[3877] エンジニアと英語

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《その都度「調べる」》

■アナログステージ[132]
 美味い蒟蒻は最高にラブリー
 べちおサマンサ

■Take IT Easy![47]
 エンジニアと英語
 若林健一 / kwaka1208




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■アナログステージ[132]
美味い蒟蒻は最高にラブリー

べちおサマンサ
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20150324140200.html >
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コンニチハ。蒟蒻にゾッコンLOVE中のべちおです。本当に美味しい蒟蒻の味というか歯ごたえを知ってしまうと、スーパーで陳列されている蒟蒻が食べれなくなります。まぁ、蒟蒻だけに限らず、本物と同等品を比べるのもおかしな話なんですけどね。

で、「オマエ、今回と次回は休載じゃないの?」と心のツッコミをくれた読者の皆さん、いつも読んでくれてありがとうございます。じつはピンチヒッターが見つからず、編集部も代わりを準備していなかったようで(それも昨日の話)せかせかと朝6時から書いております。

当然、仕事に集中していて、なーんにもネタを用意していないし、まーったく書いていなかったので、今回は蒟蒻の話。デジタルクリエイティブなメルマガで、蒟蒻の話(笑)

「おっさん、そんなことを言ったら、デジクリで霊場巡礼の話もおかしいだろwww」となるが、デジタルと巡礼は深い結びつきがあるのです(ありませんけど)。

ほかのライターさんたちがデジタルなことをたくさん書いてくれるので、オイラは無意味なネタを書くのが、ここでの使命になったのです(なってないけど)。そんな話はどうでもいいとして、蒟蒻のお話。

●瓜割の水で炊いたご飯の美味さったら、もう

蒟蒻に目覚めさせてくれたのが、福井県三方にある『瓜割の滝』の売店で販売されていた蒟蒻。そのものをWEBで検索したのだけど、見つからないので、リンクは省略。

瓜割の滝の周囲には若狭熊川宿もあり、美味しい蒟蒻が溢れている。煮物との相性が抜群で、鶏モモ肉に蓮根と牛蒡と蒟蒻の、いたってシンプルな煮物だけど、箸がとまらない。白いゴハンにも、酒の肴にも、どんぴしゃ。

・若狭瓜割名水公園 瓜割の滝 |福井県観光情報ホームページ
< http://www.fuku-e.com/010_spot/index.php?id=511 >

ここ瓜割の滝は、天徳寺というお寺さんの敷地内にある滝で、滝の横には、不動明王さまが祀ってあり、滝修行を行うところでもある。広い敷地を散策してみると、山の斜面に馬頭観音さまを祀っている本堂がある。一目で歴史を感じることができるお堂だ。

本堂は、不幸にも明治時代に火災にあってしまったようで、そのすぐ後に建てられたのが、現在の本堂。なかに入ることはできないのですが、隙間から覗いてみても、暗くてなにも見えないです。

本堂横にある、苔がびっしりの石段を上がっていくと大師堂があり、その周りを、四国八十八ヵ所の石仏が囲んでいる。幽霊とか怖いヒトには、昼間でもかなり怖く感じる場所かもしれない。ひと休みでオニギリを食べる場所ではないことは確かだ。

オニギリで思い出した。駐車場の横(水汲み場がある)で、瓜割の滝のお水を汲むことができるのですが、このお水で炊いたご飯が、ものすごく美味しいのだ。やっぱり「米は水が命!」と実証できるくらい美味しい。釜や土鍋で焚いたら、ほっぺたが地面まで落ちること間違いなしだ。

ご飯の炊きかたを書き始めると、北大路魯山人が綴っていた『米の焚きかた』をついつい書きたくなるが、北大路魯山人の話を始めると、今年のデジクリは、次回より北大路魯山人の話ばかりになるのでやめておく。

本坊は、手入れの行き届いた庭園を愉しむことができる。庭園の横から本坊へズカズカとお邪魔(本坊の窓を勝手に開けてお邪魔)してみると、立派な不動明王さまを拝見することができます。

天気の良い日に、一冊の本を持って庭園の中で読書するのもステキな時間かもしれませんね。ご朱印は、本坊の玄関横でいただくことができます。

●近場で手軽に買える幸せの食感

横浜にいると、瓜割の滝(熊川宿)の蒟蒻を常時食べることはできない。ならば、贔屓にしているスーパーで一番高い蒟蒻を食べてみようと、あれこれと購入してヒットしたのが、秩父の蒟蒻。

高いといっても、150円くらいなので、たいした値段ではない。近場で手軽に購入できるのは大変ありがたい。食べるまで忘れていたのですが、以前、西武秩父駅に隣接している、仲見世通りに寄り道したとき、梨と一緒に購入した蒟蒻も美味しかったことを思い出しだ。

・秩父地場産センター/秩父ふる里便/こんにゃく:
< http://www.jiba.or.jp/05.htm >

先日、ららぽーと(イトーヨーカドー)で購入した蒟蒻(280円)は、高いだけでまったく美味しくなかった。ひと口食べて、ふた口目は箸がのびず、そのまま家の前を飛んでいる鳩やスズメの餌にしようと思ったが、蒟蒻を食べる鳩なんて聞いたことがないので、やめておいた。

秩父の蒟蒻も、やはり煮物にするのが美味しい。ムスメは田楽で食べても美味しかったと言っていたが、オイラは田楽味噌が苦手なので、刺身で食べるか、煮物で食べるかの二択しかない。冷凍して水分を抜いた、蒟蒻ステーキという手もあるが、わざわざ冷凍しないので、食べることは殆どない。

蒟蒻といえば、群馬県。群馬県といえば蒟蒻と成人式くらい、蒟蒻の名産地。そのうち、蒟蒻食べ歩きツアーで群馬のほうへ足を運んでみようと、ムスメと密かに計画しているオイラは、今日も一日頑張ります。

【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp

NDA拘束員であり、本当の横浜を探しているヒト。ぶら撮り散歩師。愛機はD90とGRD4。全国寺社巡りで、過去の懺悔道中をしております。
※江戸三十三観音霊場を巡礼中です(2015年3月現在)
※Twitterはボチボチ出没(2015年3月現在)

・インスタはこちら→< http://instagram.com/bachio >
・Twitterはコチラ→< http://twitter.com/bachiosamansa >

○スマホゲームの「ねこあつめ」でネコ集めて遊んでます。まったりで、こういったゲームもまたオツですね。先週のケバヤシさん(GrowHairさん)の後記を読んで、消えていた記憶が甦った。あんなことわざわざデジクリに書かなくていいのに、もう、面白いんだからwww

○ケバヤシさんといえば、先日、とある新年会で久しぶりに一緒に飲んで、カラオケいって遊んできました。相変わらず、人気っぷりが凄い。


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■Take IT Easy![47]
エンジニアと英語

若林健一 / kwaka1208
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20150324140100.html >
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こんにちは、若林です。今回は、エンジニアが取り組むべき英語についてのお話です。

「英語」に関して、誰もが「ある程度できた方が良い」と考えていると思うのですが、ではどの程度できたらいいのでしょうか?

もちろん、ネイティブなみにバリバリできればそれに越したことはありませんが、全員がネイティブレベルになるというのは無理な話。

しかし、少なくともその都度「調べる」ことで最低限必要なレベルはクリアできると考えています。

●言葉の意味や語源を調べる

プログラミング言語や、HTMLタグで用いられる用語の多くは英語が元になっています。

例えば、HTMLの "title" タグやプログラミング言語の "print" のように日常的に見慣れた言葉であれば、わざわざ辞書を引かなくても理解できるでしょう。

そこで問題です。来月発売される Apple Watch で、新しく採用されるユーザーインターフェースのモードに「グランス」と呼ばれるものがあります。これはどのような機能を持ったユーザーインターフェースだと思いますか?

「グランス」という言葉は、先の「タイトル」や「プリント」に比べて聞きなれない言葉ですし、その名前だけでどんな機能を持ったものかイメージするのは難しいかもしれません。

「グランス」というのは、英語の "glance" という単語で「ひとめ」「一瞥(いちべつ)」「ちらりと見る」という意味があり、"at a glance" で「一瞥(いちべつ)をくれる」という使い方をします。

Apple Watchの「グランス」が「ひとめで見る」ためのユーザーインターフェースであることと、"glance" の意味を理解していればその名前と機能性を関連付けて覚えることができますが、言葉の意味を知らずに「グランス」という言葉を丸覚えしようとすると、なかなか身につかなかったり、間違った対応付けで覚えてしまいます。

このように、IT業界の多くの言葉はその元となった英単語の意味とリンクしていますので、知らない言葉に出会ったらまずは辞書を引いてその意味を調べたり、場合によっては語源を調べることが必要なのです。

●単語の綴りを調べる

コーディング(実際にプログラムやWebサイトを作る)場面においては、単語の綴りを調べることも必要です。

特にプログラミングにおいては、関数、変数など自分で作ったものに対して名前をつけることがありますが、この時に誤った綴りを使わないように細心の注意を払うべきです。

例えば、"color" と書くべきところを "calar" と書いてしまうとどうなるでしょう? これが、エラーになってくれればまだいいのですが、自作の関数や変数の場合はエラーになりませんので、プログラムコード上は "calar" で残ってしまいます。

間違った本人にとってはそれが正解なのでいいかもしれませんが、本来の "color" を知っている他の開発メンバーにとっては、見慣れない "calar" という単語を "color" の意味だと理解する必要があり、キー入力の上でも使い慣れない綴りを入力させられることになりますので、開発効率が低下するという大変迷惑な話です。

会話の中ででてくる「カラー」という言葉を聞いて、ソースコードの中を検索してみたけれど、一向に "color" が見つからない。よくよく聞いてみると、自分がまったく知らない "calar" という綴りだったので、見つけられるわけがなかった。

これは実際にあった話で、このようなやり取りで時間を無駄にさせられた方にとってはたまったものではありません。

自分のためであることはもちろん、一緒に開発するメンバーのためにも正しい綴りでのコーディングをしましょう。ちゃんと覚えてないなら辞書を引くべし、わからなくてもローマ字はダメ。

レアケースではありますが、アメリカ英語とイギリス英語で綴りの異なるものがあります、先ほどの "color" もイギリス英語だと "colour" となります。日本ではアメリカ英語の方が一般的ですので、綴りが異なる場合はアメリカ英語を使う方が無難といえます。

●品詞を使い分ける

これは、都度調べるというわけにはいかず、多少センスが必要かもしれません。関数や変数の名前を決める際、適切な品詞を使うことはそれぞれの意味を理解を容易にするという意味で大変重要です。

これによって、他の開発メンバーが自分の書いたコードを、どの程度正しく読み取ってくれるかに影響するものです。

多くの場合、変数は名詞、もしくは動名詞(動詞+ing)でつけることが多く、関数は動詞もしくは名詞+動詞でつけます。

これは、変数が対象のオブジェクトや状態を表すもので、関数が動作を実装するものだからなのですが、これらの対応付けが正しく行われていると名前をみただけで、それが関数なのか変数なのか、どういった機能を実現するものなのか? を理解できます。

つまり、資料を読んだりソースコード内を検索して使われ方を調べる作業を減らすことができ、可読性も向上します。

・モデルやメソッドに名前を付けるときは英語の品詞に気をつけよう[Qiita]
< http://qiita.com/jnchito/items/459d58ba652bf4763820 >

言葉の意味、綴り、品詞による違いをその都度調べるのは面倒だと思いますが、慣れるまでは仕方がありません。

ソフトウェアやWebサイトをコーディングする人は、ネイティブレベルとは言わないまでも、品詞の使い方や綴り間違いを「気持ち悪い」と感じるぐらいのセンスは持ち合わせていたいものです。

【若林健一 / kwaka1208】 kwaka1208@pote2.net
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編集後記(03/24)

●大相撲春場所が終わった。いろいろと残念な場所であった。はっきりさせたい。相撲はスポーツではない。神事である。「太古より五穀豊穣を祈り執り行われた神事を起源とし、我が国固有の国技である相撲道の伝統を維持し、継承発展させるために」と日本相撲協会の定款にもある。神事ということは、勝ち負けより大事なことがある。心技体といわれるように、まず心が大事だ。相撲道は礼に始まり礼に終わる。いくら桁外れに強くても、最高位である横綱が相撲道を分かっていないのでは、神事である相撲の未来は危うい。いや既に崩れかかっている。品格に欠ける横綱白鵬の専横は、一体いつまで続くのか。

いま幕内の外国人力士の分布は、モンゴル10、グルジア2、エジプト、ロシア、ブルガリア、ブラジル、中国が各1、計17人である。日本が25人。計42人の幕内力士の4割が外国人だ。十両28人中モンゴルが5人。幕下50人中モンゴル5人、ハンガリー1人。三段目以下は外国人はいない。幕内と十両の2割がモンゴル人である。外国人力士が多くなって、しかも横綱3人がモンゴル人というのは「我が国固有の国技」としていかがなものか。強いから横綱、大関、三役になったというのは間違いないが......。あるときから、つまり高見山の「黒船来航」から相撲道が間違った方向に曲がってしまったのだと思う。

強い外国人をスカウトして出世させれば親方に入る金が増える。みんなそれに倣えがいまの相撲「業界」だ。いま相撲の人気は高い。皮肉なことに外国人力士の活躍が一要因である。しかしこれ以上外国人力士が増えては、日本の相撲道は危機に陥る。パワフルな外国人力士が上位を占めるようになったら(既になっている)「我が国固有の国技」ではなくなる。外国人力士の数は各部屋一人という制限があるから、44人か。今後は制限をさらに下方に置くべきだと思う。日本相撲協会はやせ我慢をしてでも、本来の大相撲の姿に戻すべきだ。日本の伝統や文化を守るためには、そういう舵取りが必要だ。

相撲はスポーツではない。日本の神事である。それが分からない人は、閉鎖的で国際化の流れにそぐわないとか、人種差別であるとのトンデモ批判をするが、相撲を国際化する意味はまったくない。外国人力士だけではなく、日本人力士でも相撲の伝統文化を理解しない礼儀知らずがいれば、厳しく指導しなければならない。伝統を大切に守ることは健全このうえない。外国人力士なしには大相撲が成り立たないような事態になったら(なりつつある)、もはや大相撲ではない。現在の大相撲はかなり面白い。だがこれが限度、これ以上外国人力士が増えたら絶対に面白くなくなる。スージョよ、意味分かるか?  (柴田)


●hammer.mule の編集後記はしばらくお休みします