おかだの光画部トーク[133]盛況でした「第一回AUGM神戸」
── 岡田陽一 ──

投稿:  著者:



2015年3月29日(日)第一回AUGM(アップル・ユーザーグループ・ミーティング)神戸を開催しました。関係者含め約150名が参加し、盛況の中、無事終了しました。

昨年11月に行われた「神戸ITフェスティバル」内の企画「Macintosh 30 Years Meeting KOBE」を進めるにあたって
< https://www.facebook.com/events/336807573156747/
>

神戸大学医師の杉本真樹さんと意気投合し、神戸のアップルユーザーグループを立ち上げてAUGMをやろうということになり、事務局として裏方でいろいろと関わることになりました。

会場となった神戸情報大学院大学、神戸電子専門学校の先生、音響を担当してくださったサウンドクリエイトチームの学生のみなさん、出展いただいた企業のみなさん、出演いただいたスピーカーのみなさん、スタッフのみなさん、そしてご参加いただいたみなさん、おかげさまでとても素晴らしい内容のAUGMとなりました。

運営上の細々した部分で、反省点もいろいろとありますが、今後のイベントに活かしていきたいと思います。

当日のTwitterのまとめ
< http://togetter.com/li/801799
>

ということで、裏方として関わっていたのでセッションの内容をすべては追えませんでしたが、気になった内容をいくつかピックアップ。




まずはITジャーナリスト、nobiさんこと林信行さんのキーノートから、発売目前のApple Watchに関して興味深い話しがあった。

「目の前にいる人とのコミュニケーションをもっと大切にするために、iPhoneを鞄の中にしまって、情報は腕時計に表示される最小限の通知をちらっと見るだけにしましょう」というコンセプトの提案だそうだ。

Glanceという通知機能で、必要な情報をチラッと一瞬見るだけで内容を把握すればOK。

実際に現在の普段の生活を考えてみると、あまりにもスマホ中心になりすぎていて、誰かと一緒に食事していても、メールやSNSでiPhoneの画面ばかり見てしまって、会話がおろそかになったりしがちだ。

LINEなどでのいじめやトラブルも、そういう習慣が少なからず原因になっているのかもしれない。

Apple Watchのような小さな画面では、できることや得られる情報は限られているので、チラッと見てさほど緊急ではない通知であれば、わざわざiPhoneを出して返事しなくても、後でゆっくり時間がある時にすればよい。

目の前にいる人とのコミュニケーションをもっと大切にしましょうというのは、当たり前のことだが、現代の社会にとても重要なことだと思う。

そういう意味では、実験的にApple Watchを身につける生活も試してみたくなってきた。

そんな話の最後に、nobiさんからの「One more thing...」。書籍『ジョナサン・アイブ』< http://amzn.to/1BEPVYO
> の装丁デザインに関してパロディ動画を作ったそうだ。かなり本気で作られているこの動画は、4月1日に公開されるそうなので、お楽しみに。会場は大爆笑でした。


【岡田陽一/株式会社ふわっと 代表取締役 ディレクター+フォトグラファー】
< mailto:okada@fuwhat.com > <Twitter:http://twitter.com/okada41
>

2015年、マンスリーで開催中の「CSS Nite in KOBE。Vol.8」は4月24日(金)に開催。こもりまさあきさんに、Web制作効率化のための制作環境構築に関して「デバイス多様時代 2015年のWeb制作(仮)」を3時間。こちらも申込み受付がはじまっています。
< http://cssnite-kobe.jp/vol8/
>

効率よくWebサイトを制作するための、さまざまなノウハウを紹介するのですが、なにも怠けるために効率化するわけではありません。今まで、制作に多くの時間を割いていた部分を効率化し、時間を圧縮することで、制作に取りかかる全段階の、理解し情報整理する時間と、公開後に、しっかりとチェックし改善する時間を多く割り振ることができるのです。

限られた予算と時間の中で、制作の効率化はますます重要になっています。デザイナーやコーディングを担当しているWeb制作者のみなさんは、是非参加ご検討ください。

Vol.9は5月24日(日)『Webデザインの現場ですぐに役立つ Photoshop仕事術』も、申込み受付始まっています。こちらもチェックしてみてください。
< http://cssnite-kobe.jp/vol9/vol9list/vol9outline.html
>