[3838] イノベーション=原型をつくること

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《言葉を心に閉じ込めない》

■アナログステージ[128]
 言葉の牢屋から抜け出す鍵
 べちおサマンサ

■Take IT Easy![42]
 イノベーション=原型をつくること
 若林健一 / kwaka1208




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■アナログステージ[128]
言葉の牢屋から抜け出す鍵

べちおサマンサ
< https://bn.dgcr.com/archives/20150127140200.html
>
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「おい! 正月は、とっくに終わっているぞー」

「うわっ! どーしたんですか? まだ夏まで6か月くらいありますよ」

「ぬふふ、今回はピンチヒッターでの登場なのだ」

「どなたのピンチヒッター?」

「どなたって、べちおくんの当番の日にピンチヒッターなんだから、べちおくんのピンチヒッターに決まっているでしょーに」

「ハイ? ぜんっっっっぜん、意味が分からないんですけど......」

「細かいことはいいんだよ、とにかく今回は急遽出番になったんだから、変わりに頑張ろうZE!」

「自分で自分のゴーストライターっぽさを自演するんですかwww」

「今回は、べちおくんがテキストを書いているわけではないのだ」

「ほぇ、どなたが代打ちしているんですか?」

「それは内緒なの。言えないの。バレると大変だから」

「だんだんと性格が歪んできてるようにも感じますけど、大丈夫なんですか、あなたたち」

「あなたたちって、だから、今回は違うってまえに、キミも一部なんだけど」

「はいはいはいはい、わかりましたから、早く今回のお題へどうぞ」

「そっけないね」

「絡むのが面倒なんです(キリッ」

●言葉が途中で消えてしまう会話

「さて、今回は『言葉を心に閉じ込めない』です」

「うぉ、もしかして、アッチ系のお話ですか? デジクリに書いて大丈夫で
 すか?」

「うん、やばいところには、ちゃんと『< banned >』とか『< 自主規制 >』とか『< ダメ〜ん >』とか入れますw」

「なんかドキドキするけど、いってみましょー」

「最近の打ち合わせや会議で、とてもとても、それは不思議な現象が起こっているんです。いままで、そのことがオイラがまったく気がついていなかっただけなのか、年が明けて、オイラに新しい能力が備わったのか」

「能力ってなんですかw その不思議な現象とはなんでしょ?」

「話が進行しているなか、まぁ、あれこれと意見を言い合ったりするのは、打ち合わせなんだから当たりまえのことだよね」

「まぁ、ワンマントークショーじゃないですからね」

「でね、話の中で、途中で言葉に詰まって、話すのをやめちゃうのよ。言葉に詰まっているというよりも、抑えてしまっているって感じかなぁ」

「話している途中で腰を折られてしまうとかではなく?」

「そうではなく、なにか変なものでも見えて脅されているようなw」

「うーん...」

「トーンダウンする感じではなく、その先の言葉を飲み込むって感じ。途中で話すのをやめてしまうもんだから、聞いている側は『へ? なになに? その先はないの?』って、話している内容がまったく掴めないのよね」

「ほかの人は違和感を感じないんですかね」

「それが、一人や二人ではなく、結構な人がそんな現象なもんだから、話している途中で言葉を飲み込むことが流行っているのかと思っちゃうくらい」

「パンデミックな具合で、なんか怖さを感じる......」

説明が下手だから、例えというか、実際に先日の打ち合わせのときの一部を再現してみると

『○○(会社の名前)で実際にサンプルの測定をしてもらい、< banned >に使用することは、現状では無理。こっちで一部の設計を見直しをしないと、、』

『(見直しをしないと、どうなるの???)』

『ただ、< banned >にメス入れするとなれば、上流側のユニットも見直しが必要になりますよね? かなりのカネが動くはずだから、稟議通して、、』

『(稟議通して、どうしたいの???)』

といった具合に、典型的な尻切れトンボ会話で、結局、なにが言いたいのか分からないのです。

●やっぱり裏に潜んでいた圧力

「先週末に、そのときの担当者を見かけたので、『この前の打ち合わせなんだけど』って、ちょっと訊いてみた」

「おー、どんな感じで訊いたんです?」

「『あのさ、話しているときに、話を途中で終わらすような話しかたをしていたのって、なにか理由あるの? ○○さんだけじゃないんだけど、あれって打ち合わせじゃなく、ただの報告会みたいじゃない?』って」

「おー、ズバリと直球でいったのですね」

「大切なところだから変化球はいらないでしょ」

「それでそれで?」

「ビックリすることに、裏で××さんが絡んでいた」

「もう完全に、これを書いている本人にしか分からない臭がw どんな具合で絡んでいたんです?」

「なんでも、部署間での責任の擦りつけが酷いから、あまり不用意な発言をして、こっち(某部署)に責任がくるようなことを会議などで話すな! っぽいことを、年始のミーティングのときに言われたらしい」

「うわ、ダメな会社のお手本になり始めているwww 隠蔽企業の確立w」

「オイラにすれば、どこの部署が責任を擦りつけているんだYO!ってツッコミもしたいところだけど、××さんがあそこ(某部署)の部長にきてから、あそこの部署、みんなおかしくなっているんだよなぁ。しかも、部下の言葉狩りみたいなことして、何をしんいんだか」

「読者さんは、そこの話を読んでも分からないから××さんの話はスルーしておきましょう」

「ひとつの会社組織であるはずなのに、責任の擦りつけって、アホなの? って悲しいわぁ。いや、例えば、発注依頼を提出しているのに、いつまで経っても品物が届かないから、どーなっているの? って訊いたときに、発注漏れしていたとかなら、購買の責任とかにはなるけど、そうではなく、技術仕様の打ち合わせで、そんな責任がどーとか言っていたら、なにも始まらないじゃんね」

「まだできてもいないモノにたいして責任とかw」

「たぶん、プロトができてデモしたときに、不具合が見つかって、不具合の箇所は誰の担当だったとか、そこを手直しするときにカネはどうするとか、たぶん、そんなくだらないところじゃないの」

「で、問題なく完成したら、手柄は全部いただきたいタイプですねwww」

「一人でボソボソとプラモデルを作っているわけじゃないのにね」

「仕事以外の余計なことに、相当ストレスが蓄積されていきそう」

「その彼に、『そんなに気にしないでどんどん発言しないとダメだよん』って言っておいたけど、反応が薄い。怖いんだろうなぁ。『オマエが全部責任とれるのか?!』って凄まれたら、そりゃ言葉も消えるし、打ち合わせにも出席したくもないだろうに。気の毒だ」

「でも、このままだとよろしくないですよね?」

「はい、よろしくないので、なんとかします」

「張本人に直接話をするとか?」

「××さんに直接話すと、あの人の性格からいって『だれか余計なことをいっただろ!」的に犯人探しみたいなことをするだろうから、『ミスって壊したら直せばいいんだし、設計を間違えていたら直せばいいんだし、その都度でお金が掛かるのは当たりまえのことで、そのお金を出してもらうために稟議だすんだし、って雰囲気でもっていく」

「ほうほう、馴染むといいですけどね」

「馴染むもなにも、もともとそうやって仕事をしてきているんだし、一つの部署だけそんな匂いというか、色をだしていても浮くだけなのは目に見えているわけで。でも、なんで急にそんなことを言い出したのかは知りたいかも」

「その裏にもまだあったりして」

「想像でしかないけど、間違いなくあるだろうね」

「言葉を隠してしまうという行為も、ものすごいストレスになるうえに、メンタル不調を招いているようなものですもんね」

「そそそ。自分の言葉は、最後まできちんと伝えないとダメですよー」

「ダメですよー(^^」

【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp

NDA拘束員であり、本当の横浜を探しているヒト。ぶら撮り散歩師。愛機はD90とGRD4。全国寺社巡りで、過去の懺悔道中をしております。

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※ボチボチTwitterに出没してます(2015年1月現在)

■□ 懺悔道中膝栗毛 ─ 九編 □■

そろそろ春も近づいてきたので、つぎの目的(巡礼)を決めようかとゴロゴロしておりますが、なかなかピントが合ってきません。いくつか掛け持ちをしながら巡っているかたもいるようですが、オイラはそれができない。

できないというより、中途半端にあれこれと手をつけるのが嫌いなので、発願したら満願(結願)するまでは、真剣に巡礼。以前に鎌倉の某お寺さん見かけたのですが、幾つかの巡礼を掛け持ちしながら、ご朱印をいただいていた人がおりました。

巡りかたはその人の自由ですが、「拝観料を取られるから、一回の参拝で全部のご朱印をいただく」というのも、オイラ自身はどうかな? って思っております。先の鎌倉で見かけたかたは、本堂にあがるやご本尊にお参りもせず、ご朱印場に直行。これって、ご朱印集めしているだけですよね。

そのお寺さんが、ふたつの札所になっているのならば、「(掛け持ち巡礼しながらでも)春や秋に参拝すれば、お寺さんの季節のお顔を、いろいろと楽しめる のになぁ」と、数百円の拝観料以上の楽しみが、境内にたくさん詰まっているのに、勿体ないことです。

ではでは、11月1日から3日までの、関東三十六不動尊ツアー、2日目です。

・玉寿山 總願寺(不動ケ岡不動尊)

朝8時30に到着も、境内には人影はなし。人影はないが、マイナスイオンの量がすごい。普段、朝イチからマイナスイオンを吸収することがないので、清々しいったらありゃしない。

本堂側面に、たくさんの著名人のお名前がズラり。なんでも、当寺の鬼追い豆まき式(節分会)には、毎年たくさんの著名人のかたも参加されるようです。 来週開催のようですので、ご近所のかたが、いかがですか?

・不動山 白山寺 洞昌院(苔不動尊)

不動ヶ岡から秩父に大ワープ。加須市から高速は使わずに、のんびりチンタラと秩父まで向かったのですが、渋滞もなく小一時間で到着。途中、秩父三十四観音の札所を見かけ、生唾を飲み込むも、今回の目的は関東三十六不動。「そうだ、今年は総開帳なんだよなぁ...」と思いつつ、苔不動さんへ。

本堂で勤行を済ませると、横で巡礼者の対応をしていた、お寺の奥さんから「元気がないから般若心経をもういっかい!」と、まさかのレッスンがスタートw その後、いろいろなお話といただきました。

この寺さんは萩でも有名で、たくさんの種類の萩が、敷地いっぱいに咲き乱れるようだったのですが、残念なことに、数か月前に半分以上を伐採してしまったというお話を聞いて、とても残念。

苔不動を後にしたあと、つぎの目的地は川越。「その前に少しだけ......」と、秩父三十四観音の一番札所、四萬部寺に寄っていきました。さすが一番札所なだけあって、遍路アイテムの品揃えが豊富w ヨダレでちゃう。秩父巡礼は、車移動ではなく、自分の足で廻りたいので、いずれまた。

・成田山 川越別院 本行院(川越不動尊)

秩父から川越まで、またまた大ワープ。到着した少しまえに護摩が終わったのか、本堂には残り香が。サラりと勤行を済ませてお隣の喜多院へ。

・星野山 無量寿寺 喜多院(川越大師不動尊)

本当にお隣にある喜多院。お寺横のコインパーキングまで車を移動させたはいいが、ここでまさかの駐車場難民に。さっきガラガラだったのに、なにコレ状態。仕方ないので、大人しく順番待ちして、お寺さんへ。

しかしすごい人だ。お隣さんはガラガラだったのに、なんだこの差は。本堂で勤行を済ませたあと、庫裏横にある客殿と庭園を拝観。なるほど、徳川家ゆかりのお寺さんだったのか。江戸城から移設された客殿には、徳川家光が産まれた間や、当時のお風呂やトイレもそのまま。うむむ、江戸の香りがする(気がしてドキドキ)。

最後に五百羅漢像を拝観して、この日は打ち止め。思ったよりも移動に時間が掛かってしまった(当たりまえだけど)ので、この日の宿泊先でスケジュールを組み直すことに。

──以下余談──

この日は高幡不動の近くに宿泊。夜の楽しみ(酒)は、駅近くの串焼き屋さんへ。ポツンポツンだった客入りが、またまた知らぬ間に、外で順番待ちして並んでいるくらいの繁盛っぷり。時間帯がたまたまそうなのか、客を呼ぶ客なのか、いつもビックリするw

翌日のスケジュールを組み直して、この日も大人しく就寝するも、本当に駅の横なので、電車の音で眠れない。当然、始発列車の音と同時に目覚めるも、疲れが残っていたのか、普段は絶対にしない二度寝をしてしまいました。次回、最終日です。


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■Take IT Easy![42]
イノベーション=原型をつくること

若林健一 / kwaka1208
< https://bn.dgcr.com/archives/20150127140100.html
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昨年の夏、総務省が「異能ベーション」などという造語を作るほど一般的になった「イノベーション」という言葉、あちらこちらで使われるようになって、「イノベーション」の安売りが始まった感がしています。
< http://www.inno.go.jp/
>

「イノベーション」とはどういうものか? ということについて、それぞれ意見が分かれるところではあると思うのですが、私の中での「イノベーション」とは、「原型をつくること」と定義しています。

つまり、今まであるものの用途を変えてみたとか、応用先を広げてみたというだけでなく、「モノとしての形」や「生活の中での位置付け」が根本から変わる変化を伴うものです。

例としてよく挙げられるものに、SONYの「Walkman」やAppleの「iPhone」があります。「Walkman」のカセットテープサイズの本体を持ち歩いて、ヘッドフォンで聴くというスタイルはどのメーカーの製品でも同じ、は長い間、ポータブルオーディオとしてのアイコンでした。

iPod登場後はその地位を奪われたと言われていましたが、ポータブルオーディオとしての「原型」はやはり「Walkman」にあったと私は考えています。

「iPhone」も画面全体がタッチパネルでキーボードがなく、画面上に表示されるアプリを切り替えることで多機能を実現する、この形は初代iPhoneから変わらず、その他のスマートフォンにも影響を与え「原型」として変わることがありません。

これらの製品に何かを加えたところで、それは「イノベーション」と呼ぶことはできないのです。「Walkman」にFMラジオ機能をつけても、新しいiPhone用アプリをインストールしても、やはり基本的なスタイルは変わらないままであり、小手先の変化でしかありません。

先週取り上げた「本体と画面が別のテレビ」は、同じ形態の機器が既にあり「イノベーション」と呼ぶには相応しくありませんが、それでも従来のテレビのあり方を変えるという意味で、大きな変化をもたらすと考えています。

しかし、今の電機業界では小手先の変化を求める傾向が強くなってしまっていて、それが日本のモノづくり衰退の原因ではないかと思います。

人間のように言葉を話す家電、マイナスイオンで空気をきれいにする掃除機、いずれもプラスアルファの進化は遂げてはいるものの、その原型は変わらないまま。

これでは、いつまでたってもプラスアルファでの勝負になってしまい、目先のアイデアを追うのが精一杯で、5年先や10年先を考えることができません。

日本のモノづくりが競争力を取り戻すためには、新しい原型をつくりだすという視点でのモノづくりへの取り組みが必要だと感じています。

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次回のCoderDojo奈良は、2月8日開催です!
関心のある方、ぜひご参加ください!


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編集後記(01/27)

●瀬戸内寂聴「奇縁まんだら続の二」「奇縁まんだら終り」を読む(日本経済新聞出版社、2010、2011)。たまたま図書館で見つけた。これで全4巻を読了したことになる。2009年に前の2巻を読んだときは大絶賛したシリーズだが、今回はすこし醒めている。ご本人は昔から「好色一代女」としてなまぐさかったが、90歳を越したこの頃は余命を脱原発に捧げるとか、変な方向になまぐさい。大僧正の出る幕ではない。それはともかく、人の噂話はやっぱりおもしろい。この企画は寂聴が84歳のときスタートし、日経新聞連載が5年も続いた。結局136人の有名人が登場している。すべて故人である。

本の体裁は一回分が4見開きで、まず右ページ白・左ページ登場人物の名前だけ。それから3見開きに本文と横尾忠則の描くポートレート、その人物の略歴と、なんと墓石の写真(そうでない人もいる)。多磨霊園にある岡本太郎の墓がユーモラスだ。岡本敏子の回では、彼女と岡本太郎との関係が明らかにされている。敏子は太郎の戸籍上の親子(養女)で、有能な秘書として知られていた。だが、実は相思相愛の芸術家夫婦だった。男女関係に敏感な寂聴はすぐに気が付く。「はじめて訪問した日、先生はすぐ私をものにしちゃたの」と打ちあける敏子。有名人の色がらみのエピソードをたくさん持っている寂聴である。

面白かったのは新潮社の齋藤十一、昭和の名編集者の回。新潮社同人雑誌賞を受賞した瀬戸内の受賞第一作「花芯」が不評で、匿名批評などでさんざん叩かれた。向こう見ずの瀬戸内は齋藤に直談判して、反駁文を「新潮」に書かせてくれと新潮社に頼みに行く。齋藤は社の玄関口で瀬戸内を見下し、言下にいった。「小説家というのはね、自分の恥を書き散らかして銭を取る商売なんだ。書いたものを読者がどう読もうが向こうの勝手だよ。悪口を言われたくらいで逆上するなどお嬢さんめいたことをいうあんたはまだまだ。小説家ののれんをかかげたんだろう。そんな根性ではのれんをはずしてしまえ。顔を洗って出直してくるんだな」

いい気味だと思う。それ以来、5年間は乾されていたが40歳の時ようやく「新潮」から受注して書いた「夏の終わり」が好評で、齋藤に呼び出されて褒められ、「週刊新潮」の連載を持ちかけられる。さ来週から掲載である。その後、五味康祐のピンチヒッターを来週から、という急な話も引き受けた。それぞれ好評だったそうで、瀬戸内の才能は認めなければならない。新聞連載の「奇縁まんだら」の好評は、横尾忠則のさまざまな手法を用いた絵があってこそだ。寂聴の文がいまいちでも絵の迫力で、トータルに素晴らしい作品に仕上がっている。すばらしい人との出逢いに恵まれた寂聴、これも才能だ。あ、永山則夫、永田洋子もいるぞ。すばらしい人ばかりではなかった。(柴田)

< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532169119/dgcrcom-22/
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「奇縁まんだら」4巻セット


●キャパオーバーは続く。(hammer.mule)