[1515] 先達に学ぶ

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1515    2004/04/23.Fri発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18983部
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■デジクリは来週と再来週、ゴールデンウィーク休みに突入します
■次回の発行は5月10日(月)となります
■情報号が臨時で発行されることもあるかもしれません(不確実)

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<俺たちの人生に伝説の大波がやってくることなんて、ありゃしねぇんだ>

■映画と夜と音楽と… 210
 先達に学ぶ
 十河 進

■展覧会・イベント案内
 佐藤卓展「PLASTICITY」
 「MoMA ニューヨーク近代美術館展」
 「タイムトンネル:細谷巖 アートディレクション1954→」
 岡本太郎グラフィックワーク展
 福井紀子展
 WOMAN MEET PRIDE「女性たちが見たプライド」展
 WAO! CREATORS LIVE 2004
 第5回SICF
 MUSIC GRAFFITI JAPAN
 アニメ「APPLESEED」の裏舞台を探れ!



■映画と夜と音楽と… 210
先達に学ぶ

十河 進
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●現役最長老の映画評論家

昔、月刊誌で映画評論家の双葉十三郎さんの連載ページを担当していた。双葉
さんは映画評論家としては現役最長老で、レイモンド・チャンドラーの「大い
なる眠り」を翻訳し、清水俊二さんに紹介した人である。それにテレビ草創期
の探偵ドラマ「日真名氏飛び出す」のプランナーであり、映画とミステリの泰
斗である。

その双葉さんの原稿を真っ先に読めるのが、僕は楽しみだった。何しろ中学生
の時から「スクリーン」や「映画の友」で双葉さんの映画紹介を読んでいたの
だから、その人の生原稿が読めるのはやはり感激だった。編集者の楽しみのひ
とつが最初の読者になれることである。

1978年の初秋のことだった。その日、僕は銀座にある洋画配給会社の試写室の
前で試写が終わるのを待っていた。「一緒に見るかい」と電話で双葉さんに誘
われたのだけど、入稿が忙しくて試写を見ている時間はなかった。そう言うと、
双葉さんは試写の終わる時間を告げて、その頃に試写室にきてほしいと言った。

双葉さんは極度の近視だから、試写室では最前列の中央の席に座る。どこの試
写室でも、そこは双葉さんの指定席だった。多くの場合、まだそんなに有名で
はなかった頃のおすぎとピーコが両脇を固めていた。双葉さんがおすぎとピー
コを気に入っているということではなく、おすぎとピーコが双葉さんを慕って
いるという話だった。

双葉さんの近視は筋金入りで、牛乳瓶の底のようなメガネをかけている。ある
時、「どうして『大いなる眠り』だけしか訳さなかったんですか」と訊いたこ
とがあるが、双葉さんは「目が疲れるから」と答えた。映画を見るだけでいい
と見極めたのかもしれない。

試写が終わり人々が出てきた。テレビの映画解説などで見知った顔もいくつか
あった。最後に双葉さんが現れた。「やあ」という感じで手を挙げて僕を認め
る。僕は深々とお辞儀をした。僕にとって双葉さんは映画評論家の大御所だし、
何と言っても祖父と孫という関係に近い。当時の僕はまだ二十代だったが、双
葉さんは七十に手が届こうという歳だった。

近くの喫茶店に入り椅子に腰を降ろすと、双葉さんはふたつに折った二百字詰
め原稿用紙を取り出した。名前が入った専用の原稿用紙だ。プルシャン・ブル
ーのインクの跡が美しい。ほとんど直しのない原稿である。癖のある字だが読
みやすく、担当者にとってはありがたい筆者だった。

僕は原稿に目を走らせた。何本かの新作をピックアップし、あらすじを紹介し
ながら双葉さんのコメントが入る。後に「ぼくの採点表」としてまとまること
になる双葉さん独特のスタイルだ。僕は、その中の一編が気になった。監督が
ジョン・ミリアスだったからだ。

ウォーレン・オーツを主役に起用した「デリンジャー」(1973)やショーン・
コネリーとキャンディス・バーゲンが競演した「風とライオン」(1975)など
を監督したジョン・ミリアスである。当時の僕は、ミリアスの新作ならどんな
に評判がひどくても見にいくほどのファンだった。

双葉さんが紹介していた作品は「ビッグ・ウェンズデー/BIG WEDNESDAY」(1
978/115分)というタイトルだった。双葉さんの原稿を読んで僕は「水曜日の
大波」という言葉をイメージした。絶賛ではなかったが「サーフィンを題材に
描いた気持ちのいい映画」だと双葉さんは書いていた。

──どうですか、この映画、と僕は訊いてみた。
──ツボを心得た気持ちのいい映画だよ、おすすめ、と双葉さんは言った。

●サーフィン熱を煽った名作映画

1970年代当時、サーフィンと言えば片岡義男だった。彼はサーフィンを題材に
した小説を多く書いていた。僕は「波乗りの島」や「サーフシティ・ロマンス」
などの本も持っていたし、片岡義男がテディ片岡と名乗っていた頃からの愛読
者だったからサーフィンにはなじみがあった。

それに何といっても僕は60年代からのビーチボーイズのファンだった。「サー
フィンU.S.A」であり「サーファー・ガール」である。おまけに、一発屋だっ
たけどジャンとディーンの「サーフ・シティ」も好きだった。といっても僕が
サーフィンをやっていたわけではない。

1960年代、日本人はサーフィンというスポーツを理解できなかった。「太陽の
彼方に」という曲がヒットし、日本でカバーした歌手は「乗ってけ、乗ってけ、
乗ってけ、波に~」と歌ったが、波に乗るという行為を多くの日本人はイメー
ジできなかったのである。

股旅演歌でデビューした橋幸夫は「拗~ねて渚に出てみたが~」と歌うスイム
歌謡(?)という奇妙奇天烈な新曲を発表し、波乗りのイメージを採り入れて
進取の精神を見せたが、彼もせいぜい月刊明星の表紙で波乗り板(!)を持っ
た水着姿を披露するしかなく、その板をどのように使うかわからないという顔
をしていた。

しかし、それから十年を経た70年代、片岡義男の功績もあり、サーフィンとい
うスポーツは少しずつ広まっていた。また、サーフィンには「いい波」が一番
大事なのだということも多少は知られていた。ビーチボーイズだって「キャッ
チ・ア・ウェイブ」と歌っていた。

海を舞台にした映画が好きな僕は、サーフィンが日常だったアメリカの青春を
描くという「ビッグ・ウェンズデー」に大いに期待したものだった。しかし、
双葉さんの原稿の最後にはこう書いてあった。「この映画は理由はよくわから
ないが、しばらくお蔵入りになるようである」

つまり、試写は行なったが公開未定ということだった。確かに季節は秋から冬
に向かう時期だった。海の映画の公開時期としては、あまり相応しくない。主
演のジャン・マイケル・ヴィンセントは数本の出演作がすでに公開されてはい
たが、ほとんど全員新人といってもいい。一番知名度があるのは監督だった。
しかし、それも映画ファンの間だけの話である。配給会社はヒットする要因が
少ないと踏んだのかもしれない。

それから半年が過ぎた頃、テレビの映画紹介番組で「ビッグ・ウェンズデー」
が流れ始めた。「サーフィンを題材にした青春映画」という触れ込みで、若手
映画レポーターたちが提灯持ちを始めたのである。公開は、1979年のゴールデ
ンウィークに決定した。

●先達に教えてもらった大切な一編

「ビッグ・ウェンズデー」に関する僕の個人的な想いは、以前に書いたことが
ある。今でも僕は、時々、この映画を見るし、見れば「俺たちの人生に伝説の
大波がやってくることなんて、ありゃしねぇんだ」と拗ねていた若い頃を思い
出す。懐かしく…、そして慚愧の念とともに…

だが、双葉さんには大事な一編を教えてもらったという気が今でもしている。
あの頃、双葉さんは68歳だったろうか。「ビッグ・ウェンズデー」を認める精
神の若さに僕は感服した。双葉さんは、飾らず、威張らず、常にニュートラル
な映画の見方をして、フツーの人にわかる映画評を書いた。

ビデオやDVDのなかった昔、映画は映画館以外では見られなかった。地方に住
んでいると、旧作を見ることはほとんど不可能だった。映画好きな若者にとっ
ては、先人の著作でしか名画を知ることはできなかったのだ。大学生の頃から
僕は、信頼できる見巧者として小林信彦さんの映画評やコラムを愛読した。

その小林さんが映画に夢中になっていた高校生の頃、最も信頼し愛読した新進
映画評論家が双葉さんだったと書いている。戦前の帝大である東京大学経済学
部を出て住友本社に勤めた双葉さんは、戦後、映画への想い断ちがたく退職し
て映画評論家になる。

現在、小林さんが連載している週刊文春のコラムにも何度か双葉さんとの話が
登場する。最近では、双葉さんが菊池寛賞を受賞した時にお祝いの電話をした
エピソードが紹介されていた。小林さんは、双葉さんの果たした功績を高く評
価している。

今年、94歳になる双葉さんだが、未だに現役で活躍中だ。双葉さんの仕事の集
大成はトパーズプレスから出た「ぼくの採点表」全6巻(最後の巻は同じ装丁
でキネマ旬報社から出た)である。また、昨年、文春新書から400ページ近く
ある「外国映画ぼくの500本」が刊行された。

「ぼくの採点表」全6巻を購入するほどの財力がない僕だったが、新書版の方
はすぐに買った。さすがに80年以上にわたって映画を見続けてきた双葉さんで
ある。500本に選ばれている中で最も古い映画は1902年の「アメリカ消防夫の
生活」というもの。もちろんサイレントだ。

双葉さんが選んだ最も新しい映画はチャン・イーモウ監督の「初恋のきた道」
だった。数年前、若い女性たちの間で評判になった中国映画である。主演のチ
ャン・ツィイーは、この作品で注目されハリウッドに進出したし、今では日本
のテレビCMに出ている。

僕が双葉さんの連載を担当していた1970年代の後半の作品を見ると、当時、双
葉さんが誉めていた「がんばれ! ベアーズ」や「ニッケルオデオン」「ラス
ト・シューティスト」「愛と喝采の日々」「ブラック・サンデー」「インテリ
ア」「悲愁」などが選ばれていた。1978年の作品には「ビッグ・ウェンズデー」
が入っている。

だが、それもこれも遙か…、遙かな昔の話になってしまった。双葉さんは94歳
になり、僕は52歳になった。双葉さんと初めて会った時の年齢の倍である。双
葉さんが書いている「ビッグ・ウェンズデー」のコメントの最後の言葉が身に
沁みる。

……青春の夢もはかなき波がしら

【そごう・すすむ】sogo@mbf.nifty.com
今、ADSLでつないでいるが、住んでいるマンションにブロードバンドを導入す
るという話が持ち上がっている。会社では、光でつながっているので速い。パ
ソコン通信時代が夢のようだ。もう十年も前のことになるなあ、ニフティ・サ
ーブ。

デジクリ掲載の旧作が毎週金曜日に更新されています
http://www.118mitakai.com/2iiwa/2sam007.html

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■展覧会案内
佐藤卓展「PLASTICITY」
<http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/index.html>
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会期:5月10日(月)~5月31日(月)11:00~19:00 土18時 日祝休
会場:銀座グラフィックギャラリー(東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F)
内容:佐藤卓は、「ロッテ・キシリトールガム」、「明治おいしい牛乳」など
のプロダクトデザインを初め、NHKの子供番組「にほんごであそぼ」のAD等を
手掛け、幅広い領域で活躍するグラフィックデザイナーである。最近の仕事で
は、大量生産品の世界にメスを入れた「デザインの解剖」プロジェクトが、商
品とデザインの構造を検証しようというユニークな試みでデザイン界に強い衝
撃を与えた。現在から近未来を透視する佐藤卓とデザインの関係<表現のスタ
イルを持たないこと>を明確に解剖する展覧会となる。

・ギャラリートーク ?
出演:佐藤卓+佐藤雅彦(慶應義塾大学教授)
日時:5月21日(金)18:30~20:00 先着70名 入場無料
会場:DNP銀座ビル 5階
※参加ご希望の方は、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(TEL.03-3571-5206)
まで問い合わせして下さい。

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■展覧会案内
「MoMA ニューヨーク近代美術館展」モダンってなに?:アートの継続性と変化、
1880年から現在まで
<http://www.mori.art.museum/index02.html>
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会期:4月28日(水)~8月1日(日)月水木10:00~22:00、金土日・祝前日10:
00~24:00、火~17:00(入館は閉館30分前まで)4/29は10:00~24:00
会場:森美術館 (東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53F TEL.
03-5777-8600 ハローダイヤル)
入館料:一般1500円、学生1000円、子ども500円円
内容:ニューヨーク近代美術館(MoMA)から、約290点が来日。近代アートの
あり方を、新たな切り口から提案する。

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■展覧会案内
「タイムトンネル:細谷巖 アートディレクション1954→」
<http://www.recruit.co.jp/GG/exhibition/2004/g8_0405.html>
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会期:5月10日(月)~6月4日(金)11:00~19:00 水20時半 土日祝休
会場:二会場同時開催
クリエイションギャラリーG8(東京都中央区銀座8-4-17 
リクルートGINZA8ビル1F TEL.03-3575-6918)
ガーディアン・ガーデン(東京都中央区銀座7-3-5 リクルートGINZA7ビルB1F
TEL.03-5568-8818)
内容:タイムトンネルシリーズは、第一線で活躍しているクリエイターの若き
日にスポットをあてる展覧会である。19回目を迎える今回は、アートディレク
ター・細谷巖氏。細谷氏は「広告は企業や商品の抱えている課題を整理すれば
答えは見つかるもの」という、ストレートでシンプルなコミュニケーションを
デザインに美しく定着させ、時代とともに数々の名作を残してきた。

・第156回クリエイティブサロン
日時:5月25日(火)19:00~20:30
ゲスト:和田誠、細谷巖
会場:クリエイションギャラリーG8 
入場無料 要予約(TEL.03-3575-6918)
・第157回クリエイティブサロン
日時:6月1日(火)19:00~20:30
ゲスト:副田高行、中島祥文、細谷巖
会場:クリエイションギャラリーG8 
入場無料 要予約

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■展覧会案内
岡本太郎グラフィックワーク展
<http://www.mmjp.or.jp/art-u/>
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会期:5月7日(金)~29日(土)11:00~19:00 土12:00~17:00
会場:アート・遊(大阪市中央区北浜3-2-24 北沢ビル1F 06-6201-0221)
内容:「芸術は爆発だ!」の名言で知られ、画家、彫刻家、思想家と多彩に活
動した岡本太郎のグラフィックの仕事にスポットをあてる。1974年にフランス
で出版された版画集「絶対的、そして無目的に」収録の作品を中心に、代表作
約20点。入場無料。

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■展覧会案内
福井紀子展
<http://www.progetto.co.jp>
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会期:5月2日(日)~15日(土)11:00~21:00
会場:PROGETTO(プロジェット)(川崎市川崎区小川町4-1 LA CITTADELLA内
TEL.044-211-4616)
内容:消しゴムハンコ作家として2003年に登場するやたちまち「SPUR」「non-
no」「東京人」といった様々な雑誌や、ショップデザインなど幅広く仕事を展
開している福井紀子さんの個展。2月のグループ展で好評だった食の世界の作
品をはじめ多様な作品を展示。

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■イベント案内
WOMAN MEET PRIDE「女性たちが見たプライド」展
<http://www.spiral.co.jp/event/index.html>
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会期:5月1日(土)~5月9日(日)11:00~20:00 
会場:スパイラルガーデン(TEL.03-3498-1171)
問い合わせ:エイチ・ツー・オー カンパニー TEL.052-354-2631
内容:今や世界の格闘家たちの聖地へと成長した日本発総合格闘技「PRIDE」。
発足から7年の軌跡とそこに賭ける男たちの精神と肉体のぶつかりあう姿を、
写真家の野村佐紀子、MOTOKO、中野愛子がそれぞれ独自の視点で表現。人間の
本能に迫る。入場無料。

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■イベント案内
WAO! CREATORS LIVE 2004
<http://www.dccwao.com/cl/>
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会期:5月14日(金)~5月16日(日)16:00~22:00
16日20時まで・展示上映のみ
会場:マイナスケイプス(大阪市西区北堀江2-3-5 TEL.06-6532-7305)
内容:修了生・在校生の作品展示・上映と、業界各社からのゲストを招いてお
こなわれる公開プレゼンテーション、講師陣によるデザイン、アートの発表会
など。懇親会は14、15日20:30~22:00。

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■イベント案内
第5回SICF
<http://www.spiral.co.jp/event/index.html>
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独自の創作活動を行なっているクリエーターたちを広く紹介するSICF(スパイ
ラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバル)が今年も開催
される。

会期:5月2日(日)~5月5日(水)11:00~20:00 最終日は~19:00
A日程 5月2日(日)/3日(月)
B日程 5月4日(火)/5日(水)
※5日は20:00より授賞式、ならびにクロージングパーティーを開催予定
会場:スパイラルホール(TEL.03-3498-1171)

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■イベント案内
MUSIC GRAFFITI JAPAN
<http://www.kirin.co.jp/active/art/kpo/art/now.html>
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会期:4月24日(土)~5月30日(日)
会場:KPOキリンプラザ大阪(大阪市中央区宗右衛門町7-2 TEL.06-6212-6578)
参加クリエーター:奥村靫正、井上嗣也、原耕一、他
プロデュース:後藤繁雄
内容:1980年代のロックからJ-POPまでを通して、LP・CDジャケット、ポスタ
ー、ミュージックビデオのかたちで現れた「ビジュアル・カルチャー」を紹介
する。期間中は、特別醸造のオリジナルビールやフードメニューも登場。入場
無料、会期中無休。
・KPOスペシャルトーク Vol.27 原田大三郎×後藤繁雄
日時:4月26日(月)18:30~(開場18:00)
会場:KPOキリンプラザ大阪 6F
入場料:無料定員:100名 当日16:00より1階ショップにて整理券を配付。

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■セミナー案内
イメディオサロン アニメ「APPLESEED」の裏舞台を探れ!
<http://www.imedio.or.jp/event/salon.html>
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<主催者情報>
今回のイメディオサロンは、4月17日より公開されている世界初の3Dライブア
ニメ「APPLESEED」の制作会社デジタル・フロンティアの植木代表をお招きし、
その3DCGメーキング秘話を語って頂きます!
 
「APPLESEED」は、フル3DCGアニメで構成され、2Dアニメの画風に3DCGのリア
ルなアクションが加えられた画期的な作品。3Dライブアニメとしての新境地を
開き、世界中のトップクリエイターからも注目を集める映画です。
 
講演会後は植木氏を囲んでの交流会も開催致しますので、是非ご参加下さい。
お申し込みは事前予約にて受付けておりますので、お早めにお申し込み下さ
いますようお願い致します。
 
日時:5月20日(木)15:30-18:00(受付開始15:00)
場所:大阪産業創造館 4F イベントホール(最寄駅:堺筋本町)
費用:2,000円(税込み)


<応募受付中のプレゼント>
 『新宿御苑 撮影ガイド 花と風景の12ヵ月』 「写真を楽しむ生活」364号
 4/26締切

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■編集後記(4/23)
・あ~、東京国際ブックフェア2004が始まっちゃったよ。今年はとくに「デジ
タルパブリッシングフェア2004」がおもしろいのに、行けるかな~。電子書籍
端末の実物にさわったり、T-Time連合の「電子出版の"未来展望を拓く"」メッ
セージを聞きにいかなくてはならないのだ。今日は14時半から杉浦康平さんの
すごいプレゼンテーションがあるというのに、このぶんじゃ無理だ。昨日、よ
うやく「Virtual Beauty EXPO 2004」の出品作品が出揃った。参加52名、152
点となる。加えてA1ポスターを4点つくった。ひとり1点から6点まで、これを
会場内にバランスよくレイアウトしていかなくてはならない。その設計と、実
際の展示のしかけを準備するのに何時間かかることやら。昨夜はほぼ全作品を
サイトに載せる作業をした。リアル展とバーチャル展の同時開催だ。これをひ
とりでやっているんだから、正直体力が衰えている身には大変だ。さいわい、
展覧会はデジクリGW休み中におこなわれるので、デジクリには影響がない。
では、また5月10日にお会いしましょう。リニューアルされる予定。(柴田)
http://www.digi-fair.jp/ デジタルパブリッシングフェア
http://allabout.co.jp/computer/virtualbeauty/ 
Virtual Beauty EXPO 2004

・あなどっていた。うさんくさいと思っていた。こんなの効くはずないと思い
こんでいた。アクアチタンシリーズ「RAKUWAネック」のこと。野球選手がつけ
ていて、こんなもの~と思っていたが、母がつけてみて「これをつけるように
なってから、確かに肩こりが減った気がする」と言った。肩こりがひどかった
のと、期末を乗り切りたかったので、すがる思いで買ってきてもらった。確か
に肩こりが減った。はずして一日過ごすと肩こりになる。つけている間は楽に
なる。/サイトを見に行ってびっくりした。TVCMを見たことがある。でも何の
CMかは知らなかったよ。                 (hammer.mule)
http://www.phiten.com/item/detail.php?id='118'  RAKUWA
http://www.phiten.com/article/special/tvcm2003autumn.html  CM

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

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