■装飾山イバラ道[43]NGのボーダーライン/武田瑛夢
一台の中で美しく使い分ける自信がないから、マシンを分けてしまうやり方。家では小さなモニタで作業しているのに、学校では2m×3m級の大きさで何十人にも見られるわけだから。アイコンやらブックマークやら、これは見せられないなと思うものが何かと気になるのだ。
しかし、今回のMacBook Proはきっちりと学校用のユーザアカウントとプライベート用を分けたので、同じマシンを使うことにした。学校用だけはスッキリと使うのが目標だ。
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●Skypeでテレビ電話
家ではだんなさんが隣りでMacBookを使っているので、今さらではあるけれど、ふと思い立ってSkypeでテレビ電話をしてみた。見た目はほとんど同じに見える私のMacBook ProとだんなさんのMacBook。MacBookだとモニタ上の同じところにカメラはついているし、何も接続することなくテレビ電話の実験ができた。
Skype
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同じテーブルでわざわざテレビ電話するばかばかしさはさておき、とてもきれいな画像でお互いの顔が表示されて驚いた。近すぎるからかマイクが干渉してハウリング音がたまに出るので、実際には仕事部屋とリビングなど離れたところで使うと楽しそう。
そのうち母の家とテレビ電話をするつもりだけれど、高齢者との連絡や介護にもSkypeは活用できるだろうと思う。顔が見えるだけで会話の安心感が全然違う。もちろんパソコンを開いて、Skypeを起動させてってなことを親でもスムーズにやれるような方法を用意しないといけないけれど。普通の電話での留守番電話機能を使うのも大変みたいだから無理かなぁ......。
Skypeに限らず、将来、一般家庭でテレビ電話が当たり前になってしまうと、電話で顔を見せないと失礼に思われたりするんだろうか。電話なのに人に会うのと同じ緊張感で受話器を取るの? 考えてみれば音だけの電話だからこそ便利なことも山ほどあるので、連絡手段を選択する権利がよりはっきりと決まっていくんだと思う。
●自分でNGを決める権利
デジタルのコミュニケーションは一方で匿名性を広げたけれど、一方では個人をリアルに映し出してしまう。映像はどこで傍受されているかわからないし、録画や複製のことを考えたら空恐ろしい。便利だけれど危険であることに気づいた人から声を上げる必要があるのは、アナログの実生活と同じだ。
自分の何を見せて、何を見せないかを決めるのは自分自身であるという当たり前のことが守られるような未来でなければ。今でも携帯電話を持たない人がいるように「私はテレビ電話はNGです」と言うことが普通に許されるようであって欲しい。
様々なデジタルツールの危険意識に個体差があるのも、バリエーションを広げて誰かが助かるようにできているからだと思う。何かを毛嫌いするにも意味があると思うのだ。それでは仕事にならない場合を除いて、ある程度はいろんなNGを認めた方がいいと思う。
そんな自分のコミュニケーションにおけるNGのボーダーラインは、用件や人、時と場合によっても変わる。進化のスピードについていくのも大変だけれど、周囲を見渡して適宜NGのボーダーラインを修正していきたい。
【武田瑛夢/たけだえいむ】 eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
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そういえば、だいぶ昔の私がまだ電子メールを始めていない頃、柴田さんがFAXで「ディジタル・イメージ」の連絡を送ってくれていた。メンバーの中でもけっこう最後に電子メールが開通した人間だったので、何事にも奥手なタイプだったと思う。今思えばとてもめんどくさい作業をさせてしまって申し訳ありませんでした。

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