[1398] BフレッツとBlogな日々

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1398    2003/10/08.Wed発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20217部
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     <自分の興味の脳内マップがぐぐっとそこに現れる>

■MKチャット対談 特別版
 BフレッツとBlogな日々
 まつむらまきお

■デジクリトーク
 ローマでの映画作り、ミーハーな裏話
 (1-2)魔法のインターネットで俳優探し
 みどり@ローマ

■イベント案内
 Mac-iTokyo 2003



■MKチャット対談 特別版
BフレッツとBlogな日々

まつむらまきお
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こんにちわー、まつむらです。今日は笠居さんがお休みなので、まつむらのウ
ダ話っす。

●なに考えてるんだ、NTT西日本!?

あー、まいったまいった。今日は回線をADSLからBフレッツマンションタイプ
への変更の日だったのだが、工事完了後、自分のMacでつないでみると、接続
できない。プロバイダの認証ではねられるのである。プロバイダのサポートに
電話して判明した驚愕の事実は、なーんとNTTの営業マンがプロバイダへのBフ
レッツ申し込みを勝手に「キャンセル」しとったのである!

実はBフレッツへの工事はマンションへの引き込みはとっくの昔に終わってい
て、各戸工事は2週間前に予定されていたのだが、NTT側の「都合」(チョンボ)
により、各戸工事が延期されてたのだ。その時NTT側がプロバイダに「工事延
期」ではなく「キャンセル」しちまったらしい(-''-;)。

おかげでBフレッツは開通しとるのに、プロバイダで認証されないという事態。
プロバイダのサポートがすぐに対応してくれたので、1時間ほどで接続できた
のだが、なに考えてるんだ、NTT西日本!?

あと、予想外だったのが、構内配線であるVDSL、「番号のある電話のライン」
じゃないと乗せちゃだめとのこと。うちのマンションには各戸2回線分の電話
線があらかじめひかれていて、一本あまるので、そちらをVDSL線にしてもらお
うと思ったら、ダメだと言われた(電話と光は関係ないはずなのに、なんで?
と聞いたら、そーなってます、とのこと〈笑〉)。おかげで、電話用のTA
(ISDNで二回線使っているので)の配置換えまでしなくてはならず、ヘトヘト
になった一日であった。

で、繋がったはいいが、うーん、マンションタイプADSL最大下り50メガのはず
が、あんまり早くないですなぁ。MacでもWinでも9メガくらい。で、フレッツ
スクェアというフレッツ内コンテンツにあるスピードテストだと、40メガくら
い出てるコトになってる。ここはフレッツというLAN内のコンテンツなので、
一般のサイトが遅いということはフレッツ─プロバイダ間で遅くなっていると
いうことみたい。ただ、同じプロバイダでも早い人もいるしなぁ...また違う
時間に計測してみよう...

上りはVDSL最大値の10メガほぼ出ている様子。今まで1メガ程度だったので、
10倍の差ははっきりと体感できる。ただ、FTPはいいのだが、iDiskが遅い。
転送は早いが、その前後の処理に時間がかかっている感じ。次期OSではiDisk
の高速化も約束されているので、それ待ちかなぁ~。

●iBlogを始めた

閑話休題
先週の近況欄にちらっと書いたが、iBlog
というのをはじめた。


ちょうど、月曜に神田さんがBlogについて書いてたが、iBlogはMac専用、イン
ド生まれの「CGIを使わない、なんちゃってBlog構築ツール」。シェアウェア
なのだが、今回「.Mac」ユーザー特典として無償で配られたのだ。

CGIを一切つかわず、ローカルで記事を更新、更新差分のみアップロードする
という、古式ゆかしき(笑)仕組み。.MacのホームページサービスはCGIが使
えないのだが、そんな環境でもこれならBlogができちゃうってわけだ。

最初からiDiskを使うように設定されているので(FTPサーバも設定すれば使え
るらしい)、面倒な設定は一切なし(iDiskのアクセス設定はOS側でなされて
いる)。編集アプリであるiBlogで、カテゴリーをわけて、あとは記事を書き、
更新ボタンをクリックするだけで、必要なページを自動的に作成、サーバにア
ップしてくれるのである。

感動的にラクチンなのが、画像の貼り付け。画像のドラッグはもちろん、コピ
ペが可能!(ファイルなくてもいいわけなのよ)な上、iPhotoのライブラリに
直接アクセス(これがiPhotoよりも操作が軽い〈笑〉)、適当なサイズに縮小
して取り込めちゃうのだ。iPhotoだけでなく、iTunesからMP3ファイルを割り
付けたり、ムービーを割り付けたり、まぁ、ホントに「ワープロ感覚」ででき
ちゃう。

こういうことをやっても、ファイル管理を一切やる必要がないわけで、ファイ
ル管理が大嫌いなまつむらにとって、何よりもありがたいのである。記事の編
集機能だけで足りない部分(画像へのテキスト回り込みとか)は直接htmlタグ
を記事作成時に書くことも可能なので、まぁ、たいがいなんとかなりますわな。

ページデザインは「テンプレート」と「スタイルシート」の二つの要素から成
り立っていて、これらをカスタマイズすることでオリジナルなページデザイン
が可能。CSS辞典とにらめっこしてがんばりましょう♪ iBlog本体での設定だ
けでも、パーツの着色程度や、ナビゲーション部分の編集はできちゃうので、
ほんと、htmlの知識ゼロでも、Blog立ち上げは可能なのだ~。

先に書いたように、iBlogはCGIレスなので、フィードバックはメールを利用、
トラックバックはなしという仕様なのだが、レンタルのコメントシステム
「HOLOSCAN」を利用することで、記事にコメント
をつけてもらうことができる。ここを利用するのはベーシックでは無料だが、
10ドルレジストすることで、コメントをメール転送してくれるようになる。

表に出ていない過去の記事にコメントをもらった場合、本人が気が付かない場
合もあるので、レジストは必須だろうな、とおもいつつ、現在はテスト運用中
である。いっそ.Mac純正ソフトとして、.Mac側でコメントとトラックバック機
能を用意してくれればいいのだけどね。

まぁ、要はよくできた公開日記ソフトなわけだが、なるほどやってみるとBlog
というのは「カテゴライズ」できるだけで「日記」とは全く違う可能性がある
ことが実感できる。日記だと、あとから日付で参照、よくてもキーワードでの
検索しかできないが、カテゴリーでソートすることで、自分の興味の脳内マッ
プがぐぐっとそこに現れるのだ。自分が興味を持っていることがソートされ、
繋がっていく様を見れるのは面白い。

Blogっていうのは、自分がなにかを発信していくという旧来の常識から、「ニ
ュースを肴に、自分の視点を売りに」という一億総久米宏状態なわけで、なる
ほど、こういう「視点の見せ方」もたしかにあるな、という肯定的な部分と、
どんどん話題が細分化、ネタ(トリビア)化してしまうことが引き起こすであ
ろう、コンテンツの崩壊を憂いながら、ブログに精を出す今日この頃なのであ
ります。

【まつむら まきお/まんが、イラスト、アニメーション作家】
Flashな3Dセミナー、来週はいよいよ札幌、その次の週は大阪です。
よろしくっ



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■デジクリトーク
ローマでの映画作り、ミーハーな裏話
(1-2)魔法のインターネットで俳優探し

みどり@ローマ
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●キャスティングって難しい

まず最初にいただいたオシゴトは「男はつらいよ」第一話をイタリア舞台に直
した脚本の、イタリア語への翻訳だ。講談社のマンガ編集部と10年程仕事して
いたから翻訳する事自体は目新しい事ではない。

脚本の書き方というのがある、と言われ、アメリカの脚本の一部を見本に
もらった。
ト書きは用紙の行一杯に。
台詞の前の人の名はセンターへ。
台詞は用紙幅の50%ほど占めるようにしてセンターへ。
各ト書きと台詞の間は一行あける。

(↓こうなります)
http://midoroma.hp.infoseek.co.jp/cinema/image/scena.jpg

訳したものをワードで見本のように直して行くのは、面倒な作業だったけれど、
「映画の仕事をしてるんだ!」という思いがうふふだった。おかげでワードの
ショートカットを覚えた。

それから、俳優探しだ。「カルロ・ベルドーネがいいと思うんだけど。何とか
連絡先分からない?」と熊田さん。

(↓この人です)
http://midoroma.hp.infoseek.co.jp/cinema/image/verdone.jpg

カルロ・ベルドーネというのは、漫談から自分で脚本、監督、主演をやった映
画を引っさげて20年程前に登場してから、生活に根ざしたイタリア喜劇映画の
大御所になった人だ。イタリア人なら誰でも知ってる大物である。さいわい、
オフィシャルサイトを持っていたので、事務所の連絡先はすぐに分かった。

カルロ・ベルドーネと話す私…等想像しながら熊田さんに伝えると、「一番早
かったね」と喜んでくれた。

私は(多分このプロジェクトの中で唯一の)映画の素人だけど、当然、映画界
に籍を置いている他の人に打診をしていたわけだ。熊田さんはインターネット
をやらないから、私の情報収集の素早さに驚いたようだった。

最近のカルロ・ベルドーネをテレビで見た熊田さんは、年が行き過ぎてるから
駄目だねと別の候補を捜す事にした。カルロと話す私のイメージに大きな×印
がつけられた。

そして次の候補を「昨日のカナレ5(民放全国ネットのテレビ局/ベルルスコ
ーニ首相所有)で、午後見たんだけど、喜劇役者がいてね。それがいいように
思うんだけど、見た? これだけで分かるかな?」

私にはインターネットがあります!

カナレ5のサイトへ行き、昨日の午後の番組から喜劇役者が出そうな番組を探
し、その番組の詳細ページへ行ってみる。出演者の名前があり、写真も出てい
る。あ、この人だ。マンリオ・ドビ(マリオの間違いではありません。マンリ
オという鼻つまりのような名前もあります)。カナレ5のお笑い番組で、有名
人の物まねをやる。イギリスのチャールズ皇太子のまねの皮肉が効いて秀逸だ。
この番組は実は毎週見ていた。

他に喜劇役者は出ていないから彼に間違いない。

(↓この人です)
http://midoroma.hp.infoseek.co.jp/cinema/image/manlio.jpg

マンリオ・ドビで検索し、所属事務所の電話番号を入手。熊田さんに伝え、早
急にアポイントを取るように言われ、電話しまくってその手配。

マンリオと話す私、のイメージは実現した。ローマの事務所で会い、その時公
演中の芝居を(ただで)見に行った。切符売り場に並ぶ「一般人」をよそに、
どうぞどうぞと招かれて劇場に入って行くのは気分がいい。

ただ、そこまでは良かったのだけど、次のアポイントを勝手にずらし、しかも
遅れてきて、熊田さんは「このプロジェクトをおもしろがって、率先してやり
たい、と思ってくれないようじゃやってほしくないよ」と、マンリオはやめに
する事にした。

ま、いいか。写真も撮ったし、握手もしたしな。

大映時代、素人だった若尾文子を育てた経験を持つ熊田さんは有名な人でなく
てもいいんだよ、と、声をかけまくった。有名人じゃなくてもいいんですかぁ
?と、私も知った範囲で声をかけまくり、講義を持っているマンガ学校の受付
の甥っ子や、漫画家の友だちで芝居をやってる人の写真を熊田さんに送った。

この映画が当たれば、一躍有名人かもしれないしな…

イタリア人の渥美清を探しているわけではない。

渥美清は渥美清しか渥美清でいられない。

それでも、そこにいるだけでおかしい、ちょっと悲しい雰囲気は持っててほし
い。オーバーなアクションで笑わせたくない、というのは納得だ。

脚本にはかなり台詞があるけれど、本番ではかなり削って表情や態度で表した
いと熊田さん。

主演の寅さん役だけでなく、マドンナ役の踊れる人を、バレエを教えてる友だ
ちの生徒の中にいないか、と見に行ったりした。候補者を集めてテストフィル
ムを撮ったりしたが、これ!という人には会わなかった。

キャスティングって難しいのね。

しばらく熊田さんから音沙汰がなくなり、私はマンガの翻訳の本業(?)の方
に忙殺された。

そして昨年(2002年)の1月、通訳として日本へ行くミッションが降って湧い
た。熊田さんの他にイタリア人プロデューサーのフランチェスコと第一話監督
のルカ・マンフレディがいたからだ。

これは次回に。

【midori】
htmlメルマガを発行してます。
http://midoroma.hp.infoseek.co.jp/mm/menu.htm

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■イベント案内
Mac-iTokyo 2003
http://www.mac-itokyo.net/
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会期:10月12日(日)13日(月・祝)
会場:丸ビルコンファレンススクエア(丸ビル8F)丸ビルホール(丸ビル7F)
主催:Mac-iTokyo 2003実行委員会
入場券:500円(税込み)前売りのみ
http://www.mac-itokyo.net/ticket.html

●ユーザグループ・出展社展示コーナー
(12日12:00~18:00、13日10:00~17:00)

アップル社による製品デモ&展示をはじめ、マイクロソフト社、アクト・ツー、
毎日コミュニケーションズ、ヤノ電器など、主要ベンダー約30社、ユーザーグ
ループが出展。Macプラットフォームの最新製品・サービスが展示、紹介され
る。会場は7Fおよび8F。

●コンファレンス/セミナー/ハンズオン
(12日13:00~18:00、13日11:00~17:00)

・アップルコンピュータによるハンズオンセミナー
http://www.apple.co.jp/hotnews/2003/mac-itokyo/
(キーノート、プロステージは申し込み終了。ハンズオンは当日申し込み)
・マイクロソフトによるハンズオンセミナー
http://mac-itokyo.augc.net/handson/02.html?c=ms
(事前予約が優先)
・ファイルメーカー・ハンズオンセミナー
http://mac-itokyo.augc.net/handson/02fm12.html
(事前予約が優先)
・ファイルメーカーPro ユーザーズ・ソリューションセミナー
http://mac-itokyo.augc.net/handson/02fm13.html
(事前予約が優先)

・Mac-iセミナー(8Fコンファレンスルーム)
http://www.mac-itokyo.net/isemi.html
受講料:無料
各セッション開始の15分前より入場できる。事前登録者は優先的に受講できる
が、事前登録をしていない場合は立ち見、あるいは受講できないこともある。
Mac-iTokyo 2003入場券が必要。(事前登録の締切:10月10日)

「DTP&グラフィック環境におけるMac OS X移行の分岐点」
日時:10月12日(日)14:00~15:00
パネラー:海津宜則(イラストレーター/デザイナー)、菊池美範(アートデ
ィレクター)、駄場寛(イラストレーター)、吉井宏(イラストレーター)
司会:諫山研一(デザイナー/カメラマン)
内容:Power Mac G5の登場により、DTP・グラフィック業界ではMac OS Xへの
移行が課題となっている。業界のオピニオンリーダーたちはこのテーマをどう
考えているのか? 本音とMacOS Xへの期待を込めたパネルディスカッション。

「Mac Fanミュージックグランプリ発表・表彰式」
日時:10月12日(日)15:30~16:30

【デジタルマンガ協会特別セッション】これからのマンガの見せ方
日時:10月12日(日)17:00~18:00

【MOSA特別セッション1】開発者が語るMac OS Xの可能性
日時:10月13日(月・祝)10:30~11:30
講師:高橋政明(MOSA常任理事)
内容:Mac OS Xのまだあまり知られていない潜在能力を説明する一般利用者向
けの技術解説セッション。Accessibility APIを利用した試作ソフトを実例に
Mac OS Xのしくみを解説。

【ACE特別セッション】フォトシネマで学校生活を楽しもう!
日時:10月13日(月・祝)12:00~13:00
講師:西澤廣人(埼玉県立所沢西高等学校教諭)
内容:ACE(教育とコンピュータ利用研究会)による教育現場からの報告。画
期的なソフトウェアとして話題のLiFE with PhotoCinemaをいち早く導入した
授業の実例を紹介する。導入方法から、生徒たちの反応、変化までを報告。

【MOSA特別セッション2】最新ヒット製品の秘密
 日時:10月13日(月・祝)12:00~13:0013:30~14:30
メインプレゼンテーター:大谷和利
コメンテーター:岩田勇、魚井宏高、立野康一
内容:ヒット製品やMacテースト溢れるユニーク製品はどのように生まれるか
‥‥をテーマに、Mac関連製品を開発する際にヒントとなる発想や視点を事例
を交えて紹介する。

「個人利用から大規模システムまで、ファイルメーカー製品のための適切なシ
ステム運用環境の作り方」
日時:10月13日(月・祝)15:00~16:00
講師:高岡幸生(ファイルメーカーPro東京ユーザズミーティング幹事)
内容:ファイルメーカーProは、個人から企業の大規模システムまで幅広く使
われているデータベースソフトウェア。規模に応じたファイルメーカー・ソ
リューションの運用環境についてわかりやすく解説。

●プレゼンテーションステージ
(12日13:30分~20:00、13日10:00~17:00)
丸ビルホール内ホワイエにて(7F)。

●“教えてファイルメーカーPro” ユーザーズよろず相談所
(12日12:30~18:00、13日10:00~17:00)丸ビル8F Glass Room

●Mac Fan Night!
(12日18:30~20:30)
Mac Fanが主催するライブイベント。チケット(2,000円、1ドリンク付き)は、
Mac Fan Net(http://macfannet.mycom.co.jp/)で発売中。Mac Fan Night!
には、Mac-iTokyo 2003入場券がなくても入場できる。

●Mac-iTokyo公式オフ会(連動イベント、別会場)
事前登録無しで参加できる「Mac-iTokyo公式オフ会」も開催。
(12日21:00~23:00、参加費2,000円)

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■編集後記(10/8)
・8月から9月にかけてWOWOWが放送した「スティーヴン・スピルバーグ TAKEN
(テイクン)」全10話分を録画しておいた。「物語は第二次世界大戦から現在
までの約半世紀にかけて、地球にやってきた未知の生命体と人類の3家族の4つ
の世代がおりなす、かつてないSF大河ドラマ」といううたい文句なので、なん
だかめんどうくさそう。だから用心して日本語版を録画しておいたのだ。先日
意を決して見始めたらたちまち引きこまれた。一日一話じゃ物足りなくて二話
見てしまう日もあった。最初から、この物語は少女のナレーションが入る。な
んだか格言めいたりして、妙な違和感があると思っていたが、それはとうとう
現れたこの壮大な物語の主役ともいうべき超能力少女、アリーの日記だった。
このアリーという少女がじつにかわいい。昨夜までに9話見た。あと1話でこの
物語の謎が解明される。見てしまうのが惜しいような気もする。  (柴田)

・過労で亡くなった人の話をTVでやっていた。リストラが怖くて、社長に言わ
れるまま残業、休日出勤をしていたらしい。「土曜日も休めず」「午前6時か
ら午後11時まで働いていた」という奥さん。うーむ、私は過労ゾーンのようだ。
以前の自分なら社長をひどいと思ったかもしれない。実際ひどい社長かもしれ
ない。でも今、以前と同じ賃金や条件を社員に用意しようとしたら、たくさん
働いてもらわないと無理。社長に不況を乗り切る才覚がないなら、社員は諦め
て見限って転職するしかない。もしくは乗り切れるよう力になるしかない。そ
うね「賃金下げてくれてもいいよ、社長、だから休ませて」と言っていいかも
よ。ワークシェアリングしましょうって。残業しなくていいよ、業績上げなく
てもいいよ、なんて甘いこと言っていたら、その会社は潰れるだろう。潰れた
ら「あの社長のせいで俺らは路頭に迷う」と言われるかも。給料カットと言っ
たら「俺らは真面目に働いているのに」とかさ。どっちにしても社長って孤独
っすね~。才覚必要っすね。従業員の家族まで背負うのね。 (hammer.mule)

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 スタイルシート ステップアップアレンジブック 1389号
 プロフェッショナル・フォトグラファーのためのデジタルカメラと周辺機材
 2004 1391号
 LIGHT WAVEでいこうぜ! 1391号

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