[2794] 買う? 買わない? iPad大放談-2

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《実物見たら買わないつもりでもやられちゃいそうだからねえw》

■MKチャット対談
 買う? 買わない? iPad大放談-2
 笠居トシヒロ&まつむらまきお

■グラフィック薄氷大魔王[210]
 3D立体出力とモノづくり
 吉井 宏



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■MKチャット対談
買う? 買わない? iPad大放談-2

笠居トシヒロ&まつむらまきお
< https://bn.dgcr.com/archives/20100217140200.html
>
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かさい: まいどー、笠居です。いったん暖かくなったかと思ったら、急に冷え込みましたね−、週末。東京は雪降ったそうで

まきお: どもども、まつむらですぅ〜。まぁ三寒四温ってことで、春も近い、iPad発売も近づいてきましたなぁ

かさい: あと1ヶ月ほどですなあ。ネットもちょっと落ち着いてきたようですが、また直前になったら騒がしくなってくるのかね


まきお: だねぇ。結局まだまだ謎に包まれているから......あ、そうだ、前回、iPhoneにいいペンがないって言ってたんですが、けっこういいのがあったんですよ

かさい: ほほぅ、じゃあ読者の方にも紹介してくださいよ

まきお: 韓国で魚肉ソーセージがiPhoneペンにちょうどいい、ってのがニュースになってたでしょう?(笑)

かさい: ホンマですか? それ(^_^;

まきお: ほんまです(笑)韓国のTV番組で、iPhone用ペン徹底検証みたいな番組があったらしくて、たとえば、ミカンで操作できるとか(笑)いろいろ実験してましてな
    < http://rocketnews24.com/?p=24559
>


かさい: アホやw

まきお: 実際、できます、たのしいですよ、ミカン(笑)その中で、ベストに輝いたのが魚肉ソーセージ(笑)

かさい: で、魚肉ソーセージを使うことにしたの?(^_^;

まきお: いやいやいや(笑)で、それに触発されていろいろ試してみたところ!

かさい: ところ?

まきお: ちびた鉛筆を使うための、鉛筆フォルダってあるでしょ? 金属製の

かさい: ああ、ありますね。最近とんと見ませんけど、画材屋さんとかには売ってるなぁ


まきお: そそ、あれのお尻の方がね、かなりいいです

かさい: 電導性があるからってことね。工夫すればもうちょっとよさげなのを自作できそうだなー。

まきお: 全身金属だからってのもあるのかもしれん。ちょっと立てて使わないと反応わるいんですが、製品として売られているペンより10倍はいい感じで使えてます♪ 安いので、おためしあれ。製品名は「補助軸」(はじめて知った〈笑〉)です


かさい: てなところで、そろそろ前回の続きに行きますかね

まきお: なんだっけね、前回は、マクドやミスドに行って、iPadで仕事するかどうかって話だっけ

かさい: そうそう、オレはやらないけど、キミは近所のマクドで仕事したいんでしょ?

まきお: どっちかってーとミスドですが、ミスドはwifiないからなぁ

かさい: マクド行けばいいじゃん。ウチの近所のマクドは2軒ともWi-Fiないから行ってもしょうがないのだ。もちろんミスドにもない。そもそも、マクドでばりばり仕事するために使うマシンじゃないと思うぞ>iPad


まきお: そうなんだよね、結局は。ただ、iWorksなんか出すから期待しちゃうじゃない。ポメラくらいのテキスト入力能力は欲しいよ〜

かさい: キーノート使ったことないんで、わからんのだけど、あれでさくさくプレゼンシート作れたりするんかなあ?

まきお: プレゼンはFlashかiPhotoでやるから、わたしも使ったことないー

かさい: Macで作るのは簡単そうだと思ったんだが、iPadではどうなんだろう?と。まずは、やってみろって話だろうけど


まきお: そこでもネックがあるんだよねぇ。カメラがついてない... ちょっと本の画像とかを接写して、プレゼン画像に取り込む、とかやりたいじゃん

かさい: そうなのよねー。GPSもないからセカイカメラも使えないし。結局リビングのソファで使えってコンセプトなんだよね。ところが、ソファでやるとしたら「ビデオチャット」ってのがあるんだけど、これもできんわな。カメラないし、シングルタスクだから


まきお: カメラについては、BTかwi-fiのコードレスiSightが出るんじゃないかと... でないか(笑)

かさい: (笑)まぁUSBがつなげるアダプタは出るらしいので、なんとか工夫すれば外付けカメラもいけそうではありますけどね

まきお: それでんがな。あのUSBとSDのアダプタ、あれはないわな。あれはガッカリやわ、Apple

かさい: あれ、なんであんなドングルみたいなのにしちゃったんだろう?USBがつなげる変換ケーブルだけでいいのに


まきお: ねぇ?! iMacだってMacBookだって、SDリーダ付いてるのに!?なんで外づけにしないといかんのか。なんかいかにも発表直前にあわてて追加しました、みたいな

かさい: 外付けにしても、SDスロット付きのアダプタは要らんよなあ?USBだけでええやん? 外付けならUSBにリーダー差すから

まきお: 美しくないーっ。ドックに付いてるならまだしも。EYE-FIで受信できるアプリが出るような気はしてるんだけどねー


かさい: きっと、サードパーティから、コネクタ付いてる面と同じ幅で、継ぎ目がほとんどわかんなくて、USBやらVGA出力やらSDスロットやら付いてるアダプタ製品が出るだろ

まきお: たしかに。ケースは色々出るだろうけど、納得でけんなぁ。でまぁ、そのあたりが「すぐには買わない」点で意見が一致してるんですが、期待したいところはどうでしょ?


かさい: さっきも言ったけど、ロックフリーmicroSIMが普及するのはいいことだと思う。あと、現状は無理でもiBooks(電子書籍)は欲しいです

まきお: iPadぢゃなくてもいいことばっかりだなぁ(笑)

かさい: イヤ、電子書籍で(特にデジタル系の)解説書って、ちょっと難しいなと思ってたんだけど、iPadならいいんじゃないか、と思ったですよ

まきお: 解説書ねぇ?

かさい: 紙の書籍で難しかった「見開きで置いといて、それを見ながらPCを操作する」てのがやりやすいw。カラーだし、図解もタッチで拡大できる。料理のレシピ本なんかにもいいぞ。防水にしないと水回りで使うの心配だけどねw

まきお: あー、たしかに(笑)勝手に閉じるもんな、書籍だと(笑)iPadも勝手にスリープしそうだが...(笑)


かさい: PDF書類じゃダメなのよ。同じマウスやキーボードで操作しながらページめくるとかはあかんねん

まきお: あかんのかぁ。コードのコピペとか、検索ワードペーストとかは、パソコン上の電子書籍の方がいいと思うけど

かさい: コードはコピペできた方がええかもしれんけど、あくまで解説を読むことに関してなのでね。回すだけでシングルページか見開きか切り替えられる、ってのは、読むのも楽なように思うなあ。はやく、大手出版社か大手新聞社が対応表明すればいいのに。いまやらなきゃ、出版業界自体また立ち後れてじり貧だと思うけどなあ


まきお: 僕は本ってーと、マンガ、小説、雑誌、エッセイ等が思い浮かぶので、それを電子的には読まないだろうなぁと。持っているマンガをアーカイブとして電子化したいとは思うけど。ただ、本って形態は、もう変わらないとアカンと思うわ。そういう意味ではiPadのiBooksも過渡期にすぎないだろうなぁとは思う

かさい: オレも本というとその系統だなー。小説とかエッセイだと、文庫が出るまで我慢するんだけど、金をケチってじゃなく、置き場所をケチってという意味が強い。だから、あの中に1,000冊入るんなら、ちょっとくらい不自由なのは我慢してもいい


まきお: 僕はポケットに入るかどうかがけっこう大きいかな... 対応はねぇ、マンガ業界が一番深刻じゃないかと思うよ。深刻ちゅーか、やるべきだと思う。最初からiPadなり電子ブック専用コンテンツとして描かれたマンガが必要

かさい: 漫画や雑誌は、個別のアプリになるんじゃなかったっけ。出版社側からすればどっちでも同じだろうけど。逆に電子化した方が、作者にもきちんと還元できそうに思うけどね


まきお: いや、マンガって、絵本も雑誌もそうなんだけど、見開きでレイアウトを考えるでしょう?

かさい: うんうん

まきお: ところが、この見開きというのが、でかいモニタでないと、再現できない。iPadでもシンドイと思うわけよ。マンガ単行本くらいの面積はあるとはいえ。解像度がついてこない。これはスクリーントーンという、物理的なドット表現に頼っているから、他の解像度に変換しにくい。マンガ原稿ってのは、電子化が非常にしにくいと思うんですよ


かさい: でも、最近ケータイで漫画読む人増えてるみたいだよ。一コマずつ読んでるわけでしょ? あれ。作者の意図とは食い違っても、それで満足しちゃってる層もいるということだよね

まきお: 携帯は読むのも、携帯向けに加工するのも、手間かかってるもん〜。四コマとかはいいんだけどね〜。AKIRAとか、携帯で読みたい?(笑)

かさい: やったことあるから知ってるw>加工 とりあえず、やれそうなのからやればいいんじゃない? 4コマでも何でも。AKIRA読む層は紙の大判買うだろw


まきお: それは現状そうなんだけど、結局作品を選ぶことになってるんだよね。電子化前提の作品、漫画表現ってのが今後の課題になるだろうなぁと

かさい: なんにせよ今やるときだと思うんだよねー。躊躇してるとおいてかれちゃう気がするー。ま、より深刻なのは出版より印刷の方かもしれないけどね

まきお: 出版社だけじゃなくて、作家も、ってことなんですよ〜。印刷...夢のペーパーレス社会は全然来てませんが(^_^;たしかに、写植屋さんがあっというまに失業したことを考えると、印刷屋が消滅するってことがないとはいえないなぁ

かさい: なんだかんだ言って、紙とかね、手で触って確かめられるモノって安心するんだよ。デジカメになってもプリント出力するし。でもだからといって、その上にあぐらかいてると近い将来困ったことになると思うな


まきお: 本はまぁ、どうなのかわかんないんですが、iPadを見て思ったのが、まず、今パソコンを使っていない人向けに、パソコンを設計しなおした、って感じがするんですよ〜。具体的には、高年齢と低年齢ね

かさい: あ、まさにその通りだと思う。

まきお: うちの父親とかを見てると、パソコン使えない、苦手な人には、まず大きく二つの障壁がある。ひとつめは、マウス操作。ふたつ目はファイル管理

かさい: ファイル管理は自分もできないじゃんか。。。(-。-) ボソッ


まきお: そーだよ、だからiPhone気に入ってるんだよ(^_^; 携帯もiPhoneもiPadも、この二つを除外するところからスタートしてるんだわな。次に困難なのが、マルチタスク。複数のアプリが同時に起動してるとどうしていいかわからなくなる。要は、初代のMacintoshでやったことを、今やると、こうなるんだなぁという感じはすごくした〜

かさい: オレは、e-MateやeMacの失敗を教訓にして、教育市場に持って行って必要十分なモノに仕上げたなーと思った


まきお: そんなもん、憶えてないだろう、ジョブスも(笑)

かさい: 教訓のくだりは今思いついたw 今の子供たちは、高齢者と違って、PCの操作なんか全然苦にしないんだけどさ、むしろ先生たちが困ってるんだよな。子供の方がわかってるんで、勝手に遊んじゃって教育ツールにならない

まきお: 今、大学二年にFlash教えてるけど、Flash好きだって学生と話してたら、小学校の時、教室でFlashアニメ見まくってたっていうんだから(^_^;)苦にしてないけど、使い方はムチャクチャだから(笑)リデザインする必要はあるよね

かさい: そうそう。で、このインターフェイス。iWorksも、ビジネスユースじゃなくて、教育市場狙いのような気がするな


まきお: なるほど。ぼくは今、タブレットPCが一番使われている、流通現場とか工場とか、そのあたりは狙ってるよな、と思った。在庫管理とか

かさい: いろんなところで使い道が見いだせると思うよ。アプリを入れればいろんな用途に使えるけど、インターフェイスはあくまでキオスク的だから

まきお: アプリ開発も、わざわざ開発キットになんか手を出さなくても、ほとんどの場合はWebベースでいけそうだし...あ、あかんわ、流通&工場。

かさい: なんで

まきお: 手袋してると操作でけん

かさい: (笑)


まきお: いや、笑い事ではなく(笑)どうする、Apple!(笑)工場では手袋着用が絶対ですぞ

かさい: 指先に電導糸を刺繍するだけで軍手でも使えるようになるよ

まきお: 知ってるけどさぁ(笑)

かさい: じゃあナゼ言った(^_^;

まきお: ジョブスをびびらせようと思って〜

かさい: ビビるかw

まきお: まぁ、うちの機械音痴の父親に使わせるとかにはちょうどよさげな端末ではあるのは確か。充電くらいしか、気にするところないからねー

かさい: 先にWi-Fi設置したらんとあかんけどなあ


まきお: あとは、あれね、Airの時もよく言われたけど、古新聞にまざって廃品に出しちゃいそうとか(笑)踏んで割りそうとか(笑)

かさい: (笑)まぁそれはジョークだわな。Airもそうだけど、あれだけの存在感あるモノを、そう簡単に古新聞と混ぜて捨てたりはしないさ

まきお: わたしは、やりそうだ...orz

かさい: (^_^;

まきお: ファミリーユースってことになると、マルチユーザー対応していないのが不満かなぁ

かさい: 一人に一枚、ってことなんじゃない?


まきお: にはちと高くない? iPod並みの値段じゃないと...。ましてや、パソコンに弱い人たちにとっては、これがひとり一台必要、ということが理解できんと思うよ

かさい: うーん、最初にログイン画面がある方が理解できんのでは?

まきお: 顔写真入れて、4桁コードはできるんじゃないかなー。わからんけど。あ、あくまでもオプションでいいわけだけどね。

かさい: とりあえずは、まだ初代ですから。第2世代、第3世代あたりで、一人一枚なのか、マルチユーザにした方がいいのか、答えを出してくるのでは>Apple

まきお: 正直、手探りでしょうねー


かさい: だけどさ、iPodTouchだって、ついこないだまで32GBで4万以上してたじゃない。それ思えば、初めからかなり安いですよ。一人に一台でも

まきお: なんだかんだケチつけても、ついフラフラと買ってしまいそうな値段だよねぇ(^_^;

かさい: そこですよw

まきお: そこですかぁ(笑)

かさい: 実物見たら、買わないつもりでもやられちゃいそうだからねえw

まきお: これが7万、だと、うーん、いらんかぁ、と思うけど、5万なら、まぁなんか使うかな流行だし、って感じで買ってしまいそうなのがねぇ(笑)


かさい: 日本ではいくらになるかなあ? さすがにもう1ドル140円の時代じゃないし、16GBモデルで49,800〜52,800円くらいと踏んでるんだけど

まきお: このところ、Appleレートは1ドル100円が続いているらしいよ。なので戦略的にもすなおに498で来るでしょう。これにポイント10%つけましょう!(笑)

かさい: 実質45,000円切りますねー ぐらぐらですねw

まきお: やばいっすね(笑)


かさい: 実際は、ヨドでもポイント5%が一杯だと思いますが(^_^; ただ3Gモデルの方は、microSIMの契約と抱き合わせで、初期費用0円なんてのも出てくるかも

まきお: ぜ、ゼロ来ますか!!

かさい: だって、iPhoneの16GBモデルって、今0円からのキャペーンやってるでしょ。本体価格はiPadの方が安いじゃん。できるでしょ(3Gモデルは、130ドル上乗せだった(^_^; )

まきお: そうだよねぇ〜。店頭でゼロ円だと、売れるだろうなぁ

かさい: キャリアとの契約が抱き合わせの100円ネットブックがずらっと並んでる向かい側で、iPadが0円だったら...


まきお: いやいやいや(^_^;これ以上通信費はらいたくないぞ、わたしは(^_^;

かさい: ちっ、ひっかからんかw

まきお: まぁ、とりあえず、3月が楽しみですなぁ

かさい: ですなあ。とりあえず、触りには行きますなあ

まきお: あ、酒の席で出すのはやめた方がいいですよ。絶対浸水させる(笑)

かさい: (笑)その場に居合わせる確率高そうw

【笠居 トシヒロ/WEBクリエイター・デザイナー、デジハリ大学院客員教授】
< http://www.mad-c.com/
> < mailto:kasai@mad-c.com >

先週末は、金沢へ旨いもの食いまくり+スキースノボツアーに行ってきましたよ。腹がはち切れそうになるくらい海の幸を堪能し、全身筋肉痛になって帰って来たら、濱村デスクからバレンタインのチョコが届いておりました。ありがとうーw

【まつむら まきお/まんが家、イラストレーター・成安造形大学准教授・
TSUTAYA会員】
< http://www.makion.net/
> < mailto:makio@makion.net >

マイコミジャーナルさんでワコムIntuos4の連載をはじめました。みてね
< http://journal.mycom.co.jp/column/pentaball/001/index.html
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■グラフィック薄氷大魔王[210]
3D立体出力とモノづくり

吉井 宏
< https://bn.dgcr.com/archives/20100217140100.html
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ワンフェスとは関係ないですけど、1月後半に大きなフィギュアを作っていました。(株)インクス・エンジニアリングが始めた、オンライン3D出力サービスのサイト「INTER-CULTURE」のインタビュー。立体出力や、3D出力されたものについて語るというもので、そのために出力してもらい、ペイントして仕上げたわけです。例の「ヤンス!ガンス!」の主人公の二匹です。

INTER-CULTURE < http://inter-culture.jp/
>
インタビュー < http://inter-culture.jp/Talk/talk-top.html
>
完成フィギュア< http://www.yoshii.com/dgcr/YGFigure_045 >

光造形による出力物はかなり滑らか。それでも等高線状の細かい段々があるので、表面を磨いてツルツルにするところから始めなきゃならず、塗装も含めると大変な作業でした。ワンフェスに出品したものの制作と時期が連続していましたので、久々に本格的フィギュア制作地獄に陥ったわけですが、そのへんについては近々あらためて書きます。

で、3D立体出力について。インタビューの中でも話してますので、興味のある人はぜひ読んでいただきたいです。僕も参加している"三次元形状を活用する会"「3D-GAN」という活動をしている(株)ツクルス代表の相馬達也さんという人がいまして、この人が常々言ってることの受け売りに近いですが、3D立体出力には大きな可能性を感じています。

3D-GAN     < http://www.3d-gan.jp/
>
相馬さんブログ < http://blog.goo.ne.jp/realfactory
>

現在では当然のように、CADデータから3D立体出力の技術を通して工業製品は生まれてるわけです。金型とかも全部そうです。ところが、エンターテインメントなどコンテンツ系で3DCGをやってる人たちは、自分たちがコンピュータの中に作った形を手に取れるように立体出力できることを、知らなかったり興味なかったりします。

せっかく3Dで形状を作れる能力があるのに、自分らが工業製品などモノづくりの世界に直接に関われる可能性を知らずにいる、ということ。「3DCGで形を作れる」というのは、「モノの形を360度方向から隅々まで考えることのできる人」という点で、大きな価値と可能性を持ってるはずなのです。

一方、モノづくりの現場では、世界に誇るものすごい技術を持ちながらも、何を作ればいいのか悩んでいるそうです。コンテンツ業界の「おもしろさや格好良さの追求にしのぎを削っている人たち」かつ「3Dでモデリングができる人たち」を、モノづくりの現場の人たちと引き合わせることができたら、面白いことが起きるに違いない、というのが、「3D-GAN」の活動なのです。

知り合いの原型師さん(っていうか、先日ワンフェスにいっしょに参加したoritaさん)も、最近はZBrushや3D-Coat等の3DCGソフトを使い、デジタルで原型制作をしています。原型師さんってのは粘土やパテを削って粉にまみれたり、塗料やシンナーやエアブラシなど、アナログ作業の極みみたいな職業なわけですが、それがデジタルに置き換わりつつあります。3DCGやCADデータを中国に送って、いきなり試作品ができたりするわけです。

もちろん、見た目優先の3DCGは、プロダクトデザイナーが使う3D-CADに正確さや繊細さの面では劣ります。でも、相馬さんの話では、とりあえず三次元の形状が作れる、ってことだけでも大きな力になることは間違いないとのこと。SHadeでもLIGHTWAVEでも六角大王でもなんでも、作ったものは出力可能なんです(データ形式の変換は必要ですが)。

「INTER-CULTURE」のオンライン立体出力をはじめ、3Dプリントサービスの環境が整い始めてます。出力機も価格が安い機種が出てきてるし、HPも3Dプリンタに参入するそうです。おもしろくなってきてます。

◇先週の「intuos4ワイヤレス」について訂正

「布製のキャリングケースがついてくる」と書きましたが、写真のケースは配送用に以前のノベルティを再利用したものだそうです。布製ケースは付属しません。

【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com
>
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/
>

オリンピックのスノボ選手の件。母校が応援をやめるとか、なんでこう極端になっちゃうんだろう。態度が悪いのは確かに見てて不愉快だったりするけど、品行方正を求められない種類のスポーツを、オリンピックの種目としてひとくくりにしちゃうこと自体に無理があると思う。オリンピックになじまない派手で危険なスポーツの祭典もやったらいい。X Gamesだってあるわけだし。ところで、以前からすごく違和感があるのが、国際大会に出るような選手の口調が、異様に品行方正っぽくなっちゃうこと。宇宙飛行士の会見のような話し方。もっと普通にしゃべれないのかな? あと、「感動を与えたいです」。それだけでブブーッ!

アニメ『ヤンス!ガンス!』放映中。TVK(テレビ神奈川)金曜朝7:25と深夜25:25。Wiiシアターの間でも配信中。

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■編集後記(2/17)

女流阿房列車・酒井順子「女流阿房列車」を読む(新潮社、2009)。出版界一の鉄人・新潮社のTさんの視点で計画された超マニアック行程を、ゆるい鉄道ファンである筆者が旅をする。東京の地下鉄全線完乗16時間22分とか、24時間耐久鈍行列車1343.9kmとか、東京〜博多10時間半こだま号とか、根室本線8時間とか、興味のない人にとっては時間の無駄としか思えない、苦行の旅を記録したまさに阿房列車紀行である。なぜ計画した本人が実行せずに酒井順子にやらせたかというと、「プロの筆で鉄道の楽しさを伝えてほしかったんですよ。(略)思ったとおり、酒井さんの原稿には毎回『あの旅をこう書くか』という嬉しい驚きがありました」とT氏は語る。みごとな的中で、行程は過酷でつらいはずだが、すばらしく楽しい鉄道紀行になっている。どうみても男の発想を、女がやるという"ねじれ"も面白い。酒井順子ってこんなうまいエッセイストだったのか。「鉄道って自由を奪われる感覚が楽しい」というのだから、この企画にベストフィットだったのは確かだ。わたしも鉄道が好きで、かつては飛行機で行ったら帰りは鉄道とか、大阪から在来線乗り継ぎで帰ってくるとかやっていたのだが、もう何年も鉄道に乗っていない。この本のような上等な紀行文を読んで、我慢しなければならないようだ。(柴田)
< http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/nami/shoseki/398506.html
>
対談:酒井順子×田中比呂之(T氏)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103985062/dgcrcom-22/
>
→アマゾンで見る(レビュー2件)

・iPad。分解したらカメラスペースがあったという記事を見ました。/無事届いて良かったです〜。/生協に入っている。買い物に出かけようとしたら配送担当者さんに呼び止められた。いま考えると一週間に一度、15分程度しか停まっていない車なわけで、凄い確率だなぁと。いままで一度も入ったことはなく、どんなシステムでどんな商品を扱っているのだろうと好奇心から会員に。毎週膨大なカタログをもらい、一週間でチェックをし申し込み。その一週間後に商品が受け取れるのだが、徒歩5分圏内にスーパーやコンビニが複数あるので、このタイムラグはきつい。加えて、受領のための15分を毎週意識しないといけないこと、カタログチェックという義務。あかん、続かないわとほとんど利用していない。会員が若いママばかりで馴染めなかったりするしね......。配送担当者さんが商品を分けてくれるので、会員が分けるところよりは楽。不在時はコンシェルジュが受け取ってくれるらしいのだがそれはそれで気を遣う。生鮮食品類はスーパーで買う方が安い。ただ、冷凍食品や日用品の種類が豊富で、兼業や子育て中の人にとってはありがたいはず。レシピや生活のヒントになったりも。有名店の餃子や炒飯、お菓子が手に入ったり。先日受け取ったのは、ルタオの「ドゥーブルフロマージュ」。配送担当者さんが「あっ、これおいしいやつですよ〜」と渡してくれた。食べたことなかったので一度はと思っていたものの、デパートの催事か通販ぐらいしか入手方法がないのだ。二つ頼んで、一つは家族が職場に持っていったよ。(hammer.mule)
< http://www.letao.jp/
>  ルタオ