ぺヨトル妃とザロフ伯爵の日々〜「アリスが落ちた穴の中」ART ALBUM+DVD販売奮戦記&ザロフ3周年記念映像制作秘話
── 寺嶋真里 ──

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タイトルの通り、今年はこれでした。ぺヨトル妃とザロフ伯爵。2009年の12月に完成した愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品である拙作「アリスが落ちた穴の中 Dark Marchen Show!!」が、2011年3にぺヨトル工房より豪華なART ALBUM+DVDとして限定450部が発売されました。

それらに関してGrowHairさんには大変お世話になったのです。「ぺヨトル工房からDVD発売をしたい!」という夢は、監督の私だけでなく、主演のロウズ ド レフィクァル様やその他、作品関係者の強い願いでもありました。その夢の実現にGrowHairさんの強力なサポートを頂きましたが、この場をお借りして心より厚く御礼申し上げます。

で、私は作品がDVD発売されたら後は出版社任せでオシマイ! と思っていたのに、実は全くそうではありませんでした。ぺヨトル工房との打ち合わせ会議の時、今野編集長は「皆の注目を集めるように寺嶋さん、ブログとか書いた方がいいよ! 上映会とかドンドンやっちゃってよ。商品の宣伝フライヤーは刷り上がったら1,000部をウチが貰って、残り19,000部はご自宅に送るからね!」と申されました。

えっ?! フライヤー撒いたりするの、私? 発売元の出版社はやってくれないの? 宣伝も自分やれって事?
ええええええええええええぇぇぇぇぇぇっっっ!?
考えてみればこのご時世、DVDなんてほとんど売れなくなっていて、メジャー作品でさえ1,000部売れたらいいという状況だし、大手出版社の台所事情も厳しい。ましてや〈「夜想」のぺヨトル工房〉ブランドであっても、そこはアート系。宣伝費なんてほとんど使えない、というのが実情なのでしょう。

それから数週間後、「アリスが落ちた穴の中」ART ALBUM+DVDの商品宣伝フライヤーの入った段ボール箱が、無数に送られてきたのです。我が家の応接間を占領した段ボール箱を見て、「迷惑だよ!! こんなの自費出版と同じでしょ!?キミが宣伝とか全部やるワケ?!」と、主人は怒り出し、私は途方に暮れました。

そんな事の愚痴をゴスロリの若い女の子の前で言いましたら、てっきり優しく慰めてくれると思ったのに、「フンッ、そんなの、甘えてるわ! ぺヨトル工房から作品を出版したいと思っても、誰もが出版出来たりなんかしないのに!私は自分の作品の宣伝とかフライヤー配布とか、ちっとも苦にはならないのよおっ! かかる費用や雑費が持ち出しでも当然だし。そんなの自分でやるのが当たり前よおっ!」と、逆に活を入れられてしまいました。

はい、その通りです! ぺヨトル工房様からDVDを出版出来たのは、身に余る光栄でございます! お値段以上に凝った作りのミルキィ・イソベ氏デザインART ALBUMというこの商品、完売出来たとしてもぺヨトル工房様が潤うモノでは決してありません。

というか、この商品のおかげでぺヨトル工房を逆に傾かせ、「再びぺヨトル、解散!」という事態になってしまっては、全国のぺヨトルファンに恨まれてしまう。超ヤバッ! ここはぺヨトルの社運を賭けて、自分が頑張るしかないっ!




●ヨーロッパ初上映秘話

それからもう一つ、私をDVD販売の情熱に駆り立てる状況が他にもあったのです。それは「アリスが落ちた穴の中」は非常に難産の作品でしたが、制作当初から親切にしてくれていた"その道の業界人"(何処の誰というはここでは差し控えましょう。仮に"XYZさん"だとして)そのXYZさんは映画関連のその道では名高い方であるのですが、作品完成直後、EU圏在住の日本人の映画祭キュレーターをご紹介下さいました。

しかし、それがどこの業界にでも居るような、グレーゾーンでいい加減な人であったのです。いえ、そのキュレーターの方の事は、20年近くも前から知ってはいたのです。そのキュレーターとの作品の貸し出しやり取りで嫌な目に遭い、しかしそれは皆が若い駆け出しの頃だったし、今では大きく成長して立派になったのでしょう。なぜってXYZさんがご紹介して下さったのだから。そう思いました。

「私の主催する映画祭に出品したら、色んな映画祭ディレクターが見に来てくれて、ロカルノ映画祭に出品出来る足掛かりになるわよ!」などと、さも"自分には力がある!"というような事をそのキュレーターは言いましたが、それを鵜呑みにした私は気軽に出品してしまって後の祭り。

そのEU圏の片田舎での映画祭が終わってからは、キュレーターからの連絡はピタリと途絶え、「もっと色んな映画祭を紹介してくれる、とか、ロカルノ映画祭のディレクターも来るって言っていたはずなのに」と、おかしいと思った私はあらゆるツテを使い、そのキュレーターや映画祭について調べ始めました。

するとそこはとーっても小さなシネマテークでしかなく、そんなちっぽけな処に世界三大映画祭クラスはおろか、ロカルノ映画祭関係者は足を運んだりはしない、という事が判明したのです。しかもそのキュレーター、日本に居た時には「ぴあ」や「イメージフォーラム」といった映画祭からは出入り禁止となった札付きで、悪評のため日本で作品を集める事が出来ないから、日本に帰国する度、何かと地方の小さな上映会や、学生の上映会などにも足を運んで作品を集め、自分が企画するEU圏での映画祭で上映する。で、作品を集める時には、ヨーロッパ中の様々な映画祭で上映して貰える、と錯覚させる話術を使って(嗚呼、それって孤独な老人に高級羽毛布団を買わせる手法と同じです)。でもって後はドロン! 

また過去にEU圏の有名な映画祭のスタッフだったという事で、「貴方の作品、本当はイマイチなのよね! 他の映画祭ディレクターに見せたけど、全然興味を示さなかったわ!」などと言って煙に巻き、自分の映画祭で上映したら、最初に口約束した他の大きな映画祭に紹介する事もほとんどない詐欺まがいの人。しかも悪気なくそんな事が出来る人種であったのです。

なのにXYZさんは裏も取らず、「その人の所属は日本のフィルムセンターと同じ」などと私にそのキュレーターを紹介したのでした。嗚呼、まったく! フィルムセンターといえば、東京国立近代美術館から枝分かれした権威ある日本で唯一の国立映画機関。全然レベルが違うじゃん!

EU圏のその国は日本と違って芸術の擁護に手厚く、小さな団体にも助成金をガンガン出すので、助成金を貰っているというそれだけで、「ウチは公共機関なのよ!」と、そのキュレーターが吹聴しているに過ぎなかった。

嗚呼、そこのサイトを見た時に、「国の機関なら母国語以外にイングリッシュページがあるのが普通なのに、どうしてないんだろ? フィルムセンターに相当する機関なのに、下卑たデザインのサイトとは何故??」と、一瞬疑念が過ったものの、「しかしその道のプロフェッショナルのXYZさんからのご紹介だから間違いはない!」などと、思い込んだのがいけなかったのです。

おかげで私は出演者のロウズ ド レフィクァル様と交わした約束、「ベルリン映画祭に出品する!」という事が叶わなくなってしまいました。ベルリン映画祭といった大きな映画祭ほど条件は厳しく、"EU圏初出品"とか様々に制約があるのです。嗚呼、私は何てマヌケなのでしょう。それを知ったのもずっと後の事でした。

いえ、ベルリン映画祭なんて最初から無理だったかも知れません。しかし正当に応募して落ちていたのならまだ納得も出来るのに、そんなグレーゾーンな映画祭キュレーターによって、ベルリン映画祭の応募資格がなくなるなんて、あんまりです。しかも日本では有名な業界人・XYZさんの紹介で!! 完成直後にXYZさんにベルリン映画祭に応募したいと言ったのに!

その後、私はXYZさんに詰め寄りましたが、「きっかけを作ったのは私かもしれないけれど、そんなちょっとした事で怒るなんて!」などと、自分の非を認めるような事はしませんでした。途中、そのような目に遭っている事のSOSの連絡をXYZさんにはしたのに、国際電話の一本でもかけて助けてくれるような事も何もなく、謝罪すらしない。

というか、自分が大変な失態をしたという自覚もないのでしょう。取り返しがつかないという場面は人生、幾らかあるものです。ねえ、XYZさん、もし例えばヤクザが身分を偽って、「立ち上げたばかりの映画配給会社です! 映像ソフトを、映画監督をご紹介下さい!」などとやって来たら、それをそのまま鵜呑みにして、ヤクザを一般市民の貧乏な表現弱者の映像作家に紹介したりする? そして後は素知らぬフリで助けもしないの? その仕事のやり方、多くの信頼を集める貴方にマズくなくなくない? 仕事で誰かを紹介する時、相手をよく調べてから紹介するのが普通だよね? ちょっと調べて悪評があるような人、そのまま紹介したりするワケ?? そんな事が後から判明したら、普通、詫びてフォローするもんじゃない?? 

などとウジウジしていたら、作品が完成してから一年近く経ってしまっていたのです。ヤバイ! 映画というモノは鮮度がすべて! 否、しかしロウズ ド レフィクァル様と交わした約束の、「ぺヨトル工房からDVD発売する」という夢だけは何とかなりそうじゃないか! それに私が作る作品は、誰もが絶賛するような類いのモノではないし、多分、映画祭といったモノには縁遠いだろう。

元々はロウズ ド レフィクァル エ ギグルス様らや、ゴスロリ、球体関節人形、ゴスカルチャーというモノをこの作品で多くの人に知って貰いたい。それらを愛する人々に見て貰いたい。それが出発点だったし。そんな気持ちで作ったのだから、応募する度に一々費用と労力のかかる海外映画祭よりは、ぺヨトル工房から発売のART ALBUM+DVDを完売させる! という方に集中した方がきっといい。それしか残された道はないし、それがきっと「アリスが落ちた穴の中」という作品にとって、最も幸せなんだろう。愛知芸術文化センターのオリジナル作品なんだけど、「夜想」ぺヨトル工房からミルキィ・イソベ氏のデザインで発売されたART ALBUM+DVDという形で知られる事が。

そう判断した私は多くの人々の手を借りながら、「アリスが落ちた穴の中」ART ALBUM+DVDの発売宣伝活動の上映会に熱を上げるようになりました。もちろん、そこでもGrowHairさんのお世話になったのです。しかも発売される3月19日の前には、3.11の大震災が起きてしまい、その影響は少なからず受けたのであります。

GrowHairさんと、作品の関係者でもある人形作家の清水真理さんと共に、イタリアのイベントに参加して上映いたしましたし、帰国してからの凱旋上映という形で、渋谷・アップリンクでのイベント上映会もさせて頂きました。その時はGrowHairさんがセーラー服姿で登場し、エヴァ「残酷な天使のテーゼ」を熱唱して下さる、という事もありましたね♪

セーラー服姿で判明したのはGrowHairさん、実は意外に美脚。裏山〜。それからヴァニラ画廊での女体盛り付き上映会や、画廊・珈琲Zaroffでの耽美デザート付き上映会。めまぐるしい毎日でしたが、もう兎に角やるしかありません。この商品でぺヨトル工房を傾かせてはファンに申し訳ない、ゴスカルチャーの伝道師にならなければ! そんな気持ちで日々を過ごしておりました。

●Zaroff 3周年記念映像作品制作秘話

Zaroff(以下、ザロフ)での上映会が終わった5月頃、ザロフオーナーの石井氏より、「実はウチ、オープンしてから今年で3周年。それで今年は映像を作ってDVD販売したいんだけど、寺嶋さん、やらない?」とのお誘いがありました。ザロフは一階が喫茶店で二階はギャラリー。しかも夜想のぺヨトル工房のギャラリー、パラボリカ・ビスや、ヴァニラ画廊、閉館してしまったマリアの心臓、スパンアートギャラリー、大久保にあったオメガ、といったスポットと客層が被るのです。

つまりザロフはコンテンポラリー系とは違う、"耽美派、幻想系"のギャラリーなのでした。嗚呼、そ、そんな! 嬉しいっ♪ 耽美派の処からの依頼だなんて、望むところだわ! 光栄じゃない!!もちろん製作費はザロフが出資。そして予算を石井氏に尋ねると、指を立てて幾らか。。ええ?? この金額、私が学生の時の、卒業制作の予算より低い。しかし贅沢は申しません。何とかやってやろーじゃんっ! いえ、作らせて頂きます!!

というワケで、私は「アリスが落ちた穴の中」上映会の傍ら、ザロフ3周年記念映像作品を制作する事になったのです。お露目上映会の日程と、DVD化して販売するための納品日、というのだけ先に決められてしまいました。上映会は12月10日。DVD化のために業者に納品するのはその11日前。そうしないと3周年記念が、ヘタしたら4周年記念になってしまうかもしれませんし。

日程を逆算すると、さほどゆとりはありません。もう兎に角大体のプランを決めて、夏には撮影、秋には編集して仕上げなければなりません。石井氏からは「寺嶋さんの作品として好きに作ってくれていい。但し、なるべくウチに出入りする常連のアーティストさんを出演者、スタッフに使って!」との条件がありました。いえ、あの、いいんですけど、ザロフに出入りするアーティストさんってきっと濃い人たちばかり。嗚呼。。

また石井氏は「ウチは耽美も扱いますが、エログロはやっていない。逆にストイックで精神性に重きを置く。神秘主義とかそういった感じで」と、仰いました。まあ、この場合、プロデューサーである石井氏を満足させ、ザロフの常連客に喜んで貰えるような作品にすればよいのでしょう。

それから、石井氏は最初に常連の人形作家Dollhouse Noah様の人形作品を使って欲しい、常連の画家でモデルの安蘭様を使ってくれないか? との事でした。そこできっと作品の要となる人形の作者、Dollhouse Noah様にお話を色々伺いますと、「そうね、私のテーマは少女愛! そんな映像作ってくれると嬉しいわ」と仰いました。うーん、少女愛かぁ、私も大好きだ。

ザロフのお客さんはゴスロリ系とも被り、30代、40代でもカワユスでロリロリしたモノが大好きな人が多い。それにお客さん自身がそうなのであります。うーん、この際、ロリータヌードでリアル10代の女の子が、美貌の画家・安蘭様と絡んで、というのはどうだろう? これはいい! ぜひこんなのを作りたい!そう思いましたが、さすがにザロフの常連客でリアル10代の女の子、しかもカワユスでフォトジェニックで作品に出演してくれるヌードOKな子、なんているはずがありません。

では誰か常連客で10代のヌードOKな子を持つ親なんていないのか? いえいえ、リアル10代の女の子でそれなりに可愛くて作品に出演してくれる、という子を探すだけでも至難の業。そこでふと思い出したのが、Visual Brainsの娘さん。Visual Brainsは映像作家のユニットで風間正氏、大津はつね氏ご夫妻でありますが、その娘さんが今は成長されて中学生くらいになっているはず! ご両親は映像作家だし理解はある。それに娘さんが小学校に上がる前くらいに、一度私の作品にご出演して頂いた事もある。よし、彼女だ!

どんな内容で何をどう撮るのか、そんな事は何も決めずに制作は進んでいきました。ええ、お得意の見切り発車です。映像作品は一種、勢いで完成させるモノです。作品打ち合わせで頻繁にザロフに出入りするようになりますと、自然にそこの常連さんとも顔見知りになるのですが、その中で、おおっ、この人は! という方が岸田尚様でした。

彼女は天使の絵ばかりを描く画家で、いつもオシャレにゴスロリ系の服を着て、独特な雰囲気を醸し出していらっしゃいます。平成の浅川マキとも呼ばれ、なかなかのアングラ美人。安蘭様が正統派なら岸田尚様はダークなゴシック系とも言える! よし、これだ! 出演者とお話しているうちにプランは膨らみ、ザロフの常連客で岸田尚様ともコンビのホラー漫画家・御茶漬海苔先生もインパクトあるからぜひ! 「アリスが落ちた穴の中」でアリスを演じたマメ山田さんもぜひ! ここにMONT★SUCHTなどで活躍するダンサーの本原章一氏もぜひ! 小道具を借りる予算もほとんどないし、お世話になっているぺヨトル工房のギャラリー、パラボリカ・ビスで大きな役割を果たす美術作家のマンタム氏のご協力を得よう! 作品スチールは「アリスが落ちた穴の中」でお世話になった中村キョウ先生のお弟子さん、AYAKO FUKUSAKOさんで! むずかしい映像処理はザロフの常連客でアニメ作家のSONICさんに頼もう! もうワケ分かんない!

ザロフ3周年記念映像作品の制作と、「アリスが落ちた穴の中」上映会を並行させ、すべてがこんがらがってしまいました。途中、GrowHairさんと鶴見のラーメン屋で"30歳以上限定・セーラー服着用してラーメンを食べれば、「アリスが落ちた穴の中」ART ALBUM+DVDを一名様にプレゼント!"企画などを行い、秋にはぺヨトル工房の今野編集長と共に名古屋・鶴舞公園での野外上映会「ファンタスマゴリア」にも参加させて頂きました。それからデザフェスに出展して緊縛される体験をし、風邪をひいて寝込みもしました。納品〆切二週間前に、ザロフ作品の動画データを行方不明にさせてしまう、というアクシデントにも見舞われました。そして納品日に孫が誕生! もう、本当にワケが分からないこの一年。でも、目出度い、という事だけは確か。

先日、おかげさまでザロフ3周年記念映像作品上映会を行う事が出来ました。ダンサーの本原章一氏の素晴らしい踊り付きです。ちなみに作品はDVDで一枚1,000円、ザロフにて販売されております。お問合せは画廊・珈琲Zaroffまで。
< http://www.house-of-zaroff.com/
>

また12/24クリスマス・イブの日は高円寺・マッチングモールで「アリスが落ちた穴の中」X'masケーキ女体盛り付き上映会を開催します。皆様、GrowHairさんがセーラー服でいらっしゃいますので、ぜひお越し下さいね。GrowHairさん、よろしくどうぞ☆
< http://www.rose-alice.net/news.html
>

それから「アリスが落ちた穴の中」ART ALBUM + DVDのお問合せはぺヨトル工房まで。
< http://www.yaso-peyotl.com/
>

最後になりますが、出来るならば「アリスが落ちた穴の中」ART ALBUM+DVDをレディ・ガガ様に手渡しし、作品を見て貰いたい。これはロウズ ド レフィクァル様の願いでもあるのです。ベルリン映画祭への出品を逃してしまったので、これだけはどうしても果たしたい。そう思ってガガ様のPVを見ています。

【寺嶋真里】< http://www.rose-alice.net/top.html
>
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映像作家。80年代半ばより映像制作をはじめ、91年にイメージフォーラム・フェスティバル一般公募部門大賞受賞。02年まで京都造形大学で助教授を務めた後、現在は東京でフリーの映像作家として活動。"実験映画"の枠組みに疲れ、ゴスロリ、ヲタ文化で復活。