[3087] 美しすぎて捨てられない箱たち

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《この装丁じゃなければ、私、買いませんでしたから。》

■気になるデザイン[63]
 生命の根源を思わせるブックデザイン二冊
 津田淳子

■装飾山イバラ道[80]
 美しすぎて捨てられない箱たち
 武田瑛夢

■おかだの光画部トーク[59]
 Flickrを使ってみよう その2
 おかだよういち

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■気になるデザイン[63]
生命の根源を思わせるブックデザイン二冊

津田淳子
< https://bn.dgcr.com/archives/20110719140300.html
>
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南西の方は台風の影響で、すごい荒天のようですね。土砂災害など被害が出ないことを祈ります。東京も今朝は一時かなりの雨が降りました。空気の入れ替えのために窓を開けていたら......床がびしょびしょ。飼い猫が遠巻きにぬれた床を眺めておりました。

この時期は湿気が多くて、紙ものをたくさん所持している私は、やきもきする季節です。でもそんな中でも、相変わらず紙ものを増やしては喜んでいる訳ですが、そんな紙もののなかから、ジャケ買いした本を二冊ご紹介します。

まず一冊目は『河野裕子歌集 母系』(河野裕子著/青磁社/3000円+税)装幀は濱崎実幸さん。
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861981077/dgcrcom-22/
>

この本、実は2008年に初版が発行されており、このコラムで取りあげるには少し古い出版かもしれない。でも不勉強ながら私は目にしたことがなかった。

著者は著名な歌人で、昨年8月に亡くなっている。その最終歌集『河野裕子歌集 蝉声』が最近発売され、それと一緒に神保町の東京堂書店に平積みされていたのが『母系』だ。『蝉声』もすてきなブックデザインだったのだが、どうにもこの『母系』の方が心惹かれるものがあり、4年前のものながらここでご紹介する次第です。

最初はタイトルの流れるようなタイポグラフィに目がいき(ちなみに赤いこのタイトル文字には、スクリーン印刷でUVスポットニス厚盛りになっていて、透明なニスが少し盛り上がっている)、手にしてみると、帯は白に赤い文字が印刷されているのだが、何やら赤い色がちらちら目に入ってくる。

気になって帯をめくってみると、裏側には赤ベタが刷られグロスPP貼り加工が。その赤が反射したり、帯の断面から覗き見えたりしていたのだ。「母という生命の本源は、歌人としても、ひとりの女性の思いとしても、わたしの最も大きなテーマであった」と帯にあり、またこの歌集を読んでみると、人の内側に流れる血、そして思いのようなものがこの帯で表されてるように感じ、ひとりなんだか納得させられた装幀でした。

そして、帯に見られるような繊細で心の行き届いたブックデザインは、他の部分でも随所に感じられる。例えば表紙。手触りのいい白いクロス装に、背部分のみ深い赤色のビニルクロスが継がれていて、その上から透明の艶箔(もしかしたら赤い箔かも)でタイトルが押されている。

また手触りのいい表紙、見返しを開いていくと、扉には透明の艶箔押しされたタイトル文字。手間暇、そして愛情がかけられた本書。どうしても通勤電車内などで慌ただしく読む気にならず、休みの日、椅子に腰掛けてゆっくりと拝読しました。

二冊目にご紹介するのは、『世界をやりなおしても生命は生まれるか?』(長沼毅著/朝日出版社/1600円+税)ブックデザインは吉野愛さん。
< http://www.asahipress.com/bookdetail_norm/9784255005942/
>

奇しくも今回は、生命の根源とか、何か身体の内部から発する血潮のようなイメージのブックデザイン二冊になってしまったのだが、この本は何かビッグバンのような、生命の起源のような、無機物質から生命が誕生した爆発を思わせるような装画が気になって買いました(装画は北村範史さん)。Webの画面上ではニュアンスがよく伝わりませんが、鮮やかで力のある印刷で、強い装丁になっています。

並製の表紙は地券紙(それもけっこう薄め)で、その表裏や見返しにも装画と同じ絵や別バージョンの絵が墨で刷られている。ちなみに裏表紙の表裏にも刷られていて、こうした隅々まで手をかけているブックデザインに惹かれることが多いです。

本書は広島大学付属福山高校と生物学者である著者との「宇宙と生命」に関する質疑応答をまとめているのですが、これがおもしろい! こうした分野の本はふだんあまり読んでいないのですが、読んでみるもんですねぇ。これこそブックデザインの力。この装丁じゃなければ、私、買いませんでしたから。

ただほめておきながらなんですが、二つばかり個人的に惜しいと思った点が。ひとつは読んでいるときノンブルの主張が強くてちらちら気になってしまったこと、それと本文中の欧文(特にスクリプト)と数字が若干太くて、こちらも少々気になりました。まあ、私がそういうことを意識しすぎているから気になってしまった、ということが多分にあるとは思うのですが。

それにしても面白い本がいろいろありますね。やっぱり本屋通いはやめられないな!

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>

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■装飾山イバラ道[80]
美しすぎて捨てられない箱たち

武田瑛夢
< https://bn.dgcr.com/archives/20110719140200.html
>
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今回はデコラティブなデザインを使った、ボディケアアイテムを紹介。「MOR/モア」というトータルデザインが素晴らしいブランドで、初めてWEBのショップから購入してみたのだ。

クラシカルな花柄と優美な曲線のスクリプト体の組み合わせは、ここ数年日本でもよく見かける。若い女性誌を見ても花柄+スクリプト体のデザインがずいぶん長くヒットしているし、ファッションやインテリア含めて、すべてのジャンルに定着していると言ってもいいと思う。

●価値を伝える手段としての外装デザイン

そういうデザインに若干飽きてしまっている時に、洋服屋さんで「MOR/モア」の商品をみつけた。いくつか並んだボディバター(クリーム)の外箱の美しさに心惹かれた。花柄で私の大好きなクルクルした筆記体のイメージもある。綺麗で品があって、リボンのがかわいさも出している。現物のクリームの香りも、フルーツやフローラルを組み合わせてバリエーションが豊富にある。

パッケージを見ながら香りを何種類も試して、買わないで帰ったのにその商品が忘れられない存在になった。きっと買った人には「捨てられない箱」としてドレッサーを圧迫するのだろう。

・MOR モア
< http://www.morcosmetics.com/
>

・GPP Online Shop (日本語)
< http://www.gpp-shop.com/gppec.cgi?_scr=Brand&gc=B2010000
>

WEBはアメリカが拠点になっているようで、サイト内を見渡しても十分ラインナップを楽しむことはできる。ただし、WEBでは香りが試せないのはどうにもならないことなので、テスターの置いてある実店舗を利用するしかないだろう。

「MOR/モア」は、オーストラリアのメルボルンのデザイナー二人のコラボレーションで生まれた。イギリスやアメリカの有名デパートでも取り扱われる、ボディケアの化粧品ブランドだ。二人のデザイナーは、インテリアショップをオープンさせてステーショナリーなどを扱う中で石けんを作ることになり、その世界に魅了されたのだと言う。

石けんの商品デザインがおもしろいことは、私もWEBデザインの本を書いていた時にも思ったことだった。石けんという商品そのものは、白くて四角くてトーフと間違うくらいのルックスだけれど、カラーやパッケージのデザインで打ち出すイメージはどうにでもなる。

香りや原料素材のイメージを広げてパッケージにまとわせれば、中にあるものが価値ある塊になるのだ。価値を伝える手段としての外装。妥協のない外装の素材選びが中身の確かさを感じさせる。優美なモノ作りの中に、男前な心意気を感じてならない。

●MORを日本で買うには

日本だとセレクトショップに置いてあることがあり、私も「AMERICAN RAG CIE/アメリカンラグシー」でみつけた。上記のGPP Online Shopだと説明が日本語なので買いやすいと思う。商品は高級なイメージで、日本だとボディバターがひとつ4,200円位だ。

アメリカのMOR モア< http://www.morcosmetics.com/
>で買うとボディバターがひとつ25ドル(US)なので、円高の今だとおよそ半額で買えそうということで、やる気を出してサイトで商品をさがした。

しかし、ガッカリだったのは国際郵便の送料のページで、日本の場合は購入金額100ドル以内で送料40ドルとのこと! これは私が使っている海外通販のサイトの中でもとびきり高い。購入金額が100ドルを超えると50ドルの送料になるらしい。これでは海外から買うメリットが薄い......。

ところが、MORのサイトでメールアドレスを登録しておいたら、4周年記念のディスカウントのお知らせが来た。登録して一年位は、セールの案内があっても海外発送の人は対象外だったりしてあきらめていた。

ところが、今回は期間限定(3日間)だけれど、海外でも30%OFFということで、いくらか送料分を補えるので注文をしてみたのだ(現在セールは終了しています)。夏になるとボディクリームって感じでもないけれど、なかなかないチャンスだ。

・購入したMOR ボディバター、ソープ、リップバーム、トートバッグ
< http://www.eimu.com/col/images/mor1 >

到着したエンポリアムのシリーズの商品を、黒いトートバッグの上に並べてiPhoneで撮影してみた。ボディバターは四角い紙箱に綺麗な花柄がプリントされた化粧用の紙が巻いてあり、リボンが結ばれている。正面には封ろう(シーリングワックス)風にMORのマークがつけられている。これはプラスチック製のようで、パッケージに合わせて、白と黒で作られたもの。凝った作りがうれしい。

右側のホワイトベースのボディバターがインディアンポメロで、グレープフルーツがベースになった香りで、同じ香りのソープも買った。アメリカンラグシーで試した香りだったので覚えていたのだ。左側のブラックのボディバターは、バニラの香りの新作で、金と黒のパッケージが大人っぽくて素敵。厚めのマットな紙を使ったパッケージは、ゴールド部分がかすかに立体感を感じるプレスがされている。質感の大切さを改めて感じる。箱から出すとシンプルな白いケースが現れた。

・インディアンポメロ ボディバター
< http://www.eimu.com/col/images/mor3 >

・カシスノアール リップバーム
< http://www.eimu.com/col/images/mor2 >

リップバームの容器は小さいけれど、楕円形に収められた筆記体のイメージの曲線が美しい。似たような雰囲気の化粧品パッケージは溢れているけれど、筆記体の文化を根底に持っていないとなかなかこうはいかないかもしれない。商品はどれもフルーティなのに深みのある香りで、つけた後にも変化を楽しむことができる奥行きのあるものだった。

●パケ買いを誘う日本の装飾的デザインルーツ

日本での装飾的なデザインと言えば、初期の資生堂のパッケージデザインのイメージも強いと思う。化粧品はもちろん、お菓子などのパッケージに今もその雰囲気を残している。

資生堂パーラーのWEBを見てみたら、西洋文化に素直に憧れた時代の懐かしい昭和の香りが満載だ(オープニングムービーが素敵です)。もちろん、ただのレトロに納まりすぎない新しいセンスのカラーリングやレイアウトで、おしゃれなイメージを出している。ゴチャゴチャしがちなのがこの手のデザインの中で、清潔感のあるレトロを成功させているのはすごい。

・資生堂パーラー
< http://parlour.shiseido.co.jp/index.html
>

・花椿ビスケット金缶
< http://store.shopping.yahoo.co.jp/shiseido-parlour/32512.html
>

たとえばこの花椿ビスケットの金缶は、日本における「美しすぎて捨てられない箱」コンテストの上位に間違いなく入りそうで、パケ買いしたくなる。まだ持ってないけれど、持ってたら何入れにしようかしら。入れ物好きの日本人にハマりそうな物はきっとまだまだあるので、コツコツみつけたいと思う。

【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
< http://www.eimu.com/
>

連日の猛暑で外に出るには日傘が欠かせない。帽子で済ませることも多いけれど、体の大部分が日陰に入る日傘やっぱり涼しい。個人的には男性も日傘をどんどん使っていいと思う。

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■おかだの光画部トーク[59]
Flickrを使ってみよう その2

おかだよういち
< https://bn.dgcr.com/archives/20110719140100.html
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前回に引き続きFlickrです。日本語版が提供されていないので、英語が苦手な人は敷居が高いかもしれませんが、写真用Webサービスとしてはこれ以上のものがなかなか見当たらないので、前回からトップページから書いてある英語の部分を解説しています。

今回は、機能や使い方を詳しく解説してある「The Tour」の中を見ていきましょう。
トップページ< http://www.flickr.com/
>一番上中央あたりにある「The Tour」をクリックしてください。
< http://flic.kr/p/9ZvQvf
>

The Tour< http://www.flickr.com/tour/
>のスタートページです。こちらはこれから説明する概要なので「Start the tour」をクリックして先に進んでください。
< http://flic.kr/p/a4V72q
>

Tell a story with your photos
< http://www.flickr.com/tour/#section=tell-a-story
>
Flickr is the best online management and sharing application in the world. Let us show you why!

あなたの写真とその内容を聞かせてね。
Flickrってオンラインで写真を管理して共有するのに、世界で一番のWebサービスなんだ。何故か説明するね。

1.写真についての解説を書いて、あなたがコメントしたい人たちに見てもらおう。
2.説明やコメントなど写真にダイレクトにノートを付ける事ができるよ。
3.好きな写真にはお気に入りの☆を付けておくと、後から探すのが簡単。誰がお気に入りの☆を付けてくれたのかも確認できるよ。
4.誰が写真に写ってるのかを記録しておくとその人達も写真を見られるよ。
5.写真にタグを付けて写真を分類しておくと後から探しやすくなるよ。
< http://flic.kr/p/a4SfR8
>

......というようなことが、番号に対して書いてあります。
右下のリンクから次のページに行きましょう。

Share your photos with your friends and family(< http://www.flickr.com/tour/#section=share-your-photos
>)
Your photos are yours. Feel comfortable sharing your photos with Flickr's flexible privacy controls.

写真を友達や家族と共有しよう。
あなたの写真はあなたのもの。Flickrでは柔軟にプライバシー操作が可能なので写真の共有も心配いりません。

It's easy to find people you know on Flickr
Flickrで知人を探すのは簡単。
1.名前やメアドで検索
2.ヤフーメール、Gmail、Hotmailからインポート可能
3.友達を招待など

Decide who sees your photos
誰に写真を見せるのか決めるのはあなた。

「家族」か「友達」に登録しておくと、写真を家族だけか友達だけか両方に見せるかを設定できます。また特定の人にだけ見せるような設定も可能です。一般に、共有設定した写真は誰でも見ることができます。

Expand your options with a Guest Pass
ゲストパスを発行することもできます。
他人に見えない設定にしてある写真をFlickrのアカウントがまだない人に見せたい時はゲストパスを発行すれば可能ですよ。
< http://flic.kr/p/a4SfWD
>
みたいな事が書いてあります。

では右下のNextをクリックして先に進みましょう。

Your photos are wherever you are on the web
< http://www.flickr.com/tour/#section=wherever-you-are
>
あなたのアップロードした写真は他のさまざまなWebサイトで利用できるよ。
Easily connect your Flickr account to:
Flickrのアカウントを次のサービスに簡単に接続できます。

Facebook:FlickrとFacebookを接続しておくとFlickrにアップロードして一般に共有した写真は、Facebookのウォールにもリアルタイムに表示されます。
Twitter:Flickrに直接アップロードすると、Twitterにも同時に写真とコメントがTweetできるし、Flickrの写真ページからもTweetすることも可能です。
Blogging:多くのブログサービスはFlickrと連携できるのでFlickrから投稿したりFlickrにアップした写真をBlogで使うこともできます。
Yahoo! Updates:ヤフーのホームページやメールなどのサービスで写真をアップしたり共有したりもできます。

Flickr on your site
あなたのWebサイトでFlickrを使う
The Flickr badge
あなたのサイトに、Flickrにある写真のサムネイルが並んだバッジ画像を生成して設置可能。
The slideshow
またスライドショーを共有をクリックするだけでコードが生成されるのであなたのサイトにスライドショーを設置できます。
< http://flic.kr/p/a4V7ms
>
みたいなことが書かれています。では次のページに進みましょう。

The easiest way to upload your photos to the web
< http://www.flickr.com/tour/#section=upload
>
一番簡単な方法で写真をアップしてね。
On the web, on your desktop, or through your favorite photo application.

FlickrのWebサイトから、デスクトップから、もしくはあなたのよく使う写真管理が画像修正ソフトから......

Browser Upload
まずFlickrのWebアップローダーが一番簡単なアップロード方法でしょう。

Desktop App
デスクトップアップローダーもドラッグ&ドロップで簡単にアップロードできます。またアップロードする時にタグを付けたり説明を付けたりできますよ。

Mobile & Email
外出先からもiPhoneやBlackberryのアプリからアップロードできますし、発行されるメアド宛にメールに写真を添付して送ればどんな携帯からでもアップロードできます。

Third Party Apps
ApertureやiPhoto、Picasa、Windows Live Galleryなどの他社製写真ソフトからも直接アップロードできるものがあります。
< http://flic.kr/p/a4V7tj
>

どうでしょうか。そんなに難しくないですよね。たぶん、既に使っている日本のWebサービスやSNSなどと同じ感覚ではないでしょうか。

次回はこのTourの続きをもう少し。Flickrにアップした写真の整理方法や、世界中のユーザーがアップした写真を探索する方法など説明します。

【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
< http://s-style-arts.com/
> < mailto:okada@s-style-arts.com >
< twitter:http://twitter.com/okada41
>

今日、明日と台風6号が日本列島を襲う天気予報が出ています。強風域が1000キロを超える、かなり大きな台風みたいなのでみなさんくれぐれもお気をつけて。間違っても荒波打ち寄せる写真を撮ろうと、海に近づいたりしないようにしてくださいね。

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■編集後記(7/19)

・15日(金)の午後9時ごろ、坐っている椅子の下からなんだかイヤ〜な震動を感じるなあと思っていたら、グラッと震度4が来た。すぐに収まったが、一瞬、ああ、これが最後の日かなと思った。今年の夏は静か過ぎる。未だにセミの声が聞こえない。近所の樹木の多い公園に行ってみたが、セミの出て来た穴はひとつもない。これは異常なことなのか。もしかしたら地震の前兆か。そう思う人は多いらしい(私も含む)。J-CASTニュースの記事によれば、春から梅雨にかけての気温が例年より低かったのが、セミが出て来るのが遅れている理由だという。今週末にはきっとセミの声がやかましくなるようだ。ぜひそうあって欲しい。季節感がないほど味気ないことはない。/冷蔵庫カーテンがいい感じ。とくに夏季は、扉を開けたときの冷気の流出に焦りに近い気持ち(ちょっと大げさ)がしたものだが、これをセットしたらストレス解消(ちょっと大げさ)。ヤマザキのこしあんぱん(小型5個入り)を凍らせておき、お茶を飲む15分くらい前に1〜2個出して自然解凍すると、ほどよい冷たさでうまいのなんの。凍ったままでスライスしたのも絶品。/自転車置き場で盗難にあったというMTBの写真が、集合住宅の掲示板に貼られていた。LOUIS GARNEAUの格好いいバイクだ。なんと読むのかわからなかったでネットで調べた。ルイガノ。約8万円の損害か。/なでしこの快挙で(リアルタイムで見る勇気がなかったけど)、昨夜の缶ビール(第3のだけど)消費量が倍増。ニュース映像は同じなのに、何度見てもそのたび感動した。取られても取り返す、強靭な精神力に感服。それにしても、狂人な精神力のアノ人には......。(柴田)
< http://www.j-cast.com/2011/07/16101632.html
>
どうして「セミの声が聞こえないの」 地震の前兆? 放射能の影響? ネットで不安の声(J-CASTニュース)

・入れ物・包装紙大好き。捨てられない。シンプルなものが好き。だったはずなのに、武田さんのコラムを読んでうっとり。素敵だわ〜。/うちは蝉の鳴き声がしてますよ〜。/なでしこジャパン優勝おめでとう! かっこいいなぁ、みんな。まさかドイツやアメリカに勝っちゃうなんて思わなかった。いや、監督だってそう思っていた風あるよね。/年上の方で、友人というにはおこがましいかもしれない。お孫さん誕生! おめでとうございますっ!/髪の毛を切った。長くてうっとおしくて、暑いからまとめようとしても、長過ぎて落ちてくるような状態。肩こりの原因のひとつなんじゃないかと思う。で、気になっていた美容室にトライ。ほんと美容室や化粧品売り場って苦手だ。化粧品売り場はまだマシ。美容室の予約ってハードル高いわ。時間がかかるから、時間作るのに苦労するし、やっと作れても予約しようとして断られたら行く気がしなくなる。どんな髪型が似合うのかわからないし、会話のことを考えると面倒くさくなるし、もういいやと思ってしまう。はい、行かない理由を作ってます。で、行くとアドバイスしてくれる人だったので(なんとなくのオーダーをしたら似合わないと言われた)、お任せ。苦手意識が先に立って、この手の知識はまるでナシ。Webサイト制作でも、お客さん側に知識がない時には、お任せしただけで、きちんと仕上げてもらえる人がいいんだろうなぁ。ニューヨークドライカットのできる人で、結構長い時間、毛先をいじってらした。すきバサミは使わない。オーダーはパーマだったのだが、かけるのがもったいないクオリティのカット。そのニューヨークドライカットだと、カットだけで2時間はかかるそうだ。貧血になり、くらっとくる時もあるんだって。丁寧なカットのおかげで重い髪が軽くなった。パーマをキャンセルさせてくださいと言いたくなったぐらい。(hammer.mule)
< http://drycut.seesaa.net/article/116586790.html
>
普通のカットとの違い