[3677] 関西人は歴史好きが多いかも

投稿:  著者:


《なかなかの腹黒ツンデレで好みのタイプです》

■まにまにころころ[55]
 関西人は歴史好きが多いかも
 川合和史@コロ。 Kawai Kazuhito

■クリエイター手抜きプロジェクト[385]Adobe Photoshop CS3〜CC編
 選択されたレイヤーに対して位置を揃える
 古籏一浩

■講師だって、最初は初心者だもの[息抜き]
 2014年春スタートのアニメ感想(前編)
 森 和恵

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■まにまにころころ[55]
関西人は歴史好きが多いかも

川合和史@コロ。 Kawai Kazuhito
< https://bn.dgcr.com/archives/20140414140300.html
>
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こんにちわん、コロこと川合です。『軍師官兵衛』、播磨が割れましたね〜。別所と櫛橋が毛利の調略にあって。櫛橋左京進め! Wikipediaにも単独項目が用意されてない武将のくせに、官兵衛を窮地に追いやりやがってー!

NHKの官兵衛サイトに左京進役の金子ノブアキさんのインタビューがあります。
< http://www1.nhk.or.jp/kanbe/special/special_27.html
>

親戚にも「嫌な奴だ」って笑われたそうです。(笑)

一方、荒木村重は本願寺に揺さぶられ、信長に叱られ、秀吉の下に付けられと、着々と転んでいく布石が……間もなくですね、事件が起こるのは。

前回、片岡鶴太郎がちょっとコミカルに過ぎるって書きましたが、織田信長役の江口洋介も、もう少し覇気というか怒気というか、威圧感が欲しいところ。織田家中ではやっぱ、秀吉役の竹中直人の存在感が群を抜いてますね。

何にしても「軍師官兵衛」が面白くなってきましたので、今回はこのまま戦国話を続けたいと思います。

◎──荒木村重

まずはそろそろ大事をやらかしちゃう村重について。歴史の話なのでネタバレでもないと思いますが、荒木村重は信長を裏切っちゃうんですよねえ。今回の大河では序盤から官兵衛といい感じの出会いをして、その後も何かと親交深く、そこからどうやって謀反に繋がっていくのかというのが興味深いポイントで。

というのもただ信長を裏切るだけでなく、官兵衛に最大の苦難を与えることになる立場。あまり「いい奴」に描きすぎると大変なんじゃないかと、ハラハラしつつ観てきたのですが、今のところいい感じの落とし所へ向かってるように思います。多くの作品で村重は最低の役柄に設定されがちなんですけれども、「軍師官兵衛」では多少、ましな描かれ方をしそうな雰囲気です。

好き嫌いが分かれる武将なんですが、基本的には嫌われてますからね。私も、嫌いは嫌いなんですが、村重の逞しさには一目置いていますし、「軍師官兵衛」を通じて、少しでも評価が上向くといいなと思っています。

逞しさ、と書いたのは、なんだかんだで後々まで生き延び、しかも茶人として一線に復帰を果たすからなんですが、実際は、歴史の流れに翻弄された結果、身内の多くを失い、様々の不名誉な烙印を押され後悔や自責の念を背負っての生涯だったと思うんですね。好人物として描かれることはなくても、せめて、同情される描かれ方をして欲しいものです。

◎──有岡城(伊丹城)

荒木村重の居城、有岡城は、村重が信長の配下として伊丹氏の伊丹城を破って、そのまま信長に与えられ改名した城で、その名の通り兵庫県伊丹市にあります。兵庫県と言っても最も大阪寄りで、大阪国際空港があるところです。伊丹市と言えば、デジクリでお馴染みの笠居さんの居城が築かれている土地で、現代においても要所として知られています。

……さてその伊丹城改め有岡城ですが、JR伊丹駅から徒歩で行けるところに、有岡城跡の碑があります。建物はなく、明治時代には線路を敷くために土地も削られ、一部の石垣と土塁、井戸の跡が残っている程度だそうですが、そこに約450年前、荒木村重が住み、官兵衛が捕えられ、激しい戦闘があったのだと思うときっと感慨深いものがあると思います。伊丹、行ったことあるのですが、荒木村重のことをあれこれ知る前だったので、有岡城跡を見たかどうかも記憶にありません……また近いうちに行ってみたいと思います。

◎──花隈城

有岡城の戦いで信長勢に攻め立てられた村重は、支城の花隈城に落ち延びます。花隈城はJR元町駅のあたり。花隈城趾は今は花隈公園として、石垣や天守台が模擬的に再現されているそうです。天守閣跡には浄土宗の福徳寺が建っていて、花隈城天守閣之址の碑があるそうです。花隈城でも村重は抗戦したのですが、ここでもまた敗れ、毛利氏を頼って亡命、尾道に身を潜めていたそうです。

◎──堺

毛利方へ身を寄せていたものの、ほどなく本能寺の変で信長がこの世を去ると、村重は大阪に戻って堺に住み、茶人としての人生を歩み始めます。千利休とも交流があり、後の世では「利休十哲」と呼ばれるなど、茶人としてそれなりの活躍をしたようです。そこでも高山右近に復讐しようとして失敗したり、秀吉の悪口を言ったのがバレて逃げたりと、残念な行動があったようですが……

そういえばこの土曜日に、テレビ東京系の「美の巨人たち」で同時代の茶人の古田織部が取り上げられていて、面白い内容だったので、そのうちまたお茶の話もネタにできればと思います。茶道の嗜みなんてありませんけどね。(笑)

◎──関西人の特権かも

今回は荒木村重の話ばかりでしたが、「軍師官兵衛」を観ながらあれこれ歴史を調べていると、馴染みのある地名がよく出てきて面白いんですよね。これは関西人の特権かも知れません。江戸時代になってしばらく経つまで、古墳時代からずっと歴史の中心は関西だったので、歴史物の多くが関西を舞台に描かれ、結果的に関西人には歴史好きが多いかも知れません。司馬遼太郎も大阪ですし。まあ、だからか逆に、池波正太郎の描く江戸の町に惹かれたりもしますけど。

いつもデジクリを書くのが「軍師官兵衛」を観た後なので、これからも当分は歴史の話が多くなる思いますが、どうか飽きずにお付き合いください。

【川合和史@コロ。】koro@cap-ut.co.jp
合同会社かぷっと代表
< https://www.facebook.com/korowan
>
< https://www.facebook.com/caputllc
>
< http://manikabe.net/
>
最後にイベント・セミナーのご案内。

○まにゼミP11─ディレクターズ特集
田口真行のWebディレクション・ベーシック
「Webディレクターのい・ろ・は ─Webディレクション経験15年、現役ディレクターの現場から」
< http://kokucheese.com/event/index/160368/
>
日時:2014年4月25日(金)19:00〜21:30
会場:ファーストサーバ会議室(堺筋本町駅から徒歩5分)
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○Firefox Developers Conference 2014 in Kyoto
< http://mozilla.jp/devcon/
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日時:2014年4月19日(土)
会場:キャンパスプラザ京都(京都駅から徒歩5分)
関西で2年ぶりのFirefox Developers Conference!
今回はFirefox OSが主役です。


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■クリエイター手抜きプロジェクト[385]Adobe Photoshop CS3〜CC編 
選択されたレイヤーに対して位置を揃える

古籏一浩
< https://bn.dgcr.com/archives/20140414140200.html
>
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今回は、Photoshopで選択されたレイヤーに対して、位置を揃えるスクリプトです。このスクリプトは、選択されたレイヤーと同じ階層にあるレイヤーが対象です。他の階層にあるレイヤーの位置は調整しません。

このスクリプトには珍しく(?)GUIをつけてみました。ラジオボタンでどの位置に合わせるかを指定できるようになっています。OKボタンをクリックすると位置が調整されます。
スクリプト実行終了時にアラートダイアログを表示させたい場合は「//alert("位置を調整しました");」の行の 先頭の//を削除してください。


(function(){
var parent = activeDocument.activeLayer.parent;
var layObj = parent.artLayers;
// 位置を示す変数
var point = "";
// ここからGUI
var winObj = new Window("dialog", "レイヤーセット内位置調整", [0,0, 320, 170]);
var btnLeft = winObj.add("radiobutton", [ 20,10, 300, 25], "左端に合わせる");
var btnRight = winObj.add("radiobutton", [ 20,40, 300, 55], "右端に合わせる");
var btnUp = winObj.add("radiobutton", [ 20,70, 300, 85], "上端に合わせる");
var btnDown = winObj.add("radiobutton", [ 20,100, 300, 115], "下端に合わせる");
var okBtn = winObj.add("button", [ 180, 130, 300, 155], "OK", { name : "ok" });
var cancelBtn = winObj.add("button", [ 20, 130, 150, 155], "キャンセル", { name : "cancel" });
// ボタンにイベントを割り当てる
btnLeft.onClick = function(){
point = "LEFT";
}
btnRight.onClick = function(){
point = "RIGHT";
}
btnUp.onClick = function(){
point = "UP";
}
btnDown.onClick = function(){
point = "DOWN";
}
// 中央にGUIウィンドウを表示
winObj.center();
var n = winObj.show();
if (n != 1){ return; } // キャンセルボタンが押された
if (point == ""){ return; } // ラジオボタンが選択されなかった
var rect = activeDocument.activeLayer.bounds;
var baseX1 = parseFloat(rect[0]);
var baseY1 = parseFloat(rect[1]);
var baseX2 = parseFloat(rect[2]);
var baseY2 = parseFloat(rect[3]);
for(var i=0; i<layObj.length; i++){
var rect = layObj[i].bounds;
var x1 = parseFloat(rect[0]);
var y1 = parseFloat(rect[1]);
var x2 = parseFloat(rect[2]);
var y2 = parseFloat(rect[3]);
switch(point){
case "LEFT" : layObj[i].translate(baseX1-x1, 0); break;
case "RIGHT" : layObj[i].translate(baseX2-x2, 0); break;
case "UP" : layObj[i].translate(0, baseY1-y1); break;
case "DOWN" : layObj[i].translate(0, baseY2-y2); break;
}
}
//alert("位置を調整しました");
})();


ちなみに、選択されているレイヤーのサイズで他のレイヤーを切り抜く場合は、以下の1行でできます。また、手作業でやるなら、「コマンドキー(WindowsはCTRLキー)+A」「カーソルキーの上」「カーソルキーの下」とキーを押してから、イメージメニュー>切り抜きになります。

activeDocument.crop(activeDocument.activeLayer.bounds);


【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
< http://www.openspc2.org/
>

消費税アップによる駆け込み需要のプチバブルは先週終息してしまったみたいで、例年通りの売り上げ/アクセス数戻ってしまいました。ということで、毎年1%あげれば毎年プチバブルが発生。

次は10%ということだけど、それ以上アップするのか。

8%になっても自動販売機は以前のままの金額で、唯一高速道路にある自動販売機だけが130円に値上がりしてたくらい。近くの安いところとの差は30円もある(同じものは近くの自動販売機では100円で販売している)。

うちも結局、全部消費税転嫁することはできなかったので、転嫁したもの(役所関係)とそうでないもの(一般/個人)になってしまった状態。なんか消費税Gメンがいるらしいけど、個人客相手の小売りでは意味なかったりする。売れなきゃアウトなので。まあ、「苛政は虎よりも猛し」という感じになっていきそう。

・4K/ハイビジョン映像素材集
< http://www.openspc2.org/HDTV/
>

・JavaScript逆引きハンドブック
< http://www.amazon.co.jp/dp/4863541082
>

・D3.js例文辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/D3.js/
>

・Dart例文辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Dart/ver1.1/
>

・Adobe CS2〜CS6,CC JavaScriptリファレンス&ライブラリ
< http://www.openspc2.org/reibun/AdobeJS/index.html
>

・Adobe JavaScriptリファレンス(検索できないのはKindleのバグらしい)
< http://www.amazon.co.jp/dp/4844395955
>

・Nexus 7(アンドロイドタブレット)使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Android/Nexus7/
>

・クリエイター手抜きプロジェクト
< http://www.openspc2.org/projectX/
>

・Adobe Illustrator CS3 + JavaScript 自動化サンプル集
< https://www.ddc.co.jp/estore/cgi/item/start.cgi?m=DetailViewer&record_id=243
>
吉田印刷所の「印刷の泉」でも購入できるようになりました。


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■講師だって、最初は初心者だもの[息抜き]
2014年春スタートのアニメ感想(前編)

森 和恵
< https://bn.dgcr.com/archives/20140414140100.html
>
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こんにちは。森和恵です。

現在、GW前進行でだいぶタイトなスケジュールを過ごしておりまして、ずーっと自宅にカンズメ状態&寝不足の日々を過ごしております。

というわけで、電子書籍話を一時中断して、アニメ話で息抜きをしたいと思います。某所でアップしている記事の再掲(ちょっとリライト)なのですが、この春のおすすめアニメの感想を3つまとめてみますね。

┏■キャプテン・アース 第一話「アースエンジン火蓋を切る」
★★★☆☆

今期のMBSさんがおくる、本格ロボットアニメーションということで期待していたこの作品。

世界観の設定の緻密さとメカの動きの細かさが半端なかった。これ、このクオリティで最後まで行くのかしら? とちょっと心配になるほど。

それに比較して、キャラの立ち方がちょっと弱い。全体的に目立つキャラがいないのが残念です。キャラのインパクトがあれば、もっとよかったのにな……。

気になるストーリーは、平和な日常を過ごしていた主人公が、ある日突然襲ってきた敵との戦闘に巻き込まれて……というガンダム的な物語が展開されてたんだけど、ストーリーの説明不足が不足過ぎる……と感じてしまった。

秘密主義でドラマティックにすすむストーリーも嫌いじゃないんだけど、なんか「隠してますよ。ここからはまだ言いませんよ!」感がちょっとキツカッタです。

ガンダムよろしく、主人公が何故か決意してロボットで戦うんだけど、「なぜそう思った?」とか「操縦できんの?」とか、疑問だけが浮かびまくってました。もう少し我慢して、徐々に謎が解けていくのを楽しむほかないんでしょうね。きっと。

さて。冒頭にも書きましたが、映像のクオリティはさすがのボンズさんで、動きもいいし絵もきれいでした。これは本当にすごかった。鳥肌ものでした。

結論として、二話もみるけど、「スゲー楽しみ!」ではない感じ。スタドラの時は、一話でやられて魅了されたので、ちょっと残念な感じです。続きを期待します。

#そうそう。神谷浩史さんの声は一発でわかる! と自負してたけど、
#テッペイの声には気づかなかったなぁ。不覚。
#まぁ、最後の方に一瞬しかでてないから、しかたがないといえはそうだけど。

【プロモーションビデオ第三弾】
<
>

【公式サイト】 ※ちょっと見にくいな。使いづらい…。
< http://captain-earth.net/
>

【情報収集は、Wikiで】
< http://ja.wikipedia.org/wiki/キャプテン・アース
>

【キャラデ原案は、三巷文(みなとふみ)。好き系の萌え絵ですな。】
< http://bb9.blog.shinobi.jp/Date/201404/1.html
>

【このスタッフの前作「スタドラ」】
< http://www.star-driver.net/index.html
>

┏■魔法科高校の劣等生 第一話「入学編I」
★★★★★

原作がラノベなこと、魔法ものということ、妹の兄萌えだということ……。

これらを考慮して「ああ、アノ系の」と所見では思ってしまったのだけれど、PVをみて考えが変わった。……超面白そう。実際に一話を見た後も、続きが気になって面白そうという感想は変わらなかったです。

魔法がファンタジーではなく、現実の技術と位置付けられた世界で、魔法を学ぶべく高校・大学がある世界のお話。主人公の兄と妹は、ある理由で魔法力が弱い劣等生の兄と、完全無欠な優等生の妹という対比で描かれている。

ちょうどいい感じに重いテーマ「劣等生と優等生と差別」、魔法と殺陣のアクションのカッコよさ、ほどよいギャクと萌え。あと、お兄ちゃんがいい感じにツンデレで私のどストライク(笑)とくれば、見るしかないよね。

ラノベと軽んじていたら、なかなか重いテーマのお話だったというのは、川原礫さんのアクセルワールド以来の衝撃でした。この先が楽しみなアニメですね。

【放映前のPV第三弾。岩崎琢さんの曲がカッコいい】
<
>

【第一話ストーリー(と予告。最近はWeb予告が流行り)】
< http://mahouka.jp/story/e01.html
>

【女の子の制服。ヒラヒラが可愛い。コスプレしてみたいな。】
< http://mahouka.jp/character/#c07
>

┏■ノーゲーム・ノーライフ 第一話「素人≪ビギナー≫」
★★★★☆

じつは私。漫画もアニメもやるけど、ゲームはあんまりやらないんです。ゲーム会社に就職したこともあるのですがね。ええ。単に下手くそなんです。でも、ゲームをしている画面を見るのが好きで、ファイナルファンタジーもゲーム画面見たさにプレイヤーの横で最後までつき合いました。

このアニメは、「現実世界から離れて、ゲーム世界に迷い込む」という、最近ラノベで流行っている設定のストーリーです。私は、ゲーム画面を見ているように進む、この手のアニメがわりと好きなのです(もちろん、SAOも見ました。キリト好きです)。

第一話は、引き込まれた理由づけだとか、世界観の説明だとかに終始していましたが、わりとすんなり納得し入り込めました。「リアルがクソゲー」だと思っている主人公たちが、望んで(?)ゲームの世界に進んでいくというストーリー展開でした。

主人公は、兄妹。兄の「空・そら」と妹の「白・しろ」で、ゲーム内でのユニット名が「 」(空白・くうはく)。なんて出来過ぎの設定かしら。

キャラに好感が持てたのは、どちらが萌えてるわけでもなく、本当の意味で仲の良い兄妹だということでした。妹がお兄ちゃん好き! と萌える設定には、多少飽き飽きしていたですし。そして、お兄さんの「空」は、なかなかの腹黒ツンデレで、好みのタイプです。

ギャグ面もあり、シリアス面もあり。バランスもちょうどいい感じでしたね。キャラも今後どうみせてくれるのか? 期待大です。

そして、「画面の色づかいが独特できれいだった」ということが、このアニメを見ようと思った理由の一つでした。

が、画面に関しては、静止画はきれいなんだけど、動きの書き込みがちょっと雑に見えてしまって、それが逆に華やかさや軽快さを邪魔している感じがしました。線とか小物が多くて、画面がうるさいのかな……。この辺は好みと馴れもあるのかもしれませんね。

……ということで、こちらは次回も楽しみです。Cパートのアノ引きもよかったしね。アニメに萌えは大事です。はい。

【ノーゲーム・ノーライフ公式】
< http://ngnl.jp/
>

【wikiのページ】
< http://ja.wikipedia.org/wiki/ノーゲーム・ノーライフ
>

【もう、一話の感想が出てる。】
< http://anicobin.ldblog.jp/archives/38177622.html
>

……さて、今回はここまで。次回も、たぶん修羅場なはずなので、アニメネタの後半をお届けします。

今回の記事は、始まったばかりの「note」というサービスで書いていたものを少しリライトしてお届けしました。このサービス、Tumblrみたいなミニブログを作ることができるのですが、コンテンツを販売する機能がついていて、物書きの方・漫画家さん・イラストレーターさんなど、コンテンツをみせるお仕事をしている方がたくさん集まっているサービスです。

わたしも、日ごろ思ったことなど、記事のネタになりそうなことをぼつぼつと短い文章で書き溜めていこうかなと始めてみました。
< https://note.mu/r360studio
>

※記事へのご意見・ご要望は下記より受付ます。
< http://goo.gl/rN5Dg
>

【森和恵 r360studio 〜 Web系インストラクター 〜】
< site: http://r360studio.com
> < twitter: http://twitter.com/r360studio
>
< mail: r360studio@gmail.com >
< サイト制作の教科書 r360study: http://www.facebook.com/r360study
>

大阪の残り桜のお楽しみ、造幣局の通り抜けシーズンですが、なにせカンヅメなので行くことができず……(涙)17日までなので、行ける人はぜひ。
今年の桜は、「松前琴糸桜」だそうですよ。

独立行政法人造幣局:桜の通り抜け(大阪)
< http://www.mint.go.jp/enjoy/toorinuke/sakura-osaka.html
>


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編集後記(04/14)

●「エンド・オブ・ホワイトハウス・ダウン」を見た。いや、正しくは「エンド・オブ・ホワイトハウス」と「ホワイトハウス・ダウン」という二本のDVDを見た。タイトルも内容もそっくり。アメリカの象徴ホワイトハウスがテロリストに攻撃されて陥落するが、最後はアメリカ(=正義/たぶん)が勝つという、シンプルな構造の娯楽映画だ。組み立てはほとんど同じ、主役が正規のシークレットサービスではないという設定が同じ、子供がからむというのも同じ、軍の突入が失敗するのも同じ、飛行機がいくつも落下するのも同じ、違うのはテロリストの正体ぐらいか。ホワイトハウスがズタボロにされるビジュアルはなぜか痛快である。

やはりテロリストのホワイトハウス攻撃の動機が問題だろう。「ダウン」の主犯は最後に明かされるが、政治的意図と個人的復讐のミックスで、いまひとつリアルさに欠けるし、ちょっとわかりずらい。一方の「エンド・オブ」では主犯がすぐに正体を現す。なんと、韓国大統領の警備責任者・側近が北朝鮮テロリストであった。他の側近も同様で、敵を身近におくという間抜けな韓国の大統領はあっさり射殺されてしまう。彼らの要求は非武装地帯からの米軍撤退と、日本海から第七艦隊を呼び戻すことだ。米韓同盟の無効化である。北朝鮮の半島統一である。もうひとつ、アメリカの滅亡につながる要求がある。「エンド・オブ」にもあるが、核ミサイル発射である。これはいろいろな映画でよく使われる、ハラハラどきどきの仕掛けだ。

「ダウン」では、主人公と大統領が二人でホワイトハウス内を逃げ回る。そのときに交わされる会話はジョークも混じって面白いが、絶体絶命のピンチにしてこれではコメディ映画かよと思う。ふたりは絶対殺されることはないというお約束みたいなもんだ。めちゃくちゃ強い主役は「ダイ・ハード」のホワイトハウス版かといいたい。意志が強くて信頼できそうな大統領には、オバマと代わってくれと言いたくなる。一方の「エンド・オブ」はシリアスで、人質は次々殺され、また主役がテロリストたちを殺すのに容赦はない。テロリストの首領の北朝鮮人の冷酷な狂気がなかなかこわい。最後に、主人公と家族の信頼関係回復が描かれるのは、アメリカ映画のお約束どおりだ。

どっちのストーリーが面白かったかというと、甲乙つけがたい、どっちも楽しめた、というのが率直な感想だ。ホワイトハウスの崩落ぶりや、戦闘機やヘリの戦いの迫力もすさまじい、というか美しいというか、カタルシス満喫〜。一昔前ならありえない設定のホワイトハウス陥落だが、今やありえるのかもと思わされるのは、ちょっと恐ろしい。まず、ないだろうが。

「エンド・オブ」の示す隠されたメッセージは、韓国よ、米中二股外交のツケはこうなる、韓国全土は72時間以内に陥落し、アメリカは韓国を失う、亡国がいやならいいかげんにしろ、ではないかと思うが、穿ち過ぎか。映画の中では、アメリカはこの危機に、北朝鮮をはじめロシア、中国、イギリス,フランスと連絡をとりあうようだが、日本は一切出て来ない。それもなんだかな。ところで、やっぱり「ダウン」の旗振り少女が泣かせどころだ。(柴田)

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>
「エンド・オブ・ホワイトハウス」
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>
「ホワイトハウス・ダウン」


●うーむ、ぬかった。最近贔屓のヨドバシカメラ。在庫があれば、当日中に送ってくれるのでとても助かる。家電だけでなく書籍(網羅していないが)、文房具なども扱っているし、実店舗ともポイントが共通なので失効する可能性が少ないのも嬉しいところ。

3月下旬にすべて在庫があって、翌日、翌々日に届くものを注文した。翌々日に全部揃えばいいわ、忙しい時期に別々に配送されることはないわ、あちらの利益が薄まるじゃないのとデフォルトの「準備ができた商品から順にお届け」から、「まとめてお届け」にチェックを入れ替えた。

すると、翌々日に届かなかった。どころか、その日の夕方、普段なら配達される時間に全商品が在庫確保中のまま。続く。(hammer.mule)

< http://kokucheese.com/event/index/160368/
>
『Webディクレターのい・ろ・は - Webディレクション経験15年、現役ディレクターの現場から』
ノウハウを一挙公開。直球アドバイスのコーナーも