エンドユーザー大変記[01]Xperia2.1大変記・入手篇
── ジョニー・タカ ──

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昨年の12月、Xperiaに機種変更した。2009年、ソフトバンクモバイルからドコモに乗り換えた時はSH-06Aにしたが、思い切ってスマートフォンに舵を切った。

まず、フィーチャーフォン("ガラパゴス"って書きたいけど、シャープがその名前で端末作ったからな...。馴染めないのでここでは"ガラパゴスフォン"と書きます)からスマートフォンに乗り換えた理由を述べよう。

1:1996年、大学1年の時に同級生から「使わないからあげるよ」と貰った東京デジタルホン(当時)から14年、ガラパゴスフォンの進化に伴ってずっと使ってきた。でも、iPhoneが登場して携帯電話を取り巻く状況は劇的に変化した。私もさすがにガラパゴスフォンに辟易していたときだった。「もういいよ」と。

2:ある程度のことが出来る。スペック的にはパソコンには完全に劣るが、FLASHやCSSを度外視すればwebは閲覧できる。メール送受信プロトコルIMAPに対応していたらパソコンやwebメールも受信できる。つまり、ノートパソコン買うよりコストが安い。

以上2点。

そしてドコモのスマートフォン・ラインナップからXperiaを選んだ理由。




1:消去法。Galaxy Sは本当のグローバルモデルだが、トータルでスペック的に劣る。

初代LYNXは、まず電話が出来ない。挙句の果て、auで出した同端末がAndroidのアップデートが出来ないことを発表し、実用的にダメ。ブラックベリーはiPhoneやHTC以上に使う人を選ぶ。料金体系も特殊。

最新のREGZA Phone、LYNX 3Dは、まず品薄が解消されない。特にREGZA Phone。機種変更時にLYNX 3Dを展示していたが、3Dに見えない。そして両者は凄く電池を消耗しそう。しかもいらない日本機能(ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信)を搭載しているので必要なし。

2:先にXperiaに乗り換えた方が夢枕に立ち、私の地元駅のホームで電車待ちをしている時に声をかけてきて、「ジョニーさん、Xperiaにしましょう」と言った。

3:個人的事情によりソフトバンクモバイルと契約できず。SIMロックフリーiPhoneでもよかったのだが、金額が非現実的。

以上3点。あまりにも下らない理由だが、そういう事である。

昨年のクリスマス・イヴ、個人的な用が銀座であったので、それを済ませてから丸の内のドコモショップに赴く。ここは、大阪・梅田とこの丸の内の2軒しかないドコモ・スマートフォンラウンジがあるため、ある意味奇縁である。

機種変更手続きに2時間近くもかかり、やっとXperiaに変えることが出来た。合間を縫って、スマートフォンラウンジ内に展示されているXperiaの実機を触ってみた。

私のXperiaをよく見たら、展示実機とインターフェースが違う...? どうやらこのXperiaのヴァージョンはAndroid1.6だったのだ。展示実機はAndroid2.1。決定的な違いはアプリケーションキー。1.6では下スクリーンをスライドするとアプリ一覧が出るが、2.1では下中心部のアプリケーションをタップすればアプリ一覧が出るというもの。

しかもXperia発売時の1.6ではspモードがまだ出てなかった頃なので(モバイルプロバイダ接続がmorera Uのみ)、spモードでのインターネット接続が出来ない。それはさすがにスマートフォンラウンジの方に設定して戴いた。

自宅に帰るまでXperia(Android)の流儀に慣れておいてから、自宅で2.1にアップデートしようと思ったが、またここからが大変だったのだ......。

【ジョニー・タカ】johnnytaka@hotmail.com
1976年横浜・関内で生まれ、上州と越後の風を受けて育ち、来世でもFUNKを踊るフリーランサー。

新年早々、7年前に組んだAMDベースの自作PCが壊れました。電源ユニット内のコンデンサが膨張しており、このまま動かすと破裂の恐れがあるので使うのを止めております。元々のメインマシンであるPowerMacG4も3年前に電源ユニットが壊れ、修理に出すか、あるいは中古のG4MDDかG5にするか悩んでます。しかし先立つものがない。フリーランスの、出来高な仕事の上、ケータイ料金などで常に自転車操業。安定して収入が入るのは、一体いつになることやら......。

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