Take IT Easy![55]新しい社会人のみなさんへ/若林健一 / kwaka1208

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こんにちは、若林です。今回は、4月になって昇格した若いリーダーや、新しく社会人になった人に向けて、自分の考えるチームの中での行動の仕方についてまとめてみました。

●安易に自分の責任にしない

何か問題があった時、うまくいかなかった時、「自分の責任である」と認める人は、一見ストイックで自分に厳しい人というように見られることがありますが、必ずしもそうではありません。

「私の責任です」というだけで具体的なアクションを取らない人は、単に関係する人たちとのコミュニケーションを避けているだけでしかないのです。

もちろん、きちんと目に見える形で「責任」を取る方もいて、そういう人は本当に「自分に厳しい」と言えます。しかし、「誰かひとりの責任」であることは稀です。

何か問題があった時、関連するメンバーとコミュニケーションを取ることは、「自分ひとりの責任」と結論づけるよりも勇気の必要なことなのです。

他人に対しても、自分に対しても、言うべきことはしっかり言う。それが「責任をとる」「逃げない」ということなんだと思います。




●責任って何?

そもそも「責任」って何なんでしょうか?

辞書で調べると「立場上当然負わなければならない任務や義務」や「自分のした事の結果について責めを負うこと。特に、失敗や損失による責めを負うこと」とあります。

私の中での「責任」とは、「一定の結果に対して合意した上で、それを達成できなかった場合にとるべき行動」と考えています。つまり、「責任」は後から負うものではなく、事前に目標を明らかにし、それが達成できなかった場合にとるべき行動であると思います。

事前に何の合意もなく、後づけで「責任」を問うなら、誰もそのリスクを負うことはしないでしょう。組織の中では、達成すべき目標と各人の役割を明確にしておけば、自ずと「責任」は明確になってくるものです。

●ひとつひとつの人間関係を大切に

人生において、尊敬できる信頼できる人がいるということが、その人の人生を豊かにすると感じています。

「人生の師」とでもいうべき存在。私は、18歳で会社に入ってすぐにそういう方に巡り会えていました。もちろん、その時にはその人がそういう存在になるとはわかりません。

「この人が人生の師だったな」と心の底から思えたのは、40歳になる前後だったと思います。

残念ながら、私にとっての「人生の師」は昨年亡くなってしまいましたが、僕の中に残ったものはたくさんあって、それらは僕にとっての宝物です。

出会った時に将来のことなんてわからない、だからこそ一期一会という言葉があるように、ひとつひとつの出会いを大切にしてきちんと向き合って生きて行くことが大切なのです。

●リーダーはチーム全体のことを常に考える

人間、どんなことにもこだわりを持たないといけないと思いますが、リーダーを務める人は個人的なこだわりを捨てて、チームとしてこだわるべき部分を常に考えなければなりません。

それが個人的なこだわりと違っていたとしても、時にはメンバーに任せること、メンバーの考えに沿うことも必要。とても難しく、苦しいことですが、それらがチーム全体の目標にそっているかを考えるのがリーダーの役割なのです。

●議論は客観的に、決定は主観的に

議論の段階では、広い視野で客観的に考えることが大切ですが、いつまでも客観的では何も決まらない。いつまでも議論を続けているわけにはいかないので、いつかは「決め」が必要。その時には主観的に、わがままでいいんですよ。

毎年この時期になると、組織論、リーダー論、フォロワー論が頭をよぎります。自分の中でも完成されたものではないのですが、特に若い方の参考になれば幸いです。

【若林健一 / kwaka1208】 kwaka1208@pote2.net
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