[1299] 解釈のアイマイな芸術用語集(三)

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1299    2003/04/24.Thu発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20905部
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    <そーんなもの気にしていては、芸術家はやっていけない>

■笑わない魚 66
 解釈のアイマイな芸術用語集(三)
 永吉克之

■Powerbook Publishing Project ~ (51)
 デジクリ仮想編集部をつくろう(8)
 まぐまぐさんにお話を聞きました(後編)
 8月サンタ

■デジクリWebデザインレビュー
 絵画風の写真コラージュ+フラッシュの表現「RealtyBid」
 小笠原たけし

■セミナー案内
 Flash使いのためのDirector入門/そういうことだったのか Director MX

■イベント案内
 沼田元氣「souvenir book 展」



■笑わない魚 66
解釈のアイマイな芸術用語集(三)

永吉克之
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【形式】form

事物が存在しているときの、外に現れているかたち。「書簡の―をとった小説」
(goo国語辞典に拠る)

「形式」は、芸術という括りのなかでは、文学、美術、演劇といった表現形式
を意味する。さらに、例えば文学においては、小説、詩、戯曲など、美術にお
いては、絵画、彫刻、版画などといった分類を意味する。いってみれば表現の
「受皿」である。うん、適切な比喩だ。

しかし、こういった形式上の分類を嘲笑し、罵倒し、粉砕した時に新しい地平
が見えてくるのである。「なんだこれは! 小説とも彫刻ともつかない、それ
でいて、どこか歌舞伎のようでもあるし、ピアノ協奏曲ともとれる。それとも
生け花の一種か? いやこれは落語かもしれない」と観客が混乱して暴れ出す
ような作品を作ることができたら、芸術家としての社会的成功は絶対に間違い
ない。かくいう私も、現在、造園とマンガと犬の融合を模索中である。

【様式】style

芸術作品・建築物などで、ある時代・民族、また流派などの中にみられる特徴
的・類型的な表現形式。「建築―」「ロココ―」(goo国語辞典に拠る)

「様式美」という言葉があるように、様式それ自身を目的とする表現もある。
チェコの画家、アルフォンス・ミュシャなどがその典型で、アール・ヌーボー
様式を追求した。また、黒澤明が亡くなった時「様式美を追求した日本で最後
の映画監督だった」と、S.スピルバーグがテレビのインタビューで答えていた。

▼ミュシャ美術館
http://www.mucha-museum.co.jp/

要するに「様式」とは「形式」という皿の上にのった料理である。皿は同じで
も料理はトンカツだったり、スパゲッティだったりするわけだが、中には普通
のスパゲッティのマンネリズムを打破しようと、パスタの代わりに錦糸タマゴ
やキュウリの千切りをトッピングしたソーメンを使い、麺汁につけて箸でツル
ツルと食べるという、新しいタイプ(様式)のスパゲッティを考え出す料理人
(芸術家)が出てくることもあるわけだ。「それでは単なるソーメンと変わら
ないではないか」と心ない中傷をうける可能性もあるが、そーんなもの気にし
ていては、芸術家はやっていけない。

【印象主義】impressionism

対象物の「印象」を描写することを基本理念とした様式のように思われがちだ
が、この言葉の由来は、画家モネの作品『印象・日の出』というタイトルに因
んで、批判的な評論家が皮肉をこめて、この手の作品を総称したことに発する。

印象派の画家たちは、ものを見るということは物体に反射した光を見ることだ
という科学的事実に着目して、「光」そのものを描こうとしたのである。その
結果、対象の輪郭がアイマイな、ボンヤリとした画風になってゆく。

▼美の巨人たち
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/picture/020504.htm

同様の意見を持っている人は多いと思うが、印象派の絵画が日本で人気がある
のは、この「アイマイ」にあるのかもしれない。日本人は、ブッシュ大統領が
宣言した「味方か、さもなければ敵だ」といったような黒白のつけかたは好ま
ない。敵味方の間の中立、さらに敵寄りの中立、味方寄りの中立、状況次第で
敵にも味方にもなる傍観者から、単なる野次馬にいたるまで、旗印を鮮明にし
ないまま存在することを容認できるだけの器の広さを日本人はもっているのだ。

また、大企業や官公庁の不祥事でも、責任の所在をアイマイにし、とりあえず
幹部が組織を代表してスイマセンと謝ったら、もういいじゃないかと済ませて
しまう懐の深さももっている

日本人がこれだけ寛容なのは、米を主食にしているため、欧米人に比べて腸が
長いからである。腸が長いと胴も長くなる。従って、モデルのように脚が長く
スマートな金持ちの美男美女は寛容性に乏しく、人を赦すということができな
い。気象庁の前年度の統計では、暴行傷害など、いわゆる粗暴犯の80%以上が
ファッションモデルだったそうだ。

【古典主義】classicism

ルネッサンスやバロックなどの時代の作品を総称して古典主義と誤解している
方々がいるが、それはありえない。なぜなら、それらの芸術家が生きていた時
代は、彼らにとっては「現代」で、当時としては先進の様式だったわけだから
「オレたちゃ古典をやってるんだぜ」なんて考えるはずがない。

古典主義とは、古代ギリシャ・ローマ的な美の価値観を再評価しようという理
念にのっとった様式で、17~19世紀にヨーロッパの文学や美術で興った。

ルーブル美術館にある『ミロのヴィーナス』はB.C.2 世紀の作といわれている
が、二千年以上も前のギリシャであんなリアリスティックな表現ができるとは、
古代人も現代人も芸術的感性において優劣はないということがわかる。

▼ルーブル美術館の公式サイト
http://www.louvre.or.jp/

今後も次から次へと優れた作品は残っていくのだろうが、デジタル作品の場合、
仮に二千年の月日を生き延びたとしたら、一体どういう形で保存されているの
だろうか。なんら科学的根拠はないが、西暦四千年には、すでに不滅のデータ
保存技術が開発されているに違いない。デジタル化されれば作品は劣化しない
から、二千年後はおろか、理論的には二億年後でもさらっぴんの画像が見られ
るわけだ。

しかしキズひとつ、シミひとつなく、いっくらでもコピーできる古代芸術なん
て、大切に保管しようという気持ちが起きるだろうか。二千年後の美術館の文
芸員は「壊れたり盗られたりしたっちゃよかごつ、10本ほどコピーば作って、
あちこちバラまいときゃよかたい」とかなんとかいって、コピーの入ったメデ
ィアのひとつを、競馬新聞が押し込んである、机の抽き出しの中に放り込むの
であろう。いくらデジタルとはいえ、この扱いには腹が立つ。

ああ、『ミロのヴィーナス』や『最後の晩餐』のように、デジタルアートに時
の流れを刻印することはできないのか。劣化、風化、腐食、浸蝕といった自然
の摂理を免れ、永遠の生を獲得した代償として、他のいかなる形式の芸術より
も軽んじられるという宿命を、デジタルアートは背負うというのか。

しかし作者である人間の感性をデジタイズすることはできない。時代が変わり、
人心も変わるにともなって、作品に宿る作者の感性は風化してゆく。そして、
二億年後の人類にはもはや理解できない無意味な図像だけが、空しく、しかし
無傷で残るのである。

【永吉克之/アーティスト】katz@mvc.biglobe.ne.jp
私は先月47歳になったが、体感年齢(造語)は35歳くらいである。中学校の時
に器械体操をやっていたおかげで、35歳くらいまでは、バック転ができていた。
その後はご無沙汰だったが、今でもできるような気がするので、久々に近くの
公園でやってみようと胸踊らせていたところ、たまたまテレビで「中年を過ぎ
ると、自分が思っているよりも体力はずっと低下しているものです」なんてい
っているのを聞いてカンタンに断念した。でも逆立ちは、まだできるんだよ!
EPIGONE / http://www2u.biglobe.ne.jp/~work/

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■Powerbook Publishing Project ~ (51)
デジクリ仮想編集部をつくろう(8) まぐまぐさんにお話を聞きました(後編)

8月サンタ
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●巨大化したまぐまぐのジレンマ

ジャンクメール、あるいはスパムという言葉がある。頼みもしないのに勝手に
送りつけられてくる、宣伝・広告を目的としたメールのことを指す。転じて、
読みたくないのに勝手に送りつけられる、内容のないメールのことも、受け手
の立場からスパムと呼び捨てることもある。

皆自分にとって、「読むに値する何か」を求めてメルマガを購読する。だが誰
もが面白い文章・いい文章・内容のある文章を書けるわけではない。

「量は質を保証する」という言葉がある。文章を書くということは限られた表
現者に与えられた特権ではないから、世間には面白い文を紡ぎ出せる才能が、
たまたまその機会がないだけで眠っているかもしれない(いや、眠っているで
しょう)。すそ野が広がり、多くの人が入って来て、お互いに切磋琢磨すれば、
トップの質も上がっていく。参入障壁が少ないメルマガというメディアが普及
したおかげで、実際のリテラシーはぐっと持ち上がっている部分がある。その
成果は、これから確実に見えてくることだろう。

だが発行者側のハードルが低くなったとき、内容のハードルもまた下がる。発
行する側はそうは思っていなくても、スパム呼ばわりされるメールマガジンが
増えてしまう。まぐまぐはとても簡単に発行者側になれるシステムだから、参
入者は日々増大しているが、全体をみれば「読みたいメルマガ」に出会うこと
は困難になっていっている。

全体が巨大になれば、それだけ黄金の眠っている確率は増えるが、掘らなくて
はならない土の量も増える。スコップを持ってやってきたはいいが、労多くし
て収穫少なしと、放置して投げ出す人も増えるということである。中には土地
そのものに、魅力を感じなくなる人もいるだろう。巨大になったまぐまぐが抱
える問題とは、まさにそれだ。大きくはなっても、魅力が増すとは限らないの
である。

富士山の魅力とは、広大なすそ野の大きさに加えて、なんと言っても白く輝く、
頂のかたちの美しさだろう。大きな山として、人を引きつける魅力を保つには、
美しい頂を据えなくてはならない。まぐまぐの頂とは、やはりまぐまぐ発行の
高品質のメルマガだ。すそ野が広がるのは結構なことだが、人を誘う頂も必要
だ。

「数ばかり増やされておられますが、質をどうされるんですか」
と、遠慮なく尋ねてみた。

●まぐまぐの考え方

まぐまぐ編集長の浅尾さんの答えは、最初はぐらかされているように聞こえた
「まぐまぐにおいては、メルマガを質で差別するようなことはしない」だった。

その考え方の基本は、「発行者は等しく同じ、まぐまぐを支えて下さっている
人々」である。だから一部の発行者に手厚くなるようなサービスは、絶対に実
行出来ない。質を高めるために、まぐまぐが発行システム側として何かケアす
るとすれば、それは発行者全員に対して可能でなければならない。これが原則
である。

「現実として、今まぐまぐの体制で、発行者さん一人一人に、親身に当たるの
は無理です。だから、手が回らないことはやるつもりがありません」

メルマガの「品質」については、浅尾さん自身、雑誌の編集部出身だから、何
か思うところがあるはずだが、まぐまぐとしては、質を高めていくのは発行者
が自ら精進してやっていくことで、システム側が何かしようとする、あるいは
何か出来ると考えることは、おこがましいというニュアンスが感じられた。

実は取材している私の側には「もっと質を高めれば…」「人を育てれば…」と
いう良質メルマガ選択差別意識が強く働いていて、最初浅尾さんのおっしゃっ
ていることが全く体に伝わってこなかったが、繰り返しおっしゃる「小学生か
らお年寄りまで、メルマガ発行者になっていただきたい」「まだまだ利用者数
は足りない」という言葉、そしてまぐクリックのお話に及んで、まぐまぐを包
んでいる空気の正体みたいなものが、徐々にボディブローのように伝わってき
た。

●広告収入のゆくえ

ところでここでまぐまぐの成り立ちについて詳細に書こう。社員は京都・東京
併せて現在25名、編集者6名、Webデザイナー6名、システム開発3名、その他ス
タッフという構成だそうだ。以前はまぐまぐを束ねるデザイナーは1名しかい
なかったという。今は発行者のケアなどの通常業務の他に、「発行する側と読
みたい側を、もっと効率的に結ぶために」Webのデザインも、もっとダイナミ
ックに変えてゆくためにデザイナーを増強したということだ。システム開発も
その延長線上のようである。とにかくまぐまぐのスタイルは「まだ途上」と強
調されていた。

この大所帯に対し、収益の柱は”ウィークリーまぐまぐ”の広告収入だという。
一度に1,576,253部配信という、お化けメディアの底力だろう。まぐまぐ全体
の魅力を上げるために、まずは購読者が読みたいメルマガに効率的にたどり着
けるよう、もっと使いやすく、と日々試行錯誤が続いているという。

そのまぐまぐのメルマガには「まぐクリック」という、広告挿入システムがつ
いている。希望すれば、自分のメルマガ内に自動で、まぐクリックの抱えるク
ライアントの広告が挿入出来る。その広告内のリンクがクリックされれば、数
に応じて報酬が発行者にも入る仕組みだ。

「まぐクリック」は株式会社まぐクリックという、GMOも資本参加している別
経営の広告代理店である。まぐまぐはこのまぐクリックを公式広告代理店とし
て設定、ほかのメルマガ広告代理店を締め出すかたちをとった。現在メルマガ
に付随する、直接的な収入源としてはやはり広告が一番である。

今回どうしても聞きたかったことの一つが、例えばデジクリが自分のメルマガ
の誌面を直接企業に売ってもよいのかどうか、いわば「メルマガ誌面の再販」
についての、まぐまぐの公式見解だった。メルマガ発行者がじぶんのメルマガ
の誌面を、代理店を通さず直取引で売っても、まぐまぐには一銭の収入にもな
らない。事前の予測では、いずれはまぐまぐを使って発行したメルマガの誌面
内における広告は、原則まぐクリックを通して下さい、ということになるので
はないか、という危惧があった。

●すべては発行者支援のために

この問いに対する答えは拍子抜けするものだった。

「各メルマガ発行者さんが、自分の努力に置いて、誌面を使っていくら稼いで
もらっても、まぐまぐは介入するつもりはありません」

ということである。「代理店」の介入は認められないが、自分で直接、引っ張
って来る広告については、関知するつもりが全くないという。(代理店は基本
的に発行者ではなく、ピンハネ者である)

その理由は、まぐクリックの意味にある。まぐクリックは、もともとまぐまぐ
発行のメルマガの誌面を利用した、メルマガの広告ビジネスから、まぐまぐ自
身が収益を少しなりとも引っ張りたいというところから、ビジネスモデルとし
て出てきたのだと思っていたら、全然違っていたのである。

「例えば地方に住んでいて、不自由を抱えた発行者さんがいるとします。その
方たちが少しでもメルマガに広告を入れて、収入にしようとしても、現実問題
として無理でしょう? 広告を入れたいと思い、自力で広告をとるため営業し
ようとしても、ままならない人がいっぱいいます。そんな人たちを助けたいん
です」

結局、全ては発行者のために、ということなのである。まぐまぐには、全く無
名の、ネットに散らばる個人の発行者たちから、無料で利用出来るまぐまぐに
対する、素朴な感謝のメールが届くという。そんな利用者たちの期待に応える
ためにこそ、サービスを充実させていきたいということだったのだ。

最近、稼ぐことばかり、目端を利かせることばかりに頭をとられて、人のため
になにかやろうなんて意識がぽっかり抜け落ちていた身にとって、まぐまぐさ
んのお話はとても衝撃的だったし「大男の優しさ」のような余裕も感じられた。

普段いろんな会社を回っていろんなお話を伺うけれど、今回の浅尾さんのお話
は、心温まる新鮮なものだった。もちろんきれいごとばかりではないだろうけ
れど、はっきりとした理念があるというのはいいことだな、とつくづく思った。
発行者のみなさん、まぐまぐはカネだけじゃない、ハートのある会社でしたよ。
それだけは、保証します。

さて、気が付いたら時間も誌面もなくなってしまった。次週、くだんの「プレ
ミアムまぐまぐ」について伺ってきます。よろしく~

【8月サンタ】LondonとLyallとLeCarreを愛する34歳 santa@londontown.to
・昨日はデジクリ会議でした。生柴田さん、生神田さんにお会いできて光栄で
した。この会議の模様はまた詳しく!
・取り急ぎ、ゴダイゴ " Where we go from now? " 何が取り急ぎだか。

・ロンドン好きのファンサイト
http://www.londontown.to/

・投稿ロンドン写真館に写真よろしく~
http://www.londontown.to/cgi-local/upppu/upppu.cgi

・デジクリサイトの「デジクリ・スターバックス友の会」
http://www.dgcr.com/

▼「MacWIRE Express」もよろしく!
http://www.zdnet.co.jp/macwire/

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■デジクリWebデザインレビュー
絵画風の写真コラージュ+フラッシュの表現「RealtyBid」
http://www.zdnet.co.jp/macwire/0304/23/hj00_digicre.html
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前回の「フラッシュで自然の美しさを表現(City of Weston)」が好評だった
ようで、今回も同様にフラッシュのきれいな使い方を見ていこうと思う。今回
のサイトは写真を絵画風のイメージに加工したものが使われており、それだけ
でも綺麗でずっと見ていたくなるのだが、さらにそれが微妙に動いているの
だ。(小笠原たけし)
▼ZDNet Mac「Webの鉄人」と「デジクリ」の提携企画。とっても好評です。

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■セミナー案内
Flash使いのためのDirector入門/そういうことだったのか Director MX
http://www.67.org/ws/
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<主催者情報>

ROKUNANA WORKSHOP OF MEDIA DESIGNでは、大重美幸の「Flash使いのための
Director入門/そういうことだったのか Director MX」開講します。
Flashを使っている人、FlashとDirectorの違いを知りたい人の為の Director
MXの入門講座です。
http://www.67.org/ws/0306/030613-1.html

日時:6月13日(金)13:00~17:30 1日、合計4時間
受講料:16,000円
講師:大重美幸(オオシゲ ヨシユキ)
http://www.67.org/ws/master/profile02.html
著書多数
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/427406445X/rokunana-22/249-0022527-3531537

講師より:DirectorはFlashよりも難しいという声を聞くことがありますが、
それは誤解です。場合によっては、Directorほど簡単なツールはないと断言で
きます。FlashとDirectorのどちらも使えるようになって、余裕の制作活動ラ
イフを手に入れよう!

定員は5名。お申し込みはこちらから
http://www.67.org/ws/0306/030613-1.html
また、Director使いのためのFlash入門も開講予定です。
http://www.67.org/ws/0305/030510-1.html

他にもROKUNANA WORKSHOP OF MEDIA DESIGNでしか受講出来ない講座がいくつ
もある。主催:株式会社ロクナナ
http://www.rokunana.com/info.html

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■イベント案内
沼田元氣「souvenir book 展」(BOOK、MIYAGE BOOK、本のフロク、特装本の
全て)
http://www.interform.co.jp/amus/
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会期:4月25日(金)~5月21日(水)最終日は17:00まで
内容:沼田元氣氏による、ブックアートをテーマにした展覧会。ここ数年のブ
ックアートなどをモチーフに本人が撮影した生写真や、絶版本・特装本の著者
所蔵分を、展示・販売。「水玉の幻想」特装本や「ぼくの伯父さんの東京案内」
(著者持ち分アーティストプルーフ)などのほか、一澤帆布製カバンやTシャ
ツ、コースター、ポストカード、トレーディングカード、ソノシートなどヌマ
おじさん所蔵の限定グッズを大放出。

・トークイベント:ゲスト/チチ松村(ミュージシャン)
日時:5月18日(日)15:00~ 料金:1500円 会場:ブックセラーアムズ
「アートの元ネタのフリーマーケット」
既成のモノ(レディメード)は常にアートの素である。そんなモノたちを持ち
寄ってアートの原点について考える、参加型レクチャー。予約制。
会場:book cellar amus(大阪市北区西天満2-8-1 大江ビル地下1階 TEL.06
-4709-7082 FAX.06-4709-7084 amus@interform.co.jp
営業時間 11:00~20:00(火曜日のみ12:00~)日曜・第4木曜定休

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■編集後記(4/24)
・原稿を整理していて、なにがなんでも直しちゃう漢字がある(たまには許し
ちゃうこともある=忘れちゃう)。いの一番は「綺麗」である。こんな「きれ
い」は許し難い。ワープロやパソコンをみんなが使い始めたら、いままでひら
がなでよかったものが漢字になってしまった。それから、「無い」である。こ
れでは「むい」だろう。「ない」のほうが自然だ。これらはほとんど毎日現れ
るので、しつこく直している。「勿論」もいやらしい。まあこれらはわたしの
個人的な好みの問題だが。紙の本の時代と比べて、じっさい原稿整理はいい加
減になった。かつては日本語表記のルールを自分なりに持っていたのだが、い
までは「まあええやン」という感じで見送ってしまう。ついでだが、プロ野球
ナイトゲームのアナウンサーが「見送りの三振」なんて言ってるが「見逃しの
三振」だろうが。さらについでだが、ジャイアンツのバッターがヒットしただ
けで絶叫してはしゃぐんじゃないよ、ト思ったが日本テレビの中継じゃ仕方な
いか。バックナンバーで校正ミスを見つけて恥ずかしいわたし。  (柴田)

・打ち合わせは面白かった。わくわく。/会議は飲茶しながら。ひそひそ。/
神田さんがセグウェイで登場してくれるのを期待していたが、雨だったので実
現せず。一度乗ってみたいのよ。/全員と会ったことがあるので、皆が初対面
の印象を話し合っているのを聞くのが楽しかった。/「綺麗」「無い」「勿論」
はよく使うなぁ。ひぇー。後記の場合、ひらがなが続くと区切りが分かりづら
いし、句読点が多くなると文章が長くなるし、少しでも漢字増やして行数減ら
したいし。なのでわざとなのですが。誤字も多いよなぁ。  (hammer.mule)

<応募受付中のプレゼント>
 Web Designing 2003年5月号 1295号。
 ウェブ・ユーザビリティ&アクセシビリティ・ガイドライン 1297号。

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アソシエーツ  神田敏晶 <mailto:kanda@knn.com >
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