[1831] インスパイアーされたネコ

投稿:  著者:


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1831    2005/09/27.Tue.14:00発行
http://www.dgcr.com/
   1998/04/13創刊   前号の発行部数 18398部
情報提供・投稿・広告の御相談はこちらまで mailto:info@dgcr.com
登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.html

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

<資本主義的な身勝手な論理での侵略>

■デジタルサウンズ研究室
 インスパイアーされたネコ
 モモヨ(リザード)

■買い物の王子様(101)
 使うのが惜しい
 石原 強

■カラーマネージメント三角絞め…[23]
 レンダリングインテントについて
 上原ゼンジ

■KNNエンパワーメントコラム
 グーグルの輝ける未来!-前編-
 神田敏晶


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■デジタルサウンズ研究室 
インスパイアーされたネコ

モモヨ(リザード)
https://bn.dgcr.com/archives/20050927140400.html

───────────────────────────────────
随分前から騒動になっていたので皆さんすでにご存知だろうが、今回は、エイベックスの『のまネコ』騒ぎについて考えてみたい。

エイベックスがある外国の楽曲を国内で売る際に、いわゆる《空耳》、つまり日本人の言語感覚をもって勝手に聞き違える歌詞を動画で表現し、これをテレビで流した。この、動画の際にモナーに似たネコを登場させた。この猫が、のまネコなのだそうで、エイベックスは、そのキャラ商品の展開を考えているという。ちなみに、モナーというのは、2チャンネルで頻繁につかわれるアスキーアートで、「おまえモナー」といって人をコバカにしたような、見ていると頭に来るような、それでいて憎めないあのネコのような生き物である。

最初、テレビで問題の『のまネコ』を見たとき、「ふーん、電車男につづいて、ついにモナーも商品化か……」 正直、そう思った一方、昔、某玩具メーカーとの間でもめたギコ猫の商品化事件を思い出し、少し不安になった。ギコ猫騒動というのは、暴言を吐くかわいい猫キャラ、ギコ猫が売られようとした問題のことで、商品化するとすれば、モナー同様のアスキーアートである、ギコ猫に関わるキャラの著作権が問題になる。

こうした経緯から、某玩具メーカーは、ギコ猫を自社の商品として商標登録し、著作権を主張しようとした。それが大問題に発展したのである。四年ほど前の話だ。この時は、ネット側の猛反対に某玩具メーカーがたじろいでいる間にメーカーの経営が悪化し、立ち消えになったのであった。

今回は、テレビでどうどうと放映しているのだから、そうした問題もクリアにしているのだろう、私は、勝手にそう思っていた。しかし、これは私の思い込みであった。世間が選挙で熱狂する裏側で、2ちゃんでは、たいへんな騒動になっていたのである。エイベックスは、当該のキャラを『のまネコ』として、自社オリジナルとして商標登録し、グッズ販売をするという。当然、この同社の態度は、ネット上で大騒動に発展した。

これまで、その問題に対してエイベックスは、幾度かコメントを出しているが、その中のひとつ「のまネコは、モナーにインスパイアされてできた」というコメントはネット上で嘲笑を浴びつづけている。

インスパイア……便利な言葉である。なにしろ、一方のモナーはアスキーアートだから、隙間があちこちにあいている。その隙間を繋いで、一つのキャラとして自社のオリジナルキャラにした、そういうことをインスパイアというのかどうか、私には判断できない。モナーにインスパイアされて、カブトムシか何かのAAを描き、それを元にキャラを立てるならインスパイアといってもいいだろうが、モナーの隙間をつないだだけでインスパイアというのは異常としか思えない。

そうした感想は、ともかく、今回、遅ればせながらこのことにコメントしたのは、一つの証言としてである。先に記したとおりに、最初に流れた当該の動画で、私は、モナー以外のキャラを思い浮かべなかった。モナーの顔、モナー独自の動作をしていたし、先に述べたように私はギコ猫騒動を懸念すらした。このことは、きちんと言っておきたい。

この問題は、ある公共のソフト資産、例えばフリーなツール類、オープンなデザインパーツや音源が、資本主義的な身勝手な論理での侵略の前に、どのような抵抗が可能か、それを予言する事件である。

役所や著作権信託する協会に、先に提出した方、先に認定された方に著作権が生ずるわけでは、ない。そのことを私達は、きちんと知っておくべきである。著作権というものは、じつは、その基本法において、作品が生み落とされた時点で発生する。そして、モナーは、私達、ネットワーク上の者なら皆が知っている存在であり、その状況証言、証拠は至る所にある。

音楽でのインスパイアは、キーやアレンジ等を少し変えれば見えにくくなる。それで指摘されないできたのかもしれないが今回のキャラは違う。映像というのは怖いもので、その問題点が顕になってしまうのだ。

いずれにしても、インスパイアという語のつかい方、エイベックスに再考を求めたい。

モモヨ(リザード)管原保雄
< http://www.babylonic.com
>

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■買い物の王子さま(101)
使うのが惜しい

石原 強
───────────────────────────────────
日常使う食器は、できるだけ長く使い続けられるものがいい。特にガラスや陶器は欠けたり、割れたりするので、後からでも買い足せるような定番のものを選んでいます。中でも気に入って使っているのはフィンランドのメーカー「アラビア」の食器です。

アラビア社は、1873年にフィンランドのヘルシンキで創業。著名なデザイナーとのコラボレーションにより機能性とデザイン性を兼ね備えたテーブルウェアを数多く製品化し、今や北欧を代表する陶器メーカーの一つとなっています。

厚みのあるちょっと素朴な雰囲気の食器たちは、丈夫なので普段から気軽に使えます。装飾のないシンプルさがどんな料理とも違和感なくマッチします。色や形に一貫性を持った、カップ、お皿、小鉢など必要なものから徐々に増やしていけるのも魅力です。

先日家人が新しいマグカップが欲しいと言い出しました。今までは景品で貰ったカップを使っていたのです。新しいアイテムを揃えるチャンスだと、すぐさまネットで検索。すると今まで見かけたことのない柄のマグカップを見つけました。全面に施されたブルーのパターンをよく見るとアラビアの商品についているロゴマークが並んでいます。

普段は商品の裏側などあまり目立たない所についているものを表に出してデザイン化しているのがユニークです。しかも創業以来のロゴマークの変遷がわかる年号がついていて、会社の歴史を感じるとともに、流行のモノグラム柄のようにも見えてオシャレです。

---
ヘルシンキ郊外にある「アラビア・ファクトリー&博物館」内のショップで販売されている限定マグです。通常、直接訪れないと手に入りません。生産される量が少なく、定期的に手に入らないことが多いので、「在庫がある時が買い時」です。
---

「ファクトリー ヴィジット マグ」という記念アイテムだったのです。扱っていたのは北欧デザイン専門のインテリア雑貨のお店。北欧デザインにふさわしいシンプルで見やすいサイトです。運営は北欧専門の旅行会社。現地でスタッフが買い付けた商品は、他店で見かけないようなめずらしいものばかり。

在庫もわずかだったので即決しました。注文後、確認メールに記載されていた銀行口座に代金を振り込むと2日後には手元に届きました。箱を開けて手に持ってみると、収まりのよい手頃な大きさで取っ手も持ちやすい。

家人も「すごいカワイイ!」と気に入った様子。しかし、新しいカップは食器棚に入ったまま、その後も古いものを使っています。なぜ? と聞くと「壊したら嫌だから普段は使わない」のだそうです。

マグカップを買ったお店「北欧雑貨」
< http://www.hokuouzakka.com/
>

【いしはら・つよし】info@webanalyst.jp
ウェブプロデューサー、ウェブアナリスト
ネットで古いロゴのついためずらしいデッドストック品が見つかると、つい買ってしまいます。しかも、30年前のものと、最近のものを組み合わせて使ってもほとんど違和感がないのは素晴らしい。
・ウェブアナ
< http://www.webanalyst.jp/mt/
>

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■カラーマネージメント三角絞め…[23]
レンダリングインテントについて

上原ゼンジ
https://bn.dgcr.com/archives/20050927140200.html

───────────────────────────────────
今回は「相対的な色域を維持」だとか「絶対的な色域を維持」だとかいった、小難しげな用語について説明してみたい。

●4つのレンダリングインテント

たとえばRGBからCMYKへの変換を行なうとする。なるべく色が合うように変換したいわけだが、4色の印刷で再現できる色の範囲はそんなに広くはないので、再現できない色は別の似た色で置き換えなければならない。

しかし、似た色と言っても一種類ではないので、明るさを優先して選ぶのか、彩度を優先するのかといった方法を決めなければならない。この変換する際の色の計算方法をレンダリングインテント(マッチング方法)と呼び、通常4つの方式が用意されている。

◇相対的な色域を維持/Relative colorimetric
◇絶対的な色域を維持/Absolute colorimetric
◇知覚的/Perceptual
◇彩度/Saturation

「Relative」が「相対的な」で「Absolute」が「絶対的な」なので、「colorimetric」が「色域を維持」を意味することになる。「colorimetric」というのは専門的な言葉だが、「測色」の意味で、測色値=CIE LAB値を基準として色のマッチングを図ろうということだ。

色を「絶対的」に合わせようとするとどういうことになるか? 小さいカラースペースから大きなカラースペースに変換する分には問題はないが、逆の場合にはちょっとおかしなことになる。大きなカラースペースから小さなカラースペースへと色を圧縮しなければならないわけだが、内側の色が絶対的に動かないわけだ。ちょっと詰めてくれといっても絶対に動いてくれない。そこで内側の色は合うものの、外側(色域外)の色の配慮がされていないので、階調性に問題が出てくる。

これではちょっと使えないので、「相対的な色域を維持」が登場するわけだが、こちらの方は変換先のカラースペースに相対的に合わせようとする。具体的には白色点を一致させる。たとえばモニタの白というのは「R255/G255/B255」だが、印刷物でいう白は「C0/M0/Y0/K0」の紙白のことだ。この白同士というのは測色値は一致しないが、モニタでの白を印刷物での白と同じと見なそうという考え方だ。

「絶対的な色域を維持」で変換すると、ドキュメント上の白(R255/G255/B255)も白にならずに網点が入ってしまうということになる。絶対的というのは融通の利かない頑固な変換法、相対的というのはもう少しフレキシブルな変換法ということができるだろう。

●色の移動の仕方に違いが

今回もWeb上にサンプル画像をアップしたので、そちらを見て欲しい。
< http://blog.livedoor.jp/zenji1961/
>

図1は「知覚的」で変換、図2は「相対的な色域を維持」でCMYK変換した画像の比較だ。

「えー! こんなに違うっけ?」という反応をした人は実際に変換して比較してみたことがある人だろう。しかし、これだけ差がついたのには秘密がある。元の画像はAdobeRGBなのだが、変換先のプロファイルがJapan Color 2002 Newspaper、つまり色再現域の狭い新聞用のプロファイルだということ。そして、図2の「相対的な色域を維持」で変換した際には「黒点の補正を使用」のチェックをはずしていたためだ。

「相対的な色域を維持」の場合には図のようにシャドウ部がつぶれるなど、階調再現に問題が出る場合があるのだ(これをクリッピングと呼ぶ)。一方「知覚的」の場合にはこの階調再現を重視して、全体的に圧縮するような変換方式になっている。

たとえば運動場に体操の隊形に開いていた子供達が集合するとする。内側の子供達が全然動いてくれないので後ろの生徒が詰められないというのが「絶対的」。後ろの方の生徒だけ少しずつ詰めてくれたのが「相対的」。全生徒が少しずつ詰めた状態が「知覚的」、という感じだ。

生徒の位置というのは絶対的な色を示す。つまり位置が変われば、見た目の色が変わるということ。「相対的」の場合、パッと見の色は変わっていない。ただし、部分的に問題が起きる。対する「知覚的」の場合は全体的に色は変わる。

しかし、色同士の関係は良好で生徒達がケンカをすることもない。階調性が重視される写真の変換には、この「知覚的」が向いているのだが、「相対的な色域を維持」と比べると若干彩度が落ちてしまう。

「相対的な色域を維持」はクリッピングが起こるので使えないのかと言えばそんなことはない。「黒点の補正を使用」をチェックすればいいのだ。これはアドビが開発した第5のインテントとも呼べるもので、これをオンにすることにより、シャドウ部のつぶれも抑止することができる。(図3)

最後の「彩度」というのは彩度を優先した変換方法。鮮やかさは保たれるが、明度が二の次になるので、DTPでは使えない。プレゼンテーション用のグラフィックス等に向いている。

●「黒点の補正を使用」はオンに

通常DTPでの使用に適しているのは「知覚的」か「相対的な色域を維持」だ。現在のCMYK変換でのアドビの推奨設定は「知覚的」。アドビ製のプロファイルとの組み合わせで良好な変換が可能だ。しかし、「黒点の補正を使用」をチェックすることにより、「相対的な色域を維持」の欠点は解消できる。絵柄によって使い分けるといいだろう。

「絶対的な色域を維持」はロゴ等の単色の色合わせに向いている。また、新聞のプルーフを出力する際に紙の色まで含めてシミュレーションしたい場合にも利用できる。

【うえはらぜんじ】zenji@maminka.com
写真撮影からデザインまでを生業とする。JPCカラーマネージメント委員会副
委員長。MD研究会所属。
「デジタルフォトグラフィー─エキスパートのPhotoshopテクニック」
(Ken Milburn 著/上原ゼンジ監修/オライリー・ジャパン刊)
< http://www.oreilly.co.jp/books/4873112230/
>

「体操のタイケイ」という字を書こうとして迷った。「体系」じゃ変だよな、でも「体型」でもないし、「大系」でもない。子供の頃には音では聞いていても書き取りに出たことはなかった(と思う)。ググってみると「体系」が82件、「体型」が30件。多数決で「体系」にしようかと思ったら、同じような疑問を持った人を見つけ、答えが分かった。ちなみに「隊形」は248件であった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■KNNエンパワーメントコラム 
グーグルの輝ける未来!-前編-

神田敏晶
───────────────────────────────────
9月22日の米経済誌のフォーブス長者番付のトップは12年連続でビル・ゲイツ氏だ。しかし、昨年の42位から16位に躍進したのが、グーグルのセーゲイ・ブリン氏とラリー・ペイジ氏だ。トップのビル・ゲイツ氏は、510億ドル(5兆6600億円)でグーグルの2人はそれぞれ、110億ドル(1兆2210億円)で最年少の資産家となった。
< http://www.forbes.com/lists/2005/54/Rank_1.html
>

マイクロソフトは1975年創業で創業30周年を迎えたばかり、かたやグーグルは、1998年の創業で7年目の会社だ。同じIT企業であるが、マイクロソフトは工場を持ち、パッケージ製品を出荷するが、グーグルは出荷すべき製品はどこにもない(一部サーバソフトを除いて)。グーグルの巨大なサーバに顧客が一人一人がソフトをダウンロードして取りに来るだけだ。

マイクロソフトが莫大な費用をかけて開発した次世代ソフトを世界のコンピュータにインストールさせるには、最低でも5年もの歳月がかかるが、グーグルの開発した新しいサービスは、3か月もすれば世界の標準となる。このディストリビューション力の差は歴然としている。さらに、マイクロソフトのOSは有料でしかもコンピュータの台数分必要であるが、Googleのサービスは基本的に無料で無尽蔵にインストールできる。

マイクロソフトも、いずれ、この重要な事実に気づくと思うが、すでにその頃にはグーグルが数段、先行していくことだろう。マイクロソフトは、インターネットサービスの参入時期も、実は気づくのが遅かったが、その後の抜け目のない対応のよさで現在の地位を獲得している。

さらに、企業体質もグーグルとは違う。マイクロソフトの場合、パートナーとは、契約で結ばれた商業的なものをあらわすが、グーグルの場合は、グーグルの提供するAPIを利用・活用するユーザー(個人・法人を問わず)をもパートナー化できるという企業文化がある。

近い将来、グーグルは「検索」のグーグルではなく、「ネットワーク上の総合サービス提供会社」となっていくことだろう。ビジネスモデルも現在の広告から実業へ歩みだすことだろう。

グーグルのアドバンテージは、どんなOSでもダウンロードできるプログラムと、ブラウザ上で、人々がやりたいことを実現できるサービスを展開している点だ。検索で検証された実力と、豊富な資金力、そしてマイクロソフトと明確に違う企業文化が、これからのネット社会を牽引していくとボクは考える。

グーグルが誕生する2年前の1996年、オラクルのラリー・エリソンが「NC」というコンセプトを構想した。ネットワーク・コンピュータの略であった。安価な500ドルパソコンでネットワーク上にアプリやデータをすべてを設置するという構想である。

しかし、回線スピードとJavaの遅さですぐに頓挫してしまったが、現在は、すでに500ドルパソコンが巷にあふれ、オラクルのサーバーソフトを購入しなくても、グーグルのサービスが、eメールまでカバーし、NCといわなくても、NCの時代へと大きく変わってきた。

今後は、マイクロソフトの「Office」のようなアプリケーションやアドビのグラフィックスソフトが稼動すれば世の中のコンピューティングの市場は、大きく変わりはじめるだろう。

IT業界も
チップメーカー、ハードメーカー(ファーストパーティ)、OSメーカー(セカンドパーティー)、ソフトメーカー(サードパーティー)から、ISPインフラプロバイダー(フォースパーティー)、WEBサービスプロバイダー(フィフスパーティー)、サービスユーザー&CGM(6パーティー)へと進化していくことだろう。

グーグルやヤフー、アマゾンは、フィフスパーティーであり、ボクたちはそれを利用する(6パーティー)へと変わるだろう。かつてのエンドユーザーは不在となり、フィフスパーティーの情報を利用するボクたちの情報はコミュニティで再利用、再活用され、サスティナブルな情報環境が構築されていく。エンドユーザーがいなくなったことによって、誰もが、情報の再生産市場で、オークションやアドセンスや、いろんなところからビジネスモデルが登場してくる。

個人の創造性を高めるために誕生した「パーソナル・コンピュータ」の概念が30年かけてようやく実現されそうになってきた。最近リリースされたグーグルのサービスを見ていても、その方向性を感じ取ることができる。

来週はこれらのサービスについてさらに検証してみたい。
また、セミナーも10月3日の夜に大阪で開催だ!
< http://www.dgcr.com/seminar/knn.html
>

【検索系】
「Desktop Search」< http://desktop.google.com/
>
「Google mobile」< http://mobile.google.co.jp/
>
「Google Maps」< http://maps.google.com/
>
「Google Video」< http://video.google.com/
>
「Google Print」< http://print.google.com/
>
「Googel blog search」< http://blogsearch.google.com/
>
「Google Catalogs」< http://catalogs.google.com/
>
「Google Scholar」
「Google Web Search Features」
< http://www.google.com/help/features.html
>

【コミュニケーション系】
「Google Gmail」< http://www.gmail.com/
>
「Google Talk」 VOIP対応のメッセンジャー
< http://www.google.com/talk/
>
「Google Video」 ビデオアップロードプログラム
< https://upload.video.google.com/
>

【インフラ系】
「Google Secure Access」VPN経由で暗号化したWifiを提供
< http://wifi.google.com/download.html
>
「Google Wi-Fi」セキュアな無線接続を確立するソフト
< http://wifi.google.com/download.html
>

【API系】
「Google API」
< http://www.google.com/apis/
>
GoogleのAPIサービスを活用したサイトやプラグイン「コミックジャンキー」
< http://www.comicjunkie.com/googleplugin.aspx
>

KandaNewsNetwork,Inc. < http://www.knn.com/
>
podcast < http://knnpodcast.seesaa.net/
>
SOCIAL NETWORKING.BAR < http://snbar.ameblo.jp/
>
podcast < http://easy.dedio.jp/home/dotbar/
>
CEO Toshi Kanda mailto:kanda@knn.com
< http://mixi.jp/show_friend.pl?id=550
>


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記(9/27)
・自主制作のCGアニメを対象として、1989年から毎年開催されているCGアニメコンテストも、今年17回目となる。5月の東京上映会の日時をうっかり勘違いしていたので行き損ねてしまった。先日、大阪でかまたゆたかさん(CGアニメコンテスト主催のプロジェクトチームDoGAの代表)に会ったとき、「今年の入賞作に美少女いましたか?」と聞いたところ、「そういう視点で見ていないからなあ」とのお答え。そりゃそうだ。入選作品集のDVDをいただいたので、いざ140分の鑑賞ツアーに。しかし、「CG美少女はいるか?」というアプローチでチェックするのはわたしぐらいだろう。自主制作アニメをぶっ続けで見るのはちょっと苦痛かなと思ったが、おお、なかなかおもしろい。前に審査にも参加したが、ストーリーが不明な作品も少なくなかった。でも、今回はよくわかる作品がほとんどで気持ちいい。みごとなアクション活劇もあったが、ぬぐいされない違和感はなんだろうと思っていた。後に「Mr.インクレディブル」を見てはっきりわかった。ほかの作品もそうだが、人物や物体の重量感が全然表現できていないのであった。CG美少女と呼んでもいいキャラはたった一人だったが、審査評で「この女は、バカ女と呼ばれても仕方がない」とまで言われていて、わたしもそう思った。CG美少女の収穫はなかったが、自主制作アニメの質の高さに感心したのであった。(柴田)
< http://allabout.co.jp/entertainment/virtualbeauty/closeup/CU20050926A/

index.htm> All About CG美少女

・引き落とし口座を変更するための書類がカード会社から届いた。三井住友VISAは、三井住友銀行からの引き落としにするためオンラインで手続きできて楽であった。別の一社は三色で刷られた用紙で、裏に記入例が書かれてある。記入例を別用紙にしてくれたら記入しやすいんだけどと思いつつも、わかりやすいし、個々の欄が大きく記入ラクラク。捨て印欄あり。もう一社はモノクロレーザーで毎回出力しているようなのだが、記入箇所の説明文に蛍光色マーカーでアンダーラインがひかれてある。データにあるはずの現在の引き落とし口座名まで記載させるのに驚く。新口座の名前欄の上には「フリガナ」の升目があるが、銀行名の上には升目のみがあり、何を記入すれば良いかわからない。銀行番号なのか、支店番号も入れるのか、銀行名のフリガナなのかふりがななのか……。よくあるお客様の記入箇所はここまでという太い枠線があるわけでもない。フリガナも姓と名の間に空白を入れるのか、濁点は一マスなのかわからない。そしてこの旧口座、新口座欄は銀行への依頼欄とは関係がない上、点線で囲んだ見るからにチェックマークつけてね欄もあるのだがつけてよいのかどうかわからない。きっとここにはこれを書けばいいんだろう、な暗号書類であるにも関わらず捨て印欄がない。捨て印がないのは良いことではあるが、カード会社が悪いことはしないだろうし、口座変更で悪用されるようなことはないだろう。なら、一度で済むように捨て印ぐらいは押したいのだが。記入例用紙の同封を忘れらたんだろうと解釈しつつ、毎回マーカーでアンダーラインをひくぐらいなら、カラーで用紙を出力した方がいいかもね~なんて思ったのであった。大手なのになぁ。(hammer.mule)

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
発行   デジタルクリエイターズ < http://www.dgcr.com/
>

編集長     柴田忠男 < shibata@dgcr.com >
デスク     濱村和恵 < zacke@days-i.com >
アソシエーツ  神田敏晶 < kanda@knn.com >
リニューアル  8月サンタ < santa8@mac.com >
アシスト    鴨田麻衣子< mairry@mac.com >

情報提供・投稿・プレスリリース・記事・コラムはこちらまで
                        < info@dgcr.com >
登録・解除・変更・FAQはこちら < http://www.dgcr.com/regist/index.html
>
広告の御相談はこちらまで   < info@dgcr.com >

★等幅フォントでご覧ください。
★【日刊デジタルクリエイターズ】は無料です。
お友達にも是非お奨め下さい (^_^)/
★日刊デジクリは、まぐまぐ< http://mag2.com/
>、
E-Magazine< http://emaga.com/
>、カプライト< http://kapu.biglobe.ne.jp/
>、
Macky!< http://macky.nifty.com/
>、melma!< http://www.melma.com/
>、
めろんぱん< http://www.melonpan.net/
>、MAGBee< http://magbee.ad-j.com/
>、
のシステムを利用して配信しています。配信システムの都合上、お届け時刻が
遅くなることがあります。ご了承下さい。

★姉妹誌「写真を楽しむ生活」もよろしく! < http://dgcr.com/photo/
>

Copyright(C), 1998-2005 デジタルクリエイターズ
許可なく転載することを禁じます。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■