[1573] 1x10材で本棚を作ろう!

投稿:  著者:


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1573   2004/07/29.Thu.14:00.発行
http://www.dgcr.com/
   1998/04/13創刊   前号の発行部数 18669部
情報提供・投稿・広告の御相談はこちらまで mailto:info@dgcr.com
登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.html

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
---PR-----------------------------------------------------------------
「東京コンテンツマーケット2004」出展者募集!
国内唯一のコンテンツベンチャーのための専門見本市10月18日・19日に開催。
出展者を募集中です。(出展料無料/2004年8月13日(金)締切)
申込み・問合せは「TCM事務局」まで。詳細は < http://tcm2004.jp/
> まで
【電話】03-5772-3037【E-Mail】info@tcm2004.jp【URL】< http://tcm2004.jp/
>
-----------------------------------------------------------------PR---

<かくしてア段者が異常繁殖したのである>

■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト(32)
 1x10材で本棚を作ろう!
 茂田カツノリ

■笑わない魚(122)
 あ
 永吉克之
 
■展覧会・セミナー・イベント案内
 企画展:「氣と遊ぶ」展
 2004.08.07 F-siteセミナーのお知らせ&受付中
 「コクヨデザインアワード2004」の受賞作品が決定


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト(32) 
1x10材で本棚を作ろう!

茂田カツノリ
───────────────────────────────────
パソコンっていうのはペーパーレス社会を生み出すとかいう話を昔に聞いたような気がするのだが、これは僕の思い違いだろうか。現実はパソコン解説書のおかげで、うちの本棚はこの10年、悲鳴を上げっぱなしである。

最近はだいぶ抑えてるとはいえ年間40万円くらいは本を買う生活なわけで、そりゃ収納が破綻して当然である。てなわけで新事務所においても非常に重要な本棚を、今回は手作りしたのだ。

●1x10材で本棚を作ろう!

「2x4(ツーバイフォー)住宅」という言葉は、皆さんご存じだろう。2インチ×4インチに規格化された柱を組み合わせて作る家のことで、柱でなく面で支える構造のため上部で断熱性などに優れ、ローコストなことなどで北米を中心に世界的に人気のある工法だ。

2x4材は安価で加工しやすいので、僕はこれを使って本棚を作ったのだが、これが思いのほか気に入ったのでお薦めしちゃおうというのが今回の話だ。

そして2x4に限らず、2x2、2x6、2x8、2x10、1x4、1x6、1x8、1x10といったさまざまなサイズのものが存在し、これらを一括して「ツーバイ材」などと呼んでいる。この中で1x10材は、幅が約235mmと、本棚を作るにちょうどいいのだ。

ツーバイ材を使った日曜大工については、関連書籍がたくさん出てるので、ひとつ読んで基礎知識を得ておくことをお薦めする。

・簡単!「2×4材」木工―ウッドデッキからテーブル作りまで
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4651007260/qid=1090689916/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/249-3455015-4453112

「2x4」と言っても実際には2インチ×4インチではなく、38mm×89mmというサイズになっている。これは乾燥され縮んでいる都合なのだそうだ。1x10材は19mm×235mmという大きさになる。長さのほうは、6フィート(1828mm)か12フィート(3658mm)が多い。

「S.P.F材」と呼ばれる。これはSpruce(えぞ松)、Pine(松)、Fir(モミ)、のいずれかという意味。柔らかくて加工しやすく安価で、そのかわり割れ、反り、フシなどは多少我慢せねばというもの。実際本棚くらいのものを作っても結構反りには悩まされるが、そこは素人、どうせ正確な加工は無理なんだから、現物合わせで大ざっぱに作ってしまおう。

●設計して木を購入

うちの仕事場にはちょうど壁際にハリが下がっているところがあった。ここに床からハリまでびっちりの本棚とすることで、地震が来ても倒れないようにした。サイズは幅2.3m×高さ1.9mだ。ザマアミロという巨大さだ。

この大きさだと薄手の1x10材だけじゃ強度面で不安なので、今回は2x10材を外周と縦の仕切に使い、棚板を1x10材にするという形にした。棚板として、一定の大きさに切りそろえてあるMDF材などを使うのも手軽でいいと思う。その場合は、棚板に合わせて外枠を作ることになる。

材料となる木を買うのは大変だ。ジョイフル本田やカインズホームのような大型ホームセンターが近くにあれば良いが、都心部にはまったく存在しない。わざわざ車で行っても積めないし、材木は配送してくれないというお店も多く、そもそも1x10材は在庫がないことが多い。

そこで役立つのはもちろんインターネット。僕は下記のサイトから代引で購入した。

・本田谷田部
https://www.diyna.com/webshop/lumberjack/

6フィートの1x10が714円で売ってる。送料のルールは「30kgまでを1個口として、関東なら1,000円」となっていて、これは1x10 6フィートだと8本になる。佐川のおニイさんが汗だくで持ってきてくれるので、くれぐれも不在だけはしないように。

ちなみに受注後すぐ発送してくれるので、注文の翌日または翌々日には届く。なお、僕は安価な普通の1x10材を買ったが、ちょっとだけお金を足して「ポンデロッサパイン」という、品質の高いものを買うことを強くお薦めする。これでも1,113円だし。

●どうやって切るか〜丸ノコが楽だが...

日曜大工では、木をどうやって切るかが大きな問題だ。僕は丸ノコを使ってラクチンでやったのだが、音はかなりでかいし、危険もそれなりにある。こんなことで指を飛ばしてもツマラナイので慎重すぎるほど安全には気を配りたい。

丸ノコを使う場合は、木をしっかり支えられる台を用意した上で、頑丈な革手袋をして取り組もう。軍手はダメだ。木くずが刺さるし、回転部に巻き込まれると複雑骨折するハメになる。キーボード打ってナンボのデジタル系クリエータたるもの、手タレなみに手は大事にしてほしい。

幸いなことにS.P.F.材はかなり柔らかいので、根性を入れれば手ノコで切ることも可能だ。この場合、安物のノコギリを使うと疲れるので、それなりに切れそうなものを使おう。いい手ノコは丸ノコより高いが...。ノコギリを垂直に保つような治具が売られているので、これを使うことをお薦めする。

前出の材木屋さんでは、指定サイズに切ってくれるサービスもある。ただし木には反りがあるので、ちょうどのサイズで切ってしまうと足りなくなることも多いので気を付けよう。

木を正確に直角に切るというのは、僕のような不器用な人間にはホントに至難の業で、うちの本棚にも結構ゆがみが......。ま、壊れなきゃいいのである。

●どうやってつなぐか?〜コーススレッドという木ネジ

木と木を接合するところは切り込みを入れて組み合わせたりするとカッコいいが、それよりも作りやすさ優先で木ネジ止めしてしまおう。

そこで使う木ねじは「コーススレッド」(coarse thread)と呼ばれる、目が粗いものを使う。クギと違って浮きにくいし、S.P.F.材なら下穴なしにいきなり打てるから手間が少ない。

棚板を止めるのは細身のネジで十分だが、外枠はそれなりの太さ、長さがあるネジでがっちり止めておこう。S.P.F.材は柔らかいので、ネジが木に15mmぐらい食い込んでるだけだと、ちょっとした力であっさり抜けてしまうのだ。長さ75mm位のネジを使おう。

この場合、手でねじ込むのは至難の業なので電動ドライバが必須。これは笑っちゃうくらい安価なので、この機会に買ってしまおう。僕が使っているのは、BLACK & DECKER社のちょっと古いタイプの「CD231」で12,000円ほど。ケーヨーD2などのDIYショップのオリジナルブランドで格安のものがあるので、それで十分だ。

また、ネジ止めではなくツーバイ材専用の金具で組む方法もある。
・イントラのページ(米シンプソン社の2x4コネクター販売)
https://www.diyna.com/webshop/intra/

2x4材をがっちり固定できる専用金具を各種販売している。この金具はウッドデッキ作りに最適。僕も近日チャレンジ予定なので別途ご報告する。

●作ってみた感想

僕の場合は仕事の合間を見て2日がかりで作ったけど、まあ普通は1日でできると思う。ネジ止め時の仮抑えには、本を使うといい。

あと、1x10材に太めの木ネジを使うと割れることがあるので、あまり一気にねじ込まずにゆっくりやろう。

分譲にお住まいなら、僕のように床におもいっきり固定しちゃえば良い。賃貸なら、ハリに突っ張るように作って、近々必ず起こる地震に備えておこう。

というわけで、木材約10,000円、ネジ等約1,000円で、壁一面の本棚ができて満足なのであった。しかも接着剤も塗料も使わないエコ仕様なのであった。

総合的な感想としては、日曜大工のルールはいろいろあるけど、まあテキト〜に作ればなんとかなるかな、という感じだ。もちろん必要以上と思える感情差は必要だが、見た目は気にしないことである。

見た目についてカミさんに指摘を受けたときの言い訳は「木というものには反りがあるから」でいいだろう。「これが自然素材の味なんだ。画一化された工業製品とは違う、人間味あふれたものなんだ」という感じで言いくるめよう。

ちなみに子供の机も作った。1x4材を足に、集成材を天板にしてビス止めしただけだが、好評である。最初ビスが20mmほどしか食い込んでなくて、いきなり壊れてビックリしたので、長ビスで強化し直して使ってる。

●DIYショップご紹介

ネジや工具などは、やっぱりお店で見て買いたいもの。というわけで東京都心住まいの人でも行けそうなお店をご紹介する。

・ケーヨーD2 三田店(JR田町/都営三田駅徒歩15分)
http://www.keiyo.co.jp/map/tokyo/map_010.htm

DIYというよりホームセンターという要素が強いが、都心にしては良い品揃えで心強い存在だ。

・シマチュウ 中野店(中野駅徒歩7分)
http://www.shimachu.co.jp/map/nakano.htm

DIYコーナーはあまり広くはないが、それなりに役立つ。しかも比較的安い。

・東宝日曜大工センター(成城学園前駅徒歩10分)
http://www.toho.co.jp/diy/diy-top.html

材料なども多く扱ってて、かなり役立つ。

・ジョイフル本田 荒川沖店
http://www.joyfulhonda.com/map/map-arakawaoki.htm

遠いけど、話のネタに一度行ってみてほしい。鉄骨とかまで売ってて笑えるから。ナニゲに画材もすさまじく充実。あと群馬新田店とかの一部店舗に併設されてるアンティーク家具屋「オールドフレンド」は、かなり財布のヒモを緩ませる効果があるので気を付けよう。

・カインズホーム 多摩境店・青梅インター店
http://www.cainz.co.jp/tenpo_folder/Mise_Folder/Tokyo.html

ジョイフル本田ほどではないが、かなりの材料が揃う。東京都には2点あるが、青梅インター店のほうがデカい。

●家具を買うならCostcoかIKEAなんだけど

自分で作るのはちょっと、という人もいるだろう。でも安価なもの買うとセコい化粧板仕上げだったり、古くさいスティール製だったりで、ちょっと悲しくなってしまうものが多い。日本じゃなかなか、安価で許容範囲の家具に出会えないものだ。

そんなときには、以前もこのコラムに書いた「Costco」に行かねば、である。あまり種類はないが、しっかりしたものが安く買える。ダイエーとかで売ってるのじゃイヤだという方は、一見の価値ありだ。

家具に10万円とかかけたくないけど、安っちいのはヤダという場合、ほんとはIKEAで買うのが一番。でも日本のお店はどうやら2006年まで待たねばならぬようだ。

【しげた・かつのり】shigeta@amonita.com
Webプロデューサー/テクニカルライター、あるいはファイルメーカーPro7の執筆を多数抱えて気が遠くなっているただの凡人。子育てSOHO生活を、心の底から思いっきり楽しんでる。
僕の愛する「青山ブックセンター」が経営破綻し、閉店してしまった。渋谷に引っ越して青山店の近所になったのをうれしく思ってた矢先の出来事で、実に悲しい。かつて西麻布のいまにも崩れそうなアパートに住んでたころ、毎夜六本木店に行ったものだ。品揃えが僕のストライクゾーンにぴったりなもので、ついつい持ちきれないほど買ってたのを思い出す。
まあビジネスである以上、潰れてしまったものはしょうがないのだけれど、一方でパチンコ屋とか風俗店とか金貸しとかカラオケ店とかが繁栄してる状況を見ると、いろいろと余計なことを考えてしまうのであった。

[有限会社アモニータ]
http://www.amonita.com/


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■笑わない魚(122) 


永吉克之
───────────────────────────────────
佐藤、鈴木、高橋、田中、渡辺、伊藤、山本、中村、小林、加藤。

これは日本で最も多い苗字のベスト10の順位だそうである。調査した人や機関によって多少異なるようなのだが、だいたいこんなもんだろう。

これを見て気がつくのは、このうち7人までが「ア段」つまり「あかさたなはまやらわがざだばぱ」のいずれかの音で始まる名前だということである。これは単なる偶然ではなさそうだ。日本人には「ア段者」が多いのだろう。

たとえば私の勤め先には、たしかスタッフが私を含めて13人いたと思うが、そのうち9人が「ア段者」だ。またデジクリの編集スタッフ各氏の名前をご覧になれば、柴田氏以外はすべて「ア段者」だということにお気づきになるだろう。

こんなもの調べて、何か読者の役にたつのだろうかと思いながらも、阪神タイガースの公式サイトに載っている、助っ人外国人選手をのぞいた63人の選手の名前を見ると、うち45人が「ア段者」だった。

また、われながらご苦労なこったと思ったが、かなり以前に録画したNHK大河ドラマ『新選組!』のビデオテープを探し出して、オープニングを見ながら、出演者の名前をチェックしたら、ア段者が13人、非ア段者が12人だった。「なーんだ、半分しかいないじゃん」と、のたまふなかれ。ア段者VSイウエオ段者というハンディキャップマッチなのである。

落語の亭号も、「桂」「林家」「三遊亭」「立川」「柳家」などのようにメジャーどころはア段が多い。歌舞伎の屋号も、よく知られたところでは「中村屋」「成田屋」「成駒屋」「播磨屋」「大和屋」など、これまたア段が多数派だ。

▼亭号、屋号については以下を参照した。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%AD%E5%8F%B7%E3%83%BB%E5%B1%8B%E5%8F%B7


                 ■

ではなぜア段者が、かくもはびこることになったのか。まず、ア段の発音が最も楽だからである。実際に発音してみればわかるが、口をだらしなく、あんぐりと開けて、のどから音を出しさえすれば「あ」になる。がっくりして、力なく溜め息をつくとき、われわれは「あ〜」もしくは「は〜」という。「もう俺はおしまいだ、み〜」という人はいない。

それに対して、イ段を発音するときは、おかしくもないのに笑い顔を作るように口を左右に広げる。ウ段では、ヒョットコのように唇をつき出すという屈辱的な顔つきをしなければならない。またエ段では、下唇を引き、舌の左右両端を上顎の左右の歯につけるなんて曲芸まがいの行為を要求される。そしてオ段では、田中邦衛の形態模写をしなければならない。

ア段は口を軽く開けていれば、あとは舌やのどをテキトーにコントロールするだけのことなのだが、問題は「ま」「ぱ」「ば」「わ」である。これらは、口をポカンと開けているだけでは発音できない。まったく腹話術師泣かせである。この四つの音のいずれかで始まる名前が日本にひとつもないのは、そのためだ。

また、最も大きな声を発することができるのも、ア段なのだ。試しに、今その場で、脳の血管が切れるほど力を込めて「あー、いー、うー、えー、おー!」と絶叫してみていただきたい。「あ」がいちばん大声を出しやすいのが分るはずだ。これは、カ行でもサ行でも同じである。

かつて、まだ電話なんかなかったころ、隣村や隣町にいる人に用事があるときは大声で名前を呼ぶしかなかった。たとえば、ひと山越えたところの村にいる人を呼ぶのに「仁吉」「平太」「茂平」では声に力が入らないので、ここはア段者の「田吾作」「勘太」「弥次郎」に頼むべえということになって、以降、ア段者が重用されることになり、かくしてア段者が異常繁殖したのである。

そしてア段がこれほど普及した最も大きな要因は、その響きがもつ印象である。
「あかさたな...」の順に言葉を連想してみていただきたい、
「愛、神、最高、太陽、仲よし、阪神タイガース、真心、優しい、楽、和」といった肯定的で、明るく、親しみやすい言葉しか思いつかないはずだ。しかしながら、イウエオ段はどうだろう。

イ段=威嚇、脅迫、失禁、痴漢、憎む、非道、未練、離婚
ウ段=嘘、首吊り、スリ、罪、盗む、不倫、村八分、憂鬱、流刑
エ段=怨恨、嫌悪、戦争、転落、根にもつ、変態、滅亡、劣化
オ段=嘔吐、混乱、粗暴、凍死、のたれ死ぬ、崩壊、悶絶、読売巨人、牢獄

いくら考えても、このような否定的な言葉しか浮かんでこないのである。日本の一流企業の社名にイウエオ段がひとつもないのは、そのためだ。

                 ■

かくいう私もア段者だが、多数派に属しているというのが、どうも面白くない。血液型も、日本人の4割を占めるA型なので、よく「お手前は日本一凡庸な人種じゃ。自民党に投票して、ジャイアンツを応援し、車道では左側通行をするがよかろう」といわれる。芸術家としては不名誉の極みである。

ところで冒頭の苗字ベスト10のなかに、エ段だけが含まれていないところをみると、エ段が最も少数派と思われる。そういえば、タレントやスポーツ選手、政治家、郵便局員のなかに、エ段で始まる名前がひとつも見当たらない。

しかし注目すべきことに、芸術家はエ段が圧倒的に多い。寺山修司、遠藤周作、千利休など九割を占める。他にも、江形光琳、毛多川歌麿、江原西鶴、出宰治、目島由紀夫など枚挙にいとまがない。芸術家は野にあってこそ生きるのである。

【ながよしかつゆき/アーティスト】katz@mvc.biglobe.ne.jp
すいません、また個展します。ちと気の早い話ですが、港区麻布の「縁縁」というカフェで10/26(火)から11/7(日)まで行ないます。予定としては10点の新作プラス、気に入っている旧作1点を展示します。限りある人生に悔いを残さぬよう、あらゆる発表のチャンスを利用する所存でございます。

縁縁 / http://www.enyen.jp/

EPIGONE / http://www2u.biglobe.ne.jp/%7Ework


▼偏執長の柴田ももとはア段者(高橋)です。しかし、こんなもの調べて、何か読者の役にたつのだろうか。たちません。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■展覧会案内
企画展:「氣と遊ぶ」展
< http://www.shiseido.co.jp/house-of-shiseido/html/exhibition.htm
>
───────────────────────────────────
会期:7月28日(水)〜9月12日(日)10:30〜19:00 月祝休
会場:ハウス オブ シセイドウ(東京都中央区銀座7-5-5 TEL.03-3571-0401)
内容:4000年の歴史ある中国医学を文化の背景にもつ、中国、韓国の作家が、「氣」をテーマに多用な生薬を用い、独自の表現を試みた作品を展示する。 展示空間には、作品の材料として使われた生薬から発せられる「香り」と、会場の中で演出された「氣」があふれ、鑑賞する人が文字通り「氣と遊ぶ」ことができる「氣の庭園」が広がる。入館無料。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■セミナー案内
2004.08.07 F-siteセミナーのお知らせ&受付中
< http://f-site.org/archives/000052.html
>
───────────────────────────────────
<主催者情報>
9回目のF-siteセミナーは、初のゲスト講師を大阪より招き、Flashでできる3D表現のノウハウをみっちりバッチリとびっきりな話題でお送りします。

demo1「ミート的3D表現のコツ」ミート茂手木氏
「摘んで・伸ばして・引っ張って」...じゃなく、「照って・ぼかして・影つけて!」。Flashだけでもそれなりに簡単な3D的表現はできるもの。そんな表現の知ってれば得する?コツをご紹介します。

demo2「完璧素材作りでリアリズムの追求」サブリン氏
ActionScriptが出来ても、赤い●を動かしてたらカッコ悪い! デザインしてて、もうちょっと質感が欲しい!...などに役立つ(かもしんない)グラフィック/ビットマップ素材のリアリズム追求・質感向上のTIPSを大紹介です。

demo3「Flashでのカンタン3D」森 巧尚氏
「おしえて!! Flash MX 2004 ActionScript」でお馴染みのあの森さんが大阪から駆けつけ、3DなFlashの簡単な作り方を伝授してくれます。3D系ソフトとFlashの連携や、制作上の注意なども見逃せません。

企業demo1「発売間近か!? Swift3D V4」株式会社ディ・ストーム
企業demo2「MAYAからswf!?」株式会社ボーンデジタル

日時:8月7日(土)13:30〜17:00
会場:代々木・国立オリンピック記念青少年総合センター
参加費用:1000円(会議室使用料など)
※上記のテーマは、何の前ぶれもなく当日に変更されることがあります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■イベント案内
「コクヨデザインアワード2004」の受賞作品が決定
< http://www.kokuyo.co.jp/press/news/20040725-299.html
>
───────────────────────────────────
コクヨは、ユーザーならではの優れた商品デザインを幅広く一般から募集する「コクヨデザインアワード2004」(応募期間:2003年12月1日〜2004年3月31日)で、国内外から合計815点の応募作品を審査した結果、このたび受賞作品10作品を決定した。募集テーマは「しごとが楽しくなるデザイン」だった。グランプリは栗本隆介(31)TapeStocker(テープストッカー)、テープカッターの周辺に、切り取ったセロハンテープ等を仮留めできる突起を設けている。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記(7/29)
・プロ野球ナイトゲームを見ながら、巨人ファンの妻とのお約束の問答。「あ、このローズってどこの人?」「近鉄の強打者」「この小久保ってのは?」「ダイエーの4番」「この江藤ってのは?」「広島の4番」「ペタジーニって?」「ヤクルトの4番」「清原ってのは?」「西武の4番」もちろん、とっくに承知のことだが、イジワルでわざと聞くわたし、これだけは律儀に答える妻、いつもこれだ。歪んだ選手構成をあざ笑うわたしと、生え抜きを大事にしろと怒る妻(わたしに向かって怒ってもしょうがないけど)。阪神の自力優勝が消滅したそうだが、今年は中日で行きましょ〜。わたしの愛読しているメールマガジンは佐々木敏氏の「週刊アカシックレコード」である。ワールドカップで韓国の八百長ゲームが問題になったとき、胸のすく論陣をはっているのを発見して以来のファンである。扱うテーマは、政治、経済、スポーツなんでもありで、いずれも信憑性のありそうな内容でおもしろいのなんの。大胆な予想をするが、当たらないことが多い(笑)。しかし、その理論の立て方にナルホドと思わせる鋭さがあって好きだなあ。最新号では「労働組合(プロ野球選手会)が無能な経営者(球団)に向かって『有能になれ。ならないとストするぞ』と脅しても成功するはずがない。現在、無能な球団(ロッテ)を(少しは)マトモな球団の手で追放する陰謀が進行中で、このほうが合理的だ」といっている。そうだったのか。そして、「生半可な『野球通』よりはるかに深く、筆者は野球を知っている。次回はそのことを証明して御覧にいれる」と宣言している。楽しみだな。「野球通」の人は読んでみましょう。(柴田)
http://www.akashic-record.com/


・「ウォルター少年と、夏の休日」を観た。「ビッグフィッシュ」と似たところがあるけれど、テイストが少し違う。コミカルで、ちょっとおとぎ話ちっくで素敵で、画面からウィンクされているようなそんな話。観た後に知ったけれど、監督・脚本は「アイアン・ジャイアント」のティム・マッキャンリーズ。ああ、と思ったあなたには、ぜひ観てもらいたい。役者さんも素晴らしい人たちばかりよ。(hammer.mule)
http://www.herald.co.jp/official/s_hand_lions/
 オフィシャル
http://www.21may.com/koneta/theirongiant.html
 アイアンジャイアント


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
発行   デジタルクリエイターズ < http://www.dgcr.com/
>

編集長     柴田忠男 < mailto:shibata@dgcr.com >
デスク     濱村和恵 < mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ  神田敏晶 < mailto:kanda@knn.com >
リニューアル  8月サンタ < mailto:santa8@mac.com >
アシスト    鴨田麻衣子< mailto:mairry@mac.com >

情報提供・投稿・プレスリリース・記事・コラムはこちらまで
                        < mailto:info@dgcr.com >
登録・解除・変更・FAQはこちら < http://www.dgcr.com/regist/index.html
>
広告の御相談はこちらまで   < mailto:info@dgcr.com >

★等幅フォントでご覧ください。
★【日刊デジタルクリエイターズ】は無料です。
お友達にも是非お奨め下さい (^_^)/
★日刊デジクリは、まぐまぐ< http://mag2.com/
>、
E-Magazine< http://emaga.com/
>、カプライト< http://kapu.biglobe.ne.jp/
>、
Macky!< http://macky.nifty.com/
>、melma!< http://www.melma.com/
>、
めろんぱん< http://www.melonpan.net/
>、
MAGBee< http://magbee.ad-j.com/
>、posbee< http://www.posbee.com/
>、の
システムを利用して配信しています。配信システムの都合上、お届け時刻が
遅くなることがあります。ご了承下さい。

★姉妹誌「写真を楽しむ生活」もよろしく! < http://dgcr.com/photo/
>

Copyright(C), 1998-2004 デジタルクリエイターズ
許可なく転載することを禁じます。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■