国籍不明の潜水艦(潜望鏡つき)は、エラい人が言うにはクジラだそうです。原発の下に活断層が発見されたそうですが、エラい人が言うには、日本の原発は安全だそうです。自然界最強のカビが検出された汚染米は、エラい人の発表によると、人体への被害は報告されていない、だそうです。
これで10年、20年後にみんなが死んでも、この事件との因果関係を認めるだけの証拠が見当たらないということで、誰も責任をとらずに済むのでしょう。
そういえば私は小学生の頃、校舎の屋上へ通じる踊り場付近の天井から剥離しているアスベストの塊をこそぎ落として友達と投げ合ったり、お互いの顔にこすりつけたりして遊んでいました。頬にこすりつけた後、軽く叩くと、たくさんの細かい針で刺されたような痛みがおもしろくて、友達5〜6人で休み時間の度にそんなことを毎日やっていた訳です。おそらく私はがんで死ぬでしょう。
私の記憶によれば、新宿の都庁にもアスベストが使われているそうです。起工されたときは、すでに危険といわれはじめた後でしたが、法律上は問題ないとのことでした。なにごとも経済優先のわが日本では、建築は何十年か経つとぶっ壊すようになってるけど、都庁をぶっ壊すことになった場合はどうするんでしょう?
当時のニュースキャスターもそんなこと言ってた訳ですが、きっと人体への被害は報告されていないということになって、その頃オレはもうこの世にいない訳だ。人生はあっという間だなあ。
そんなふうに、あっというまに終わる人生だからこそ、私がこの世に生きていた証をどうにかして残したい。そんな想いから書きはじめたこの『わが逃走』も、おかげさまをもちまして連載30回を迎えることができました。
今までさまざまなくだらないことやくだらないこと、そしてくだらないこと等を徒然なるままにだらだらと書き続けて1年と3ヶ月とかそんくらい。早いものです。
で、ごく稀に読者と名乗る方からメールをいただいたりして、嬉しくってまたくだらないことを書いて……などと続けられたら、オレ的に本望ってやつですよ。はい。では、このあたりで前回からの続きを。読んでない方は、わが逃走第29回『再び軽井沢に電車(在来線)で行きたいが、それは無理なので妄想する』の巻を読んでくださいね。
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