[1622] 倫理社会の時間

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1622    2004/10/21.Thu.14:00発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18296部
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     <「イラチ」という公認の気質が免罪符になるか>

■笑わない魚(130)
 倫理社会の時間
 永吉克之

■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト(41)
 シリコンバレー企業はうらやましいのか?
 茂田カツノリ

■イベント案内
 「大阪(ODW)/京都(KDW)デザイナーズウィーク2004」開催迫る



■笑わない魚(130)
倫理社会の時間

永吉克之
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●日本人であることについて

私は祖国の山河や人々を愛し、われわれの祖先が築き上げた伝統、文化に限り
ない崇敬を惜しまない。まだ読んだことはないが『源氏物語』は愛読書である。
また明治23年に発布された『教育勅語』を私の教育方針の根幹にしている。
「億兆心ヲ一ニシテ世世厥ノ美ヲ濟セルハ此レ我カ國體ノ精華ニシテ教育ノ…
一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」ということら
しい。何のことかよく解らないが、ともかくありがたい言葉である。

専門学校の非常勤講師とはいえ、教育者という職を与えられ、将来の日本の興
亡を決める青年の育成に携わるという栄誉ある権利を行使できるということは、
天照大神の思し召しと心得、粉骨砕身、滅私奉公つかまつる所存である。

●国家について

芸術家なら誰でも偶像破壊者であり無政府主義者であるから、私も国家という
ものを信じていない。そもそも国家などというものはない。コッカスパニエル
という種のイヌがいるが、これはただの畜生で国家とは何の関係もないのだ。

国家とは縄張り根性が造り出した虚構である。そして国民とは、たまたま縄の
内側にいる人々を指す。国民は互いに利害が一致したときだけ「同胞(はらか
ら)よ、互いの血をすすりあおう」と言い、対立すると「黒い羊」と呼びあう。

私の嫌いな言葉のひとつに「わが国が誇る」というのがある。わが国が世界に
誇るものとして、北斎、日本刀、富士山といったアイテムを喜々として列挙す
る人に言いたい。富士山を誇る資格があるのは、日本が成立するはるか以前、
造山活動によって現在富士と呼ばれる山を形成した地殻のみなさま方であると。

「わが国が誇る」の背後にある心理は、「オレの親父は警視総監と友達なんだ」
とか「あたしの妹の彼氏は東大の医学部なのよ」といった、他人のフンドシ的
同一視と同じものである。つまり北斎を誇るということは、200年くらい前に
日本にいた、血縁もない人間の業績をわがことのように誇ることだから「オレ
の親父」の方がまだリアリティがある。

●家族について

11日は亡き父親の月命日で、近くの寺の僧が経を上げに来ることになっている。
幸い自宅で仕事をすることが多いので、その日は母親と一緒に経文に耳を傾け、
いまや仏となって、阿弥陀如来の慈悲のなかで浄土に遊ぶ父の姿を想い、また、
ありし日の姿、人望厚かったその人柄、その業績などを想う。

そして戦時中、海軍航空隊で士官をしていた頃、報国の志に燃えた父親の勇姿
を写した写真を見るたびに、自分のことのように誇らしい気持になるのである。
私が生まれる前のこととはいえ、自分の父であることに変わりはない。

家族とは国家の細胞である。家族の絆の強さが国家の安寧に直結しているのだ。

●宗教について

「神は死んだ」

とフリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェが百年以上も昔に吠えた。とはいっ
ても神が「お、お迎えが来はったわ」と言いながら昇天したというのではなく、
もはや、われわれは神を必要としないということなのである。神はいるのかい
ないのか判らないのだから、相手にしようがないではないか。

ましてや宗教、なかでも葬式仏教に堕した寺院は葬儀屋のためにあるようなも
のだ。葬儀屋にしても死者を悼む気持などないのは明白で、父親の葬儀の準備
を、くわえタバコでしているのを見て、神だけでなく仏も死んだと確信した。

また、月命日にお経を上げる坊さんの来る時間がまちまちで、朝8時前、まだ
こっちが寝ているときに来るかと思えば、夕方近くに来たりするので、母親と
「あの寺に頼むのはやめようか」「日蓮宗に変えようか」などと相談したこと
があったが、近所の人の話を聞くと、今来ている坊さんの属している宗派が最
もお布施の相場が安い(2000~5000円)ということなので我慢しているのだ。

●社会の規則について

大阪の難波というところに、大阪人の気質を象徴するような名物スクランブル
交差点がある。歩行者用の信号が赤であろうが、車の流れが途切れると、いっ
せいに横断を始めるのである。はなはだしいときは、歩行者の一群が渡り終え
たときに、やっと青(厳密には青緑)になることがある。

大阪人は横断が物理的に可能かどうか、警官が見ているかどうかを基準にして
横断するのだ。信号機は勝手に赤になったり青になったりしているだけである。

大阪人は自らを「イラチ」と呼ぶ。せっかちで、長時間待たされることが他の
どの都道府県の住民よりも苦手であるということを、半ば誇らしく半ば自嘲気
味にそう呼んでいるのだが、ともすると「イラチ」という公認の気質を免罪符
として利用しがちである。大阪人とて法治国家の民なのだから、イラチであろ
うが不埒であろうが、規則は守らなければならない。

私は勤め先の学校に向うときは上の交差点を渡ることになるのだが、もとより
規則を守ることが大好きなので、暴徒が信号を無視して横断を始めても、私は
歩道上で郵便ポストのようにどっしり構えて、一歩たりとも車道に足を踏み入
れることはない。どうしても急がなければならないときは、信号も横断歩道も
ない車道を渡ることにしている。そうすれば信号無視にはならない。

【ながよしかつゆき/アーティスト】katz@mvc.biglobe.ne.jp
前回は風邪でお休みさせていただいた。スイマセン。/来週から個展が始まる。
今回は全11点中、10点が世界初公開である。これまではエロティックなモティ
ーフや、汚い、気持悪いモティーフを好んで使ってきたが、今回はそういう飛
び道具はいっさい使わず、正攻法(でもないか)で描いた。「洗練されたネ」
「毒気がなくなっちゃったネ」「何も変わってないネ」。反応やいかに。

《個展『放蕩息子の乾燥』のご案内》
10/26(火)~11/7(日)港区麻布のカフェ「縁縁」において開催します。
作者が会場にいる日時など、詳細は私のサイトに掲載してあります。
※イベント開催などのために作品がご覧になれない場合がありますので、予め
以下のサイトでご確認のうえ、お出かけくださいねっ!

・縁縁 http://www.enyen.jp/
・私のサイト http://www2u.biglobe.ne.jp/%7Ework

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■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト(41) 
シリコンバレー企業はうらやましいのか?

茂田カツノリ
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前回に引き続いて、起業とか会社のあり方とかの話でいきます。

先週「起業のアドバイスをしてくれる人募集」と書いたら、知人から「すでに
二つ会社作ってるのに、いまさら何故?」というようなことを聞かれた。そう、
そのあたりが話のひとつのポイントになるかもしれない。

●自分がやりたいことは何?

いまから一億年ほど前に「ビットバレー」なる恥ずかしい言葉が流行ったこと
があった。僕はそのとき、まさにそうした人が集まる渋谷区富ヶ谷にSOHOを構
えてたのだが、この手の人たちとはまったく、一切、交流を持ってなかった。

いまにして思うとちょっと顔出しておけばよかったかとも思ったりはするが、
とにかく何でもかんでも起業だ、ベンチャーだ、IPOだっていう雰囲気に嫌気
がさすのは、ごくまっとうな感覚であったかとも思う。

だってどう考えても「ベンチャービジネス」というより「IPO詐欺」っていう
呼び方のほうがぴったりくるような案件が多かったし、話をしてても眉をひそ
めざるを得ないような人が割といたし、ね。

で、僕はそんな中でとにかく技術面を必死に学びつつ仕事してきて、まあまあ
楽しく過ごしてきた。WebにせよCD-ROMにせよ書籍にせよ、なるべく自分の手
だけでひととおり作るのが楽しかったし、生活に困らない程度の収入は得られ
たかな、という状態だった。

しかし常に、もうちょっと大きなことをせねばという気持ちは持っていて、特
にこの数年、体力が明らかに落ちてきたこともあり、新しい展開を模索中なの
である。

ということで、過去を振りかえつつ「自分は何をしたかったのだろう」という
ことを考えたのだが、それはなによりも「会社に属さないで生きてゆきたい」
が一番だったような気がする。

会社に属したくないといっても、別に朝起きるのとか通勤するのとかがイヤな
わけじゃない。そうではなく、要するに「上司や経営者など、会社を動かして
いる人たちの時代遅れな感覚がイヤ」というのが正直なところだった。

もちろん「時代遅れ」などと僕が考えるのは思い上がりかもしれないから、本
当にそうなのか、自分を客観視する努力をしていろいろ考えたり勉強したりし
た。その結論として、自分がいいと思うやり方を、まずは実践してみることが
必要だって思ったわけだ。

●シリコンバレー企業はうらやましいのか?

で、実際にフリーでやってみると、会社っていうのはずいぶん従業員を搾取し
てたんだなあ、ということに気づいてしまう。年間売上目標を10月末くらいで
クリアし、そこから年末までは旅行っていうような生活を数年続けてて、それ
は楽しかった。

いまにして思うと当時の売上目標は低かったと思うが、人生の中で初めて「ま
ともに生きられた」と思えて、その自信があってこそ子持ちになれたわけだか
ら、ステップとしては良かったと思う。

で、こうした流れを基本的には変えずに今に至るわけだけれど、さすがに同じ
こと続けてると限界が来る。限界来ることはわかってたし、ちょっと対処が遅
れてることも自覚してる。さあどうしよう。

どう進んでいくかはいままさに考え中で、具体的な動きもいろいろしてるのだ
が、それとは別に「会社」ってもののあり方についても考えている。

僕がフリーになったのは「ヘボ会社勤めはもうカンベン。自分でやるよ」とい
う考えからなわけだが、シリコンバレーの優良企業が持つ労働環境を見ると、
なんだか勤め人もいいなあと思えることもある。

・Google(US)の求人ページ
http://www.google.com/jobs/reasons.html

世界的成功企業のGoogleだから、待遇いいのは当たり前かもしれないが、それ
にしてもちょっと羨ましいかな。

Googleに限らず、ほかのシリコンバレー企業を見ても、なんとなくだが「これ
なら勤め人もいいかも」と思っちゃう部分はある。

数年前に、Apple(US)で働く友人を訪ねてクパチーノの本社内に入れてもら
ったとき、その優雅な環境を実にうらやましく感じた。まあ家賃高かったりで
大変な部分もあるのは聞いたけれど。

このことを「アメリカは景気がいいから」「金持ちの会社だから」「カリフォ
ルニアは土地が広いから」などと評することは簡単かもしれない。でもそうじ
ゃなくて、会社がちゃんと従業員の生産性を上げるための努力を直球でやって
ること、そういう部分でも会社どうしが競っていることに、ちゃんと注目した
いと思った。

ということで、従業員が本当に幸せになれるような会社を作りたいなと思いつ
つ、FileMaker Inc.が2年くらい契約社員で雇ってくれないかなあ、などと思
いを巡らしたりもするのだった。

●考えのネタ元

・CNET Japan「梅田望夫氏・英語で読むITトレンド」
http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001657.html
この連載は切り口といい文の質といい、ホント勉強になります。

・「金持ち父さんのキャッシュフロークワドラント」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/448086332X/amonitacom-22
金持ち父さんを「当たり前のことばかり書いている」と評する人がいるが、そ
うとらえた時点で本質を見失ってるような気が僕にはするんだけど。少なくと
も僕にとっては、シリーズ2作目のこの本は実に役立っている。

【しげた・かつのり】shigeta@amonita.com
Webプロデューサー/テクニカルライター、あるいはファイルメーカーPro7の
執筆が一段落して、新たな展開をどうもってゆくか悩むただの凡人。
なんとなく買うのをずっと我慢してたiPodだが、一部噂になってるU2バージョ
ンがもし出たら、買っちゃうだろうなあ。そしてカミさんに笑われるんだろう
なあ。

[有限会社アモニータ]
http://www.amonita.com/

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■イベント案内
「大阪(ODW)/京都(KDW)デザイナーズウィーク2004」開催迫る
<http://www.tdwa.com/odw_04/index.html>
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~デザインの祭典、「デザインがこの国を変えていく」~
大阪DWは今年で3年目を迎えるが、今年から、新たに京都DWが加わる。DWの各
イベントは、市内に点在するショップ主催のミニセミナ-、新作発表会、ゲス
トを迎えてのト-クショ-、デザイナー40名によるストリートファニチャー
(家具)展覧会、オ-クション、デザイン交流の場となるパ-ティ等が盛り沢
山である。
主催:NPO法人東京デザイナーズウィーク
後援:大阪府、大阪市、京都市
会期:大阪(ODW)10月27日(水)~10月31日(日)
   京都(KDW)10月30日(土)~11月3日(祝)
会場:各エリアおよび公式イベント会場 詳しくはサイトを参照

●大阪デザイナーズウィーク(ODW)イベント

・大阪デザイン展「ストリートファニチャー」
http://www.tdwa.com/odw_04/sf/index.html
関西を中心に活躍するデザイナー、作家40名の屋外新作家具40点が一堂
に会する。10月30日は同会場でオークションも行われる。
会期:10月27日(水)~30日(土)11:00~19:00 最終日16時
会場:レストランMitte公開空地/大阪国際ビルディング2階(大阪市中央区本
町2-4)
入場料:無料

・「ODW2004キックオフパ-ティ」
http://www.tdwa.com/odw_04/party/index.html
日時:10月28日(木)午後19:00~
会場:レストランMITTE/大阪国際ビルディング2階(大阪市中央区本町2-4)
出演:ASP/オオサカ=モノリール/ラリーパパ&カーネギーママ
参加費:一般3,000円、学生1,500円 with1drink

・デザイナーズカンファレンス
http://www.tdwa.com/odw_04/conference/index.html
日時:10月31日(日) 14:00~16:00  パーティー16:00~
会場:中之島・大阪市中央公会堂(大阪市北区中之島1-1-27)
ゲスト:深澤直人氏×喜多俊之氏、Mr.ALEXANDER VON VEGESACK
参加費:一般1,000円、学生500円

・大阪芸術大学展(テーマ「創る喜び」)
http://www.osaka-geidai.ac.jp/index.html
会期:10月27日(水)~10月31日(日)10:00~17:00
会場:明治安田生命ビル(地下鉄淀屋橋駅13番出口直結)

・ショップイベント
http://www.tdwa.com/odw_04/shop/index.html
・ショップデザインセミナー
http://www.tdwa.com/odw_04/seminar/index.html
・OSAKA食空間 meet BAILEYS
3http://www.tdwa.com/odw_04/baileys/index.html
(詳しくはサイトを参照)

●京都デザイナーズウィーク(KDW)イベント

・建築エキシビション「建築の京都-OBJECT」展
http://www.tdwa.com/odw_04/exhibition/index.html
会期:10月30日(土)~11月3日(祝)12:00~20:00
会場:ASPHODEL(京都市東山区八坂新地末吉町99-10)
参加費:500円

「建築プレゼンテーションの最前線」展
会期:10月30日(土)~11月3日(祝) 11:00~19:00 最終日は15時
会場:ART COMPLEX1928(京都市中京区三条御幸町1928ビル3階)
参加費:500円

建築フォーラム「伝統×革新の京都からメッセージ」
http://www.tdwa.com/odw_04/forum/index.html
日時:11月3日(祝)13:00~18:30
会場:祇園新地甲部歌舞練場(京都市東山区祇園町南側570-2)
ゲスト:伊藤豊雄氏/高松伸氏他 建築エキシビション参加建築家多数
参加費:一般1,500円、学生1,000円

●大阪(ODW)/京都(KDW)ジョイントプログラム

・デザイナーズバトルトーク 
http://www.tdwa.com/odw_04/talk/index.html

「大阪デザイナ-ズバトルトーク」及び「公開オ-クション&パ-ティ」
日時:10月30日(土)18:00~19:30
会場:レストランMITTE/大阪国際ビルディング2F(大阪市中央区本町2-4)
ゲスト:服部滋樹氏/間宮吉彦氏 VS 澤田充(ケイオス)他
参加費:一般1,000円、学生500円(オークション、パーティ通し券)
※オ-クションのあとは、デザイナ-との交流パ-ティ。

「京都デザイナ-ズバトルトーク」
日時:10月30日(土)14:00~15:30
会場: ART COMPLEX1928(京都市中京区三条御幸町1928ビル3階)
ゲスト:森井良幸氏/辻村久信氏 VS 關聡志氏 他
参加費:500円


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■編集後記(10/21)
・クラス会仲間の女性からメールが来た。おもしろいので紹介する。件名は
「俺ーオレ詐欺だあ」っての。<今私んちに、オレ・オレ詐欺の電話がきたあ
~~~!「警視庁の交通課の者ですが、息子さんが交通事故を起こしまして~
~」お~~これがかの噂のオレ・オレ詐欺かあ!と、わくわくしちゃった!
「すぐに主人に連絡しますので」って言ったら、がちゃんと電話がきれちゃっ
た!残念!もう少し遊びたかった!のに~~すぐに息子にメールしたら、「×
×で元気に仕事してるよ、明日帰るよ」だってさ~~こんなんで、何億も騙さ
れるの?娘曰く「こんなんでお金もうかるの?」違うだろって~~又かかって
こないかなあ!今度は絶対「警視庁交通課に勤務の主人に連絡します」って、
言ってみたい~~~わく・わく(+_+)> ははは、相手が悪かったね。この超
元気者のおばさんは、とにかくけたたましい電話で有名。受話器から50センチ
離しても聞こえるんだから。このごろは、携帯電話からのメールのやりとりを
覚えたので、リアルな電話はかかってこないから一安心(笑)。でも、メール
くれるのは女性ばかりだ。男はみんな、携帯電話でメール送受信をしたことが
ないという。インターネットなど話題にもならない。ああ、情けない。という
わたしも、携帯電話のメールできません。持っていないんだから。 (柴田)

・台風の中、打ち合わせに出かける。雨は強いけど風はさほど強くない。あん
まり強くないですね、と打ち合わせ相手に話したら、その方が来られる時には
傘が折れた人が何人かいたらしい。一件目のお店は台風のために早めに閉店し
た。外を見ると雷と豪雨と暴風。仕方なく他の店に移動。詰める部分があって、
打ち合わせは5時間くらいかかってしまう。出てみると雨はやんでいて風もほ
とんどない。台風の目に入ったらしい。ラッキー。    (hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

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