[1529] 他人の眼

投稿:  著者:


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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1529    2004/05/27.Thu.14:00発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18762部
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        <長い時間会社にいるのはもうヤメレ>

■笑わない魚 113
 他人の眼
 永吉克之

■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト 23
 渋谷区が少子化No.1に決定しました
 茂田カツノリ

■展覧会・セミナー案内
 弓田純大作品展「Sleeping in the Petzval Hotel 
 Flashプロフェッショナルテクニックゼミ
 Adobe Creative Suiteで始める次世代DTP
 ブログの革新性

■ブックガイド&プレゼント
 音の本 オリジナル音楽・効果音素材集



■笑わない魚 113
他人の眼

永吉克之
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よくあることだが、発車寸前の電車に駆けこもうとして、直前でドアが閉まり、
バツの悪い思いをしながらも、人目を気にして平静を装うという、痛々しいま
でに健気な努力を、われわれはしようとする。

また私は何度もあるが、大雨のなかの往来、大衆の面前で、濡れた舗装タイル
に足をとられて仰向けにひっくり返ったりすると「此れは亦、なんといふ粗相
であらうことか。通行人たちは素知らぬ振りをしてゐるが、心の底では、私の
醜態を笑ひ蔑み、後日たまさか出会つたら、あゝ、お姉さま、あれがあの時の
破廉恥漢ですわ等と小声で云つて笑ひあふに違ひない」という思いが一瞬にし
て頭の中を駆けめぐる。

しかし人は、自分の利害に関係のない他人の失態なんか、なーんとも思ってい
ないのである。転んだ人を見て、一瞬笑ったとしても、その6秒後には、所沢
に行くんだけど、東横線と箱根登山鉄道のどちらが便利かしら、とかなんとか
自分のことを考えているのだ。

これは逆の立場になってみれば容易に想像できることである。まあ、スーパー
モデルもかくやと思われるような美女がパンツ丸出しで、もんどりうって転倒
するという、生涯に一度見られるかどうかというシーンにお目にかかったとい
うのなら話は別だが、そこいらに棲息しているおっさん、おばはんがコケたの
を見て、その光景をいつまでも反芻しようと思うだろうか。

以前、あるセミナーで、終了後に講師が、どなたか質問はありませんか、と聞
いても誰も手を挙げないので、私はしばらく考えてから、よし、と決断して手
を挙げたのだが、タイミングが遅かったのと、かなり後ろの方に席を取ってい
たため、講師も気がついてくれず「質問もないようなので、これで終らせてい
ただきます」と言って、さっさと壇上から消えてしまったことがある。

「ハイル・ヒトラー」のポーズをとったまま、講師が去って行くのを見送りな
がら、私は周囲の憐れみと軽蔑にみちた視線を意識せずにはいられなかった。
「見た? 無視されてんのあのヒト、格好わるーい。私だったら自殺するわ~」
と誰かがヒソヒソ話をしているような気がしたものである。

これが、はなはだしい自意識過剰であったことが、今ではよく解る。

                 ■

しかしこれは、自分が考えているほど他人は自分に関心をもってくれてはいな
い、ということも意味する。

いい例が、結婚式の披露宴に出席すると、引出物の中にたまに入っている、新
郎新婦の幸せそうなツーショット写真が印刷された皿だが、家に皿がひとつも
なくて困っている人でもなければ持て余してしまうだろう。また祝福を強要さ
れているような気分になるかもしれない。そんな皿でカレーライスを食べなが
ら「健二、恵里子夫妻の前途に幸多からんことを祈る」人は少ないと思う。

また、毎年毎年、几帳面に年賀状でわが子の成長の記録写真を紹介してくれる
人がいるが、こういう年賀状は、ごく親しい間柄の人や親族限定で送っていた
だきたいものだ。毎年届く年賀状の半分以上は「義理」だが、たまにその中に、
そんな代物がまざっている。愛する我が子をみんなに見せたいという親の気持
ちもわかるが、どんな顔だったかよく思い出せない人の、たいして可愛くもな
い子供に関心をもつのはむずかしい。

                 ■

素人精神分析学で結論づけて申し訳ないが、人間誰しも自分に関心をもってほ
しいという潜在的願望をもっている。他人の視線が気になるというのも、そう
した願望の屈折した形での表れである。

「インタビュー願望」とでも呼ぶべきものが動機になっているのであろうか、
「100の質問」というのがはやっている(最中か、もう下火になったのかは分
らないが、googleで検索すると、565,000件見つかった)。要するに100項目の
質問を提供しているサイトがあり、それをコピー&ペーストして自分のサイト
にアップし、それに自らが答えるという方式になっている。

インタビューの対象もたくさんあって「過去について」「三十路のあなたへ」
「海賊好きへ」「自宅サーバー管理人へ」などなど、多岐にわたっているが、
ここで大切なのは、他人が用意した質問に答えることで、自作自演でないイン
タビューを気分だけでも味わえるということだろう。微笑ましいではないか。

【ながよしかつゆき/アーティスト】katz@mvc.biglobe.ne.jp
Mac G4に増設しようと思って内蔵ハードディスクを買ってから一月近く経って、
さて接続すっかと、パッケージからマニュアルを取出して見ると、あぎゃー!
私のGraphiteモデルではなくMirrored Driveモデルに対応した製品だったので
ある。超初歩的ミス。何とか使う方法はないもんかね。いい方法がなければ、
読者プレゼントにしてもーたろ。

《個展のお知らせ》
●四月に大阪でやっただけでは飽き足らず、東京でも個展をやってしまいます。
会期:2004年6月12日(土)~7月15日(木)月曜休
会場:JR阿佐ヶ谷駅北口徒歩2分、DJバー「我無双」内『ギャラリー・CHROMA』
営業時間:20~26時(火水木)20~29時(金土)20~24時(日)
※初日はオープニング・パーティを行います。デジクリの読者は、私が命を賭
してご接待いたしましょうほどに。参加費不要。
▼地図など詳細は私のサイトで。
EPIGONE / http://www2u.biglobe.ne.jp/%7Ework

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■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト 23
渋谷区が少子化No.1に決定しました

茂田カツノリ
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先日発表された23区の出生率で、わが渋谷区は記念すべき(?)第1位を獲得
した。行政単位での数字としては、全国最低だってさ...。

・厚生労働省発表 平成10~14年人口動態
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/hoken04/
15歳~49歳までの女性の出生率である「合計特殊出生率」の市区町村別最新デ
ータ。全国平均の1.36でも十分に少ないが、渋谷区の0.75という数字はかなり
凄まじい。

子供を持つっていうのは生き物としての本能であり、その本能の中でも種の存
続というのは、自分自身の命を守ることよりも優先される場面があるほど、重
視されることのはずだ。

それなのに、この数字は...。凄まじく異常な事態である。

●少子化になると何がマズいのか

まず念のため確認しておくが、「女性は子供を産むのが本来の役割だ」とかい
う話をするわけじゃない。それともうひとつ、人口が減ること自体は、別に悪
いこととは思わない。

世代間人口構成がいびつになるのは経済運営上は大変だけど、それでも人口が
減るメリットも多少はある。家賃も下がるし、電車も空くし、大学にも入りや
すくなる。企業の売上も減るが、みんなが生活の規模を縮小すればいいことだ。

問題は2つある。

ひとつめは、子供を持つことの喜びや、子供を大事にする気持ちというものを
体験できない人の比率が増えることがマズいという点。

子連れで歩いてても平気でぶつかってくる人や、歩行者を威圧する運転者が多
くて親としてヒヤヒヤするし腹も立つが、これは社会の中に「子供」という存
在が希薄になってしまっていることの結果だと思える。

子供を持たない人でも、子供を見て「かわいい」と感じてほしい。以前にも書
いたが、僕自身子供を持つ前は、子供を邪魔でうるさいものだと感じていた。
子持ちになっていろんなことを実感として理解できるようになった今は、あの
まま年を取らなくて本当に良かったと、自分の子供たちに感謝している。

もうひとつの問題は、これは取り上げにくい話ではあるのだけれど、子供を持
つ人のタイプに偏りがある点だ。

子供を持つ女性の多くは、いわゆる「主婦志向」な人が多い。少なくとも僕の
周囲ではそうだ。だからあんまりキャリアを積むという意識はなく、子供が出
来たらさっさと仕事をやめている。

この問題は微妙な面もあるので、僕の本意をちゃんと読み取ってほしいのだが、
別に主婦志向が悪いとかいうことは一切言うつもりはない。ただ、比率として、
いわゆる「キャリア志向」「専門職志向」な女性も、もっと母親になってほし
いと思っているということだ。

それが次世代の社会のためだ(ねえ○○さんっ)。それには社会の環境が大き
く影響するが、現状の環境はまったくダメダメだ。

「子育て環境」というものを総合的に見ると、日本は治安が良いなど優れた点
も多い。しかし世間の「子育て」に対する意識については、明らかに問題があ
る。というか、もうちょっと変わらねばならない。

●少子化対策はジジイ連中の排除から

デジクリ柴田編集長のように、子育て・孫育てをちゃんと経験されている方は、
ちょっとした言葉にも重みがあるしホントにカッコイイ。しかし、世間の多く
の「年齢層が上の男性」たち、特に社会のあり方に影響力を持つような立場の
方々の多くには、「う~ん」と思ってしまう。

仕事の上でも女性を戦力と見なさないとか、子育ては女性の仕事だから男がや
ったらカッコ悪いと言うとか、男は仕事に邁進すればいいだとか抜かす連中が、
社会のさまざまな場面で幅を利かせてしまっているのは問題だ。

そういった方々(仮に「ジジイ連中」とくくらせてもらう。うまい言葉が思い
つかなかったから...)が運営する会社では女性が子供を産んだら会社やめる
のが当たり前という空気になるし、男は夜遅くまで会社にいさせられるから子
育てできないし、もちろん託児施設など存在しない。

ジジイ連中が行政を運営すると、うちの近所の公園のように子供の遊び場部分
を突然撤去して、某企業の息のかかったバスケットコートにしてしまう。そこ
には先日、なぜかマイケル・ジョーダンが来てオープニングセレモニーをして
いたが、近所の幼児からするとジョーダンじゃないという感じだ(ああ、こん
な文を書くなんてオレもオヤジだなあ)。

ジジイ連中の多くにも子供がいるはずだが、特に赤ん坊の時期にちゃんと子育
てと向き合わないと、何もわからないようだ。もしかして自分の子が赤ん坊の
頃、日曜に子供と遊ばずゴルフでも行ってたんじゃないかい?

若い世代でも、ジジイ連中に迎合してしまう人は多い。男にとって都合の良い
楽な考えだからと、そっに流されてしまう人が多いのは残念なところ。僕と同
世代の子持ちでも、赤ん坊持ちなのにオムツひとつ替えられないという人が、
ときどきいるのは悲しい限りだ。

だから、社会のあり方に影響を与えるような地位を、ジジイ連中から奪取する
戦いが必要だ。21世紀にふさわしい社会を作らねば(頑張るぞ~、をぉ~!)。

              ( ^^;)

話が散らかってきたのでまとめると、まず女性が子供を持ちながら普通にキャ
リアを積めるように、企業や行政は本気で環境整備をしていただきたい。いま
行われている環境整備は、どうも「女性が働くのは経済的に苦しいから」とい
う意識が出発点になってると見受けられる。

このへんの根本的な考えのズレが、結果としてあまりに多くの保育園待機児童
のような、実態に即さない状況につながっているのだと僕は思う。

世の男も、もっと自分の中の「オス」に目覚める必要が....(話がそれるので
省略)。

もうひとつ大事なのは、長い時間会社にいるのはもうヤメレ、という点。会社
に長時間いることと仕事をたくさんすることとは無関係。独身も子持ちも、さ
っさと切り上げてもっと遊びましょう。仕事がいっぱいなら、家のパソコンで
続きをするか、朝早く出社してください。

制作系の仕事は夜遅いのが当たり前みたいな風潮があるが、それもそろそろや
めませんか?

広告代理店の方とかも、制作サイドが深夜まで働いているという前提で締切設
定しないでいただきたい。18時に原稿が固まって明日にサイトオープンとか、
金曜夜にどっさり素材が来て「月曜までね」なんていうのは、もうなしにしよ
う。

だって技術が進歩して生産性が上がれば、余暇時間が増えるはずでしょ本来は。
そうならないのは、誰かがズルしてるか、何かが間違ってるのだ。

もうひとつ追加すると、子供のいない主婦には、配偶者控除は不要だから廃止
すべきだ。この制度自体が、パート主婦が控除額を超えないよう仕事を休むと
いう状況を生み、女性を戦力とみなさないことを助長しているんではないか?

【しげた・かつのり】shigeta@amonita.com
Webプロデューサー/テクニカルライター、あるいはファイルメーカーPro7の
執筆を多数抱えて気が遠くなっているただの凡人。子育てSOHO生活を、心の底
から思いっきり楽しんでる。
本文で「わが渋谷区」と書いたが、実は世田谷区出身...。
もうじき公開される災害もの映画「THE DAY AFTER TOMORROW」が、実は結構楽
しみだったりする。映画的には結構B級な雰囲気がするのがいいのだ。そう、
僕はアホ映画好き...。
・『デイ・アフター・トゥモロー』の公式サイト
http://www.foxjapan.com/movies/dayaftertomorrow/

[有限会社アモニータ]
http://www.amonita.com/

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■展覧会案内
弓田純大作品展「Sleeping in the Petzval Hotel ‐ペッツバールホテルで
眠る‐」
<http://www.pictorico.co.jp/mp/exhibition.html>
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会期:5月18日(火)~31日(月)11:00~20:00 土日11:00~18:30
会場:ミュゼオピクトリコ(東京都港区北青山2丁目7番25号 神宮外苑ビル2F
TEL.03-3796-2563)
内容:写真やペインティングに様々な手を加え、異世界を創り出すアーティス
ト・弓田純大氏の作品展。
・弓田純大サイト-Deep Water-
<http://www.ymoon.com/>

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■セミナー案内
Flashプロフェッショナルテクニックゼミ
<http://www.imedio.or.jp/seminar/fpro/index.html>
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<主催者情報>
Flashの基本をマスターしても、実際のFlashコンテンツ制作にはいくつものハ 
ードルが待ち構えています。イメディオではFlash上級講座としてFlashアニメ
ーションの表現力向上や、Action Scriptの修得・実践を目的とした、「Flash
プロフェッショナルテクニックゼミ」を開講します。
 
講師には、FM802をはじめ、多くの企業サイトでクリエイティブなFlashコンテ
ンツを提供している長末衛氏をお迎えし、プロならではのクオリティアップの
コツや、ユーザビリティを考慮したFlashコンテンツ作成を学んでいただきま
す。一段階上のFlashコンテンツ制作を目指す方はぜひご受講下さい。

日時:7月3日(土)~9月25日(土)13:00~18:30
場所:南港ATC ITM棟6F ソフト産業プラザiMedio研修ルーム
講師:長末衛氏(禅那設計)
費用:1フェーズあたり 24,000円~33,000円 合計90,000円(税込み)
定員:16名(先着)

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■セミナー案内
Adobe Creative Suiteで始める次世代DTP
<http://www.otsuka-bs.co.jp/otsuka/event/adobe0621/>
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日時:6月21日(月)11:00~17:30 受付開始:10:30
会場:株式会社大塚商会 本社3Fセミナールーム302(東京都千代田区飯田橋
2-18-4)
主催:大塚商会 定員:100名 受講料:無料

1:00~11:45「Version Cue ってご存知ですか?」
講師:近藤祐爾(アドビ システムズ株式会社 ビジネスデベロップメントマ
ネージャー) 13:00~13:45「Adobe Illustrator CS 新旧互換テクニック」
講師:近藤祐爾
14:00 ~ 15:30「QuarkXPress→InDesign CS 乗り換え講座」
講師:影山史枝
著書「一目でわかる!InDesignCS新機能ガイダンス」、「QuarkXPress→
InDesign乗り換え講座」、「DTPエキスパート受験サポートガイド」(共著)
等多数
15:45~16:30「Adobe Creative Suite からの出力とPDF/Xについて」
講師:近藤祐爾
16:45~17:30「フォント活用法」
講師:園田晋(株式会社モリサワ 営業一部営業課 係長)

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■セミナー案内
ブログの革新性
<http://www.mebic.com/seminer_info/seminer_info.shtml?y=2004&m=6&d=1>
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<主催者情報>
日時:6月1日(火)19:30~21:30
場所:扇町インキュベーションプラザ(Mebic扇町)2F
対象:CGアニメーションに興味のある方。
内容:使い方次第でWebサイト構築や社内情報共有ツールとして威力を発揮出
来るブログをただの日記と思っていませんか? SEO、アクセシビリティに優
れたCSSデザイン、論理構造、静的HTML書き出しと動的なサイトを静的に見せ
る技術やコメント、トラックバック機能、ATOM、RSSなどを交え企業サイトへ
の展開を解説。ブログの革新性を徹底解剖します。
講師:稲木俊一氏(P-CON.NET/(有)プロスパー総合経営)
津田貴史((株)CATWALK)
費用:1,500円(税込み)
定員:50名(先着)
主催:扇町インキュベーションプラザ メビック扇町

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■ブックガイド&プレゼント
音の本 オリジナル音楽・効果音素材集
<http://www.ulead.co.jp/mall/book/>
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<編著者から>
本書は音源フリーの素材集。収録音は、BGM40+80=120曲と効果音30の計150。
BGMの40+80=120というのは、メインが40曲で、それぞれテンポや演奏時間をア
レンジした2曲があるという意味です。「ロック」「クラシック」「クラブ」
「ラブストーリー」「春」などをテーマにしたBGMと、「拍手」「歓声」「鍋
の音」「水の音」などの効果音をオーディオとMP3で2枚のCDに収録。また、各
音の紹介ページがイラストや写真で検索できる「ビジュアル索引」になってい
るのも特徴です。オリジナルのビデオ作品やWebページのBGMや効果音に、また、
製品発表会やプレゼンテーション時のBGMなどにご利用いただけます。

編著:吉田浩章
音源制作:笠原POP雅史(SNSEAROO)
価格:2,940円(税込み)
判型:A4/108ページ/4C(一部1C)CD2枚
発行:ユーリード出版
発売日:3月30日

●本誌を編著者の吉田浩章さんよりデジクリ読者3名様にプレゼント。
応募フォームをつかってください。締切は6月3日(木)14時。
当選者(都道府県、姓)はサイト上に6月7日頃掲載予定です。
http://www.dgcr.com/present/20040527.html

<応募受付中のプレゼント>
『FLASHトレーニングブック MX/MX2004対応』
 以上デジクリ#1526号。締切は6月1日(火)14時。
『おしえて!! FLASH MX 2004』
 以上 デジクリ#1525号。締切は5月28日(金)14時。(明日!)

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■編集後記(5/27)
・昨日の「三谷幸喜のありふれた生活」を読んでいたら(自慢や弁解が多く、
好きなコラムではないが、和田誠の絵につられてつい読む)犬の年齢の数え方
について書かれていた。「犬は最初の1年で20歳になり、それから1年に4歳ず
つ歳を取っていくという」。そうすると、うちのハニー号は42歳である。わた
しの42歳のときより断然若い。スタイルはいいし、走る姿などほれぼれするく
らいかっこいい。マンションの両隣の奥さんからは、おりこうなワンちゃんと
いわれている(ますます三谷ふうに親ばかだ)。それでいて、犬嫌い(!)が
甚だしく、近所の豆柴が寄ってくるだけで必死で逃げる姿が情けない。ものす
ごい臆病で、先日獣医さんが血液検査をしたとき診察台で暴れて、わたしの腕
にひっかき傷をつけてくれた。何年かあとに、わたしの年齢を追い越してしま
う。ともに老いていくだけかね。リセットしたいよ、まったく。(柴田)

・「いかボン」が無性に食べたくなる。年に数回食べたくなるのだ。が、最近
はコンビニに置いていない。メーカーサイトを見に行ったら、商品案内ページ
に「いかボン」が見あたらない。ががーん。もしかして商品自体がなくなった
のか? あんなにおいしいのに。焦って思わず問い合わせる。在庫があれば買
っておきたい。常備店を教えてもらったが近くにはない。なので送ってもらう
ことにした。担当者さんは近日中にリニューアルして発売します、置いてもら
うお店を増やすためにもっと営業に頑張ってもらいますね、と言ってらしたが、
届いたものはリニューアルパッケージのもの。味も少し変わってしまって、以
前のようなみりんみりんした味じゃなく、だしがきいていて、より自然な味に
なっている。食べはじめると止まらない~。        (hammer.mule)
http://www.mikawayaseika.co.jp/  パッケージにurlなし

▼オフ会をやるときには「いかポン」をたくさん持ってきて下さい。

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

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