」と叫んでいる小学生なんか存在して欲しくない。
EPIGONE
http://www2u.biglobe.ne.jp/~work/

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Web Designing 11月号 毎日コミュニケーションズ刊
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<編集部より>

編集部の山下です。「Web Designing」は今月号で誌面デザインのリニューア
ルを行いました。全体的にすっきりしたデザインで、以前にも増して読みやす
くなりましたのでよろしく。
今月号の表紙は、書類の山です。なお、付属CD-ROMの盤面にも毎号表紙のモチ
ーフを使用しています。今回のデザインはCD-ROMくらいの面積にレイアウトす
ると可愛らしい感じなんですが、表紙のサイズだと圧巻です。結構インパクト
があるので、書店でご覧くださいよろしく。

●特集1「CSSでデザインするWebサイト」

一時期はWebブラウザの対応が非常に悪くて使うに使えなかったCSSですが、特
に対応がまずかったNetscape Navigator 4.xの利用者も順調(?)に減り続け、
実用レベルでまともに対応するWebブラウザも増えてきて、今ではCSSを導入す
るのは当然とも言える状況になってきました。そこで、基礎から覚えるCSS特集
をお届けします。特集企画としてはわりと直球ですね。ちなみに私は、HTMLに
style属性を指定する書き方がXHTML 1.1では非推奨で、XHTML 2.0の草案には含
まれていないことなどを、恥ずかしながら知りませんでした。基礎からおさら
いしてみるのもけっして無駄じゃありませんよろしく。

また、8月号では小冊子でActionScriptを、10月号ではJavaScriptを取り上げ
た「クイックリファレンス」のコーナーで、今月はCSSのリファレンスを11ペ
ージにわたってご用意しました。特集にも原稿を寄せていただいたZSPCの大藤
さんの監修です。併せてご利用くださいよろしく。

●特集2「デザインポータルが感じる“Webの今”」

特集2は、デザインのポータルサイトを運営されている海外の7つのサイトの管
理者の方々を取材。今のWebデザインシーンの動向を聞くとともに、今もっと
も注目している優れたデザインのサイトを、それぞれいくつか紹介していただ
きました。紹介されているサイトのリンク集を弊誌サイト上に用意しています
のでご覧くださいよろしく。

人気連載「ツクルヒト」では、『バカドリル』や『オッス!トン子ちゃん』な
どでおなじみの、マンガ家のタナカカツキ氏をフューチャー。その他の連載記
事などについては上記のURLからご確認いただけます。10月18日発売、CD-ROM
付きで定価1,280円です。よろしくよろしく。

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Webクリエーターとの交流討論会~顧客ニーズをとらえたSOHOビジネス~
http://www.fukui-iic.or.jp/fiic/news/sohokouryu/
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顧客ニーズに対応するため、SOHO事業者の個々のスキルアップや人的ネットワ
ークの拡大が経営上必要な中、IT関連のSOHO事業者を対象に、講師を囲んでの
講義+ディスカッションによる交流会を開催いたします。  (主催者情報)

日時 10月24日(木) 14:00~16:00
会場 福井県生活学習館(ユー・アイふくい) 学習室B1
   (福井県福井市下六条町14-1 TEL.0776-41-4200)
料金 無料(要事前申込) 定員40人(予定)
講師 森川眞行(もりかわ まさゆき)氏
特典 シリコンカフェオリジナルCD-ROM, DVD商品をプレゼント
主催 財団法人福井県産業支援センター http://www.fukui-iic.or.jp/

・懇親会 16:30~18:00
 定員20名 以下のサイトより別途申込が必要・有料
 http://www.ann.co.jp/dreamegg/event/20021024/

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■イベント案内
VJイベント「PIX」VOL.2
http://www.pixelcraft.co.jp/pixdisc/event.html
───────────────────────────────────
VJカルチャーの更なる発展と普及を目的に行われるイベントの第二弾。インタ
ーネットアーティストとして著名なマーク・アメリカ氏(コロラド大学教授)
が、映像と現代アートをどのように結びつけプレイするかが見物。CG映像素材
集「PIXDISC」に映像を提供しているトップVJたちも参加。  (主催者情報)

日時 11月2日(土)19:00~22:00(18:30オープン)
会場 EX'REALM(渋谷区神宮前1-12-6 TEL.03-5770-2771)
料金 1500円/1drink
ゲスト Mark Amerika(マーク・アメリカ)氏

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■編集後記(10/17)
・今日の朝日の広告は見開きと全面で鳥居がふたつ。学研の週刊「神社紀行」
と朝日の週刊「日本遺産」がともに本日発売だ。全50巻、創刊号は350円、以
後560円、バインダーは5冊で3250円、すべてぴったり同じ値段だ。両方とも欲
しいなあ。全巻とバインダーを揃えると3万円を超す。2誌買うと6万円か。ち
ょっと厳しい値段だ。週刊スタイルは「日録20世紀」というのを途中で挫折し
(資料的価値があるので揃えたい)、「STAR WARS」は創刊号だけ買った(編
集がよくないのでやめ)。ともかくじっさいに開いて確かめないと。内容がよ
くてもデザインが悪かったら絶対いらない。早く書店に行かねば。(柴田)

・iMedioの人と会う。11月7日8日にブロードバンドとそのコンテンツに関して
のカンファレンスを行うそうなのだが、告知が遅れているとのこと。最初は、
ふむふむと聞いていただけなのだが、聞けば聞くほど贅沢なカンファレンス。
これは書きたくないのだが、セッションのひとつは、私がわざわざ東京に行っ
てまで受けるものの大阪版。私は交通費入れて5~6万かけ、往復の時間の方が
長いというデメリットがありながらも受けているのだが、他ではなかなか聞け
ない根本的なことや考え方を知ることができるのだ。これを知っているのと、
知らないとでは違う。これが千円、たったせんえんで見られるのだ。嬉しいと
いうか、悲しいというか、とほほなのだ。何故そんなに安いかというと、採算
度外視でのクリエイター支援、行政だから。将来を見据え、日本のクリエイタ
ーさんたちに勉強する機会を持ってもらい、向上していってもらうため。これ
に乗っからない理由なんてない。大阪では初めてというWindows Media 9のセ
ッションもある。西日本でこういう大きなカンファレンスは少ないのに、受け
ないなんて勿体ない! 告知が遅れているならラッキー。デジクリ読者さんに
チャンス大。ほかでの告知で埋まる前にぜひご一考をっ。  (hammer.mule)
http://www.imedio.or.jp/conference2002/program.html  プログラム
http://www.imedio.or.jp/conference2002/  iMedio Conference 2002

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 「Adobe Photoshop7.0 プロフェッショナル
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