[1378] 暗闇ではじめて見えること

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1378    2003/09/08.Mon発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20199部
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     <お母さんオオカミをおいかける子供のオオカミたち>

■KNNエンパワーメントコラム
 暗闇ではじめて見えること
 神田敏晶

■月曜クリエイターズサロン
 「VJ」の基礎知識(2)
 深川正英

■ライフスライス研究所
 オリジナルデジカメ開発奮闘記(2003年9月8日月曜日)
 第19回「バリアフリー地域情報発信システム発見」
 ユビキタスマン

■セミナー案内
 初心者から始める広告デザイナーへの道
 Go with Final Cut Pro セミナー



■KNNエンパワーメントコラム
暗闇ではじめて見えること

神田敏晶
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KNN神田です。

「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」というイベントにかろうじて参加すること
ができた。
http://www.dialoginthedark.com/

1ユニット7名で一日15ユニットで、105人、6日間で約600人しか体験できない
イベントだ。日本で開催されたのは過去に5回。今回で6回目となる。

1999年11月 東京ビッグサイト 214名
2000年 5月 神戸ジーベックホール 522名
2000年12月 東北芸術工科大学 25名
2001年10月 仙台メディアパーク 600名
2002年10月 東京ドイツ文化センター 600名
2003年08月 新宿パークタワーホール 600名

と日本ではまだ総数3,000人しか体験できていないインスタレーションイベン
トである。

「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」とは、一体何なのか? 1989年にドイツの
アンドレアス・ハイネッケ博士のアイデアで生まれた、暗闇を体験するインス
タレーションである。実際にどのようなことになるのか? 文章で再現体験し
てみたい。

まず、新宿パークタワーホールの受付で1ユニット7名で簡単に自己紹介をおこ
なう。引率ガイドは目の見えないTさんだ。Tさんから白杖の持ち方を教わる。
視覚がある間はなんともなく、まるでディズニーランドのアトラクションにで
も入る気分だ。

引率のTさんの声をするほうにただついていけばいいというアドバイスで、次
から次とユニットは、パークタワーホールの仮設の暗闇のカーテンをくぐって
いく…。

最初のカーテンでかなりの視覚は奪われてしまった状況だ。そして次のカーテ
ンでまったくの暗闇へと足を踏み入れる。しかし、次の瞬間、ユニットの不安
げにたたく白杖の音しか聞こえない…。Tさんの声がはるかかなたに聞こえる。
急いでついていきたいのだが、まったく何も見えない世界では、足を出すのが
とても怖い。白杖のかすかな感覚をたより、足を踏み出す。一歩、一歩といっ
ても1/4歩くらいしか歩いていない。

白杖が前の人の足らしきものに触れた。なんともはぐれていない自分を確認で
きただけでも安堵する。たった7人、いやTさんを入れて8人だけが暗闇の中に
存在している…というか存在しているらしい…。感じられるものは、人の気配
と数々の仕掛けがほどこされたこのホールだ。

なんとなく、映画の「キューブ」を体験しているような気分にもなり怖くなる。
Tさんの声が「これから橋をわたります」と聞こえた。その声の方向に白杖を
たよりにコツコツ床をたたきながら彷徨う。

何人かの体が自分とあたる。普段、当たると不快な気分になる他人の体がとて
も安心だ。自分の位置が正しいことが認識できる。

白杖の触感が変わり、かすかな傾斜を感じる。これが橋だな…とイメージでき
た。しかし、幅は傾斜角度はどのくらいの長さかははかりしれない。傾斜の臨
界点を感じるとほっとした。仮設の橋でイメージ的には「人生ゲーム」の中に
登場するような橋なのにわたり終えるまで不安だった。

序々に暗闇に慣れてきたが、いつまでたっても目は慣れてこない。完全な暗闇
をここでは造作しているからだ。

足元には、どうやら草がしきつめてられる世界に変わった。ボクの感覚は夜の
草原の想像を要求してきている。「ここはホテルの会場なんだ」と意識の中で
はわかっていても、視覚が奪われていると他の感覚が過敏になり、想像力が増
大している。

今度は近くでTさんの声が「ここに滝がありますよ~」と響く。「さあ触れて
みてください」とTさんの声がする。何人かの感嘆の声が響く「水~!」「気
持ちいい!」Tさんの声とは違う方向から、神の手がボクの手を誘う。「こっ
ちですよ~」女性の声と、ぬれた細い指先がボクの手を滝らしき方向へ導く…。

「水だ~」。視覚だと触れるまでにたくさんの情報があるが、滝にどのように
水が流れているのかわからぬまま触れる滝ははじめてだ。かなりヨコには広い
が、水の量は薄くて、まるで滝のエッジにさわったような感覚だ。

「次は階段が3段あります~」とTさんの声。目は慣れてこないが、体は視力に
支配されなくなってきている。おぼつかないが白杖の使い方はすこしづつ慣れ
てきた。階段は3段。足元には点字ブロックがあり、僕の分厚いブーツでも感
じることができた。

一段目、二段目、三段目、登ったあとにはこの先はどうなっているのか不安に
なる。登ると、車のクラクションや町の雑踏のリアルなサウンドが鳴り出した。
とても怖い、ビルの屋上から飛び降りるような気分になって、足がすくむ…。

車の音や雑踏の音がこれほどまでに怖く感じたことはなかった。そのまま誘導
され、今度は何かをさわらされる。金属でできたなだらかなカーブは、車をイ
メージさせてくれる。

Tさんが「全員、車のところに来れましたか~?」「はい」「はーい」と7人の
声が同時に響く。Tさんはこうやって点呼をとっているのだ。このイベントで
は行方不明になると大変そうだ。すると、突然、大きなクラクションが鳴り、
全員が腰が抜けそうになるほどビックリ! この演出には驚いてしまった。目
の見えない人が、町では頻繁にこのような経験をしていると思うと、むやみに
クラクションを鳴らさなくなるだろう。

「次はブランコに乗ってみましょう」Tさんの声が、次のプログラムを紹介す
る。いつのまにか、先頭に立っている僕は率先してブランコのチェーンを探す
…が、そこにはチェーンがなく長い金属と木の感触があった。ブランコのイメ
ージが公園にあるようなチェーンブランコではなく、二人でこぐラブチェアー
型のブランコだ。相方を手招きで誘い、着席を確認してから漕いでみる。

視覚がないブランコは不思議な感覚だ。目をつぶっているだけではなく、天地
がイメージできないだけに宇宙に浮かんでいるような状態だ。とても不思議な
感覚が体を包む。自分は動かず、世界が揺れている感覚になる。少々、はまっ
てしまいたかった気分だったが、正気を取り戻す。

「みなさん、疲れたでしょう? BARがあるのでちょっとやすんでいきません
か?」とTさんの声。Tさんの声は聞こえてはすぐに遠くにいってしまう。まる
で、動物の親子みたいに、お母さんオオカミをおいかける子供のオオカミたち
という図式でコツコツ杖をたたいて声を追いかける。

「チャリチャリーン」と、鉄でできた乾いたドアベルが店のドアをイメージさ
せる。ドアなどどこにもないのに、店のドアを開けて店内にはいった気がする。
音だけなのに、店の中に確かにはいったことを感じた。

「いらっしゃいませ!」と渋く響くマスターの声がする。「みなさん、何がい
いですか? ワインにお茶にビールになんでもありますよ!」

それぞれが好きなドリンクを注文するが、グラスをわたされると、そこに絶妙
にボトルがきて、グラスの8分目くらい(?)で注ぐサービスが暗闇の中で行
われる。誰かが、テーブルに腰をかけていたようで、注意をうながされ、イス
に着席して乾杯。もちろん、うまく乾杯するのは難しい…。

闇の中で飲む酒の味はまた、美味で奇妙であり、そろそろこんな暗闇BARがあ
ってもいいかと思った。マスターが、またいい声で「一曲披露させていただい
ていいでしょうか?」という。拍手がそれに答えると…。

低音の響く木管楽器の音が聞こえる。楽器の音の中にかすかにもれる息とブレ
スの息遣いまで聞こえる。聴覚はかなりシビアになっていることを感じること
ができる。スティービー・ワンダーの耳になった気分だ。

その後もいろいろとイベントが続くが、いよいよ最後にそのホールに出ると、
薄暗いはずの部屋がとてもまぶしく見える小部屋に通される。

ようやく、落ち着いて、現実社会に戻る準備に入る。中にはセラピストの女性
が、優しいマリア様のような声で「みなさん、いかがでしたか?」とお話を聞
いてくださる。非日常な空間から助けられた思いで、リラックスできる。当然、
いきなり通常の光を見てしまうと動揺する人が多いらしいので、この部屋で約
20分、体験を共有する時間として、自分の感じたこと、人の感じたこと、また、
クレヨンと画用紙が用意されており、それで好きなことを書くことができる。

まっくらな中での約30分間の体験だけど、視覚の持つ情報量とまた視覚によっ
て失っている感覚を感じることができた。福祉目的にも有効なインスタレーシ
ョンだが、いかに視覚中心で我々が生活を営んでおり、それが奪われたときに
動揺しないためのトレーニングとしても価値がありそうだ。

何よりも、自分の感覚の変化を、酒でもドラッグでもないのに、これだけ自分
の体の機能と対話していること自身がこのイベントの価値なのかもしれない。
ドイツのハンブルグではこの2倍ほどのスペースで常設展示されているそうな
ので、ハンブルグに行くときはぜひ体験してみたい。

このイベントは、2005年の愛知万博あたりで登場するのかもしれないので、
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」という言葉を聴いた瞬間にすぐに応募して
みて体験してください。

日本では、まだ3,000人ですが、ヨーロッパを中心に70都市で100万人が「ダイ
アログ・イン・ザ・ダーク」の体験者となっているようです。

暗闇ではじめて見えることがあることに気づきを与えてくれるこのインスタレ
ーション、ぜひ将来、何かの機会に体験してみてくださいね!

KandaNewsNetwork,Inc. http://www.knn.com/
CEO Toshi Kanda mailto:kanda@knn.com
#810-2-15-12,Sangenjaya,Setagaya,Tokyo,Japan154-0024
Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5430-8887

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■月曜クリエイターズサロン
「VJ」の基礎知識(2)

深川正英
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前回から1か月以上経っているので、どんな話だったか憶えてる人なんていな
いかも知れないですが、要は現場に行きましょうってことです。それが面倒だ
という人はあきらめて下さい。(^^;

今回は具体的にVJ活動を行う上で必要な機材について話を進めます。

「どんな機材を使っていますか?」これは本当によく聞かれる質問です。VJに
は様々なスタイルがあり、そのスタイルに合わせた機材の組みあわせのパター
ンがありますが、下記のように大きく三つのパターンに分けられると思います。

●アナログ派

最近ではめっきり減ったアナログのスタイルは、とにかく荷物が多い。諸々の
機材+ビデオテープの山にはうんざりですが、最もトラブルの少ないパターン
とも言えます。私も最初はこのパターンでした。

◎ビデオデッキ
何はともあれ映像を再生する機材がないと話になりません。最近はDVDデッキ
を使っているVJもいます。もちろん1台だけではなく最低2台、普通は3~4台必
要です。メーカーや機種はなんでもいいと思いますが、頻繁にテープ(ディス
ク)を出し入れするので、頑丈な方がいいでしょう。

◎ビデオミキサー(VJミキサー)
これも必須です。複数のデッキをつないで、映像を切り替え/合成するための
VJの要とも言うべき機材です。「Roland」の「EDIROL」というブランドから発
売されている「VJのために作った」ともいえるビデオミキサーを使っているVJ
が圧倒的に多いのではないでしょうか。

「VJミキサー」という言葉を浸透させるほどブレイクした「V-5」という機種
が有名ですが、現在は販売終了で入手困難なはずです。
http://www.roland.co.jp/products/dtm/V-5.html

その代わり、後継機とも言える「V-4」という機種が販売されています。
http://www.roland.co.jp/products/dtm/V-4.html

私が始めた頃は「V-5」以前だったので、いわゆる「家庭用ビデオ編集機」を
使っていました。映像を切り替えるレバーが付いていて、切り替えるパターン
(ワイプ)が選べたり、映像にエフェクトをかけることが出来るなどの基本的
な機能はどのビデオミキサーもそれほど変わりません。

あとは操作性やワイプとエフェクトの種類などの差にかかってきます。前回書
いた「AVセレクター」でも映像の切り替えは可能ですが、ワイプやエフェクト
がなく、それ以前にそういう目的のものではないので、おすすめはしません。

●デジタル派

最近始めたばかりのVJはこのパターンが多いでしょう。なにしろパソコン1台
と専用ソフトがあれば「今日からあなたもVJ」なんですから。手軽で始めやす
いですが、パソコンがフリーズすれば全てが止まるというリスクもあります。

◎パソコン
MacintoshでもWindowsでも構いませんが、ノート型の方が持ち運びは楽です。
そのパソコンのハードディスクに「VJソフト」と映像のデータを入れておけば
準備OKです。

◎VJソフト
簡単に言うと、ビデオミキサーがソフトになった、というイメージです。ハー
ドディスクの中にある映像ファイルをビデオミキサー同様に切り替え/合成が
出来ます。デジタルならではの機能も豊富にあり、VJのスタイルに革命を起こ
したと言っても過言ではないでしょう。多くの種類が出回っていますが、
「motion dive」というソフトが一番有名です。
http://www.motiondive.com/home.html

◎スキャンコンバーター
パソコンの映像の信号をTVなどの映像の信号に変換する機材です。大抵はこれ
がないとプロジェクターやTVに映し出すことが出来ません。簡易な機能の機種
から高機能な機種まで、実に様々なスキャンコンバーターが出ていますが、画
面の一部を拡大できる機能が付いた機種であれば問題ない思います。今はもっ
と高性能で安価な機材があるのかもしれませんが、私の場合「canopus」の
「Power Presenter」を長年愛用しています。
http://www.canopus.co.jp/catalog/ppr/ppr1280_index.htm

●ハイブリッド派

アナログとデジタルを融合したパターンです。経験の積んだVJは大抵このパタ
ーンです。表現に広がりを持たせることが出来、いざと言う時のトラブルにも
対応できます。基本的には、デッキとパソコン(+VJソフト)をビデオミキサ
ーにつなぎ、最終の切り替え/合成はビデオミキサーで行います。

前述の「アナログ派」のパターンでのデッキの部分がパソコンに入れ替わる、
というイメージでもいいと思います。こうすることで、デジタル/アナログの
お互いの長所と短所を補い合い、より柔軟に対応できます。

その他にも確認用のTVモニターや、デッキの代わりにビデオカメラを繋いだり、
場合によっては複数の画面に出力するための分配器などなど、VJを本格的にし
ようと思えば思うほど、非常にお金がかかります。ですので、自分の成長に合
わせて徐々に機材を増やしていくことをお勧めします。

というわけで今回はハードの話だけで終わっちゃいました。
次に期待ということで。

深川正英【ふかがわ・まさひで】fuka@studio-seed.com
プロダクトデザイン、コンシューマーゲームのインターフェイスデザインおよ
びグラフィックデザインを経験した後、1997年に「studio SEED」を設立。
現在はWebやCD-ROMのコンテンツ、モーショングラフィックス主体の映像など、
デジタルコンテンツの企画・デザイン・製作からVJまで幅広く活動中。
スタジオ・シード 代表 http://www.studio-seed.com/
関西文化発信協議会 Web統括 http://www.k-bunka.com/

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■ライフスライス研究所
オリジナルデジカメ開発奮闘記(2003年9月8日月曜日)
第19回「バリアフリー地域情報発信システム発見」

ユビキタスマン
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2004年3月3日に独自仕様のコミュニケーションツールカメラを発売することを
目標に、それまでの道のりをレポートする本連載。グッドデザイン候補商品を
偵察しながら、あるインフォメーションシステムに目が止まりました。

それは富山県で、行なっている地域情報の情報発信システムでした。企業向け
の超ハイテク技術が並ぶ中で、どちらかというと地味な印象の展示。パネルと
PCとテレビと携帯電話が置いてありました。多くのブースが、商品と説明書だ
けを置いてあるのに対してここはなんと人間がふたりも説明要員としてニコニ
コしているではないですか!

そのニコニコにつられて、説明を聞いて見るとこういうことでした。

「たとえばですね、うちの犬が逃げてしまったとします。これを近所の電柱に
貼っていくように、このパソコンに写真と文字を入れると『インターネット』
『携帯電話』『ケーブルテレビ』に情報が自動的に流れます」※

ケーブルテレビ!

なるほど。パソコンと携帯は驚異的な伸びを示しているものの、高齢者世代な
どにはまだまだ使いにくいものです。あらゆる新しい機材にまっさきに飛びつ
き、まっさきに飽きてきた私も、最近は「なんでこんなに機械にこっちが合わ
せないといけないんだ!」とテレビの簡単さを見直していたところです。

地域と密着したケーブルテレビは、チャンネルをそこに合わせるだけで情報が
とりだせるという点ですばらしいメディアです。このシステムは、さりげなく
当たり前のようにケーブルテレビに情報を出してます。個人から発した情報を、
あらゆる世代の人にいきわたるようにしている「情報のバリアフリーデザイン」
を実現していると言えます。

私も「体験伝達ツール」としてライフスライスカメラを単なるデジカメ以上の
「伝達メディア」にしていきたいと思っています。(続く)

ライフスライスブランドカメラ発売まであと179日!

※【地域情報メディア】となみ野がもっと、もっと好きになる。
http://www.e-tonamino.com/
 【背景技術】トランスコーディング技術(応援コメントにも注目!)
https://www.g-mark.org/d-monitor/nominate/Detail?adjudge_no=D010009&return=Entrance
 【開発会社】ヨーズマー
http://www.yoozma.jp/

ユビキタスマン(川井拓也)jp_kawai@lifeslice.net
http://www.lifeslice.net/

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■セミナー案内
初心者から始める広告デザイナーへの道
http://www.dccwao.com/statics/school/schoolguide/ev20030914.html
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<主催者情報>

日時:9月14日(日)14:30~
会場:デジタルクリエイターカレッジWAO!名古屋校(名古屋校名古屋市中村
区名駅4-5-28 近鉄新名古屋ビル7F)
費用:無料 定員30名(要予約)
内容:新聞、雑誌、ポスター、商品パッケージなど広告デザイナーの仕事は実
に多彩で、どれも興味深いものばかりです。2nd HOUSEを主宰するグラフィッ
クデザイナーの上田賢次氏が、広告デザインの具体的な制作工程やノウハウを
ご自身の作品コレクションを通じて説明します。初心者の方も経験者の方もぜ
ひご参加ください。

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■セミナー案内
Go with Final Cut Pro セミナー
http://www.focal.co.jp/community/seminar_event.html
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Apple Final Cut Pro 4の新機能を紹介するセミナーを東京、大阪の2会場で開
催。どちらもAJA IoとKONA-HDを中心とした、10bitSD非圧縮/10bitHD非圧縮を
紹介する。

東京[No.15]
日時:9月9日(火)14:30~16:45
会場:アップルコンピュータ株式会社 本社 48階セミナールーム(東京都新宿
区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー)

大阪[No.16]
日時:9月16日(火)14:30~16:45
会場:大塚梅田ビル5階(大阪市福島区福島6-14-1)

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■編集後記(9/8)
・テレビ「鳥人間コンテスト」を見た。もう27回目になるという。ほとんどす
べての回の放送を録画して見てきた。わたしにとって夏の楽しみのひとつだ。
滑空機部門ではデザインが美しい機体が多く、うまく飛んでいるとまさに鳥人
間だ。見ていて気持ちがいい。ヘリコプターは構造の設計がむずかしいので、
ほとんどがギャグみたいな出来だった。人力プロペラ機部門では、本当にとん
でもない記録が出た。東北大学機は対岸まで飛んで、じゃあ落としますといっ
て余裕で着水した。これで優勝だと思っていたら、日大理工学部機は湖を縦断
するコースをとり、なんと琵琶湖大橋まで飛んでしまった。競技のルール上、
橋を越えてはいけないというので手前で無理矢理下ろされてしまった。27回目
にしてとうとう事実上のゴールに到達してしまったのだ。昨年優勝の東工大機
が最後に控えていて、同じく琵琶湖大橋を目指したが力尽きた。いや~、興奮
した。おもしろかった。あまりに一生懸命見ていたので、妻あきれている。お
金があればチームを結成して挑戦したいもんだ、といつも夢見ている。(柴田)

・じんましんができた。大人になってからは、じんましんは出にくくなったし、
少しかゆいだけなので放置していたら全然治らない。どころか半日経ってひど
くなってきた。皮膚の弱い部分が、みみず腫れのように腫れあがる。氷で冷や
すがあまり良くならない。家にあるじんましんの薬は期限切れ。夜中に買える
薬屋があればいいのに。救急病院に行くのは嫌なのでかゆみと格闘する。え~
い、全然頭が機能しないぞ。/ドンキホーテの薬24時間販売は賛否両論あるだ
ろうが、ありがたい時もあるよなぁ。           (hammer.mule)

<応募受付中のプレゼント>
 Web Designer's Style Book 1369号
 QuickFTP MacOSXライセンスキー 1370号
 プロがこっそり教えるウェブ制作術 1373号

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/ >

編集長     柴田忠男 <mailto:tdo@green.ocn.ne.jp >
デスク     濱村和恵 <mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ  神田敏晶 <mailto:kanda@knn.com >
アシスト    島田敬子 <mailto:keiko@days-i.com >
リニューアル  8月サンタ <mailto:santa@londontown.to >

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