ネタを訪ねて三万歩[120]MS-Officeとインフルエンザと/海津ヨシノリ

投稿:  著者:  読了時間:10分(本文:約4,500文字)


もうすぐ3月なんですよね。なんだかとっても不思議な感じです。今年は年明けから色々とバタバタしていて、気が付けばという感じです。

もっとも1月末にインフルエンザにかかってしまい、2月上旬はほとんど自宅待機でした。それでも軽症だったようで、ほとんど苦痛は伴わず、部屋に籠もっていることの方が辛い拷問のような状態でした。

しかし、こんな時に選んだレンタルビデオが珍しく外れまくりだったのには笑ってしまいました。何処かのネジが緩んで判断が鈍っていたのでしょう。

そんな状態でも、今年はちょっと必要に迫られて、年明けからMS-Office三昧の状態になっていました。

私はMS-Office 2010と2011のユーザーでしたので、最新ではありませんが、取り立てて環境的には困らなかったのです。しかし、2013でなければならない状況が見えていたので、思い切ってアップデートするか考えあぐねていました。

正直に言うと最新情報はスルーしていたので、この時点では本当に悩んでいました。互換ソフトであれば一桁違う出費で済んだからです。




結局、最終的にはMS-Accessの使用も考慮しなくてはならない流れが見えてきたので、互換ソフトは選択肢から消えました。

あとは出来るだけ出費を抑えるためにはどうしたらいいのかと、片っ端からネット検索していて、初めてMS-Office365を知りました。そう言えば何か案内来ていたな〜という間抜けな話ですが、悩む問題ではありませんでした。

ところか、このMS-Office365には危険な誘惑が潜んでいたのです。正規中国語版MS-Office365は、日本語版の半額程度で5台までインストール可能。登録時に中国経由での処理が必要で、少し面倒であったので私は断念しましたが、日本語としてもインストール出来るのは魅力ですね。

あたり前ですが、要するに中身は変わらないのです。ただし、今後のアップデートに関してはどうなるのかが曖昧でした。ところが、2倍近い日本語版もAmazonのクーポンがタイミング的に色々ついて、何だかんだで中国語版と大差がなくなってしまったのには思わず苦笑い。

さて、MS-Office365の利点は何と言ってもMacintoshとWindowsのどちらにも2台まではインストール出来ること。今までは個別に購入していましたので、これは本当に助かります。

最終的にはMS-Accessの利用はペンディングになりましたが、私にとってはよい買い物でした。ちなみにインストールしたマシンを変更したい場合はAdobe CCと同様にアクティベートを外して新しいマシンで再インストールだけです。

実質月額1000円というのは、初めてMacintosh SE用にMS-ExcelとMS-Wordを買った時の価格から考えると、本当に驚喜ではなくて凶器としか言いようがありません。

さて、ここまで書くと恐らくMacintoshユーザーならiWorkのPagesとNumbers、Keynoteは使わないのですか? と突っ込みが入りそうですが、趣味の範囲なら問題ないですが、アップル製品は日本語組版を考慮していません。

具体的に説明すると、本来、句読点や引用符が持っている二分(半角)の幅を活用できないのです。というかベタのままなので、句読点の次に括弧が来ると全角1文字として処理されてしまうので、なんとも間の抜けた状態になってしまいます。

しかし、MS-Officeではそんなことはなく、しっかりと二分幅を活用してくれます。もうこれだけでも気分は全然違いますね。仮に細かい部分がクリアされたとしてもMS-OfficeからみたらiWorkは互換の範囲ですので、残念ながら候補からは外れてしまいます。

Apple製品はヒラギノフォントをデフォルトにしていることで見栄えがいいのですが、他のフォントに置き換えると粗が見えてしまいます。

まっ、それでもKeynoteは魅力的なので、Illustratorで組んだ文字データを配置したりして誤魔化していますが、出来ればこの点をAppleに期待したいのですね。無理かもしれませんが。

ちなみに、私は色々問題山積のOS X Mavericksは避けていますので、PagesとNumbers、Keynoteは最新ではありません。「最新環境ではガッツリ修正されているよ」という突っ込みを期待したいです。

とにかく、そんなの気にしないというプライベート的な用途であれば問題ないのでしょうが、怖いのはそういった流れが広まってしまうと、それが正しい流れになってしまうことですね。

組版ルールも時代とともに少しずつ変化していますので絶対と言うことはありませんが、それでも日本人として日本語は正しく使いこなしたいですからね。しかし、そんな私もネット上ではかなりアバウトな表現を多用していますので人のことは言えませんね。

余談ですがFBでは海外の友人向けに簡単な英文を併記しているのですが、その英文を考えるための日本語を考えるので、その後の日本語表記が妙なことになったりしています。

相手が日本語を翻訳機に掛けてもグチャグチャになるのは明白。なにせ正しい文語ではないですからね。翻訳ツールでの日本語は完全に異端です。

"May the force be with you" を色々な言語で訳してから英語に戻す実験で確信しました。翻訳ソフトは信用できないと……。ですから、頑張って辞書片手にタイピングします。

例えば、「街中で不思議なオブジェを発見しました。」という文章を書きたいのですが、直訳すると "I discovered a mysterious object in downtown." と、変な感じになってしまいます。

そこで、「私は不思議なアートオブジェを私の街でみつけました。」とぎこちない日本語を作ってから "I found a mysterious art object in my town." と訳します。頭の中は既にグチャグチャです。ちなみに私の英語はインチキですから突っ込みはなしです。

さて、そんな私が昔ネット上で注意された表現に「ありがとうございます!」があります。今の私は「ありがとうございます(^o^)」です。

何がいけないのかというと「!」が高圧的に感じるという意見を複数の方から頂きました。私としては「ものすごくありがとうございます」的な意味での「!」だったのですが、文字だけで表現することの難しさを痛感しました。

これが小説のような長文であれば、前後の文脈からニュアンスを読み取ることが出来ますが、紋切り型の文章がメインのネット上では注意が必要です。先の例で顔マークを使わないのであれば「ありがとうございます。とてもうれしいです。」でしょうね。

さて、具体的に今後はどんな用途にMS-Officeなのかは、まだオブラートに包ませておいてください。ところで、今までの私はMS-Officeの中では一番頻繁にMS-Excelを使っていました。学生の成績処理です。簡単な関数処理ですがとても重宝していました。

次がMS-Wordですね。これは色々な書類がほぼ100%、MS-Wordで支給されるからです。大学関係だけでなく仕事関係でもほぼ確実にMS-Wordです。これは無視できないですからね。頂いた資料にデータを入力し、体裁を整えて再送は今では必修ですからね。


■今月のお気に入りミュージックと映画

[Hooked on a Feeling] by Blue Swede in 1974(U.S.A)

邦題「ウガ・チャカ」。1969年にB.J.トーマスが放った曲のカバー。2014年の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で主人公のピーターが重要なシーンにSONYのウォークマンで聞く名曲。劇中のカセットテープがとても新鮮に感じました。

Guardians of the Galaxy: Awesome Mix Vol.1 - Soundtrack
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[Guardians of the Galaxy]by James Gunn in 2014(U.S.A)

邦題「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。マーベルコミック原作のSFアドベンチャー。主人公のピーターは人間(実は人間とエイリアンのハーフ)ですが、緑色の女性戦士ガモーラ、怪力戦士ドラックス・ザ・デストロイヤー、木のヒューマノイドであるグルート、そしてアライグマに遺伝子改造されたロケットというユニークなキャラクターたち。

もう会話のシーンだけでも楽しめます。CGシーンも大満足。ところで、エンドクレジット後の場面で登場するハワード・ザ・ダックは、次回作のキー・キャラクターでしょうか? 期待が膨らみます。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」MovieNEX予告編
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【海津ヨシノリ】グラフィックデザイナー/イラストレーター/写真家/
怪しいお菓子研究家

1月の終わり頃に風邪をひいてしまい風邪薬で誤魔化そうとしたのですが、取り敢えず医者に行くことにしました。しかし、熱は38度5分ありましたが実感もなく、食欲は平常通り、喉が少し痛いだけで咳もなく、全身に痛みもないので風邪ですよ、風邪。馬鹿は風邪ひかないということでもう何年も風邪を本格的にひいていなかったので、ちょっと嬉しかったりしました。

ちなみに、インフルエンザの症状は、高熱、全身倦怠感、食欲不振、関節痛、筋肉痛、頭痛。対して風邪の症状は発熱も軽度であり、くしゃみやのどの痛み、鼻水・鼻づまりということでしたので、どう考えても風邪。

ところが主治医からの第一声は「インフルエンザA」でした。とりあえず薬と解熱剤、そして咳止め(?)を頂いて一週間安静にしていたのですが、何が改善されたのか分らないほど普通の状態なのに、外出も出来ずにストレスは溜まってしまいました。

まっ、重症ではなかったのは運が強い証拠かも知れませんね。もっと別の部分で強運に成りたいのです……。しかし、こんな時に借りたDVDが外ればかりでウンザリしてしまいました。そのうち大ハズレ映画特集でもしてみることにします。

で、取り敢えず本を読んでも頭に入らないほど落ち着かないのでfacebookで騒いでいたら、関西の友人から「関西にきてください〜」とラブコールが入ったので「スポンサー捜します」とレスポンスしたら13分後に、大阪DTPの勉強部屋から「スポンサー」宣言が入り、一気に大阪行きが確定してしまいました。

昨年は正直10年ぶりぐらいに仕事関係が外れの年でしたので、今年はこれを引き金に巻き返したいですね。実は大阪に私が出かけた年って、今までとても縁起がいいんですよ。

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