[2419] ボクの湘南移住計画

投稿:  著者:


<年齢的にはまだ27歳と思いこんでいる(神田)>

■KNNエンパワーメントコラム
 ボクの湘南移住計画
 神田敏晶

■クリエイター手抜きプロジェクト[167]
 道路景観アーカイブ2008
 古籏一浩

■電子浮世絵版画家の東西見聞録[35]
 今回のホテルは快適です
 HAL_

■展覧会案内
 森山大道展「I.レトロスペクティブ 1965-2005/II.ハワイ」

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■KNNエンパワーメントコラム
ボクの湘南移住計画

神田敏晶
< https://bn.dgcr.com/archives/20080512140400.html
>
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KNN神田です。

一冊の本が、ボクを都心から移住させることを決意させてくれた。

1年で500時間得する
「通勤時間「超」活用術」久恒啓一著 三笠書房
あなたを毎朝、バージョンアップする方法!
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837976980/dgcrcom-22/
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一日2時間、一週間で10時間……これはなんのことかというと、通勤時間のことである。通勤時間に片道約1時間かけると、一週間でなんと10時間も勉強できる時間がとれるというのである。

しかし、時間は人間だれしも動物にも平等にある。しかし、職住接近や通勤時間が徒歩10歩の現在の暮らしでは、何でも自由に使えるために、ついつい学習するという機会を逃してしまう。それだけではなく、通勤時間は、社会とも触れることとなる。自分との「コンシャス(意識)時間」になるという。なるほど〜。久恒先生いいこというなぁ……。

それから、自分の時間の使い方を効率化することを考え始めてみると、無駄なことがとても多い。

一番、無駄とはいわないが、時間を浪費しているのがテレビだ。テレビといってもボクはダラダラ、バラエティを見ているつもりはない。ビジネス系の情報番組を、三台のハードディスクレコーダーで、ほぼすべて録画して視聴している。しかし、それでもハードディスクの限界から、消去しなければ次の番組が収録できなくなってしまう。

そこで、無駄が発生している。それは、一番見たい番組を残して、どうでもいいような情報番組から見ていき、それを消去する繰り返しだ。見たい番組ほど、保存され続け見ることができず、見なくてもいい番組を一生懸命、一番見ているという結果だ。

ふと振り返ってみると、半年前のワールドビジネスサテライトなんて、今では何の価値もない。「トレンドたまご」で紹介された商品はおろか、会社のウェブさえ、閉鎖されていたりするではないか!

テレビはやはり、旬のうちに消化しなければならない。しかし、いくらがんばっても一度に三番組は視聴できない。いや、音声だけを一つにすれば、なんとか他の二番組も生放送ならわかる。というのは、最近のテレビ番組は字幕が多いので、ひとつの番組に集中して、ほかの二番組はぼんやりみていてもなんとなくわかるからだ。特にNHKの大河ドラマは、「早聞きモード」でみれば30分で終わるし、間がとても現代的でになる。そんな見方をするのもひとつの「テレビの見方の実験」である。

三番組の同時視聴法などを開発すれば、神田昌典氏のように「フォトリーディング」に代わる「フォトウォッチング」として商材になるのかもしれない。また、「自分をGoogle化する」勝間和代氏にあやかり、「知人をGoogle化」して、最大限に他人によって効率化する方法を考案してもいいだろう。2chのテレビ実況スレもテレビといっしょに録画してほしい。

話をもどそう……。

幸い、ボクは、通勤時間の中で仕事をするのは嫌いではない。いや、むしろ好きなほうだ。変わりゆく景色をながめながら、大好きな70年代ロックを聴きながら、イーモバイルで通信するというのは、一日の二時間を、移動しながらの執筆タイムに向けることができそうだ。

しかし、PCは椅子に座れなければ使えない。一時間立つということで、何かの有酸素運動ができればいいが、それは難しい。リュックサックだけど、イスになるようなものはないだろうか? もしくは、新たなモバイル機器の導入か!

二年ごとの賃貸生活だからこそ、今まで住んだことのないところや、やったことのないことを経験すべきだろう。家を持ってしまうと、このボヘミアン生活はできない。

ということで、一時間、通勤圏ということで、湘南方面に事務所兼住居を探す旅に出ることにした。

20代のころ、神戸人がサーフィンするのはとても大変なことだった。フェリーに乗って、淡路にわたり、淡路を横断し、四国にわたり、さらに横断して太平洋。しかも、たいして波がなく、どっと疲れて、また舞い戻る。そんなサーフィンのストレスをこの年になってから、ほとんど無料で楽しめる場所があったからだ。

最近は、バリ島のあったかい海でしかサーフィン経験のないボクが、湘南の海になじめるかどうかもまだ不安だ。しかし、関西から来てはじめて東京の海を見たとき砂浜が黒くて驚いたが、それも今となっては、砂浜は黒いものになっている。ましてや年齢的には27歳と思いこんでいるからこそ、まだまだいろんな体験ができるはずだ!

湘南方面の人、ぜひよろしくお願いいたします!

MXテレビ 東京ITニュース 毎週月曜日21:30〜 デジタル9ch
< http://www.mxtv.co.jp/it_news/
>
KNN.TV  < http://jp.youtube.com/knnkanda
>
BarTube < http://snbar.ameblo.jp/
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CEO Toshi Kanda mailto:kanda@knn.com
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TEL 090-7889-3604 FAX 020-4622-7170
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■クリエイター手抜きプロジェクト[167]
道路景観アーカイブ2008

古籏一浩
< https://bn.dgcr.com/archives/20080512140300.html
>
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ちょうど2年前に「(道路)景観アーカイブ」という記事をデジクリに書きました。
< https://bn.dgcr.com/archives/20060529140000.html
>

これは、消滅するものを保存(アーカイブ)しておこうという計画です。現時点では、私が住んでいる地元の塩尻市近郊の(道路)景観を保存してWebで公開しているだけです。

前回はちょうど2年前に撮影しましたが、今回は国道が拡幅されたりホテルが建設されたりと、わずか2年の間ながら景観が変わってしまったので、変化した部分を撮影してきました。

と言っても今回、撮影した理由は単にガソリンが安くなったためです。これは2006年3月頃に138円だったので、それよりも安い価格になっていました。ガソリン価格が下がる前とくらべると10リッターも入れればminiDVテープ1本分くらい違います。

前回は映像編集ソフトFinal Cut Pro 5の不具合のせいで、長時間撮影したものを処理できませんでした。最新版では問題なく処理できるようになったため、安心して編集できるようになりました。

ということで、塩尻インターから美ヶ原ビーナスライン(美鈴湖〜霧ヶ峰高原〜車山高原〜白樺湖)など時間のかかる映像も公開できるようになりました。また、2006年版と比べて映像の横幅、縦幅が2倍になっていますので、より臨場感が味わえると思います(iPod touchで画面が大きくなったため)。ゴールデンウィークどこにもおでかけできなかった人は、ドライブ気分だけでも味わえるでしょう。
< http://www.openspc2.org/travel/
>

他にも主要な道路は撮影して公開してあります。全く変わっていないところもあれば、かなり変わってしまったところもあります。写真で残す人も多いと思うのですが、ハイビジョン映像で残しておこうという人は少ないので30年くらいすると貴重品になるかもしれません(と思ってますが……)。

道路が政治ネタで問題になっていますが、それならばほとんどの道路を映像とGPSの組み合わせで記録して、YouTubeなどで公開してしまったら各県の道路状況が把握できてよいかもしれません。

実際に私が小学生の頃、新潟県から長野県に入ったとたんに、ひび割れた狭い道路になるという、目立ってひどい道路状況だったのをよく覚えています。今も県道なのに中央の白線すら引けない狭い道路もあります(私の自宅前も県道ですが中央の白線が引けない幅です)。少なくとも国道だけでも撮影して、どういう状況なのか比較してみると面白いのではないでしょうか(県道の方が面白そうですが)。

もっとも、そんな奇特なことをする人はいないでしょうけど。と思ったら、奇特な人がいました。お隣の松本市には全国のほぼ全ての電車の路線(運転席からの映像)を撮影した人がいました。電車の方が道路より撮影が大変だと思うのですが。ちなみに撮影には25年かかったそうです。

現物は見ていませんが、多分Hi-8での撮影でしょう(JR福知山線脱線事故の運転席からの映像が使われていたのが、そうらしい)。今ならハイビジョン映像で撮影しておけば、より鮮明な映像として残すことができるはずです。

このような記録映像を残すときの、一番の問題はメディアです。これは現状ではテープで残すしかありません。CFカードやSDカード、DVDは論外です。DVDはそもそも映像を劣化させないと入りませんし、BluRayになったとしても長期保存するという点では信頼できません。YouTubeなど、ネット上で保存するのはもっと信頼性がありません。

miniDVテープであれば、放送局がHDVカメラを保有していますので、放送局がなくならない限りは長期にわたって再生可能であると判断しています。また、テープなので最悪はつなぎなおせばどうにかなります(昔のコンピュータの紙テープと同じ理屈です)。

100年後に21世紀の初めの資料を探そうと思ったら、ほとんど消えていて残っていなかったという可能性もあります。ハードウェア(サーバー)が残っていてもソフトが残っていても、肝心のコンテンツがそっくり消えてしまうわけです。

WindowsマシンとAdobe Flashが残っていても、それを使って何が作られたのか肝心なコンテンツがなくなってしまえば、過去に何が作られたのかほとんど分からないことになります。

100年後から今を見て何を残すか、というのも一度考えてみると良いのではないでしょうか。

おまけ:あと、2年前と比べて車の平均時速が速くなった感じがします。2年前は35分かかっていたところが今では30分。他のところでも似たような感じです。だいたい15%くらい早くなったといったところでしょうか。ネットも実社会も早くなるばかりで。


【古籏一浩】openspc@po.shiojiri.ne.jp
< http://www.openspc2.org/
>
GWとは……
《普通の仕事の人》ゴールデンウィークの略
《ネット仕事の人》限界(Genkai)まで働け(Work)の略

また、GW中にハイビジョン映像をDVサイズ(レターボックス)にCG素材を除いて全て変換しておきました。
・ハイビジョン映像素材
< http://www.openspc2.org/HDTV/
>

先月発売された書籍は、未だにアマゾンで表紙の画像がない状態です。会社が合併するといろいろあるようです。
・prototype.jsパーフェクトリファレンス
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048700200/openspace0d-22/
>

AjaxフレームワークもAdobe SpryでなくExtJSが本命といった感じでしょうか。
・ExtJS例文辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/ExtJS/library/2.1/index.html
>

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■電子浮世絵版画家の東西見聞録[35]
今回のホテルは快適です

HAL_
< https://bn.dgcr.com/archives/20080512140200.html
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鐘路入口駅6番出口を出て200メートルほど南下すると、明洞地下商店街の入り口があり、その左側にすぐ見えてくる真っ赤なハイビスカスが目印のイビスアンバサダーホテル。これが今日の目的地です。

このホテルは最上階の19階にロビーがあり、その階下に客室フロアーがあります。ロビーでチェックインをするとカードキーをもらえ、そのカードがなければエレベーターで途中の客室フロアーに止まることが出来ない仕組みになっています。セキュリティーOKです。

客室には浴槽がないのですが、風呂好きな日本人向けにはロビーの階に大浴場があり、深夜以外の好きな時間に入ることが出来ます。この浴場はお湯が日替わりで、私が使ったお湯は薬草系の香りの時と緑茶風呂でした。どちらも漢方系の薬湯ということで、健康ブームを考えているようです。この湯にはロビーでその度に、お風呂用のカードキーとロッカーのキーをもらって入ります。

まず、お風呂の入口のドアーをカードを使い開くと、中には男女別の入口があるので、男性用のドアーに入りロッカーの電磁鍵を使います。こちらもセキュリティーは万全です。お風呂自体は7〜8人用といった感じのもので、ロビーではロッカーの数を最大人数にしているのでしょう、人数制限をしているようです。こういったサービスは韓国では初めてでした。日本の温泉の形式を取り入れているのでしょう、なかなか嬉しいサービスです。

客室の浴室はバストイレが一緒になったタイプで、バスはシャワーのみですが大きなガラスで仕切られて、とても清潔感あふれる気持ちの良い作りです。予約した部屋はツインで小ぶりですが、それなりにゆとりを感じる部屋です。一見すると、テレビ以外の大きなものは置いてありません。しかし、テレビの下の台に小さな冷蔵庫が仕込まれ、ロッカーの中には番号入力でセキュリティーがかけられる金庫が用意されています。

テレビの脇には小袋に入ったお茶やコーヒーがあり、ティファールの電気ポットが置かれています。他のホテルのように毎日水の入ったペットボトルのサービスはないのですが、各フロアーにひとつずつ温水と冷水の出る設備があり、氷も自由に使うことが出来ます。そして、歯ブラシなどの自動販売機もあるので、はじめて韓国に行った人でも大丈夫です。

そう、そう、韓国のホテルでは身体を洗うソープ以外、歯ブラシや、シャンプーなどの消耗品は日本のように用意されていません。これは条例で設定されているようですので、近々韓国に行かれる方はチェックしてから行くようにして下さいね。忘れても、市内ならコンビニで何でも買えます。

宿泊したフロアーは17階で、ロッテ百貨店の見える部屋でした。窓から見えるビルの谷間の景色には市庁前の広くのんびりした公園が見え、窓下では大都心の喧噪を見ることが出来ます。ホテルの反対側の部屋だと、山の上に立つソウルタワーが見えるようです。どちら側でもそれなりに楽しむことの出来る良いロケーションです。

いままで、さんざんツアーのひどいホテルを見てきた私達には夢のようなホテルです。やはり、自分で設定するホテルは満足感があります。あとで、友人に聞いたところ古くなってきた特級のロッテホテルよりもきれいで良いということでした。

窓から見下ろす大都心の人と車、右側にはロッテ百貨店が
< http://www.dgcr.com/kiji/20080512/lotte >

今日はこれから、今回ずっと着いてくれるという友人がホテルに来てくれるのでそれを待ち、明洞の夜を楽しみます。ただし、彼女が郊外に引っ越しをしたため、早めの夜を楽しむことになります。まあ、普段から夜は早い私達には好都合ですけれど。

旅行鞄を開いたり、インターネット接続テストをしたりしているうちに、友人から連絡が入りました。彼女は私達を非常に気遣ってくれ、携帯電話に電話をすると電話代がかかるというので、必ずホテルにいる時はロビーまで来て連絡してくれます。私達が持っているのはグローバル携帯なのですが、国際電話料金は私達持ちなのです。とは言っても、たいした金額がかかるわけではありませんが、韓国の必要生活費から考えると割高感があるのでしょう。

連絡をもらいすぐロビーに行った私達は、明洞の街に夕飯を食べに出かけます。明洞はおなじみなのですが、歩いたことのない道を夕暮れ時に歩き店を探すので、次第に現在地が分からなくなります。彼女も良さそうな店を知らないので、美味しそうな店がないかと途中で人に聞いたり、妙な宣伝マンに声をかけられたりしながらぶらつきます。彼女は日本人に間違えられるので、明洞にいるとほとんど日本語で話しかけられます。こんな方向感覚を失ったまま歩いていくのも楽しいのです。

辺りがだいぶ暗くなってきた頃、私達はチョガチプという民族酒場に入りました。私達がドンドンジュを飲みたいと言ったので、それに応えて民族酒場を探してくれたのです。最近のソウル市内の酒場は、外国人のアルバイトが多いそうです。私達は日本語しか分かりません。彼女が通訳してくれるのですが、私達のテーブル付きの男性も中国系の学生バイトのようで、韓国語がよく分かりません。何となくちぐはぐな会話が始まりましたが、まあ飲み食い始まればそれも忘れ、楽しい夜もあっという間に時間が過ぎ去っていきます。

私達が陣取った席は、入る前にちょうど外から写真で撮った場所でした。3月なので窓際は少し寒かったのですが、何となく居心地が良さそうな場所だったのでした。ここは、靴を脱いではいるオンドル式の大部屋で、テーブルが7つ、その一部ではテーブルを固めた8人ほどの集団がすでに酒盛りを始めています。その中から時々聞こえてくるのが日本語で、どうも韓国人と日本人が混ざり合ったグループのようでした。やはり明洞地区は日本人が多いです。

私達もしばらく会話している内にちょっと疲れてきたので、私は身体を後ろ斜めにして身体の後ろ側に置いた両手に体重をかけました。そうすると、手のひらからじんわりと暖かさが伝わってくるのです。なんと、私達が座っている席だけオンドルが聞いていなかったのです。寒いはずです。まあ、面倒なのでそのままの席で最後まで頑張りましたが、今度来る時は床の暖かさを確認してから来ることにしましょう。

そして案の定、店を出たとたんに方向感覚をなくしていた私達は行き場を失い、またまた道を尋ねながら明洞をさまようことになります。チョガチプは二階にありました。

この窓の向こうに陣取ります。
< http://www.dgcr.com/kiji/20080512/cyogachipu >
民族酒場らしく、上にはこのようなものが飾ってあります。
< http://www.dgcr.com/kiji/20080512/minzoku >

【HAL_】横浜在住アーティスト hal_i@mac.com
Web < http://homepage.mac.com/HAL_i/
>
Web < http://lohasfood.exblog.jp/
>
Web < http://Web.mac.com/hal_i/
>
Sound Drawing グループ「ZIetZ」の公式サイト
< http://zietz.hal-i.com/
>

「塗り絵で親しむ俳句の世界」(桃園書房)著者名・飯田晴山
「Shade 9 ガイドブック」BNN新社「ArtRageで絵を描こう!」BNN新社
「Photoshopバージョンブック」毎日コミュニケーションズ
「Illustratorバージョンブック」毎日コミュニケーションズ

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■展覧会案内
森山大道展「I.レトロスペクティブ 1965-2005/II.ハワイ」
< http://www.syabi.com/details/daido.html
>
< http://www.moriyamadaido.com/
>
< https://bn.dgcr.com/archives/20080512140100.html
>
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会期:5月13日(火)〜6月29日(日)10:00〜18:00 木金20時 月休
会場:東京都写真美術館2/3階展示室(東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス TEL.03-3280-0099)
入場料:一般1,100円、学生900円、中高生・65歳以上700円
展覧会はフロアごとに鑑賞することもできる
I.レトロスペクティヴ 1965-2005(3階展示室)
入場料:一般500円、学生400円、中高生・65歳以上250円
II.ハワイ(2階展示室)
入場料:一般800円、学生700円、中高生・65歳以上600円
内容:本展では、今日、世界的にも高い評価を受けている写真界の巨人・森山大道の「足跡」と「今」を二つの展覧会によって展開。「レトロスペクティヴ1965-2005」では代表作に加え、未発表作を含む約150点を、最新作「ハワイ」では、神秘的な自然と人々の日常をモノクロームで捉えた、独自のハワイを一堂に公開。写真の根源を突き詰める森山の作品群を、思う存分にお楽しみいただける展覧会です。(サイトより)
◇森山大道連続対論
5月23日(金)18:00〜20:00
森山大道×大竹伸朗(美術家)進行:笠原美智子(同館学芸員)
5月24日(土)18:00〜20:00
森山大道×多木浩二(美術・写真評論家)進行:清水穣(同志社大学准教授)
5月30日(金)18:00〜20:00
森山大道×金平茂紀(TBSテレビ報道局長)進行:岡部友子(同館学芸員)
定員:190名
参加方法:当日10時より展覧会チケットを持つ人に整理券を配布

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■編集後記(5/12)

・いま大阪府は、橋下知事のもと財政再建プログラムが進められている。その一環として大阪府立現代美術センターを廃止し、その機能を江の子島に新しくできるアートセンターへ集約するという。そこで、大阪の画廊を中心に、大阪府立現代美術センターの存続と拡充を求める運動が起っている。橋下知事にあてる要望書を入手したので、わたしも署名活動に参加しようと思う。なぜなら現代美術センターには恩義がある。かつて長いこと、CGアーティストの団体「ディジタル・イメージ」の運営に参加していたが、発足して三年目から大阪でも大型展覧会を開催できるようになった。現代美術センターが企画展として受け入れてくれたからだ。以来、中之島にあった現代美術センターで7回、中央区に引っ越してからも2回、なんと9年間にわたって活動を支援してもらったのである。この間はわたしは頻繁に関西に取材や打ち合わせで来ていたので、いろいろな出会いがあってデジクリも誕生したのだ。府立美術館のない大阪府では、現代美術センターが唯一の美術施設だ。しかも、まだ多くの美術館が行政による啓蒙施設であった時代に、いちはやく同時代美術のアートセンターとして作られたものである。30年以上の歴史の中で、そのポジションも変化してきている。この運動は単なる反対運動ではなく、現代美術センターはどうあるべきなのかを改めて考える契機にもなる。大阪府の美術館建設は望めない今、現代美術センターの存続と拡充の訴えはよく理解できた。要望書PDFを勝手にサイトに置くので、もし内容に賛同いただけるようならご署名いただき、明日5月13日(火)19時までに要望書にあるギャラリー白までファックスしてください。大阪の人でなくても、もちろんOKです。お願いします。(柴田)
< http://www.digitalimage.org/
>  ディジタル・イメージ
< http://www.dgcr.com/kiji/20080512/demand.pdf
>  要望書

・「限界(Genkai)まで働け(Work)」説得力あるわ〜!/大阪府はいま疲弊していて、知事と公務員や大阪府下の市町村長さんたちとの会議はスリリングだ。国会中継より迫力あるよ。こういう会議がTVで流れるようになった功績は大きいね。みんなで考えるようになる。TVや新聞に突っ込む府民多数。危機感のなさに笑うしかないのだ。連日の報道を見ていると、署名より代替案が必要だと思う。無い袖は振れない。ということで、文化庁さん、補助して〜。お金持ちの方や企業さん、財団作りませんか? 夕張から戻ってきて、羽柴誠三秀吉さん。議員になるより後世に名前残るかもよ。子どもたちに文化に触れられる機会を増やして。ロンドン国立美術館は入場料無料で、一日中、幅広い年齢層の人たちでごった返している。模写している人も。お金がなくても美術館や広い綺麗な公園で過ごせるロンドン市民が羨ましいと思ったよ。宝塚歌劇を見に行くと、必ず小林一三さんの銅像(ロビーにある)にお礼を言っている私だ。不景気で、他社主導の劇団や劇場が軒並み閉鎖される中、長く残してくれてありがとう。(hammer.mule)
< http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080507/lcl0805072335002-n1.htm
>
府民サービスが最後。とはいえ府民我慢しろの前フリ?
< http://ja.wikipedia.org/w/index.php?oldid=19401848
>
「私が死んでもタカラヅカとブレーブスだけは売るな」
< http://www.d7.dion.ne.jp/%7Exmot/qc-ichizo.htm
>
最初から従業員を何人使わないと運営できないとか考えてしまってはいけない