[1431] 怒りのブドウ球菌

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1431    2003/11/27.Thu発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20316部
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<だって僕の子なんだから育てるのは当たり前>

■笑わない魚
 怒りのブドウ球菌
 永吉 克之

■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト 3
 子供を持つってこんな感じでした
 茂田カツノリ

■イベント・セミナー案内
 扇町クリエイティブカレッジ!秋講座
 ・マスコミデビューで有名になろう
 ・オブジェとして、フライヤーを、デザインする。
 ・SEOセミナー&トークセッション
 ・新米社長のための、経営管理特訓セミナー
 ・ビジネスプランを作ってみよう
 DreamweaverMX & FireworksMX 操作基礎講座
 竹内敏信 写真集「天地」出版記念講演会

■サイト案内
 「がちょん共和国」

■ブックガイド&プレゼント
 テクスチャイリュージョン 画龍点睛  ワークスコーポレーション刊



■笑わない魚 94
怒りのブドウ球菌

永吉克之
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最近に顕著な現象なのかどうかは分らないが、視聴者の怒りを煽るテレビ番組
は多い。「怒り」というのは不愉快な感情なのに、あえてそれを催させるよう
な番組を観るというのは、その番組がもたらす怒りに、視聴者を共鳴させる何
かがあるからである。

関西ローカルであるが、某番組に『モーレツ怒りの相談』というコーナーがあ
る。役所で事務処理の手数料として、確かに○○円払ったのに10円足りないと
言われたので、その場ではシブシブ払ったが、後日、役所から「10円多かった
ので取りにくるように」という、あんたらは奉行所か、と言いたくなるくらい
横柄な通知があって、ドタマにきた、何とかしてくれ、という相談があった。

それを聴いてドタマにきたコメンテーターたちが、「これが普通の会社やった
ら、この役人クビになっとるで」とかなんとか、みなでボロクソにけなすので、
視聴者もドタマにきて欲求不満になるわけだが、前もってテレビ局が役所に問
い合わせをして、もらっておいた責任者からの釈明を紹介し「奉行所」に謝罪
させて、視聴者は溜飲を下げ、小さな満足を得るのである。

しかし、なんで私は、こんな午前中の主婦向けの番組を観ているヒマがあるの
だろう。う~む、仕事をなんとかせねばのー。

この手の番組はNHKにもある。11/20の『難問解決!ご近所の底力』で、東京、
下北沢の街の落書きに頭を痛めた住民の、落書きを一掃する活動が紹介された。
たしかに被害は目に余る。落書きは下北沢のほぼ全体に及んでいて、手のほど
こしようがない状態であった。

特に、個人商店のシャッターなどへの落書きを見ると、涙と汗でコツコツ溜め
た金でやっと持てた我が子のような店を汚された店主への同情とともに、夜陰
に乗じて汚名を刻印していく似非アーティスト達への憎悪がこみ上げてくるの
だが、そこはNHKである。犯人を取り押えて凄惨なリンチを加えるといったよ
うなシーンは期待できない。下北沢を愛する多くの若者達とともに、落書きを
根気よく消していくというポジティブな姿が描かれていた。感動的ではないか。

このふたつの番組のウケる点は、日常的で身近な怒りに的を絞っているところ
である。われわれにとっては、北方四島を不法占拠し続けるロシアや、日本の
頭をこえてミサイルを大平洋に撃ち込む北朝鮮よりも、指定日以外の日に不燃
ゴミを出す隣の奥さんや、散歩中に人の家の前で飼い犬に糞をさせて放置する
飼い主の方が、遥かに腹が立つ存在なのである。あのマナーの悪い隣の奥さん
が死ぬのなら、ミサイルが東京に落ちてもいいわ、と思うのである。

                 ■

しかし、われわれは、解消されない怒りの対象には、想像力によって鉄拳制裁
を加えようとする。実行に移すことはなくても、ボーリョク・マインドは、事
あるごとに顔を出すのである。

例えば、ある休日、電車に乗って街に出て、ショッピングをしたり映画を観た
り食事をしたりしてから帰宅するまでの間、ずっと秋空のように爽快な気分を
保ち続けるのは、他の街は知らないが、大阪では不可能である。

まず電車に乗り込むと、座席に深々と腰掛けて、両脚を放り出し、通路の半分
以上を遮断している鈍感な人間をたまに見かける。たいていは若い男である。
それを見て、周囲にいる『潜在的ドラゴン怒りの鉄拳』たちは、頭の中でいろ
んな、制裁シミュレーションをするはずである。仮に「長谷川」としておこう。

長谷川「おい若いの、その邪魔な脚どけろ。客はお前ひとりじゃないんだよ」
若い男「ああ? なんだお前」
長谷川「日本語が解らないのか? そのうす汚い脚をどけろと言ってんだよ」
  と言って若い男の脚を蹴りあげる。
若い男「やんのか、この野郎!」
  と言いながら、男は立ち上がって長谷川の胸ぐらを掴み、拳を振り上げる。
  その瞬間、長谷川の裏拳が男の顔面にヒットして男はその場に崩れ落ちる。
長谷川「いいかい、電車の中ではな、お行儀よくするもんだぜ、坊や」  
若い男「…あ、はい、分りました」
  と、男は怯えた目で鼻血をすすりながら消え入りそうな声で言うと、別の
  車両にコソコソと逃げて行く。
  乗客から万雷の拍手が起こる。「成駒屋っ!」という掛け声も聞こえる。
  水商売風で四十前くらいだが、小股の切れ上がった和服の似合ういい女が
  「男だねえ」とつぶやく。

しかし実際には何も起こらず、若い男は脚を放り出したまま電車が終点に着く
と、ノウノウと降りて去って行く。長谷川の心にはやりきれない気分だけが、
燃えきらないゴミように、いつまでも燻り続けるのであった。

また、夕方ごろは、道路が混んでいるから、交通量の多い通りは車の波が絶え
ることがない。歩行者もドライバーも空腹と疲れで殺気立っている時間である。

しかもマナーの悪さでは空前絶後の大阪のドライバーだから、横断歩道の上で
停車してはいけないなんて、違反しても死刑にならないような規則を守るはず
がない。だから歩行者用の信号が青になっても、前方の車がつかえていたら、
その車は横断歩道上に居座ったままなので、歩行者たちは無神経なドライバー
に殺意を抱きながら車の間をぬって横断しなければならない。

この時ドライバーが申し訳なさそうな態度を見せるならまだしも、携帯電話で
話しながら大笑いでもしていたら、もうダメだ。しかも助手席の女性の脚なん
か撫でていて、そのうえ女性が巨乳の美女だったりしたら、その侮辱に耐えら
れるのはガンジーだけだ。長谷川さんは『潜在的コマンドー』に変貌する。

長谷川「歩行者の邪魔だ、どけ」
運転者「前の車が動かねえんだから、しょうがねえだろ」
長谷川「停止線の前で止まらない貴様が悪い」
運転者「ごちゃごちゃうるせえんだよ、馬鹿野郎」
  長谷川、ボンネットに飛びのってフロントガラスを素手で叩き割り、ドラ
  イバーと女の胸ぐらを掴んで、窓から二人を引きずり出す。
長谷川「だったら、俺がどかせてやる」
  といって、車の片側を持ち上げて裏返し、路肩に転がす。
長谷川「これで道が空いた」
  周囲から歓声が巻き起こる。
  ドライバーの男に愛想を尽かした巨乳美女が、自分のマンションの住所と
  携帯電話の番号をメモした紙切れを長谷川に差出し「ノックは無用よ」と
  言って去ってゆく。

しかし結局、何も起こらないのである。歓声もマンションもなく、横断歩道の
まん中を占拠した車の脇を、屈辱と憤怒の入り混じった気持ちで通り過ぎるだ
けである。しかし、人は想像力によって、憤懣を解消できないまでも、抑制す
ることができ、いつかは忘れる。これができないと、

「調べによると、同日の夕刻、長谷川容疑者は、横断歩道を車でふさいでいた
丸山さんと口論になり、持っていたカッターナイフで丸山さんの胸部を突刺し
たとのことで、警察では傷害致死の疑いで…」

といったような羽目になるのである。想像力豊かな子供を育てよう。

【ながよしかつゆき/アーティスト】
私には、芥川賞を取った小説はだいたい面白くない、という根拠の希薄な固定
観念があって、現役の作家の受賞作品は、多分ぜんぜん読んでいないと思う。
しかし好奇心から、今さらお恥ずかしながら柳美里の『家族シネマ』を読んだ。
おっもしろぉーい小説ではなかった。そんな作品ならば受賞はしないだろう。
しかし、心が通わなくなった家族の有り様が淋しかった。悲しい、痛ましい、
淋しい、それが芥川賞作品であるという、新たな固定観念をゲットしたぜい。

E.MAIL / katz@mvc.biglobe.ne.jp
W.SITE / http://www2u.biglobe.ne.jp/~work

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■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト-3
子供を持つってこんな感じでした

茂田カツノリ
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「子供は良いものだよ」と言ってる手前、これまでの子育てがどんな感じだっ
たかという話をさせてもらいたい。これが事前に人から聞いたり想像したりし
てたものとはだいぶ違った。どんなことも自分で体験しないとわからないもん
だと思った。

まずは妊婦の話から。おなかが目立ってくると気を遣うが、実は本当に要注意
なのはその前の妊娠4カ月位までなんだそうだ。そして妊娠したけど途中でダ
メになる確率は年齢によるが10~20%と割と高いから、もしダメでも気落ちし
ちゃいけないんだ(難しいけれど)。

日本が妊婦や子供をいたわらない社会になってしまってることも、強く実感す
る。妻は一度たりとも電車の席を譲られたことがないし、クルマで走ってて粗
暴トラックに車間を詰められると、後ろ向きミサイルがほしいと本気で思う。

出産のことは、自分で経験してないし、わからん。せめて立ち会いたかったが
妻に断られた。ちぇっ。

産まれてすぐが大変なのかと思っていたが、実はそうでもなかった。新生児期
は昼夜を問わず3時間おきにミルクがほしいと泣くのだが、妻は仕事で徹夜な
どザラだったのでへっちゃら。たまに僕が起きて哺乳瓶で母乳を飲ませてたく
らい。泣いても声は小さいし寝てる時間も多く、動けないからベッドから落ち
る心配もない。この時期僕も妻も、普通に仕事をこなしていた。

ところが1歳を目の前にして、歩き始めるようになったあたりから状況は一変
する。手当たり次第に何でも口に入れようとするし、ベビーベッドから出せと
怒るし、ソファーに登っては転落するしで、まったくもって目が離せない。

ベビーサークルの中で遊ぶ子供と、それを見守りつつ仕事する親という情景を
想像してたのだが、実際はあんなものに入れられたら大騒ぎするだけであった。
こういう時期は、運動能力が付いて多少の聞き分けもする2歳位まで続き、つ
き合うにも体力がいるから覚悟した方が良い。

これから子を持つお父さんへ。妻の妊娠期間だけでもいいから、スポーツクラ
ブに行って腰を鍛えておこう。

●男と女はこうも違うのか

男女差って後天的に植え付けられるもんだと僕は思ってたのだが、これは明ら
かに違った。個人差は多少あるにせよ、男と女は赤ん坊のときから全く違う生
き物だと実感した。

女の子は周囲との調和を重視し、よく考えて行動している。その思考内容の深
さには舌を巻くことも多い。一方男の子は、気に入らないことがあると噛みつ
くし、タックルで相手を倒すし、ゴハンの食べ方も豪快。とくにうちの男の子
は粗暴で凶暴で乱暴で食いしん坊で、将来は楽しみだが今は結構手がかかる。

僕自身が一人っ子だったから、自分の子は2人以上で、それもできるだけまと
めて育てたいと考えてた。予定通り年子になったのだが、それが女・男の順に
なったのは実に幸運だった。女の子のほうが明らかに育てやすいからだ。いま
は上の子が3歳、下の子がもうすぐ2歳で、そろそろ大変さのピークは過ぎたと
いう実感がある。二人で楽しそうに遊ぶ姿を見てると、仲間を作っておいてよ
かったと思う。

子持ちになって仕事のほうは、やっぱり子なし時期のときほどいい加減にはい
かなくなった。子供の食事や睡眠の時間はちゃんと管理せねばならないから、
自分のペースではなかなか生活できないのだ。しっかり計画して効率よく行動
すれば問題ないのだが、根がいい加減な僕はペースを掴むのにちょっと苦労し
ている。まあ子がいなくても、計画的な行動は必要だから、まさにいいクスリ
なんだけれど。

「実現したい目標があるから、子供は持たない」とか言う人がいるけど、夫婦
で力を合わせれば、子供一人くらいどうってことないよ。逆に子育て程度の苦
労で成功が阻害されるような人は、子供がいなくたって成功できないと思う。

●「おいおい」と思った誰かの言葉

・「夫が子育てに協力してくれていいですね」→これは根本的におかしい。だ
って僕の子なんだから育てるのは当たり前であって、「協力」ではないだろう。

・「僕は労働時間が長いから子と接する時間がない」→そこまで長時間働かな
いと食わせられない自分というものを、ちょいと考えてみてほしい。

・「チャイルドシートをつけないと捕まるからね」→子供の命を守るためのも
のであって、“捕まるから”はおかしいよ。自分が捕まらなきゃ子供はどうな
ってもいいのか?

「自営で仕事できる専門的能力があってうらやましい」→あのさ、能力は空か
ら降ってきたんじゃないよ。勤め人してるときから会社に頼らなくても生きら
れる能力を持とうと勉強したんだよ。

というわけで、みなさん子供を作りましょう(しつこい)。

【しげた・かつのり】shigeta@amonita.com
Webプロデューサー/テクニカルライター、あるいはデジタル何でも屋。子育
てSOHO生活の楽しさにハマりつつ、少子化進む我が国を憂う38歳。有限会社ア
モニータの社長である妻のタカミミトコは、イラストレータで、Webデザイナ
ーで、2児の母。

有限会社アモニータ
http://www.amonita.com/

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■セミナー案内
扇町クリエイティブカレッジ!秋講座
http://www.mebic.com/seminer_info/occ0312.html
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●マスコミデビューで有名になろう
日時:12月1日(月)19:30~21:30
会場:扇町インキュベーションプラザ(Mebic扇町)2F(大阪市北区南扇町6-
28 水道局扇町庁舎 2F)
受講料:1500円
講師:服部貴美子氏[フリーライター]
内容:クリエイターであれ、中小企業であれ、芸人であれ、「マスメディア
への露出」を機にメジャーロードを走り始めた例は少なくない。現役雑誌記
者が語る「ネタの探し方」から、マスコミデビューへのヒントを探る。
予約・問い合わせ:Mebic扇町 Tel.06-6316-8780 info@mebic.com

●新米社長のための、経営管理特訓セミナー
第9回「IT活用の基礎知識」
日時:12月2日(火)19:30~21:30
会場:扇町インキュベーションプラザ(Mebic扇町)
受講料:1500円
講師:講師:竹内肇氏[合資会社パンカル]
内容:パソコンやインターネットを上手に活用し、効果ある経営改善を
図るための留意点などについて解説。

●ビジネスプランを作ってみよう
第5回「その事業は存続できるか? 資金・財務編」
日時:12月3日(水)19:30~21:30
会場:扇町インキュベーションプラザ(Mebic扇町)
受講料:1500円
講師:コンサルティングパートナー“GEMS”
内容:自社の利益構造はどうなっているのか? 資金は続くのか? 将来予
測をどうやって作るのか、売上と費用の予測根拠を考えてみます。

●オブジェとして、フライヤーを、デザインする。
日時:12月3日(水)19:30~21:30
会場:扇町インキュベーションプラザ(Mebic扇町)
受講料:1500円
講師:黒田武志氏[オフィス・サンドスケイプ]
内容:「フライヤー」を単なる宣伝の為のツールとしてではなく、ひとつの
「オブジェ」として制作する黒田氏が、フライヤー制作のプロセス、トータ
ルなアートディレクションの裏側を紹介する。

●SEOセミナー&トークセッション
日時:12月4日(木)19:30~21:30
会場:扇町インキュベーションプラザ(Mebic扇町)
受講料:2000円
講師:藤原健吾氏[ホームページ最適化ドットコム/宣伝ジョーズ.COM]
住 太陽氏
内容:実践的なSEO技術指導と、両講師の異なる視座から、SEOマーケットの
動向についてのパネルディスカッション。SEOビジネスを運営する際の、よく
ある問題とその解決法も紹介する。

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■セミナー案内
DreamweaverMX & FireworksMX 操作基礎講座
http://www.fukui-iic.or.jp/fiic/kouza/searchshop.cgi?d=100
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主催:財団法人 福井県産業支援センター 情報企画課
日程:12月12日(金)13日(土)14日(日)9:30~16:30
会場:福井県産業情報センター パソコン実習室
http://www.fukui-iic.or.jp/fiic/koutsuu.html
対象:DreamweaverとFireworksの基本的操作を学習したい方
受講料:22,000円 テキスト料:2,000円
定員:12名
問合せ先:情報化人材育成講座担当 TEL.0776-67-7415
center@fukui-iic.or.jp

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■イベント案内
竹内敏信 写真集「天地」出版記念講演会
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日時:12月8日(月)19:00~21:00
会場:虎ノ門パストラル
会費:2000円 事前予約が必要 申し込みの時に「コース番号01991-126」と
指定する。
定員:先着300名
問い合わせ:近畿日本ツーリスト クラブツーリズム TEL.03-5323-6990

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■サイト案内
「がちょん共和国」
http://www.gachon.jp/
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クリエイター・SOHO・企業の企画担当者向けポータルサイト「がちょん共和国」
がオープン。運営は(株)ワイズノット。「年賀」「干支」「機器」「人物」
「スポーツ」など15に分類された約5000点の画像が無料ダウンロードできる。

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■ブックガイド&プレゼント
テクスチャイリュージョン 画龍点睛  ワークスコーポレーション刊
http://www.wgn.co.jp/shop/books/info/0001/
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<編集部より>
早野海兵ワールド 待望の第二弾!
3ds max と Photoshop で開闢するCGの新たなるパラダイム。2002年5月に発売
され大好評を博した『テクスチャイリュージョン Unparalleled』に続く、待
望の第二弾『テクスチャイリュージョン画竜点睛』。月刊「CG WORLD」誌の
人気連載『必殺テクスチャイリュージョン』からCGデザイナー・早野海兵氏の
珠玉の15作品を厳選し、テクスチャの描き方からライティングやレンダリング
の設定まで、その卓越した作品クオリティーの裏側にある数々のノウハウやテ
クニックを、豊富な図版と大幅な加筆でさらに詳しくわかりやすく紹介します。
WEBにて特典付き事前予約スタート!

著 者:早野海兵
定 価:3,150円(税込)
体 裁:AB判 192ページ
出版社:ワークスコーポレーション
ISBN :ISBN4-948759-50-3
発売日:2003年12月中旬

●本誌を株式会社ワークスコーポレーションよりデジクリ読者2名様にプレゼ
ント。応募フォームをつかってください。締切は12月11日14時。
当選者(都道府県、姓)はサイト上に12月16日頃掲載予定です。
http://www.dgcr.com/present/p_texture.html

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■編集後記(11/27)
・昨日は区役所に行った。政令指定都市になってとりあえずの恩恵は近所に区
役所ができたことで、遠くの市役所に行かなくて済む。でも、役所にいくこと
なんか年に一回あるかどうかなので、じつはたいしてうれしくない。しかも、
もう二度と行かないわけで。ここしばらくの間、自分の名前や住所を多種多様
な書類に書いてきた。そのたびに「さいたま市」というどうにも書きにくいひ
らがな市名を書くわけで、いいかげんうんざりした。その悩み(?)ともおさ
らば、今度の市名は「戸田市」である。これもまあ、あんまりおさまりのいい
文字ではないが、以前住んでいた「川口市」よりは格好がつく。それにしても、
手書きの文字が著しく下手になって愕然としている。       (柴田)

・「同じように感動した人がいたんやね」と母が新聞を見せてくれた。ひと月
ほど前、空がきれいだと母から電話がかかってきた。ベランダに出てみると、
ひつじ雲が夕日で染まっている。思わず携帯デジカメで写真をとった。帰宅し
た母に画像を見せると、母も同じように撮影していたので笑ってしまった。新
聞には、たぶん同じ時に撮影されたと思われる読者投稿写真が掲載されていて、
なんだか嬉しくなった。                 (hammer.mule)
http://www.weather-service.co.jp/Public/cts0004/sky_name/enter.html
http://tigaku.com/kisyou/bunrui/  雲の名前  ↑映像が見られます

<応募受付中のプレゼント>
 THE MAYA 5 PERFECT BOOK 1426号
 Painterらくらく絵画教室 1428号
 テクスチャイリュージョン 本日号

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編集長     柴田忠男 <mailto:shibata@dgcr.com >
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