[1392] Get The Punk

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1392   2003/09/30.Tue.発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20116部
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             <まさに必携必聴>

■デジタルサウンズ研究室
 Get The Punk
 モモヨ(リザード)

■買い物の王子さま 第11回
 決め手は専門店のこだわり
 石原 強

■ライフスライス研究所
 オリジナルデジカメ開発奮闘記(2003年9月30日火曜日)
 第30回「今日、日本でアフリカに関する重要な会議が行われています」
 ユビキタスマン

■デジクリが主催するセミナーのご案内
 小笠原たけし「プロがこっそり教えるウェブ制作術」



■デジタルサウンズ研究室
Get The Punk

モモヨ(リザード)
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この10月1日、この稿掲載のデジクリが皆さんの手元に届いた明くる日の水曜、
面白い企画のCDセットがリリースされる。

1972年から1991年まで計80曲を4枚にまとめたもので、その名も、GET THE
PUNK! 私ですらつい腰が引けてしまうタイトルだが、この企画、私は、パン
クというより音楽ファン全体にお薦めする。まさに必携必聴。一年間限定生産、
旬のセットだ。

なにしろ、Disc-1のトップに私の『サ・カ・ナ』が収録されているから名盤に
決まっている。というのは冗談。こうしてお薦めするのは、当然ながら、私の
曲が収録されているから、ではない。(注→『サ・カ・ナ』というのは、80年、
Momoyo & The Lizard名義でインディでリリースした作品。LIZARD名義でのメ
ジャーデビューと時を同じくしてのリリースだったため、ちょっとしたヒット
になった)とにかく編集の腕がさえているのである。

これまで、編集者が、彼の脳裏に描いた企画実現にはこの一曲がぜひ必要、そ
う考えても、レコード会社の関係だとか、プロダクションがどうとか、契約が
なんたらで、まず当初、企画者が思ったものは、なかなか実現できないでいた。
契約の問題もある。そうした従来一枚に収まるはずのなかったアーティストの、
それもアノ一曲が、この企画では、きちんと収録されている。

それゆえの一年限定である。このあたりは、企画者の熱意と工夫のあらわれだ
ろう。であるがゆえに、通常では考えられないほど充実した内容になっている。
尋常でない充実ぶりは、実際、下記の販売元サイトのカタログページをご覧に
なれば、一目瞭然。

http://www.teichiku.co.jp/artist2/catalog/getthepunk/cn63881.html

当事者、二十世紀に少年少女であった者なら、とにかくビックリする理想的な
ラインアップである。まさに、編集者の尋常ではないネバリ腰がうかがえよう
というものだ。

その粘り腰であるが、監修は、雑誌『Doll』社長の相川和義氏。彼は、これま
で、雑誌経営にエネルギーの大半をさいてきた。であるため、外部の目にふれ
る仕事はあまりしてこなかったように思うが、今回のCDセットは、彼にとって
畢生の大事業。私は、ある種の偉業ですらあると思う。

内容をざっと紹介しよう。といっても収録曲から推理した私の個人的印象にす
ぎないが、Disc-1から3までの三枚に、1979年、東京ロッカーズに端を発する
日本のパンク、ニューウェーブの流れをまとめ、Disc4には頭脳警察、サンハ
ウス、そしてアンジーといったインディ系ロックカルチャー形成に大きく寄与
したアーティスト群をまとめている。

日本のパンクやニューウェーブ系では、これまでに幾多のコンピがリリースさ
れているが、上述したように、すべて収録曲に何らかの限界があった。今回の
セットは、そうしたこれまでの限界をものともしていないばかりか、パンクで
あるとかニューウェーブであるとかいう音楽様式にこだわらず、日本のバンド
周辺の歴史を中心に、その前後の関連バンドまで網羅しているのである。

これまでの販売実績を中心に構成された上っ面のそれではなく、現場に立つ者
にしか見えないリアルなロック史観から、もっとも刺激的であった時代そのま
まをパッケージすると、こんな感じになる。

私が監修しても、曲順や付属させる資料など細部に違いは現れるだろうが、収
録された内容はこのまま大差ないものになろう。……こんな私の物言いは、大
げさなように聞こえるかも知れない。

しかし、私は本気である。十年一昔というではないか。こうした曲達をつらぬ
く横糸、縦糸それぞれも分解され歴史の俎板に載せられる時期が到来しており、
はからずもこの企画がその端緒となるだろう。私はマジでそう考えているので
ある。

いまさら繰り返すまでもないことだが、過去を点検していくことで、私達がと
るべき未来、その進路が見えてくるはずだ。これまで、そうした作業の出発点
となるべき音源ソースそのものが存在しなかった。そんな現状が、この企画の
実現で大きく改善されるだろう。

モモヨ(リザード)管原保雄
http://www.babylonic.com/

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■買い物の王子さま 第11回
決め手は専門店のこだわり

石原 強
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かねてから憧れだったベランダガーデンを始めることにしました。まずコンク
リートむき出しの殺風景なベランダに、ウッドデッキパネルを敷きたい。業者
に頼むと高いし、資材を購入して自分で取りつけた方がよさそうです。

いつものように、なるべく安いお店をネットで検索。ガーデニングのショップ
は幾つも見つかったが、たいていウッドデッキパネルは一種類だけしか置いて
いない。さらに、それぞれ違うメーカーの商品だったりするので、価格で単純
比較ができない。見た目はほとんど変わらないけど、いったいどこが違うのだ
ろう。

細かく商品を見ていくと、その違いはパネルの表でなく裏にあった。裏側がゴ
ムで耐久性が高いとか、コンクリートの上に敷いても防音性バッチリとか、パ
ネルをしっかり連結できるからズレないとか。他にも、簡単に切断してサイズ
を変えられるものなどなど、各商品が様々な機能をうたっています。うちのベ
ランダに合うのはどれだろう? 迷ってしまいました。

パネルの基本サイズは30cm角です。でも、うちのベランダは奥行き80cmなので、
30cm角のものだと中途半端なあまりがでてしまう。切断するのは手間がかかる
し、あまった部分を捨てるのはもったいない。もちろんマンションだから、歩
くと音がするのも気になります。

そこでサイズに注目してもう一度探してみたら、20cm角のものを見つけました。
4列でぴったり80cmになるちょうどいいサイズです。扱っているお店は「ラテ
ィス」の専門ショップでした。「ラティス」とは、格子状の木製のフェンスの
ことで、これあると、庭いじりがぐっと「ガーデニング」らしくなりそう。

専門ショップだけに、自然な風合を楽しむために塗装しない、伝統木工技術
「組子」によって釘を使わないなど、こだわりのある商品説明が好印象。また
和風の格子や、室内用の間仕切りなど、通常とは違った使い方も提案し、グッ
ドデザイン賞も受賞している。こんなこだわりの持っているお店なら、ウッド
デッキパネルもいい商品に違いない。

まじめに製品を解説するサイトの中で、「当店の商品が人類を救う!(かも)」
と題した「悩み別カテゴリ」が面白い。コーナーの趣旨は、人間関係や家庭崩
壊など、どん底な悩みをラティスが解決するというもの。例えば「旦那さんと
別居を考えている」奥様には「別居する前にぜひ当店の商品でお部屋を間仕切
して生活してみてはいかが?」と提案する。極めつけは「リッチな奥様になり
たい!」という悩みへの回答。

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当店は、あなたをリッチな奥様にすることはできませんが
リッチな奥様に見せることは可能です!!
そう、あなたのお庭をエレガントな曲線ラティスで囲ってみてください。
(赤いバラがあれば完璧です。もちろん髪はタテロールです)
それであなたはお蝶婦人に変身します。(なりきることが肝心です!)
----

あくまでもまじめに脱線するセンスにクラっときましたが、気を取り直して、
サンプルを請求。送ってもらった見本パネルで、色や手触りなど確認して納得。
おまけにちょうど「ボックス付きラティス」のプレゼントキャンペーン中でし
た。こだわりのラティスまでもらえるならと、早速注文。段ボール箱3つで届
いたラティスはベランダにピッタリでした。今は、空っぽのボックス付きラテ
ィスを見ながら、どんな植物を育てようかと考えているところです。

ウッドデッキパネルを買ったお店「ラティスショップ・タニハタ」
http://www.rakuten.co.jp/tanihata/

【いしはら・つよし】 t.ishihara@compolex.jp
ウェブプロデューサー、サイトアナリスト
ひとつしか商品がないなんてお店も、ネットにはたくさんある。しかも幅広く
商品を取りそろえている店に比べて、ユニークなお店が多い。あなたの知って
いる「ユニークなお店」を教えて下さい。情報をお待ちしています。
前回お知らせした10月10日のセミナーに、多数のお申し込みをいただきありが
とうございます。まだ若干の空きがあります。迷っている方はお早めに。
http://www.compolex.jp/seminar/003.html

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■ライフスライス研究所
オリジナルデジカメ開発奮闘記(2003年9月30日火曜日)
第30回「今日、日本でアフリカに関する重要な会議が行われています」

ユビキタスマン
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2004年3月3日に独自仕様のコミュニケーションツールカメラを発売することを
目標に、それまでの道のりをレポートする本連載。今回は、アフリカについて
のお話です。

ライフスライスは、人間の体験や記憶といった根源的なものを内包しているプ
ロジェクトです。さまざまな人との出会いにより、最近よく出現するようにな
ったキーワードがあります。そのひとつが「アフリカ」です。私は、このよう
に自分が意識せず、無意識下に自分に近づいてくるキーワードを大切にするよ
うにしています。

ちょうど今週から東京で大きな会議が開かれています。「TICAD3」という国際
会議です。日本政府が主導して10年前にはじまったアフリカ諸国と欧米・アジ
アの支援国が一堂に会する国際会議のことです。日本がいいだしっぺで、この
ような会議が行われていることは、もっと広く知られてもいいと思います。

一昨日の日曜日に明治学院大学で、本会議を前にアフリカのNGOや日本のNGOが
集まり、このTICAD3に向けた市民提言のための会議を行いました。その会議場
で、この原稿を書いています。AJFアフリカ日本協議会の人に、アフリカのこ
とを知るいい機会なので来てみては? と誘われたのです。

最初に「アフリカ」が私の前にキーワードとして現れたのはこのコラムでも何
度も紹介している国際協力事業団のサイトの「地球調査隊」でした。インター
プレスという教育向けのウェブや学校向けの壁新聞などのコンテンツ制作会社
の知人から「ライフスライスを使いたい」と相談が来たのでした。それから数
ヵ月後にニジェールのライフスライスが届いたのです。

次に「アフリカ」というキーワードが目に入ったのは、Think The Earthとい
うNGOのニュースレターにあった「A DAY IN AFRICA」というプロジェクトでし
た。オリンパスが提供するデジタルカメラをマグナムフォトをはじめとする世
界トップレベルのカメラマン100人が、アフリカの「ある一日」に同時に各地
で撮影しそれを展示するというプロジェクトでした。

写真家による「スライス・オブ・アフリカか!」と私は興奮気味にレセプショ
ンパーティに行ったものです。この会場で音を提供しているのが、サウンドバ
ムという世界中の音を集めるプロジェクトであることも、私の興味を強く刺激
しました。

次に「アフリカ」というキーワードが目に入ってきたのは、意外な媒体からで
した。それは「モーションダイブ」や「ライフ・ウィズ・フォトシネマ」など
の優れたソフトを作り出しているデジタルステージのメールマガジンからでし
た。このメールマガジンはデジタルステージの代表である平野友康氏の強い個
性が反映しており、その語り口に非常に注目していたのです。

彼は自社ソフトの最新情報と共に突然「アフリカの飢餓についての会議があり
ます」と紹介していました。唐突とも言える、その紹介をよく読んでみるとこ
ういうことでした。彼らの会社の目標は、「デザイナーの考える未来をカタチ
にすること」なのですが、その未来について問題提起をしてくれた人がいて、
平野さんが感銘を受け、ある人のコメントをメルマガに掲載したというわけで
す。そこでは、こんな話が載っていました。

(前略)
> 現在、世界で8億人以上が慢性的に飢えの状態で苦しんでいます。
>
> これは世界中で約7人にひとりが飢えに苦しんでいることになります。そし
> て、5秒間にひとりが飢餓に関連した原因で亡くなっています。
> また、5歳未満の子どもについては、毎日1万8千人が飢えや栄養不足で死亡
> しており、これは1分毎に12人の子どもが亡くなっているか、一時間毎に子
> どもで満席のジャンボジェット、2機が毎日墜落していることになります。
>
> このように、「飢餓」は緊急介入を要する深刻な現実問題なのに、
> 日本に住む私たちには全く関係ないことのように感じられませんか?
>
> 私たちにとって、「自分が描く未来のために努力する」ということは当た
> り前のようですよね。
> でも、世界中の多くの人々にとって、このままだと「未来」はもう既に決
> まってます。
> それは、苦悩、困惑、肉体的・精神的疲弊、絶望、そして人生の素晴らし
> さを十分経験する前の「死」という現実です。
>
> デジタルステージさんは、「デザイナーの考える未来を形にする」という
> 素晴らしいメインテーマをお持ちですが、世界中のもっと多くの人々と、
> そんな夢や希望に満ちたLiFEを分ち合いたいと私は思っています。
(後略)

一部の引用では、言わんとしていることが分かりにくいかもしれませんが、私
はその話から「ライフスライス」の持つリアリティについて考えながら、感じ
たことをジャンルを問わず自分のソフトのユーザーに伝えようとしている平野
さんの態度に感銘を受けたのでした。

次に「アフリカ」というキーワードはライフスライス研究所の所長である高梨
氏からの相談でした。「既存のメディアが紹介するステレオタイプのアフリカ
ではなく、多様なアフリカの姿を紹介する映像」を作りたいのだが、そういっ
たものができる人はいないか? と。

こうして知り合ったのが、今回の会議を主催しているACT2003の主要メンバー
会員でもあるAJFアフリカ日本協議会の方だったわけです。ライフスライス研
究所は、映像、ウェブ、イベントなどのプロデュースも行います。なぜなら、
「ライフスライス」に興味を持ちアクセスしてくる人はさまざまであり、その
人たちとより具体的なプロジェクトをやることこそがライフスライス研究所の
目的だからです。

私は、「アフリカ」について専門家というわけではありません。しかし、この
ようにライフスライスを通じて近づいてきた「アフリカ」というキーワードの
意味を考えていたいと思っています。そして、「ライフスライス」というプロ
ジェクト、もしくはユビキタスマンという人物の発信する情報を通じて普段交
差しない「点」を作り出していくきっかけになれればと思うのです。

ライフスライスブランドカメラ発売まであと158日!

※アフリカ日本協議会
  http://www.ajf.gr.jp/
 第三回東京アフリカ開発会議(TICAD3)
  http://www.asahi.com/politics/update/0929/002.html
 写真展「A DAY IN AFRICA」(オリンパス)
  http://www.olympus.co.jp/jp/events/DITLA/about.html
 デザイナーズブランドソフトウェア開発会社「デジタルステージ」
  http://www.digitalstage.net/
 教育系コンテンツ制作会社「インタープレス」
  http://www.inter-press.co.jp/

~「情報伝達」から「体験伝達」の時代へ ~
L I F E S L I C E . N E T > > http://www.lifeslice.net/
ライフスライス研究所 主任研究員 川井 拓也
jp_kawai@lifeslice.net

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■デジクリが主催するセミナーのご案内
小笠原たけし「プロがこっそり教えるウェブ制作術」
http://www.uketsuke.jp/show_event_detail.php?uno=47
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日時:10月3日(金)15:00~17:00
会場:Mebic扇町(大阪市北区南扇町6-28 水道局扇町庁舎 2F
   TEL.06-6316-8780 fax.06-6316-8781)
主催:デジタルクリエイターズ 共催:Mebic扇町
協力:ソフトバンクパブリッシング
申込み方法:上記URLより申込み登録受付
受講料:2,000円(税込み)当日決済
定員:70名 満員になり次第受付終了

内容:知らないと大きなミスにつながる落とし穴や「これさえ知っておけば!」
というTIPSを、わかりやすく解説。よくあるウェブ制作の本やマニュアルには
書かれてない、経験から得た情報やテクニックを紹介する、ウェブ制作現場の
人たち向けのセミナー。

受講対象:ウェブ制作を一通りできる方で、これから仕事としてやって行きた
いと思っている方。企画やプロデュースの人よりは、実際に手を動かして制作
する作業者、デザイナー向け。

ただいま参加申し込みを受付中です。

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■編集後記(9/30)
・「ピンポン」がテレビ放映されたのでビデオ録画して見た。「熱狂的なファ
ンをもつ松本大洋の世界、完全映画化!」という映画だから、たいして期待し
てなかった。松本大洋、ぜんぜん好きじゃないから。CGを使いまくった迫力の
卓球シーン、というのだけ興味があった。だから、窪塚洋介が気色悪いちゃら
ちゃらした演技で現れたとたんウンザリ。これはおふざけ映画かと思ったら、
けっこうクサい青春スポ根ものだった。それにしても、なに考えてるのかわか
らない主役のふたり。ほかの連中もアナクロな表現で、わざとそうやらせてい
るんだろうから、やっぱりお笑い映画か。試合シーンはわりとよかったが、ど
うせお笑いならもっと派手に「少林ピンポンかい」と思われるくらい過剰に演
出すればいいのに。スポーツのコーチ役にはお約束の竹中直人だが、いっこう
に面白くない。ババア夏木マリ(初めは久本雅美だと思った)の演技もなんだ
かカラ滑りで恥ずかしい。どうしても我慢できなかったのはタバコのシーンが
じつに多いこと。異常に多い。このご時世にあまりに喫煙に寛容というか無神
経。たばこ会社から金もらっているのだろうか。けむったい映画だ。(柴田)

・仕事が落ち着いてきたので、今日こそは0時までに寝ようと思っていた。が、
母親が、知り合いの会社のチラシレイアウトをロハで頼んできた。イラストの
描き起こしなどを入れて、最低でも10万くらいの仕事かなと返事したらびっく
りしていた。そうだよなぁ、5千円くらいで作れると一般の人は思ってるもん
なぁ。それにすぐに出来上がると思っているらしく、横に座ってラフレイアウ
トの行方を見守ろうとする。明日じゃダメなの? 時間かけないと適当なもの
しか作れないよ。後記まだ書いてないし、今日は寝たいのよと話しながらもラ
フを作り始める。ぶーぶー言っていたら、母は横で何か書き物をしはじめた。
何かと聞くと、代わりに後記を書いているという……。ネタを用意したら少し
は楽になるかと思ってと言い訳をする我が母……。おい!  (hammer.mule)

<応募受付中のプレゼント>
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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/ >

編集長     柴田忠男 <mailto:tdo@green.ocn.ne.jp >
デスク     濱村和恵 <mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ  神田敏晶 <mailto:kanda@knn.com >
アシスト    島田敬子 <mailto:keiko@days-i.com >
リニューアル  8月サンタ <mailto:santa@londontown.to >

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