[3443] 刺激的な日々

投稿:  著者:


《来年度こそ、朝型生活にかえたいと思い......いや、願います》

■まにまにころころ[28]
 刺激的な日々
 川合和史@コロ。 Kawai Kazuhito

■クリエイター手抜きプロジェクト[347]Illustrator CS3〜CS6編
 レイヤーを複製する
 古籏一浩

■講師だって、最初は初心者だもの[番外]
 「Fireworksの教科書」の執筆反省話&[続]デジクリ読者プレゼント
 森 和恵

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■まにまにころころ[28]
刺激的な日々

川合和史@コロ。 Kawai Kazuhito
< https://bn.dgcr.com/archives/20130318140300.html
>
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こんにちわん、ここんとこ暑いだの寒いだのとそんな話ばかりしてる川合です。温度変化に弱い質ですみません。幸い、今のところ花粉の影響はあまり出ない体質で、マスクも目薬もなしで春の訪れを待ち焦がれている日々です。

そんなこんなで暑さ寒さの入り交じったこの数週間、気温の変化だけでなく、なにかと身の回りに「刺激物」が多い時期でした。美味しいものを食べたり、面白い話を聞いたり、面白い本を読んだり。美味しいものの話はまたいずれ、今日はその他のことを少しだけ書いてみようと思います。

◎──刺激的な近業種交流会

これは先々週の話。異業種のような同業種のような、強いて言えば「近業種」での交流会を行いました。主にWebサイトの制作をしている方、マーケティングをされている方、映像を扱っている方などなど、一緒にお仕事することが多いけど、得意分野が少しずつ違うようなメンバー10名くらいでの飲み会。

これが、思いのほか刺激的でして。なんとなくは知ってるけれども、深くは知らない、そんな「近くて遠い世界」の話がたくさん聞けました。といいつつ、ここには書けない話が多かったので、割愛しちゃいますけどね。(笑)

もちろん、まったく知らない業界の話も刺激的だと思うし、同業の話も刺激的だと思うんですが、この知ってるようで知らないという微妙な感じが、いい具合に琴線に触れてくる。ちょうど年齢的にも近い方が多かったこともあり、お話を聞いて「自分ももうちょっと頑張らなきゃー」って思わされる会でした。

知り合いの知り合いまでで構成されたクローズドな会だったことも、濃い話に繋がったかなと。一度皆さんもやってみてください。面白かったですよ。

◎──刺激的なプレゼンテーション

続いては、プレゼンを聴きに行った話。先週、近畿経済産業局のイベントで、「コンテンツパワーセッション」という、先進コンテンツについての講演会が大阪で開催されました。何人かの方が色々なお話をされたんですが、ちょうど他の予定と丸被りで、予定の隙間をぬってひとつだけ、聴きに行ったんです。それが、株式会社ブリリアントサービス杉本さんの「HMD専用プラットフォーム Viking OS」のお話。

HMDというのは、ヘッドマウントディスプレイ。文字通り、頭に装着するタイプのディスプレイですね。多くはメガネ型で、VRやARで活躍します。Viking OSは、そのHMD専用のOSとして同社が開発したもので、そこで動くコンテンツはObjective-Cで開発可能とのこと。細かい技術の話は省きます、というか私にはそもそも説明できませんが、ARメガネ、要はドラゴンボールの「スカウター」だと思ってください。

それをかけて、空を見れば天気予報が表示されたり、足元を見れば地面に地図が表示されたり、他にも、アプリを起動させて「マイノリティ・リポート」のトム・クルーズのように、目の前にかざした手を動かすことで操作したり。

「Google Grass」や、数日前に発表された「テレパシー・ワン」など、同様のHMDモノがどんどん出てきていますが、完全にSFの世界ですよね。そんな技術のプレゼンなんで、当然それだけでもワクワク感は大きいんですが、杉本さんの語り口は、そのワクワク感を何倍にも増幅させる力がありました。

個人的に私がそうさせられる波長を感じるだけで、同じものを聴いても、受け取り方はそれぞれ違うかも知れませんが、30分あるかないかの話で、私のテンションはMAXに。

杉本さんの、「ブリリアントサービスは、未来の普通を作る会社、です」とのひと言が特に、突き刺さりました。同様の言葉は色んな会社が掲げていますが、Viking OSのプレゼンの中に組み込まれたこのひと言が持つ力は強烈でした。

・Viking OS
< http://www.brilliantservice.co.jp/viking/
>

・Google Grass
< http://www.google.com/glass/start/
>

・テレパシー・ワン
< http://tele-pathy.org/
>

◎──刺激的な本

最後は、先週読んだ刺激的な本を簡単にご紹介。スーパーIT高校生Tehuこと、てふくんが、元グーグル副社長の村上さんと書かれた本。

・スーパーIT高校生"Tehu"と考える 創造力のつくり方
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041104300/dgcrcom-22/
>

てふくん、中身は40代のおっさんなんじゃないかと思った。というのも、30代半ばの自分と同じようなことを考えていたり、それ以上のこと、その先のことまで深く遠く考えているから。現役高校生が書いているのに、違和感もなく、てふくんの視点で語りに没入できるんですよ。やっぱすごいなと。

同時に、矛盾するようだけど、若々しさもしっかり感じる。それも、子どもが背伸びをしている稚拙な青さなんかじゃなくて、清々しい若さを感じる。想像だけど、てふくんは自分のことを客観的にかなり正確につかんでいて、それを上手に自然体でコントロールする術を心得てる感じ。タレントの域ですね。

本は、てふくんの書いた章と村上さんとの対談の章がだいたい交互になってて、てふくん視点で読むと、対談の章では村上さんの講義を受けている感じ。と言っても、対談としてお二人ともにしっかり話されているんですが、その全体を村上さんがもうひとつ外側からきれいにくるんでる。村上さんの年の功、というのもあり、同時に、村上さんもてふくんも、それぞれの役割をしっかりと掴んでいる感が。

お二人とも、すごいなー、のひと言。他に感想が出てこない。(笑)

ちょうど、お二人の間の世代である私あたりが、一番刺激を受けられる本じゃないですかね。この本は、創造力のつくり方のハウツー本でもなければ、これといって具体的ななにかを得られる本でもないのですが、それでも色々な刺激に溢れてる。是非、一読してみてください。

◎──刺激を受けて

以上、最近刺激を受けたあれこれを書いてみましたが、他にもいくつかあって、今、ここしばらくで一番興奮している時期かもしれません。頭、ぐちゃぐちゃのスープ状態です。(笑)

しばらく味が馴染むまでスープを寝かせておくのもアリなんですが、ちょっとストックが過剰になってきているので、少しずつ料理していきたいと思います。

......宣言しとかないとどんどん死蔵しちゃう質なので、次年度の意気込み的に。何が出てくるか、楽しみにお待ちください〜。

【川合和史@コロ。】koro@cap-ut.co.jp
合同会社かぷっと代表
< https://www.facebook.com/korowan
>
< https://www.facebook.com/caputllc
>

まだ調整中、というか、これから調整準備にかかる段階ですが、8/10(土)に終日、あの盛りだくさんイベントもまたやる予定。詳細は追々。


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■クリエイター手抜きプロジェクト[347]Illustrator CS3〜CS6編
レイヤーを複製する

古籏一浩
< https://bn.dgcr.com/archives/20130318140200.html
>
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今回のスクリプトは、アクティブになっているレイヤーの内容を複製するものです。手作業だとレイヤーの複製は簡単にできます。ところが、スクリプトではなぜかレイヤーを複製する機能がありません。図形や文字を複製する機能はあるのですが、不思議です。

まず、以下のスクリプトはサブレイヤーを除くレイヤー内容を複製します。サブレイヤーを複製したくない場合や、サブレイヤーがないときに使えます。


var srcLayer = app.activeDocument.activeLayer;
var dstLayer = app.activeDocument.layers.add(); // 新規レイヤーを作成
for(var i=0; i<srcLayer.pageItems.length; i++){
  var src = srcLayer.pageItems[i].duplicate();
  src.move(dstLayer, ElementPlacement.PLACEATEND);
}


サブレイヤーが含まれる場合には、以下のスクリプトを使うとサブレイヤーごと複製されます。サブレイヤーの名前なども、そのままコピーされます。ただし、通常の図形とサブレイヤーの順番に関しては、同じように複製されません。


var srcLayer = app.activeDocument.activeLayer;
var dstLayer = app.activeDocument.layers.add(); // 新規レイヤーを作成
dupLayer(srcLayer, dstLayer);
// レイヤーを複製(再帰)
function dupLayer(srcLayer, dstLayer){
  for(var i=0; i<srcLayer.pageItems.length; i++){
    var src = srcLayer.pageItems[i].duplicate();
    src.move(dstLayer, ElementPlacement.PLACEATEND);
  }
  for(i=0; i<srcLayer.layers.length; i++){
    var dstLayer2 = dstLayer.layers.add(); // 新規レイヤーを作成
    dstLayer2.name = srcLayer.layers[i].name;
    dupLayer(srcLayer.layers[i], dstLayer2);
  }
}


【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
< http://www.openspc2.org/
>

本業とは関係ないものが多々やってきて、なかなか仕事が進まず。マシンパワーがあれば、早く終わる仕事もあるけど基本的には自分の能力、技術力不足が大きい感じ。という事で、今回は短めの原稿。時間を見てAdobe系のアプリのライブラリを作っておきたいというのもあるけど......。あと、ブームが去って余った業務用3Dカメラを貸してもらったので、そこらへんも書きたいところ。

・Nexus 10(アンドロイドタブレット)使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Android/Nexus10/
>

・Kindle Fire HD使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Kindle/Fire_HD/
>

・Nexus 7(アンドロイドタブレット)使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Android/Nexus7/
>

・iPad mini(アイパッドミニ)使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/iPad/mini/2012/
>

・JavaScript逆引きハンドブック
< http://www.amazon.co.jp/dp/4863541082
>

・改訂5版JavaScriptポケットリファレンス
< http://www.amazon.co.jp/dp/4774148199
>

・ハイビジョン映像素材集
< http://www.openspc2.org/HDTV/
>

・クリエイター手抜きプロジェクト
< http://www.openspc2.org/projectX/
>

・Adobe Illustrator CS3 + JavaScript 自動化サンプル集
< http://www.openspc2.org/book/PDF/Adobe_Illustrator_CS3_JavaScript_Book/
>
吉田印刷所の「印刷の泉」でも購入できるようになりました。


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■講師だって、最初は初心者だもの[番外]
「Fireworksの教科書」の執筆反省話&[続]デジクリ読者プレゼント

森 和恵
< https://bn.dgcr.com/archives/20130318140100.html
>
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こんにちは。森和恵です。毎年2〜3月に忙しさのピークがくるのですが、ようやく乗り切りました! 毎回思うことですが、「奇跡は二度と起こらない......(なんとかなったけど、次は無理だなぁ......)」ですね。

来年度こそ、朝型生活にかえたいと思い......いや、願います。(←意思弱っ!)

  ランチまでにその日の仕事をすべて終わらせるというチャレンジ
  < http://shigotano.hatenablog.jp/entry/2013/03/18/070523
>

さて、今回は発売間もない著書「Fireworksの教科書」のプレゼントと執筆反省をします。リファレンスを書く予定のある人には、ぜひ読んでほしいなと思います。

●著書「Fireworksの教科書」発売しました!&デジクリ読者プレゼント

  「よくわかるFireworksの教科書」
  < http://book.mycom.co.jp/book/978-4-8399-4543-5/978-4-8399-4543-5.shtml
>

3月9日に、無事発売されました。Adobe Fireworksの著書でございます。前回告知した、読者プレゼントに多数のご応募を頂きました。ありがとうございます。

Fireworksを使っている方から、コメントもたくさん寄せて頂いて、「仲間が......仲間がいるよ!」と、胸が熱くなったものです。

そんな私は、Macromedia Fireworks 2.0 からのユーザーです。Web用はもちろん、WORDで作るセミナーテキスト、Facebook用まで、基本的に画像加工はFireworksを使っています。

なんでそんなに、このソフトに胸熱なのかというと、単に横着&めんどくさがりだからです(笑)

・PhotoshopやIllustratorを使い分けるのが面倒
・レイヤー分けの操作をするのが面倒
・使い方を覚えるのが面倒(DreamweaverとFireworksは操作体系が激似)

これらを解消してくれるのは、Fireworksしかないからです。

たしかに、商業印刷用の高解像度・精細な画像を作るのには不向きですが、会社のプリンタで印刷するようなライトな画像であれば、問題なし。思っている画像が、ソフトの操作に煩わされずにスピーディに作れますよ。

「Fireworksって、マイナーで機能がショボそうで、使ったことがない」というあなた、一度でいいので下記の動画をサラッとみてください。Fireworksに対する認識がかわるかもしれません。

  Fireworksで写真加工するのが楽しくて好きな理由
  < http://r360studio.com/fireworks/2012advent.html
>

ちなみに、以前にデジクリに書いたFacebookカバーの話で配布したひな形もFireworksのデータでした。
※写真が悪すぎたので、途中Photoshopで写真加工してますが(苦笑)

  Facebook指南(1)〜タイムラインカバー〜
  < https://bn.dgcr.com/archives/20121112140100.html
>

さて、どうでしたか?
「なんだか便利そう! 覚えてみようかな?」と思った方は......

Fireworksを覚えるなら、書籍「よくわかるFireworksの教科書」です。

実際に制作しながら使い方を覚える「チュートリアル編」
辞書のように使い方を調べる「リファレンス編」の両方で、350ページ!
末永く、可愛がっていただける書籍です。(オチが宣伝ですみません。)

最新情報は、下記まで。
※Facebookページだから、「いいね!」しておけば、ウオールに情報をお届けします。

  Fireworksの教科書
  < http://www.facebook.com/FireworksBook
>

《好評につき、+1して、抽選で二冊プレゼント!》

多数のご応募を頂いた、お礼をかねて当選を2名様に増やしました! この本をデジクリ読者のかたに抽選で2名さまにプレゼントします。今月中(〜3/31)の応募をお待ちしています(本は郵送になるので、当選後に住所を教えて頂く形になります。ご了承ください)。

[応募の条件]
・読後に、Amazonのレビューを書いていただける方
(無理に誉めなくてもOK!正直なご感想を)

[応募方法]

ご意見・ご要望受付フォーム< http://bit.ly/gIHFfu
>の項目のいずれかに、【Fireworksの教科書プレゼント応募】とし、「お名前・メールアドレス」をお書き添えください。当選の方にメールでご連絡いたします。
※得た個人情報は、当件のご連絡以外の用途には使用しません。

■必要なことが簡潔あるのが、「リファレンス」の役目

今回の書籍で、共著も含めれば5冊目になりました。その中でも、今回は難産でしたし、とても勉強させて頂きました。

  森 和恵の著書(Amazon)
  < http://www.amazon.co.jp/森和恵/e/B0041N9LR0/
>

これまで、私は「チュートリアル(手順書)」的な文章を書くことが多く、何かを辞書的に説明する「リファレンス」を書くのは今回が初めての経験でした。

  Fireworksの教科書、サンプルPDF
  < http://www.facebook.com/FireworksBook/app_211074635600191
>

本業がセミナー講師なので、「実際に操作しながら、事柄を理解してもらう」説明方法には慣れているのですが、事柄を淡々と定義するように解説するという方法は不慣れでした(授業でそんな教え方をしたら、「テキストをただ読んでいるだけのダメな先生」ですし)。

また、読む方としても「リファレンス本」を購入し、初心者がどのように作ったらよいか悩む所まで作りこんだ例から、その事柄の部分だけを切り取って操作説明しているのを読んだ時に「......途中経過がわからないから不親切だ!」と感じていました(一から十まで説明が必要だと思っていました)。

そんなこんながあり、「よし! 自分が書くリファレンスは、その事項がジックリわかるものにするぞ!」と意気込んでしまったのが、失敗の原因でした。そうです。あまりにも書きすぎてしまい、リファレンスにあるまじき、簡潔さが失われる結果となりました。

担当編集の方から、「これはリファレンスの文章になってない」と指摘をうけ、文面にダメ出しを頂く中で、リファレンスとはこうあるべきを学びました。辞書は、簡潔でなければならなかったのです。

結局、私がふがいないせいで、何度もリテイクにつき合って頂いた、担当の方には頭があがりません。ありがとうございました! 勉強になりました。

最後に、この教訓から学んだ掟を書いておきますね。お役にたてれば幸いです。

《リファレンスを書く時の掟》

◎書き出す前に「ここで説明したいことの本筋」を整理しておく

ソフト系の場合、ひとつの機能にオプションがあったり、他の機能と組み合わせてのテクニックがあるものですが、それを全部盛り込もうと思うと「結局、何ができるのか?」がぼやけてしまいます。書き出す前に本筋を明確にしておけば、枝葉との区別をして書けるはず。

◎冒頭説明で、「どんな機能か?/なにに役立つか?」をきちんと説明

この冒頭説明を書くのが一番苦痛でした(苦笑)。短い文章で伝えるというのは本当に難しいのです。せっかちなので、自分が読む時はついつい読み飛ばしてしまいますが......、大切です。

◎作例は、機能紹介をするためだけのシンプルなものに。

どうしても、誌面の見栄えをよくしたいから、カッコイイ作例にしがちですが、わかりやすい単純な作例の方が、結局は読みやすいです。また、さらっと図だけみてよさそうならじっくり読もうかどうか決めたりしますよね? そんな時も、単純な作例の方が目に入りやすいと思います。

◎「書かないかもしれないけど」その機能に関しては徹底的に調べる

ページ数制限的に「こんな細かいとこまで載せられないよ」と、深く調べないで書き出すのは危険です。自分がいま知っている方法より、よい方法が隠されているかもしれません。「一教えるために、十を知る必要がある」と、私の師匠も言ってました。

......ということで、今回は、終わりです。次回は4月はじめかな。今度は、お勉強ネタでいこうかと思います。ニュースフィード画面が新しくなるFacebookか、LESSネタの続きを予定しています。

ではまた!(^θ^)
※記事へのご意見・ご要望は下記より受付ます。
< http://bit.ly/gIHFfu
>

【森和恵 r360studio 〜 Web系インストラクター 〜】
< site: http://r360studio.com
> < twitter: http://twitter.com/r360studio
>
< mail: r360studio@gmail.com >
< サイト制作の教科書 r360study: http://www.facebook.com/r360study
>


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編集後記(03/18)

●ようやく「アベンジャーズ」DVDを見た(アメリカ、2012)。なんとなく、あまり食欲そそられなかったからだ。いままで、「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」「ハルク」それぞれおもしろく見て来たが、彼らが結集して人類の敵と戦うという、都合のいいお祭り映画が実現するとは思ってもみなかった。

国際平和維持組織シールドの長官は、「その名は"アベンジャーズ計画"。特別な能力を持った者たちを集めてより大きな力を得る」と宣言するが、声は竹中直人なのはすぐわかって、これは冗談映画なのかと思わせてくれる。パッケージを見ると、アベンジャーズは7人、長官もちゃっかりヒーローのひとりになっている。弓の達人「ホークアイ」、女スパイの「ブラック・ウィドウ」も加わっているが、元ネタは知らないキャラクターだ。

アベンジャーズが立ち向かう敵は、地球外生命体と共謀し地球を侵略、支配を目論む邪悪神ロキ。「マイティ・ソー」で神々の国アスガルドを追放されたヤツで、有吉弘行を縦長にしたような容貌、ヒーローの華はなく敵役にぴったりだ。だが「マイティ・ソー」を見てない人は、ロキとソーの関係をすぐには理解できまい。いずれにせよ、アメリカン・ヒーローを知らない人には、なにがなんだか。

アベンジャーズは善神、怪物、人間たちで、戦力差は著しいはずなのに、それぞれのキャラを立て、見せ場をつくる配慮があるのがわかる。それにしてもハルク強過ぎ。ロキをつかまえてふりまわし、めちゃめちゃに叩きつけるシーンは笑ってしまった。前半は説明のための展開が逆によくわからなくしてくれるが、後半になって侵略軍が時空のゲートを超え、ニューヨークに降下してきてからの戦闘シーンはおもしろく、大変な迫力だ。それにしても、「日本よ、これが映画だ」と大見得を切るほどの映画ではない。(柴田)

< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009WJZLC2/dgcrcom-22/
>
アベンジャーズ
 

●週刊ロビ続き。で、ロビで検索した。あ、可愛い。エボルタのキャラみたい。え、音声認識に二足歩行? 作者は大阪出身。あ、エボルタのもこの人の作品なのか。うーん、欲しくなってきたな。動画を見た。立ち上がるし踊るし片足でバランスをとる。こんなことができるロボットが手に入るなんて! 欲しい!

買わないで済む理由を考えた。一年半だよ。70冊分の雑誌スペースをどうするのだ? 完成品は売っていないのか? 一年半後に完成品がヤフオクに並ぶんじゃないのか? 14万あればLivescribeとKindle paperwhite 3GとiPhone5を買っても余る。

いや違う、そうじゃない。私は女だった。試着しんどいめんどう、太って似合わない、などと敬遠している服やら靴やら化粧品やらを買う方が、対外的には良いよね? いや買う気はあるのよ。いつも途中で断念するだけで。試着せずに買えるユニクロにしちゃうだけで。ユニクロのシンプルな服だと体型が厳しい最近は似合わなくてねぇ......。ああ、そういや無印の麻のナチュラルな感じを試してみたら、鏡の前の人が想像と違って、なんか肉で、さわやかな感じにはならずに断念したわよ。あれは贅肉のない細身の人が着る服よね。

OL系のを試したら、これまた雑誌とは違う人が鏡の前にいて、コレジャナイになったわ。マダム風のは、体型の変わってきた自分には合いそうなんだけど、仕事向きじゃないし困ったわ。素敵なヒールを見つけたけど、出かける時は歩きまくるから痛くなって困りそう。同じようなスーツでもマダム系は高額。テレビで料理に関心のある妻を持つ男性の年収は高めって言ってたけど(うろ覚え)、これは旦那が高額年収で専業主婦できるからじゃないのかな。兼業主婦なら料理好きでも凝ったもの作る時間ないよね。あら雑談に。続く。(hammer.mule)

< http://deagostini.jp/rbi/
>
週刊ロビ。動画もここから。
< http://panasonic.jp/battery/drycell/evolta/challenge/2012/
>
エボルタ。こっちもメーカー名の方が大きいのか。