[1192] 模型作りの密かな楽しみ

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1192    2002/11/06.Wed発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 21569部
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   <仕事で手を抜くやつはいても、趣味で手を抜くやつはいない>

■MKチャット対談
 模型作りの密かな楽しみ
 笠居トシヒロ&まつむらまきお

■電網悠語:Ridual開発記編(15)
 損害? 会社と個人の新しい関係
 三井英樹

■イベント案内
 iMedio Conference 2002『次世代のブロードバンドコンテンツを探る!』



■MKチャット対談
模型作りの密かな楽しみ

笠居トシヒロ&まつむらまきお
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かさい: ども笠居でーす。まだ風邪治りません~~(/_;)
まきお: 健康体のまつむらです(笑)
かさい: 今日はネタ何にします?
まきお: えと、どうするかな。マンガ用グラフィックソフトの話か
かさい: ソフト、見てもいないからなあ…聞き役に徹すればいいか?
まきお: それもなぁ(^_^;) あとは、そうねぇ…プラモデルの話とか(笑)
かさい: 今日、ガンプラ買ってきた(笑)作る時間もないのに
まきお: わはははは。なにこーた?
かさい: ストライクガンダムと書いてあるなコンビニで売ってた300円のやつ
まきお: なるほど、今やってるやつかな
かさい: そのようだな。
まきお: うちは最近TIEファイターが完成しましたぁ。
    <http://www.makion.net/modeling/index.html>

かさい: また増えとるがな…
まきお: へぇ、まぁ、ボチボチと(笑)
かさい: よくまあ、時間があるなあ。感心するよ 
まきお: ちょこちょことね。慣れてくると、ちょこちょこ、少しづつ作れるよ
かさい: むりだなあ、オレには。多分作り出したら完成するまでとまらないと
    思う 
まきお: 歳とるとね、焦らなくなる(笑)
かさい: 焦りなのか? それってば(笑)
まきお: 完成を急ぐちゅーことね。ちゃっちゃとやるならガンプラがいいっす
    ね。色塗らなくてもそれなりにできちゃうから、サラリーマン時代は
    時々買ってましたわ。
かさい: いやー、コンビニで 300円と思ってたかを括ってたんだが、それなり
    に精巧だねぇ
まきお: バンダイの戦略製品らしいよ、それ。小学生が小遣いで買えるように
かさい: そうなんや。中にさ、冊子が入ってて、作り方とか色の塗り方とか手
    ほどきしてあるのな 
まきお: 啓蒙活動してるんやねー。うんうん。ぼくら小学生の頃は、プラモデ
    ルに色塗るという知恵がなかったよね(笑)
かさい: 低学年のころはなかったねえ(笑)
まきお: マット水彩じゃはじいて塗れないから(笑)笠居さんもサンダーバー
    ドのプラモ、作り倒したクチでしょ?
かさい: 作りましたなあ(笑)特に2号はいろんなスケールのを作ったねぇ
まきお: 僕らの世代はプラモ世代だからなぁ。2号の翼を、前後逆につけなか
    った?
かさい: それみんなやるんだよね(笑)オレもやった。ワザとだけど
まきお: ああいう、翼が逆(後退翼)のヒコーキがあるなんて知識なかったも
    んな(笑)あと、ジェットモグラを砂場に突入させてダメにしなかっ
    た?(笑)
かさい: したした(笑)何回やっても学習しないんだよね
まきお: サンダーバードプラモについては、学説があって、当時秘密基地を買
    ってもらえた子どもは健全な社会人になって、買ってもらえなかった
    子どもは未だにプラモやら食玩買いに走っているという(笑)まつむ
    らは典型的な後者です(笑)
かさい: そうか? オレ秘密基地持ってなかったけどなぁ
まきお: 健全な社会人じゃないじゃん(笑)
かさい: でも食玩には走ってないぞ(笑)
まきお: サンダーバード買ってたやんか(笑)
かさい: うむ(^^;) サンダーバードはフィギュア以外は全部持ってるな(^^;)
まきお: それを「はまる」というのじゃ(笑)
かさい: しかも無印でアクリルケース買ってきて飾ってる(笑)
まきお: わははは
かさい: 3×3の仕切りのやつがちょうどいい大きさだったのでなぁ(^^;)
まきお: なるほど~。で、そのあと、わしらが高校の時くらいに、ガンプラブ
    ームが来たんだよね
かさい: 高校のときはあまりプラモ作ってなかったなあ…欲しいものがなかっ
    たのだ。ガンダム見てなかったし
まきお: ぼくも、というか、ブームがすごくて売り切れで買えなかったな。ぼ
    くはそのあと、SWのプラモデルが輸入されてから、本格的に作りはじ
    めた。だから大学入ってからだな 
かさい: 高校のときは、実は松本零士さんの漫画にハマってたので、アルカデ
    ィア号とかクイーンエメラルダス号とか作ってたんだ 
まきお: おおおー(笑)それは作ってないな。高校の文化祭の映画用にヤマト
    を作った憶えはあるが 
かさい: プラモデルじゃないのだ。売ってなかったからな 
まきお: おおー、フルスクラッチってヤツっすか?! 材質は何で?
かさい: 紙粘土とプラ板。漫画の絵から図面起こしてシコシコ作ってた(笑)
まきお: オタクやなぁ(^_^;)。アルカディアの後の部分なんか、大変やん
かさい: そうなんよ(笑)後部船室(船長室な)は、マッチ棒を埋め込んで、
    オイルステンした
まきお: ちゃんと木製なわけね(笑)
かさい: そそ(^^;) それなりに見れるものができたので、写真を取ったはずな
    のだが…どこ行ったかなあ?
まきお: それはぜひ見てみたい(笑)。なかなかフルスクラッチまでしようと
    は思わないなぁ。そこまでやるなら、自分で描いたメカとかやりたい
    けどねぇ 

●盆栽とフィギュア

かさい: 学生時代は、腐るほど時間があったからなあ(笑)
まきお: たしかに(笑)。模型も色塗り始めるとかなり世界観が変わる
かさい: 塗装に凝ったのは、やっぱり戦車かな。中学の頃だね
まきお: その頃、わしは全然模型やってなかったな。それのリバウンドだな、
    今(笑)。戦車やると、わかるねぇ 
かさい: でも、戦車もやっぱり砂場走らせて壊すんだよね(笑)
まきお: アホ~(笑)今、「ワールドタンクミュージアム」って海洋堂の戦車
    の食玩があるのだが....
かさい: ああ、ありますね。時々コンビニで見かけますな
まきお: あれ、買ったことない? すごいっすよ
かさい: ないねぇ。中学時代もそうだったけど、戦車はキャタピラが回って走
    らないとイヤなのだ(笑)
まきお: ものごっつー即物的やな(笑)。戦車ちゅーとドライブラシね
かさい: そうすね、歯ブラシとかスポンジとかで作りましたな
まきお: 墨流し、ドライブラシを覚えると、ああ、模型ってのはこういうモノ
    だったんだとはじめて悟る
かさい: 妙な悟り方やな(笑)
まきお: (笑)墨流し、ドライブラシすると、モールド(凹凸)が強調されて
    なんちゅーかな、ほら、3D立体視みたいに、立体がぶわっと出てくる
    じゃない? おお、おまえはこんな形だったのか! と(笑)
かさい: そうやって、ジオラマのほうへ走っていくわけやね(笑)
まきお: サンダーバード世代だからね(^_^;)サンダーバードって、ジオラマの
    世界だから 
かさい: 僕の模型歴は動く模型のほうに流れてたような気がするなぁ
まきお: 動くのも好きだったけどね。なんかジオラマ趣味って、日本、イギリ
    ス人が特に業が深いらしい
かさい: 島国だからかなぁ(笑)
まきお: そそ、島国(笑)。箱庭、ドールハウスね。アメリカではサンダーバ
    ードはそれほどヒットしなかったらしいよ、当時
かさい: 日本人は基本的にこういうの好きな人種だよね。箱庭とか、盆栽とか
まきお: 盆栽とフィギアを組み合わせるのがはやってるらしいし(^_^;)
かさい: 盆栽とフィギュアねえ(^^;) それはどうなんやろ
まきお: 恐竜の食玩とかね、お手軽にジオラマになっちゃう
かさい: 今だったら Photoshopとかでコラージュするほうが簡単だし、リアル
    なものが作れそうだな、写真だったら、の話だけど
まきお: 写真コラージュも今やってる人多いよぉ。でもやっぱ、現物が面白い
    から、模型趣味やってるんでねー
かさい: まあそうだろうね。実際に手で触れる、っていうのは大きな魅力だも
    んね
まきお: 仕事としては絵の方がいいけどね、ぼくは。ウソつきやすいし(^_^;)
かさい: わははは。趣味だからできるんだよ、きっと。仕事で手を抜くやつは
    いても、趣味で手を抜くやつはいない、って星新一さんのショートシ
    ョートにあったよ(笑)
まきお: 名言だなぁ(^_^;)
かさい: ねえ(笑)
まきお: そうそう、最後に最近模型やってて困ったことがあって
かさい: ほう? それは何?
まきお: 細かいところに眼のピントがあわないのよ、眼を近づけても(^_^;)
かさい: あ、それオレもだ(^^;) ナイフとか使うとき、手が慣れた位置だと目
    がつらい(笑)
まきお: で、発見したんだけど、メガネずらして裸眼で見るといいんだ(笑)
かさい: うっわー、としよりくさー(笑)
まきお: そうなんよ(^_^;)。会社の上司がメガネをずらして作業してたのを思
    い出して、いやんなっちゃう(笑)まぁ、模型で1ミリ以下の作業の時
    だけだけどね(^_^;)
かさい: うーん、そのうち老眼鏡はめてプラモ作ることになりそうだな(笑)
まきお: うん、模型用に遠近両用のが欲しい(笑)ああ、どろぬま(笑)
かさい: (笑)

【笠居 トシヒロ/WEB&グラフィックデザイナー】
今回はIRCの調子が悪くて、チャット中に4~5回、回線断。そんなこんなで原
稿短くなっちゃいました。まとめもないしオチもなし(^^;) ゴメンナサイ~
<http://www.mad-c.com/>

【まつむら まきお/まんが、イラスト、アニメーション作家】
というわけで、話の腰を折られまくってしまいました(;_;)。 そういえば景山
民夫さんって模型作ってて火事出して亡くなったんだよな、と模型作るたびに
思い出す.....
<http://www.makion.net/>

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■電網悠語:Ridual開発記編(15)
損害?/会社と個人の新しい関係

三井英樹 / ※Ridual=XMLベースのWebサイト構築ツール
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先日、「従業員のインターネット私用がもたらす損害についての試算」という
記事が流れた。「勤務時間中に毎週約1時間、私用にインターネットを利用し
ている」という情報と時給等から、日本全体で年間1兆7,000億円の「損害」と
試算した。

社員の私的ネット利用は損害であるのか。いや、そもそも私的利用って何なの
だろう。会社の全部署については語れないが、少なくともWeb開発に関わる部
隊には、上記の試算は奇異に映るのではないだろうか。少なくとも、私にはそ
うだ。

Webに関わる者の醍醐味の一つは、従来経営層レベルのみがタッチしてきた部
分に、一介のデザイナやエンジニアが一足飛びに参画できることだろう。会社
や製品をどのように見せるのか、そのためにはどのような戦略的仕掛けを打て
るのか、どのよな結果だったのか。そのサイト開発に関わった者ならば誰もが
ある程度見聞きするチャンスを得る。他の人たちよりも少し早く。但し、社内
からの目ではなく社外の目で見ることも要求される。

そのためには、Web開発者は日頃何をしているのだろう。できる限り多くのサ
イトを訪れる。可能な限りの最新情報入手を試みる。時間が許す限り様々なイ
ンターフェースを試す。写真満載の雑誌も読見漁るし、人ごみのファッション
にも目を配る....等々。

それはエンジニアが全てのコードを見たいと言い切るのに似ているし、DBスペ
シャリストが全てのパフォーマンスデータに興味を持つのと似ている。しかし、
エンジニア等のそれが仕事に見えるのに対して、Web開発者のそれは仕事に見
えないことが多々ある。

●できる限り多くのサイト

もちろんフィルタリングソフトで拒絶されるサイトも含む。実際、少なく
とも1997年頃は有能なサイト開発者の多くはアダルトサイトを研究してい
たはずだ。大規模モールの初期時代、余りにお馬鹿なナビゲーションのは
びこる中、アダルトサイトの作りは感動的だった。家庭用ネットがまだま
だか細い時代である、鮮明画像を見たいなら会社が一番の場所である。
しかし、上司や同僚の目がある。大抵の画面には「上司が来たぞ」ボタン
があり、それをクリックするとさも仕事のような画面に切り替わる仕掛け
があった。切り替わったとき、まだロード中のGIFがあっては画面を睨ん
でいる姿が不自然なので、最初のタイミングで画像はプリロードされてい
た。見る側の心理を熟知しつつ、それへの気配りも忘れない。モール系以
外で大きな資金が動いたのはこの分野だけだったろうから、本当に有能な
方が集結していたのだと思う。JavaScriptの勉強をしたのも、こうしたサ
イトだった。もちろん、人目を忍んで。

●可能な限りの最新情報入手

 自分の嗜好にずれない限り、可能な限りの無料mailマガジンを登録する。
申し訳ないが全ては読まない。メーラーの振り分け機能を用いて、特定の
キーワードに引っかかったものだけを目立つようにする。それでも読む読
まないはその時の仕事の過密さ次第。追われるようには読まない。気に入
ったサイトの定点観測もする。アイデアに詰まると、ブラブラと更新され
ていないのを承知でも訪ねて行く。行きつけの店みたいで落ち着く。
もちろん、ネットだけじゃない。雑誌も見るし、雑踏の中でも気になるモ
ノにはアンテナを張る。例えば渋谷に仕事に行ったら、目的地までの間に
何人iPodを耳につけていたか等。テレビを見てても、使われているマシン
のメーカが気になる。あまりにMacが多ければ、タイアップしているのか
とも考える。

●様々なインターフェースの試用

懸賞サイトも定点観測のようなものだ。どのような入力項目を要求してく
るのか。入力させ方の配慮はどうか。どこまで自動化でサポートしてあげ
るべきか。自分自身が何を「親切」だと感じるか。戦略的な匂いを感じる
設問に唸るときもある。名前の入力の所では、IMの学習機能を考慮して、
「読み」を漢字の先に入力させる所もある。辞書を引けば分かることをウ
ダウダと入力させる所もあるし、全角半角をユーザに強いて入力させる所
もある。自分がどれ程いらつくか測定する。自分で体感してみないと分か
りようがないし、提案もできない。

こんなアンテナを張っている人と仕事をすると色々と話が早い。アンケートを
作るとなると、どこどこのサイトのあの機能が良いよね、ここにはあっちのサ
イトで見たやつ。そんな会話だけで概要設計ができる。都道府県のプルダウン
メニューも、申し訳ないがソースを見てそこだけ頂いてしまうのでタイピング
の手間も省かせてもらえる。時々不思議なほど私が良いと思うモノを、彼や彼
女が良いと思っている時があり、まるで同郷の友に会った気がする。そんなフ
ィット感は確かに稀である。でも、その稀な場合に物事が加速するように準備
する。

さて、これらは仕事なんだろうか。これが仕事だとしたら、私の私生活はかな
り会社から「損害」を受けていることになる。上記の習性はどう考えても勤務
時間内だけの話では収まらないからだ。子供と遊んでいても、頭の隅っこでは
アイデアを練っているし、子供にTVゲームを教えてもらっていても、そのイン
ターフェースに感心しつつも何かに応用できないかと考えている。そう、この
コラムだって。

では、それを私は「損害」と感じているか。NOである。妻はある程度疎ましく
思っている気がするが、私はこの状況を楽しんでいる。私はこのWebの世界に
ハマって自分が豊かになっていることを実感している。給料面ではない、色々
な世界に接することで、だ。そしてそれはワークホーリック的な感覚だけでな
く、自分が得たものを家庭にも回帰させているつもりだ。

社内での活動に、私人公人の差があるのか分からないが。「損害」という言葉
を使った時点で、会社と私生活とが敵対関係にあるようなニュアンスを感じる。
でも、本質的に仕事は楽しんでやるべきだ。会社も社員が楽しみ豊かになるこ
とをもっと積極的に奨励すべきではないだろうか。

ネットの仕事に就いて、楽しいことばかりではない。上記の習性もはたから見
れば楽しんでいるように見えるかもしれないが、アイデアというものに畏怖の
念に近いものを感じているから身についたものだ。アイデアは決まった手順を
踏めば湧き出でるものではない。人を惹きつける「何か」を生み出すのは、や
はり努力だと思っている。だから飢餓感を持って回りを探し回るのだ。

サイト開発者は、新しい会社と社員との関係のパイオニアだと思う。どこまで
が仕事か分からない領域に踏み込んでいるからだ。会社に「拘束」されている
という感覚からの離脱。会社が自分をどう活かすのか、自分が会社をどう活か
すのか。こうした文字からでは余りにも理想論に見えるかもしれないが、Web
の可能性を見るとまんざら可能性がない訳じゃない。

ITのおかげで、営業先に直行直帰する営業マンも増えてきた。ケータイを使っ
て待ち時間を減らす長距離トラック運転手の話も聞く。働き方に変化が来てい
るのだと思う。mailの最後に必ず「職住接近」と書いていた先輩が居た。そう
なっている。無論モラルは必要だ。アナーキーで言い訳じゃない。Web開発者
であることが理由で好き放題できる訳じゃない。でも必要なのは「新しい」モ
ラルだろう。

「また、人は新しいぶどう酒を古い皮袋に入れるようなことはしません。そん
なことをすれば、皮袋は裂けて、ぶどう酒が流れ出てしまい、皮袋もだめにな
ってしまいます。新しいぶどう酒を新しい皮袋に入れれば、両方とも保ちます」
(聖書/マタイ9:17)

・従業員のネット私用、日本企業に年間1兆7,000億円の損害~Websenseが試算
http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2002/0918/websense.htm

【みつい・ひでき】 h-mitsui@nri.co.jp / info@ridual.jp
Macromedia DevCon 2002 Japan(11/19-20)に小ブース出展、XML開発者の日
(11/30)でプレゼンすることが内定しました。あと、HDDクラッシュで数日間
フイにしました、うつったかナ? でも何を失ったかもまだ不明。

・Ridual(XMLベースのWebサイト構築ツール)公式サイト
http://www.ridual.jp/

・超個人的育児サイト(書籍は絶版中)
http://member.nifty.ne.jp/mit/MilkAge/index.html

Ridual/XMLベースのWebサイトEditor: http://www.ridual.jp

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■イベント案内
iMedio Conference 2002『次世代のブロードバンドコンテンツを探る!』
http://www.imedio.or.jp/conference2002/
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会期:11月7日(木)8日(金)10:00~19:00(8日は16:40)
会場:アジア太平洋トレードセンター(南港ATC)ITM棟6Fマーレ広場
   ソフト産業プラザ イメディオ
   大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビル
構成:カンファレンス、展示会
主催:大阪市、ソフト産業プラザ イメディオ
協賛:松下電器産業
協力:Too、デジタルスケープ、カノープス
http://www.imedio.or.jp/conference2002/program.html

・11月7日(木)
  大成嘉昭氏(マイクロソフト(株))
  越智美王氏(リアルネットワークス(株))
  瓜生修氏 ((株)電通テック)
  中野裕之氏(映像作家)

・11月8日(金)
  福井信蔵氏((株)ビジネス・アーキテクツ)
  水越順也氏(セーバー(株))
  大井康祐氏(日本放送協会)
  谷田一郎氏(CGアーティスト)

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■編集後記(11/6)
・だんだん寒くなってきた。足下には電気ストーブがついている。我が家は二
階建てで、キッチンや居間は二階、そのほかは一階にある。南側に個人住宅が
あるのでそういう設計にした。日照の豊富な二階は夏暑く、冬あたたかい。一
階は夏涼しく、冬は寒い。とっても寒い。この冬こそ、iBOOK+液晶モニタを
二階の日溜まりに運び、エアマックでネットにつながろうと思っていたが、意
外な(でもないか)じゃまもの(?)が現れた。それは16か月の赤ん坊だ。こ
れがじつに働き者で、あちこちいじりまわすからこっちは落ち着いて仕事など
していられない。日溜まりでヌクヌク仕事作戦は放棄せざるを得ない。まあい
いけど。ところで、妻はふとん干しが大好き。日のあたるベランダを放ってお
くのはもったいないと、しょっちゅう干しているが、困るのはわたし、サテ昼
寝でもト思うが、いまどきふとんなしでは寝られない。      (柴田)

・あっ、わかる。仕事とは呼べない、即収益に結びつかないネットサーフィン
や、新聞のチェックなどは、お客さんと会う時に役に立つ。別に役に立てよう
なんて思っているわけじゃないけど、アンテナはってたら、別の方向で使われ
ることが多い。勝手に目や耳から入る情報や印象は、普段は倉庫に放り込まれ、
人との会話中に、またこうやって後記なんかを書いている時に、棚卸されパズ
ルのように組み合わされて別のものが生み出される。いろんなサイトを数多く
見ている人、単に見るんじゃなくてちゃんと見られる人、常に何事に関しても
問題意識を持っていたり、自分なりの着眼点があったり、核があったり、自分
の感性でフィルタリングできる人との仕事は面白い。自分の投げた曖昧な情報
やアイデアに、どんどんと追加し膨らませてから返球してくれる。それらが積
み上がっていって、会話後に心地よい疲れが残るのよね。  (hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
アシスト    島田敬子 

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