■曜日感覚のないノラネコ[8]社風/須貝 弦
いろいろな会社と仕事をしていると、やっぱり社風ってあるんだなぁと思う。複数の会社が参加するミーティングだと、社風と社風のぶつかりあいになっていることも多い。社風の違いはどうでもいいからミーティングの結論を出してくれ! と、思わず声に出したくなってしまうときもある。
ある編集プロダクションA社に対して、私はずーっと「なんだか煮え切らない会社だな」と感じていた。ミーティングに参加してもなかなか発言しない。はっきりとした意見を言わない。妙に下手に出る。奥歯に何か挟まったような言い方をする。上の人間がそうだと下の人間もマネするから、それが会社全体に蔓延してしまう。
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私はそのA社が用意したスタッフの一部としてプロジェクトに関わっていたので、その煮え切らない態度に対して文句を言うわけにもいかず悶々とした日々を過ごしていた。しばらくしてプロジェクトから離れたあと、まったくの別件でプロジェクトのクライアント側担当者と会ったとき、私は思い切って「A社て煮え切らないですよね」と聞いたみたのだが、その担当者も同じことを思っていた。
Web制作会社のB社は、話がわかりにくいという社風がある。「どんなビジネスをしたいのか」ということはもちろん、ひとつのミーティングをとってみても「そもそもどんなミーティングがしたいのか」「どの点について結論を出したいのか」といったことがまったく見えてこない。何か具体的な答えを出したいのかと思って話をしてると「これはブレストだ」とか言い出す。
また、何かプロジェクトを相手に説明するとき、どういうプロセスでそれを達成しようとしているのかであるとか、話している相手に対してどんなメリットがあるのかということをちゃんと描いて話すことができない。これは会社としては相当ヤバイと思うのだが、ビジネスが拡大しているうちは問題視されないだろう。
面白いのはソフトウェアメーカーのC社だ。近年合併したばかりなので、社風というか、カルチャーとカルチャーのぶつかり合いが起きている。ミーティングをしていても、話の組み立て方からしてまるで違うから面白い。そういう噛み合いの悪さが製品やサービスとなって露見しないことを祈るばかりだ。
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今注目しているプロ野球選手は、広島カープのナックルボーラー、フェルナンデスだ。本稿執筆時点では故障離脱中だが、開幕当初のどうしようもないピッチングが、あるときを境にガラリと変わって何試合か好投を続けた。MLBのウェイクフィールドやキャンディオッティを出すまでもなく、ナックルボーラーというだけで萌える。

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