[2513] デジタルガジェット好き&写真好きな人たちへ

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<ホタルイカの光は「自分を消すための光」だった>

■装飾山イバラ道[22]
 いろいろな「光」─ノーベル賞とホタルイカ
 武田瑛夢

■おかだの光画部トーク[1]新連載
 デジタルガジェット好き&写真好きな人たちへ
 おかだよういち

■クリエイターのための自転車ライフ[2]
 自転車は日々の暮らしの中でできるフィットネス
 須貝 弦

■展覧会・イベント案内
 ASIAGRAPH2008 in Tokyo

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■装飾山イバラ道[22]
いろいろな「光」─ノーベル賞とホタルイカ

武田瑛夢
< https://bn.dgcr.com/archives/20081014140400.html
>
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大学も始まりすっかり秋の空気になった。同じ教室に一同が集まるというのはやはり良いもので、春とはまた違った緊張感がある。

日本人がノーベル賞を受賞したニュースを、スポーツジムのサウナのテレビで見た。偉業のニュースをサウナの雛壇で、裸のおばちゃんたちと一緒に聞く不思議な時間。悪いニュースよりもハッピーな話題の方が、良い汗が流せる気がする。

ふとラッセル・クロウ主演の「ビューティフル・マインド」という映画を思い出したりした。想像を超えてしまう展開の映画だけれど、すごくいい作品なのでお勧めだ。

・ビューティフル・マインド
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素粒子と言えば、だんなさんが大学の時の専門分野なので聞いてみたけれど、私にわかる訳がなかった。理系から最も遠いところにいる気分。そういえば、昔から何度か「素粒子って何?」と聞いてきたけれど、「目に見えないくらい小さくて、ある意味モノを突き抜けてしまうもの」だそう。

見えてても気づかないということかもしれない。では「見える」というのはどういうことか、というようなループにはまるのでいつも考えるのをあきらめてしまう。

偉大な研究の積み重ねが、現代の暮らしに生かされていることはわかる。青く光るダイオードのおかげで長持ちする信号機ができ、緑に光るたんぱく質の発見のおかげで、がん細胞の広がり方が観察できるようになった。そういえば、私がノーベル賞という言葉を最初に知った頃に読んだ「キュリー夫人」(絵本)でも光るラジウムを発見していた。「光る」ものを探しあてた人がもらえる賞ということで、私なりの納得ができそうだ。

何かを発見するときに、「そのものが光っていた」というのはとても印象的なシーンとなる。光はいろいろな現象や理由があって起こるものだけど「人間の目にみつけやすい」という性質を持っている。人間にみつかるために光ったのかもとか、SF的な妄想をしてしまう。ただ光る性質が元々あっただけなのだけれど。

私の秋の授業にある「情報デザイン論」でも、情報を伝えるために「光」を使うという話をする。人は音や図や振動などから情報を得るけれど、「光」もかなり強く人の注意をひきつけることができるものだ。命の危険に関わるような場合に光るサインが多く使われるし、海で遭難した時にみつけてもらうためのグッズに光を反射させるミラーがある。手に納まるような大きさの鏡でも、ヘリコプターからみつけられるほどの光を反射できる。

ここで素粒子の話における、「見える」とはどういうことかをもう一度引っ張り出すと、「見える」には光が必要ということになる。そもそも、人の目に見えるためには光が必要なのだ。光にあふれた世界にいると気が付かないが、夜の闇では光がなければ何も見えない。

人間以外に光を利用する生き物は、蛍やホタルイカなどの発光生物ぐらいだろうか。Wikipediaによると、ホタルイカの発光は海底から見た時に海面からの光に溶け込んで、見えなくなるために使われているという。人間以外に彼らを捕食する敵は、きっと下から来るんだろう。

光の中では光っていた方が目立たないという、「カウンターシェイディング」の効果だというからすごい。だから、敵から見えないホタルイカの海面側の体には、光る組織がほとんどないらしい。ホタルのようなアピールや交信のための光ではなく、ホタルイカの場合は「自分を消すための光」だったのだ。小さい体で光学迷彩か。

光を操って生きている私たちは、何かが光るとそこにすごく積極的な存在を感じるものだ。ディスカバリーチャンネルの「海底探査船」という番組で見た、探査船が海に眠るタイタニック号を最初に発見した時の映像でもそれを感じた。

完全に光の届かない水中に沈む船を、ゆっくりと撮影した映像。暗い海底に沈んでから70年ぶりに光をあてられた姿だ。無残にも腐食した甲板の様子。突然そこに暗い船内からこちらを照らす灯りが、ふわっと現れて撮影者が一瞬ドキッとする。背筋の凍る思いをしたと語る。実はたんに船の窓ガラスに撮影用のライトが反射しただけだったのだけれど、「光」=「人の気配」というのは人間に染み付いているセンサーなのかもしれない。

海底といえば、深海の生き物はある程度の深さまでは、美しい体の色を持っている。光が届かないところで生きているのに、なぜ鮮やかな色なのかと不思議だけれど、私はたぶん人間が来た時のためだと思っている。

「そんな深さまで来ることができる生き物」=「人間」ならきっとライトを持っていて、自分たちを照らす。太陽の光から守るメラニンとか濁る細胞を持たない体は、美しい純色で鮮やかに見えるだろう。深海の生き物はこの「美しい」という保護色で身を守っているのではないだろうか。そうでないと、光を照らさないと見えないあれだけの美しさを持っている理由がみつからない気がする。

人間の立場から見た身勝手な思い込みかもしれないけれど、世界はなぜかうまい仕組みで回っているように見える。地球は太陽から程よい距離にあったおかげで「光」の恩恵を受けているし、適度に闇の時間帯と光の時間帯を繰り返している。光をみつけて、使って、コントロールする力は、光の中で回る地球の生き物の共有財産なのだ。

これからどんな新しい「光」の発見や発明があるのだろうか。人間のことでも動物のことでも、まだきっと私が知らないだけのものの方がずっと多いので、勉強してみたい。

【武田瑛夢/たけだえいむ】 eimu@eimu.com
蛍光灯が中に入っているエコな電球を買った。玄関用なのに青っぽい光のを買ってしまって、暖色系のを買い直した。使ってみると、やっぱり普通の電球のポワンとした灯りの方が、実際熱いだけに暖かみがあって良いような気がする。灯りの色の効果って大事だ。

装飾アートの総本山WEBサイト“デコラティブマウンテン”
< http://www.eimu.com/
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< http://www.mdn.co.jp/content/view/3983/
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■おかだの光画部トーク[1]新連載
デジタルガジェット好き&写真好きな人たちへ

おかだよういち
< https://bn.dgcr.com/archives/20081014140300.html
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はじめまして。おかだよういちです。

兵庫県の西の端っこの片田舎で、Web制作やDTP、撮影のお仕事をフリーランスでやっている、デザイナー+フォトグラファーです。もう10年ほど前になりますが、前職は広告で使われる写真の合成や修正などを、渋谷のフォートンという会社でやっていました。今で言うデジタルレタッチャーってやつですね。なので、ずっと仕事として写真と接しています。

当時はデジタルレタッチとは言っても、元の原稿は全てポジフィルム。ブローニーや4×5(しのご)、時には8×10(ばいてん)で撮影されたポジフィルムを、製版用のドラムスキャナでデジタル化して画像処理をしていました。

現在の撮影の仕事も、デジカメを使うようになったのは2004年の後半からで、それまでは商品撮影やブライダル撮影など、全てフィルムで撮っていました。それが、たったの4年ほどでフィルムを使う事はたまに趣味で撮る時くらいしかなくなり、全ての撮影がデジタルカメラになりました。

仕事での撮影は、Webサイトや印刷物に使われる素材写真の撮影で人物や商品を撮ったり、ブライダルやイベントの撮影などをしたりしています。

デジタルカメラもどんどん高性能になり、しかもだんだん安く買えるようになってきました。わたしが4年前に買った当時からは考えられないくらい高機能、高画質のカメラが当時より安いわけですから、そりゃ皆さん買うわけです。

最近、わたしの周囲でも何度目かのデジタル一眼ブームが来ているようです。数年前に買った人が高機能のボディを買い替え買い増しを考えたり、初めてデジタル一眼レフに挑戦するため購入しようとする人と両方で、何を買えばいいかとよく聞かれます。一眼レフとまではいかなくても、コンパクトデジカメもどれがいいのかと相談されることが多くなりました。

わたしの周囲というのは、Web業界の人達やデザイナーの方が多いので、そもそもデジタルガジェット好き&写真好きな人達なわけです。そんな感じの人をターゲットに、デザイナー目線というか、初心者〜中級者向けに、ちょっとカメラやレンズや写真や、それに関する周辺の事をのんびりと書いてみようと思っています。

単なるカメラのレビューや紹介だけだと数回で終わっちゃいますので、複数のテーマを設定しています。
1)初心者向けデジカメ入門
2)カメラ・レンズ紹介
3)写真ガジェット
4)You & Me

まず、1の"初心者向けデジカメ入門"では、用語や機能の解説、コンデジ、一眼レフを問わず総合的に撮影の基本的な事やシチュエーション別に撮影Tipsなどを説明してみます。

2の"カメラ・レンズ紹介"では、新旧機種を問わず、おかだ目線のかなり偏ったカメラ関連機材を紹介します。全てのカメラを買って試せるわけではないし、基本的にはニコン使いなので、その辺の偏り方はご了承くださいね。

3の"写真ガジェット"では、撮影便利グッズの紹介や、撮影後に写真を楽しむ為のアプリやWebサービスの紹介をします。

そして4の"You & Me"は、Web業界や写真家の友人や知りあいに、写真やカメラに関してのこだわりやエピソードなどをネタに取材させて頂く、ゲストトークを考えています。テーマタイトルの"You & Me"は、わたしの大好きなスーパーギターリスト押尾コータローの最新アルバムから拝借しました。

普段はギター1本でソロ演奏の押尾さんですが、このアルバム"You & Me"では全編、押尾さんと彼が尊敬するミュージシャンとコラボしたセルフカバーアルバムになっています。そんな感じで、カメラトークでセッションしたいなぁと思っています。

最後にタイトルの"光画部トーク"というのは、"写真"という言葉を「真実を写す。」と誤解しちゃう人が多いので、"Photograph"の「Photo=光」「Graph=描くもの」をそのまま日本語で表している「光画」を使った、ということではなく、単に「究極超人あ〜る」が懐かしいからです。(^^)

と、こんな感じでやっていこうと思っていますので、カメラ好き・写真好きのクリエイターの皆さん、よかったらお付き合いくださいませ。

【おかだよういち(s-style-arts)デザイナー+フォトグラファー】
兵庫県相生市在住。1986〜1992年シアトルに滞在。Northwest College of Artのビジュアルコミュニケーション科でアート・写真・デザインを学ぶ。その後東京のデジタルイメージ制作会社FOTONに入社。6年間の広告ビジュアル制作で修行し、その後地元に戻り姫路を中心に関西方面でフリーランスで活動。企業のWeb制作や印刷物のデザイン、各種撮影などで東奔西走。
< http://s-style-arts.info/
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■クリエイターのための自転車ライフ[2]
自転車は日々の暮らしの中でできるフィットネス

須貝 弦
< https://bn.dgcr.com/archives/20081014140200.html
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自転車とは移動手段であり、スポーツ、フィットネスでもあります。つまり移動とフィットネスを兼ねることができるわけで、日々デスクの前でディスプレイとにらめっこしているクリエイターの皆さんにとっても、とても親和性の高いものであると言えるでしょう。

●通うべき会社があるなら自転車通勤してみよう

もしあなたがどこかのデザインオフィスで雇われの身であるというなら、自転車通勤はいかがでしょうか。現在の自転車ブームにおいて「自転車通勤」というキーワードはトリガーのひとつとなっています。「自転車ツーキニスト」という言葉を広めた疋田智氏は、テレビマン。つまりクリエイターのひとりなのです。

・疋田智 著「自転車ツーキニスト」
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334782264/
>

自宅から会社までが半径10kmくらいなら、余裕で自転車通勤圏内です。デジクリで過去に書いたことがありますが、自転車とは軽車両であり、基本的には車道を走るものではあります。しかし片道10kmならば、自転車通行可の歩道(道路標識、知ってますよね?)を常識的なスピードで走っても、1時間あれば会社に着くことができます。

10kmくらいの距離だと、私鉄と地下鉄の乗り継ぎで30分弱といったところです。1時間というのはその倍ですが、少なくとも晴れの日は満員電車から解放されます。また、スポーツサイクルで車道走行ができるなら、この時間差はもっと縮めることができます。慣れて車道を走れるようになれば、10kmを30〜40分で走ることができるでしょう。

●会社が遠ければ駅と自宅の間で乗ろう

こんなことを書いている私は、東京都町田市に住んでいます。通うべき会社があった頃、会社はもっとも遠くて勝どき、もっとも近くても渋谷でした。渋谷まででも30kmほどあり、途中の道路環境も劣悪な部分があり、ちょっと自転車で通う気になる距離ではありません。そんなときは、自宅と駅との行き来に自転車を使うのが良いでしょう。自宅が駅に極めて近いようならこの手法は使えませんが、自転車で5分程度なら、価値はあります。

朝の通勤時は、最短距離で駅まで行っても構わないでしょう。ポイントは帰宅時。まっすぐ自宅まで帰らずに、自転車でちょっと遠回りして帰るのです。30分でも自転車に乗ることができれば、立派な運動です。そのコース上にスーパーやレンタルビデオショップ、書店等でもあれば一石二鳥ってやつです。

以前はバイクに乗っており、バイクに乗るためのまとまった時間がなかなか取れない時期に編み出したのがこの手法でした。自宅から最寄り駅までバイクだと5分で着いてしまうのですが、帰りは寄り道して30分くらい走っていたわけです。そこを自転車に置き換えることによって、身体を動かす時間ができました。

駅前に自転車を置くとなると駐輪場の利用料金が必要になりますが、そんなもの、フィットネスクラブの会費と比べたら安いものですよ。

自宅で仕事をされているフリーランスおよび自営業の方は、仕事の打ち合わせに出かけるときなどに、上記の手法を取り入れていただくとよろしいかと思います。私の場合は自宅からちょっと離れた場所に仕事部屋を借りているので、そことの行き来等に活用しています。

もちろんウォーキングでも良いし、私自身「歩いて移動」というのも大好きなのですが、自転車のほうが足や膝への負担が少ないのは良いと思います。

【すがい・げん】< http://www.macforest.com/
>
夜おそくに「サイゼリヤ」に行って原稿を書いた。近いと思っていたが、3kmあった。もちろん自転車で向かう。割としっかり食べてしまい、原稿も書き終わって、さらに10km走り、帰ってきたら午前2時を回っていた。月が明るい夜だった。

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■展覧会・イベント案内
ASIAGRAPH2008 in Tokyo
< http://www.asiagraph.jp/
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< https://bn.dgcr.com/archives/20081014140100.html
>
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日時:10月23日(木)〜26日(日)10:00〜17:00(23日のみ14:00〜)
会場:日本科学未来館(東京都江東区青海2-41)、東京国際交流館(東京都江東区青海2-79)ゆりかもめ「船の科学館」「テレコムセンター」下車

アジアCGの祭典 ASIAGRAPH2008 in Tokyo開催。日本、中国、韓国、台湾、シンガポール、タイ、マレーシア、ベトナム、フィリピン、インドネシア、インドを代表するCGクリエーターが参加。世界的CGアーティスト河口洋一郎の最新作展示。アジア各国のアニメーションフェスティバル入賞作品や、ハイレベルなCG静止画作品300点以上を展示、上映。海外からの有名アーティストも会期中特別セミナーを開催する。

◎ASIAGRAPHセミナー・シンポジウム
▼Egoistic Beat 〜躍動する音と映像の宇宙〜
10月23日(木)17:30〜19:00 東京国際交流館(国際交流会議場)
モデレータ/河口洋一郎 パネリスト/布袋寅泰・秋元康
▼ASIAGRAPHオープニングセレモニー
10月24日(金)10:00〜10:30 日本科学未来館(みらいCANホール)
▼内包するエネルギー 〜 ZERO〜∞ 〜
10月24日(金)10:30〜12:00 日本科学未来館)
モデレータ/河口洋一郎 パネリスト/井上雄彦・香山リカ
▼アニメーションマスタークラス
10月24日(金)10:00〜19:00 一日かけてアニメーションの制作指導
日本科学未来館(会議室2)講師/Andrew Gordon, Pixar
▼アジア・アニメーションの現在 〜メディア・アートからモバイルまで〜
10月24日(金)15:30〜17:00 日本科学未来館(会議室1)
モデレータ/大島景紘 パネリスト/王六一・魯暁波・余為政
▼アジアのデジタルコンテンツとバーチャルリアリティの最新情報
10月25日(土)10:40〜11:50 日本科学未来館
モデレータ/廣瀬通孝 パネリスト/梁玄承・潘志庚
▼中国アニメーションの新世代Liu Jian監督が描く中国社会
10月25日(土)12:00〜13:00 日本科学未来館 会議室1
▼若きクリエイターへのメッセージ
10月25日(土)13:30〜14:50 日本科学未来館
モデレータ/川村順一 パネリスト/John Hughes・塩田周三
▼アニメ化が決定「化物語」のイラストレーターVOFANの世界
10月25日(土)14:00〜15:00 センターステージ
▼動く伝統絵画HuangYing監督の映像手法
10月25日(土)15:00〜16:00
▼アニメーションにみる都市空間デザインの秘密
10月25日(土)15:45〜17:00 日本科学未来館
モデレータ/廣瀬通孝 パネリスト/石川光久・隈研吾
▼「ウルフ・ダディ」韓国アニメの旗手チャン・ヒュンユン監督
10月26日(日)12:00〜13:00 センターステージ
▼「創作を楽しむすべてのひとへ〜うるまでるびのペイント哲学」
10月26日(日)13:30〜14:50 日本科学来館 イノベーションホール
パネリスト/うるまでるび・五十嵐健夫
▼フラッシュアニメ台頭後のクリエイター事情
10月26日(日)14:00〜15:00 センターステージ
モデレータ/ルンパロ・チータ パネリスト/竹熊健太郎
▼タイのキュビスムイラストレーション Skan Srisuwan
10月26日(日)15:00〜16:00 日本科学未来館 会議室1
▼シンガポールの若きクリエイティブ集団IFS Artgerm
10月26日(日)1:00〜17:00 日本科学未来館 会議室1
▼Poster Session + Presentations
10月23日(木)〜10月26日(日)10:00〜17:00
▼こどもCGワークショップ
10月24日(金)〜10月26日(日)10:00〜17:00

事前予約など詳細情報はWebをご確認下さい。
< http://www.asiagraph.jp/program/index.html
>
< http://dcexpo.jp/entry/
>

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■編集後記(10/14)

・柴田もちょこっと関わっているアジアグラフ。セミナー・シンポジウムは豪華なプログラム。おすすめです。サイトをチェックしてください。

・新聞コラムで読んのだが、筆者がたまたま知り合った大学生と雑談しているときに聞いた、ちょっと意外だったという話。「最近、友人が初めて海外旅行をしたので、何が一番よかった?と聞いたんです。すると、彼の答えは『ケータイがなかったこと』。ああそうか、メールが来たらすぐ返すというストレスから解放されたんだなと」。筆者は、メールにすぐ返信しなければ、というプレッシャーがいかに大きいかということなのだなと理解したという。ケータイを持っていれば、返信が遅れる言い訳ができないらしい。わたしはケータイは持っているが、番号もアドレスも公開していないので誰からもかかってこない(待ち合わせのときなどは事前に相手に番号を伝えるが)。出先から自分でかけるときにだけ使う。だから、ヘビーユーザーのようなストレスは一切ない。ケータイで常に誰かとつながっているのを、ストレスと感じる人もいるし、感じない人もいるだろう。いやならケータイなんぞ捨てちゃえばいいと思うが、一度入り込んだら脱出はむずかしいのか。JRのTVCMで、大原三千院の紅葉のまっただ中にいる男から、誰に向けたものか知らないが、「当分ケータイは切ったままにさせてください。あしからず」というメッセージが来る。誰にも邪魔されずこの豊穣な世界に浸り切っていたい、ということだろう。その気持ちはよくわかる。日本人のあたりまえの感覚だと思う。邪魔するものはもちろんケータイである。このCM男の周囲からは、他の観光客のケータイ呼び出し音や、場所もわきまえずしゃべり散らすケータイバカの声が聞こえるかもしれない。そんな想像をさせるCMだった。それにしても、「そうだ」と思い立ってさっさと京都に行ける人がうらやましい。ケータイを見ながら(話しながら、ではない)自転車で道路左側を逆走して来るバカ(男女年齢問わず)に度々遭遇するが、事故って痛い目にあいやがれと思う。(柴田)
< http://kyoto.jr-central.co.jp/kyoto.nsf/doc/campaign
> JRのCM

RICOH デジタルカメラ R10 ブラック R10BK・リコーR10が欲しくなったのはおかださんの説明+おかださんにすすめられて購入されたM氏のR8実物を見て、なのである。デジイチは重いので持ち歩かなくなる、気楽に撮れるコンデジで、と相談した。ケータイで撮影しても楽しくなくて。連載嬉しい!/社会保険事務所の次はお役所へ。戸籍抄本が必要になった。戸籍は父親の田舎に置いてあるので、郵便での請求をすることに。今は田舎の公式サイトに行けば請求方法の説明があり、請求用紙PDFがダウンロードできるので便利。料金450円を郵便定額小為替で、とあった。切手は換金できないから受付けられません、とも。郵便局に行って発行をお願いしたら、400円一枚と50円一枚とに分かれますと言われた。へい、了解です。窓口のお姉さんは、一枚につき100円の手数料がかかりますが、と笑顔で言った。ここ、重要です。50円の定額小為替発行するのに100円かかるってことです。これは民営化してからの価格であります。つまり500円なら合計600円で済むのに、450円だと合計650円かかるってことなんです。思わず、500円にして役所に「釣りはいらないぜ」と言いたくなりましたが、役所がその行き先のないお金の処理に困るのはわかっているので、素直に450円分買いました。(hammer.mule)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001EHE2N4/dgcrcom-22/
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リコーR10