[1401] アルバムはすべて聴け

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1401    2003/10/14.Tue発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20243部
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         <読んでるだけでヨダレが出てきた>

■デジタルサウンズ研究室
 アルバムはすべて聴け
 モモヨ

■買い物の王子さま 第13回
 一回に三度おいしいお店
 石原 強

■ライフスライス研究所
 オリジナルデジカメ開発奮闘記(2003年10月14日火曜日)
 第35回「HAPPY LIFE FOR HAPPY WORLD」
 ユビキタスマン

■展覧会案内
 記録と表現 アーカイヴを作る、使う
 第14回「キリンアートアワード」受賞作品展
 時空を超える風景たち 明治の記録画から現代都市の写真まで

■セミナー案内
 広告・デザイン業界の皆さま向けMac OS X活用セミナー
 第2回パワーアップセミナーin大阪2003



■デジタルサウンズ研究室
アルバムはすべて聴け

モモヨ
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前回は、私の友人に、酒が入るとロックの死を嘆き悲しんだ果てに暴れだす困
り者がいた、という話を書いた。そこから、『生きているロック』について考
えをすすめ、ストーンズなり、ビートルズなり、それぞれ、前後作との差分、
そこに私は生きているロックを感じとっていた、というところまで話を進めた。

よく、ビートルズのアルバムは各種特色のある作品ばかりなので人によって好
き嫌いがわかれる、といわれている。若い友人達に、ビートルズのどのアルバ
ムを聴けばいいか? そういう質問に対して、私も、こうした一般論を便宜的
に口にしてしまう。

正直なところを言うと、これは細かいことを口にするのが面倒だ、という気分
も多分に作用していよう。なぜなら、私は、どのアルバムも好きだし、それぞ
れリリース順に体験し納得し、享受してきた。それぞれ聴きこんできたのだか
ら、実際のところ、アルバムに差別などないのだ。本心をいえば、多少、とま
どいを覚えても、それでも、全アルバムをリリース順にすべて聴く、それをす
すめたい。

最近の若い人にはアルバムを丁寧に聴く人も少ない。自分が納得できない音に
出会った際に、拒否する人も多くなっているだろう。かつてのような、新しい
美意識を獲得できるまで執念深く音に聞き入るようなタイプの音楽ファンが少
なくなっている。

その理由は単純で、私達が少年少女であった数十年前、アルバム一枚の価格は、
いまのCDと大差ないものだった。それから数十年たっていることを考えれば、
即、把握できると想うが、それだけレコードは高価だったのだ。だから、小遣
いの大半を使って購入したアルバムに、期待したサウンドがみつからなくても、
それこそ徹底的に聴く。その音に何かを感じとるまで聴くわけである。

もちろん、こうしてあがいた結果、何も発見できない場合だってある。一月分
のこづかいを消費した以上はそれなりのものを獲得したい、少年少女がこう考
えるのは、多分、今も昔も変わるまい。

こうした諸事情から、二~三十年前の少年少女は、アーティストの刻々の進化、
成長を真剣に受け止めてきた。

それに加えて、現在のように、試聴したうえでニーズにあわせた音楽を購入す
る環境は普及していなかった。自分の好みはこうだから、あるいは、自分のラ
イフスタイルは××だから、××な音楽をゲットしたい、そんな感じでは決し
て無かったのだ。今のより若い世代の少年少女は、満ち足り、幸せな分だけ、
失ったものがあるような気がしているが、それはまた別の話。

十枚程度を聴けばいいわけだから、さほど困難ではない。ビートルズを本気で
知りたいなら、アルバムをリリース順に聴く、この方法しかないと想う。こう
した作品の受容法は、考えてみれば、文学に対する享受法と似ている。

たとえば、私は、一人の作家の個人全集などを手に入れて、断簡零墨、手紙や
メモ、日記の類も、年代順に全て読むが、こうすると、それまで見えていなか
った小宇宙が見えてくることがある。一度、この味を知ってしまうと、病み付
きになる。作家と彼を取巻く時代が目の前に浮かぶようになる。それが面白く
て一時は文学に耽溺してしまったくらいだが、それはともかく、こうした方法
によって、私達は作家が時代に与えた影響、果たした役割、作品本来の意味を
再発見する次第である。

私が『生きているロック』の所在を作品の差分云々としたのは、こういう意味
を背後に持たせているからだ。こういう眼は歴史眼とでもいうのだろうか。こ
れを持っていれば、自己複製、再生産に終始するようなアーティストを賞賛す
るような勘違いはなくなるはずなのだが、如何なものか。

モモヨ(リザード)管原保雄
http://www.babylonic.com/

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■買い物の王子さま 第13回
一回に三度おいしいお店

石原 強
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メルマガの読者の方から、素敵なお店を紹介してもらいました。生パスタが自
慢のイタリアン・レストランのネットショップです。中でもオリジナルの「ジ
ターナ」というパスタがおすすめとのこと。パスタは私の大好物。早速アクセ
スしてみました。

トップページは、にぎやかでアットホームな雰囲気。それに必要な情報がきち
んと整理されて好印象。美味しそうなパスタの写真を眺めていると、すぐにで
も食べたくなる。運良く「9月のお試しセット」にジターナが入っています。
ラザニアとセットで2,500円。送料・消費税込みがありがたい。それにジター
ナの商品説明がいい。「14kgのたまねぎを半日かけて3kgまで炒める」など、
一見シンプルなトマトソースの「ジターナ」へのこだわりを熱く語っているの
です。そこまでこだわったソースは、一体、どんな味なんだろう。説明は、こ
んな言葉で締めくくっていました。

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まず、口に入れた瞬間に、玉ねぎの甘味がいっぱいに広がります。そしてアン
チョビの風味を楽しみながら、食べていると、最後にトウガラシの辛味がピリ
リと効いてきます。
この一口だけの間に、くりひろげられる何度もの変化が、一度召し上がった方
に「癖になる」「また食べたくなる」と言っていただける理由なのです。
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読んでるだけでヨダレが出てきた。もう我慢できずに注文。食べ物は気分が盛
り上がっているうちに食べたい。今は金曜日の夜。2日で届くと書いてあるの
で、配送指定を日曜日の午前中にした。ギリギリで大丈夫かなあと思っていた
ら、翌土曜日に発送のお知らせが来て一安心。わくわくしながら待っていたら、
日曜日の午前中にクール便で届きました。

すぐにダンボールを開けると、商品と一緒に作り方の説明書きが入っていた。
ゆで時間や手順が丁寧に書いてあって「おいしく食べて欲しい」というお店の
心遣いを感じました。よくサイトに作り方や食べ方が載っているけど、あれは
不便だ。画面をスクロールしながら料理するなんて、嫌がらせに近い。

説明通りに、生パスタをゆで、ソースを温めて、アッという間に出来上がり。
ラザニアも温め直すだけだから簡単です。ボリュームはタップリ2人前。家族
にごちそうしたら「お店で食べるよりおいしい」と大喜び。お手軽&リーズナ
ブルに本格パスタが楽しめて、かなり得した気分になった。

また食べたいなあ、なんて思っていた2~3日後「無事に商品は届きましたか?
ご感想をお聞かせください」という丁寧なメールが届きました。何気ない内容
ですが、食べ物だけにきちんとフォローをしてくれるのはうれしい。とても美
味しかったと感想を書いて、メールを返信しました。

食べておいしいだけじゃなく、買う前も買った後もおいしさを味わえるお得な
お店。来月のお試しセットが出るのが今から楽しみです。

パスタを買ったお店「イル・ほうれんそう」
http://www.horenso.com/

【いしはら・つよし】t.ishihara@compolex.jp
ウェブプロデューサー、サイトアナリスト
買った後のフォローがうまいお店は、また買いたくなるのですね。これから食
欲の秋だし、ネットでおいしいものを買うペースがアップしそうです。引き続
き、読者の皆様のごひいきのお店、募集中。自薦も大歓迎です。

『お金をかけないサイト運営術』
http://www.compolex.jp/magazine/

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■ライフスライス研究所
オリジナルデジカメ開発奮闘記(2003年10月14日火曜日)
第35回「HAPPY LIFE FOR HAPPY WORLD」

ユビキタスマン
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2004年3月3日に独自仕様のコミュニケーションツールカメラを発売することを
目標に、それまでの道のりをレポートする本連載。今回は、週末に行われた東
京デザイナーズブロックのレポートです。

イベントというのはたくさんの出会いがあります。そして、会場ではカメラの
貸出、回収、データ整理などに追われるため自分たちはなかなかイベント自体
を楽しむ時間がありません。しかし、戻ってくるカメラからそのイベントを楽
しんだユーザーのたくさんの体験を垣間見ることができます。

なにより、「楽しかった!」「なんか新鮮だった!」という感想と笑顔のフィ
ードバックがあることが、私たち最大の喜びです。

今回の東京デザイナーズブロックは、ライフスライス研究所が参加するイベン
トとしては、沖縄での「ワナキオ2002」、広島での「どこでも博物館」、向島
での「アサヒアートフェスティバル2003」、代々木での「アースデイ2003」、
湘南での「ベフィットフェスティバル」に続き6回目となります。それぞれの
経験からサービスにはさまざまな改良が加えられるているのですが、今回の最
大の特徴は、会場からのダイレクトアップロードと専用ビュアーの開発でした。

カメラは3時間無料でレンタルされ、2分ごとのスライス間隔で作動します。表
参道・青山という広いエリアを対象にした回遊型イベントである東京デザイナ
ーズブロックの特徴から2分という短いスライス間隔が選ばれました。受付の
国連大学のメディアセンターのブロードバンド回線を使えることから、カメラ
を回収後すぐさまカメラ内の画像すべてを圧縮、ネットに転送、ブラウザ上で
展開させます。カメラ貸出時にユーザーの顔を撮影し、その一枚目を抜き出し
て自動で表示します。カメラ回収時に寄せられたユーザーのコメントも同時に
アップするようにしました。

私たちが、細心の注意を払ったのは「一枚目の笑顔を撮影すること」でした。
カメラに興味を持ってくれた人に説明しながら、話しかけその人らしい表情が
垣間見れた瞬間にシャッターを押す。それは、無意識を記録するライフスライ
スのカラーを引き出すための、唯一の意識的シャッターの瞬間です。こうして
集められた4日間でのべ74人のライフスライスは、とても楽しそうでハッピー
でカラフルな週末の記録になりました。

私たちは、4日間国連大学の受付からまったく離れることができませんでした。
でも、ユーザーの人達のスライスを見ることでとても楽しい体験を分けてもら
うことができたのです。そこには、大雨、空、夕暮れ、街といった環境要因や
デザイン、インテリアというイベントのテーマ、そして食事や出会いなどのユ
ーザー個別の体験要因が写り込み、その人の個性が十分反映されていました。
今回のこの体験から、私たちはライフスライスに新しいキャッチコピーを採用
することにしました。

「HAPPY LIFE FOR HAPPY WORLD」

自分たちの日常、地域、身近な人を愛してハッピーであること、その積み重ね
が世界を平和にする原動力になる。今回、たくさんの素敵なスライスを見たこ
とでそう確信しました。

ライフスライスブランドカメラ発売まであと144日!

※「CHECK IN TDB EX」
 http://www.lifeslice.net/tdb/

~「情報伝達」から「体験伝達」の時代へ ~
L I F E S L I C E . N E T > > http://www.lifeslice.net/
ライフスライス研究所 主任研究員 川井 拓也
jp_kawai@lifeslice.net

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■展覧会案内
記録と表現 アーカイヴを作る、使う
http://www.ntticc.or.jp/Calendar/2003/kirokutohyougen/index_j.html
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会期:10月10日(金)~11月24日(月・祝)10:00~18:00  月休(祝日の場
合は翌日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] ギャラリーA、B(京
王新線初台駅東口から徒歩2分、東京オペラシティ タワー4階)
入場料:一般300円、大高生以下無料

内容:アーカイヴの構築とその利用・活用について考える「展示/シンポジウ
ム/ワークショップ」のイべント。ギャラリーAでは、平日には科学ドキュメ
ンタリー映画を上映。20世紀がどのように科学・歴史をとらえていたのかを振
り返る。土曜日には、アーカイヴをとりまく諸問題に関してのシンポジウムを
開催、日曜日・祝日には、アーカイヴの作り方/使い方をテーマにしたワーク
ショップを開催する。ギャラリーBでは、デジタル技術によるデータの蓄積と
その表現をテーマとした実験/展示を展開。それらを通してデジタル・テクノ
ロジーの関与で「アーカイヴ」がどう変容/進化していくのかを考える。

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■展覧会案内
第14回「キリンアートアワード」受賞作品展
http://www.kirin.co.jp/active/art/art-award/2003.html
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今年で14回目を迎えた「キリンアートアワード」は、音楽・演劇・ダンス・絵
画・彫刻・映画・ドキュメンタリー・映像・ビデオアート・写真・インスタレ
ーション、その他9部門において昨年を大幅に上回る過去最高の1102作品の応
募があり、入賞作品12作品を決定した。

「キリンアートアワード2003」受賞作品展(入場無料)
・東京展
会期:10月15日(水)~11月9日(日)10:00~19:00
会場:ヒルサイドフォーラム(東京都渋谷区猿楽町18 TEL.03-5489-3648)
・大阪展
会期:11月14日(金)~2004年1月11日(日)11:00~21:00
会場:KPOキリンプラザ大阪(大阪市中央区宗右衛門町7-2 TEL.06-6212-6578)

「キリンアートアワード2003」受賞作品一覧
【最優秀作品賞】なし
【優秀賞】2作品
石渡誠(27歳)『VACUUM PACKING!』
椎名勇仁(30)『火山焼』

【奨励賞】8作品
阿部高治(37)『SOW SEEDS LAND-oculistesに捧ぐ』
今井綾子(19)『万色の夢(子の頭で思う全て)』
北川純(38)『裸体像Tシャツ計画~長い髪~』
五島一浩(33)『FADE into WHITE#4』
高島大理(37)『天の鳥舟』『地球を描く富士さん』
名和晃平(28)『PixCell』
藤川直美(25)『Green Domino』
水谷一(27)『苦痛の視野を解読すること』

【審査員特別優秀賞】
K.K.『ワラッテイイトモ、』
*作品が著作権・肖像権を侵害する恐れがあるため、展覧会では作家の了解を
得た上で公開版を展示。

【審査員特別奨励賞】
東野哲史(27)『W.D.Y.G. カタルシス』
*作品が著作権・肖像権を侵害する恐れがあるため、展覧会では作家の了解を
得た上で公開版を展示。

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■展覧会案内
時空を超える風景たち 明治の記録画から現代都市の写真まで
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/03/jiku/index_j.html
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会期:10月11日(土)~12月7日(日)10:00~18:00
休館:10/14、10/20、10/27、11/4、11/10、11/17、11/25
会場:世田谷美術館1階企画展示室(世田谷区砧公園1-2 TEL.03-3272-8600
NTT東日本ハローダイヤル)
入場料:一般600円、大高400円、中小生300円、65歳以上300円
内容:同美術館の収蔵品を中心に、風景を主題とした国内作家の作品(洋画、
日本画、写真、版画など)約200点を展示し、風景という主題をめぐる表現が
どう変化してきたか、その一端を紹介する。

●講演会「東京風景考」
料金各回300円 当日先着200名

日時:11月9日(日)14:00~16:00
「新発見!! 高橋由一の長男・源吉が描いた明治の東京」
講師:大熊敏之

日時:11月23日(日)14:00~16:00
「東京の路地裏、 懐かしさの根拠」
講師:森まゆみ

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■セミナー案内
広告・デザイン業界の皆さま向けMac OS X活用セミナー
http://www.too.com/event/2003/apple10_sapporo/
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Tooは、Power Mac G5及びMac OS X v10.3「Panther」とあわせ、カラーマネー
ジメント環境構築を紹介する 「広告・デザイン業界の皆さま向けMac OS X活
用セミナー」を、札幌コンベンションセンターにて開催する。

『Power Mac G5とMac OS X v10.3「Panther」のパフォーマンス』
講師:アップルコンピュータ 小林衛
『実践!デジタルワークフロー/カラー環境の作り方』
講師:NPO法人日本パブリッシング協会副理事長 森山隆次

日時:10月28日(火)13:00~17:30
定員:100名(無料・事前申込制)
会場:札幌コンベンションセンター 104・105会議室(札幌市白石区東札幌6
条1丁目1-1)
http://www.sora-scc.jp/access/access.htm
申し込み方法:サイトより

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■セミナー案内
第2回パワーアップセミナーin大阪2003
http://www.monz.co.jp/Powerup/
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日時:11月7日(金)14:00~19:30
会場:太閤園(大阪市都島区網島9-10)
定員:120名(定員になり次第締め切り)
参加費:10000円(情報交換会パーティ参加費をふくむ)
申し込み締め切り:10月31日
主催:印刷之世界社
後援:大阪府印刷工業組合、大阪府グラフィックサービス協同組合、近畿グラ
フィックコミュニケーションズ工業組合

第一部・パネルディスカッション「新規顧客の開拓・印刷営業の体質は何処ま
で改善できるか」
コーディネーター:松口正(大阪シーリング印刷)
パネラー:橋野昌幸(旭紙工)吉森雅彦(伸光クリエイト)吉賀文雄(富士精
版印刷)
第二部パート1・基調講演「過去の常識は通用しない、自分のことは自分で/
2008年からの印刷業界」
講師: 浅野健(全印工連「2005計画」特別委員会委員長)
第二部パート2・鼎談「キーワードは先進性と健全性」(仮題)
主監:浅野健
出席者:西井幾雄(大阪府印刷工業組合副理事長)野崎美治(兵庫県印刷工業
組合常務理事)

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■編集後記(10/14)
・水道の蛇口につける簡易浄水器を差し上げますという。その電話によると、
以前そこのサイトにアクセスし、アンケートに答えたからだという。確かにサ
イトを見た覚えはあるが、なんか書き込んだ記憶はない。でも、まあ無料でお
試しできるならいいや。いちおうそこのサイトをチェックしてみたら、思い出
した。その高性能浄水器はサイトに価格が出ていないのだ。年に一度2800円の
フィルター交換だけでいい、メンテナンスは年間6000円、月々3000円から購入
可能、これしか価格の情報がない。商品の価格を知らせないで、いいことばっ
かり掲載している。会社に電話したら、くれるという簡易浄水器は使い捨てで
本命の浄水器とは全然性能は違うという。なぜ価格が出ていないのかと聞くと、
すみません、いまサイトを作り直している最中ですという。税別で368000円も
するので、そのまま出すとお客様が引いてしまわれるので、と弁解していたが
あまり正直な商売とは思えない。たぶん、簡易浄水器をセットに来るとき(送
ってくれればいいと言ったら、取り外し方を教えるのでと言う)その高額商品
のセールスをする仕掛けなのだろう。前にもこんなことがあったなあ。エアコ
ン掃除1000円というサービスが、40万円もする掃除機のセールスだったこと。
サイトを見て信用できなくなったので、プレゼントはお断りすることにしたが、
いい商品ならもっと正々堂々と商売すればいいのにと思うのであった。(柴田)

・やっぱり大阪の試合は面白くなかった。K-1は興行だから、スター選手、人
を集められる選手をひいきしたくなるのはわかるんだけど、新しいスターは育
たないぞ。スターになりたかったらスター選手をKOするしかないのねぇ、とい
う感想になってしまった。SRS席ってほんとに格闘技が好きな人ばかりだと思
っていたらそうでもなくて、強い選手よりも馴染みのあるスター選手好きが多
いなと。カーター・ウィリアムスをGPに出してよ。あれTKOじゃないの? ボ
ンヤスキーの今後が楽しみ。ベルナルドのパンチ音が良かったので、もう少し
アグレッシヴな戦い方をしてくれたらなぁと。サム・グレコ出てくれてありが
とう。TVは見てないけど、聞くところによると解説は私の感じ方に近かったら
しい。だったらあの采配どうにかしてよぅ。「金返せ」な試合でしたわ。地下
鉄に堀啓選手が。連れ曰く、次世代の日本王者はこの人。  (hammer.mule)

<応募受付中のプレゼント>
 3ds max アートワークガイド 1400号

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