[2083] ミジンコの宇宙へ

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<それでも孫さんには頑張ってほしい>

■空飛ぶ写真工房…[1]
 ミジンコの宇宙へ
 上原ゼンジ

■笑わない魚[209]
 スパムメールに抵抗する
 永吉克之

■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト[126]
 ソフトバンク「X01HT」のいろんな"予想外"
 茂田カツノリ


■空飛ぶ写真工房…[1]
ミジンコの宇宙へ

上原ゼンジ
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天体望遠鏡を使い、土星の輪や木星の縞々を撮る、顕微鏡でミジンコや粘菌類を撮る、赤外線で血管美人を撮る、ミルククラウンの撮影に、ヘリウム気球による地球の撮影等々、撮ってみたい写真のアイディアは沢山浮かんだ。

しかし、思いつきはしたものの、何から手をつけていいものやら、ちょっと分からない。まず、天体写真というのは、ちょっと準備に時間がかかりそうだ。私が知っているのはカシオペア座と北斗七星ぐらい。土星や木星はどのあたりにいるのか? どの程度の望遠鏡を買えば、輪っかや縞々が見え、撮影ができるのか? 多少調べてからでないとちょっかいは出せない。

まあ、いけそうかな、と思えるのは顕微鏡写真とミルククラウン。顕微鏡というのは、小学生の時に好きで覗いていたことがある。どうやってカメラとくっつければいいのかは分からないが、とりあえず取り扱うことはできる。

ミルククラウンというのは、牛乳を一滴、牛乳の上に垂らし、王冠のような形にはねた状態を瞬間的に撮影すること。これはストロボを使って動きを止めればなんとかなりそうだ。ストロボというのは閃光時間が短いので、暗い中でストロボを光らせれば、その瞬間だけ写し止めることが出来る。

それから最近のカメラはかなり速いシャッタースピードでの撮影が可能だから、ストロボを焚かないでも、思いっきり速いシャッタースピードにすれば、ミルクの丸い滴をブラさずに撮影できるかもしれない。

とりあえずは、顕微鏡写真とミルククラウンあたりからちょっかいを出してみることにする。あとは同時並行的に天体写真やら、赤外線写真やらの下調べを進めていけばなんとかなるだろう。

●くじ引きで当てた顕微鏡

まず、顕微鏡の値段を調べてみる。検索で引っかかった一番安い顕微鏡はイチキュッパ。といっても一万九八〇〇円ではなく、一九八〇円。この値段の顕微鏡が果たして使い物になるのだろうか?

しかし、写真を見て驚いた。それは私が三十六年前に手に入れた顕微鏡にそっくりだったからだ。三十六年前というとお爺さんのように思われるかもしれないが、当時は小学校の二年生。今となってはオジサンではあるが、お爺さんではない。それに私はある時から年をとるのを止めてしまったので、三十才ぐらいにしか見えないということも付け加えておこう。

ちょうど万博の年のことでありました。ゼンジ少年は京都の山科に住んでおり、隣町の模型屋に行ったんだよ。そしてな、くじ引きで顕微鏡を当てたんだよ。後にも先にもそんな素晴らしいものを当てたことはないよ。考えてみればあれが私のくじ引き人生の中の頂点だったのかもしれないな……。

しかし、小学校2年生の私には顕微鏡は扱えず、宝の持ち腐れとなってしまった。そしてその宝物が役に立つようになったのは小学校の高学年になってからだ。何がきっかけだったのかは忘れてしまったが、たぶん当時の愛読誌であった「子供の科学」の影響だろう。ついに私はミクロの世界をのぞき見ることに成功したのだ。

当時私が好んで見ていたのは水中の中の微生物。ゾウリムシやミドリムシの動きに虜になった。べん毛やら繊毛を動かしながら、視界の中を横切っていくんですよ。それが楽しかった。

水中の生物を見る時にはホールグラスというプレパラートを使う。プレパラートというのは、覗きたいものを乗せる長細いガラスのこと。そのガラスの真ん中に窪みがあるのがホールグラス。その窪みに金魚鉢の中の水草の小さな葉っぱを一枚、水と一緒に入れて薄ーいガラスで蓋をする。そうすると葉っぱの周囲に棲息するさまざまな微生物を観察できるというわけだ。

今回、顕微鏡写真を撮ってみようと思って、真っ先に思いついたのはミジンコ。たぶんサックス奏者坂田明氏のエッセイに登場したのが、頭の片隅にあったからだろう。子供の頃はその存在は頭になく、観察したこともなかった。そこでまずは初ミジンコ体験からレポートしていきたいと思う。

●まずは水草から

水中の生物を観察してみようと思って、まず私がとった行動は水草を買うことだった。水草の周りにはいろんな微生物がいるという考えがあったからだった。本当はメダカやヌマエビなども欲しかったのだが、いきなり買って帰ると絶対に家人から文句を言われるので、水草だけで我慢した……。

ハムスターを飼いたいという娘には、「そんなの飼ったら、どこにも遊びに行けなくなっちゃうよ」と言って諫めているのだが、お父さんはメダカが飼いたい。今回のミジンコを突破口に、めくるめくメダカの世界へ到達したいものだ。でも、ミジンコはメダカに食べられちゃうか。

水草は買ったものの、どこからかミジンコを採集してこなければならない。とりあえずネットでミジンコ情報を検索してみる。するとかなりの人たちがミジンコの飼育をしていることが分かった。「あんたらミジンコなんて飼ってどうするの?」とも思うが、まあこれから自分もその世界に足を踏み入れようとしているわけだ。

検索してウロウロするうち、いくつかのことが分かってきた。たとえばミジンコというのは単細胞生物ではなく、多細胞生物で神経も持っているということ。エビやかカニの仲間の甲殻類で、大きさは0.2mmから4mm程度。4mmというのは凄くデカイね。そんなデカイものが今までは目に入らなかったということだ。

棲息地は田んぼや池。今の時期は稲刈りも済んで田んぼは干上がっているが、土だけ採取してきて水の中に溶かすと、何日か後に自然に誕生するんだそうだ。つまり干上がった土の中で卵として越冬するということだ。卵を水に入れると誕生するというのはシーモンキーのようだ。

田んぼは近所にあっただろうか? Googleの衛星写真を見て調べてみる。そしてけっこう近所に新田と名の付く田んぼ地帯を発見。ここで土を採取してこよう。

観察するためには水槽も必要だな。空気のブクブクは買ったほうがいいのだろうか? ミジンコレベルであれば、ペットボトルでもなんでも飼えそうだが、もう水槽が欲しくて欲しくてたまらない。ネットで色々見ているうちに、心は大きくアクアリウム方面へと吸い寄せられている。

しかし、ミジンコの顕微鏡写真を撮るのに、そんな大げさなものが必要だろうか? などというネガティブなことを考えてちゃいかんな。まあ良い。しばらくは自分を泳がせて、好きにさせておこう。

【うえはらぜんじ】zenstudio@maminka.com
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■笑わない魚[209]
スパムメールに抵抗する

永吉克之
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明けない夜はない、醒めない二日酔いはない。崩壊しない金正日体制はない。だから、深い雪の中で春を待つツクシのようにじっと耐えていれば、朝、パソコンを起動させるたびに、日課のようにわれわれを悩ませている大量のスパムメールの削除という苦役にも必ず終りが訪れるはずなのだ。

スパマーとて人の子である。木の股から生まれてきたわけではない。木の股から生まれてきた人間なら、大量のスパムを同時に送信するといった高度な技術をもつのは困難だ。つまりスパマーも「そりゃあできることなら真っ当な稼業について、堂々とお天道様を拝みてえ」と思うことのできる心をもった、われわれと同じ血の通った人間だということなのだ。

疑うのなら街に出て、その辺を歩いているスパマーを呼び止めて「スパムメールを送るのはよいことですか?」と聞いてみるがいい。彼らは「まあ少なくとも、よいことじゃないでしょうね」と答えるはずだ。つまり善悪の判断ができるということなのである。いつか必ず良心の呵責に耐えきれなくなってスパムを送るのをやめることだろう。それまで根気よく待ってやろうではないか。

と、人の真心を信じて、かれこれ一週間待ったが、スパムが減る気配がない。それどころか、ますます増えているような気がする。裏切られた。信じた私がバカだったのか。スパムに終わりなど訪れるものか。明けない夜もあるのだ。たとえば地底人の世界の夜は永久に明けないだろう。

スパマーとは骨の髄どころか、細胞核まで腐った救いようのない悪漢、卑劣漢、無頼漢、暴漢、大食漢、頓珍漢である。これから街でスパマーを見かけたら、片っ端からぶん殴ることに決めた。そうやってみんなで協力して、スパマーをひとりひとり駆除していく以外に方法はない。

●スパマーの質の低下

私の場合、あちこちのサイトに自分のアドレスを載せているのせいか、善良な「普通のメール」よりスパムの方が圧倒的に多く、どっちを普通のメールと呼べばいいのかわからなくなってきた。

今、パソコンから2時間ほど離れていた間に10件ほどスパムが溜っていたが、最近では、そのくらいの数のスパムを削除するのは、服についた糸屑でも払い落とすような感じで、腹も立たなくなってしまった。

ほんとうに腹が立つのは、現在のスパム全盛に増長し、スパマーが自分が世間の裏街道を歩く日陰者であるという謙虚な気持を失なっていることなのである。

スパムといっても、相手に興味をもたせたかったら、それなりの門構えにするべきだ。以前は偽装アドレスといえども「hitozuma@yari_houdai.com」のように、一応それらしくする工夫が見られたが、最近はそれを考えるのも面倒になったのか「xfhjkrqvi@aavklptonf.com」といった、いかにもキーボードをテキトーに打って出てきた文字列をそのまま使っているようなアドレスが多い。私はバカ正直だから「アアヴクルプトンフ」ってどういう意味だろうと辞書で調べたりしたものだ。

また件名だが、いちばん重要な部分にもかかわらず手抜きをしている。「test」とか「Re: 」とかいった投げやりなものが増えてきたが、なかには件名そのものがないメールまであるのだから、こいつら、ほんとうにこの世界で生きていこうという気があるのか疑ってしまう。そもそもこんな連中がスパマーをやっていけるのだろうか。

●スパムをないがしろにする

スパマーたちの野望を打ち砕くためにもっとも効果的な手段は、彼らが送信してきたメールをぞんざいに扱うことである。

外国からのスパムには画像がリンクしてあるメールが多いのだが、それに対抗して、私のメーラーではリンク画像を読み込まない設定にしている。せっかくスパマー諸君が作った画像だが、残念ながら私のメーラーには「?」しか出ないのだよ。いったい何の画像だったんだろうねえ、はははははは。

また、私が加入しているプロバイダの「迷惑メールブロックサービス」という機能を使っている。キーワードをいくつか設定しておくと、それに引っかかったメールはスパムと判断されてサーバ上で削除されてしまうために、ユーザはその、おぞましい姿を見なくてすむのである。

図々しいスパムメールたちがサーバの中でズタズタに引き裂かれて、断末魔の悲鳴をあげているのかと思うと実にいい気味だ。私のアドレスに送信されてきたスパムはメーラーで受信する前に抹殺されてしまうのだから。きっと今頃、スパマーたちは地団駄踏んで悔しがっているにちがいない。

そこでスパムに苦しめられている読者のみなさん、スパム処理は私にまかせていただきたい。もしあなたのパソコンにスパムが届いたら、件名に半角英字で「セックス」という語を加えて私のアドレスまで転送していただければ、その語がひっかかってサーバー上で削除されるので、あなたが削除する手間が省けるというわけだ。まあこれも読者サービスである。

【ながよしかつゆき/朴念仁】katz@mvc.biglobe.ne.jp
肝臓が弱くなったせいか酒があまり飲めなくなった。おかげで酒代が節約できる。内臓疾患のポジティブな側面といえよう。

・無名芸人< http://blog.goo.ne.jp/nagayoshi_katz
>更新してません!
・EPIGONE < http://www2u.biglobe.ne.jp/%7Ework
>

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■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト[126]
ソフトバンク「X01HT」のいろんな"予想外"

茂田カツノリ
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携帯番号ポータビリティ制度の開始にあわせて、各社が宣伝競争、端末機能競争を激化させている。で、その時期にほぼ合わせて新発売されたソフトバンクの新スマートフォン「X01HT」を購入した。

僕はどうもPDAってやつを使い続けたためしがないのだが、今回はどうなるだろうか。

●結局いくらで買ったのか

「X01HT」は、親指2本で結構いい感じで打てるフルキーボードが付いてて、GS Mにも対応して、Windows MobileだからFileMaker Mobileもインストールできると、僕にはぴったりだ。

こりゃ買わねばと店に行ったら、お店の人が「2日後に発表される新料金プランを待った方がいい。そのとき端末も1円になるらしい」と言うので、素直に2日待つ。そしたら例の「0円」発表がなされた。端末の持ち帰り価格も0円だという。

0円といってもいろいろ仕掛けはあるわけで、買ってみてわかったのだが実際の購入価格は実は71,280円なのだ(鼻血ブーっ)。これを24回払にすると、月2,970円、そして分割払中は基本料金から2,280円の割引が受けられるから、その差額は690円×24回払=16,560円が実質負担額。

24回払といっても最初の2カ月は無料というか、割賦金を払わせてくれないので、縛り期間約26カ月で16,560円ということになる。ま、別にぜんぜん安くないというか、むしろ予想外に高かったかも。まあ同じ端末がヨーロッパでは11万円とかで売ってるという話も聞くから、損なことはないんだろうけど。

もともとW-ZERO3を買おうと思って海外で電話使えないという点で迷ってたから、そういう意味では最適な端末が登場してくれて嬉しいのだが、そうじゃなくて普通の携帯使うんだったら、わざわざソフトバンクに乗り換えても料金的メリットはあんましないだろう。

●使い始めてみて

まずBluetoothが付いてるからと、条件反射でヘッドセット「BT800」を購入。X01HTは対応機種に含まれてなかったが、液晶への着信履歴表示も含めてちゃんと動作した。
< http://www.tantan.co.jp/detail/BT800
>

そしていろんなデータ放り込むためのmicroSDカード。これはSanDiskの2GBが12,800円だったので購入。
< http://bestkakaku.com/microsd.html
>

本格活用はこれからだが、ひとつ困った問題が。料金を調べるための「My Softbank」に登録したのだが、X01HTの場合はパスワードが郵送されるのを待たねばならない。こいつぁ予想外だった。

●SIMロック解除について

これはあんまり大きな声では言えないことかもしれないが、ググれば誰でもわかることなので話してしまう。X01HTはSIMロック解除が自分で簡単にできるのだ。Windows Mobile機だからPCから解除プログラムを簡単に実行でき、そのプログラムも無償配布されてたり販売されてたりするので、簡単なのだ。

もちろん僕はそんなこと推奨しないし、具体的な方法は僕は知らないのでご紹介しないし、うっかりぶっ壊しても一切責任取らないけど。

SIMロックについて念のため説明しておこう。いわゆる3Gの携帯電話には、内部にSIM(Subscriber Identity Module)という小さなカードが入っていて、これで契約先回線や電話番号が決定される。本来はこれを取り替えれば好きな電話会社の回線が使えて、外国に行ったときは現地のSIMを挿すことで電話代を安くできる。

しかし日本の携帯電話は、端末をタダ同然にするかわりに月々の利用料で回収するというビジネスモデルになってしまっているから、他社のSIM使われたら商売にならないからとロックを掛けている。それを外すのが「SIMロック解除」というわけだ。

SIMロック解除携帯は、特に外国に住む日本人にとって日本語のメール使えるという点で人気があるらしい。日本側の契約も残しておけば、海外との行き来が多い人に便利というものだ。

しかしこの8月に、SIMロック解除携帯を販売していた人が逮捕されるという事件が起きた。

SIMロック解除それ自体が逮捕要因ではなく、SIMロックを解除した以上はすでにボーダフォン(当時)の端末ではないのに、それをボーダフォンと偽って売ったから商標権を侵害したというのと、さらに改造した以上中古なんだから古物商資格なけりゃ違法だという、結構苦しそうな逮捕理由だったようだが。

法律云々はともかくとして、実際、買ってすぐ解約するのは料金体系上のルール違反なのは確かだと思う。でも、ソフトバンクが採用してる割賦販売形式なら縛りが明確になるわけだから、だったらSIMロック解除してもいいんじゃないか、という面も見えてくる。

実際、海外で電話受けるだけで1分150円というのは笑うしかない。20分話して3,000円だから、1週間の出張でも軽く1万円超えてしまう通話料金は、さすがにカンベンして欲しいしね。

●それでも孫さんには頑張ってほしい

Softbankの3Gケータイを持ってみて、住宅街の奥や地下鉄の駅でぜんぜん通じなくて愕然とした。

本当は現在メインで使っているdocomoの番号を移行してしまおうかとも思ったのだが、携帯の最重要ポイントである「通じる」という点でこれだけ明確な差があると、うっかり全面乗り換えしなくてよかったと思うのであった。

でもね、その上で僕は孫さんに期待する。

日本は戦後長らく、政府と癒着した独占企業に牛耳られてきた。その代表格が電電公社であり、KDDであり、そして国鉄だ。これらの企業は形こそ変えたものの、いまだに大きな権力を保持している。

これらを打ち負かす存在が出てこないと、日本の将来は暗いのだ。打ち負かすためにはいろいろ無理せねばならず、中には犯罪者になっちゃった人も少なくない状況は残念なのだが、孫さんならうまくできるはずだ(ていうか、うまくやってね)。

だからこそ、0円とか言う前に、もうちょっと訴求すべき相手がいたんじゃないかなあというのが、正直な感想だ。一過性の話題作りより、コアな客層をガッチリ掴む玄人向け戦略を重視するのが、ソフトバンクモバイルの生きる道だと思うんだけどなあ。

【しげた・かつのり】shigeta@amonita.com
Webコンサルタント/プランナー & FileMakerデータベースデザイナー。うちのクルマは7年落ちFordギャラクシー。4月に中古で買って半年経った先日、なんとCDチェンジャーが搭載されているのに気づいた。テストしたらちゃんと動く。ううむ、なんで気づかなかったんだろう…。

・【告知】ファイルメーカー選手権
< http://fmcontest.jp/
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第1回締切は11月15日!。早いほうが倍率は低いに違いないから、頑張ろうっ!

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12月16日(土)18:00〜19:30
< http://www.sevensdoor.com/event.html
>
Web公開機能とサーバー製品にフォーカスをあて、バージョン8.5のインスタントWeb公開機能やFileMaker Server 8.0v4 Advanced、およびFileMaker API for PHP Public Betaに関する最新情報を紹介します。書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック」の著者、松尾篤氏の登場です。

・書籍ご案内
「FileMaker Pro大全」
< http://www.rutles.net/books/156.html
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Geoff Coffey & Susan
Prosser=共著/小山香織=訳/茂田カツノリ・蜷川晋・今泉みゆき・竹内康二=共訳・技術監修/定価:3,990円(本体3,800円+税5%)

[有限会社アモニータ(Web制作/プランニング/出版プロデュース)]
< http://www.amonita.com/
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[有限会社レクレアル(FileMakerソリューション開発)]
< http://www.recrear.jp/
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[Max_blog —“インターネット拾いモノ”でも執筆中]
< http://www.maxwald.co.jp/
>
[mixi —“永吉克之Fan☆Club”コミュニティ]
< http://mixi.jp/view_community.pl?id=94983
>

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■編集後記(11/9)

・竜巻で50メートルも飛ばされて亡くなった人もいる。荒れた気象はおそろしい。若い頃こわい体験をした。いずれも自転車であちこち巡っていたときだ。大雨が上がった後の河原でキャンプするという大バカをやらかした。夜中に水が増えているのを見てあわてて撤収にかかったが、見る間に水は足下に迫り食器や衣類が流され去った。橋の上に避難し終わったころは、ものすごい濁流で河原がなくなっていた。だだっぴろい原野を走っていたら、遠雷が聞こえた。必死で町の方に向かって走った。こわさでパニックになりかけた。友人とふたりで夏の乗鞍を越えた。当時の158号線は舗装されていない泥道で、しかも全部が上り坂、島々から畳平までじつに9時間かけて上った。翌日、濃霧と雨の中のダウンヒル15キロが人生最大のピンチだったかもしれない(これからまだ何かあるかも)。5メートル先が見えない霧の中、ライトをつけて慎重に下ったのだが、そんな悪天候でも上り下りのバスや車がけっこうあった。後ろから乗用車に迫られ、自転車もろとも大ジャンプしてあやうく雲に乗りそうになった。もちろん、雲の下は谷である。そんな恐怖に加えて、限界を超える猛烈な寒さ。約1時間かけて平湯峠のドライブインに半死半生でたどり着いた。ここにストーブがなかったら死んでたと本気で思った。そんな悪天候の中、自転車で乗り出すのは大バカなんだけど。いずれの場合でも、死んでたら愚行を非難されただろうなあ。でも、バカは死ななきゃなおらない。(柴田)

・私もソフトバンクに期待しているんだけど。ドコモ(mova)からauへの乗り換えを保留にし、ちょっと様子見。繋がりにくいのか……。/ジャック・バウアー。シーズン5を見た。24を見ていたら、仕事中に私用電話しちゃだめじゃない、と思ってしまう。国家の一大事という時に、まだ好きとか、パパはね、などと話している。日本の刑事ドラマじゃここまであからさまなのはないよね。思春期の子どもを持つバツイチさんたちが、バリバリ活躍したり、恋愛している姿が素敵だわ。子どもは引っ込んでなさいって感じ。こういうドラマを見ると、年をとるのもいいかもなぁという気になるよ。死ぬまで現役でいられる感じなんだもん。日本じゃこういう感じじゃないよね? シワだらけの夫婦のキスシーンなんて、テレビで美しいものとして放送しないよね? 成熟を良しとしないよねぇ。日本でリメイクするとしたら誰ができるんだろう。さすがに5まで見ると、大まかなストーリーは別として細かなところは予測がついてしまうので面白さ半減。微妙にネタバレ。シーズン4の時からオードリーが嫌いだったので、まだ出るのかオードリー! といらつきながら見た。他にも4の時から好きになれなかった人が。この人の行動を自分に置き換えて反省したりする。好きな人たちが悲しいことになって、脚本家を恨んじゃうわ。いままであまり目立たなかったけれど、とても好きだった人が活躍したり、いいムードになっているのを見ると、脚本家に拍手したくなっちゃうわ。(hammer.mule)
< http://ja.wikipedia.org/wiki/24_-TWENTY_FOUR-
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by G-Tools , 2006/11/09