[3098] 困っちゃうWindows7

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《無骨なデザインのカメラが好き》

■ネタを訪ねて三万歩[79]
 まったく異なる3タイプのカメラ環境が整って
 海津ヨシノリ

■グラフィック薄氷大魔王[267]
 困っちゃうWindows7、HPパソコン撤退?
 吉井 宏

■イベント案内
 「デジタル・ゼラチンシルバーモノクロプリント」ワークショップ



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■ネタを訪ねて三万歩[79]
まったく異なる3タイプのカメラ環境が整って

海津ヨシノリ
< https://bn.dgcr.com/archives/20110824140300.html
>
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6月にNikon D7000とTOKINA AT-X 116 PRO DX 11-16mm F2.8をゲットしたばかりでしたが、8月に入ってLUMIX DMC-GF2とM.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6もゲットしました。

LUMIX DMC-GF2はダブルレンズキット(LUMIX G 14mm / F2.5 ASPH、LUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH)でしたので、一気に交換レンズは3本。これで私が必要とする画角の95%を一気に網羅してしまいました。

そして、私にとってこれが初のマイクロフォーサーズ一眼レフです。コンパクトカメラのような筐体なので、液晶モニターでの構図&フォーカス調整となり、カメラを向けられても被写体となる人が緊張しないのがいいですね。

実は、このLUMIX DMC-GF2を購入した直後に、RICOH GXR用に新たにリリースされたGXR MOUNT A12の試作機を借りてテスト撮影する機会が訪れました。時々声が掛かかるのですが、今回はかなりびっくりしました。

なにせ、このGXR MOUNT A12をGXRボディーに装着するだけで、ライカMマウントレンズが利用できるからです。ピント合わせは当然マニュアルフォーカスとなりますが、補助機能として輪郭強調とコントラスト強調というフォーカスアシスト機能を搭載しています。

どちらもピントが合致した部分のエッジを強調してくれるので、マニュアルフォーカスであっても、拡大表示することなくピント合わせを正確かつ快適に行うことができます。実際使ってみて、すぐにこの便利な機能に慣れてしまい、一週間だけの所有でしたが、このカメラに完全な一目惚れです。

(参考)ライカMマウント用レンズをGXRで使用できる「GXR MOUNT A12」
──マイコミジャーナル
< http://journal.mycom.co.jp/articles/2011/08/11/gxr_mount_a12/
>

とにかく、これで愛用のEPSON R-D1とULTRON 28mm F2.0、そしてNOKTON 50mm F1.5 AsphericalにSUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asphericalで武装したレンジファインダーカメラを加えると、まったく異なる三者三様のカメラ環境が揃い、楽しみが倍々増しました。

Nikon D7000はもっともオーソドックスなシステムで、ファインダーを覗いて構図を決めるタイプ。片やLUMIX DMC-GF2は、液晶モニターで構図を決めるタイプ。

EPSON R-D1はファインダーを覗いて構図を決めるタイプですが、レンズを直接通して見ているわけではないので、見え方と写り方に若干の差が発生します。ピントも、SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asphericalに至っては目測処理ですし、デジタルカメラなのに完全にアナログ感覚での対処となります。

3つのそれぞれ異なったシステムが、今まで以上にスナップ撮影などでモチベーションを上げてくれそうです。

モチベーションが上がれば、あとは撮影するだけ。写真は難しく考えずに気軽に撮るのが一番ですね。ただ、最近は本当に難しい時代になっていますので、町中のスナップを慎重にしないと誤解を受けてしまいます。

偶然であっても、レンズの先に人物が入ってしまうなんてことは絶対に避けなくてはなりません。知らずに写り込んでしまうベランダの洗濯物なども注意ですね。

そういった意味では、Nikon D7000のような典型的な一眼レフは周りに威圧感を与えてしまうかもしれません。その点、普段バッグの中に入れて一番活躍しているPanasonic LUMIX DMC-FX550、CASIO EXILIM EX-S10という2台のコンパクトカメラであれば、かなり無造作に撮影しても誤解を受けることは少ないと思われます。

このイメージというものは本当に大切ですね。私は今でも大切に持っているMamiya C330fという二眼レフカメラが大好きです。このカメラは、撮影時にカメラマンが上から覗く、ウエストレベルファインダーでピント調整を行います。

そのため、被写体となる人物と目線が合わないので、緊張することなく自然な写真を撮りやすいというメリットがありました。実はこのカメラで3回ほどモデル撮影をしたことがあります。もちろん仕事です。その時は突発でしたので、このカメラでなんとか急場を凌ぎましたが、これが引き金となり、同じMamiyaのRB67Proを購入し、幾つかの商品撮影を行っていました。水戸黄門がまだ助さんだったころの話です。

もちろん、デザインがメインでしたので6×7フィルムでの撮影を限界とし、それ以上の環境には手を出さないようにしていました。今もこのカメラは部屋の中で休んでいます。処分できないのは悪い癖かも知れませんが、人一倍道具に対して愛着を感じてしまう私の癖は永遠に直らないかも知れません。

ところで、道具は使い込んでいくと、どうしても調子が悪くなってくるものがあります。この夏は愛用していたAi NIKKOR 105mm F1.8と、AF NIKKOR 85mm F1.8の両方のヘリコイド(カメラのピントを合わせのためにピントリングを回転させ、レンズ鏡胴を受光面に対して前後させる仕組み)が硬くなったので修理に出しました。

後者の方が症状は軽かったのですが、交換部品が必要で修理代金は倍になってしまいました。続いて、購入したばかりだったSIGMA ELECTRONIC FLASH EF-610 DG SUPERのTTL調光が光量不足となるので調整(?)に出しました。購入したばかりでしたので、ショップに交換を求めようと思ったのですが、『クーリングオフは行いません』と宣言しているような店でしたのでメーカーに直接連絡をして対処してもらいました。でも、購入直後なら普通は交換なのですが、まっ、おとなしくしておきます。

さて、ここまで読んだ方にはうすうす感じ取っていただけると思いますが、私はどちらかと言えば無骨なデザインのカメラが好きです。もちろん性能は譲れません。ですから、性能が良くて無骨な形が好きというわけです。

ただし『無骨=野暮』という意味ではなく、『無骨=機械的』といった意味です。よって、現在主流となりつつある丸みを帯びたデザインが『あまり好きではない』という意味です。ですからLUMIX DMC-GF3がリリースされたにもかかわらず、あえてLUMIX DMC-GF2を購入しました。道具のデザインはモチベーションに影響するので無視できません。

ただし、どうして丸みを帯びたデザインが好きではないかと問い詰められると、明確に自分の中で整理できません。あえて言えば、機械がSF映画の中のように、有機的に進化することに対して生理的な反発があるのかも知れません。

もちろん、この先も永遠にその感覚で機械を買い分けるかどうかは私にも分かりません。なにより、丸みを帯びているか否かの判断も実に曖昧なので、ほんの少しのこだわりと言い換えるべきだったかも知れませんね。

例えば、かなり気に入っているのが、1950年代にアメリカでリリースされたEastman Kodak Signet 35。そして、1960年代にソヴィエト連邦でリリースされたVOSKHOD 45mm/f2.8。どちらもとても形がユニークかつ無骨でお洒落です。

ただし、残念ながら私自身は所有していません。中古で時々出回っていますので購入することは難しくありませんが、もうフィルムカメラで遊ぶ余裕はなくなってしまいました。そのうちどこかのメーカーが、パトローネタイプのアダプターでデジタル撮影ができる装置を開発してくれれば話は違いますけどね。

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■今月のお気に入りミュージックと映画

[ふたりの愛ランド]by Chage&リイサ in 2011(日本)
84年にJAL沖縄キャンペーンソングとして「石川優子&チャゲ」でリリースされた曲を「Chage&リイサ(仲里依紗)」としてカバー。ミスタードーナツのクールミスド「夏ドーナツ」のCMとして使われています。シングルカットはないみたいです。ノリがいいのに販売されないのはちょっと残念ですね。

[インクハート/魔法の声]by イアン・ソフトリー in 2008(アメリカ・イギリス・ドイツ)

コルネーリア・フンケの小説「魔法の声」を原作とした、ブレンダン・フレイザー主演のファンタジー。残念ながら日本では未公開でした。実はブレンダン・フレイザーのファンなので、無条件に鑑賞したい作品というわけです。

メギー役のイライザ・ベネットは、若かりし頃のキャリー・フィッシャー(スターウォーズのレイア姫)に似ています。ストーリーは正統派のファンタジーですが、私はキーパーソンとなっている本から出て来てしまったポール・ベタニー演じる"ほこり指"が気に入ってしまいました。
本の中に戻りたい"ほこり指"は作者に出会って自分の運命を知ってしまいます。それにもかかわらず、本の中に戻っていくラストは涙腺緩んでしまいました。そして、ファリッドの存在が......以下ネタバレのため自粛。どうして公開されなかったのか不思議なくらいにいい作品です。祖母役のヘレン・ミレンの存在もナイスですね。こんなお婆さんが大好きです。

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■アップルストア銀座でのセッション

9月19日(月・敬老の日)18:30〜20:00 Apple Store Ginza
Hands on a Macとして画像処理セッション
『海津ヨシノリの画像処理テクニック講座Vol. 60』としてAdobe Photoshop CS5により写真から絵画風イメージを作り出す手順をハンズオンいたします。なお、ハンズオンセミナーは予約制で、申し込みに関してはAppleに一任しております。


【海津ヨシノリ】グラフィックデザイナー/イラストレーター/写真家/怪しいお菓子研究家
yoshinori@kaizu.com
< http://www.kaizu.com
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< http://kaizu-blog.blogspot.com
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< http://web.me.com/kaizu
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後期から多摩美術大学造形表現学部デザイン学科で「スタジオライティングの基礎と露出計の使い方」というスポット講習会を行うことになりました。毎回上級生優先で、6名限定の単発講習会を取り敢えず6回だけ設定しました。要望があれば追加講習を設定する予定です。上級生優先の意味は、次年度に受けるというチャンスがない、または少ないからです。もちろん必要に応じて今までも個別にレクチャーしていたり、私の講義でプリントを配布したりするなどのフォローはしていましたが、講義だけで理解するのは難しいですからね。しかし、今回は完全に『日刊デジクリ』と言うよりは『写真を楽しむ生活』になってしまいました。

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■グラフィック薄氷大魔王[267]
困っちゃうWindows7、HPパソコン撤退?

吉井 宏
< https://bn.dgcr.com/archives/20110824140200.html
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●なんとかしてよ(泣)Windows7

昨日まで3日間、3ds Maxで作業をしてた。今日、修正点を思い出したのでWindows7を起動したら「アップデートがあります」って。しょうがないので実行したら、20分くらいもかかってるのにちっとも終わらない。そしたら途中で「IE9をインストールしますか?」。するよ、しますよ、何度も出るからウザいのです。で、「他のプログラムを終了してください」って出たから「OK」したら、Windowsアップデートが終了! なんちゅう〜〜っ!

おまけに、IE9のインストールが終了したら、WIndowsアップデートはエラーでインストールできませんでした。再起動して下さいと。ほんとにバカ! ようやく作業できる状態になったのは、起動してから30分以上たってから。久しぶりにWindowsを起動するとアップデートの嵐で大変だけど、今回は昨日までずっと使ってたのに。

WIndowsしか使ったことない人は気がついてないだろうなあ。Windowsって、何かしようとするときに気をそいだり中断させたり無神経なところがたびたびある。っていうか、「いつもオレの面倒を見ろ、仕事なんか後回しにしろ。いつも親切にしてやってるだろ。トラブルがあってもオレのせいじゃないからな」って思想で貫かれてるとしか思えない。

天才プログラマーのビル・ゲイツに対して、技術的にはドシロウトだが理想は成層圏に達するほど高いジョブズ。この超イライラ男がブチ切れながら、自分が満足するように作り上げたのがMacやOSXだもん。作業や思考を寸断させないスムーズな使い勝手に関しては、WindowsはOSXの足元にも及ばないはず。

僕だってWindows98以来、一時はMac1台とPC3台だったこともあるくらいWindows使ってますよ。アプリケーションの中に入り込んじゃえばMacもPCもたいした違いはないですけど、仕事を邪魔される点はどうしても慣れない。

●HPがパソコンから撤退?

パソコンが売れないから撤退じゃなく、Dellに一時期抜かれたことがあるものの、HPは今でも世界で一番PCを売ってるメーカー。売れてる割に儲けが少なすぎるのが原因で撤退らしい。買収した元PalmのWebOSを搭載したタブレットも一瞬出して早くも撤退。

プリンタとかどうなっちゃうんだろ? 次に買う複合プリンタはかっこいい薄型のHPにしようかなと思ってた。日本で普通に量販店で目にするHP製品ってプリンタだけだったし。

僕はノートPCやプロジェクタ、それにプリンタも買ったことがあるけど、他にどんな製品を作ってるかなとあらためて見てみたら、一般向けパソコンって割と少なかったりする。業務用のマシンがほとんど。そういえば、HPが3Dプリンタに参入って、昨年中に製品出すとか書いてあった気がするけど、そっちはどうなったかな?

Windows PCは、結局どのメーカーが作っても大して変わらず、価格競争もあって生産はどこも中国。メーカーの儲けはギリギリ。レッドオーシャン(最近覚えた)ってやつ。たぶんAndroidも同じことになるんだろう。

ビジネス的にはシェアって考えを持ち込まざるを得ないんだろうけど、MacやiPhone/iPadは他とは別ジャンルの製品群。おまけに、どちらか一方しか使っちゃダメではなく、どちらも使えるんだから。シェアの考えでは割り切れない。

「マッキントッシュ赤裸々な真実」って本(2003年)に書いてあった「Appleはシェアは小さいけどちゃんと利益を出してる。シェアと利益は無関係。利益さえ出してれば生き残る」って話の証明みたいだ。2003年にはそうやって「Appleはつぶれないんだ」って自分に言い聞かせる感じだったけど、いまだにちゃんと利益を出せる製品を作って、細々どころかバカ売れしてる。そりゃ世界最大の企業にもなるわ。

他と互換性のないMacやiOSは、PCやAndroidみたいに食い合いにならない分、調子が良ければロケットみたいにぶっ飛んでいく。Windows PCやAndroidの連合軍で有利なのは全社合わせたシェアの数字だけで、利益は食い合いになりますもん。Androidなんか、iOS分を除いたパイを無数のメーカーが分け合うみたいなことに最初からなっちゃってる。

新しいゲームを作って一人でやれば、確実に一等賞。これってもちろんビジネスだけでなくクリエイターや作家にも言えるわけで、ライバルの多いジャンルで食い合って消耗するより、別のジャンルやスタイルを作って一人勝ち。してみたいな〜。これがブルーオーシャン(これも最近覚えた)。

【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com
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Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/
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この夏になって冷房をつけたのは一回しかないぞ? ずっとドライのままだ。特に節電してるつもりじゃなく、冷房にすると寒すぎるので。と、Twitterに書いたら、驚愕の指摘。「ドライの方が電気代高いですけどその辺は大丈夫ですか...?」。えええっ!そうなんですかーーー! 検索してみると、やはり最近のエアコンでは除湿のほうが電気代かかるそうだ。「再熱除湿」っていうそうで、一度空気を冷やして湿気を落とした後、寒くならないように加温してるのだそうで、冷房と暖房を両方つけるみたいなもんか。まあ、単なる冷房よりゴージャスってことでぜいたく気分! いやしかし、快適か不快かって気温じゃなく湿度な気もするので、ドライで通すのも正解かも? とか言いつつ、さっそく冷房に切り替えた。電気料金コワイ〜。

・iPhone/iPadアプリ「REAL STEELPAN」販売中
REAL STEELPAN < http://bit.ly/9aC0XV
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・「ヤンス!ガンス!」DVD発売中
amazonのDVD詳細 < http://amzn.to/bsTAcb
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■イベント案内
「デジタル・ゼラチンシルバーモノクロプリント」ワークショップ
< http://www.takeuchi-studio.jp/gallery_em/workshop.html
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< https://bn.dgcr.com/archives/20110824140100.html
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・銀塩とデジタルの融合(デジタルデータからの銀塩モノクロプリント)
インクジェットプリンタ用写真用紙を使用してプリントしたデジタルプリントはシャープで綺麗ですが、銀塩モノクロプリントの様な暖かく軟らかな階調は存在しません。銀塩モノクロ印画紙を使用してプリントする事により、銀塩ならではの滑らかな階調、ハイエストライトからシャドー部の微妙な調子再現が可能になり、恰もフィルムで撮ってモノクロ印画紙で仕上げた写真の様に暖かみのある軟らかな作品に仕上ります。デジタル画像から作り出したとは思えないくらい、銀塩印画紙ならではの軟らかな階調で奥行きのある味わい深いプリントが出来上がります。(サイトより)

講師:永嶋勝美 スケジュールはサイトを参照
会場:ギャラリーE&M 西麻布(東京都港区西麻布4-17-10)
主催:KN-PHOTO 協力:株式会社ピクトリコ

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■編集後記(8/24)

・今日の読売新聞から。前原前外相が党代表選への立候補を正式に表明した。→当然の行動である。民主党に4人目の首相はない。これが首相をやれる最後のチャンスなのだから。/菅首相は自らの退陣について、責任を取るということでは全くない、約束を果たすことが政治家のけじめだと思ったと説明した。→見え透いたウソ。政権しがみつきをあきらめた本当の理由は、外国人違法献金と北朝鮮との闇関係をこれ以上追及されると議員もクビだから、逃亡をはかったのである。/島田紳助が暴力団関係者と親密な交際をしていたことを理由に芸能活動を引退した。→同じく逃亡。この程度の理由で引退はありえない。組織犯罪に詳しい弁護士のコメント「今後、別の事実が出て来る可能性もあるのではないか」は正しい。誰でもそう思うだろうけど。/4コマ漫画「コボちゃん」で山川ミネが絵本とスリラー小説を読みあげるシーンがあるが、本が両方とも左開き。うちにある絵本を確認したら左開きが多数派、だが小説本で左開きはあり得ない。これはよく見られる単純ミスだが、新聞連載漫画では許されることではない。自転車のチェーンが進行方向左側に描かれた、インチキなイラストやマンガを見つけることもよくある。校正に関わる人は、文字だけでなく絵にも注意しなければならない。(柴田)

・Apple製品を使っていると、快適すぎて太る気がする。iPhoneやiPadを入手してからは、調べものだって、マックのある部屋に移動せずにできちゃう。書店にいかなくても買える本があるし、自炊PDFは自宅サーバを介して読めるので本棚に移動しなくて良い。そうか! スマホが売れると、ダイエットグッズにスポーツジムが儲かる、と。/Android携帯が欲しい。通話やメールは不要。Wi-Fi運用で良い。Infobarを狙っていたが、いざとなればiPhoneからSIMを差し替えできる、ソフトバンクから出ている機種の方が良いように思えてきた。iPhoneやiPadから録画した番組を観ようとしても(ますます太......)、社団法人電波産業会の決めた国内独自規格「DTCP-IP」対応のプレイヤーアプリがなく、地デジ映像は観られない。DLNA対応レコーダーで、サーバ機能があり、アプリから接続できるのに、録画タイトルの横には斜め線。それをクリアしているのが、AQUOSのスマートファミリンク。防水機能つきのものにすれば、お風呂からでも録画した映画が観られるではないか。うちのソニーのレコーダーからでも繋がりますか......。/スマホが売れると、のもうひとつ。エネループのバッテリー「KBC-L54D」を予約した。(hammer.mule)
< http://e-words.jp/w/DTCP-IP.html
>  DTCP-IPとは
< http://www.sharp.co.jp/products/is11sh/aquos.html
>
スマートファミリンク
< http://k-tai.impress.co.jp/docs/column/minna/20110705_458174.html
>
東芝製のはいけたらしい。ソニーは?
< http://www.sony.jp/support/dlna/
>
ソニールームリンク(DLNA)のページにはケータイはなし
< http://www.slingbox.jp/
> かといって、これや
< http://www.ioplaza.jp/shop/contents/vulkano.aspx
>  これまでは......
< http://www.nhk.or.jp/e0655/
> これや
< http://www.nhk.or.jp/e2355/
> これをお風呂の中でほんわかと観てみたい
< http://panasonic.co.jp/sanyo/news/2011/07/21-1.html
>  予約済