講師だって、最初は初心者だもの[息抜き]エディター ガチンコバトル勉強会 vs.2 in 大阪 を開催
── 森 和恵 ──

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こんにちは。森和恵です。

今回は、自分主催の勉強会の告知を兼ねて書いてみます。

【エディター ガチンコバトル勉強会 vs.2 in 大阪】
< http://atnd.org/events/50853
>

6月8日に、大阪の南港近くにある会場で開催します。

第二回のテーマは「エディター」。Dreamweaver・Sublime Text・Codaを愛するリーダーに、どこが好きか、どんな風に仕事で使っているかのエディター愛を語ってもらい、それについてみんなで語る勉強会です。

なぜ勉強会を主催しようと思ったのか、また勉強会を開くときの組み立ての、私なりのコツや告知方法などを、今日はお話します。




●そろそろ考えたい社会貢献

私の本職は、Web系のセミナーの講師です。ということは、普段からお金をいただいて有料セミナーを実施しています。なのに、ここでなぜ「勉強会」と称して、仕事にならないセミナーを開くのかという理由を一言で答えると「社会貢献」です。

今年で43才になり、私は女性で主婦というアビリティを持っていますから、一生仕事と添い遂げる気はありません。そんな、そろそろ仕事も最後の方が見えてきた時期に思うこと。それは、引退するまでの花道です。

Web制作業界で、これだけお世話になって仕事をしてきたのだから、業界のために、後続の若者たちのために少しは役に立って散りたいな、と考えるようになってから、もう数年の月日が経ちました。

去年、Fireworksというソフトの本を出させていただいた縁で、いろんな方とお知り合いになり、「Web制作のグラフィックソフトについて考える勉強会」を開くことができました。

【Ps / Ai / Fw ガチンコバトル勉強会 in 大阪】
< https://www.facebook.com/PsAiFwShootOsaka
>

この勉強会には、多くの方に参加して頂くことができ、終わってからのアンケートも好評価を頂けました。登壇された方々も楽しんでいただけたようで......ひとことでいうと、楽しかったのです。準備から采配をひとりでやったのですごくしんどかったのですが、勉強にもなり、心地よい充実感を感じることができました。それをきっかけに、定期的に勉強会をやってみようと思い立ったのです。

とはいえ、こういう勉強会は、運営の主旨を決めておかないと、いろんなことがなぁなぁになりがちです。そこで、初心貫徹な感じで、主旨を決めました。

『ガチンコバトル勉強会では、プロ・アマ問わずWeb制作に携わる人に「制作手法(ツール・技術)」などに触れて、ご自身の制作ワークフローの改善を考える機会とするための会です。

テーマに沿ったツール・技術にを愛している方に、「自分は、○○がこんなにも好きだから、こんな風に仕事で使い倒してるゼ! ここをみんなにドヤ顔で語りたいぜ!」という熱いノリで語って頂きます。きっと、他では聞けないレアな話や熱い思いを知ることができるでしょう。

登壇される方は、その日一日「○○のリーダー」となっていただき、「お茶会」と称して参加者全員でテーマについて考える時間も設けます。登壇者を含めて、参加者全員が切磋琢磨できる勉強会にしたいです。』

これで行こうと思います。

●二回目を開催するにあたって改善した点

前回は、一般参加者の方からも登壇者を募ってみたのですが、登壇される方はひとにぎり。全員参加の雰囲気は、思ったほどでませんでした。

なので、今回は、登壇者を一人減らして、セミナー時間をゆるめにとり、まん中に休憩を含む45分間の「お茶タイム」を設けることにしました。45分の内、前後10分は休憩に充てて、間の25分は、登壇交えての雑談タイムに充てようと思っています。

質問するもよし、ゆるふわ討論ができるテーマも用意していくので、それについて語らうもよし。ここで、ホームルームのような雰囲気が出せたらなと思っています。

次に悩んだのが、登壇いただく順番です。聞いている人が飽きてこないように抑揚をつける必要があります。

まず、最初に登壇いただくakira_maruさんは、とても仲の良いお友達で、彼のセッションは何度も拝聴したことがあります。細かいところまで精査して、緻密に理論立てて語られるその内容は、時間に対して膨大な情報量です。聞いている側が取りこぼさずに吸収できれば、とても役立つでしょう。

ということで、最初にしました。聞く方もいい感じで緊張していて、疲れもないので、多少の頑張りもできると思います。akira_maruさんも登壇に馴れていらっしゃるので、トップバッターの重責にもきちんと対応いただけることでしょう。それも安心要素のひとつです。

次に登壇される、うえまささんは、私が初めてセッションを聞くかたなのですが、若くて元気でいらっしゃるので、休憩前の二番目のセッションとして最適だと思いました。セッション内容のSublime Textは、今人気の旬のソフトですので、皆さんの関心も高いですし、引き続きのセッションで疲れていても引っ張れるのでは? と思っています。

三番目の登壇は、自分自身なのですが、これは、たっぷりとお茶タイムで休憩した後になり、会場がざわついていて、スタート時に混乱することが予想されるからです。自分のセッションが前座的なもの......とまでは言いませんが、今回はそれほど重たい内容にせず、見た目に派手な軽めのセッションにする予定ですので、さらっと聞きたい休憩明けのセッションとしました。

最後に登壇される谷口允さんは、今回のおお取りを務めて頂こうかなと思っています。というのも、東京からいらした登壇者の方で、関西の人が対面する機会が少ないからということと、とても精力的な方で、執筆やイベントなど、幅広く活躍されている有名な方というのもあります。

私も勉強させてもらうために、東京まで何度もセッションを受けに行ったことがありますが、幅広い方に受け入れられる内容で、最後にふさわしいセッションです。

というように、セッションされる方の雰囲気や内容の濃さによって、どのセッションの順で進めるか? というのは、とても大切だと思います。

●告知ページの作り方

告知ページを作る時に大切にしたことは、以下の点です。

・会の主旨に合わせて、言い回しをフレンドリーに(商売っ気が出ないように)

・登壇者を「ソフトを愛するリーダー」として、身近な存在に(セッション説明を語り口調にして頂いてます)

・文面をシンプルに、かつ、情熱的に(説明は極力簡潔にして、伝えたい気持ちはしっかり書くようにしています)

普段の仕事の有料セッションの告知は、どうしても商売っ気が出てしまうのですが、今回それをやってしまうと、会の主旨が揺らいでしまうので、すごく気をつけて文面を書いています。

ちなみに、告知ページは「ATND」というサービスを使っています。

【ATND】
< http://atnd.org/
>

これがなかなか曲者で、ほとんど機能が備わってなくて、涙ものでした。
Twitterのアカウントがあれば、気軽にイベントページの登録ができるのはありがたいのですが......。もうちょっと機能が欲しいところです。使ってみようと思う方は、以下を参考にしてください。

・使い方のマニュアルは、下記にあります。
< http://nanapi.jp/web/atnd
>

・告知の「内容」は、「Textile 記法」で書く必要があります。公式の案内ではないのですが、検索したらこの方法についてよくまとまっているページがありました。
< http://www.clubee.jp/doc/textile
>

・一番上のカバー画像が「掲載画像」として、システムからアップロードできます。サイズは「624×356」ピクセルです。この画像は、FacebookなどSNSでシェアされるときのサムネイル(OGP画像)になるためとても重要です。

・それ以外の画像は、自分のWebサーバーにアップして、URLリンクで指定します。指定方法は、「Textile 記法」で書く必要があります。

・「内容」の始まりを下記のように「見出し1&キャッチフレーズ文章」としていますが、これがFacebookなどSNSでシェアされるときの情報(OGPタイトル・OGP詳細)になりますので、必ず冒頭につけたほうがよいでしょう。

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h1. エディター ガチンコバトル勉強会 vs.2 in 大阪
今回のテーマは「エディター」。Dreamweaver・Sublime Text・Codaを愛するリーダーに、どこが好きか、どんな風に仕事で使っているかのエディター愛を語ってもらい、それについてみんなで語る勉強会です。
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さて、今回はここまで。これから勉強会を開こうと思っている方への少しでも参考になれば幸いです。次回は、この春のアニメ話の後編を書きたいと思います(書きたい記事のストックはたまるけれど、書く時間が取れないジレンマ)。
また、次回お会いしましょう。

※記事へのご意見・ご要望は下記より受付ます。
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【 森和恵 r360studio 〜 Web系インストラクター 〜 】
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