[2276] 何が私をして書かせるのか

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<大和魂の精神力が気合と根性で肝っ玉に心意気の執念のガッツ>

■笑わない魚[231]
 何が私をして書かせるのか
 永吉克之

■デジアナ逆十字固め…[59]
 「Make:」が面白い
 上原ゼンジ

■イベント案内
 横浜シャシンエキスポ
 クリエイターが語る紙とデザインの可能性
 この街のクリエイター博覧会
 アジア スクリーニング フォーラム
 SoundDrawing LIVE

■募集案内
 SOHOブース入居者募集(伊丹市)


■笑わない魚[231]
何が私をして書かせるのか

永吉克之
< https://bn.dgcr.com/archives/20070920140800.html
>
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やあ、みんな元気? ぼく病気。すごーく病気。とっても具合が悪くて、こうやってパソコンの前にじっと座ってるのも辛いくらいなんだよね。もう、めまいがひどくて、だるくて、腰が痛くて。このまま、仕事もなにもかも放り出しちゃおうかな。なに言ってんのさ、そもそも仕事なんかないくせに。

それに食欲もぜんぜんないんだ。おかげで四キロ痩せたよ。シェイプアップして痩せたんじゃなくて、食べられなくて痩せたんだから経済的っちゃ経済的だよね。でも栄養不足のせいか指先にも力が入らなくて、インスタントラーメンの袋を開けることもできないってんだから、もう老人だよ、老人。

そうだ。誤解されちゃ困るんだけど、病気だから今回のコラムは出来が悪くても仕方ないなんて言ってんじゃないんだよ。病気してたってケガしたって、全力で、みんなに楽しんでもらえるものを見せようとするのが、ほんとうの芸人なんじゃないかな? みんなはどう思う? え? 自分は芸人じゃないから、そんなこと分らないって? けっ、おととい来やがれ!

《芸妓・桃千代姐さん》
うちらかて、そうどす。芸者はお客はんに同情されるようになったらお終いどすさかいな。うちらが若いときは、ややこができてお腹が大きゅうなっても晒をしっかり巻いてお客はんに気づかれんようにして、お座敷に出たもんや。

《殺陣師・市川段平さん》
なに、女房が危篤やさかい帰れ? 澤田先生、わての女房は殺陣だす。立ち回りだす! (『殺陣師一代』より)

《ペルシャ絨毯輸入販売・片岡宗佑さん》
永吉さん、頑張ってください。病気になったときにいちばん大切なこと、それは頑張ることです。頑張っていれば必ずよくなります。ぼくも頑張ります。妻も娘も頑張りますから、永吉さんも絶対にとっても頑張って欲しいと思います。頑張れ、永吉さん。

《トルコ絨毯輸入販売・片山壮介さん》
病気なんかで仕事ができなくなるなんてのは、大和魂の精神力が気合と根性で肝っ玉に心意気の執念のガッツがないからだ。私はこれまで幾度も病気やケガに遭ったが、常に大和魂の精神力が気合と根性で肝っ玉に心意気の執念のガッツで切り抜けてきた。子供たちにもいつも言っている、どんな困難に遭っても、大和魂の精神力が気合と根性で肝っ玉に心意気の執念のガッツがあれば、必ず克服できると。

《アフガニスタン絨毯輸入販売・片平総輔さん》
病気になるのは、体のどこかが悪いからじゃないかと思うんです。体のどこかが悪いと病気になるんじゃないか、そんな気がします。つまり、病気になるというのは、何か悪いことが体のどこかに起きているからではないでしょうか。違う言い方をすると、病気は体のどこかが悪いときに起きるということです。

こんな励ましメールをたくさんもらったんだけど全部でっち上げだよ。ついでに断っとくけど、以下の文も全部でたらめだから、そのつもりで読んでね。

●モーティベーション

今、病気で気息奄々としている私に、あくまでデジクリコラムを書かせようとしているものは何なのだろう。いったい何がモーティベーションになっているのだろうか。

原稿料は出ないから、経済的必要性によって書いているのではない。またDTPやWEBといった専門的内容ではないから、頑張って書いていれば、ある方面から出版の話が来るだろうという期待もできない。今後へのステップアップというニンジンが目の前にぶら下がっているわけではないのだ。

また、たびたび休載することで、私の印象が薄くなってしまうのを心配して書き続けようという気持もない。このところの自分のコラムを読み返すと、印象だけでなく、名前も、どんな文章を書いていた奴なのかも忘れ去ってほしいと思ってしまうほどである。

にもかかわらず、私はいったいなぜ肉体の軋みに耐えながら書いているのか?

《謀略説》

私が、北朝鮮のスパイなのではないかという説である。このメルマガを利用して、日本国内にいる仲間に暗号を送ったり、日本人を洗脳しているのではないかとも考えられる。特に、洗脳しているという疑惑は信憑性が高い。私のコラムを連載第一回から検索してみるとわかるが、どの回にも、以下のいずれかの文字が必ず含まれている。

「し」「ょ」「う」「ぐ」「ん」「さ」「ま」「ば」「ん」「ざ」「い」

今回のコラムも調べてみたが、なんと上の全ての字が含まれていた。このようなサブリミナル効果を利用して日本人を北朝鮮に対して無防備にしようとしているのではないか。

《死亡説》

私が執筆中にすでに病死していて、代りのライターが書いているという説だ。たしかに、今回のコラムのなかで、前半と後半で言葉遣いが微妙に違うことを考えると、説得力がある。

しかしながら、なぜ死者の代筆をしてまで原稿を書かなければならないのか。死んだ私になりすますことによって、どんな利益があるのか。いや、ちがう。利益など求めてはいない。この代筆者は私を愛し、その面影を原稿のなかに求めるうちに、いつしか自分自身が私になってしまったのだ。

「土色の顔をしたあなたは、もう話しかけてはくれない。息もしない。笑いもしない。でも目だけは大きく開いて、わたしが原稿を書くのをじっとみつめていてくれる」

こんな一文がメモ用紙に書いてあるのが発見されている。多分、女性と思われるその人物が、死んだ私のことを書いたのだろう。

《源義経ジンギスカン説》

源義経が生き延びて、モンゴルに渡りジンギスカンになったという説だが、これには無理が多い。まだ、紫式部ムッソリーニ説の方が筋が通っている。

【ながよしかつゆき/棍棒】katz@mvc.biglobe.ne.jp
映画「HERO」。セリフを言う部分は情け容赦なくカットされてたけど、一応、画面には映ってました。ばんざい。

・ちょ〜絵文字< http://emoz.jp
> au&Yahoo!ケータイ公式サイト
・アーバンネイル< http://unail.jp/
> ネイルアートのケータイサイト
・無名芸人< http://blog.goo.ne.jp/nagayoshi_katz
> ブログ

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■デジアナ逆十字固め…[59]
「Make:」が面白い

上原ゼンジ
< https://bn.dgcr.com/archives/20070920140700.html
>
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「七輪、七輪」とつぶやきながら家を飛び出した私は、なじみのホームセンターへと向かった。芝刈り機だけでもけっこう種類がある店なので、当然七輪の種類も多いと思っていたのだが、練炭用のと普通の炭用の二種類しかなかった。値段は1080円。七輪てこんなに安かったんだ。まあ、種類が少ない分、迷うこともない。私は炭用の七輪と火熾しを買い、家路についた。これでこれからはおいしいサンマを焼くことができる。

が、私の本来の目的はおいしいサンマを焼くことでは、もちろんない。ガラスを溶かして、オリジナルのグニャグニャフィルターを作ることが目的だ。そのためにはガラスも用意しなければならない。

しかし、ガラスといってもいろいろ種類があり、こういう工作をするのであれば、低い温度でもすぐ溶けるようなものがいい。この間溶かそうとした普通の板ガラスは、たぶん融点は低くないだろう。まあ、特殊なものだから、専門の店に行ったほうが良さそうだ。

店のあたりはついている。ステンドグラスなんかをやっているおばさんのための店で、フュージングの用品も揃っている。フュージングというのは、ガラスを溶かしてアクセサリーなんかを作るための技法で、電気の釜や、電子レンジ用の炉を使ってガラスを溶かすらしい。

店に着いた私は何をやりたいのかをまず店員に説明し、アドバイスを得ることにした。すると店員はウネウネになったり気泡が入ったような板ガラスを紹介してくれた。

ん? これを使えば、わざわざガラスを溶かしたりする必要はないんじゃない?ガラス切りはあるから、適当な大きさに切ってヤスリをかけるだけでいい。七輪なんていらないなあ……。

まあ、これはこれとしておいといて、溶かす方面の相談をしてみた。しかし、七輪で溶かしたいという話をすると店員の顔つきが変わり、少しよそよそしい応対になった。

まず、ガラスをいったん溶かすと透明度が下がるとのこと。それから、板ガラスの下には何か敷かなければならないが、溶かすとその下に敷いたものと付いて、やはり透明度が下がってしまう。くっつかないようにするためには、何か治具を作らなければいけない。

というようなことをボソボソとつぶやきながら、店の奥へと行ってしまった。露骨に嫌な顔はしなかったが、説明はしたから、あとは勝手にしてくれというような雰囲気だった。しばらく使えそうなものはないかと店内をうろうろしたが、結局最初に紹介してもらった、ウネウネの板ガラスを買い、すごすごと家路についたのだった。

●音速を超える牛追いムチ

日本版「Make:」に蛇腹レンズの話を書いた。「Make:」というのはオライリーメディア社から出版されている雑誌で、社長は「Web 2.0」の提唱者としても有名なティム・オライリーだ。動物の細密画を表紙に使ったコンピュータ書のシリーズはデジクリ読者であれば見覚えがあるはず。

オライリー・ジャパンに勤める友人が担当編集者として日本語版を出すことになり、第3号がそろそろ店頭に並び始める。内容はといえば誌名が示す通り、何かを「作る」ことをテーマとした雑誌だ。

で、作ると言っても、すごーく間口が広い。たとえば「ジャム瓶で作るジェットエンジン」「音速を超える牛追いムチ」「脳波をチューンするブレインマシン」「ホームメイドストロボフォトグラフィー」等々といった感じ。

基本的に男子のハートをくすぐる雑誌だが、女子向けには「Craft:」という姉妹誌も刊行されている(英語版のみ)。こちらのほうもただの手芸雑誌というわけではなく、かなり内容のほうはディープだ。

「Make:」に相当するような雑誌というのは、日本にはないと思う。日本の場合だとどうしても、ちまちました感じになって、アングラ方面に向かってしまう気がする。それが大陸文化のせいなのか、かなり突き抜けている。

だいたい日本で素人がジェットエンジンを作るなんていうことは、かなり困難だ。広いガレージで作るなら構わないけど、6畳の畳部屋で作るわけにはいかない。爆音で通報されるか、家を半焼させてしまうのが落ちだ。

あたり前に芝刈り機が転がっていて、あたり前に芝刈り機を改造してしまう国というのは、なんか文化的土壌がまったく違うよなと思わせられる。

この雑誌の面白いところは編集者が楽しんで作っているというところ。ブログでは編集者が工作をしているところを動画で紹介しているが、すごく身軽な感じでいい。さすがはオライリーさんのとこだけあって、うまく雑誌メディアとWebが連動していると思う。

日本版のブログもあって、翻訳されているので、ちょっと見てみてください。けっこう広がりが出て面白いと思います。うまく日本に定着すると面白いけどね……。

◇Make:Japan
< http://jp.makezine.com/
>

◇Make:Volume 03
< http://www.oreilly.co.jp/books/9784873113388/
>

【うえはらぜんじ】zenstudio@maminka.com
◇上原ゼンジ写真研究所
< http://www.maminka.com/zenlab/top.html
>
「カメラプラス トイカメラ風味の写真が簡単に」(雷鳥社刊)
< http://www.maminka.com/toycamera/plus.html
>

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■イベント案内
横浜シャシンエキスポ
< http://www.terauchi-yokohama-project.jp/
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< https://bn.dgcr.com/archives/20070920140600.html
>
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会期:9月21日(金)〜9月28日(金)11:30〜19:00
会場:BankART 1929 Yokohama(横浜市中区本町6-50-1)
主催:横浜写真プロジェクト実行委員会、読売新聞社東京本社
入場料:500円、中学生以下・60歳以上無料

【プログラム1】表現者たちの未来創造スペース「御苗場」
これからの時代をつくる新世代の表現者たちに開放された作品展示スペース。1ブース幅1500mm×高さ1800mmの木製壁面を使って、自由に作品を展示する。テーマは「横浜再発見!」。プロデューサーのテラウチマサト氏をはじめ、人気デュオ「ゆず」の北川悠仁氏、ワタミ(株)社長取締役・CEOの渡邉美樹氏、クボタマサヒコ(Beat Crusaders)氏、写真家の横木安良夫氏らも特別出展決定。

【プログラム2】「御苗場」トークセッション
9月22日(土)15:00〜
テーマ:「広告を撮って欲しい写真家とは」
並河進(コピーライター)×テラウチマサト
9月23日(日)15:00〜
テーマ:「写真集にしたい写真の撮り方教えます!」
飯沢耕太郎(写真評論家)×畑中章宏(編集者)×テラウチマサト
9月24日(月・祝)15:00〜
テーマ:「広告・雑誌で仕事がしたい写真家とは」
佐々木孝行(アマナイメージズ取締役・ファットフォトス審査員)×田綿和人(雑誌SWITCH アートディレクション)×テラウチマサト

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■イベント案内
クリエイターが語る紙とデザインの可能性
< http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200710/unbalancebalance_07107.html
>
< https://bn.dgcr.com/archives/20070920140500.html
>
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紙の専門商社・株式会社竹尾が毎年開催している「TAKEO PAPER SHOW」の2006年開催テーマは「UNBALANCE/BALANCE」。紙の物理的な素性を、誰にでもわかりやすい表現で再認識してもらえるように、5つのキーワード「パリパリ、ふんわり、スケスケ、ツルツル、ザラザラ」で分類し、紙見本と商品例、作品例などを用いて展覧会から書籍まで展開。

この2006年「TAKEO PAPER SHOW」および書籍をアートディレクターとして全体統括した秋田寛氏、監修や編集に携わったデザインジャーナリストの渡部千春氏、参加クリエイターの石井洋二氏(ROCK,PAPER,SCISSORS)とセキユリヲ氏(ea)が、紙のバランスと人のアンバランスについて語る。

会期:10月7日(日)13:00〜15:00
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン(東京都渋谷区神宮前5-
53-67 TEL.03-5485-5511)
定員:120名
入場料:800円(税込)。電話予約の上、当日清算
※ファインペーパーを綴じた特製見本帳を全員にプレゼント。
申込・詳細:サイト参照

→アマゾンで「UNBALANCE/BALANCE—紙の素性と人の感覚」を購入するなら
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582281036/dgcrcom-22/
>

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■イベント案内
この街のクリエイター博覧会
< http://www.mebic.com/event/expo/543.html
>
< https://bn.dgcr.com/archives/20070920140400.html
>
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クリエイターがさらにさらに熱くつながることをコンセプトに「この街のクリエイター6チーム」が2週間ごと12週連続でリレー企画展を開催する、名付けて「このクリギャラリー」。10月2日(火)を皮切りに「この街のクリエイター」総勢約50名が出展するまさにホットなロングラン企画展です。各回初日は展示コンセプトやメイキング話なども飛び出す、出展クリエイターたちのトークバトル(クリエイティブクラスターミーティング)&交流会を開催します。

会期:10月2日(火)〜12月21日(金)11:00〜21:00
会場:メビック扇町2F コラボレーション室(大阪市北区南扇町6-28)
入場料:無料。交流会のみ2,000円(税込)
申込・詳細:サイト参照

・おてがみten 10月2日(火)〜12日(金)
・「デザインと現場」展 10月16日(火)〜10月26日(金)
・大阪名物★広辞苑 10月30日(火)〜11月9日(金) ほか

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■イベント案内
アジア スクリーニング フォーラム
< http://osaka.eigasai.com/
>
< https://bn.dgcr.com/archives/20070920140300.html
>
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「JAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)< http://cris-kansai.jp/
>」のパートナーイベントとして、「クリエイティブ・インダストリー・ショーケース in 関西(CrIS関西)〜関西文化コンテンツ産業見本市〜」が開催される。そのイベントのひとつが、関西、アジアの若手クリエイター・プロデューサーを対象にした「アジアスクリーニングフォーラム(ASF)」。関西の高等教育機関の学生や関西で活動する若手人材に加え、クリエイターやディレクター、プロデューサー、マーケッターなどを志望する意識の高い学生や若手人材のために、各分野に分かれたフォーラムや特別セミナーを開催。関西のクリエイター同士の交流の場として、お互いの映像作品を見ながら意見交換を行う「オールナイト・スクリーニング」も行われる。

日時:9月30日(日)
会場:マイドームおおさか(大阪市中央区本町橋2-5)、船場アートカフェ(大阪市中央区久太郎町3-2-15 三休橋エクセルビル北館B1F)
申込・詳細:サイト参照

【フォーラム】
・プロデューサー部会 14:00〜16:30 マイドームおおさか8F 第5会議室
 モデレータ/戸山剛 ほか
・マーケッター部会 14:00〜16:30 マイドームおおさか8F 第4会議室
 モデレータ/清田智、太下義之
・ディレクター部会 13:30〜16:00 船場アートカフェ
 モデレータ/東野正剛

【特別セミナー】
・プチ配給セミナー 13:00〜14:30 マイドームおおさか8F 第3会議室
 講師/伊藤裕美
・日英字幕翻訳セミナー 15:00〜16:30 マイドームおおさか8F 第3会議室
 講師:イアン・マクドゥーガル

【オールナイトスクリーニング】21:00〜29:00 船場アートカフェ 出入自由
自分の作品を見てほしいクリエイターはps@eigasai.comまで
上映予定作品:香港演藝学院(The Hong Kong Academy for PerformingArts)からの特別招待作品を4本上映。日本初公開。「A Better Man」「A Ferry Tale」「Wasted」「Poor Bro, Rich Bro」

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■イベント案内
SoundDrawing LIVE
< http://www.apple.com/jp/retail/ginza/month/200709.html
>
< https://bn.dgcr.com/archives/20070920140200.html
>
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日時:9月24日(月)19:00〜20:00
会場:Apple Store, Ginza 3Fシアター
出演:HAL×Sayoko×Yuki
HAL_/音楽とデジタルペイントアートを融合するSoundDrawingを展開する。< http://homepage.mac.com/hal_i/sod.html
>
Sayoko(高木砂代子)/テルミンを使用しクラシックから即興まで幅広い演奏活動を行なう。< http://yururi.s104.xrea.com/
>
Yuki(沢野有希)/アナウンサートレイルランナー、走るアナウンサーとして活躍するパーソナリティー。< http://blog.livedoor.jp/yukiss/
>
公演内容:電子楽器テルミンの演奏と電子絵画制作、そして詩が織りなす新感覚ジャムセッション。テルミンの作り出す音とプロジェクターにより投影された電子絵画が、お互い協調し合い新感覚の詩を紡ぎます。

横浜EIZONEで好評を得ましたSoundDrawingが銀座に進出。Painterとintuosを使用した、とても面白いライブになると思います。毎回ジャムセッションのテーマとして漢字一文字を取り上げ、そのテーマによるテルミンの演奏とライブペイントから始まり、そしてトーク、最後には詩が加わりパーソナリティー三人の個性がクロスオーバーして、シアター内にリラックスした空間を作り上げます。今回のテーマは「月」、三人の光る個性を共有し合うジャムセッションをお楽しみください。

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■募集案内
SOHOブース入居者募集(伊丹市)
< http://www.meditam.org/oshirase/index_soho.html
>
< https://bn.dgcr.com/archives/20070920140100.html
>
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伊丹市立産業・情報センターでは、新規事業を行う人や、新しくオフィスを開設したい人にむけてブース(貸室)を設置。新規企業を計画する個人・法人で、当施設を出た後は市内で事業を継続すること。今回は2ブースの募集。

支援内容:各種経営相談(法律・会計・税務・知的財産・登記・労務など)、販路開拓相談、事業資金(伊丹市中小企業振興融資制度・国民生活金融公庫融資など)、伊丹産業振興シニアアドバイザーによる各種事業支援、創業や経営にかかる各種セミナー開催

入居期間:原則一年
使用負担金:月額5,000円(共益費込)
場所:伊丹市立産業・情報センター(兵庫県伊丹市宮ノ前2-2-2)
申込締切:10月19日(金)
申込・詳細:サイト参照

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■編集後記(9/20)

・あの大水の後しばらく、「わんぽ」で土手に上がると南風に乗ってなんともいえない悪臭が漂ってきたものだが、最近になってようやくおさまった。以前と同じ風景に戻ったように見えるが、久しぶりに川のそばに近寄るとグリーンベルトのあちこちには漂着物が残されたままなのがわかる。おもに木の切れ端や葦など植物だが、テレビ、電気釜、タイヤ、冷蔵庫といった大型のものまで流れ着いていた。もっとも目立つのはペットボトルだ。川沿いの道路を歩いてみると、あちこちにそれらゴミの小山が築かれている。初動は早かった。川沿いの道路の水が引くや、ちいさなブルドーザーが二台現れて、くるくると能率よく動き回って道路上の漂着物を脇にどかしていく。土手の上から眺めていて小気味よかった(ひまだねえ)。ただし、ゴミの山はまだそのままだ。いつになったら片づくのか。下流にある冠水したグランドや公園は、だいたい数日後には元の景観を取り戻している。でも一カ所だけ、荒川につながっていながら普段から流れのない水域があって、約10メートル×10メートルのそこには今回の流れついた物体で全部埋め尽くされたままである。ここは水面だからブルドーザーは入って行けない。撤去のための船がくるのであろうか。片付ける現場をぜひ見たいものだ。そういう作業は見ていておもしろい。北側の川に浚渫船が来たときも見ていたし、土手の草刈りバリカンマシンの活動や土手焼きの現場も好きだ。ところで、工場、団地、鉄塔、ダム、水門など巨大建築物の写真集が続々と出ている。こういう対象に萌える人が多くなったのか。いや以前からマニアがいたが、ネットの普及で同好の士の情報交換も盛んになったから出版に結びついたのだろう。わたしも鉄塔、好きだなあ。片づけ作業に対する興味(萌え?)も似たようなものだと思う。例の水面ゴミ撤去作業はいつ行われるのか。見逃したら後悔するので、まめに自転車でチェックに出なくては。ああ、忙しいひま人である。(柴田)

・TVネタばかりだな、最近……。自衛隊の補給活動。関テレの山本アナ(ムダブルー)の取材を見た。どういう活動を行っているのか見るのははじめてだったので興味深かった。ニコニコにもあがってた。関テレさん、消すのはなるべく待って。関西ローカルの番組を紹介できるのはネットだけなんだもの。/関西ではあんまりドラマの再放送をやってくれない(笑)。14時、16時頃からは関西ローカルの報道・情報番組(ワイドショー)ばかり。この「スーパーニュースアンカー」や「ムーブ」「ちちんぷいぷい」「ミヤネ屋」が並び、夕方からは、「報道特集」でよく使われる「VOICE」や、「Newsゆう」、キー局の報道番組に繋がっていく。それぞれの局で切り口が違うもんだから、ちょっと気になるニュースがあったらザッピング。しかしまぁ何故こんなに報道・情報番組が多いのやら。ありがたいが不思議だ。(hammer.mule)
< http://www.nicovideo.jp/watch/sm1085738
> 補給活動 1/2
< http://www.nicovideo.jp/watch/sm1085900
> 補給活動 2/2
< http://www.ktv.co.jp/anchor/
>  アンカー
< http://www.asahi.co.jp/move/
>  ムーブ
< http://www.ytv.co.jp/miyaneya/
>  ミヤネ屋
< http://www.mbs.jp/voice/
>  VOICE
< http://www.ktv.co.jp/b/nambo/index.html
>  ナンボDEなんぼ
< https://www.hachiemon.jp/view_f.cgi?fid=11
>  ムダムダ調査隊