[1484] サービスとITが融合するとき

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1484    2004/03/11.Thu発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 19406部
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   <頑張って有限会社を作ろう!>

■Powerbook Publishing Project 77
 サービスとITが融合するとき
 8月サンタ

■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト 14
 個人事業主 vs 法人化(掘り下げ編)
 茂田カツノリ

■イベント・セミナー案内
 第23回『ひとつぼ展』募集開始
 映画プロデュースセミナー【映画買い付け編】
 AD RACE 1講座シリーズ『企業のWEBサイト活用プロモーション戦略』



■Powerbook Publishing Project 77
サービスとITが融合していくって?

8月サンタ
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まずは何をおいてもこのニュース!

・FileMaker Pro 7 登場
http://www.filemaker.co.jp/news/p20040309.html
久々の抜本的なバージョンアップである。Unicodeに対応したようだし、デー
タの大きさの制限も8テラバイトまでと、事実上なくなった。デジタル・コン
テンツ・マネージメントを実現するソフトウェアとして、今後数年に耐える仕
様となったようだ。

詳細についてはもちろん、今回もガイドブック一冊書き上げる予定の茂田さん
に、のちのちレポート&解説していただけることであろう。これはちょっと贅
沢ですよ。デジクリ木曜日に注目である。

また、デジクリの基幹システムの画面も日々整理されて来たので、近々スクリ
ーンショット付きで、デジクリDBをまるごと紹介したい。まだまだやらなくて
はいけないことだらけなんだけど、とりあえず基礎は出来たので、なんとか人
前に出せるものには、なりそう。

●高度なサービスの提供について考える

偶然ではあるが、このデジクリのメールマガジン発行システムを構築している
間、別の仕事では、ずっとホテルマン・ホテルウーマンという、接客業務のプ
ロとご一緒させてもらっていた。昨年は接客業専門の英会話セミナーを、一年
を通して主催していたのだ。(今年もやるぞ! 6月19日スタート)

自分でも英語での敬語表現など、とてもためになることが多かったが、特に実
感したことがある。

「プロフェッショナルなサービスを提供するスタッフを育成・維持するには、
理論のしっかりしたマニュアルと、繰り返しのトレーニングが必要だ」、とい
うこと。

ホテルやレストランなどの、接客のプロの皆さんの多くが体育会系だ、という
のはとても良くわかる。お客のリクエストを前にして、頭をひねっている余裕
などないから、日頃、いろんな状況を想定して反射的に体が動く、フィジカル
な訓練を積んでいることが重要なのだ。"Yes,sir!" "No,sir!"の「体で覚える」
世界である。

●プロフェッショナルなサービスって?

その意味は軍隊と同じく、「一つの目的を果たすために全員が動く」である。
全員が一つの基準に定められたサービスを提供できることによって、客からは
「まるで巨大な組織が、自分から目を離さずケアしてくれている」ように見え
るのだ。

たとえばあるホテルに、チェックインしたときから、最初に部屋へ案内される
とき、たとえば夜中、頭痛薬を頼むとき、そして支払いを済ませてホテルを出
るときまで、それぞれの場面で、それぞれ違うスタッフに、「承りました○○
様」と、一貫した印象のもてなしをされると、誰だって「ここの人たちは、ま
るで全員が自分一人のために働いてくれている」ように感じるものだ。

その「全員にもてなされているような気分」が麻薬のような効果をもたらし、
気持ちのいい支払いと「また来たい」というリピーター化につながる。健全な
成功のサイクルであり、経営者が目指す理想的な客との関係、すなわち高度な
サービスだ。

●高度なサービスを実現するためには

最前線の現場のサービサーにとって、重要なのが素早く体が動くこと、すなわ
ちフィジカルなトレーニングだとすれば、その訓練マニュアルを提供するのは
誰だろう? マネージメントではない。マネージメントは運営・管理であり、
サービスの最適化をするところではあっても、サービスの基礎を創造するとこ
ろではない。

「生きのいい若い人材がいなくなる」ことがハッキリしている今後の世の中で、
どんな人材でも即戦力に仕立て上げられる、マニュアルとトレーニングのシス
テムが求められている。だから、このカテゴリに注目しなくてはならない。人
を動かすためのソフトウェアを開発する部門であり、ある意味、サービスの心
臓部だ。

このソフト、皆さんの知っている中で一番わかりやすい例が、ハンバーガーの
マクドナルドのシステムだろう。ハンバーガーはこの世で最高のごちそうでは
ないが、世界のどこでも、誰でも、どんな客に対しても、価格に見合ったサー
ビスを提供できるシステムを持っている。それが世界規模の成功の理由である
ことは間違いがない。

で、従来この手のシステムというのは、非常に大きな組織が、億の単位の資金
と、膨大なマンパワーをかけて開発するものであった。ファミリーレストラン
のチェーン、世界規模のホテル、航空会社、などなど。

しかし、このサービス・ソフトウェア、どんな規模のどんな商売にとっても、
実は必要で有意義なものだ。むしろ極めて小規模の組織でも、この手のシステ
ムを備えることで、規模を超えたサービスを提供することが可能になる。

●誰でも他人事ではない話

まるで外食産業の専門誌みたいなことを書いているが、これ、デジタルクリエ
イターにとって、他人事ではない話なのだ。高度なサービスは、Information
Technologyなしに成立しない。WEBでいうなら、クリックしたときに期待通り
の画面を出すのもサービスだし、問い合わせのメールに対しての一貫した対応
もサービスである。

よく「インタラクティブ」というけれど、そのインタラクティブ性はサービス
ソフトウェアによってもたらされる。WEBだと客に応えるのはWEBサーバだが、
電話の場合は人間だというだけのことだ。どちらも、単なるフロントエンドの
デバイスで、サービスのロジックを実行することで、客の期待に応えることを
実現するのだ。

そしてこれからの社会では、この画像をぺろんと表示するだけのWEBサイトと、
人間による直接対面の原始的なサービスの中間が埋まっていく。細かくケアの
行き届いた、人間的なマシーンのサービスと、マシーンのように均質なサービ
スの出来るサービス人間が必要になってくるのだ。人は機械にもっと助けても
らわなければならないし、機械はもっと人になじみやすくならなくてはならな
い。

そろそろ言葉が必要になってきた。これを「サービスエンジニアリング」と、
ひとくくりにしたい。くくったけれど、特に一般的な言葉ではないようだ。別
に新しい概念でもなんでもないのだが、それを小さくて無駄のない組織が(極
端に言えば個人が)取り入れ始めるということに意味がある。

サービスエンジニアという職業が必要である。ITとサービスの双方に精通し、
使えるインターフェイスを実装できる人、組織のことだ。

経営者が指針を定め、サービスエンジニアがそれをマニュアル・システム・デ
バイスとして具体化する。マネージャーがそれを使って従業員を訓練し、従業
員がフロントエンドでサービスにあたる。頭でわかっていても、日本ではまだ
技術屋とサービス屋は融合するに至っていないように見える。

ここで一つ定義しておく。サービスエンジニアリングとは、複数の凡庸な人間
を、一人の超人のように振る舞わせる技術のことである。 …あと二つくらい
補足がいるかも知れない。それは、そのうちに。

●「サービスエンジニアリング」は切実に必要

インターネットの世界自体には、本質的に新しいサービスは、もう当分現れな
い。ネットチンドン屋系の人がどれほど騒ぎ立てても、古いものに新しそうな
外見を与えただけのものになる。これはたとえば「電話」というデバイスが、
この世に生まれてから落ち着くまでの過程を忠実になぞるようなもので、もう
仕方のないことだ。

だが、ネット以前もネット後も、高度なサービスの必要性はなくならない。そ
して日本という国は、サービスに従事する人間が、これからどうしようもなく、
決定的に、足りなくなるのだ。命令されないと何も出来ない人間を使いこなさ
なくてはならない場所が、加速度的に増えていく。だがその分、ITとサービス
エンジニアリングの発達が、今更戻れない、肥大した客たちの要求に応えるこ
とになるだろう。

【8月サンタ】santa8@mac.com
LondonとLyallとLeCarreを愛する35歳元書店員。
・ついにモノクロ写真の現像に手を染めることにした。写真の世界に、デジタ
ルから入ってアナログの世界へ。でも、これから現像まで含めた銀塩写真を楽
しむ人は、かなり増えるんじゃないだろうか。写真関連出版社の人、D70なん
か追っ掛けてないで、もっと現像まで含めたトータルな写真趣味の本、出すべ
きですよ。(そうすることで、写真趣味の聖域がまた一つ減らせるわけだし)

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■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト 14
個人事業主 vs 法人化(掘り下げ編)

茂田カツノリ
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先週の原稿中で取り上げた「個人事業主 vs 法人化」について、イラストレー
タのMさんから「もうちょっと掘り下げて」というメールをいただいた。そこ
でメルマガの速報性を活かして、さっそくこの話をさせてもらっちゃおう。
(Mさんメールありがとうございました)

例によって僕は税理士とか経営コンサルタントじゃないから、間違いを見つけ
たらぜひご指摘いただきたい。

●法人化の目的は?

独立してフリーでやってくとき、会社組織にするか迷うところだか。そこでま
ずは、法人化した場合のメリットをまとめてみよう。

1)取引先に信頼される
広告代理店やWeb制作会社等と仕事をする場合はどちらでもいいが、エンドユ
ーザと直接取引をする場合は法人であるほうが好ましい。下請け体質から脱却
したいという人は、法人化をひとつのきっかけにできるだろう。

2)所得税が安くなる
法人化すると、税金面で得することが多い。会社がちょっとだけ黒字になるよ
うに計画を立てて役員報酬を調整すると、個人の給与に給与所得控除が得られ
るという部分でお得になる。収入が減れば住民税も健康保険料も下がる。
なお給与や役員報酬はコロコロ変えることができないのと、役員のボーナスは
会社の経費にならない。この2点を認めると、会社の経費を任意に調整できて
しまうことになるからダメなのだ。

3)事業税が安くなる
個人事業主は、290万円を超えた部分の所得に5%の事業税がかかる。600万円
の所得でも15万円ほど取られるわけで、僕はかつて確定申告を3年まとめて行
ったら、結構な額の事業税もまとめて請求が来て大いに焦ったことがある。
法人化し会社に利益を出さなければ、この部分を払わなくて済む形になる。逆
に法人の黒字がうっかり多くなっちゃうと、感覚的には利益の半分を税金で持
ってかれるから気を付けよう。

4)経費が認められやすくなる
「法人化すると経費が認められやすい」というのはホントだ。たとえば新聞購
読とかクルマとかは、法人なら問題なく経費になる。このとき大事なのは「契
約上の名義」で、実態はどうあれ新聞もクルマも法人の名義にしておくこと。

5)お金が借りやすくなる
下請け体質から脱却したいと考えると、いろんな場面で運転資金が必要になる
から、資金調達も重要だ。新しい会社には国民金融公庫などが非常に低い金利
で融資してくれるから、機材を一新したいときなどホントに助かる。銀行もそ
れなりに貸してくれるが、金利は当然ながら公的融資よりずっと高い。

6)自身の心構えが変わる
自分自身でも意外だったのだが、僕にとって法人化最大のメリットはこれだっ
た。売り上げ目標という単純な数値を目標とすることで気持ちが整理され、従
来のように安すぎる見積を出さなくなった。かかる経費もちゃんとわかるし、
個人的な出費についてもよく考えるようになった。

●組織形態はどうする?

1)合資会社・合名会社
設立手続きが簡略化されていて維持費も安いけれど、ちゃんと会社としての機
能を持っているもの。「税金をトクをしたい」という目的には最適。信頼性と
いう点ではメリットはなく、個人と変わらないと僕は思う。

2)有限会社・株式会社
まあ普通の会社。有限のほうが維持にかかる費用が安い。僕的には「他からの
出資を受けるなら株式、受けないなら有限」かなと思う。世の中には「株式会
社でないと取引しない」などという妙な会社もあるが、両者の差異はあくまで
規模ではなく考え方だ。

3)外国法人
外国で法人登記し、日本は支店として登記する方法。僕もこの形を検討したが、
国外相手のビジネスでもしない限り意味がないのでやめた。最低資本金の制約
がないというのはメリットというほどでもないし、取引先との信頼という点で
はマイナスなこともある。だって「本社:デラウェア州」なんて胡散臭いでし
ょ。資金調達面は試したことないが、銀行や国民金融公庫などを相手にするに
は結構不利だと思う。

●資本金はどうする?

「資本金」というのは要するに会社のお金ということ。会社として運営するに
はそれなりの額が必要だ。いまは時限的に最低資本金の制約がないが、会社と
してまともな経理をしようと思ったらそれなりに必要。でないと設立直後に役
員貸付の嵐になっちゃう。

会社のお金を使うにはすべて理由が必要。もし個人のお金を出資した後にその
お金が必要になったら、会社→個人への貸付という形で処理することになる。

●会社名はどうする?

実は僕らが法人化するとき、一番苦労したのがこれ。「○○デザイン」みたい
に業種が特定されるのはいやだし、ありがちなアルファベット3文字とかは格
好悪いしと、いろいろ悩んだ。そこで役に立ったのが以下の書籍。

・ネーミングのための8か国語辞典(三省堂:横井惠子編/5,145円)
http://www.sanseido-publ.co.jp/publ/naming8.html
ネーミングに使えそうな単語が日本語・英語・ラテン語・ギリシャ語・フラン
ス語・スペイン語・イタリア語・ドイツ語で一覧できる、商品名考える人は必
携の書。

●茂田的結論:頑張って有限会社を作ろう!

僕なりの結論としては「ずっと生活の糧としてやってくつもりなら、法人化す
べき」と考えていて、実際僕も有限会社にして本当によかったと思っている。
そう思える理由は前述のように自分の心構えの変化であったり、下請け体質か
らの脱却であったりする。

また法人化した後に知り合った人は、最初から「会社やってる人」という目で
見られるせいか、それ以前からの知り合いとは微妙に接し方が違うような気も
する。

法人の登記はそれなりにめんどくさいが、一度経験することは大事だからぜひ
自分で行おう。一番手のかかる定款作成は、どっちにせよ人に頼むわけにはい
かないのだから。

あと本店所在地は持ち家なら自宅、賃貸なら実家など、移転しない住所で登記
しておくのがよい。なぜなら引っ越し時に本店移転手続きすると10万円ほど取
られるから。税務署等に連絡先をちゃんと伝えておけば問題ない。

「法人化しようかなどうしようかな」と考えてた人、ぜひぜひ頑張ってほしい。
僕らの会社も、もっと頑張らねばである。

【しげた・かつのり】shigeta@amonita.com
Webプロデューサー/テクニカルライター、あるいは新規事業を模索する迷い
人。子育てSOHO生活を、心の底から思いっきり楽しんでる。
引っ越し先の渋谷は駐車場がクソ高いので、車を売却した。中古車輸出を手が
ける知人のパキスタン人に頼んで業者オークションに出してもらったら、買い
取り業者より15万ほど上乗せになって、ラッキーであった。

[有限会社アモニータ]
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第23回『ひとつぼ展』募集開始
<http://www.recruit.co.jp/GG/compe/3.3/youkou-n23.html >
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募集作品:グラフィックアート部門・写真部門ともテーマ、手法など自由。サ
イズ・重量:平面作品/縦1.82m×横1.82m以内の壁面、重さ20kgまで 立体作
品/高さ1.82m×幅1.82m×奥行0.9m以内の空間、重さ50kgまで(但し、縦2.1m
×横0.8mの搬入口より搬入可能な状態であること)
応募資格:年齢35歳以下。個人制作であること。一人一件の応募に限る。
出品料:無料
提出内容:サイトを参照
応募締切:グラフィックア-ト『ひとつぼ展』5月24日(月)、写真『ひとつ
ぼ展』7月6日(火)

●スケジュール
・一次(ポートフォリオ)審査 『ひとつぼ展』出品者10名選考のためのポー
トフォリオによる書類審査
・『ひとつぼ展』 ポートフォリオ審査入選者10名によるグループ展 第23回
グラフィックアート『ひとつぼ展』 8月23日(月)~9月9日(木)第23回写
真『ひとつぼ展』 10月12日(火)~28日(木)(ともに予定)
・公開二次審査会 『ひとつぼ展』会期中、入選者の中からグランプリ1名を
選出するための審査会を行なう。
・グランプリ個展 第23回『ひとつぼ展』グランプリ受賞者個展 2005年9月
予定
グラフィックア-ト審査員:青葉益輝、ひびのこづえ、ヒロ杉山、米村浩、
大迫修三
写真審査員:飯沢耕太郎、尾仲浩二、小林のりお、原耕一、大迫修三

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■セミナー案内
映画プロデュースセミナー【映画買い付け編】
<http://www.imedio.or.jp/seminar/0403czech/index.html >
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<主催者情報>
日時:3月27日(土)14:00~17:00
会場:南港ATC ITM棟6F ソフト産業プラザiMedio レクチャールーム
講師:小宮義宏氏 (株)レン・コーポレーション
料金:5,000円(税込み、当日会場で決済)
先着40名限定。
若者を中心に静かなブームを起こしているチェコ・アニメーションの配給を
手掛ける小宮義宏氏をお迎えして「映画プロデュースセミナー:映画買い付
け編」を開催する。配給や興行は、製作と結びつけて考えないとダメだと言い
切る小宮氏のセミナーは、制作、買い付け、配給など映画関連の仕事に興味の
ある方、是非お越しください。

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■セミナー案内
AD RACE 1講座シリーズ『企業のWEBサイト活用プロモーション戦略』
<http://www.mebic.com/event/index.htm >
───────────────────────────────────
<主催者情報>
日時:3月19日(金)19:30~21:30
場所:扇町インキュベーションプラザ(Mebic扇町)2F
対象:企業経営者、広告・プロモーションを発注される方。広告・プロモーシ
ョンを引き受けるクリエイター
内容:これからの企業サイトは必ず社内からもユーザーからもその効果が求め
られます。「戦略なくして成功なし」利益・集客向上に繋げるホームページ運
営のための鍵をお話します。
講師:岩城達夫氏(ITY(株)代表取締役コンサルタント)
費 用:1,500円(税込み)
定員:50名(先着)
主催:扇町インキュベーションプラザ メビック扇町

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■編集後記(3/11)
・デジクリデータベースが順調に稼働中で、メルマガ2誌の制作時間が大幅に
短縮されつつある。かつては、当日分を当日につくっていたから、朝8時半か
らスタートしても遅いときには午後3時くらいまでかかることがあった。いま
では、情報メルマガやあちこちのサイトから当日の情報を収集しながらの制作
でも、ほぼ午前中で2誌とも仕上げることができる。情報収集が終わったら、
データベースの出版部に行き「生成」ボタンを押せば、自動的に当日の誌面は
できあがり。あとは、内容をチェックしながら微調整すれば完成だ。なんとい
う感動的に能率がいいシステムだ。でも、前もってちゃんと情報を入力してお
くことが必要だ、あたりまえだけど。姉妹紙「写真を楽しむ生活」では、メイ
ンのコンテンツとなる写真展情報は3月分をほとんど入力した。ひまなときに
ちょいちょいとやればいいんだから気楽なもんだ。デジクリのコラムも、最近
では前日の夜までにデータベースに入っている。だが、このごろの問題点は校
正がますます甘くなったということだ。従来のような、テキストを読みながら
整形していく超アナログなやり方ではなくなり、すでに整った体裁で見えてい
るのでつい安心して、緊張感が薄れているのだ。なにかの折りにバックナンバ
ーを見直すと、とっても恥ずかしい校正ミスを発見する。いかんな~。(柴田)

・早め早めに仕事をしている。不思議なもので、早めに仕上げると別の仕事が
入ってくる。そして修正もいっぱい入ってくる。わはは~しくしく。ありがた
くて嬉しいのだが、いつ途切れるかわからなくて不安なフリー稼業。毎月更新
のレギュラーものだったりしたら、ちょっと違ったことをしちゃったりして、
その違ったことをクライアントが気に入って、全部をそれに修正してくれと言
われたりして自分で自分の首を絞めてしまい……でも認めてもらえたのは嬉し
いんだよなぁ。絶対最初のほうがいいのにって思いながら修正するよりは気持
ちはいいけど複雑な気分。               (hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/ >

編集長     柴田忠男 <mailto:shibata@dgcr.com >
デスク     濱村和恵 <mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ  神田敏晶 <mailto:kanda@knn.com >
リニューアル  8月サンタ <mailto:santa8@mac.com >
アシスト    吉田ゆうみ <mailto:yoshida@days-i.com >

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