[3059] SketchBook Proでペーパーレスを目指す

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《これが唯一のトラウマ克服方法なんだろう》

■武&山根の展覧会レビュー 特別編
 山元町、石巻大街道、網地島に行ってきました
 武 盾一郎

■グラフィック薄氷大魔王[259]
 SketchBook Proを両方使ってペーパーレスを目指す
 吉井 宏



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■武&山根の展覧会レビュー 特別編
山元町、石巻大街道、網地島に行ってきました

武 盾一郎
< https://bn.dgcr.com/archives/20110608140200.html
>
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ひょんなことから、5月19日から28日まで、被災地に行ってまいりました。ざっくりとした経緯はこんな感じです。

『被災地子ども向けワークショップの経緯』
< http://d.hatena.ne.jp/Take_J/20110516/1305532371
>

3.11の後、「自分に何か出来ないだろうか」という気持ちはあったのですが、震災復興支援チャリティーアート展等に参加する気分にはなれませんでした。それは、阪神淡路大震災の時もそうでしたが、直後にアートとか文化とかいうのがパーッと盛んになり、すぐにサーッと引いて行った感じが記憶にあったからでした。

自分に唯一できること、自分の「現場」はこれしかないなあと、家に引き蘢りながら小さいドローイングをシコシコと描いてました。それは洞窟で祈りを捧げる儀式のようなものでした。
『[制作日誌] - 武盾一郎の報告書 Take Junichiro report.』
< http://d.hatena.ne.jp/Take_J/searchdiary?word=%2A%5B%C0%A9%BA%EE%C6%FC%BB%EF%5D
>

ともかく、3.11の前と後では世界が変わってしまったかのように感じていました。それは絶望だけでなく、生死に触れる覚醒のようなものも含まれていて、そして、非常に奇妙な日常を生きているような感じでもありました。

今回の「天災(地震と津波)+人災(主に原発事故にまつわること)」は長引くだろうと思いました。というより、「不可逆なんだ」という気がしました。それは、もう戻れない、復興はできない、という感触でした。違う次元にストンと立たされてしまったような感じがしたのです。

天災という人智を越えた出来事に対しては、プリミティブで生命的な欲望が起動するけど、原発は憂鬱になりました。僕はこの事故で初めて原発に関していろいろ知るのですが、知るほどに気が滅入りました。廃炉にするにしても何十年かかる。脱原発しても原発推進に戻っても、いずれは次世代、次々世代の人たちが、使わないのに放射能を出し続ける厄介な屍骸と長年付き合わなければならないのです。

「少なくとも3年以上経って自分に金銭的精神的余裕があるなら、あらためて地震の事を考えてみて、被災地に行ってみよう」と思いながら過ごしていましたが、あれよあれよという間に被災地に赴くことになりました。なぜか躊躇はしませんでしたが、「心の準備」だけは確かめておきました。

●心の準備

初めてボランティアに行くのなら、希望に胸を躍らせるのかもしれません。僕は阪神大震災3年後に、まだ公園に留まりコンテナ村に暮らす、被害の最も酷かった長田町の人たちのコミュニティに、「芸術をぶちこんでやる!」くらいの意気込みで突っ込んで行って、公園の村に暮らしました。

結果、無能で無名で貧乏な芸術は何の役にも立たないことを身をもって思い知り、以降10年「死にたい」と思って生きることになりました。ようやく「死にたい」と思わなくなって1年、まさかまた被災地に行く事になるとは思いもよりませんでした。

正直、怖いです。だけど、きっとこれが唯一のトラウマ克服方法なんだろうとも思います。今度は武器を携えて行きます。小さな一歩だけど、僕にとっては大きな壁を乗り越える一歩です。行って来ます。

『被災地子ども向けワークショップの準備』より
< http://d.hatena.ne.jp/Take_J/20110519/1305784039
>

具体的な予定が分からないままの出発でしたが、間違った所からやり直せるチャンスだと直感的に思ったのでしょう。

ちなみに神戸での制作はこんな感じでした。
< http://take-junichiro.tumblr.com/post/79862424/1998
>
< http://take-junichiro.tumblr.com/post/80016378/1998-1999
>

なぜ震災後3年経ってから神戸に行ったのかというと、簡単に言うと、もう注目されてなかったからでした。

注目されてる、流行ってる、立派に見える、等のものごとに乗っかると、なんだか自分がさもそれを作ったかのように感じてしまったり、そこに居るだけで何かをしてるような気分になったり、「素敵ポジションにいる自分イケてる錯覚」を起こします。その時はそれでいいのですが、過ぎ去ったあとに襲われる虚無感が厭なので、なるべく「主流」に近付かない癖がついてしまいました。

また、芸術とは「忘れられてるモノやコト」、「捨てられたモノやコト」、「無価値だと思われてるモノやコト」に目を向けるものだと考えていて、「芸術家とは誰も行かない所に行くべきだ」的な使命感も今思えば、かなりありました。

理想に立ち向かって闘った結果、破れ挫折して10年ほど鬱で死にたいと苦しんだってことなんでしょう。が、後悔の念はないです。

落ち込む中で押し潰された心は、うまくやっている(ように見える)人たち、という仮想敵を作り出し、劣等感と嫉妬に支配され、ルサンチマンを抱いて世界を見つめるようになります。そこから見えてくる風景は、苦しみから逃れようとする気持ちから生じるとても美しい景色と、人間社会に場面を切り替えた瞬間にガラッと変わる殺伐とした絶望と痛みに満ち溢れた景色です。

画家としてそのような心象風景にめぐり会えたのは幸福なことなのでしょう。しかし、もうこの風景は要らない。そのために、もう一度引き返して、そこに立ち、今度は違う捉え方で世界を観られるようになりたいのです。

それが今回の被災地への思いです。具体的にどのようなことをしてきたのかは以下の報告より。

被災地活動 5.19-28 その1『子供向けワークショップ編』
< http://d.hatena.ne.jp/Take_J/20110531/1306818111
>

被災地活動 5.19-28 その2『石巻大街道編』
< http://d.hatena.ne.jp/Take_J/20110602/1306995086
>

被災地活動 5.19-28 その3『網地島編』
< http://d.hatena.ne.jp/Take_J/20110602/1307005615
>

戻って来て、恐らく風景は変わったとは思います。何より体調が良くなりました(笑)。体を動かす、食べる、寝るの身体と生理中心の時間を過ごしてスッキリした感じです。

泥かきや片付けは身体的にキツかったけど、現場に身を置くことで分かってしまうこともあるんだなあと思いました。臭い、ホコリ、湿度、歩きにくさ。宮城県で原発にほど近い山元町役場避難所、ヘドロに埋まった石巻大街道、漁の道具を大量に捨てた網地島で、石や草木や泥や捨てなければならない家具を手で触れて、子どもや住民とともにした作業で身体の中に入った体験は、それはどうも言語化できないのですが、震災を確かに受け止めてくれた頼もしさを感じるのです。

被災地に行く前と、特に印象が変わったのは原発の放射能のことでした。行く前はパソコン情報が被災地のすべてでしたから、パソコンを見て憂鬱になっていました。

せめて東北の方角の空を見つめて心を痛めれば良いものを、深夜の自宅の四角い画面を見て被災地を知った気になって不安になっていたのです。戻って来てから放射能情報で怯えることはなくなりました。それは、放射能に対して楽観的になったというのではなく「情報」で一喜一憂しなくなったと言ったら良いのでしょうか。情報は判断材料にだけすればよいということです。

行く前は被災地に通おうと思っていました。今は無理やり行かなくてもいいと思うようになりました。長い目で見ようとは思っていますが、自意識や使命感や心情ではなく、身体や直感に耳を澄ませて聴いてみようと思ってます。縁があれば行く機会は巡ってくるでしょう。

身体を動かして、手を使って、考えて、愛し合って生きていけばいいんだよなあ。

【武 盾一郎(たけ じゅんいちろう)/婚約者】
take.junichiro@gmail.com
twitter < http://twitter.com/Take_J
>

武盾一郎の報告書 Take Junichiro report.
< http://d.hatena.ne.jp/Take_J/
>

Take Junichiro Art works
< http://take-junichiro.tumblr.com/
>

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■グラフィック薄氷大魔王[259]
SketchBook Proを両方使ってペーパーレスを目指す

吉井 宏
< https://bn.dgcr.com/archives/20110608140100.html
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SketchBook ProのiPad版とパソコン版についての話です。Mac App Storeで買えるようになって、多少は身近になったかな。SketchBook Proは2003年の最初のバージョンから、ちょこちょこ使ってました。

もともとはタブレットPC用ソフトとして出てきたスケッチ用ツール。MAYAや3DCADソフトを出していたAliasが開発元で(現在は買収先のAutodesk)、主にCGデザイナーやプロダクトデザイナーが、鉛筆やマーカーでスケッチするのをイメージされたツールだったはずです。

ショートカットキーに頼らずに、ペンとラジアルメニューだけで使える秀逸インターフェイス。なにしろ、レイヤー名の入力が手描き文字そのままだったりする。ページをめくるように前後のスケッチに移動できるのもイイ。

iPad版パソコン版とも無料版が用意されてます。

●iPhone/iPad用のSketchBook Pro Mobile

iPad版がver.2.0になった。ずいぶん進化してる! スプラッシュ画面もシックなものに変わった。2.0より前にあった機能も混じってますが、僕的に気に入ってる機能について。

< http://itunes.apple.com/jp/app/sketchbook-pro/id364253478?mt=8
>

「新しい細いパレット」......左右にブラシパレットとカラーパレットが配置された。中央下の○をタップすると出てくる。パレットは選択的に出したままにしておくこともできる。パレットの中身はカスタマイズ可能。よく使うブラシを登録できる。

「2本のブラシの交互切り替え」......画面隅のダブルタップで、2本のブラシを交互に切り替え可能。これは僕的に大ヒット! ブラシパレットを開かずに左手親指で鉛筆と消しゴムを素早く切り替えてどんどんドローイングできます。

「ラジアルメニュー」......僕的にSketchBook Proらしさとはこれだった。パソコン版とは使い勝手はちがいますけどね。初期設定ではオフになってます。ブラシや色を登録できます。

「三本指上下左右のスワイプ」......ブラシ設定やレイヤパレット、UNDO、REDOができます。こちらも初期設定でいろんな機能に割り当て可能です。

「レイヤーの変形等」......レイヤー単位で拡大縮小や変形・回転等ができるようになった。他のiPad用ペイントアプリも同様だけど、iOSでは投げ縄ツールを組み込むのはむずかしいんだろか?

「100%スナップ」......二本指ピンチによるズームで、100%にスナップされるようになった。102%とか99%とかの意味のない微妙なズーム表示にならなくなりました。

「ブラシ設定の詳細追加」......ブラシの設定項目が増えた。ブラシの回転による変化やノイズを加える設定など。

「オプションツールのダウンロード」......ストアからオプションのブラシなどをダウンロードできます。まだ鉛筆セット以外に大したものはないですが。ペーパーテクスチャやグリッドのテンプレートなどダウンロードできればいいな。

「高解像度に対応」......iPad2では4倍の面積の高解像度キャンバスが使えるそうです。早いとこiPad2を手に入れなければ。

「Dropbox対応」......僕的に最大の目玉機能といえば、Dropbox対応! iTunesやPhotoLibraryやFlickrやEmail等に加え、Dropboxに書き出しできるようになった。Dropboxは読み込みにも対応! これにより、パソコンのファイルをiPadで開いて作業し、パソコンに直接戻すことが可能に!

ただし、ちょっと注意。SketchBook Pro MobileにインポートするときTIFFでなくPSDを使わないと、レイヤーが統合されてしまう。あと、1023 x 768pix以外のサイズの画像は拡大か縮小かクロップされてしまいます。

理想的にはパソコンとiPadで同じフォルダから画像を手軽に出し入れできるといいんだけど、書き出し時にファイル名を付けるのが面倒だったり転送が遅かったり、ちょっとスムーズでないのが残念。でも、パソコンとのやりとりが比較的ラクになったので、ドローイングは本格的にペーパーレスにできそう!

iPad版2.0の新機能についての解説。ここ、詳しいです↓
< http://necojarashi.blogspot.com/2011/05/sketchbook-pro-20ipad.html
>

●Mac/PC用のSketchBook Pro

ずいぶん前のver.2のままで使うのをやめてました。ブラシの書き味があまり好みではなかったのは置いといても、アップグレード料が高かったんですよ。Mac App Storeではアプグレ代よりも安い値段設定だったので、すぐ購入しました。Mobile版と同様に無料版もあり普通にスケッチするならそれで十分かも。

iPad版のほうを使い慣れてからMac版を久しぶりに使ってみると、シンプルな使い勝手の良さはそのままなのに、そのまますぎるというか、過去のバージョンからほとんど変わってなさすぎる。そもそも、iPad版を使うようになった主な理由のかすれた鉛筆系ブラシがないなど、パソコン版よりもiPad版のほうが高機能っぽい。

と思ったら、先日ようやくわかりました。スタンダードブラシではなくプリセットブラシのほうにいろんなブラシが入ってるのでした。テクスチャっぽい鉛筆やクロスハッチングブラシやモジャモジャブラシなんかも全部ありました。

以前のパッケージ版には、背景レイヤー用にいろんな罫線や五線譜や紙ナプキンなどの用紙が入ってたのですが、ダウンロードを探しても見あたらない。僕的には昔のバージョンからコピーして使ってますけど、普通に付属していていいと思うんだけどなあ。

あと、画面の回転ができない! と思ったら、環境設定でチェックしないといけないのでした。ただ、スペースキーを押して現れる「画面のスクロール・拡大縮小・回転」共用の丸いツールがイマイチで、スクロールしたいのに画面が回ってしまったりミスが多くなります。なので、今は回転はオフにしてます。

ラジアルメニューやラグーンというパレットの集合場所に表示されるツールは、簡単にカスタマイズできます。よく使うツールを一瞬で選択できます。

iPad版同様、2本のブラシの切り替えが「s」を押すだけのワンタッチでできる。これは便利!

感覚的・直感的に使えるという点では、やはり数本指のジェスチャーが使えるMobile版のほうがぜんぜん上かな。ジェスチャーが使えないのではSketchBookProは一風変わったペイントソフトでしかない。

< http://itunes.apple.com/jp/app/sketchbook-pro/id404243548?mt=12
>

どちらのSketchBook Proにもグリッド表示の機能がないのが残念。iPad版はグリッドなどをレイヤーとして読み込めますし、Mac版でもテンプレートを自作できますが、PhotoshopやPainterのようにオーバーレイ表示される可変のグリッドがほしいところ。

Mac版とiPad版でスケッチ画像を行ったり来たりさせる運用方法については現在手探り中です。めんどくさくなく行き来できるようになれば、ドローイング本格的ペーパーレス時代の到来!

【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com
>
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/
>

MobileMeって名称はイマイチと思ってましたが、iCloudに移行するようです。じわじわと便利になっていきそう。Dropboxの存在に慣れちゃってると、パソコンって「端末」って感じが大きい。データファイル本体はDropboxにあるから、もしパソコンが壊れたりもしものことがあったら? って心配が少ない。

この気分をiCloudでもできるといいんだがなあ。iPhone/iPadに母艦がいらなくなるって。パソコンを持ってないとiPhoneが使えない的イメージの払拭には必要な措置ですね。iPadでの作業がiCloudに瞬時にシンクされ、Macでも普通にアクセスできるとかだったらSketchBook Pro的にも大歓迎なんだけどな。OSX Lion、噂されていた通り、やはりMac App Storeのみで販売? 「のみで」ってところが気になるけど。

・iPhone/iPadアプリ「REAL STEELPAN」販売中
REAL STEELPAN < http://bit.ly/9aC0XV
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・「ヤンス!ガンス!」DVD発売中
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■編集後記(6/8)

・若宮健「なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか」を読む(祥伝社新書、2010)。韓国は国民のパチンコ依存症の弊害を認識して、2006年8月にパチンコを全廃した。15,000店、売上高は日本円にして約3兆円、それが跡形もなく消滅した。当時の韓国首相は「射幸性の高いゲーム機が全国的に拡大し、庶民の生活と経済に深刻な被害をもたらした。深くお詫びする」と国民に謝罪したという。まことに正しい感覚だ。こんな衝撃の事実を知る日本人はほとんどいない。日本の新聞やテレビがまったく報道しないからである。筆者のレポートが最初であるが、これに続くマスコミ報道がないのはなぜか。韓国以上にパチンコが原因の悲惨な事件が多い日本で、犯罪の温床パチンコが存続しているのはなぜか。本書の帯に「韓国にできて、なぜ日本はできないのか?」とある。その答えは「日本では、政界、警察、広告、メディアがパチンコ業界と癒着して、抜き差しならない関係になっている」からである。パチンコ業界の金に汚染された者は、パチンコを批判できない。マスコミはパチンコ業界から莫大な広告収入を得ている。韓国のパチンコ禁止について報道できない理由はそこにある。批判どころか、パチンコ業界の用心棒を請け負っている国会議員どもがいる。今年1月現在、民主36、自民10、公明3、無所属2、合計51名が国民に不幸をもたらしている。トップはさすが民主党である。つづく。(柴田)
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・金曜日に書いた女性交流会。茂木健一郎氏は軽めのお話。内閣不信任決議案のことが気になられていて、携帯にニュースが入ったらお知らせします、とそわそわ。そわそわの理由はそれだけじゃないかも。貫禄ある女性たちがずらっと並んだ中での講演ってきつそう。後の交流会で私が話した女性陣は、私を含めアカデミックな話を期待していた。高齢者が多いからと軽い話にしなくても良かったのにと。参加者80人中、Twitter利用者は6人、Facebookは2人程度。人との交流が苦手かと聞かれて手を挙げたのは、なんと私一人。質疑応答では次々に手が挙がる。大阪にお笑いが発展した理由、ユーモアが前頭葉に及ぼす影響、どういう男がモテるか、危機に強い男とは、最近の日本人の許容範囲と閉塞感、ホームレスは「助けて」と言えないプライドの高い人、いまの小学生も「助けて」と言えない、ボケ防止法など。交流関係の裏話も。鳩山さん、小沢さん、やしきたかじん、ホリエモン、海老蔵に学生時代の友人。茂木氏の転機は失恋というお話まで。/茂木氏の質問。これ読んでいる方もよかったら考えてみてください。あと何年生きられると思いますか? そしてその年数を年齢に足してください。それは平均寿命を越えますか? ほとんどの人がずうずうしくも平均寿命以上と答えます。それでいいんです。苦しい時こそユーモアを交え、楽観的になり、前頭葉を活性化して知恵を出していく。少々破天荒な人がいるほうが、そしてそういう人を許容できるぐらいの社会の方がいいですよね。閉塞感で何か新しいものは生まれますか?/わたしゃユーモア足りないよ、直球しか打てないよ先生、と思いつつ。「助けて」の講演で小学生らが泣いていたそうだが、私もうるうる。しかし周りはそんなことなかった......。(hammer.mule)
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Wii UでZelda。3DSに移植し易そう。画面大きく使えるね。視線分散しない?